[日本映画]クロエ


Chloe
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日本映画総合点=平均点x評価数1,038位3,047作品中総合点2 / 偏差値50.16
2002年日本映画総合点22位60作品中
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作品紹介(あらすじ)

俳優としても活躍する利重剛監督が「BeRLiN」以来6年ぶりに撮り上げた切ないラブ・ストーリー。ボリス・ヴィアンの恋愛小説『日々の泡』(または『うたかたの日々』)を基に、肺にできた睡蓮の蕾によって命を奪われようとしている美少女とそれを懸命にくい止めようとする青年の姿をファンタジックに描く。
プラネタリウムに勤める高太郎はある日、はかなげな美少女クロエと出会い、恋に落ちる。やがて二人は結婚し、幸せな日々を過ごす。そんなある日、クロエが突然意識を失い病院に運ばれる。検査の結果、肺に蕾のような影ができていることが判る。手術で摘出してみると、それは本当に睡蓮の蕾だった。順調に回復するクロエだったが、その矢先、今度はもう一方の肺にも蕾が出現していた。片肺の衰弱しているクロエはもう手術ができない。自宅で療養するクロエを懸命に看病する高太郎は、ほかの花が肺の蕾の成長を止めることに気づき、部屋全体を花で埋め尽くすことを思いつくのだが……。
(allcinemaより引用)
監督:利重剛 製作:長瀬文男 仙頭武則 松下晴彦 プロデューサー:仙頭武則 協力プロデューサー:八木廣 高野力 有吉司
原作:ボリス・ヴィアン (『日々の泡』新潮文庫) 脚本:利重剛 萩生田宏治 撮影:篠田昇 美術:花谷秀之
音楽:今野登茂子 照明:中村裕樹 制作担当:氏家英樹 助監督:山本透

日本 公開開始日:2002/06/15(土)
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最終変更日:2007/12/10 / 最終変更者:どうか Kappa と発音してください。 / 提案者:どうか Kappa と発音してください。 (更新履歴)
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2011/10/02 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3326(33%) 普通:3512(35%) 悪い:3273(32%)] / プロバイダ: 24462 ホスト:24452 ブラウザ: 11755
これも確かギャオでオンエアされていたが・・・・・・・・

主人公夫婦の姿には伝わってくるものはありました。
高太郎は奥さん思いの良い人だったし、その奥さん・クロエも、
どこかつかみ所が無いと思いきや、終盤には死への恐怖等を
訴えていたけど、ともさかりえ氏も良い意味で「大人」に
なられた。難しい役柄ながらも感情表現等高いレベルでこなされていて、
その演技力を再認識しました。

しかし、彼らを取り巻く周辺人物達、ミョーにうっとおしい面々が
多かったのが難点でしたな。主人公の友人だった英助は金まで工面
してもらったのに相変わらず自堕落な生活を過ごしていた。知り合いの
店で女達と酒飲んでいて、クロエの話した時、女達が「誰それーー」と
チャラチャラした言い方していたのに激怒して、「クロエはお前らみたいな
バカ女共とは違うんだよ!!」と言った後に色々へ理屈こねていたけど、
じゃあ、奥さんもいるのにそのバカ女達と酒飲んでいたアンタは何なの?
だったのだけど。(苦笑)

こいつはあっけなく終盤殺されてしまったと思えば、
その奥さんは逆に主人公に「バカな事はしない。」と言った側から彼がゾッコン
だったキタノを殺してしまったけど、このキタノも典型的な「勘違い
唯我独尊系」で全然魅力無かった。主人公の解雇の原因を作った
教師も卑しい根性の持ち主だったし、解雇されて困っていた主人公を
小バカにしていた親戚と思われた男も・・・・・・・・・・
クロエの病気を何か感染症とでも勘違いしていた隣人の住人も、
無理に彼女を理解しろとまでは言わないが・・・・・・・・

良く言えば、真面目に働いているのにうまくいかない主人公夫婦の
姿はリアリティあると言え、駄作と切り捨てるには惜しい点もあるけど、
変にうっとおしいキャラが目立つ作品には「普通」以上の評価は無理です。
まあ「とても悪い」寄りの「悪い」が妥当でしょう。

2007/09/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:326(30%) 普通:448(42%) 悪い:303(28%)] / プロバイダ: 4926 ホスト:4780 ブラウザ: 4184
花は散るらむ。
アヴァンギャルドなボリス・ヴィアンの『日々の泡』を粉々に破壊し、日本製の違う作品として再構築できているところがすばらしい。そして原作のもつ絶望感とその美しさはしっかりと息づいている。
完全なラブストーリーとしての再構築。これは『日々の泡』(個人的に『うたかたの日々』よりもこちらの邦題が好きだ)ではない。そこに原作のもつポップな香りや破天荒な展開は存在しない。高太郎(永瀬正敏)とクロエ(ともさかりえ)、そしてそこに絡む英助(塚本晋也)と日出美(松田美由紀)の愛を映像いっぱいに描き出している。

クロエが肺に睡蓮を根付く中盤までは幸せいっぱいなのだが、そこから彼ら四人の悲しい物語が始まっていく。
アーティストのキタノ(青山真治)に耽溺する英助は金をとにかくキタノ作品を集めることだけに使ってしまうのだが、そのダメ男っぷりを相変わらずの上手さで塚本晋也は演じている。そして日出美はキタノを殺害し、その同時刻に借金をしていた男に殺されている。日出美の愛ゆえの過ちが報われない一瞬だ。その一瞬には人生を表現しうる、すべての言葉が詰め込まれているようだ。
この作品では主要4人の演技がとてもすばらしい。ともさかりえが映画作品で表情で、ここまではかない演技ができることに正直驚いた。

クロエは一日一日と死に向かっている。だが、肺の中の睡蓮は他の花でその成長を抑えることができることを知った高太郎はとにかく花を買って、部屋を花だらけにしていく。そして花を買い続けるために、クロエに生きていて欲しいがために一日中休みなく働き続ける高太郎。そして一瞬でも一緒に居ることを願うクロエ。このお互いの愛ゆえのすれ違いがとても切ない。愛ゆえにクロエの願いを叶えてあげられない哀しみのように、二人の部屋に差し込む光がとても寂しい。
「睡蓮って咲く時に音がするのよ」というクロエの台詞。その美しくも切ない台詞。一部屋に差し込む光と埋め尽くされた花の美しさと寂しさ。そして二人の想いがシンクロしたような表情。思い出すだけで涙が流れそうになる。

高太郎は喪の仕事を繰り返す。そして、強く絡み合った愛と絶望が星へと昇華した後に一人残された高太郎が見上げる星はとてもやさしく瞬いているのだ。

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