[日本映画]39 刑法第三十九条


さんじゅうきゅう けいほうだいさんじゅうきゅうじょう / Thirty-nine
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日本映画総合点=平均点x評価数331位2,892作品中総合点7 / 偏差値55.03
1999年日本映画総合点6位38作品中
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監督:森田芳光 製作:鈴木光 幸甫 大森寿美男 三沢和子 製作総指揮:鈴木光 幸甫
原作:永井泰宇 脚本:大森寿美男 撮影:高瀬比呂志 美術:小澤秀高

出演
日本 公開開始日:1999/05/01(土)
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最終変更日:2009/01/01 / 最終変更者:どうか kappa と発音してください。 / 提案者:どうか Kappa と発音してください。 (更新履歴)
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2019/03/16 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3689(33%) 普通:3928(35%) 悪い:3564(32%)] / プロバイダ: 6908 ホスト:6505 ブラウザ: 8319
ギャオでも先日まで配信されていましたが、ニュースで報道される殺人事件でも度々争点となっている刑法第39条を題材とした社会派サスペンスものだった様ですね。

被告人は柴田真樹で、一時解離性同一性障害と思われたけど、堤真一氏の演技は迫真的でした。平穏モードと狂気モードのギャップが半端なくて、良い意味で何者だったのか分からない不気味さとかが感じられましたね。柴田が何故その様な猟奇的な殺人を犯していったかについても、確かに奥さんの方は妊娠していた子供共々罪は無かったながらも情状酌量の余地も感じましたが、一度ではなく、少しずつ描いていった過去の明かし方も上手かったですね。一層引き込ませるものはありました。

役者陣は何も堤氏に限らず、刑事役の岸部一徳氏のどこか相手を食った様なねっちりとした演技も独特だったし、笹野高史氏や國村隼氏とかその他脇役もそれぞれの持ち味を良く発揮されていたと思いますが、終盤の裁判シーンも一歩間違えればもっと修羅場になりかねなかったかもですが、スリル感じられるカメラワークの創意工夫も光りましたね。

故・森田芳光氏も作品の出来不出来の差はありましたが、本作は最後までダレる事なく、問題提起にもしっかりなっていた良作だと思います。評価は「とても良い」寄りの「良い」で。

2015/07/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2359(50%) 普通:1180(25%) 悪い:1184(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 5173
【良い点】
作品を牽引する堤真一の好演。
「役者が精神異常者を演じているのか」「精神異常者の役者なのか」この微妙なラインの演じ分けは見事だと思う。
別人格が発動する直前に痙攣が生じる予備動作は(自分のような)斜に構えた視聴者には少しわざとらしく感じ、それが当たり。
前半の「多重人格者・柴田真樹」より後半の「復讐者・工藤啓輔」の方が迫力を感じました。

【悪い点】
作品に暗い雰囲気を出すための演出なのか小声で喋っている場面が多くて聞き取り辛い。(2回観直しました)

【総合評価】
「怪奇大作戦」の欠番でも有名な刑法39条に挑む作品。同作品でも家族を奪われた者による、
奪った者の罪が問われない法律や社会そのものへの復讐が扱われていましたが
本作で重要なのは鈴木京香が演じた小川香深の存在。心理学者の彼女が「犯人は精神異常者を演じているだけ」
という事を序盤で見抜くので大筋の展開は読めるものの、それに留まらない結末が用意されています。
「精神異常を理由に罪を償う機会を与えないのは、むしろ加害者の人格を貶める」という工藤と異なるスタンスの彼女が
復讐者にとって呉越同舟的な共犯者となる形で想像以上の効果を上げる様、
テーマ性だけでなくサスペンス作品としても見応えのある内容でした。「良い」よりの「とても良い」で。

2008/12/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:363(80%) 普通:53(12%) 悪い:35(8%)] / プロバイダ: 3199 ホスト:3192 ブラウザ: 6342
非常にテーマ性のある作品でした。雰囲気がとてもリアルでストーリーが上手くマッチしていました。39条の事はこの作品を観て初めて知ったのでとても勉強になりました。
鈴木京香と堤真一のやりとりが非常に良く、それを取り巻く人々のリアルな演技も素晴らしかったです。裁判の時の文面の読み方とかかなりリアルで良かったです。特に堤真一が良かったです。
雰囲気が重過ぎて心が痛く感じたりもしましたが、かなり考えさせられる作品でした。

2007/10/07 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:25(81%) 普通:4(13%) 悪い:2(6%)] / プロバイダ: 1455 ホスト:1497 ブラウザ: 5234
この作品は内容がしっかりしていて面白いものだったと思います。
この時期の映画で面白いと感じるものが無かったので
たいして期待していなかったわりに最後まで飽きずに見られました。
堤真一も鈴木京香も演技が素晴らしかった。

心神喪失者だから罪に問われないというのは考えさせられる問題だと感じます。

2007/10/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:326(30%) 普通:448(42%) 悪い:303(28%)] / プロバイダ: 7683 ホスト:7691 ブラウザ: 5979
刑法第三十九条には「犯罪の不成立及び刑の減免」に関わる条項があり、「心神喪失者の行為は、罰しない」、「心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する」というものを取り上げた作品だ。ある程度展開は読めてしまうところがあるものの、そこに用意された物語のパーツの一つ一つは重厚で観る者をひきつけていく。また演じる役者たちの凄みがこちらがゆとりを持つことを許さないほどの勢いがある。

特に、小川香深(鈴木京香)と柴田真樹(堤真一)のやり取りは、ひとつひとつがスリリングで魅力的だ。お互いに暗い過去を持つ同士、それぞれの傷が見えてくる中で、その凄惨さが際立っていく。そして柴田がこの刑法第三十九条に闘いを挑むということ。それはこの作品そのものがこの法律に闘いを挑むことに近い意味を持つ。それは大胆かつ慎重な企みになるが、結果としてすっきりとするものを得ることはできないのだ。作品もしかり、その救いようのない事実と結末が言いようのないやるせなさをもたらしてくれる。特に現実に起こっている常軌を逸した殺人事件に対し、この法律が適応されることで刑を減刑されている事実に当てはめるとさらにその陰鬱な影がその濃さを増すようである。

森田監督は作品のあたりはずれが激しい監督なのですが、この作品はなかなかのアタリです。

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2019/03/16 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 6908 ホスト:6505 ブラウザ: 8319 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事びっくり/考えさせられた/道徳心&モラル 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽普通(+0 pnt)


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