[日本映画]配達されない三通の手紙


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はいたつされないさんつうのてがみ / The Three Undelivered Letters
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日本映画総合点=平均点x評価数2,082位2,793作品中総合点-1 / 偏差値47.78
1979年日本映画総合点20位23作品中
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声優・俳優1.00(良い)3
映像0.67(良い)3
音楽0.67(良い)3
キャラ・設定0.33(普通)3
ストーリー0.00(普通)3
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怖い33%1人/3人中
びっくり33%1人/3人中
セクシー0%0人/3人中
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●スタッフ
原作:エラリー・クイーン(『災厄の町』)
製作:野村芳太郎織田明田中康義
監督:野村芳太郎

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 公開開始日:1979/10/06(土)
プロモーションビデオ (1個)
The Three Undelivered Letters (1979) - TeaserThe Three Undelivered Letters (1979) - Teaser
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最終変更日:2013/12/02 / 最終変更者:霧の童話 / 提案者:霧の童話 (更新履歴)
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2019/05/10 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2280(50%) 普通:1143(25%) 悪い:1144(25%)] / プロバイダ: 6104 ホスト:6272 ブラウザ: 5173
【良い点】
冒頭の(一応)、主人公(の一人)であるボブが萩を訪れる場面の情感溢れる場面の映像美はさすが
「砂の器」や「八つ墓村」を手掛けてきた野村芳太郎野村監督。
特に田畑の中を往年のSL機関車が走る様は本作が後のシネマ紀行で扱われた際にも注目された場面。

【悪い点】
舞台となる洋館は現地の萩ではなく神奈川で制作されたセットのため
室内シーンはTVのサスペンスドラマと大差無い雰囲気という感じ。

だからといって萩をPRするためなのかボブ&恵子のジョギングシーンなどを入れるのはどうかと思うが。
編集段階でカットすべき場面。

【総合評価】
エラリー・クィーンの原作を野村芳太郎&新藤兼人コンビで映像化。
野村監督というと松本清張作品や横溝作品の中でも金田一の出番が少ない「八つ墓村」など
個性的な名探偵よりも犯人側のドラマ主体のミステリーを手掛ける機会が多いのですが
本作も同様のスタンスであり、それが長所短所双方の形となって表れていました。

70年代大河でヒロイン役をこなした栗原小巻と松坂慶子が一人の男を巡って
表面的には義姉妹、裏面では正妻と愛人の関係で壮絶な火花を散らす様は一見の価値ありです。
松坂慶子は大河での清楚さから一転、蓮っ葉な悪女としてシャワーシーンまで披露し「本当は妹じゃない」をアピール。
栗原小巻は薄幸女性から最後は狂乱状態になる変転でもって存在感を出していきます。
この二人を超えた怪優の域にある小川真由美が事件に殆ど関わらないのは意外ですが
家名と対面が全てで、「女の情念」と別ベクトルのエゴイストぶりを発揮した佐分利信演じる当主・光政を
糾弾する場面などポイントを押さえる形で存在感を出していました。

反面、主人公サイドは素人探偵コンビのボブ&恵子、恵子の婚約者である峰岸検事が個別に事件にアプローチしていく様が
ストーリーを散漫かつ冗長にしてしまいました。そもそもボブの外戚設定も峰岸の婚約設定も展開上、さして意味をなさず
恵子のジョギングやフルート演奏なども全く不要のシーンでキャラやシナリオが未整理で制作、公開に至った感があります。
ボブを出さずに恵子が留学先から帰国するような形で導入を行ったがほうスッキリ纏まったでしょう。

エラリー・クイーンの原作を拝借する事や萩をPRするご当地ものとしての側面など制作に制約があったのだろうか?
サスペンスの大筋自体が面白いだけに勿体なかった。評価は「普通」で。

2013/12/02 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:760(51%) 普通:415(28%) 悪い:314(21%)] / プロバイダ: 7600 ホスト:7632 ブラウザ: 9932
前年度制作の『事件』に続いて野村芳太郎監督が新藤兼人氏を脚本に据えてタッグを組み、エラリー・クイーン原作の推理小説『災厄の町』を日本風にアレンジして手掛けたサスペンス映画ですが、「サスペンス」や「推理劇」としての要素は思いのほか希薄で、エンタメ度よりもドロドロとした女の「情念」に物語の焦点を絞り込んでいる事も有り、正統派のミステリ物を期待して観賞すると肩透かしを喰らうのは必至でしょう…他成らぬ自分がそのクチでしたから。

序盤から暫くの間は作中に於ける登場人物達の配置図も兼ねたキャラ紹介が行なわれますが、特に主だった動きが無い事も響いて正直なところ退屈さは否定出来ませんでした。また、シーンが切り替わると既に数日〜数週間後の展開へと移行する演出が妙に多く、劇中の時間経過が把握しづらかったのでテロップぐらいは挿入して欲しかったところです。
開始から30分ほど経った頃に、婿養子の「妹」を名乗る部外者が上京した事で比較的平穏を保っていた唐沢家に波紋が広がり、更には殺害予告と思しき「三通の手紙」というキーアイテムが登場した事でやっと物語が転がり始めるか ? …と思いきや、以降は婿養子を巡る妻と「妹」とのギスギスした腹の探り合いへと突入。
あからさまなミスリード描写や「自演」である事がモロバレの砒素騒動に辟易しつつ、「何時に成ったら事件が起こるねん ? 」と耐え忍ぶ事1時間30分、ようやく「三通の手紙」に基いた事件が起こるものの、残り上映時間40分ってスローペースにも程が有りますわ。

終盤は定石通りに手紙の謎や事件の真相、犯罪に手を染めざるを得なかった真犯人の悲哀などが語られていきますが、序盤でかなりの尺を費やしていた割には犯人が過ごした「孤独な時期」に関する描写が台詞だけで済まされていた事も祟って、差ほど犯人の境遇に憐れみを感じられないのが痛かったですね。手紙の内容も「何で日付しか着目しないの ? 」と、登場人物達の解釈の仕方に首を傾げたく成ります。
ほぼ唐沢家の血縁者のみで物語が進行していたにも関わらず、終盤に成って唐突に新キャラを捩じ込んでくる展開にも些か疑問を覚えましたね。このタイミングで伏線も無く登場させたら、「物語を終結させる為に担ぎ出したキャラ」である事がバレバレですやん。結果は「案の定」でしたが…。

原作未読の立場ゆえに『災厄の町』と比較した上での評価は下せませんが、展開の間怠さやメリハリの無さも響いて鑑賞中は眠気を覚える程でした。真犯人役を演じた方の既存のイメージを覆す「狂気」に満ちた芝居だけは圧巻でしたが、全体的に「キャストが豪華なだけの凡庸な2時間ドラマ」という印象は拭い切れませんでしたね。
「女と女の愛憎劇」という観点から見ればそこそこ楽しめるかも知れないので、評価的には「普通」寄りの「悪い」といったところでしょうか。

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2019/03/27 普通の印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 2401 ホスト:2430 ブラウザ: 11658 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事 
ストーリー普通(+0 pnt)
キャラ・設定普通(+0 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽普通(+0 pnt)

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