[日本映画]透明人間 (小田基義監督版): 2005/10/21 634


とうめいにんげん / The Invisible Man
  • 悲しい
RSS
日本映画総合点=平均点x評価数597位3,059作品中総合点4 / 偏差値51.99
1954年日本映画総合点5位11作品中
  投稿の系統で絞込
この評価板内限定
[推薦数:1] 2005/10/21 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2037(50%) 普通:792(19%) 悪い:1253(31%)] / プロバイダ: 13007 ホスト:12809 ブラウザ: 5234
戦時中に透明人間が考案されるという東宝特有の荒唐無稽な内容だが、元の人間には戻れなくなった人間の愛と悲しみを描いた作品。

こういった怪人ものは後の「電送人間」「ガス人間第1号」にも受け継がれていくが、やりきれなさと切なさではこの作品が1番だといえる。

盲目の少女の前でしか普通の人間になれない透明人間のシーンは悲しさをそそり、ラストの「僕のような透明人間はいない方がいいんだ」という台詞の後に息絶える場面も人間社会に戻れなくなった人間の残酷な運命を表しているかのよう。

東宝の怪人ものはいずれも怪人自身がゴジラのように軍と戦争の犠牲者だった事で描かれているので、そういった人間に戻れなくなり、普通に生きていく事ができなくなった怪人達が最後に残った良心と愛を求めてさすらう姿は哀愁を漂わせている。

今見るとチャチな気もするが、暗さと悲しさと切なさでは記憶に残る良作。



共感コメントは階位を持っている論客の方のみが投稿可能ですが、貴方は階位を持っていないか、ログイン状態ではありません。階位は評価を投稿等すると、1日1回の深夜の定期処理により付与されます。
この評価板に投稿する

この作品の全ての書込みを表示する
↑上へ