[日本映画]それでもボクはやってない


Soredemo boku ha yattenai
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日本映画総合点=平均点x評価数12位3,047作品中総合点59 / 偏差値102.28
日本映画平均点36位381作品中平均点1.79=とても良い/33評価
2007年日本映画総合点1位120作品中
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作品紹介(あらすじ)

ある青年が身に覚えのない痴漢容疑で逮捕される。否認を続ける彼は、とうとう起訴されることとなり、具体的な証拠もないまま、その後1年にわたる裁判を経験。その過程を描くことで、刑事手続きにおける“推定無罪"の原則が揺らぎ始めている現代社会に一石を投じる。
監督:周防正行
製作:亀山千広
プロデューサー:関口大輔 佐々木芳野 堀川慎太郎
エグゼクティブプロデューサー:桝井省志
日本 公開開始日:2007/01/20(土)
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最終変更日:2013/05/05 / 最終変更者:kunku / その他更新者: DONP / 提案者:雲丹烏賊の介 (更新履歴)
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2015/12/31 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:744(66%) 普通:156(14%) 悪い:223(20%)] / プロバイダ: 4835 ホスト:4656 ブラウザ: 5141
【良い点】
・痴漢冤罪を題材にして日本の司法制度についての解説、問題点の
提示が素晴らしい。分かりやすさは学校教育教材として用いても良いの
ではってほど。問題点についてもただ批判するだけではなく、なんでこんな
ことになっているのかという点も説明して簡単に行かない事情も示唆している
・こういう題材だからエンタメ要素は乏しい中で先の読めない展開、ホラー映画
より怖いかもってほどの恐怖、そんな中でも主人公を支えてくれてる人達(これほど
支援者が上手く見つかってもこの結末ってのが本当怖いが)など演出が上手く、
140分を超える長丁場を意識させにくい
【悪い点】
・やっぱり楽しんで視聴する類の作品ではない。結末もこの作品の趣旨としては妥当では
あったが厳しいものではある。
【総合評価】
力作。140分程度で日本の刑事司法知識については常識人レベルから相当に引き上げられる
のでは。現在10年近く前の作品になっているが、この作品で描かれた問題
点はほとんど変わってないと思われる(被害者の被害感情を伴う訴えが真実性が高いと
され、内容の精査が乏しくなる被告人心証悪化への繋がりはより悪化しているかも)。満員電車で女性の後ろに立つ時は絶対に触れない状況作りの工夫をせねば(劇中に出て来るこちらも尻を向ける、良く言われる両手塞ぎアピールなど)とさらに意識が強くなった。評価は「とても良い」

2014/05/30 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:9(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 4429 ホスト:4267 ブラウザ: 10634
先週、今日で学校の法律の授業でみました。
【良い点】
痴漢事件という冤罪特定が難しい事件の裁判の一部始終をリアルに体験できた。
演出がかなりいい。
主人公の冤罪を訴え続ける姿。
弁護側や仲間などの対応。

【悪い点】
裁判官や駅員の適当な対応。
主人公ばっかり悪い雰囲気で主人公がかなり不遇。

【総合評価】
有罪で控訴しましたがそれでも主人公の折れない精神には感動させられました。痴漢事件の裁判はこんなに重いのだと勉強にもなりました。是非一度は見るべきです。

2013/09/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1395(50%) 普通:0(0%) 悪い:1411(50%)] / プロバイダ: 145 ホスト:89 ブラウザ: 4936
素晴らしかった。
すっかり実話だと思っていたけど、実話という訳ではなくて色々な事件の資料を集めたっていう感じみたいで、その資料のすごさと構成の上手さで実話と思わせるほどめちゃくちゃリアルだった。

やっぱり改めてこの監督はすごい。
リアルさもそうだけど設定の上手さと人間味とか、微妙にコメディっぽいところも入れて重く真剣になりすぎず見易くしたりでも超真面目な内容があってそこの絶妙なバランスとか、本当にスゴい。

このリアルさとバランスがあってどんどん引き込まれるし、この世界に飛び込んで行きたくなるような人間ドラマや現実的な世界観があった。
オチからして重い内容があったりするんだけど、温かさに満ち溢れている。

実際のネタを元にしているのかは分からないけど、扉を開く方向を勘違いしていたりとかそれを最初はなんでか分からなかったっていうところがリアルでありながら、引きにも使っていて作り話では無理だろうとしか思えないぐらいだった。

言葉のアヤとか矛盾点をついたりとか、そういう心理状況だったから痴漢する人間の心理ではなかったりとかそこら辺のやり取りもリアルで見応えあって引き込まれていった。

ほとんど被害者の証言以外証拠がない以上そういう心理状況から見ていくしかないから、最後の裁判官の説明も最もだし目撃者の女性の直ぐ謝った人間が痴漢なんてする訳ないという言葉もなる程なと思えるし、もし主人公の立場で観ていなければどっちが正しいかなんて分からないし、主人公の言葉じゃないけど主人公にしか分からない。
そういうどちらに対しても欠点があってどちらに対してめ納得させるような真実味があるところもリアルで、普通フィクションだったら辻褄を合わせようとしたりもっと主人公の方に感情移入出来るよう優位に立たせる作りにするもんなんだけど、それをしない事によってリアルさもそうだけど逆に一人一人考えさせて判断させている。

主人公はもちろんの事だけで女子中学生は何にも悪くなくて、本当に悪いのは最初に担当した警察であり、本当に痴漢する男や痴漢した男がすんなり帰れて冤罪の方が拘留されてしまうシステムだろう。

主人公が女子中学生を憎むシーンがあるけど、その気持ちは分かるけど客観的に観るとその女子中学生は憎めないから、真実が見えなくなってもしかしたら関係ない者同士が憎み合ってる姿に恐ろしさを感じた。

このシステムがある以上それを利用する者もいるし示談を進めるし、真面目者が損をするっていうこんなバカな事はない。

だからこそそれを逆手に取って頑なに否認する者は犯人じゃないっていう、理論は理にかなってると思うんだけどそれは通用しないっていう都合のいいようにしか出来ていない。
被害者の心理は考慮して犯人にされた方の心理は考慮しないっていう全く公正ではない。

そこら辺もわざと見せているんだと思うし、最初に当直した弁護士を引きに使っといて拒否されて何にも意味がなかったりするところなんかも現実っぽく出来ている。

本当に流れとかが自然だし、細かいやり取りがあって裁判の内容だけではなくて心理の持って行き方とかも丁寧だから色んな人に感情移入してしまうし色んな人の事とか何考えてるのかとかを考えさせられてしまう。

裁判の描写、現実味あるネタ、心理状況がリアルに出来ていてもう一つ上手いと思ったのが設定で主人公の弁護士に痴漢嫌いの女性をつけるっていう。
そうする事によってより客観的に見れて主人公の心情を掘り下げる事も出来る。

最初は主人公の立場で観るから嫌な女性に映るんだけど、徐々に主人公に思い入れしていって単に真っ直ぐな女性なんだなというのが分かって嘘がなくて熱意があってそこに惹かれていく。
こういうリアルさとか描写だけではなく人間味溢れているところも、この監督の最大の魅力なんだろうなと思った。
この女性にしろ母親にしろ親友にしろ元恋人にしろ、大げさな事してる訳じゃないのに温かさがひしひしと伝わってくる。

あとなんと言っても役者陣が素晴らしかった。
みんなめちゃくちゃ上手くてこれがリアルさを出した最大の要因だろうなと思う。
最初の裁判官や小日向さんのいやらしさ、最悪な状況にあっての役所広司の存在感と頼れる感。
母親も良かったしあの女子中学生役の子もめちゃくちゃ良かった。

何より加瀬亮くんが最高だった。
最初頼りなさげなダメ男を漂わせていてどうせ大した事ないだろうっていうところからの、徐々に追い詰められていく一つ一つの表情や感情を爆発させていくところなんか圧巻だった。
最後の言葉を詰まらせながら文章を読み上げるところも、それまでの期間や訳のわからなさや恐怖など色々な思いがそこに詰まっている感じがして、感情が溢れ出してそのまんま伝わってきた。
ボーっとしてるような男っていう設定を守りながらの感情のメリハリが見事だった。

やってないんだから裁判官は本当の判断をしてくれる。
でも所詮人間だし官僚だし最悪な結末っていうところに他人事ではない恐怖を物語っている。

終わり方は一見中途半端に見えるけどらしいっていうのか、そこまで描くだけ描いてきたからもう何もいらないだろうっていう感じ。

本当なら最高をつけたかったんだけどあまりにも現実的過ぎた。
作品としては最高だけど映画としてはとても良い止まり。

2013/07/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2202(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 36042 ホスト:36054 ブラウザ: 5386
超社会派な映画です。当時から「逆転裁判」とかやってたから気になってはいたんですけど、見るのは最近になってからでした。
社会派ドラマって、「誰も知らない」みたいに「〜ない」ってつくものなんでしょうか…。自称社会派ドラマのZ級パニック映画「誰も守ってくれない」もそんなタイトルですよね。
今回の場合は、正真正銘の社会派ドラマ。「誰も知らない」と同じく、もう娯楽性よりも「伝えたいことを伝える」に比重を置いた作品なんです。

「痴漢冤罪事件」といえば、もう男性にとって最大の恐怖に違いないでしょう。
「痴漢」も女性にとって恐ろしいものでしょうけど、やっぱり「痴漢冤罪」は人生を派手にブチ壊していきますからね。
高校在学中も、同級生がひとり痴漢冤罪事件に遭って退学した事がありましたが、本当に酷いもんです。はっきり言って、身近な人が死んだり、知ってる人が殺されたり…なんて事は今までにほとんど無いので、殺人事件が自分の住んでる世界で起きてるのはイマイチ実感できないんですけど、痴漢冤罪事件なんて毎日電車で通学している人間にとってどれほど怖いものか。
その実態を監督は何年もかけて調査し、こうして映画にしてくれたんです。

主人公・金子徹平はフリーター。スーツを着ている姿が印象的だったので、てっきりサラリーマンが捕まるんだと思ってましたが、フリーターです。
そのため、「社会的に見て立場が悪い存在」というのがまた怖いところですね。
裁判官などが主人公に対して偏見を持つこともまた計算されている脚本です。
痴漢冤罪事件というと、どうしてもサラリーマンがそれを受けて妻が泣き崩れるようなイメージが付きまとってしまうんですけど、そうしたベタさを取り払いつつ、主人公の立場の悪さを描写しています。
家宅捜索をされた挙句に、AVが見つかり、そのタイトルを法廷で読み上げさせようという姿は「こんな事あんのか!?」と思うくらいなもんですけど、実際あるんですよねぇ…。

示談した方が楽に話が済むしリスクが少ないとか、もし有罪となれば裁判にかかった費用を負担させられるとか、もうトンデモない法律の数々で、見てるとキツいところが多かったと思いますね。
はっきり言って、どんなホラー映画よりも怖い。
タイトル通り、「それでもボクはやってない」のだから、痴漢の汚名を被るよりも、自分の無実を必死で訴えかけるんですが、これがまた凄まじい努力の数々です。
母親や友達、弁護士の支えで実態を知りはじめ、必死に無実の証拠を集める主人公なんですが、それでも裁判官の頭は固く、最後まで絶対に無罪にしようとはしないんですね。
それどころか、途中で裁判官の変更がある…など、冤罪である主人公にはことごとく不幸が降りかかります。

ただ、そんな中でも裁判官の負担などにも目を向けており、それがまた、社会そのものに対する警鐘として見せていましたね。
被告となった主人公、痴漢の被害を受けた女子中学生、主人公をあらゆる手で有罪にしようとする検察や裁判官…など、基本的には何らかのフォローも入ってます。
…まあ、「頭が悪い奴に出し抜かれるとプライドが傷つくから」という理由で被告を必死に有罪にしようとする人間はどうかと思いましたが。

主人公が無罪だと知っている証人が見つかったり、主人公には痴漢が不可能である事が再現でわかったり、だんだんと真相にたどり着いてくのがストーリーの筋だと思ってましたが、最終的に主人公にはまた有罪判決で終わります。
しかし、主人公が「それでもボクはやってない」と発言し、最後に「控訴します!」と言って終わり、希望とも絶望ともとれる「戦い」のエンディングで終わるのはなかなかでしたね。
最後までドラマにはならず、社会を描いていった気がします。
個人的には好きなのですが、人によっては相当退屈かもしれません。…少なくとも、DVDが欲しいと思える作品ではないですね(笑)
ホラー映画が大好きな男性にオススメだったり(色んな意味で)。

「逆転裁判」では、証人の些細なムジュンを突いていく展開がありますが、これは無罪の主人公に対して検察や裁判官が揚げ足を取っていくのが凄く印象的でした。
冤罪と戦う成歩堂のような手で冤罪を作り出すのが現実なんですね…。
とにかく、現代司法を描いた映画としては、実際の事件なんかを彷彿とさせる理不尽さが伝わってきて非常に良かったと思います。「誰も守ってくれない」のように脚本家の妄想ファンタジーに落ちず、最後まで綿密な調査から脚本を書いているのは素晴らしい。
同じように素晴らしい賞を取った作品ですけど、ダントツでこちらが優れた作品と言えるでしょう。

評価は「とても良い」です。
ところどころでギャグみたいなのが入ってるのも、だらだらやってるだけに終わらせなくてよかったと思います。
ピーポくんを傘でブン殴ろうとしたところで警察が来たからやめるシーンが個人的にはツボでした。
作品自体は重大なテーマなんですけど、それだけじゃ2時間半はきついですからね…。

あ、そういえば、これのCMは詐欺ですからね!
もたいまさこが「裁判って、人を裁く場所だと思ってました…」とか言ってるCMは、まるで裁判を舞台にした感動のヒューマンドラマみたいにしてますが、別にそういうドラマではありませんから…。

2013/02/23 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(43%) 普通:4(29%) 悪い:4(29%)] / プロバイダ: 9508 ホスト:9397 ブラウザ: 7856
数年ぶりに見ましたが一回目に見たときとかなり印象変わりました
まあ前回ちゃんと見てなかっただけかもしれませんがとてもよくできた作品だと思います
どうよくできたかは見てもらいたいですが裁判の現実を見せられます・・・
自分が主人公と同じ立場になったらと思うとゾっとします、やっていないのにまるで犯罪者のように扱われるところがリアルでした

なかなか女優、俳優陣の演技がリアリティがあって良かったかな

2012/10/27 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:882(66%) 普通:353(27%) 悪い:93(7%)] / プロバイダ: 31188 ホスト:30920 ブラウザ: 7307
監督は『シコふんじゃった。』の周防正行。
音楽に監督の従兄の周防義和。
出演は加瀬亮、山本耕史、、瀬戸朝香、もたいまさこ、役所広司などなど。
周防監督作品おなじみの竹中直人、田口浩正も傍役で出演。実力の俳優陣がたくさん出演しているのは見どころですね。これだけの俳優をキャスティングできるあたりも監督の実力でしょう。

非常に楽しい作品を数多く撮ってきた周防監督による痴漢冤罪を扱った社会派映画。

社会派映画なので当たり前ですがよく調査されてつくられているのが分かります。(捜査手続き、留置所の環境等)
しかしやはりフィクションということでいろいろと誇張したり、ドラマ風に仕立てている面があり気になりました。
まあある程度誇張して戯画化するぐらいじゃないと多くの人にはみてもらえんですからね。
ドキュメンタリーでもないわけですからね。

それとやや説明的かなあと思います。
冤罪の実態を描く作品なので説明的であることは必然ですが、
芸術作品にまで昇華させようとするなら極力排した方がいいし、説明的な部分がなるべく自然になるように挿入すべきかと思います。
芸術的である必要はないんですけど監督の作家性を出してほしかったなあ。

監督の今までの作品を見るとパロディ、オマージュが少なからず作品の出来に資しているというようなところがありましたが、今作では完全に自前のもので勝負しているという点は見どころでしょう。

本当に痴漢しているかしていないか分からないという切り口で物語をつくるのもありかなあと思いました。ルメットの『十二人の怒れる男』とかワイルダーの『情婦』とかみたいにね。
そうすると弁護士側とか裁判員中心の作品になって、もはや社会派映画というよりサスペンス映画になってしまうとは思いますが。

今作を気に入った方は上述した作品やコネリー主演の『理由』、ハンクス主演の『フィラデルフィア』
、プレミンジャーの『或る殺人』、『アラバマ物語』なんか見てはいかがでしょうか。

[推薦数:1] 2012/10/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:434(69%) 普通:68(11%) 悪い:125(20%)] / プロバイダ: 52674 ホスト:52586 ブラウザ: 10265
作品の作りとしては丁寧だと思う、比較的社会的地位の低い主人公が視聴者には多分冤罪ぽい
雰囲気を見せていて、女性国選弁護人の弁護する気のなさ
コイツ怪しいてだけで弁護する気がないって弁護士としてどうかとは思う。
警察側は手の繊維を調べないなどずさんな捜査をする悪役側に見せていて構図はわかりやすい。
ただし、主人公も自分は無罪だからか作品内での態度は悪い。拘束期間が長い為だろうけど
いくら真実だとしても態度が悪いと他人は認めてくれないし社会経験の低さは
主人公の設定からはリアルかな

18禁DVDを持っていたら裁判官の印象が悪くなるとか、一般男性からしてみればそんな馬鹿なと思うが
一般男性の常識は裁判では通用しないとか国家機関とのギャップは中々考えらせられる。

裁判シーンも丁寧だし、裁判では普通どうでもいいこともしつこく聞かれる
一般社会との感覚の違いはやはり考えさせられる。
電車に乗る時、普通そんな細かいこと覚えてないのに、しつこく聞かれる怖さはなんとも言えない。

社会的メッセージーとしては推定無罪の原則を投げかけてるものだとは思うけど
こういう作品は同じ設定で被害者の立場を重視した作品で容疑者の人間の心理的描写を無くし
裁判を受けている姿だけを見れば、容疑者の方が悪く見えてしまうので中々難しいです。
裁判制度の不備を訴えているのも悪くはなかったけど見せ方次第のテーマではあると思う。

今回の場合は被害者の女性が確かにいるようだし、それを現行犯で捕まえて警察に突き出したのが
発端だし、よく考えればその流れは別におかしくはないし被害者の心情を考えれば警察の追及が厳しいのは
ある意味当然だとは思う。正直に喋る人間なんて少ないでしょうし
推定無罪は守れはわかるが中々難しい所

評価は「良い」裁判の流れとして現実ぽくみえたので見ごたえはあった。
ただ見せ方次第のテーマだとは思う。

[推薦数:2] 2011/11/20 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:105(70%) 普通:20(13%) 悪い:25(17%)] / プロバイダ: 9034 ホスト:9222 ブラウザ: 4241
様々な見方が出来る奥が深い作品でした。この作品を見て痴漢冤罪って怖いなーと受け取るだけでは、本作のメッセージを十分に受け取ったとはいえないかと思います。

本題に入る前に、少し頭に入れておいて欲しい事があります。この作品を見ていると、「十二人の怒れる男」という作品を思い出します。今作が「推定有罪」を扱った作品だとするならば、十二人の怒れる男の方は「推定無罪」を扱った作品です。この両方の作品を見た方にどちらの考え方が正しいかと問えば、おそらく99.9%の人が推定無罪を推す事でしょう。しかし、それだけではまだ足りません。この両者の考え方のどこが違うのか、どこが正しくてどこが間違っているのかということを考えないことには、本質を見誤ってしまいます。

この作品で一番重要な点、それは主人公が実際に痴漢をしたかどうかをわからなくした点だと思います。それは、既に下の方で挙げている論客さんもいらっしゃいますが、もし実際にやっているという方向性から見ても、全く違和感の無い脚本に仕上がっていることから見ても顕著に表れています(これを偶然というには少々出来すぎだと思います)。もし、実際に痴漢を働いていないという事が完全にわかる描写がどこかにあるのならば、痴漢冤罪って怖いなーだけでも全く問題はありません。しかし、実際に痴漢したかどうかを明示しなかった場合、この先の描写の意味が全く違ってきます。

本作は、意図的に冤罪を匂わせる描写、主人公に肩入れしたくなる描写をふんだんに盛り込んでいます。しかし、作品を見ている私たち視聴者からは実際にそれが本当なのかどうかということを、実際に証明する手立ては何もありません。大事なことなのでもう一度言います。彼が実際に痴漢をしたかどうかということは、視聴者からは決して解らないのです。

ここから、本作のメッセージが透けて見えます。冤罪が起きる時、それは人を裁いているという意識が薄くなり、真実を追究する気持ちを忘れた時なのではないでしょうか。最終的に到達するものが真実であるならば、冤罪は起こりようもありません。冤罪を撲滅するために一番必要なものは、真実に到達するまでどこまでも追及し続けるというその姿勢ではないのでしょうか。そのことを忘れ、製作者が提示したもっともらしい主人公に肩入れさせたくなる描写の数々を鵜呑みにし、安易に主人公が冤罪被害にあって可哀そうという気持ちを持つことは、私たちが散々嫌悪感を持った、あの最初から犯人だと「決め付けて」捜査を行った警察の態度と本質的なところでは何も変わらないのではないかということを本作は言っているんです。
もし、万が一にあの主人公が判決どおり実際に痴漢を働いていたとします。今作を見てそのようなことを考えるのは難しいのかもれませんが、可能性はゼロではありません。何度も言っている通り実際に彼が痴漢を行っていないと言い切れる材料は何一つありませんので。その場合、私たち視聴者が抱く本作における一般的な加害者と被害者という構図は逆転します。私たちが本作を見て抱く被害者にも加害者にも無責任ともいえる態度は、冤罪の被害者を救うどころか、実際に被害にあった人が不利益を被る可能性をも秘めています。あの見方によっては過剰とも取れるような捜査側の露悪的な態度や主人公に肩入れさせたくなる描写の数々は、視聴者に対してのこんな厳しい指摘も含まれているのではないでしょうか。

私は今作も12人の怒れる男も、描き方が違うだけで内包しているメッセージ自体は全く同じだと思っています。結局、「推定無罪」も「推定有罪」もただの言葉でしかないのです。前者にあって後者に無いもの、それは「真実をどこまでも追究しよう、追い求めようという揺るがない意思」です。きっと、その意思をわかりやすく端的に表した言葉がたまたま「推定無罪」だったというだけのものでしかないんだと思います。時間が無い、人手が足りない、そんなものはただの言い訳であり、法を振りかざす人間が言っていい言葉ではない。なんとなくで人を裁く事など決してあってはならないのだ。きちんとエンタメ性に富んだつくりにもなっている本作ですが、その裏には法というものに対するそんな厳格な姿勢が見て取れます。

この作品において、私たちが自分自身を投影するべき相手は主人公だけではありません。裁判員制度もある今、私たちは主人公を裁く立場になる事だって十分にあり得るのです(現在の裁判員制度では裁判員が軽犯罪を裁くことはありえませんが、人を裁くという意味においては両者に違いはありません)。日本人は一般的に右に倣えをしやすい民族だと言われています。自分がもしその場に立ったとき、周りの空気に流されずに自分の言いたいことをいえるだろうか。12人の怒れる男でのヘンリー・フォンダのように断固とした態度を取れるだろうか。本作を見ていると自然とそんなことを考えてしまいます。この作品は現代社会に生きる私たちに、そんな法を振りかざす者の心構えを教えてくれようとした作品なのかもしれません。

メッセージ性の高さでは12人の怒れる男に全く引けを取っていないと思います。
不満な点といえば、やっぱり少し上映時間が長かったくらい。

評価は「とても良い」です。
12人の怒れる男を未見の方には少々わかりづらい内容だったかもしれません。その点は申し訳なく思います。でも、今作を見た方はぜひこちらの作品も見ていただきたい。その上で両者の違いをぜひその目にしていただきたいと思います。

2011/10/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:165(57%) 普通:0(0%) 悪い:126(43%)] / プロバイダ: 34710 ホスト:34603 ブラウザ: 3012(携帯)
夜中に見てたんですが、全く眠くならないくらい集中してみれました。
この題材に関してのテレビや新聞記事などは見たことはありましたが、
それを映画で見ると本当にリアルでしたね。
現実にあると思います、男性ならほんとに見てほしいですね。
実際に自分もあったらと思うとゾッとします、深く考えさせられる映画でした。

2011/07/27 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:19(83%) 普通:0(0%) 悪い:4(17%)] / プロバイダ: 1527 ホスト:1461 ブラウザ: 2884
なんかこの映画面白かったんよ。

自分がこうなってほしい!!って思ってた結末じゃなかったのに面白かった。

いい意味で期待を裏切られたって素直に言えないけど面白かったんよ。

なんで面白かったかって言うと、まあオチ言うと主人公が救われなかったってのがリアルに感じたからなんよね。

自分がその場にいるような絶望感を感じたからなんよね。

それを、うつな気分にならずに見れたからだと思うんよ。

うつな気分にならずに絶望させられる作品てすげえよね。

だからこの作品は良い。

2011/01/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:42(72%) 普通:7(12%) 悪い:9(16%)] / プロバイダ: 5622 ホスト:5469 ブラウザ: 8050
男性は一度は見るべき映画でしょうね。
これは映画の世界だけじゃないよ。
現実に起こっているんだよ〜。
女性専用車両とか作ってる場合じゃないよ。
あれこそまさに冤罪を生む原因。

2010/07/25 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 29112 ホスト:29152 ブラウザ: 10415
テレビでやっていたのを一回見た。うろ覚えだが、取り上げた問題に凄く暗く真面目に取り組み。冤罪について描いた内容というのは覚えている。
機会があれば、DVDでも借りてもう一度見てみたいと思う。

2010/07/22 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:24(80%) 普通:5(17%) 悪い:1(3%)] / プロバイダ: 19642 ホスト:19579 ブラウザ: 11272
【良い点】
題材がとてもいい。
考えさせられる内容。
主題がしっかりしているので分かりやすい。

【悪い点】
特になし。

【総合評価】
衝撃を受けた映画のうちの一つ。
痴漢事件の冤罪って晴らすのが大変なんですね…。
主人公の苦悩がよく伝わってくる内容だったと思います。

裁判シーンなどが実に細かく描かれていて、事件が事件といってずさんな対応をする警察などにガッカリしました。
社会の厳しさを垣間見た気がします。

2010/06/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:36(90%) 普通:2(5%) 悪い:2(5%)] / プロバイダ: 26446 ホスト:26458 ブラウザ: 10706
【良い点】
考えさせられる
勉強になる
感情移入しまくった

【悪い点】
どこまで本当かわからない

【総合評価】
最高
男女問わず、できるだけ多くの人に見てもらいたい

[推薦数:2] 2009/05/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:363(80%) 普通:53(12%) 悪い:35(8%)] / プロバイダ: 19537 ホスト:19611 ブラウザ: 6708
【良い点】
とても奥深い作品でした。冤罪の怖さというか、被告人、原告人だけでなく裁判官、弁護人などいろんな私情的なものが重なって真実が見えなくなってしまうのが衝撃でした。
僕も警察や裁判官や弁護士とかに任せればやってないなら当然無罪の判決になるものだとばかり思ってました。裁判官が途中で変わってしまう事なんてまず無いと思ってました。
作品を観てかなり考えさせられました。今の世の中無知って怖いですね・・・。

雰囲気もとてもリアリティな感じで作られていて、キャストに関しても役柄に違和感が全くないぐらい完璧だなと思いました。


【悪い点】
警察の尋問の様子が少し大袈裟な気がしました。

【総合評価】
かなり長時間の作品なのですが、全然だれる事なく最後まで観れました。
他人事では無いのでとても考えさせられます。明日は我が身だったら怖いです・・。

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「【良い点】・かなりタメになる題材。【悪い点】・特になし。【総合評価】冤罪事件について考えるきっかけに...」 by CHO


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2019/06/14 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 20576 ホスト:20533 ブラウザ: 5519 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事面白い/悲しい/怖い/びっくり/考えさせられた/勉強になった/道徳心&モラル 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

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記事日時:2008/05/01
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... にした。 恋愛漫画といえば快感フレーズで知られいるまゆたんの名作「覇王愛人」。 ああ念のために言っおくがまゆたんという愛称短編集「まゆたんのトキメキNOTE TABOOに抱い」から来いるんだ。 話を元に戻すとして、全9巻が450円で売っいたから買おうかなと悩んでいる。 でも今やっいる神撫手レビュー ...
記事日時:2007/03/05

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