[日本映画]シコふんじゃった。


Shiko Funjatta
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日本映画総合点=平均点x評価数42位3,047作品中総合点36 / 偏差値81.31
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●スタッフ
企画:島田開石川勝敏
プロデューサー:桝井省志
監督・脚本・ノベライゼーション:周防正行

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 公開開始日:1992/01/15(水)
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最終変更日:2016/09/21 / 最終変更者:霧の童話 / その他更新者: カジマさん / ミオシン / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2018/05/31 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:494(78%) 普通:88(14%) 悪い:53(8%)] / プロバイダ: 29068 ホスト:29177 ブラウザ: 5171
【良い点】廃部寸前の一人しかいない相撲部を大会に出そうと、元大会優勝者の穴山教授が、単位の取れない秋平に大会に出たら単位をやると釣る。しかし、二人では、出来ないため部員をつのって、集めた部員は、それぞれやる気もそれほどないが、周りに色々たきつけられ徐々にやる気を出すというありがちだが、結局、見てるうちにはまってしまう映画です。本木君が、大学生で若いですね・・・
秋平の弟が、好きでマネージャーで入部したぽっちゃり女子が、弟が、けがしたため代わりに出場したり、外人の留学生が、ひたすらふんどしのみになるのが嫌で、不戦勝だったが、最後にふんどしのみになり、それぞれが、自分の殻を破ったのは、やはり青春映画らしくて良いです。

【総合評価】

こうゆう映画は、結構好きでわりと見るので、良いでお願いします。
[共感]
2018/05/31 映画史に残る大傑作! …と、までは言いませんが、爽やかにすかっとさせるいい映画ですね。 by ジョニー・ナンマイダー

2016/09/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:747(51%) 普通:408(28%) 悪い:309(21%)] / プロバイダ: 20831 ホスト:20904 ブラウザ: 5171
典型的なモラトリアム学生が「単位」という餌に釣られて、廃部寸前にあった弱小相撲部の「助っ人」へと借り出された事で相撲の面白さにハマっていく様を、ちょいとばかりおバカなテイストも交えつつ軽快なタッチで描写する熱血青春コメディ。
如何にも「90年代」然としたバブリー臭さ漂うキャンパス・ライフが、今と成ってはドえらく懐かしいモノに思えてきますw

『メジャーリーグ』や『逆境ナイン』同様「最底辺からの下克上を狙う弱小チーム」という王道プロットを踏襲している事もあって、ぶっちゃけ物語自体に新鮮味は乏しいんですが、そのネックを脇役も含めたキャラクターの魅力で充分過ぎる程にカバーしている為、特にダレる事無く最後まで楽しめるのは大いに評価すべき点だと言えるでしょうね。
取り分け、当初は「努力」や「根性」を鼻で笑う単なるチャラ男に過ぎなかったものの、内に秘めていた「負けん気」に火が点いて発奮し物語を牽引するに相応しい「熱血キャラ」へと変貌を遂げる秋平や、相撲部復活に本腰を入れず諦観した素振りすら見せていた裏で、密かに勝利への布石を敷いていた「策士」穴山教授の両名は、総じて濃ゆいメンツの中でも突出した輝きを放っていました。
勿論、「吉原アメリカン・チアガール」好きの下痢ピー青木や、「失恋の痛手」をバネに闘志を燃やす春雄、屁理屈に掛けては右に並ぶ者が居ないスマイリーに、「クリスチャン設定」が絶妙な影の努力家・田中といった教立相撲部メンバーの個性も其々に際立っていて、彼らの一挙手一投足を眺めているだけでも充分に楽しめます。個人的には初土俵以来、秋平と全くソリが合わない審判のおっちゃんが妙に印象的でしたねw

とは言え、「憎いあんちくしょう」の北東学院大を打ち負かした三部リーグ戦終了の時点で実質的に秋平達のドラマが完結してしまい、二部リーグとの入れ替え戦が正子の存在意義を描く為だけに追加されたように映るのが(入れ替え戦の事前説明をド忘れしてたという不自然さ込みで)少々残念でした。
必死に成って食い下がる「マサオ」の漢前振りや、そのファイトに触発されて発奮する秋平達の姿は確かに燃えるンだけど、盛り上がり具合に於いては三部リーグ戦を越えられなかった印象が強いです。

評価的には「とても良い」に落ち着きましたが、三部リーグの時点で正子のドラマを巧い具合に絡ませる事が出来ていれば、「最高 ! 」も有り得たでしょうね。

2016/05/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2202(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 18562 ホスト:18555 ブラウザ: 9081
大学生の相撲をコミカルに描いた邦画の名作ですね。
ストーリーとしては、今ではよくある部活の青春モノって感じですが、おそらくここいらの境で「マイナー部活」「初心者が学んでいく」「弱小」みたいなもので物語を作る文化みたいなのが日本で出来たのではないかと思います。
まあ、一般の相撲のイメージでいうと、「体格が非常に大きい奴が戦う」って感じなので、やっぱり主人公とかもデブじゃないとおかしいだろとか思ったんですが、そこはやっぱり「それが全てではない」と。
今やってる少年漫画とかも一応、体格に恵まれてない主人公が相撲で活躍してますからね。

スポ根モノとしては、やっぱり「同年代の奴らにボコボコにされて恥をかいて燃え上がる」というスクールウォーズ式決起法で続いていきました。
が、そこから先もわりとゆるゆるで、どこか楽しげに続いていくのも特徴的でした。しかし、ゆるいからといって、それが何の特訓にもならないかというと、やっぱりそうではない。「のんびりする事で実は…」みたいに、ちゃんと能力向上につなげる効率性があったのとか王道的でしたね。
そんなに、切り替えて「ビッシリ熱い特訓やるぜ!」みたいな感じではなくて、やっぱり全体を通してゆるゆる…(笑)
それぞれの弱点もかなり出てきてたけど、そこもちょっとコミカルで、「外人は強いのに文化的にマワシがつけられない(=出場できない)」、「土壇場に弱い」、「自信がない」と。でも、それぞれはっきりしていた弱点が順に氷解していく過程とかも面白くて、この辺りは舞台として相撲を描いた事を上手く利用していたなぁと思います。

何より、今作の映画として素晴らしかったのは、コメディ面は勿論の事、「ハッケヨイ」の時のアングルですね。
とにかく、「タメ」のポーズが出来て、しかも下から見せてくるアングルなので、ひたすらカッコいいんですよね。
始まる瞬間の緊張感に浸れるスポーツという意味ではかなり最高の題材かもしれません。
メインビジュアルとかも基本的にはこのシーンを使ってましたね。

評価は「とても良い」です。
かなり前に見た作品なので、詳しくは覚えてませんが、思い出深いのはこんなところです。

2015/05/22 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3326(33%) 普通:3512(35%) 悪い:3273(32%)] / プロバイダ: 15046 ホスト:15194 ブラウザ: 7904
ギャオで目にしましたけど、確かに90年代を代表する邦画作品の一作ではあった
でしょうね。

公開当時はバブル崩壊して間もなかったながらも、伯父のコネで就職には困らず、
決められたレールを歩けば良かったはずの主人公、当初は形式的な入部に過ぎなかった
相撲部で相撲を始めた事がそうした人生観を良い意味で変えていったという事だった
のでしょうね。他の仲間達も、メンタル面が知識に追いついていなかった(いざ土俵に
立つと・・・・・)青木や大柄な身体に似合わず敬虔なクリスチャンだった田中、
細身だった山本等良くキャラ分けされていたと思いますが、一番のミソはイギリスからの
留学生という設定だったスマイリーだったでしょうね。登場直後の彼の能書きは単なる
屁理屈と切って捨てる事は出来ず、「外国人から見た相撲観」等、相撲に限らず外から
見ていた人の意見も自分なりに咀嚼していく事の大切さも改めて認識させられましたね。

欠点を挙げるとすれば、大学(周防正行監督の母校・立教大学が由来だったのであろう)の
OBだったオッサンやライバル大学の相撲部連中のキャラがややステレオタイプ的だった
事ですか。前者は、彼なりに相撲に対する愛情持っていたのも理解は出来たけど、
ヒロインの主張の方が正論だったのではだったし、後者も途中乱闘シーンもあったけど、
やや中途半端で、もう少しハチャメチャに描いても良かったような気が。しかし、その様
な軋轢も見られながらも、彼らの成長はブレる事無く、概ね筋が通っていたでしょう。
相撲という国技の奥深さも改めて感じさせられました。評価は「良い」で。

2014/09/23 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2261(50%) 普通:1134(25%) 悪い:1136(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 5173
【良い点】
あらゆるスポーツの中で重んじられる三要素、すなわち「心・技・体」が自然と描写されている。
基礎体力の重要性から始まり、体格や体力任せの相手を制する技、
負けた悔しさをバネとする勝つ事への意気込みと、「軽い」描写の中でもポイントは踏まえられています。

【悪い点】
スポ根モノとしては甘いご都合主義な感は否めません。
三部リーグ優勝まではともかく二部リーグの「三部に堕ちてたまるか!」と気迫をみなぎらせた格上相手に
数か月頑張っただけの弱小チームが勝つというのは、やはり不自然。

【総合評価】
大学を舞台に体育会系OBと軽い若者世代の交流…というと最近、応援団ドラマで観たばっかり(笑。
ただ興味深いのは本作で若者世代の主人公達が現在はそれこそOB世代で丁度、生まれた頃の世代が
現在は大卒〜就職の時期に差し掛かっていることでしょうか。
このため本作の印象も当時と現在では変わってくる可能性があります。

特に結末の二部昇格を果たしながら部員はバラバラになりスタート地点より苦境にある主人公の秋平が
泥臭くとも歯を食いしばった先にある物を見てきたが故にコネ就職を蹴る展開。これを
「バブル期の夢をみていた頃の気持ちが抜けきれない青臭さ」と取るべきか、
「就職氷河期の中で小さく纏まってしまう若者達へのエール」と捉えるべきかは非常に微妙。

単なるコメディ作品として観ても、それはそれで構わないのでしょうけどね。評価は「良い」で。

2014/03/17 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7580(87%) 普通:643(7%) 悪い:463(5%)] / プロバイダ: 34156 ホスト:34045 ブラウザ: 1975(携帯)
存続の危機に追い込まれ、寄せ集めの部員で構成された弱小相撲部が三部のリーグ戦で優勝し、そして二部昇格を果たしていくコミカルなサクセスストーリーといったところでしょうか。

正直なところ相撲そのものを題材にした映画自体後にも先にもこの作品ぐらいですが、勝った負けたはともかくとして役者さんの体当たりの演技が良かったですね。今にして見るとそうそうたる顔触ればかり。それでいて部員で相撲取りらしい体格をしているのは田中ぐらいなもので青木に至っては四年も在籍しているのになんじゃあの情けない身体はと思ったものでしたし、スマイリーは途中までの試合での出で立ちからレスリングの選手に見えました。

そのため暑苦しさがなく、爽やかな青春物に仕上がっておりましたが、顧問の教授の郷里での合宿前の車中で騒いでいる後輩を見ながら青木が主人公にその厳しさや過酷さ等を語っていたわりにはその描写があまりなく、欲を言えば教授その人の過去についても掘り下げて欲しかったなとおもしろかっただけに物足りなさも残りましたね。

とはいえ、後半では女性が怪我した主人公の弟に代わり先鋒を務めたりと随所でかなり意欲的な部分が伝わってくる快作でした。

評価は「とても良い」とさせていただきます。

2012/09/18 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:882(66%) 普通:353(27%) 悪い:93(7%)] / プロバイダ: 31188 ホスト:30920 ブラウザ: 7300
「ついに私もしこふんじゃった」
「まわしって最低だね」
・血が皮膚にのぼり
・勇み足(相撲用語だけど日常でも疲れてますね)
・腰砕け(同上)

監督は周防正行。
出演は本木雅弘、竹中直人、柄本明。

ジャン・コクトーの相撲についての寸評の語りからのスタート。
監督と役者さんのコメディの才能が煥発。
登場キャラクターも多種多様で魅力的。
感動的だけど決して感傷的なりすぎないところすばらしい。

会話の時の正面カットの多用は小津安二郎の影響が感じられます。
カメラは伊丹十三が使ってるやつかな。よくは分からないけど。

[推薦数:1] 2012/04/30 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:134(48%) 普通:64(23%) 悪い:80(29%)] / プロバイダ: 2817 ホスト:2780 ブラウザ: 7454
・周防正行監督の代表作。大学相撲を題材にしたスポーツコメディ映画。とある大学の弱小相撲部の一年を描く。
・ストーリーは弱小部員達が努力をみせ指導者の信頼を得てさらに努力して栄光と周囲の共感を得る。そして最後に何らかの事を悟るそんなお話。序盤強調された“相撲部の存続"と“試合での勝ち負け"は後半ではあまり重要に描かれていない。(※試合で勝ったのも結果として勝ったというだけ。試合内容がほとんどマグレ勝ちな点から。)つまり部員一人一人の経験と人間的成長こそが相撲部の存在意義と言いたかったのだと思う。
・穴山助教授と部長の青木(竹中直人さん)と留学生はリアルだった。後半の相撲大会シーンにギャグは不要だったと思う。堅実に生きるという映画のテーマに反するのではなかろうか。カメラワークも相撲中継っぽくした方が臨場感が出たかも。それと留学生や女性力士など色々な小テーマを詰め込み過ぎた気がする。広くて浅い。青木の「プロレスなんてインチキ俺は大嫌いだ」って台詞は昔から噂されていた大相撲の八百長疑惑への監督の皮肉だと思う。
・公開年度は1991年で既にバブル期は過ぎ就職氷河期/低成長期に入りつつあった時代。その割に登場人物達の将来設計の甘さや映画のメッセージ性(※バブルで浮かれてごめんなさい。これからは堅実にやりますよ的な。)からも分かる通り当時は経済/社会の構造的変化を理解できず2・3年で不況を脱するという漠然とした楽観や期待がまだ残っていたんだと思う。現在から観測すると相撲部員達が必死に踏んでいたのはシコではなく地雷だったんじゃないのか?と疑問が湧いてくる。それと半年やそこらで教立相撲部が優勝出来ちゃうのって大学相撲全体が弱体化しているって皮肉だったのかも知れない。つまり社会全体が形骸化しつつあるとの警句と思われる。

・まとめ。コメディのキレが良くテンポ良い映画。ただしスポーツを題材にしている割にコメディに勝ち過ぎており映画のメッセージにも疑問が残る。
[共感]
2014/09/23 >相撲部員達が必死に踏んでいたのはシコではなく地雷だったんじゃないのか? シビアだけど否定できない指摘ですね。 by 十傑集

2011/09/28 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:326(30%) 普通:448(42%) 悪い:303(28%)] / プロバイダ: 7683 ホスト:7691 ブラウザ: 4895
相撲界のタブーをさらりと犯しまくる、熱血青春映画。
弱小相撲部で勝利を目指す物語で、急遽集められた部員一人ひとりにスポットをあてて感動の相乗効果を狙うのは周防監督の十八番である。その極め付けが1996年の『Shall We ダンス?』である。
前半はへなちょこ部員と相撲世界を面白おかしく描くことでコメディ色を強くしている。青木演じる竹中直人の腹痛を我慢する演技は相変わらず過剰で、やりすぎ感はあるのだが、全体的にみなが好きなように演じている雰囲気がしているので、これでいいのかもしれないと納得させられる。
中盤以降の特訓についてはちょっと中だるみ気味に流れるのだが、最後の試合については非常に長く尺をとっており、くどいぐらい熱く描かれる。特に、正子(梅本律子)の取組みについては主人公、秋平(本木雅弘)を食ってしまうほどの映像だ。実際に肥満の女性がまわし姿で土俵に立ち、相撲をやっているのだから、いろんな意味で凄い映像になっている。それだけで一種の感動はある。
ちょっと出来すぎたハッピーエンドはかえって笑えるのだが、あえて現実の厳しさを出すよりも、コメディとして潔いエンディングが心地よい。

2010/12/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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92年に公開された学園相撲コメディー映画。父親のコネで就職も決まっていた教立大学4年の“山本秋平"はある日、卒論指導の`穴山'に呼び出され、授業に一度も出席しなかったことを理由に、卒業単位と引き換えに穴山が顧問をする相撲部の試合に出るよう頼まれる。秋平は相撲部マネージャーを務める`川村夏子'の頼みもあり、渋々ながらこれを承諾。けど相撲部には留年を重ねた`青木富夫'1人しか部員はおらず、秋平と青木は苦労して出場に必要なメンバーを集める。しかし素人の集まりだけに当然大会では惨敗。慰労会でOBから痛罵されたことに秋平は反発し「次は勝ってやる」と豪語し、秋平たちは改めて相撲に取り組むことになり、合宿を開始。小学生たちと相手しながらも次第に力をつけていった秋平たちは大会に臨んでいく。

本作品はスポーツものとしては珍しく相撲を取り入れた作品で、設定的には青春スポーツドラマなんでしょうけど、70年代の熱血ものと違い、コミカルで笑いを誘うような展開に仕上がってます。それまでの片苦しい熱血闘志ドラマと違い、誰にでもわかり易くなじみ易い感じになっているのは時代の流れもあるんでしょうが、熱血だけがスポーツではないということと、何かを挑戦することで自分を見つけ出すことを謳っているんじゃないかと思います。

ストーリーは楽して人生を歩んできた典型的な現代学生“山本秋平"が卒業と単位習得のために、かつては隆盛だったが今では落ちぶれた相撲部を何とか盛り上げさせるために入るというもので、そこには8年生の`青木富夫'だけしかおらず、メンバーを勧誘して揃えるも、素人集団だけになかなか勝てず、連敗続きでOBに叱咤されたりしてしまいますが、相撲に新たな魅力を見出した秋平は次第に熱中していき、メンバーたちも秋平と共に成長して、どんな相手にも挑んでいける者へと成長を遂げていくというものですが、秋平役の本木雅弘さんが中途な男からの脱皮を見事に演じてました。イケメンの本木さんだからこそ絵になったと思いますね。8年生で未勝利で力むと下痢する`青木富夫'も魅力的なキャラでした。演じてる竹中直人さんがユーモアたっぷりだった感がしましたね。田口浩正演じる体格の大きな蟹股男`田中豊作'・柄本明演じる`穴山顧問'・清水美砂演じる`川村夏子マネージャー'・巨漢な`間宮正子マネージャー'宝井誠明演じる秋平の弟`山本春雄'等、実に豪華な顔ぶれでしたし、そのキャラに成りきった演出がよかったです。

本作品はそれまで熱血的な要素しかない相撲をパロディー式にしてコメディーとして仕上げた作品で、普通の熱血ドラマにはない魅力がありましたし、和やかさを取り入れたことで面白くみることができました。ですから評価は【とても良い】。青春ストーリーものは大抵中身は熱気で、終わりに爽快さを感じるというのが形式なんですが、本作品は所々に笑いを入れたりして、息抜きをうまくしているところに良さがあったと思いますね。またこういう作品ができたら面白いですね。

2009/10/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:268(51%) 普通:86(17%) 悪い:167(32%)] / プロバイダ: 28815 ホスト:28922 ブラウザ: 9739
【良い点】

青春の楽しさと、それが終わる寂しさが、上手く描かれています。
とにかく、キャラクターが個性豊かで良かったです。
だらけているけど何だかんだ言って仲間思いの主人公・秋平。
多彩な技を持ちながら、極度の上がり症の青木。
真面目だけれどもまわしに抵抗のあるスマイリー、などなど。
太っちょのマネージャー・正子と、主人公の爽やか系の弟・春雄がハッピーエンドっぽい雰囲気もよかったです。

【悪い点】

横綱審議委員会からはクレームが来そうな気がします(ぇ)。
つまり、相撲の神聖性については触れられていないので、相撲ファンから見たら賛否両論かも
(まあ・・・詳しい人から見たらどう見えるかという問題は、スポーツ物全般に言えるんですけどね)。

【総合評価】

これを見た後に、同じ周防正行監督の「Shall We ダンス?」を見ると、キャストが重なっていて面白いです。
それはさておいて、なかなか爽やかな青春ものだったと思います。
他校の名前など、小ネタもくすっと笑える感じで。
誰かを貶めて笑いを取るというものではないので、見ていて後味が悪くありません
(正子の扱い次第では、非常に不愉快になった可能性がありますが、難しいところを上手く収めていたと思います)。
評価は「とても良い」で。

2009/06/12 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:503(44%) 普通:378(33%) 悪い:254(22%)] / プロバイダ: 12032 ホスト:11811 ブラウザ: 9125
【良い点】
・キャラクターが良い。
・コミカルで面白いかな。

【悪い点】
・少しは感動が欲しかった。

【総合評価】
キャラクターも面白いし、笑いどころもそこそこあって、変なくせもなく、素直に楽しめる映画。
でも、それ以上のものは何もない、単純な青春コメディですね。

2009/06/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:363(80%) 普通:53(12%) 悪い:35(8%)] / プロバイダ: 26980 ホスト:27312 ブラウザ: 6708
王道の中にも笑いあり涙ありで非常に楽しめました。

相撲の試合がとても良かったです。一つ一つのの試合を自分自身も一緒になって応援してしまいました。特に正子が土俵で懸命に戦う場面は印象的でした。
役者が良かったです。一体感がものすごかったです。竹中直人がとても面白かったです。冒頭の先輩に怒られ涙するシーンも下痢のおかげとはいえ初めて試合で勝ってトイレの中で嬉し泣きするシーンどちらもとても気に入っています。
観て良かったです。この作品に熱いものを感じました。

2008/12/17 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2866(60%) 普通:804(17%) 悪い:1130(24%)] / プロバイダ: 28796 ホスト:28652 ブラウザ: 5234
見た目は悪いが、中身は一級品。
これが、この作品に対して抱いた印象です。

作品の大まかな内容は、単位取得を条件に部員が一人しかいない廃部寸前の相撲部に入部した本木雅弘演じる
山本秋平が部員を集めて公式戦に臨んでも全く勝てず、小学生相手でもコロリと負ける有様。
それを哂われた事を切欠に秋平達が、奮起すると言う物でした。

落ちこぼれが奮起して勝ち上がる話の流れは、ありきたりでしたが、登場人物の個性が際立っており、
リーグ戦の優勝が掛かった一番で後が無くなった時、まわし1丁になるのを嫌がっていたスマイリーが初めて土俵に立ってから秋平が勝って優勝を決めるまでの相撲、
春雄の代わりに男と偽って相撲を取った正子等、相撲シーンの盛り上がりもかなりのものでした。

[推薦数:1] 2008/12/01 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:269(37%) 普通:160(22%) 悪い:305(42%)] / プロバイダ: 5251 ホスト:5054 ブラウザ: 7395
「青春映画の大金星」という謳い文句を受け入れるのには些か抵抗があるものの、愉しませていただいた作品。

本作は、主人公およびそのチームの精神状態に合わせて、作品の空気感を変化させていくという手法をとっている、「主観的」な作品だ。但し、本作では単純に、登場人物の心境をそのまま映像に反映させているわけではない。これが、この作品の特徴だと思える。
早い話、本作の空気は一貫して「静」なのだ。それは、相撲を嫌々続ける前半でも、闘魂燃える後半でも変わりはしない。問題は、その「静」にどのような意味合いを持たせるかだろう。

前半に於ける静けさは、いってみれば倦怠感だ。相撲なんてタルい、それより沖縄でスキューバでもやって、女の子と遊びたい…そう言ってる限り、当然ながら相撲の練習には身が入らず、締りがなくなる。
後半に於けるそれは、謂わば内に秘めた情熱だ。多くの言葉や派手な咆哮などなくたって、土俵に上がった時の鋭い眼光を目の当たりにすれば、勝利の為に全力でぶつかる相撲部員の精神状態が見て取れる。

このように、場面によって「静」の意味を変えているのだが、本作の美点は、その切り替えの絶妙さだろう。つまり、変化の契機となる「動」を挿入するタイミングが良いということだ。ここんとこ、監督のセンスかも知れないが、それは置いといて…

まず、ダラダラしたまま相撲部屋に主人公を連れてきて、そのダラダラ感を持続させたまま無様な敗北をさせる。この段階では、相撲はどうでもいいと思っているので、喝に対してムカつきはしても悔しさは感じない。つまり、ここでの「動」は一時的に感情を昂揚させるだけだ。
で、その時の宣言は衝動的なものなのだから、やっぱり長続きはしない。後にやってくるTVの取材という「動」についても、要するに有名になれるという熱に浮かされてるだけであって、まだまだ基本的な倦怠感は持続している。
ところが、触れ合いや相撲を通して、やり場のない憤り、勝利の味を知った時、悔しさを与える切っ掛けとなる「動」が部員たちに相撲へのモチベーションを植え付ける。この段階で、倦怠感はひっそりと秘めたる情熱に変貌し、作品に熱を帯びさせる
そして、相変わらずの「静」は鍋の蓋のように熱気を覆い、それを最後まで保ち続けるのだが、その際に派手さは必要ない。練習や試合の経緯を見れば、登場人物たちの熱意が十分に伝わってくるのだから。

こういうことを説得力のある形で行う(静けさに主観を違和感なく反映させる)辺り、上手い映画だなぁと思わされる。でも、(「がんばっていきまっしょい」ほどではないのだが)本当に静かなので、青春系のサクセス・ストーリーとしては躍動感に欠けるのは、致し方ないのかも知れない。

そんな本作はコメディであり、笑いどころも沢山あるのだが、正直言って直接的な笑いは、あまり堪能できなかった。目玉とされている青木のネタは、個人的には顔を顰めるものだったし、ダラケてるがゆえのあり得ない対応やワザとらしい展開なんかは、「まぁ、これだから仕方ないよね」としか感じられないのだ。
自分としては、寧ろ他の箇所で笑えたように思う。例えば、思いっきり偏ったスマイリーの相撲観とか、露骨すぎる大学名のパロディとか、センスの古い(失礼!!)チアリーダーの応援とか…中には、時代のズレによって不本意な形で生まれた笑いもあるのだと思うが、それでも堪能できたのは確か。本作の可笑しさは、どちらかと言えば小ネタの方にあると感じられた(俺は小ネタに関心が向きやすいだけか?)。

まぁ、起用された俳優さんの割に「小よく大を制す」という美学は反映されていない(その点に突っ込んでないと言った方が正しいような気がする)し、「厳しい世界への入り口」「相撲の素晴らしさ」などの意味がありそうな「シコふんじゃった。」も、大して機能していない。元学生横綱の監督やOBなどについても、そこまで深く掘り下げられていないこともあり、ドラマと捉えるには弱いだろう。
深められそうな要素を深めていない歯痒さは残るが、とりあえず本作は、そういうの抜きにして、軽い笑いと空気感の変遷を、感性のままに辿るような見方が丁度いいのだろう。つまり、疑似体験を提供する娯楽に徹した作品ということだが、それはそれで面白いのだと思う。

以上のことから、自分の本作に対する評価は「普通」寄りの「良い」とさせていただきたい。

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「好評価だったんで借りて見たんですが、古いですね。歴史を感じさせる、とまではいきませんが一昔前といった...」 by SeIY@


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2016/09/24 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 10146 ホスト:10090 ブラウザ: 9965 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事熱血/友情/可笑しく笑える/楽しい/格好良い 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定最高(+3 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽とても良い(+2 pnt)

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