[日本映画]息子


むすこ / My son (Musuko)
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日本映画総合点=平均点x評価数265位2,861作品中総合点9 / 偏差値56.78
1991年日本映画総合点4位28作品中
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制作:松竹
製作総指揮:大谷信義
プロデューサー:中川滋弘:深澤宏
監督:山田洋次
日本 公開開始日:1991/10/12(土)
エンディング動画 (1個)
With
歌:中島みゆき [ファン登録]
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最終変更日:2010/05/17 / 最終変更者:管理人さん / 提案者:634 (更新履歴)
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2018/12/12 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2326(50%) 普通:1168(25%) 悪い:1168(25%)] / プロバイダ: 49093 ホスト:49149 ブラウザ: 5173
物質的豊かさを求めていく中で失われていく代償を問うていく作品。山田洋次監督はこの作品までがピークに思える(笑。

高度経済成長期に「男はつらいよ」シリーズを立ち上げた中で「家族」を制作したように
バブル期に「釣りバカ日誌」シリーズを立ち上げた中で本作は制作されました。
ただ「釣りバカ日誌」はもう一人の主演である西田敏行のコメディアン的部分が強調され演じる浜ちゃんの
自由奔放ぶりが社会人としてリアリティに欠けていたがため戦時から戦後復興期を生き抜いてきた世代である
三國連太郎演じるスーさんを通じて描かれるテーマ性が霞んでしまう部分があった事を考えれば本作はガチ。
「釣りバカ」の原作がコミック媒体なのに対して本作は小説という事もあるのでしょうが
EDテロップで紹介されている原作小説は短編集で、原作者が作ったストーリーは本作では「息子の恋」の部分だけ。
それだけ山田監督も三國連太郎も自分の仕事をしている。

三國氏演じる浅野昭男と息子二人の関わりがストーリーの軸。
長男の忠司は家長のプライドからか意固地な所もあり昭男と同様に煙草を吹かす。
次男の哲夫はサラリーマン社会に馴染めず、出稼ぎをしていた頃の父と同様の肉体労働が性に合っている。
また忠司の娘達が昭男を『怖いお爺ちゃん』と敬遠しているのに哲夫には『お兄ちゃんのような叔父さん』と懐いていて
不器用な昭男の表に出せない優しさを受け継いでいるのは次男の方だと解ります。
そして長男宅で家族のホームビデオを観ている昭男と仕事から帰ってきた忠司が個別の机で食事を取っているのに対して
次男宅では昭男が夜中に歌い出し、哲夫は呆れながらも自分の恋人を喜んでくれる気持ちの裏返しである事を察して
同じコタツで明け方まで付きあっている。人物の作りこみからテーマまで実に丁寧に描かれています。

本作の内容は四半世紀後、山田監督が「東京物語」を「東京家族」にアレンジする際にも生かされました。
しかし「東京家族」で妻を失った老いた父が戻る故郷は波穏やかな瀬戸内海に面した温かい漁村なのに対して
本作は豪雪厳しい山村であり、それが故に大自然の厳しさに対する畏敬も感じる事が出来る。
忠司の豊かな暮らしを求めて都会に出てくるのが当然という考えが主流になる中、
こういう往生際の悪い人間が私は大好きです(笑。(実際の兄が正に忠司的なモンで)

評価は「とても良い」よりの「最高」で。

[推薦数:1] 2013/04/21 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2044(50%) 普通:798(19%) 悪い:1267(31%)] / プロバイダ: 10963 ホスト:11112 ブラウザ: 9831
主演の方の逝去に伴い、評価致します。

以前学校で見る事を強要された映画であり、正直期待していなかったのですが、見てみると予想に反して、とても心に染みるものがありました。

【良い点】
監督自身が邦画に「家族」というキーワードを入れた作品に敢えてしていますし、本作にもその家族コンセプトを遺憾なく入れています。

年老いて田舎で隠居し、妻を先立たれた父が、都会の息子達がどうしているのか立ち寄ります。長男の方は会社勤めであり、しっかりとした家庭を持っていたのですが、当時の日本のサラリーマン事情の問題点を長男を通じて描いていました。

長男は確かに結婚し、家庭を築き、子供達も出来て・・・なのですが、仕事に夢中になるあまり、父が来ても今更・・・という具合に疎ましく感じたり、表面的には家庭は平穏でも、エスカレーター式社会にどっぷり浸かってきた息子には、父の言葉や有難味が失せ欠けている・・・といったところに、故郷や親元を離れた子供は、こういう具合に親が心配してくれてもそれが疎ましくなり、家庭円満という仕組みを・・・というのを創るのが難しい事をこの映画を通じて描いていると思います。

二男の方は定職もなく、フリーターだったのですが、一人のろうあの美女に惚れこみ、彼女を愛してその為に・・・という事でようやくそんなところから抜け出す決意をします。失礼ながら、普通障害を持った人に対しては、結婚するかどうかという具合に揉める事が多いし、普通の障害の無い人同士でもそれが難しい・・・という事を思えば、なかなか上手くいかないものですが、父は息子が彼女に本気で惚れていて、苦労しながら彼女の為に手話を覚えたりしていたところに、自分の若い頃を重ねたのかも知れず、逆に彼女に息子の嫁になってくれますか?とお願いするシーンにジンと来た人も多かったと思えそうです。

そして彼女との対面の後、息子とのひと時に唄い出す父の姿は、大俳優だからという事もありますが、反則的にすばらしかったです。

【悪い点】
特に不満は感じなかったのですが、父の若い頃の姿とか、長男の事をもっといろいろ写して欲しかった気もします。

【総合評価】
日本の家族が持つ暖かいもの、失ったもの、大事にしなければならないもの、伝えていくものなどそういったものが凝縮された映画だったと言えました。

同監督の『男はつらいよ』や、『釣りバカ日誌』のシリーズでも、家族愛とか、家族問題、結婚問題が毎回のテーマで出てくるので、そういうものを描きつつ、日本が繁栄と引き換えに失ってしまったものを色濃くテーマで描いています。バブルが弾けた頃に創られた映画だけに、そういった意味でも警鐘的なものもあったといえそうです。

ラストシーンの誰も居ない実家に帰ってきた父が一人、去っていった家族達を懐かしみつつ、囲炉裏に火を燈すシーンは、田舎の過疎と、都会の核家族問題を描いていたといえます。その寂しい後姿に郷愁を覚えた人も少なかったと思えます。

そういったテーマの映画が創られなくなって久しいですが、日本のあるべき姿、これからの姿を描いていた意味では、本作は貴重な作品だったといえました。

2008/12/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:114(72%) 普通:0(0%) 悪い:45(28%)] / プロバイダ: 34710 ホスト:34604 ブラウザ: 2983(携帯)
長男・忠司は定職につき家庭も持つしっかりもの。
次男・哲夫(永瀬正敏)はフリーターでふらふら。
岩手にいる父・昭男(三國連太郎)のこの認識が都会に出て2人に会うことで変わる。

忠司にすげなく追い返された昭男は哲夫に会うが
哲夫は変わっていたのだった。
この哲夫の変わっていく様が物語の肝であろう。

和久井映見は美人だ。

一人前になった哲夫を見届け昭男は雪深い山奥に帰って行く。
家についた彼の胸に去来するものは何だったのだろうか。

公開は1991年だが高齢化社会、フリーターの激増の問題を考えれれば今でも十分通じる内容。
だが重いテーマを求めるのが野暮ったい程、心がホクホクする物語を味わえる。
非常にお勧めできる映画です。

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2015/03/18 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 21970 ホスト:22107 ブラウザ: 1975(携帯) [編集・削除/これだけ表示]
感じた事考えさせられた 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像とても良い(+2 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

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