[日本映画]みをつくし料理帖


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みをつくしりょうりちょう / Miwotukushi Ryorichou
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注意: これは日本映画版。その他メディアのページ: 文学:みをつくし料理帖 / ドラマ:みをつくし料理帖(テレビ朝日版)
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作品紹介(あらすじ)

享和二年の大坂、仲の良い幼なじみだった8歳の澪と野江を大洪水が襲う。数年後、大洪水で両親を亡くし、野江とも離れ離れになってしまった澪は江戸に暮らしていた。蕎麦処「つる家」の店主に助けられ、 天性の料理の才能を見いだされた澪は女料理人として働き、さまざまな困難に立ち向かいながらも店の看板料理を生み出していった。その味が江戸中の評判になっていったある日、吉原・翁屋の又次がつる家にやってきた。又次の用件は、吉原で頂点を極めるあさひ太 夫のために澪の看板料理を作ってほしいというものだった。
監督:角川春樹
原作:高田郁
脚本:江良至松井香奈角川春樹
製作:角川春樹
日本 公開開始日:2020/10/16(金)
公式サイト
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1. 映画『みをつくし料理帖』公式 (@EigaMiotsukushi) on Twitter
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最終変更日:2020/05/01 / 最終変更者:小島かじり虫 / 提案者:小島かじり虫 (更新履歴)
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2020/10/18 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:224(66%) 普通:61(18%) 悪い:54(16%)] / プロバイダ: 21167 ホスト:21286 ブラウザ: 8277
いかにも角川春樹作品、という豪華さ、ディテールに対するこだわり・・・でも何か足りない。そんな作品ですね。

映画としては130分越えの長尺ですが、原作未読ながらNHKドラマ版はすべて視聴した上での知識からすると、描ききれていない感じ。
というか、どこに焦点を置きたいのか、ブレてしまっている。

まあ、主人公・澪の、幼い頃に生き別れた親友・野江への想いを軸にしているのは確かなのですが、つる家の番付のエピソード、それに対して超有名店である登龍楼の横やり、物語(おそらく原作)のもう一つの軸である御膳奉行・小松原との恋の話・・・この辺が全て、こういうことが「あった」、「あった」、「あった」、という出来事を描いているだけになってしまっています。一方、ご寮さんの息子のエピソードはばっさりカット。まあ、これは入れても本当に浮いてしまったでしょうからアリかな、と。

限られた時間内でこういう出来事を取り上げるのであれば、原作改変をしてでも料理すべきであったでしょうが、そのまま取り上げているので、もし私がNHK版を見ていなければ、例えば小松原について言うと澪の恋愛対象であるということを匂わせる場面は一応あるものの「多分そういうことなのだろうな」くらいにしか思わなかったでしょう。要するに役者の好演に反して、登場人物に対しての思い入れが湧いてこない。登龍楼についても然り。こういうところが映画監督・角川春樹氏の限界とも言えるように思います。ちなみに最後の監督作品、とするつもりのようですね。

一方キャスティングについてはこれはもう、文句なし。

まず、恵まれているというかいないというか・・・松本穂香さん。この人、名作アニメ「この世界の片隅に」の後にTBS実写ドラマ版に出演して作品そのものの低評価(私はそこまでひどいとも思っていませんが)で割を食ったり、今作のように先行して評価の高いドラマが作られた作品の映画化に参加したり・・・しかも今作はコロナもそうですし映画館が鬼滅一色になっている状態での公開、という割の食い方を受けたり・・・ちょっとついていないところがあって可哀想なのですが、生真面目、一心、泣き虫な澪を好演しています。「この世界の片隅に」もそうでしたけれど、凄みなんかを感じるような女優さんではありませんが、見れば印象に残る女優さんであると思います。

奈緒さんは儚いながら芯の通った花魁・あさひ太夫を好演。さすがに豪華な衣装美術と共に、眼福でした。

そして脇を固める俳優陣(敬称略)。
ご寮さんに若村麻由美。つる家の主人に石坂浩二。長屋の隣人でつる家の手伝いをするおりょう・浅野温子。小松原に窪塚洋介。
又次に中村獅童、ほかに榎木孝明、鹿賀丈史、藤井隆、反町隆史・・・

そしてなんといっても(それを言うなら角川映画の記念碑的作品の「犬神家」の主演・石坂浩二もそうですが)、薬師丸ひろ子、渡辺典子といった往年の・・・元気だった頃の角川映画を彩った女優さんが出演しているのは嬉しい限りですね。

あとは料理。これは作品のキモでもあるのでさすがに丁寧に描かれています。

東西の出汁エピソードにはじまり、牡蠣料理、茶碗蒸し、おぼろ昆布・・・美味そう。

美術は吉原の大店・翁屋内を中心に美しいですね。また、原作ではどうなのか知りませんが、花魁道中にせず狐をモチーフにした吉原の賑わいは、あれはあれで良いかな、と思いました。

兎にも角にもなんだかんだ飽きずに見ることは出来ましたので評価は少し甘めかも知れませんが「良い」とします。

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記事日時:2017/09/11 [表示省略記事有(読む)]

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