[日本映画]平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER


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へいせいかめんらいだーにじっさくきねん かめんらいだーへいせいじぇねれーしょんずふぉーえばー / Kamen rider Heisei Generations FOREVER
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映像1.38(良い)8
音楽1.25(良い)8
キャラ・設定0.25(普通)8
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作品紹介(あらすじ)

常磐ソウゴと桐生戦兎の世界に、異変が生じていた。まるで別人と入れ替わるように、仲間たちが次々と記憶を失っていくのだ。さらに、二人の前に現れたスーパータイムジャッカー・ティード。彼はアナザー電王とアナザーWという強力な手先を差し向け、一人の少年・シンゴを追っていた。シンゴを守る戦いの中で、ソウゴは仮面ライダー好きの青年アタルに出会う。一方ティードに単身戦いを挑んだ戦兎は、洗脳され操られてしまい…。
強大な敵を前にシンゴを救おうともがくソウゴたちだったが、そんな中アタルがある告白をする。「仮面ライダーは、現実の存在じゃない。」
彼は謎のイマジン・フータロスと密かに契約を結んでいた。その言葉の真意とは一体…?
なぜ、いつから、仮面ライダーは虚構の存在となってしまったのか?謎が深まって行く中、ソウゴと戦兎が追うティードの姿は、初代平成仮面ライダー誕生の地・九郎ヶ岳遺跡にあったーー。
原作:石ノ森章太郎
脚本:下山健人
脚本監修:小林靖子
音楽:川井憲次佐橋俊彦

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 公開開始日:2018/12/22(土)
公式サイト
1. 平成仮面ライダー20作記念 映画『仮面ライダー平成ジェネレーシ
2. 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイ
Twitter公式
1. 仮面ライダー公式 (@HKR20_official) on Twitter
エンディング動画 (1個)
仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER メドレー D.A. RE-BUILD MIX仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER メドレー D.A. RE-B
編曲:浅倉大介 [ファン登録]
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最終変更日:2019/09/10 / 最終変更者:オルタフォース / 提案者:mosukuwa (更新履歴)
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2019/09/22 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(6%) 普通:1(3%) 悪い:31(91%)] / プロバイダ: 14424 ホスト:14670 ブラウザ: 4721
ストーリーは難解、矛盾点は多く、ビルドとジオウの合流など演出や構成がとにかく荒い。
終盤の歴代ライダーの登場の唐突さはここの住人が嫌う展開なんじゃないかな?
いくらなんでもWのあの扱いはないわ。まさかあれが本人何て言うんじゃないだろうね?だとしたらふざけるな!
それと、サトタケの登場は本当に不意打ちだったし、出てくれたことには頭が下がる。
でもこの方の登場でごまかされているような気がしないでもない・・・

クウガを消せば平成ライダーが始まらない=ずっと平和なままなんていう敵の主張を通してしまったことも、記念作にあるまじきやらかしだ。
映画になってもジオウはジオウ、こんなものだ。

2019/08/07 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:9(60%) 普通:0(0%) 悪い:6(40%)] / プロバイダ: 10231 ホスト:10245 ブラウザ: 16042
仮面ライダー史上、最高傑作の映画だったと思う。
戦闘の一つ一つがド派手で格好良く、平成最後を謳うに相応しい内容だった。
ビルド側のキャラもジオウ側のキャラもまったく腐っておらず、○○はほとんど出番なかったよね……なんてこともない。その上で、それぞれのキャラらしさが存分に現れていた。
特にラストでこれまでのライダーたちが続々と姿を見せ、使い回しのボイスありとは言え活躍するシーンを描いてくれたのは本当に嬉しかった。最後に全ライダーに尺を使い、それぞれのライダーキックを放ったシーンは涙が出るくらいだ。
シンゴの「すごい! 仮面ライダーだ……!」という言葉が、この作品に対する私の感想でもある。

……ただし、良かった分だけ悪いところも多い。
まず一番気に入らなかったのは、仮面ライダーW関連の扱いだ。何か大人の事情があったのかもしれないが、あまりにも展開が雑すぎる。
ウォッチを手に入れる経緯が雑。メインの俳優二人を呼べないなら呼べないなりに、他にも継承する手段はあっただろう。
ウォズがファンサービスのつもりか、地球の本棚で検索するシーンも雑。そもそもウォズにそんな力はないし(未来を見たり仮面ライダーの知識自体はあるのかもしれないが)、あったとしてもイマジンの単語一つで絞りきれはしないだろう。リスペクトする気があるなら、もう少しちゃんと詰めて欲しいところだ。
こんなにも雑に作るくらいなら、いっそW関連のシーンは全部カットした方が良いんじゃないだろうか。その方がスッキリして大分見やすくなる。

次に、電王について、
こちらに関しても不満はある。あるのだが……これについては納得できる部分も多い。良太郎とその俳優の佐藤健が色々な意味で成長し、かつての良太郎を演じることが難しい、というのは充分理解できるからだ。だからウラタロスが憑依したままで、素の良太郎が一切出てこないのは分かる。
分かるのだが、それでも1ファンとしては成長した良太郎の姿も是非見せてほしかった。モモタロスの「俺たちも、お前を忘れるかよ」というセリフを聞いた"野上良太郎"を見たかった。

トータルすると不満意見の方が多いくらいなのだが、私自身が平成ライダーを全て追っていることもあって、評価がメチャクチャ甘くなっている。
懐かしいと感慨に耽ったり、久し振りに見る憧れのライダーの名を呼んだり、昔ベルトで遊んだ思い出を振り返ると、どうしても評価が上がってしまう。
シナリオ自体の伏線も甘かったりしたのだが、それを上回る熱量と迫力がこの映画にはあったのだ。
だから評価は最高とする。
もし上げ連ねた不満点や勘違いしたファンサービスが解消されたら、本当の意味での平成史上最高傑作になっていたかもしれない作品だ。
ありがとう、平成仮面ライダー。

2019/05/08 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:113(81%) 普通:2(1%) 悪い:25(18%)] / プロバイダ: 9673 ホスト:9687 ブラウザ: 10174
複雑なところがある反面感動できる所があり前2作と比べたら物足りない所もありました
【良い点】
虚構と現実って複雑なテーマを扱った事、アタルの部屋のライダーグッズは実際に存在するファンを見てるようでした
今や売れっ子で活躍中の佐藤健のサプライズ出演、なんの情報もなく隠したのは凄いと思います 10年ぶりに良太郎を演じたのは電王を楽しんだ自分も感動しましたし電王のメインライターの小林靖子氏が監修は力が入ってると感じた
人々の声援を送る受けて戦う平成ライダー達
今を生きる子供とかって子供だった人達の目の前現れるライダーには感動しました
親子の前にクウガ、若者達の前にW、子供達の前にエグゼイド、ゴースト、それぞれの世代に平成仮面ライダーは存在するんだと実感
アクション面もまあいいでしょう
春映画みたいに不快要素がない

【悪い点】
話がやや難しく平成最後の冬映画だから情報量が多いかな
ティードが何故平成ライダーの歴史を消したいのかが不明な所
気になる点及びメタ発言
ティードは8時枠にやってたメタルヒーロー〜ロボコンが好きで平成ライダーが嫌いだった人のメタファーなのか?それともたまに見る面倒な昭和ライダー信者のメタファーかも気になる 同年にやってた光の巨人は露骨な懐古厨を出したキャラを出してましたが
実際の話シンゴ君はクウガが初めての仮面ライダーですがメタルヒーローやロボコンを見てもおかしくない世代とも言っていいでしょう

【総合評価】
複雑さと感動要素で長所と短所がぶつかってますが見て損はない作品だと思います

2019/02/16 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:14(64%) 普通:4(18%) 悪い:4(18%)] / プロバイダ: 10634 ホスト:10690 ブラウザ: 9662
【良い点】
・全作品の主役が登場したラストバトル
圧巻の映像でした。中でもクウガのバイクアクションが本編を彷彿とさせていて良かったです。
・戦兎や、良太郎(ウラタロス)の言葉
「虚構の存在かどうかは問題ない」という戦兎の言葉は、戦兎自身の「創られた偽りのヒーロー」という境遇が説得力を持たせていました。
「記憶のなかで僕らの存在は本物」という言葉も、仮面ライダーが好きな自分(たち)にとって嬉しい言葉でした。

【悪い点】
アナザーダブルの正体、ティードの目的、地球の本棚など、話の内容としては粗が目立ちました。

【総合評価】
いちライダーファンとして、とても見応えのある映画でした。
かといって内容的に優れたものではなかったということで「普通」で。

2019/02/16 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:152(77%) 普通:32(16%) 悪い:13(7%)] / プロバイダ: 50036 ホスト:50135 ブラウザ: 8252
【良い点】
電王関連(さらば以来の佐藤良太郎の登場)
戦国大合戦以来の平成ライダー大集合

【悪い点】
Wが俳優の都合上風麺マスターだけ(せめて彼以外にも誰かだして欲しかったんですが良くいえば結果的にWの人物としては大出世を果たしたことになりますね)

最強フォームが登場しない

【総合評価】
良いで

2019/01/12 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(62%) 普通:0(0%) 悪い:6(38%)] / プロバイダ: 11509 ホスト:11384 ブラウザ: 8974
【悪い点】
・世界観の複雑さ
現実、虚構の二つの世界が舞台となるのだが、その二つの世界に関しての説明があまり無く、いまいち世界観がわかりづらい。

・Wの要素が無さすぎる
仮面ライダーWからのレジェンドキャストは風麺のマスター。以上。いやいや、流石にそりゃねえよと。
唐突にウォズが地球の本棚を使い出すところも、やはり納得がいかない。これに関しては、本棚の本来の使用者が俳優のスケジュールの都合で出演できなかったからという説明があったが・・・。

・フータロス
公開前は情報の少なさもあっていかにも悪役のようなイメージであったが、いざ蓋を開けてみたら悪役らしさの欠片もない善玉怪人だった。が、なぜライダー、いやアタル、シンゴを救おうとしたのかの説明がなく、突拍子な展開に思える。

【良い点】
・作品そのもののテーマ
仮面ライダーはフィクションの存在。だが、我々が仮面ライダーを見て、憧れたあの時間は決して虚構ではない。この作品は、まさに仮面ライダーを見続けてきた視聴者に対する製作側の答えを具現化した映画だった。
虚構のヒーローだという事実を突きつけられても、それに動じることなく人々のために戦い続ける戦兎の姿にも感動した。ビルド本編ではあまり描かれなかった(と自分は感じた)戦兎の1年間の成長が見れたシーンだった。

・ライダーの戦闘シーン
終盤はお祭り作品恒例の平成20+1ライダーの戦闘シーンがあるのだが、それらの演出が各ライダーの特徴を上手く活かした映像に仕上がっている。クウガの本編さながらのバイクアクションは必見。

・レジェンドライダー
今作に登場するレジェンドキャストは風麺のマスター、タロスたち4人、デンライナーのオーナー、CVとして仮面ライダーアギト、龍騎、ディケイド、ゴーストが新録、それ以外もアーカイブ音声での本人ボイス。これまでのオールライダーもののほとんどが声優による代役だったので、アーカイブとはいえ本人の声で動くライダーが見られるのはやはり胸が熱くなる。
そしてあと一人・・・彼の登場はまさに今作最大のサプライズだった。今後、仮面ライダーの映画であの瞬間以上のどよめきはないだろうと断言できるほどの盛り上がりだった。

【総合評価】
ストーリー面では決して絶賛することはできない作品。だが、演出、テーマは平成ライダーを見続けてきた我々に対する製作側からの感謝、心意気が感じられた作品。
「面白い」「つまらない」ではなく、心から「見て良かった」と言える映画だった。

最後に一つ。
モモタロスたちだけではない。我々も、「野上良太郎」を決して忘れない。

2019/01/10 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:544(54%) 普通:212(21%) 悪い:255(25%)] / プロバイダ: 12621 ホスト:12474 ブラウザ: 5173
年の瀬は多忙につき見に行けなかったこれもようやく鑑賞できた。
世間じゃあ今度こそ本当に平成最後の名作ということになっているが、冷静に見ると微妙。

残念だったのはW関連。登場するキャストが身内が演じている風麺店主だけ。いくらなんでもこの人を風都代表にされても・・・と思ってしまう。
主役の二人は仕方ないにしろ、せめてその関係者を・・・と思う。そのせいで地球の記憶と繋がっていないウォズが星の本棚に行くことになったのには裏事情を感じる。
どうせなら、風麺の中にライドウォッチが入っていたらインパクトあったのに。

一般市民風麺店主 VS 一般怪人アナザーW、キミはどっちを応援する?

それと・・・もうこの項目の説明でバラされちゃっているけれど、あのキャラ。
また別のキャラともどもいささか不自然だったが、ご本人の意向だというならある程度譲歩しよう。
ジオウの敵たちの所業はオーナー的にはどうだろうか。とりあえずフータロス、アタルを救ってくれたモモたちに感謝の意を示そうか?

ティードの底知れぬ不気味さ・強敵感はダグバや牙王を思わせる。スーパータイムジャッカーが普通のタイムジャッカーとはどのような関係なのかは謎だ。

扱うテーマは『虚構』。架空と現実、過去と現在を行き来する構成の複雑さが理解の放棄を進める。
アタルは明らかに視聴者視点のキャラクターで、シンゴとの関係はある程度予想はつく。

なおクウガもオリキャスは出ないがここぞという時には決めてくれた。

【総合評価】
一応、単体の作品として完成はしているし、スタッフの努力も認める。
しかし物語のすっとびや説明不足、辻褄の合わなさは春映画の臭いを感じずにはいられない。

よってこの映画を絶賛することはできない。申し訳ありません。

2018/12/22 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2202(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 36627 ホスト:36493 ブラウザ: 9177
平成ジェネレーションズシリーズ最終作は、「『仮面ライダー』というメタ概念について論じる作品」といった作品。
シリーズ特撮では過去にもウルトラシリーズが『ガイア』の劇場版や、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』のほか、テレビシリーズの一部回において「ウルトラマンが放送されている世界」であったり、「ウルトラシリーズという概念を作品内で批評する作品」であったりが多々ありましたが、それの仮面ライダー版といったところでしょうか。
ぶっちゃけると、そこは王道外しを行っていたのですが、結局のところストーリー自体は全く面白くなく、行きつく結論もごく普通という何とも言い難い一作でした。

単純に、「仮面ライダーシリーズの登場戦士が大量に出て来る」パート自体は面白いと思います。
逆にジオウとビルドの作品としては盛り上がりがなく、シナリオの中で「これ」というライダー(本作ではクウガ、電王、ダブルを前面に押しています)の「らしさ」を表現するにはいまひとつ盛り上がりに欠けると言わざるを得ないでしょう。
「大量のライダーが登場して敵を倒す」というラストスパートにおいては、オリジナルキャストのライブラリ音声(一部新録)を用いた戦闘や、バイクアクション・連続ライダーキックなどがあって見ごたえもありましたし、その一点でテンションは上がり、少々評価が上昇したかなというところです。
これまでの仮面ライダー映画は、別人の声の「コレジャナイ」に加えて、「一斉ライダーキック」になりがちでしたが、今回はそこはばっちり抑えてました。

もうワンシーン、面白かった点を挙げるならば、公開当日まで完全に秘匿されていたサプライズでしょうか。
何となく事前情報の「隠され方」が意図的だと感じていたので、期待通りというか登場自体は驚きはなかったのですけれど、その台詞や掛け合いについては面白いと感じました。
こちらについては、「ある俳優が既にその作品を卒業・決別している」というメタ構造であると思います。
まあ今回、レジェンドキャストが本人役での登場であるにも関わらず、その俳優は「そのキャラクターの今」を演じず、ある別のキャラクターを中心に演じているんですね。
そして、最後の最後まで一切そのキャラクターらしい演技をせず、「主役であるのに、別キャラを演じたまま」で画面を退場する。
最初は「え?これで終わり?」とは思ったのですが、考えてみると本作のテーマからすると必然といえるかもしれません。
彼はテレビ版の最後に独り立ちして去っていったのだし、そこを尊重するとああいう形での再登場にならざるを得ない。もうあの時点で本来なら視聴者と彼とは別れるべきだったんですね。あるいは、彼のその後を作って不自由にしたくないのかもしれないですし、俳優の手の中からはとうに離れてしまっているのかもしれない。
単純に言うと、「彼はもう一人の人間として視聴者の記憶に残っているし、仲間たちの記憶にも残っている、それでいいじゃないか」っていう部分を強調するために、あえて「本人」は出さなかったのでしょう。
最後の彼の仲間からのあるメッセージは、「役者と役者の掛け合い」という感じです。「彼」は視聴者から見えるところには出てこないし、俳優の中から彼の演技が出てくる事もないけれど、「忘れられてない」というだけで彼はいる。それを告げたのでしょうね。

逆に、前面に押し出されていたワリに何の活躍もなかったというか、たぶん当初は誰かしらゲストで呼ぶ予定でいろいろ組んでたのに実現できず、ガワだけが残ったような扱いだった作品もあり、そちらはちょっと残念ですね(もう片方は最初から諦めてたんでしょうけど)。
こっちはゲストが出てるっちゃ出てるんですが、作品に関するいくつかのモチーフを出しておいて、「引き」があるのに、実際に出されるモノはすべてガッカリ系。
挙句に、重要設定である「××××」については、何故か唐突に出てきたうえに、「××××と××しただけで特定できる」という形で、原作のお約束の旨味を全く活かしきれていなかったというのが実情です。
アナザー状態で出て来るキャラクターも、ライドウォッチも無理矢理シナリオに絡めたようなところがありました。

というか、単純に言うとシナリオは不出来の極みです。
最初の三十分くらいは「これは傑作になりそう!」というワクワクがあったのですけれど、徐々に期待以下の展開が繰り出されまくってしまいます。
重要なシーンがカットされたかのようにろくな理屈が一切なく洗脳を免れてたり世界を行き来したり、敵キャラもフータロスもゲストも全くキャラが立ってなかったりと、「メタ構造」という理屈だけで何でも出来るにしてもちょっと雑すぎると言わざるを得ない部分が目立ちました。
「テンポが悪いのにいろいろ端折られている」というジオウ特有の問題点を映画でやると更にヒドいって事がわかったかなっていうか。ディードはちょっと魅力も何もないくせにしつこくて終盤までイライラ……。
あの兄弟の話なんかは、それこそ誰でも予想がつくくらいに伏線が露骨すぎるので、結局「そうだったのか!」的な展開も全く盛り上がらず、両親がほぼ回想にしか出て来ないせいでろくな説得力を付与できず、感情に響かせる為の積み重ねも失敗しているという有様で、それこそ「陳腐」の一言です。
というか、ぶっちゃけ、兄についてはずっと家に写真飾ってあったんだよね……?なんで他人が家に入って気づくの……?っていう……。
「突っ込みどころだらけ」に加えて、「つまらない」というところで、映画の大部分に関しては、「見るに耐えない」としか言いようがない出来でした。
あとは、ビルドとか本編の脚本家が一切監修してないのもあって、「本編とキャラが違う事はないけれど、本編のような楽しい掛け合いがろくにない」みたいなところで結局全然ビルドのシーンも楽しめず。

とりわけ、テレビ以下のドラマパートと何の面白味もない「ビルドとジオウのキャラがアナザーライダー二名とその場しのぎ的に戦うだけ」のアクションとでキツかったです。ライダー同士の掛け合いなどは薄く、ライダーそのものは脇役に近い立ち位置でしたけれど、その脇役たちで回す展開が大して面白くもないという感じ。
アクションについては、ビルドのアクションは特に盛り上がりがなく、「クローズが気づいたら派生フォームに変身している」だとか、「変身妨害がウザすぎる」だとか、中盤までのストレスはほぼこの辺のイライラなんでしょうね。基本フォームへの変身シーンや、それを妨害されて変身できないシーンがやたらと多く、そのせいで画を見せるタイミングが最初と最後に寄りすぎ、中盤がひたすらつまらない。
ここで「変身」を魅せればもう少し退屈せずに済む気がするのに、ひたすら淡々と進んでしまい、どうにも終盤まで盛り上がりどころがなく、退屈なシナリオなんですよね。
盛り上がるべき場面でも戦兎が設定的にほぼ気にせずで、なんか淡々と横にいたソウゴと分かり合って変身ですし……。

同様の作品なら、『平成対昭和』の方が格段に面白かったですし(それも突っ込み所だらけではありましたが)、あちらの悪いところをきわめて退屈に描写したというのが本作でした。
ロジックの面でもそこまで捻った物もなく、「一見難しいようだけどただ説明が多すぎてややこしいだけで大した事は言ってない」というストレスのたまりやすいシナリオがどうにも面白くはなかったですね。

うーん。
俳優の件が既にネットニュースでも報道されていますが、それを踏まえて大人の視聴者が見に行くとほぼ確実にシナリオには満足できず、「所詮仮面ライダーか」ってな感想になりかねないだろうなと。
逆に子供たちは子供たちで途中で完全に飽きてしまっていましたし、「子供向け」というにはあまりにも子供にとって喜ばしい要素は制限されすぎているように感じました。
もう少しバランスよく、「大人でも楽しめる」と「子供も飽きない」を配分すれば良かったと思うのですが、これは正直どちらともの悪いところ取りといった印象です。

評価は「悪い」です。
随所に見て取れる「大人の事情」の形跡も他映画以上に多く、わざわざ新録している俳優さんたちも「たぶんテレビのついでだな」とか、「ある程度台詞が決まってたせいで結局ライブラリと同じような声しか使えてないし、あんまりオリキャスである意味ないな(おそらく当初はライブラリの予定で、誰に声を宛てさせるとかは想定がなかったのだと思います)」とか、そんないろいろが頭を巡ったり。
きっと制作も遅れていていろいろあったのでしょうけれど、本編にあたるシナリオ部分の出来は春映画より下で退屈させられつつも、盛り上がりどころやサプライズ自体は点々とあるという出来でした。
そこは率直に評価できますけれど、「シナリオは全部目を瞑って、これだけやってくれたので良かった!」というような評価では却って制作スタッフに失礼と感じるので、主に映画としての面白さが全体ではなく、「点々」としすぎてしまっているので、総合して大甘でこの評価です。

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2019/09/22 悪印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 14424 ホスト:14670 ブラウザ: 4721 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事 
ストーリーとても悪い(-2 pnt)
キャラ・設定最悪(-3 pnt)
映像悪い(-1 pnt)
声優・俳優普通(+0 pnt)
音楽普通(+0 pnt)

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