[日本映画]柳生一族の陰謀


やぎゅういちぞくのいんぼう / Intrigue of the Yagyu Clan
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日本映画総合点=平均点x評価数308位2,856作品中総合点8 / 偏差値55.50
1978年日本映画総合点2位25作品中
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声優・俳優2.33(とても良い)3
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製作:東映
企画:高岩淡 三村敬三 日下部五朗 松平乗道
監督:深作欣二
助監督:土橋亨
日本 公開開始日:1978/01/21(土)
プロモーションビデオ (1個)
柳生一族の陰謀(予告編)柳生一族の陰謀(予告編)
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最終変更日:2018/01/24 / 最終変更者:霧の童話 / 提案者:阿部怪異 (更新履歴)
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2018/11/10 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2860(33%) 普通:2980(34%) 悪い:2867(33%)] / プロバイダ: 12037 ホスト:11716 ブラウザ: 8281
先日、毎週木曜日に放送されている某枠として地上波放送されましたが・・・・・・・

しょっぱなから、「現役将軍として死んだ」秀忠の胃を取り出した等まあ深作欣二氏らしいと言うか、ショッキングな演出には度肝を抜かれましたね。跡継ぎの将軍が家光(実際天然痘患って、顔にあばたがあったのを基に脚色したのだろうけど、あの痣が何より異様だった)か忠長かどちらにするかで、大事になってしまって、倒幕を狙っていた公家衆もステレオタイプと思いきや、烏丸少将は剣の腕も確かだった様で、外様大名を味方に引き入れようとしたのを妨害していたけど、なかなかやりましたな。そういう合戦や殺陣シーンもキレが良くて、適度な緊迫感もあったので普通に見ごたえありました。

宗矩もなかなかのタヌキで、史実では右大臣まで昇進して畳の上で死んだ三条実枝暗殺事件も忠長一派のせいにして、忠長を切腹に追い込みましたが、介錯人なしだったと思われただけに壮絶だったのは想像に難くなかった。しかし、最後の最後で意地を見せたのは三厳でしたね。もう冒頭の秀忠の胃袋も霞んでしまったと言うか、確かに宗矩が悪夢だと信じ込みたかったのも無理なかったけど、「アレ」は衝撃的でした。普通に。

最後、ナレーションの鈴木瑞穂氏が「この後長きにわたり徳川泰平の世が続いて、『アレ』の記録もないけど、支配者の反逆なんか元々最初から記録されない。」という様な事言っていたけど、まあそんな断りしなくても、それとの違いに固執するなんてよほどの・・・・・・・でしょうが・・・・・・確かにまあ荒唐無稽な描写がしばしば見られたけど、あくまでも史実を下地に面白く楽しく見せる為に脚色していた事が理解できたし、歴史ドラマの大作だったでしょう。本作も。評価は「とても良い」寄りの「良い」で。

2018/01/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:708(51%) 普通:382(28%) 悪い:295(21%)] / プロバイダ: 18731 ホスト:18867 ブラウザ: 5171
東映が「時代劇の復興」を大命題に掲げて12年振りに本格的な時代劇制作へと踏み切り、各界のスターを大挙集結させた豪華絢爛なキャスティング効果も相俟って大ヒットを飛ばすに至った、「東映太秦映画村開村2周年記念映画」にして深作欣二監督の時代劇進出第1回作品。
一方で、割と当時から「史実ガン無視」「実際の内容が柳生『一族』じゃ無く柳生宗矩『個人』の陰謀」「まんま『仁義なき戦い』を踏襲した物語の構成」「たった2年で『記念作』を謳う大仰なパブリシティ展開」などにツッコミが集中してたようですが、「いんだよ細けぇ事は」とばかりにオレ流スタイルを貫く深作演出の暴走振りが、本作に於いては巧い具合に面白さを引き出す「源泉」と化していたように感じますわ。

誰がキャストクレジットのトップ、或いはトメに記されても違和感が無い豪華キャスト陣の中に有って「別格」の存在を見せ付けたのは、矢張り本作のピカレスク成分を一手に担う柳生但馬守宗矩こと萬屋錦之介氏でしょうね。なんせ他の俳優諸氏が「映画」「演劇」の方法論に基づいた演技を見せる中、終始「歌舞伎」スタイルの芝居に徹する事で宗矩の唯一無二なキャラクター性を確立する事に成功している訳ですから。
我が子の戦死報告を受けても決して動じない冷徹なまでの鉄面皮が印象的な反面、「社交辞令」然とした笑顔で根来衆に協力を取り付ける辺り、宗矩の「ワル」としての底知れぬ強大さが窺えて慄然とさせられますね。真綿で首を絞めるが如く、ジワジワと徳川忠長を追い詰めていく老獪な手腕の数々を目の当たりにすれば、「勝てる気がしない」てな絶望感が沸いてくるのも頷けますわ。
秀逸だったのは、宗矩が序盤で徳川家光へと説いた「親に会えば親を殺し、仏に会えば仏を殺す」という「善悪を越えた不退転の決意」が、やがて思わぬブーメランと化して宗矩自身に突き刺さり破滅へと至るラストでしょうね。実子たる柳生十兵衛三厳が「てめーはおれを怒らせた」とばかりに宗矩へ天誅を下すのも、他ならぬ父の教えに従った結果である事が窺えて、皮肉が利き過ぎなオチに「ニヤリ」とさせられます。

宗矩のライバル的存在である小笠原玄信斎が養子の雪之丞を引き取りに訪れた際、雪之丞の師匠から身勝手さを批難されるくだりや、忠長に対する阿国の想いを知りつつも彼女への情愛を棄て切れぬ名護屋山三郎のジレンマなど、サブキャラ達にも相応に見応えの有るドラマが用意されているのは嬉しかったですね。取り分け山三郎は其の報われなさと共に、終盤で宗矩の「完勝フラグ」をへし折った事も有って印象深かったです。
「剣客としての強さを具えた公卿」という個性的なキャラ付けを施された烏丸少将文麿なんかは、深作演出の暴走具合がプラス方向に傾いた事を象徴する名バイプレイヤーでした。故・成田三樹夫氏のイイ感じに苛立ちを増幅させてくれる公家口調が、却ってナイスなんですわw

反面、根来衆の青年ハヤテと美女マンが繰り広げるロマンス要素は然ほど必然性を感じない上に、謀略劇主体の本作からすれば煩わしいだけなのが残念でしたね。
個人的には中盤の土井大炊頭利勝暗殺シーンで、カット割りが早過ぎて利勝および柳生茜の両名が相打ちへと持ち込む描写が判然とせず、幾ら千葉ちゃんや真田広之氏が号泣しても悲壮感が伝わらないのが勿体無かったです。利勝役の芦田伸介氏にしろ茜役の志穂美悦子さんにしろ、ここが本作最大の見せ場であっただけに口惜しいったら有りゃしない。明確に「失敗」と言えるアクション演出でしょうね。
あと、ラストシーンは宗矩の狂態振りを突き放した視点で捉えたまま終わって欲しかったですね。其の後に纏わるナレーションを入れた事で蛇足感がチラホラ…。

ともあれ、総合的には2時間越えの長尺が苦に感じず最後まで楽しむ事が出来ましたね。年端も行かぬ幼子を槍で突き殺す残虐シーンは賛否が分かれそうですが、あそこまで徹底しなければ実父へ「不退転の決意」を抱く十兵衛の怒りに説得力が沸かないので、個人的には「有り」かと。

2015/06/05 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6521(87%) 普通:542(7%) 悪い:400(5%)] / プロバイダ: 21970 ホスト:22105 ブラウザ: 1975(携帯)
テレビドラマ版も存在しているようで、そちらはまだ一度も見たことがありませんが、確かに先達の方が述べられているとおり、任侠映画っぽい内容の作品でしたね。

ストーリーとしては江戸幕府の二代将軍徳川秀忠が謎の死を遂げたことをきっかけにその息子たちやその周辺も含めて抗争が勃発するさまを描いておりましたが、まあ史実と大きく異なっており、もしも〜だったら的な感じで描かれていて、そういった意味では歴史好きにはたまらない内容だったかもしれませんね。

まあ、そもそも徳川秀忠がまだ生きているうちに三代将軍は家光に譲っているわけですが、おそらく作中ではそういった白黒がはっきりしないうちに秀忠が亡くなったのでしょう。

将軍としての技量は長男の家光よりも次男の忠長の方がふさわしいという点はちゃんと踏襲されておりましたが、作中で家光よりも忠長の方が全体的にかっこよく描かれていたのは気のせいでしょうか。

派閥による抗争で若者はのみならず女子どもも命を落としていったりと容赦なかったですが、それだけにラストが予想だにしない結末でびっくりさせられたものでしたね。

最後に評価になりますが、「良い」とさせていただきます。

2014/11/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2683(60%) 普通:744(17%) 悪い:1036(23%)] / プロバイダ: 42404 ホスト:42435 ブラウザ: 5171
時代劇と言うよりもむしろ任侠物。
これは、この作品に対する第一印象です。

話は、秀忠の不審な死から始まります。

秀忠の死因で対立する家光と忠長、対峙する事でより鮮明になる家光の小物ぶりと忠長の貫録、二人の争いを好機と見て蠢く公家や浪人達、
裏で宗矩が行った十兵衛を使って根来を味方に引き入れたり足がついたと見るや根来を始末する等の工作、十兵衛を裏切った報いを受ける家光と宗矩等、
作中で展開されるドラマは、任侠物の性格が強く出ており、俳優たちの演技力も重厚で、披露される殺陣も文句なしの迫力。

ただ、その中で真田広之等が披露したJAC仕込みの忍者アクションが良い意味でも悪い意味でも浮いてしまったことが響いた為、
評価は「良い」よりの「とても良い」です。

2011/11/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2138(50%) 普通:1077(25%) 悪い:1075(25%)] / プロバイダ: 7019 ホスト:6931 ブラウザ: 6425
【良い点】
豪華キャスト。
特に印象に残ったのは萬屋錦之介演じる柳生但馬守宗矩の「相対的悪」(気品のある悪代官といった所か)と
山田五十鈴演じる江与や西郷輝彦演じる「相対的善」の趣。
家光派も忠長派も五十歩百歩なのでしょうが片方を絶対善のように描こうとすると途端に嘘くさくなる。
(NHK大河の橋田脚本「春日野局」も田淵脚本「江」も程度の差はあれどやっていることは同じ)
本作は、この匙加減はなかなかに上手でした。

【悪い点】
JACが参加した時の弊害として、しばし見られるJACメンバーの必要以上の見せ場作り。
動きにキレがあるのは結構ですが、前半の暗殺⇒失敗の力押しの連続は後半に比べてストーリーが単調でした。
真田広之演じる若い忍の色恋沙汰なども終盤の一族壊滅の悲劇の中、カップルで生き残るなら蛇足に感じます。
この辺りが何とかなっていたら「最高」なんですが…。

【総合評価】
時代劇ピカレスクロマン。
主人公の命令で女子供まで容赦なく殺される場面など今では到底、描写できないでしょうね。
また政治劇とみた場合、先の徳川対豊臣、現代の選挙戦、「Zガンダム」のエゥーゴ対ティターンズなどと同様、
(時代によって手法は異なるものの)いかに自陣営をアピールして浮動層を取り込むかという点で共通しているのが興味深い。
最後はインパクト重視であやふやな結末になり肯定・否定が別れることになりますが全体のテンションは高いです。

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2018/11/10 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 12037 ホスト:11716 ブラウザ: 8281 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事格好良い/びっくり 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

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1. 時代劇ばっかり見てた by ウクレレ
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記事日時:2017/01/12

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