[日本映画]蘇える金狼(1979年版)


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よみがえるきんろう 1979ねんばん / GoldWolf Of Revival (Yomigaeru Kinro)
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注意: これは日本映画版。その他メディアのページ: ドラマ:蘇える金狼
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1979年日本映画総合点2位25作品中
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声優・俳優2.33(とても良い)3
キャラ・設定2.00(とても良い)3
音楽1.33(良い)3
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●スタッフ
原作:大藪春彦
製作:角川春樹
プロデューサー:黒沢満伊藤亮爾紫垣達郎

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 公開開始日:1979/08/04(土)
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最終変更日:2015/04/13 / 最終変更者:霧の童話 / その他更新者: mosukuwa / kunku / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2015/09/28 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7601(87%) 普通:644(7%) 悪い:464(5%)] / プロバイダ: 21970 ホスト:21974 ブラウザ: 1975(携帯)
なんでも本作からちょうど20年後にSMAPの香取慎吾主演のテレビドラマ版でリメイクされたらしいですが、「家族ゲーム」や「太陽にほえろ」等で有名な松田優作主演のサスペンスアクション映画といったところでしょうか。

また助監督にはテレビドラマ版「探偵物語」の次回予告で主人公役である松田優作に「小池は偉い。個人的に」とべた褒めしていた小池要之助が務めていたりとファンとしてはたまらないものがあったんじゃないでしょうか。

松田優作扮する主人公の朝倉は昼間は会社で普通のサラリーマンとして働いていたのに対して夜中には組織や暴力団を相手に牙をむく一匹狼として暴れまわったりとその微妙なキャラの使い分けを松田優作は見事に演じ分けておりましたね。

松田優作といえば刑事のイメージが強いですが、本作や「野獣死すべし」のようなダーティヒーローの役柄の方が彼の持ち味を存分に引き出しているんじゃないかなあと思います。

またBGMや主題歌をオーガスでお馴染みのケーシー・ランキンが手掛けていたりと、なかなか豪華で格調高く、ハードボイルドに仕上がっていたように思います。

最後に、評価になりますが、「とても良い」とさせていただきます。

2015/04/13 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:748(51%) 普通:409(28%) 悪い:309(21%)] / プロバイダ: 38652 ホスト:38666 ブラウザ: 9931
角川映画が大藪春彦氏の同名小説を原作に据え、『人間の証明』で主役だったにも関わらず「2番手」のクレジットに甘んじていた松田優作を再度起用し、名実ともに彼の「主演作」で有る事を大々的にアピールしたハードボイルド・アクションですが、2時間越えの尺を設ける辺り大作志向の強い初期角川を象徴してますね。
アクション俳優としてのスキルの高さを遺憾なく発揮する一方で、後々の性格俳優路線への片鱗が窺える繊細な芝居も織り交ぜる「優作エキス」が凝縮された作品です。

金・地位・女という三大欲求を貪欲なまでに追求し、利用出来るものは骨の髄まで徹底的にしゃぶり尽くす主人公・朝倉哲也の突き抜けたピカレスク振りが全編に亘って光り、その朝倉のキャラ設定に対して狂気漲るバイオレンス性と内に秘めたナイーブさ、時にはユーモアすら交えた演技プランで解答を示す優作の表現力に圧倒されるばかりの130分だったんですが、結構なクズ設定の持ち主であるにも関わらず異様なまでに朝倉がカッコ良く映るのは、彼の所作や台詞回しがいちいち画に成っているからなんですよね。
絶体絶命の状況下に有りながら顔色ひとつ変えずに射撃知識を語って敵の動揺を誘う豪胆さ、暗室の中で黙々と拳銃の分解掃除に没頭するストイックな佇まい、「M70、ボルト外せ ! カービン、薬室の弾抜け ! ベートーベン、続けるんだよ ! 」てな台詞に漂う不敵さ等々、朝倉を構成する諸要素そのものが「アウトローを目指す為の入門書」にも思えてきて、彼の動向を眺めているだけでも2時間越えの長尺が苦に成りませんでした。「そこにシビれる ! あこがれるゥ ! 」とは正にこの事なのかとw

兇悪な本性を隠して小市民を演じ続ける日常パートや、ヒロイン・京子に接触するべくコテコテのボケを咬まして受けを取るくだりなども、朝倉の多面的な魅力を効果的に際立たせる材料と成ってますが、京子に致命傷を負わされた挙句、事切れた彼女の亡骸を前にして混乱する朝倉を捉えたクライマックスが特に印象的でしたね。
その表情から「何時しか京子に寄せていた愛情」「道具として利用し続けてきた事に対する懺悔」「京子を失った事への絶望や喪失感」「全てを手に入れた得意の絶頂から叩き落してくれた女に対する憤り」といった様々な想いが交錯しているのが読み取れ、京子の死体を無造作に投棄する哀惜の念に反した鬼畜行為とも相俟って、朝倉の精神が粉微塵に砕け散った事を雄弁に物語ってました。肥大化していく欲望の裏で、京子への複雑な感情を棄て切れなかった事が破滅に繋がったという皮肉なオチは、朝倉にとって迎えるべくして迎えた結末だったのかも知れません。

難点は飽くまで「優作ファンの為の映画」に徹し過ぎている内容なので、彼に別段興味の無いユーザーからすれば131分という上映時間が冗長に映るやも知れぬ事ですかね。また、村川透監督が『最も危険な遊戯』で試みた「1カット長回しアクション」は本作に於いても健在なんですが、興信所連中のアジトに潜入してから反撃に転じるまでを捉えた4分越えの演出は幾ら何でも遣り過ぎでした。カウンタックを乗り回す朝倉が、合成で処理されている貧相な画ヅラにも何気に萎えましたね。

良くも悪くも「優作ありき」の作品ですが、濃密なパフォーマンスの連続にKOされた身としては彼の「ワンマンショー」振りが非常に心地良かったです。前衛劇の如き芝居で朝倉の狂気を表現し、アステカ( ? )の仮面を被って狂笑するシーンからは「この映画の主役は俺だ ! 」という優作の主張が聞こえてくるかのようでした。

この時期としては珍しく岩城滉一氏が平々凡々としたリーマン役を演じてるけど、似合わないのなんの…つか、あたしゃてっきり「善良な同僚を装った東和油脂の刺客」として、警戒しながら観てましたわ。結局、最後までフツーの一般人だったンだけどさw

2013/09/28 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2202(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 16515 ホスト:16546 ブラウザ: 5386
松田優作はいかにも「悪役」が似合う役者だなぁ…と思わされますね。
当人自体が結構粗暴な人間で、暴力を振るう事も珍しくない人間でしたが、悪としての迫力はそんな私生活の粗暴さとは無関係に高い演技力によるものだと実感します。
声が恐ろしいってだけじゃないでしょうコレ…。ラストで狂人のようになった姿も、普通なら笑っちゃうくらいにおかしな事を言ってるのに、あまりにも空虚な瞳が恐ろしい。

内容的には、「朝倉哲也」のキャラクター造形がポイントの一つでしょうね。
表向きはただの真面目な商社マンで、メガネに七三という冴えない人間なのに、一たび悪の姿を見せると、なんとも野心の強い狂人に…。
この恐ろしい二面性を持つ主人公ですが、とにかく理知的でかつ戦闘能力が強いんですよね。
銃を向けられても冷静そのもの。それでいて、目的のためには悪行三昧。
人を殺すのは当たり前。籠絡したり、騙したり、脅したり…の「目的のために人の人生を狂わせ続ける」という悪の映画でしたね。
まさしく、「狂人」、「悪人」のイメージにピッタリな松田優作のために作られたような映画。
そして、何が良いって、「無様に幕を閉じる」という事ですよね。
悪は主人公だろうが何だろうが、無様に散ってこそ素敵なんです。どれだけ感情移入できる存在だったとしても、やっぱり悪人はこうして終わった方がどこか気分良いんですよね…。

暴力シーンも多かったですが、濡れ場もやたらと多かったですね。
風吹ジュン、結城しのぶ、吉岡ひとみ…の三人ですね。
千葉真一に恋してた女の子が松田優作に強姦されてたのはちょっと見ていて辛いシーン。
見ていて辛くなるくらいに女性の辛さが伝わってくるシーン多かったですよねぇ…。
優作もそうですが、女性の弱さと強さも結構描かれてた気がしますね。報復も女性によるものでしたしね…。
あれだけ強く描写された男の悪が、女の復讐と愛憎で殺されるから、凄くみじめに見えたんだろうなぁ…。

評価は「良い」。
フィギュアが発売されるほどのインパクトの高さを博した浅倉哲也の映画でした。
やっぱりカッコよかったですね…。

2011/09/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2869(60%) 普通:805(17%) 悪い:1130(24%)] / プロバイダ: 20164 ホスト:20025 ブラウザ: 9928
スター映画の典型。
この作品を一言で言うと、こうなります。

朝倉が相手を射殺して金が入ったケースを奪うシーンから話が始まり、強奪した紙幣のナンバーを抑えられて朝倉は身動きを取れなくなり、
会社で同僚との会話等を足掛かりに朝倉が裏社会で暗躍し、会社でものし上がっていくと言う内容でした。

ボクシング仕込みの拳でチンピラを嬲り者にする、市会議員の磯川の屋敷に単身乗り込んでヘロインを手に入れる、
ゴルフの練習場で京子に近づいて瞬く間に籠絡する等、あらゆる娯楽のエキスがふんだんに詰まっていました。
何よりも特筆すべきは、松田優作の存在感がそれらを喰ってしまった事です。

作品の出来映えは「最高」ですが、主役の光が強過ぎて話が霞んでしまった為、評価は「とても良い」です。

[推薦数:2] 2010/05/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:752(75%) 普通:143(14%) 悪い:110(11%)] / プロバイダ: 23381 ホスト:23572 ブラウザ: 10590
邦画ハードボイルドの傑作にして松田優作の代表作の一つ。20年ぶりくらいで
BSで視聴した。

昼はサラリーマン、夜はボクシングジムで黙々と体を鍛える主人公が一億円強盗
を皮切りに次々と裏社会を手玉にとってのし上がっていく。容赦なく殴り、殺し、
利用する。女も容赦なくだまし殴り飛ばす。躊躇しないワルっぷりに男なら心酔
するはず。主人公朝倉を同年に「探偵物語」を持つ松田優作が彼以外にありえない
と思えるほどに怪演。

ハードボイルドの一つの形だろう。キャラクター造形の面からも「ハードボイルド」
たる物の「形」からも、迷いの無いドライさに差し挟むウエットさは皆無だ。今日
的に、なかなかコレに徹するのは難しい。金、地位、権力を手に入れる事に動機は
無い。全てを手に入れ、暗い自室で遠吠え、朝の街をカウンタックで飛ばす主人公
の「野生」に身震いする。
いささか残念な点があるとすれば、千葉真一・岸田森の絡む中ほどのエピソードが
(ほんの)ちょっとコメディタッチになってしまった点だろうか。これは岸田森の
キャラ造詣によるものなんだが、作品全体からちょっと浮いた感じが否めない。

地位、金、女。すべてを手に入れた朝倉は「利用した女」京子に刺される。死んだ
京子に、一緒に乗るはずだった航空券を破りたむける朝倉。太く、短く、思うままに
生きた男のただ一つの「ブレ」京子に刺された事に朝倉は何を思ったのか。スチュワ
ーデスに意味不明の受け答えをする朝倉。彼=松田優作自身の『野生』が今も、
どこまでも飛んで行っているように思えてならない。

余談①朝倉と京子のカラミがまた最高にかっこいいといったら不真面目か?
余談②エンディングで空港のロビーを歩いていくシーンは「探偵物語」とかぶる名
シーン。ここでよろける朝倉、ハンカチで埃を払ってるんですよ。腹刺されてそれ
どころじゃなかろうに。だけどこのダンディズムがまたしびれるのよ。
[共感]
2015/04/13 >千葉真一・岸田森の絡む中ほどのエピソードが(ほんの)ちょっとコメディタッチ←廃墟( ? )での駆け引きはBGMも若干遊んでましたし、石井射殺シーンではセットが壊れず岸田氏が死ぬ演技がてら強引にブチ壊しちゃったのがギャグと化してましたね。●朝倉と京子のカラミ←メシを喰らいつつ後から致す「アレ」に憧れて実践した友人が居ますが、当然彼女に愛想を尽かされたそうですw by 霧の童話

2010/05/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2263(50%) 普通:1136(25%) 悪い:1136(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 6425
ああ…、この作品登録されていたのですね。
確か故・松田優作と若き日の風吹ジュンのカラミシーンとかもあったのが
ロードショー放映時は丁度、昭和天皇が亡くなられた時で自粛カットされたとか…。

朝倉は「野獣死すべし」の主人公ほど壊れた印象がなかったのですが一方でクレバー&野心がなかなか。
アフロ頭でドンパチの場面は正直、松田キャラでは定番という感じでしたが一方で
冴えない商社マンのいでたちで机の下で鉛筆を握りつぶしたり、眼鏡の奥から眼光を放つ場面は新鮮。
自分を使い潰して切り捨てるつもりだった会社の社長や重役達を前に突如、牙を向き
「大株主にコーヒーの一つも持って来い!」と啖呵を切る場面は痛快でした。
破滅を望むタイプではなく、どこまでも計算高い、何十億と手にしてトンズラの予定が
散々、利用してきた女でこけるか…。 支離滅裂な言葉を残してサヨウナラ。
やはり朝倉も松田優作らしいキャラですねぇ(笑)。

2010/05/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3334(33%) 普通:3527(35%) 悪い:3286(32%)] / プロバイダ: 30580 ホスト:30332 ブラウザ: 10712
息子達も活躍中(?)な故・松田優作氏の代表作ですね。

表は冴えない風貌な会社の経理マン、裏は麻薬の密売等を行う商人という
2つの顔を持つ主人公だったけど、まず松田氏演ずるアクションは
普通に凄みはありました。

話は、雇われマダムとの関係を持っていた主人公の
上司を恐喝する桜井という男がキーマンだったと思うけど、そうかと思ったら
また結構な策士だった石井という男の策であっさり射殺されてしまった
等のどんでん返しな展開がされていた。ダークな雰囲気を
醸し出していて、普通に盛り上がっていました。
最後は主人公の正体を知った京子が彼を殺そうとして逆に
絞殺されてしまったけど、その際の主人公の姿はまたもの悲しい
余韻があったと思います。

松田氏以外のキャストは、千葉真一氏や故・成田三樹夫氏
もさる事ながら、磯川役、故・南原宏治氏も、最後
彼は主人公との取引における如何様をあっさり主人公に見破られ、
命乞いする情けない様をさらしてしまったとはいえ、重厚な
雰囲気を良く醸し出していたと思います。特にミスキャストは
いなかったですね。

この1979年映画版は、原作とは違っている点がいくつかあるらしく、
また1998年にもリメイクされたらしいけど、評価は、松田優作氏は
そんな凄い好きなわけではないけど、普通に見る価値はあった
良作アクション映画という事で「良い」ですね。

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2015/09/28 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 21970 ホスト:22105 ブラウザ: 1975(携帯) [編集・削除/これだけ表示]
感じた事面白い/格好良い/怖い/びっくり 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像とても良い(+2 pnt)
声優・俳優最高(+3 pnt)
音楽とても良い(+2 pnt)

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