[日本映画]劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!


げきじょうばん かめんらいだーがいむ さっかーだいけっせん おうごんのかじつそうだつはい / Gekijouban Kamen rider Gaimu Soccer daikessen ougon no kajitsu soudatsuhai
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日本映画総合点=平均点x評価数2,961位3,043作品中総合点-13 / 偏差値36.51
2014年日本映画総合点122位123作品中
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音楽0.14(普通)7
声優・俳優-0.14(普通)7
映像-0.43(普通)7
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考えさせられた29%2人/7人中
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監督:金田治
脚本:鋼屋ジン
原作:石ノ森章太郎
制作:東映
日本 公開開始日:2014/07/19(土)
公式サイト
1. http://www.gaim-toq.jp/
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最終変更日:2015/06/29 / 最終変更者:バスターマン / 提案者:mosukuwa (更新履歴)
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2017/08/31 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(62%) 普通:0(0%) 悪い:3(38%)] / プロバイダ: 3324 ホスト:3306 ブラウザ: 5147
まず初めに、筆者は鎧武本編をほとんど評価していない。
そんな作品の映画など見に行きたいとも思えず、たまたま時間が出来た時に見たい作品が借りられていたので暇つぶしに見るとするか、程度の気持ちで本作を視聴した。
思っていた以上に面白かったので宣伝することとする。本編に興味のない人、本編のキャラクターやストーリーの方向性が嫌いな人にオススメだ。
なお、楽しみ方としては「深く考えず描かれるままを見るB級映画」を想定してもらえると分かりやすいだろう。

【良い点】
・サッカー要素を大切に扱っている
本作では仮面ライダーがサッカーをすることになるが、そこに至るまでの過程に明確な根拠がある。また、冒頭のギャグシーンのみで終わっていない、どころか……。「仮面ライダーにサッカーをさせる」物語としては文句のない出来栄えだ。

・鎧武本編よりも人が愚かであることに納得がいきやすい
冒頭で「争いの決着を戦いではなくサッカーで行う世界」になる本作だが、それでも当然のように人は戦い始める。確かに人間は愚かな生き物だが、通常は理性や道徳といった愚かさを抑制する要素も持ち合わせているもので、あまりにも愚かに描きすぎるのも感情移入を妨げられる。
本編では特にこの傾向が強いが、映画においては人々が愚かに争う理由は「敵が生み出したイナゴっぽいもの」により己の愚かさをむき出しにされたからだと説明される。その愚かさは各人の中に元々存在したもののため、完全に責任がないわけではないが、特に理由もなくあからさまに頭の悪い言動を取られるよりは納得しやすい。

・アクションシーンが良質
映画の肝である超次元ライダーサッカーを始め、華麗なバイクアクションや大人数入り乱れての乱戦、馬に乗っての一騎討ちなどは映画でもないとなかなか見られない豪華なものだ。
また、特に主役である鎧武については様々なフォームチェンジを駆使して戦う様が見られる。ドリアンやドングリを使って変身する姿は本編でも見かけないのでレアだ。なお、イチゴとパインに期待してはいけない。
紘汰さんを演じる役者、佐野岳脅威の身体能力も楽しめる。

・きれいな紘汰さんが見られる
本編に比べ、明らかに頭の良い場面が存在する。性格もかなりまっすぐになっていて、端的に言うと愚かさが抜け気味。虚淵脚本という軛から解き放たれた紘汰さんを新鮮な思いで楽しめる。

・ストーリー展開が素直
本編同様、人間の愚かさを描く本作だが、そこから一歩踏み込んで「人間は愚かだけど、それだけではない。愚かさを超える輝きを持つ」という結論を分かりやすい形で持ってきている。展開自体に深みはないものの、B級映画として楽しむ分には丁度良い。
ラストの展開、戦闘は鎧武本編ではありえないもので、パラレルワールドを舞台とした本作ならではと言える。

【悪い点】
・戦闘時の特に理由のない舐めプレイ
残念ながら、強敵相手にいきなり最強フォームを使わないことの整合性は存在しない。寛大な心で見逃す以外に手はない。全く面白さには繋がらない部分だが、ライダーにはしばし見られてしまうことでもある。

・ストーリーはあくまでおまけ
時間の都合などもあるが、ストーリー自体に光るものは少ない。言ってしまえば本編鎧武の縮小再生産である。
特に、ラスボスの動きが非常に都合が良い。そこに至るまでの過程を作るのが難しい展開は、基本的にラスボスが過程を整備してくれる。その詳しい理由も不明で、制作側がこういうシーンが取りたいからこういう動きをした、としか言えない。パラレルワールド設定も都合の良さに拍車をかける。

・主人公含めてパラレルワールドの鎧武
この作品では、主役である紘汰さん以外の全員(一部例外あり)がパラレルワールドの住人となっている。そのため、パラレル住人が本編世界から来た紘汰さんの良さについて語るシーンなどはよく考えると首を傾げざるを得ない。
そもそも、その紘汰さんですら本編鎧武の描かれ方とは明らかに違っている。筆者は本編の紘汰さんが好きではないから気にしなかったが、本編ファンから見ればどのような心境になることか。
特に虚淵節が好きな人は、期待を裏切られることだろう。

【総合評価】
「サッカーなんて」「鎧武なんて」と食わず嫌いするのはもったいない作品。
本編のことは一旦忘れ、基礎設定が同じだけの同人作品として見れば良質な出来。
逆に本編好きにはウケない可能性があるので注意してほしい。
B級映画のノリが嫌いな人も避けた方がよいかもしれない。
一応プロのサッカー選手がちょこっと登場しているので、そういう視点での楽しみ方も可能だ。

2016/07/17 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:12(80%) 普通:0(0%) 悪い:3(20%)] / プロバイダ: 287 ホスト:439 ブラウザ: 9861
個人的には悪くありませんでした。
というのも、本編の紘汰は人の話を聞かず流されるままの状態でしたが、こちらは祐也がニセ者だということに気付く洞察力があり、ラピスとの無駄なんかじゃないからのやり取りがヒーローだったからです。
しかし、ジンバーメロンを出さなかったのとマルスがカチドキでも充分倒せる相手だったのはマイナスです。

2016/06/05 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:65(60%) 普通:2(2%) 悪い:41(38%)] / プロバイダ: 44475 ホスト:44433 ブラウザ: 10199
鎧武は厳しい評価を下しつつも嫌いになれない不思議な立ち位置のライダーです。
しかしこの映画を観て真っ先に浮かんだ言葉が、これは流石に擁護できない、でした。

ワールドカップに合わせた安直なサッカーとのコラボ。
ファイズやカブトの様にパラレルワールドが舞台でしたが、二人の場合完全にパラレルとして描いていたのでやりたいことをしっかりやれる土台が出来ていました。

しかし本作の場合、突然今までの沢芽からサッカーが主流のパラレル世界となったので、作品に自由が利かない状態でした。

なぜかコウタとミッチだけテレビ版同様で、それ以外はパラレルの人物。性格が少し変わって軸がズレているようにも感じられますしあまり感情移入がしづらい。

パラレルと言ってもダンスバトルがサッカーに変わっているだけなので世界の変化の謎を追う、という流れにするには小さすぎる変化ですし、現実に存在するプロサッカー選手を中途半端に出しているため世界観が掴みづらい。
そもそもサッカーに興味のない子どもからすれば誰この人、としかならないしサッカー好きが見に来るわけでもない映画でこういうコラボは無意味に感じます。本作は世界観が最後まで安定しません。だから安心して観れない。

謎の昆虫に取り憑かれ争いを始めるライダーたち。
何をさせたいのかわかりませんでした。相手に隠していた本性を曝け出して、人間はこんなに醜い、ということを描こうとしたのかもしれませんが、パラレルである上に唐突なので、作り手のやりたい事だけが先行している印象を受けました。

本作の黒幕であるマルスもデザイン以外大した魅力は無く、わざわざ片岡愛之助さんにやってもらうほどのキャラではありません。

コウタがマルスによってブラックジンバーになるシーン。
精神世界でコウタは自分のダークサイドと戦う中で、人間は争ってばかり。守る価値は無い。と自問自答?し始めます。

ラピスとの交流で、人間は殺し合いをしない勝負があるのに結局は殺し合う。という議題が上がりました。

本作のテーマは恐らく、争いでしょう。
しかしこの映画の中で、しっかりと人間の醜さが描けているかと言われると、言えないと思う。

アーマードライダー同士の戦いも仕組まれていたものでしたし、闘争本能とか、相手を徹底的に痛めつけようとする人間とかが描かれるわけではない。

鎧武でよく感じていたことが、描きたいこと、伝えたい事のために無理矢理人物を動かしている、ということでした。
そしてそれらを人物の言動から説得力を持たせるのではなく意味ありげなセリフを言わせているだけ。作り手の意思を反映させるだけのコマにしか感じない。
そういうのって心に響かないんですよね。

ラストバトルもマルス相手に中途半端なサッカーバトルを展開しただけで、強敵を倒したカタルシスは少しもないですし、全編通して少しも心躍るシーンがありません。
終始中途半端なパラレルワールドのなかをふわふわと漂うだけでいつの間にか終わっている。

最後にコウタが争いのない世界にして見せる、とラピスに誓いますが、根本的にラピスという人物が全く描けていないから何の余韻も感じませんでした。

本作が扱ったテーマ自体は、普遍的で且つ永遠のテーマだから良いと思います。
しかし争いの根本にあるものが全く描けておらず、作り手の一方的でチャチな人間批判にしか映らなかった。

人の姿から何かを感じさせなければいけないと思う。伝えたいこと全てをセリフに頼るのは駄目だ。

[推薦数:2] 2015/12/25 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 6036 ホスト:6027 ブラウザ: 3989
【良い点】
・主題歌
サビの部分が個人的には良かったと思います。君はいつでも一人じゃない。
これは良かったと思います。

・初瀬ちゃんの再登場。
14話で武部の事故満足で殺された初瀬ちゃんですが再登場が嬉しかったです。

【悪い点】
最初に言っておく、これはか〜なり茶番。当時はワールドカップ時期だったので武部がお得意の無意味なコラボをやったのでしょう。ニンニンジャーに関しても恐竜殿さまという訳分からんコラボしているし。しかもアバレンジャーの顔そっくりだし。

・鎧武、バロン、龍玄以外の扱いが悪い。
これは非常に問題でしょう。劇場ライダーの黒影・真に関しても扱いが最低だし。期待した人の騙しでした。

・意味分からんストーリー
サッカーやって、次、無意味なライダー同士の殺しあいをやる。そして、最後共同という分からんストーリー。

【総合評価】
最低最悪のライダームービーです。
サッカー→無意味なライダー同士の殺しあい→最後共同という「GODSPEEDLODE」「オールライダー対大ショッカー」を越える史上最悪の茶番、いや、映画です。
武部の自己満足で作られた作品です。
鎧武も元々大嫌いな作品ですし。武部も元々大嫌いです。
プロデューサー界の米村正二です。
米村も、ゴミストーリーしか書けないし。

評価は最悪しかない。

[推薦数:1] 2015/08/08 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:161(44%) 普通:91(25%) 悪い:116(32%)] / プロバイダ: 2630 ホスト:2661 ブラウザ: 4701
いきなり謎の世界に飛ばされて戸惑う主人公それをおかしいものを見るような顔でサッカーをするまわり、ユグドラの人たちもそんなノリに巻き込まれてシド以外やるきまんまん
そんなおかしい世界から始まりどんな話をするんだろうと正直最初はワクワクしました……

このあと
・サッカー関連のゲストが数人出ている
・タカトラはこの世界では結婚している
・人間とライダーが大量に入り混じって大勢が戦う
・新ライダーや新フォームがたくさんある
・ハト派なオーバーロードが出る
・オーバーロードが滅びた元凶が敵
・馬にのる
・ライダー達がほぼ全員共闘する
こう書けばすごく面白そうに思えるかもしれないが……全部台無しにした感じしかないんですよ。

サッカーもとってつけただけ感も多く、そもそも本編はダンスで勝負しているのにサッカーやるのは大人の都合でしかないし
そもそも、ゲストもほとんど出てくるだけで活躍ほぼなし。

異世界なので色々変わっていてタカトラが何故か結婚しているものの……全く活かされていない設定でした。
奥さんが主人公の姉とかシャルモンのおっさんとかで漫才が始まるとかで意外性を狙えばいいのにとか思ったりもしました

武装した人間とライダーが戦うものの無駄に時間をとっているためにごちゃごちゃグダグダがひどい
しかも、戦いも洗脳によって怒りの暴走とかそういう感じで見ていて気持ちが良いものでもないし
序盤の主人公困惑が終わってちょっと後からはひたすら戦闘しかない感じで話が薄いのに大層な話をやっている感じに話をやっているつもりな感じがする。
エンターテイメント的には空っぽでもびっくりさせたり笑わせたりするのも手段ですが……正直そういう視点で見てもこの映画はちょっと……

新ライダーもボスであるマルスはともかく他は本当に登場時間が少なすぎる
とくに黒影・真は本当にちょっと出て倒されて終盤の集合に出ただけ、ジェネシスの意味ですらないしただの数合わせとか詐欺られた気分になってきます
冠も出した意味はわかるのですが売りにするほどかというとやっぱりダメです

ハト派なオーバーロードのラピスはキーマンではありますが……正直「夢」の世界で人類の「洗脳」で暴れ回る姿に幻滅とかしていたり正直好きになれませんでいた。
夢の世界と敵が洗脳しているということはラピス本人も知っているはずなのに勝手に幻滅されてもと言う気分になりました。

そんならラピスと対になる争いを生む敵ボスも……正直微妙
何度も倒されかけては……と言う展開が多くこいつがオーバーロードが滅びた原因と言われても微妙……

途中馬で戦いその戦闘自体は文句はないのですが……前の流れが
いきなりボスが馬に乗り出して、ラピスが馬をくれてそれに乗ると言う感じで……馬に乗る必要ないよ?
なんでウマ? って感じで馬にのせたいから乗せたとしか思いました。

そして、ライダーが集結して……ここはCMとかでは山場みたいな感じに扱われていましたが……正直詐欺です。
本編考えるとこの光景はできないからレアなものなんですが……ヤルことはサッカーです。
サッカーです……いまさらサッカーを始めるのです。
サッカーでボスを倒します。
とってつけられたサッカー……

この映画は一言で言うならやりたいシチュと注文をただやった結果皆殺しになってしまった
そんなものです。
まあ、アクション自体がいいし、冒頭はワクワクしたし、何より一時間程度なので本編ほどは時間を盗まれた気にはならないので最悪ではない感じで

[推薦数:5] 2015/06/08 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 3858 ホスト:3801 ブラウザ: 3994
【良い点】
なし

【悪い点】
全部

【総合評価】
評価論外

2015/05/05 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:44(62%) 普通:11(15%) 悪い:16(23%)] / プロバイダ: 10906 ホスト:11007 ブラウザ: 5173
【良い点】
テレビとは違う形で黄金の果実の謎に触れたこと

【悪い点】
サッカーが余計
オリジナルライダーの扱い
コウガネが弱すぎ
途中の戦闘シーンが長すぎ
ラストバトルもワンパターン
アーマードライダー全員集結
ジンバーメロンも出してほしかった。
まどマギ 叛逆の物語をそのままやってしまっている

【総合評価】
いったい何がしたかったんだ・・
これが見終えた後に出た感想だった。
テレビ本編の鎧武が好きな自分としてはかなりショックだった。
これは明らかに監督に問題がある。
途中の戦闘にしても長すぎだし、マルスとの戦いにしても水掛け論みたいな感じでうんざりした。
アーマードライダー集結したあともサッカーをやっただけで紘太達が元の世界に戻って終わりという適当な感じである。
オリジナルライダーはほとんど見どころなしに終わっている。
黒影・真はすぐに操られるし、鎧武・闇はシーンが少ない。マルスは倒し、倒されの繰り返しで強さがわからないし。
冠に至ってはすぐボールになってライダー達に蹴られまくって終わってしまった。

この映画はさらに酷い点がある。それはストーリー全体を見渡すと去年のまどマギ 叛逆の物語そのまんまということである。
今回の脚本を担当した鋼屋ジンは叛逆の物語を見たことがないのだろうか? 仮に見ていなかったとしても、テレビ版の鎧武の脚本は虚淵玄でまどマギをやっていた人だから内容がどういうものか知っているはずである(違っていたらすいません)。もしこれを当人が見ていたらどう思うんだろう?(両者とも同じ会社出身である)

何かいい加減な印象である。明らかに金をとるべき内容じゃない。
実際子供も落ち着きがなかったし。

2015/02/08 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2202(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 24190 ホスト:24226 ブラウザ: 5173
鎧武の劇場版作品で、なんだかんだで視聴する事になりました。
劇場版になると(というか脚本家が変わると)急にキャラが立って面白くなる事が多いので、今作も期待してみましたが、どうも駄目というか、エンターテイメント作品として面白くも何ともなかったのが残念でした。
「アーマードライダーがサッカーする」という冗談のような内容であったものの、まあワールドカップとのタイアップだったんでしょう。日本が敗退した直後なので、むしろサッカー要素がマイナスだとも言われましたが…。

実際、「サッカーなんてする意味あるのか?」とこの映画を通して思いました。
「これダンスに書き換えてもいいんじゃないのか?」、「その方がテレビとリンクするし時事ネタではなく何年経っても楽しめるようになるしいいんじゃないのか?」と、事後的にはそういう感想になってしまいますよね。サッカーだったのは、ワールドカップが白熱すると踏んで、一緒に盛り上げようと言う意図があっての事だと思うんですけど、やっぱり制作側にも「予選敗退」は予想外だったでしょう。本来ならこの映画の公開時はワールドカップで盛り上がるはずが、日本人はとっくに日本に帰ってましたからね。
アーマードサッカーは、本当に一部のキャラが変身するだけで面白くも何ともなかったし、盛り上がるべきアーマードライダー大集合でパスするシーンとかもテンポの悪いゴレンジャーボールみたいでイマイチ良くなかったです。

ストーリー自体もやっぱりつまんないですよ、今回は。
コータが相変わらず、次々起こる出来事に振り回されてるだけなのが問題でしょう。今回はこいつとミッチがテレビ時空の記憶を継続させており、中でもコータだけが視聴者の視点になれるキャラクターとして設定されていました。
しかし、そのコータが結構あっさりその異世界に順応してしまい、前作「ウィザード」の映画のように、晴人とコヨミが協力して異世界の出来事に挑んでいく緊張感みたいなのは全くありませんでした。
コータが事態の解決を試みる前に勝手にライダーたちが暴走していき、街を巻き込んで戦争になり、コータはその戦闘に結局首を突っ込む事もなくコウガネと戦い、即敗北。気づいたら闇堕ちして…と、相変わらず彼が主体的に行動して解決する物語ではなく、どんな時でも状況に流されて成長しない話です。…原作時点でもそうなんですけど、相当動かしづらいキャラだろうな、これ。まさに劣化真司。
せめて、コータとミッチの他に戒斗とマイサンも異世界に纏めて連れて来られた方が面白そうでしたね。
それから、アーマードライダーたちの暴走だけど、これもストーリーを盛り上げていく事が全然できないまま、ただ発作的にポンポン暴走してイカレていくだけなので面白くありません。全員洗脳されて勝手に戦い合うだけというのは味気ない。登場人物がほぼ意思持ってないのと同じだし。
おまけに、ドリアンと斬月・真が普通に戦っているとか、「パラレルだし」でライダー大戦的な駒にされているのも本編視聴者からすればガッカリ要素になるでしょうね。

「オーバーロードを誕生させた張本人」というコウガネも、起こした被害だけは甚大なくせに魅力もないキャラクターで、ただのそんな強くない悪役でしたよね。
彼に限らずゲストは設定だけが印象的で各々のドラマが弱すぎる感じでした。

ノルマ達成のような鎧武のアームチェンジや、主人公の闇落ち、アーマードライダー大集合、三人もの劇場限定ライダーもことごとく盛り上がらず、それぞれの能力特性がこれといって活かされた感じがしないのは残念です。
というか、要するに詰め込みすぎですよね。歴代だってこんなに散らかった映画見た事ないですよ。サッカーも、鎧武のドングリとかドリアンとか闇落ちとかも、カムロも黒影・真も中途半端で終了。詰め込みすぎた要素は、ドラマやサッカーやキャラクターといった物も含めて全てを薄めたような感じでした。
ライダー大戦の映画では鎧武のギミックに対する工夫が見られたけど、今回は凄いと思えるようなシーンがなく、本当にただ戦っているだけ。
下手すると、一番まともなアクションシーンがあの町を破壊しながら戦う謎軍隊VS黒影トルーパーだけですかね…。あれもあんな尺いらないし、人間軍隊いらないでしょう。
戦闘シーンにしても、黒影トルーパーやらインベスやらを相手に並み居るアーマードライダーのギミック的な魅力を引きだした方が良かったんでは?

なんだか設定もストーリーも今回はメチャクチャで、見ると損になりそうな夏映画でした。
ただ、鋼屋ジンが脚本を務める鎧武は後半になるにつれまともになって、最終回や冬映画は結構良い内容になっているので、初登板回と同じく、良い時は良いけどハズレはとことんハズレるタイプなんでしょうね(メインライターがハズレ回ばっかりだったのが逆に凄い)。
評価は「最悪」です。

2014/07/23 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:543(54%) 普通:212(21%) 悪い:255(25%)] / プロバイダ: 21890 ホスト:22068 ブラウザ: 5171
話題騒然(笑)、鎧武の劇場版。
ワールドカップで日本中が沸騰する中、サッカーとの強いコラボが特徴。
そう、わざわざ、そしてまたしても本編中に前日譚を挟んでまで宣伝し、例年より早く上映した。

・・・しかし当の日本代表は予選敗退、以降CMではサッカー要素を廃せざるを得ない羽目に。スタッフ側の読みが甘かったな。

前置きが長くなったが、全体としてはパラレルワールドに飛ぶあたり、若干の1期臭を感じないわけでもない。
この映画のテーマは「争い」。良識派のフェムシンム・ラピスは、誰も死なない戦いであるサッカーに大層興味を示していた。
中盤での元軍人・凰蓮率いるチームシャルモンとユグドラシルとのビークル・ランチャーなどの兵器を用いての紛争シーンが長々としているのは、闘争の空しさを見せつけたかったのだろう。
おまけに紘汰の闇堕ちまで長い。相も変わらずミッチは戦闘じゃいいとこないような…。

シドと凌馬が早々にやられ、復活しないのはこの二人が紘汰たちと共闘するのはパラレルワールドといえどあり得ないという。
だからペコが仲間外れにならないための措置、黒影・真と、ラピスのライダー態、冠を取ってつけたように加えたのだ。
もっとも、後者にはせっかくスーツがあるのに即座に果実化し、まったくと言っていいほどアクションしないのは金田社長の悪癖か。

「サッカーしようぜ!お前ボールな!」

ぶっちゃけ、マルスは極アームズだけでも倒せたかもしれない。そのために劇場限定フォームにならなかったのは嬉しい誤算?片岡さんの演技でカバーしてたけど。

同時期の上映映画に強力なライバルがいる中健闘したことだろう。鎧武関連は微妙な事が多く、私もコメントに困ることが少なくない。
やりたいことはわかるもののちょっと滑り気味だと思う。

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2018/08/05 悪印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 22270 ホスト:22460 ブラウザ: 9177 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事 
ストーリー最悪(-3 pnt)
キャラ・設定最悪(-3 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽普通(+0 pnt)

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