[日本映画]モスラ対ゴジラ


もすらたいごじら / GODZILLA VS THE THING
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日本映画平均点100位381作品中平均点1.23=良い/22評価
1964年日本映画総合点1位30作品中
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作品紹介(あらすじ)

台風8号襲来の後、倉田浜干拓地に巨大な卵が流れ着いた。ハッピー興行社の熊山は卵を漁師から買い取り、地元の青年実業家虎畑と組んでレジャーランドを創り、大儲けを企む。

そんな時、インファント島から小美人が来て、卵を還すように懇願する。卵はモスラのものだったのだ。毎朝新聞記者の酒井と純子も虎畑と熊山の悪事を暴く意味も込めて、二人に手を貸すが、虎畑と熊山に拒絶されてしまう。

だが、その時ゴジラが目覚め、日本を襲う。余命幾ばくもないモスラは卵と日本を救うために飛来する。
●本編スタッフ
製作:田中友幸
監督:本多猪四郎
脚本:関沢新一

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 公開開始日:1964/04/29(水)
オープニング動画 (1個)
モスラ対ゴジラ
作曲:伊福部昭 編曲:伊福部昭 [ファン登録]
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最終変更日:2017/08/04 / 最終変更者:霧の童話 / その他更新者: 管理人さん / ラマンチャ / スペ9 / 提案者:634 (更新履歴)
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2019/03/10 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:88(64%) 普通:13(9%) 悪い:37(27%)] / プロバイダ: 17075 ホスト:17086 ブラウザ: 10181
マッハ3の巨蛾か!ミサイル重戦車のゴジラか!
空・海・陸を揺がす世紀の激斗
【良い点】
「ゴジラ」と「モスラ」との対決が今作のテーマですが、
なんと「あの」ゴジラが敗北を喫した戦いとなり、今作から
本格的にモスラが「善側(人間側)に着く怪獣」としてのイメージが濃くなり、そういうポジションとして決定付けられた作品となりますが、今作も今作で、1961年の「モスラ」の時と同様に、人間ドラマの中で、所々「風刺」の効いた内容が織り交ぜられており、そう言った意味でも、この先のモスラとゴジラとの因縁や、当時の怪獣ブームの起源的な役割を果たしたとも言える作品と思いました。

【悪い点】
ただ、こう言ってしまったら身も蓋も無いかもしれませんが、
確かにヘタしたら「脅威」になりかねないほどであり、善とか正義といったもので、人間の肩を持ってるという訳でもない(小美人を通して頼みはする)とはいえ、あの、当初から存在そのものが人類にとっての警鐘的な役割を持つ程の圧倒的な怖さ、
大規模な破壊力を秘めた「あの」ゴジラがメルヘンチックで、ピグモン並みにアイドル系怪獣としてのイメージが強い、でかい蛾の怪獣であるモスラに年老いた成虫や、(二匹がかりとはいえ)産まれたばかりの幼虫に振り回され、最後は海に「ドボン!」と沈んでそれからすっかりフェードアウト、そのまま「終」となる。これにはモスラファンではなかったり、ゴジラを絶対的と考える人からしたら素直に納得のいく事ではないかもしれないと思いますし、ゴジラを最後までヒールとしたのも、モスラに強い印象を持たせる作風にしたのには、別に文句は無く、むしろ良点とさえ考えていますが、ゴジラのやられっぷりは、ラストをかなりあっさりしたモノに感じてしまう事になり、そこが私にとっての不満点でしたね。

【総合評価】
「モスラ」を立てる作品としては成功した作品と云えますが、「ゴジラ」の脅威や、そこから来るカッコよさがあまり活かされてない作品という評価になりました。

評価は「良い」です。

2018/12/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:113(81%) 普通:2(1%) 悪い:25(18%)] / プロバイダ: 11609 ホスト:11522 ブラウザ: 10317
怪獣界のスター同士の対決だけあり力作だと思いました、人間ドラマは色々考えさせられる所もあり娯楽性も高く特撮パート、ドラマパートのバランスが取れて違和感なく見れました
全く知らない人から見たらゴジラとモスラってゴジラの方が貫禄があるからゴジラの方が強いんじゃね?って思う人もいると思うがこの作品を見たら考えが変わると思います

【総合評価】
スター怪獣の対決の中に考えさせられるドラマが詰まった傑作でもあるだろう

2017/08/04 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:748(51%) 普通:408(28%) 悪い:309(21%)] / プロバイダ: 24965 ホスト:24948 ブラウザ: 5171
昭和シリーズ屈指の凶悪なツラ構えで未だにファンからの根強い人気を誇る通称「モスゴジ」が、ヒールに徹して画面狭しと大暴れする『ゴジラシリーズ』第4弾であるのと同時に、「悪役」ゴジラの対戦相手へと据えられた事で、新たに「平和を愛する善玉怪獣」としてのキャラ属性を与えられたモスラが、親子二代に亘って怪獣王に挑む『モスラシリーズ』第2弾としての性格も併せ持つ東宝怪獣映画。
本作の存在が後のシリーズに於けるモスラへの「別格扱い」を招く要因にも繋がっていますが、其れはソレ。飽くまで映画内容に沿った評価と参りましょう。

怪獣対決路線を基本軸としながらも、企業側の「暴走」とも言えるビジョン無き宅地開発事業や、世論への問題提起を「煽動」と履き違えた新聞報道の在り様など、高度経済成長期のネガティブな面を皮肉る事で逆説的に「相互理解の重要性」を訴える制作陣の志は評価に値するでしょう。
然しながら、主役トリオの口にする数々の主張が屁理屈一歩手前の「理想論」ばかりである事も祟り、上述したテーマが空回りに終わった感は否めませんね。インファント島の環境破壊を招いた文明国への不信感を剥き出しにする小美人や島の人々へ、「神様は依怙贔屓なんかしません」だの「悪人にも生きる権利は有る」だの、挙句の果てには「諸外国へ反省を促すには長期展望が必要」などと抜かしたって、普通なら「誠意」なんぞ伝わりませんぜ ? 一応、モスラ自身の「英断」で助力を取り付けたとは言え、「被害者」たる彼らの心情を汲んだ説得台詞を慎重に吟味して頂きたかったところです。
典型的守銭奴として配置された虎畑 & 熊山の「悪党コンビ」も、小物過ぎて物語を牽引する程の魅力を発揮出来ず、ゴジラ出現後は両名とも早々に退場するので本編に於ける存在意義が然ほど感じられないンですわ。無印『モスラ』のネルソンや『ガメラ対バルゴン』の小野寺ばりに物語を引っ掻き回してくれれば、「ワル」としての愛着も沸いたンですけどねえ…佐原健二氏が楽しそうに悪役を演じてるのが救いでしょうか。
総じて薄味なキャラの中で唯一、「新聞は大衆の味方で権力者に非ず」「(世論が無関心なのは)お前のペンに力が篭ってないからだ ! 」と、報道の本質を説く丸田デスクだけは、演じる田崎潤氏の厳格な佇まいも相俟って少ない出番にも関らず強く惹かれましたけどね。

物語やキャラが微妙なれど「要」たる特撮は期待に違わぬクオリティの高さを有しており、取り分けカット毎に「着ぐるみ」と「ギニョール」を併用する事で、スピード感あふれるバトルの抽出に成功したゴジラ対成虫モスラ戦や、「溶かす」事に拘った放射能火炎の演出(「岩石があんなにフニャるのか ? 」てなツッコミは置いといてw)などは、チャプター操作で何度も観返したく成る程です。尤も、個人的に本作で好きな特撮は漂着したモスラの卵へ、漁船団が接近する様を俯瞰で捉えた序盤の僅かなシーンなんですがw
モスラの卵に迫るシーンで、如何にも「メンチ切ってます」てな感じに凄みを利かせるゴジラのどアップも大迫力なんですが、どうも「モスゴジ」は造形の完成度に反して迂闊な行動が目立つと言うか…。名古屋テレビ塔に尻尾を引っ掛けたり、名古屋城の堀で盛大にコケたりするシーンでは、怪獣王の醜態を招いた建造物へ「テメーこの野郎ッ ! 」とばかりに癇癪を起こしてブチ壊すゴジラが妙に微笑ましく映りましたわw

反面、クライマックスに於けるモスラ幼虫コンビとの決戦は、産まれ立てとは思えぬ程の頭脳プレーを発揮して怪獣王を翻弄する幼虫に忌々しさ( 笑 )を感じた事も影響して、「展開的には納得出来るけど心情的に納得出来ん ! 」という歯痒さを覚えたのが正直なところですね。
まあ、「逃げ遅れた子供達」というガジェットが出張ってきた時点でゴジラに敗北フラグが立ってる以上、止むを得ないと言えば其れまでなんですが…。

物語の微妙さを特撮の見事さでカバーしていた事も有り、評価的には「普通」寄りの「良い」と相成りましたが、どちらかと言えば映像特典に収録されている70分チョイの短縮版(『ドラえもん のび太の恐竜』と抱き合わせにされたVer.です)の方が、主役トリオの頓珍漢な説得台詞がカットされてる事も有って楽しめましたね。『ウルトラマン80』のTALIZMANがイメージソングを歌ってるのには驚いたけどw
[共感]
2017/08/04 あー思い出した。これ「のび太の恐竜」の併映作品だったんですね。確か松本零士のイラストが使用されてた気がします。熱線で溶ける戦車のシーンはインパクトありました。 by CHIGE

2016/12/03 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:494(78%) 普通:88(14%) 悪い:53(8%)] / プロバイダ: 4405 ホスト:4425 ブラウザ: 5171
【良い点】
ゴジラが、好きですが、モスラは、もーっと好きです。モスラの赤ちゃんが、ポケモン、キャタピーみたいで、可愛い!
あー、絶対、やられちゃうよーと思いながら中々、強い、モスラ双子の赤ちゃん・・・小美人扮するザ・ピーナッツ
と双子つながりで、かけているのでしょうか・・・儚げでけなげな感じのモスラの赤ちゃんが、良いです。

【悪い点】
基本、ゴジラは、悪者にして欲しくない・・・・

【総合評価】
小美人扮するザ・ピーナッツピーナツ程小さくはないが、彼女達が、モスラを呼ぶ歌を歌うとモスラは、出てくる・・
「モスラーやモスラー・・・・さくやー」だっけ・・・モスラは、がとそのイモムシみたいだけど・・・普通、嫌われる存在をなぜ、ヒーローにしたのか・・まあ、私は、青虫系統好きだからいいけどね・・・双子の赤ちゃんが、糸をピューッと吐くとゴジラにからまって、身動きが、とれなくなっていく・・
イモムシでも勝てます。見習いたいものです。
ゴジラシリーズの中では一番、思い出深いので、最高・・・後、ガメラとかキングギドラも見ましたけど・・・これが、やっぱり一番で、塩化ビニール製のモスラとキングギドラの人形とかも、持ってました。
あの頃、はやってたんだよねー・・・懐かしいです。双子のザ・ピーナッツとモスラ・・・・

2016/08/23 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:953(59%) 普通:366(22%) 悪い:309(19%)] / プロバイダ: 19103 ホスト:19125 ブラウザ: 5171
その後もちょくちょく共演することになるゴジラとモスラの初めての戦い。
この映画では「モスラ」とは逆で人間に捕らわれるのはモスラの方でした。

モスラは元からして昆虫なので怪獣相手にどのような戦い方を繰り広げるのだろうかと思いましたが
モスラの映画でも羽ばたくだけで強大な威力を見せていた旋風はもちろん
糸も攻撃の方向に利用し、毒鱗粉を放ち、短い手足でゴジラの尻尾を捕まえて引きずるなど
予想外に様々な戦い方を見せてくれたのが良かったです!

話の内容のほうはあんまし楽しめなかった側かなー僕は。再び真面目な話になったもののなんか微妙な印象です。
評価は「普通」かなっ!

2015/07/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7601(87%) 普通:644(7%) 悪い:464(5%)] / プロバイダ: 21970 ホスト:21977 ブラウザ: 1975(携帯)
一応、平成になってから作られた「ゴジラ対モスラ」も少し前に視聴したことがありますが、個人的には幼少期にレンタルビデオで借りてもらって視聴したこの1964年版のイメージが強いですね。

果たしてモスラの卵はどういった経緯で日本まで流れ着いてきたのか、確か他の作品ではインファント島で孵化していましたが、まさか海でやったのかそうでなくても海ガメみたく海岸沿いでやったのかそれとも何者かのイタズラなのか冒頭からそのことがなにげに気になったものでしたが、海沿いの村で引き上げられて、とある実業家に金もうけのために買収させられておりましたが、なんだかこのあたりの人間の私利私欲ぶりは前作を踏襲しておりましたよね。

タイトルがタイトルだけにゴジラはどちらかというとモスラの引き立て役といった印象でしたが、それでもモスラの双子の幼虫が二匹で強力してゴジラをやっつけるシーンはインパクト抜群で幼少期に観たのが未だに鮮明に残っているほど。以来、モスラの幼虫はやたら強かったというイメージを抱いていたものでしたね。

しかし幼虫が海を泳いでいたシーンは当時は何とも感じませんでしたが、今思うとシュールでしたな。

評価は「とても良い」とさせていただきます。

2013/12/17 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2202(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 16515 ホスト:16546 ブラウザ: 5386
「モスラ」を見た直後に今作を見たので、かなりテンションが上がりました。
ゴジラを止めるための人間側の奮闘や、モスラの命がけの行動によるゴジラとの戦いなどなど…。
とにかく、見事な怪獣バトルの王道作品です。これまでのアンギラス、キングコングとの戦いがそこまで…だったのに対して、今作は内容も戦いもわりと良かった。
今後、東宝怪獣同士が一同に会するのは珍しくなくなりますし、ゴジラとモスラはある時から殆ど同じシリーズであるかのように一緒にいる事が増えますが、「モスラ」単品を見た後だと、クロスオーバーのようにも見られる。
「ゴジラ」「ゴジラの逆襲」「キングコング対ゴジラ」で描かれてきたゴジラの世界と、「モスラ」の世界って全く別物だったと思うんですけど、そこの共演を上手くやってましたね。案外これは違和感なく受け入れられたし、世界観の特殊さからモスラ主体になりつつも、ゴジラの恐怖をしっかり描いてました。
これは、ややファンタジックなストーリーもあった前作「キングコング対ゴジラ」の功績かもしれません。いきなり混ぜたら違和感が出てくるところを、前作のお陰で難なく受け入れられるくらいになっていた。

まず、正義はモスラ、悪はゴジラという明確な図式に加え、人間の善と悪もしっかり描いているのはかなりポイントの高いものでしたね。
あんまりシリーズを見て行ったわけではないのですが、これぞゴジラ、これぞモスラって思うのは、やっぱり人間たちへの警鐘も混ざっているストーリーです。
インファント島に足を踏み入れた人々が、水爆実験によるインファント島の様子にコメントするところは、変に説教臭くないドライさも相まって、却って深く考えさせられるものでした。
「最近、耳にタコができるくらい原爆反対のニュースを聞くけど、実際に見てみると確かに酷いものだ」とか、そんな感じの台詞でしたよね。やっぱ、聞くのと見るのとで随分違うわけですし、何より、この台詞って、「原爆反対なんて当然の事だから喚く気はなかったけど、実際に見てみるとやっぱり凄惨で、もっと関心を持つべき事象だった」みたいな感じでしょうか。
とにかく、インファント島の描写はなかなか良かったと思います。この辺りのモラルを思いっきりストーリーに絡ませて主張してくるのではなく、さらっと描くからこそ却って印象に残るシーンでした。

んで、モスラから伝わる「命」「生」みたいなテーマ。これがメインだと思うのですが、やっぱりここが一番良かったですよね。
モスラは力尽きるけど、モスラが残した命がゴジラを追い込む。
怪獣親子の「俺の屍を越えて行け!」展開は感動的なだけでなく、熱いストーリーでした。
親モスラは、どうやら「モスラ」に出てきたモスラのようですが、「続編で前作キャラが死ぬ」というのは本当なら辛いはずなんだけど、それでもこのモスラの奮闘はかなり良かった。
モスラにも守るべきもの・戦う理由があるから、命をかけてあんなに必死で戦って、卵を護って死んだんでしょう。今作のモスラは一言もしゃべらないのに、その意志が胸に響く。
その卵が孵化するシーンは、グロテスクで気持ち悪いくらいなのに、まさに生命の誕生の瞬間でかなり感動的でした。

特撮シーンは、あれだけ体格や体の形状が違う二大怪獣の戦いを演出するところでちょっと苦戦してた気もしますが、それでもかなり出来は良いです。
相変わらずの鱗粉攻撃もそうですが、あのゴジラとモスラの二体って意外とバランスの良い対戦カードなんですよね。
空と陸、カラフルと白黒、正義と悪、太鼓の昔からいる神秘の守り神と近代的な科学兵器が生み出した怪物…みたいに、何もかもが対照的で凄く良い。
圧倒的なパワーを持つゴジラに、弱弱しくなりながらも立ち向かっていくモスラの姿は、「小さい力が連なった大きなものに勝ち抜く」という勇気や、生命の美しさを教えているような気がします。
バトルシーン以外だと、今回は名古屋城が破壊されますが、あれもまた良いですよね。ゴジラがちょっとつまづくだけで日本の歴史的建造物なんてイチコロなんですよね。わざと壊した感じじゃないのがまた良い。

というわけで、本作もかなり評価できる一作でした。
怪獣同士の戦いっていうプロレスではなく、人類対怪獣というドラマであったのも魅力だし、喋らない怪獣たちの持つ感情が見えてくる不思議な特撮シーンも素晴らしかった。
評価は「とても良い」。

[推薦数:1] 2012/11/11 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:69(61%) 普通:17(15%) 悪い:28(25%)] / プロバイダ: 16514 ホスト:16694 ブラウザ: 3437(携帯)
東宝における自社の人気二大怪獣、モスラとゴジラのバトルを描いたゴジラシリーズ第4作「モスラ対ゴジラ」ですね。

メイン単体で看板を背負った主役級の怪獣をどちらも同時に引き立てて物語を無理なく展開させる、というのはやはり至難の技というか、強引な部分が生じてしまうんだなっていう印象でした。

「モスラ対ゴジラ」のタイトルから言ってモスラの名前が先に来ているので、言わずもがな事実上メインはモスラであります。そう見れば納得いくのでありますが、やはり多くの観客は強いゴジラをメインで観たいというのが本音。
そんな無敵水爆大怪獣ゴジラがケチョンケチョンにやられて挙げ句モスラの繭でス巻きにされ成す術もなく海に叩き込まれて敗北を喫してしまう。善=モスラ、悪=ゴジラという図式上、ゴジラが負けるのは宿命的なものではあるものの、正直やはり嫌だな。確かに悪が勝利ってのはもっと変ていうのは理屈では解っているのですが。

ドラマパートでも納得できない部分がありました。
ゴジラ被害に困りモスラの力を借りるべく主人公達がインファント島に渡った際の会話。
原水爆実験で緑の美しい島を廃墟にされ、島民自らも「聖なる命の泉」がなければ死滅してしまう。そんな島民達が「努力しますから長い目で見てください」「悪人だって生きる権利はあるはず」という説得ともつかない空気の読めない自分達の都合ばかりで島民への気遣い皆無の押しつけ。かつ主人公達の一方的な数分の話に誠意を感じ、協力する・受諾するって、それはどうなんでしょう。
裏切られ続け生命の危機にまで追い込まれ、虐げられている島民がそんなイージーな言葉でOKって物凄く気になりました。モスラの力を借りたいというお願いに即答で「断る!」ていうほど外界に最大限の不信感を抱いているんだから、主人公たちもゴジラによる被害の心配も大事だけど、今まさに生命の危機にさらされている島民のことも考えてあげようよ。
モスラの力を借りられるかどうかのドラマパートの最たる見せ場なのに、そんなアッサリと島民たちだって承諾するわけが…。あれ!承諾しちゃうの!?そんなんでいいの!切り替え早っ!ていいますか。うーん、よくわかんないや(にがわらい)。

しかも本作における「生きる権利のあるはずの悪人」たる虎畑と熊山は醜い金銭トラブルで殺しあい絶命退場します。これではインファント島での説得セリフが空気になっちゃっているような…。
テーマや個々のシチュエーションは良い線いってるのに、それらの設定にドラマが追いついていけていない感が拭えない印象でした。

名古屋を襲撃するも、タワーに尻尾が引っ掛かってパニクったり寝ぼけてお堀に足を取られて滑落し名古屋城に顔面強打するゴジラもキング・オブ・モンスターとしての風格や威厳もなく、電撃作戦等の対策は講じるもののゴジラサイドのストーリーが薄味ぎみなのが残念でした。

ゴジラと親モスラのバトルも、ゴジラの放射能火炎直撃を喰らって力尽きるモスラに「逃げたのではなく、モスラの寿命」的な双子小美人のセリフがありますが…。いやいやいや、あれは寿命じゃなく明らかにゴジラの放射能火炎直撃が致命傷ですよ。
ドラマと特撮が食い違っていたのも残念でした。こうした食い違いって観ていて訳解らなくなるのでちょっと勘弁して欲しいかな。

防衛隊による電撃作戦は人類側が調子に乗って電圧を上げた為に失敗しちゃったもののゴジラが完全に圧されてましたね。モスラ成虫・幼虫バトルもやっぱりゴジラが完全に圧されちゃってて。
作劇上「倒すべき存在」であるが故にやられっぱなしで全編通してゴジラいいとこ無いなっていうのも残念でした。圧倒的な強さや脅威の存在というより「単なるやられキャラ」みたいな雰囲気が終始つきまとって仕方なかったです。
良い点としては成虫・幼虫ともにわしゃわしゃ動くリアルなモスラ。まあ動く動く。ゴジラのデザインや放射能火炎発射時のド派手な背びれ発光も相変わらず格好良く、個人的にそこは好印象でした。

ただ、やはり圧倒的に強い存在としてのゴジラを期待していた僕としては「…あれ?…ゴジラ…あれ?…ゴジラこんな弱かったっけ?…あれれ?」な作品でした。

2012/11/09 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2869(60%) 普通:804(17%) 悪い:1130(24%)] / プロバイダ: 13784 ホスト:13627 ブラウザ: 9931
原子力に手を染める世界と金の亡者と化す日本人を嘆く制作者の声。
これが、この作品を視聴中、常に脳裏に響き渡りました。

話は、台風が過ぎ去った後、干拓地でモスラの卵が発見される所から始まります。

先ず目を引くのは、漁師に金を渡してモスラの卵を手に入れる、卵を返す事を要求する小美人を捕まえようとする、
小美人と卵を返すよう抗議に来た酒井達に小美人の売却を持ちかける、ホテルで仲間割れをしている所をゴジラに襲われてホテルと運命を共にする等、
ネルソン(モスラ)に勝るとも劣らない熊山と虎畑の強欲ぶり。

次に、「悪魔の火、焚いたのは誰だ。神も許さぬ火、焚いたのは誰だ」「悪魔の火、弄んだ報いだ」等に代表される
インファント島の人々の怒りの声と酒井が島の人々に向けて発した「難しい問題」「努力していきます」「長い目で見てください」と言う言葉が入った台詞。
これらは、原子力に手を伸ばす人類に対する制作者の声を代弁しただけでなく、高度成長期の日本人の分身と言ってもいい熊山と虎畑を通して社会に釘を刺してもいました。

また、蜂に襲われる人間の様にモスラの攻撃を避ける、モスラの幼虫に尻尾を噛まれて悶絶する等、
思わず笑ってしまうゴジラの姿も印象的でした。

欠点を挙げるとすれば、ベビーフェイス(モスラ)がヒール(ゴジラ)並みに華がない事位です。

2012/10/29 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:409(55%) 普通:50(7%) 悪い:286(38%)] / プロバイダ: 26059 ホスト:26128 ブラウザ: 9615
モスラが人間の味方というのが気に喰わないですね
自分昆虫嫌いですし、しかもゴジラ負けるし昆虫に対する憎悪溢れる内容でした(超低レベルな感想ですいませんw)
こんなバッドEDなんぞ...悔しい!

2010/10/18 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:670(88%) 普通:60(8%) 悪い:33(4%)] / プロバイダ: 1798 ホスト:1988 ブラウザ: 3876
【良い点】
ピーナッツの二人組みが歌うモスラの歌
モスラの卵がどでんと居座るのが良い
モスラの繭が東京タワーに括りつけられる絵が良い

【悪い点】
ゴジラが負ける

【総合評価】
数あるゴジラ映画で一番覚えている奴です。他にも見てるはずなんですが、記憶に無いです。

悪い点で書きましたが、子供の頃の話ですが、ゴジラが芋虫に負けたのはちょっとショックでした。ただ相手は2匹いたし卑怯だとかいろいろあるのですが、良く考えるとゴジラ日本人の敵なんですよね。その辺りあんまり考えずに何かモスラ最強には抵抗がありましたね。何故?的なものがやっぱりあります。再放送で見てるので、ゴジラ最強的に他の作品で見てきたので。

ピーナッツの歌とバトル以外ほとんど覚えていませんが、ゴジラが負けた映画だと言う事が子供の時で一番記憶に残ってますね。

2010/10/05 普通の立場コメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 4749 ホスト:4768 ブラウザ: 6395
えー、まぁ事後的に観て、微風で卵揺れまくりでSu〜 ★
どこぞの㈱会社が卵を興行に利用しようとするのが許せんというのは理解できますが、
ネグレクトよろしく卵放置していった母親の責任はどうなんでしょうね。

■ ゴジラ ■
今回のゴジラは、ちょっとドジっ子風味で、電線に尻尾が絡んだ反動で、城に倒れるの。
でも、泥土からの出現シーンは良く、陸海空と三軍総出撃だった上、巨大な網の罠も軽く引き裂く。

■ モスラ ■
尾を摑んで引き摺るなんて、蝶々のくせに、見かけによらず、なんて怪力モンスターだ。
しかも、毒の燐分というMAP攻撃まで兼ね備えた万能タイプ。
今回の 「 ゴジラ 」 が未だに人気な理由の1つが、
幼虫との第2ラウンドという最初と違う仕様の試合が観れる点。

2009/09/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:166(60%) 普通:28(10%) 悪い:81(29%)] / プロバイダ: 14500 ホスト:14611 ブラウザ: 7477
【良い点】
ゴジラの光線。

【悪い点】
モスラのデザイン。

【総合評価】
怪獣と蛾が闘うのはちょっとバランスが悪いですね。
というかモスラって・・・。

人間からの攻撃も殆ど無意味で無駄なものじゃなかったんじゃないですか?
一応シリーズで面白い方にはいるから評価は【良い】で。

2009/05/29 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:503(44%) 普通:378(33%) 悪い:254(22%)] / プロバイダ: 21257 ホスト:21301 ブラウザ: 9125
【良い点】
・モスラとゴジラの競演がある。
・テーマ性、メッセージ性がある。

【悪い点】
・特になし。

【総合評価】
モスラとゴジラ、タイプの違う人気者の競演ですね。
モスラのどこが良いのか良く分かりませんが、あまり印象に残らずゴジラにやられている海獣たちと比べれば良いんでしょうかね。
一見かわいくも見えるし。
内容は、ありがちな設定ではありますが、一応テーマを持って作られているので良いと思います。

2008/08/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:78(55%) 普通:16(11%) 悪い:49(34%)] / プロバイダ: 6794 ホスト:6761 ブラウザ: 8090
主要襲撃地点は名古屋。ゴジラ、モスラ(幼虫、成虫)が登場。いかにも東宝特撮らしく、一見単純な娯楽作の体裁をとりつつ観光開発ブームや背後の政治家の暗躍、新聞の第三権力化など、やんわりとながら当時の世相への批判が盛り込まれた作品。
今作のゴジラは純粋な悪役として登場していて、新造された顔も前作と異なり目のつり上がったものになっています。この作品では珍しくゴジラが土の中から登場。当初、干拓地から発見されたゴジラの皮膚は台本の時点では前作でのコングとの戦いで折れた牙で、ゴジラは瀬戸内海の埋立地から出現、姫路城を破壊する予定だったらしいです。また、虎畑も万造という初老のキャラクターでした(次郎の父親としてセリフには登場する)。この作品が怪獣同士の闘いでゴジラ初の黒星(昭和シリーズでは唯一)を喫した作品でそれもまた良いです。
またゴジラが名古屋城を破壊するシーンは、元々ゴジラのスーツアクターであった中島春雄さんが誤ってつまずいて名古屋城のミニチュアに衝突してしまったものらしくて、本来ならばNGシーンだったのが、監督が気に入ったのでそのまま使われることになった、と言われてます。カメラマンの有川貞昌さんは、このシーンはスケジュール上かなり後の方に撮影が行われていて、時間的にも予算的にも名古屋城のセットを作り直すことができなかったので、脚本を変更してゴジラが転ぶことにして、後は編集で処理したと語っています。
他にも低予算が見られるシーンは、見られます。
「キングコング対ゴジラ」のゴジラスーツを使ったシーンも
あるだとか…。

評価
低予算でよくやりました。
ポスターは、松本零士さんが描いたり
「のび太の恐竜」の同時上映として再度公開するなど
興味深いです。
で評価は、「とても良い」で。

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「テーマ性で言うなら結構よく出来ていると思います。人間の所業でインファント島の人々やモスラは迷惑を被っ...」 by アトン


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2019/03/10 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 17075 ホスト:17086 ブラウザ: 10181 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事友情/ロマンチックな気分/楽しい/面白い/格好良い/可愛い/考えさせられた/道徳心&モラル 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽とても良い(+2 pnt)

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