[ゲーム]MOTHER3 (マザー3)


まざー3 / MOTHER 3
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ゲーム総合点=平均点x評価数361位6,149作品中総合点30 / 偏差値57.20
ゲーム平均点751位965作品中平均点0.54=良い/56評価
2006年ゲーム総合点12位241作品中
評価統計
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音楽1.55(とても良い)11
キャラ・設定0.83(良い)12
映像0.83(良い)12
ストーリー0.83(良い)12
ゲーム性0.25(普通)12
難しさ0.09(普通)11
悲しい67%8人/12人中
考えさせられた50%6人/12人中
びっくり50%6人/12人中
涙流した33%4人/12人中
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作品紹介(あらすじ)

[紹介]
糸井重里氏によるプロデュースが話題の現代風人気RPGシリーズの第3弾。一時は発売自体が危ぶまれていたのだが、機種を携帯機に変更しての正式決定となった。現代のアメリカ風の世界観と敵味方が「魔法」ではなく、「ESP」(超能力)を使用するのが大きな特徴。
[ストーリー]
いかにものんびりした美しい風景のなかに、質素な山小屋がたっています。主人公の少年の、おじいさんの住まいです。お母さんと一緒に、おじいさんのうちに遊びに行った、双子の少年たちは、今日のうちに、お父さんの待つタツマイリ村に帰ることになっています。
制作:任天堂
機種:ゲームボーイアドバンス
日本 発売日:2006/04/20(木)
攻略法
(全リスト:50音順/更新順)
1裏技詰め合わせ墨汁一滴 2012/06/075,498文字
2小ネタ遊戯 2014/04/061,003文字
(ログイン状態であり階位を持っていることが必要)
攻略サイト
1. マザー3 完璧徹底攻略データ
2. Mother3 capture~マザー3攻略

攻略サイトの登録は階位5000位以内の論客の方はこちらから、それ以下の論客の方はこちらから情報提供して下さい。
公式サイト
1. MOTHER3
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最近の閲覧数
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最終変更日:2010/05/04 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: 石鯉 / myu / ガンナー / 提案者:孔明 (更新履歴)
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2018/07/15 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1614(52%) 普通:805(26%) 悪い:701(22%)] / プロバイダ: 20932 ホスト:21118 ブラウザ: 8690
待ちに待って、ついに発売されたMOTHERの続編がコレかぁ〜。というのが当時の感想でした。
システムなどは悪くないのだけど、牧歌的な雰囲気の中での旅立ちがあった前作と違い
非常に重い運命のストーリーが展開され、なのにどこかこじんまりとしています

マザー2は子供のころにプレイした。対して3ではもう大人になりかけていた。それが評価に
繋がっているというのであれば、どうしようもないですが、ともかく本作は純粋にゲームを
楽めたかたというと、、、微妙だったかな

期待値が高すぎたのもいけなかったのかもしれませんが評価は【普通】です

2017/08/30 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:544(62%) 普通:137(16%) 悪い:193(22%)] / プロバイダ: 31405 ホスト:31180 ブラウザ: 8307
久々にやりましたけど
MOTHER、MOTHER2に比べると群像劇としてきちんと物語が据えられたゲームなんだなと実感しました。
今までの2作は自由度が高いです。
ま、一応メインのストーリーはありますけど"ぼくだけの場所"にいるボスを倒す順序が割と縛られてなかったりしますし、
そもそもフィールドが世界中なのでテレポートを駆使して色んな街を観光することすらできます。
一方MOTHER3はフィールドが一つの島限定。ボスを倒す順は確かに自由ではありますが、それは7章に関してだけ。
物語性がものすごく高いのでその中でどう操作するか、というゲームなんですよね。自由度を求めたらこれは駄作なんだろうなと思います。
ただその物語性に面白さを見いだせたらもうこれは名作と言って差し支えない出来に感じられるでしょう。
僕は後者でその物語性に圧倒されたくちなのでMOTHER3も1、2に劣らない名作だと久々にやって再確認しましたね。

2017/05/21 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:116(59%) 普通:29(15%) 悪い:52(26%)] / プロバイダ: 18715 ホスト:18534 ブラウザ: 4699
【総プレイ時間】
1周クリア

【良い点】
演出
一度しか、その場面でしか使われない絵や音が尋常でないくらい多い
ドット絵でここまでやっているのは今のゲームでもないでしょう
BGMは種類が多すぎて印象に残りづらいってのはあった。印象深いのはフィールド曲くらいだったもの

画面の切り替わりが非常に早い、こういった所の快適性は良かった

【悪い点】
一本道、ムービーゲー
これでもかと言わんばかりに悲劇を押し付けられるのがキツいっす;;
一本道と言われるゲームだが実際にはそこまで極端な一本道ではないのだけど、
狭い範囲しか行動できないとか、ムービーゲー要素のせいですごく窮屈で狭苦しく感じる
行き先のヒント出しすぎだし、行き着いた先に必ずカエルがいるのなんかもレールに乗ってる感を強くしてる

【総合評価】
元々何回も作れるようなタイプのゲームではなかったんだなと
FC→SFCで容量が上がったんで同じ方向性で2度作れた、けどそこでもう完成されましたよね
同じことをやっても仕方ないので違う方向性の物を作った。それはクリエイターとして素晴らしい事だと思うけど、
作りたい物を作ったではなく、変えるという前提があって作った、という感じがしたな

私はマザー2が面白かったのは糸井重里だからではなく任天堂だからだと思ってたが、やはりそうだったのかなと
開発がブラウニーブラウンに変わってるんですが、新約聖剣やマジバケと似てるんですよ、
悲しみの押し付けと演出に拘ってるのが。それが糸井氏の方向性と合わさって極端なムービーゲーになってると思う

このゲームをどう思うかは"感動"をどう思うかでしょう。大半の人はまず感動はするはず
あまり書いてないが不満点の多いゲームで、感動がそれを上回るかどうか
私の場合は上回らなかったし不満のほうがやや勝ってるくらいだった

評価は 普通
面白くはなかったが作品としては悪くないし、意欲作だとは思う

[推薦数:1] 2015/11/26 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:73(86%) 普通:9(11%) 悪い:3(4%)] / プロバイダ: 45932 ホスト:45792 ブラウザ: 10075
まぁ、こんなもんか、というのが初プレイ時の感想。
開発の経緯からある程度予測できたとはいえ、散々引っ張った挙句にこのレベルでは。
世界観やストーリーはともかく、ゲームとしては微妙な出来と言わざるを得ない。
ありがちなJRPGに堕してしまったという感じだが、良い部分もあるので一応、評価は好意的。

もともと本作は、一つの街を舞台にしたワールドシミュレーターになるはずだった。
「1」「2」でも、ゲームに関係なく勝手気ままに生きている住民は登場したが
「3」では彼ら全員にAIを持たせ、住民たちが意思を持って生きている世界を作ろうとしたのだ。
時間が流れ、住民が勝手に考え、それらの行動すべてが世界に反映されるRPG。
当時(90年代!)の私は、そんな夢のようなゲームの登場に期待を膨らませていた。
ところが結局「そんなの無理でした」ということで開発中止になってしまう。
その後、シナリオや幾つかのアイデアのみを再利用して、2006年にGBA用ソフトとして発売されることになる。

2006年といえばベセスダの名作「Oblivion(TES4)」が発売された年である。
広大な世界に多くの住民たちが意思を持って生活し、フィールドでは常にドラマや事件が起きている、
プレイヤーは世界の一員としてそこに参加、あらゆる行動や立場を取るのも自由、
そしてそれらが物語の展開や世界情勢に反映されてゆく、という画期的なRPGだ。
糸井氏と任天堂が「大口叩いて作れなかった」ものを、悠々と実現してみせた。
モタモタしているうちに、構想通りのRPGが海外から現れてしまったのだ。
「MOTHER3」も初期の構想を実現できていたら傑作になり得ただろうし
これがもし90年代にでも出ていたら、歴史的にも高く評価されていたであろう。
しかし結果は12年かけて単なる旧式のゲームに仕上がっただけ。
ひたすらその古臭さとショボさにガッカリさせられたものであった。

そして相変わらずだが、RPGとしての出来は良くない。
常にシナリオの都合でパーティメンバーを勝手に決められてしまうので
自軍を好きに編成したり育て上げる楽しさがまったく無く、
成長パターンも覚える技も全部決められていて、選択の自由やゲーム性がゼロ。
それに加えて今回は一方通行の一本道だ。これは前2作にも無かった欠点で、旅の楽しさが大幅に減少している。
とにかく制作者に決められたレールの上を辿るだけの作業。
ロクにRPGを知らない者が作ると最終的にこうなりやすいんだが
シナリオを軸に作りたがるので、キャラも道筋も固定されて、プレーヤーの遊べる余地が無くなってしまう。
そんなに物語を見せたいのなら余計な「移動作業」と「戦闘作業」を省いて、ノベルゲームにするべきだ。
RPGの常識を覆すことばかり考えてないで、いい加減まずRPGについて勉強しろ、と言いたい。

と、この辺までが初プレイの感想。ていうか不満。
過度な期待をしなければ見所もあるので、いくつか書いてゆく。

テキストによる描写が圧巻。
本作では、現代RPGのような住民のバイオリズムやAI処理は導入されていないが
限られた少ない言葉の力で住民たちに個性や人生を与えている。
無意味にボリュームを稼ぐための没個性的なセリフやキャラも存在しない。
ハードの性能やシステムに頼って住民にリアルさを出すのではなく
ちゃんと人間描写をして、一人一人の住民たちにリアリティを与えているのだ。
これはMOTHERシリーズ全作に見られることだが「3」では特に徹底されていて
他の作者では代用が効かない素晴らしい仕事だと思う。

シリーズの主軸である「体験」要素を突き詰めたこと。
確かに本作は、古臭い一本道のシナリオ読まされゲームではあるが
巻き起こる事件や展開などには凄みがあり、プレーヤーに強烈な体験を与えている。
「映画や小説は、主人公が勝手に困難を乗り越えてくれるが、ゲームは自分の力で乗り越えるから感動が大きい。」
みたいなことを、いつだったか糸井氏が語っていたように(ニンドリだったかな...)
シナリオをなぞるだけの意味や価値はある。

細かい話だが、操作性はかなり向上している。
3作中ダントツに良い。

雰囲気やイメージ作りが秀逸。
ファンタジー要素を混ぜつつもベースは開拓時代のアメリカ風で、個人的にはかなり好きだ。
音楽は前2作ほどではないにせよ、なかなか良い。歌(メロディ)としては弱いがBGMとしてはOK。
アートワークも優秀で、ありそうでない色使いがヘンテコな世界を見事に演出している。
旧作ファンには違和感のあるトップビュー視点ではあるが、画面構成・デザイン的には良好。

まぁ総合的には「良い」くらいにしておきたい感じ。
「1」も「2」も斬新で画期的なことをやっていたので、「3」でも何かやってくれるのかと
期待しちゃいましたが、ごく平凡なJRPGで残念でした。
12年という歳月は、時代が移り変わるのに十分すぎた、ということだろう。
旧世代のアドベンチャーゲームとしては良作だと思うが
あの時期に出てきたRPGとしては、特に新鮮味のない作品だった。

以下余談・妄想。
ネタバレあり。

最終作ってことで母からの自立。
(もっと甘えさせろ「4」出せよ、とは思うが。)
でもヒナワって「1」のマリア的な立ち位置ですよねえ。
時空を超えた大きな母性みたいな。
ていうか「残されて閉じこもる父」と「別世界から見守る母」って...。
この両親と、ジョージとマリアが重なって思えて仕方ないんだが、どうなんだろうか。
「1」と同じように、大きな意味での母性が描かれているのならば
子守唄(愛のテーマ)は、双子にはもちろん、ポーキーにも聴こえているのかもしれない。

生まれて初めて触れる愛(母性)次第で、我々はリュカになったりポーキーになったり。
愛されなかったポーキーはワガママに奪い、愛されたリュカは乗り越え与えてゆく。
たぶん「愛されぬ者への愛」が本作のテーマでしょうか。
こんな哀しきポーキーすらも愛してやろうぜ、っていうのが
まさに「MOTHER」の名に相応しく慈悲深い本作のテーマですね。

「マジカント」も「マジプシー」も「マジ○○○」っていう造語。(分からない人は調べましょう)
「1」でのマップの形(笑)や「2」でのネスサンの格好をみてもマジカントが母胎のメタファーなのは、ほぼ間違いない。
じゃあマジプシー連中は何なんだ。男でも女でもないぞ。おねーさんではあるが。
え?糸井氏によれば男と女の接合体だと。てことは、やっぱり母胎メタファーでOKデスカ?
毎回MOTHERシリーズは「母胎消失→誕生」の流れになるんで、
こいつらが消失して世界が新生するという展開は、「3」特有かと思いきや
実は「1」「2」でもやっている恒例の儀式。

キマイラは母から生まれてきた存在ではなく、不自然な生物であり
タツマイリ村の人々も家族ごっこをしているので、実は母子の繋がりがない。
タイトルロゴの木と金属が表すように「割り切れないもの」を受け入れるということが
どうも本作では強く描かれているようだけど、
「1」のマリアとギーグも実の母子ではないところからして
これってシリーズ当初からあった全体の大きなテーマかも?

そういえば「MOTHER3」の初期構想
「一つの街に意思を持った住民たちが住み、時間が流れ、行動が世界に反映される」
という画期的な部分だけを、先行して実現したのが「どうぶつの森」なのでした。
どうして発売前から楽しみだったのか思い出した!

元ネタの悪童日記も読んでみた。
過酷ではあるが双子がタフすぎて頼もしい。
あれに比べるとやっぱり本作は泣きを狙いすぎだな。
だいたい自分で悲劇を描いておいて「さぁ泣け」というのはマッチポンプだろうに。

海外のファンが作っている(作った?)続編のクオリティが高い。
でも結局、MOTHER特有のあの台詞まわしを書けるヤツがいないんだよなぁ。
まぁ、スピンオフでもリメイクでもいいから何か新作ヨロシクってことで。

2015/01/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 1868 ホスト:1931 ブラウザ: 9629
【総プレイ時間】
50時間くらい

【良い点】
・世界観が独特
・曲はどれも好き
・クマトラはいいキャラ
・フィールドが広く、色んな場所がある
・終盤のキツさがRPGらしい

【悪い点】
・大量にオカマがでてくる
・ホラーな部分が嫌い
・ゴキブリとか雑魚敵が微妙
・ストーリーに流されてる感じが強い

【総合評価】
元のマザーを知らないので、それなりに楽しめました
何回か行き詰まって中断しましたが、最後まで自力でクリア
することができました。エンディングはキャラが総出で
迎えてくれるので感慨深かったです

しかし、元は知らないのに、どこか作品が腐り
かけてる感じがしました。ストーリーは無駄に複雑だし
サウンドバトルは楽しいとは思いませんでした
本当に、大作を作ろうとして上手くいかなかったんだろうなと…

惜しい作品なんだけど、もうリメイクとかないんだろうな…

追記… 全体の評価の基準の変化により、評価を一つ上げます

2014/10/29 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:136(62%) 普通:45(20%) 悪い:39(18%)] / プロバイダ: 7403 ホスト:7366 ブラウザ: 7457
MOTHERシリーズ最終作として発売された1作です。

★システム △
MOTHER2から大分期間を空け、満を持して発売されたゲームですが、基本的なシステムはMOTHER2を踏襲。
つまり根本は良くあるRPGですが、
エンカウント方式がシンボルエンカウントだったり、
HPがドラムロール式のため回復、攻撃の戦略が立てやすかったり、
魔法の変わりにPSIという能力があるのでそれを使い戦っていくと...
ここらはMOTHER2でも良い点であり、良さをそのまま引き継いでいるので○。

それに加え、今作はそのHPのドラムロールがゆっくりになったため前作よりもタイトで無くなったし、
(実際3をやってから2をやると大分HPの減りが早く感じる)
フィールド画面でダッシュが出来るようになったので移動が快適になったと改良も加えられています。

ただ、バトル時に音楽に合わせてボタンを押すと連続攻撃が出来るサウンドバトルは、タイミングが
難しい曲も多い上にそこまで格段に威力が上がるわけではないのでちょっと微妙だったかも。
システムとしてはなかなか面白いだけに惜しいところ。

しかし今作の特徴はシステムよりもストーリーにあり。
なんといっても切ない!「奇妙で面白くそして切ない」というコピーですが、どちらかというと
切なさ乱れうちって感じです。
1章でいきなりちょっと鬱々しいイベントがあってそれを2章で少し盛り返すのですが、以降は明るくともどこか
影を落としたような展開が続き、そして最終章で語られる衝撃の事実...
親子愛だとか、バラバラになったピースが1つになるだとか、そういう方向の深みが出ていることは確かなのですが、
どうにもちょっと2から作風が変わりすぎた故か、ここが賛否両論ポイントになっています。

個人的にはこれはこれで有りだと思いましたが、ただこうするならラストをもっと良い展開にしてくれても
良かったんじゃないかなあと。
ネタバレになってしまうのでちょっと言えないですが、最後があの展開なのはちょっとなあ...

★グラフィック ◎
MOTHERらしい独特のやわらかさが良く出ています。
先述のちょっと暗いストーリーや、機械改造されてしまった敵なども出ますが、
グラフィックの柔らかさのおかげでそれがオブラートに包まれています。
キャラ像に関しては一応個性的であり、舞台のタツマイリ村に合っています。
どせいさんなど前作の登場キャラ、NPCキャラも合わせ仲間が割りと多いのは嬉しいところ。

★操作性 ○
特に違和感などはなし。ダッシュが出来るようになったのでかなり移動も楽になりました。
ただ、PSIを覚える前に熱を出すので少しの間走れなくなる、という部分だけは
ちょっと冗長に感じました。

★難易度 ○
きちんとレベリングをしておけば割りと苦労なく進めます。
また、仲間の1人の「ダスター」のドロボーグッズがさり気に強し。

弱点属性もゲーム中に調べられるになっているのは親切。
テキツヨメミンや、レアな敵などで楽にレベルアップ出来るようになっているところも○。

★ボリューム ○
章立てで進んでいくので間延びしていないところは良いですが、
どうしてもタツマイリ村というある意味閉鎖された空間を舞台としている為に
あまり世界の広さを感じられないのは惜しいところ。
ただ、HPが1億ある敵だったり、ちょっとしたミニゲーム的な要素だったりが各地にちりばめられているのは面白いです。

★BGM ◎
またもや抜群にいいですね。今作のテーマソングである「愛のテーマ」を始め、
「マジプシーのテーマ」(3曲あって曲名も違いますが総称して)、DCMCの「ボンボヤージュ・アミーゴ」などなど...

戦闘時のBGMもパターンが多いしどれもなかなか高水準、BGMに関してはこと素晴らしいです。

★ここがGOOD
システム的には非常に安定していますね。主人公がリュカという少年なところも見所。
リュカが主人公なおかげで合間合間のイベントやラスボスとの戦闘がグッと引き立っています。
切なくストーリーが進む中でも道を切り開こうと頑張るけなげな姿はなかなか良かったです。

また道中も、お遊び的な要素が結構散りばめられていたりするので、話は暗いけど
そこまでずっとどんよりしたシリアスなものではないのは○。

★ここがBAD
惜しむらくは前作がMOTHER2だったところですね。やはりあのゲームの完成度に惚れ込んで、
広い世界とか、冒険心溢れる明るい世界、アメリカチックなストーリー展開を望んでいたという方は
多いのではないでしょうか。
そういう理想を持ってこのゲームをやってしまうと大分「期待はずれ」と思ってしまう部分は強いと思います。
自分的にはこのゲームはこのゲームとして...とは思っていますが、
このゲームを通してやってみると、期待はずれだった、という意見も十分に良くわかるところでした。

★総合評価
「良い」とさせていただきます。

2013/03/20 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:544(62%) 普通:137(16%) 悪い:193(22%)] / プロバイダ: 37829 ホスト:37615 ブラウザ: 5345
名作MOTHER2の続編として大きな期待を寄せられたMOTHER3。
その期待の大きさゆえに「名作を作らなくていけない」というプレッシャーが製作者にのしかかり、
一度は製作が中断されました。
発売されたのが2006年。前作から12年経っての発売でした。

蓋を開けてみると
今までのMOTHERとは全く違ったような内容のゲームでした。

個人的にMOTHERに抱いていたイメージは
かなり自由度の高いRPGというものでした。

しかしMOTHER3では
「死」というものが前面に押し出され、かなり重いです。
旅の目的も単純に「世界を救う」というものではなく、「針を抜いて龍を開放する」というそれほど救いがあるようなものでもありません。旅のできる範囲も島のみと狭いです。
今までのMOTHERっぽさはあまり無いです。

最後までやればわかると思うのですが、
今作はMOTHER2の続編では無く、あくまでMOTHERシリーズの完結編であり、それと同時に「家族」というのがテーマだと思います。

母を失ったリュカ、母に愛されなかったポーキー、お互いに母の愛を欲していたのではないでしょうか。

最後あんな風になってしまったポーキーは実質ラスボス的な存在ながらも非常に可哀そうです。。。
だって欲しい物は全部手に入れたのに一番欲しかった「家族」は結局手に入れられなかったんですもの。

それに対比するように描かれたリュカ。
彼は母を亡くしたけど、その悲しみを受け入れ、成長しています。

リュカ、ポーキー この二人を見ると
厳しさを乗り越え自立し、相手を受け入れることができてこそ「家族」になれる・・・そんなことが今作のテーマじゃないのかな?と(勝手に)思ってます。

作品の自由度は確かに狭まってるかもしれません、

オモシロさ、という点ではMOTHER2の方が面白かったかもしれません。

しかし、もしMOTHER2の模倣のような続篇だったとしても名作にはならなかったと思います。

MOTHER3、このゲームは間違いなく名作です。
[共感]
2016/04/22 当時は残酷すぎだと賛否両論でしたが、その残酷にめげずに立ち向かうリュカ達はとてもいいと思いました。自分達のことだけでなく世界を救うことに専念してますしそこまでひどい作品ではないと思いました。敵がよばすぎるんだよな… by 元FFファン
2013/09/29 私もリュカとポーキーは合わせ鏡というのはMOTHER3の肝だと感じます。リュカに「母に愛された記憶」があることが二人の決定的な違いだったんじゃないのかな、と。 by N2

2013/02/13 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:363(71%) 普通:78(15%) 悪い:73(14%)] / プロバイダ: 17361 ホスト:17537 ブラウザ: 5387
【良い点】
☆発売不可能と言われていたが
なんとか発売まで持って行けた。
☆サウンドバトルはまぁ楽しくないことはない。
☆酸素を確保しつつ進んでいくダンジョン。
(その酸素の確保方法がうげえ・・だけどw)
☆ヒロインのクマトラはインパクトあった。
男勝りなんてもんじゃない。

【悪い点】
★自由度どこ行った!?見当たらないぞ!

【総合評価】
マザーってこんなゲームだったっけ?
そりゃファンに早くマザー3出ないかなっていまだに言われるわ。

マザーの続編としても辛いがだからと言って単体のRPGだったとしても
これをやってファンにはならないなぁ。

本当は最悪だけど、なんとか発売にこぎつけたということで「とても悪い」にします。

2010/05/04 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 48949 ホスト:48987 ブラウザ: 10689
【総プレイ時間】
30時間

【良い点】
サウンドバトルの追加。
敵との戦闘の楽しさが増えた。
BGM。神曲多すぎだと思うがww

【悪い点】
話が重すぎる、リュカがかわいそうw
豚王ウザすぎる。
GBAで販売してしまったこと。

【総合評価】
まず、このMOTHERは他のMOTHERシリーズとは同じものとしてプレイして欲しくない。
ノリでやるとすごい凹むから。
一番良かったのはBGMかな。
自分では3も名作だと思うが・・・
かつてのMOTHERとはストーリーや世界観が異なるので、別物のMOTHERとして楽しんでいただけたい。

2009/12/27 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:186(65%) 普通:13(5%) 悪い:85(30%)] / プロバイダ: 10736 ホスト:10681 ブラウザ: 11348
MOTHER1・2がどうも音楽がチープで全体的に古臭くてプレイする気が起こらず、
結局途中で止めてしまった自分としては、この3がMOTHERの中で一番だ。
確かにストーリーは若干暗めで哀愁を漂わせる。プレイしてて息苦しさを感じるのも然り。
ただ物語に大きな破綻はなく、まるで童話を見ているかのようなメルヘンチックなグラフィックのタッチは評価できる。

話を引き立てる要素としては、全体的に音楽が高水準。リズム戦闘を採用しているので音楽に力が入っている。
曲に合わせてリズムよく敵を倒すことが、プレイするごとに上達していくのが判って楽しく戦闘が出来た。

スタッフの感動させよう、感動させようという意志が所々にあって、
多少のワザとらしさを感じるのも確かだが、いちプレーヤーとしては概ねプレイに足る出来だった。

気になる点としては、なぜかゲームボーイアドバンスで発売されていたこと。
せっかくの大作なのだから、据え置きでプレイしたかった。

評価は「良い」。
プレイ直後はどうにも胸がクッとなる切なさと虚脱感を味わう事になるだろう。
救われない1人の少年の「童話」である。

2009/09/22 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:396(79%) 普通:63(12%) 悪い:45(9%)] / プロバイダ: 29382 ホスト:29409 ブラウザ: 7773(携帯)
マザーシリーズの続編が64で出るらしい…という話を聞いて64を購入しましたが結局携帯機での発売というかなり待った作品でしたがそれだけハードルを高くしすぎてしまったのか想像よりは微妙という内容に…。

世界観はどこにでもいるような主人公親子のシーンで始まりマザーシリーズ独特の平凡さからの冒険という旅立ちそして変わらないドラムロールシステムの戦闘と懐かしさも感じられました…。
ただ新システムサウンドバトルはそんなに必要なかたかなと。

そして物語は2をやり過ぎたためか煮え切らないラストに不満はありましたが3なら完結かなと感じていたんですが徐々に明らかになる影の黒幕そしてラストでの主人公達のぶつかり合いは中々迫力がありマザーらしい戦闘で倒す訳でなくその主人公達の想いの戦いといった感じで中々でしたね。

ただ全体的にもう少し待たされた割りには物足りない仕上がりで今ではどうにも印象に残らない作品という感じになり少し残念でした。
評価は普通で。

2009/09/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(43%) 普通:2(14%) 悪い:6(43%)] / プロバイダ: 9658 ホスト:9693 ブラウザ: 4996
好きな作品を悪く言われることにさほど抵抗のない私は、こちらのサイトでは好評、不評問わず他の方の意見は興味深く読ませて頂いています。
自分の好きな作品に対しての不評を読んで、「そう言われればそうだな」と納得してしまうこともしょっちゅう。それで自分の作品に対する評価が変わるわけでは決してありませんが、違う意見の方からしかわからない見方にはっとさせられることはあるものです。
しかし、それがいっさいなかったのがこの作品。

「人を選ぶ作品」であることに疑いの余地はないと思います。
ぶっちゃけた言い方をすれば、「ゲームをただの時間つぶしや娯楽としか考えていない人」や「ゲームのストーリーを他人事として読み進めてしまう人」、
「"あのキャラはどうしてあんな行動をとったのか?" "結局この後彼らはどうなったの?"を、映像や文章で説明されなければ分からない(自分で想像をはたらかせようとしない、行間を読む力のない)人」は、恐らくこのゲームを楽しめることはないでしょうね。

このゲームの面白さを感じることができる人は、自分自身が作品の中に存在する「プレイヤー」というひとりの登場人物になることができる人です。
リュカたちと一緒に悩み、考え、冒険することで初めて、この作品の「ゲームの枠を超えたなにか」を感じ取ることができます。そして、糸井氏がプレイヤーに最も伝えたかったことはそこにこそあるのではないでしょうか。

ラストダンジョンのイベントのひとつである「空気を読んで接戦で負けてあげるミニゲーム」が良い例ではないかと思います。
あれを、RPGにありがちなただのミニゲームと捉えるか、糸井氏の皮肉が込められた非常に考えさせられるイベントと捉えるか。
この作品のストーリーについて「つまらない」という考えをもたれている人の多くは、前者の意見だと思います。
それが悪いことだとは決して思いませんが、この作品を目一杯楽しめない人は、かなり大きな損をしているな、と私は思っています。

評価を「最高」にできないのは、ゲームシステムにひとつ不満があるから。
それは、ドラムロールシステムとサウンドバトルを両立させたこと。HPがドラムロール式に経るから早く回復させれば死なずに間に合うのに、曲にあわせてボタンを押している余裕はありませんよね。
ドラムロールとサウンドバトル、どちらか一方だけの採用であれば評価は最高をつけていたんですが…サウンドバトルシステムは賛否両論のようなので、ON/OFFの選択が出来るシステムなら良かったですね。

2009/07/12 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 51969 ホスト:52003 ブラウザ: 6883
【良い点】
MOTHERシリーズ三作目にして、最終作。ドラゴンクエストⅣのような作りで、一章ごとに色々な主人公を操作できて面白かった。良いと思った章は、自由度がある第七章が一番。二番目は第八章。
母親が仮面の男を説得する所が、正に「MOTHER」というタイトルが相応しいと思えた。

【悪い点】
最後。リュカたちがどうなったかぐらい、ちゃんと描写して欲しかった。

【総合評価】

DSで発売される場合。ちゃんと改良してから出して欲しい。

[推薦数:3] 2009/06/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:269(37%) 普通:160(22%) 悪い:305(42%)] / プロバイダ: 7723 ホスト:7873 ブラウザ: 7087
前作の登場から12年の時を経て漸く発表された、MOTHERシリーズの第3弾にして完結編。自分は、このシリーズを1・2とも繰り返しプレイしているので、どうにもそちらの印象が強い。そのため、これまでと大きく乖離した本作に対する反発は確かに感じるけれど…どうしても、MOTHER3を拒否することができない。


いきなりこう言うのも何だが、本作はフツウのRPGではない。いや、フツウのゲームであるかどうかさえ、甚だ怪しい。
いや、ゲームシステムを考えれば、本作は比較的、素直な部類だろう。もっと言えば古いとさえ感じられるかも知れない。けれど、操作性やシステム、バランスについては、アイテムの所有量の少なさ(これは元々大量消費を前提に組まれているので致し方ない)および、サウンドバトルとドラムロールの相性の悪さ(もっとも「回復か攻撃か」という瞬時の判断、戦略性を高めてはいるが)を除けば相当良好だ。フツウのRPGとして考えれば、普通に出来が良い作品、ということで終わっただろう。自分も本来ならば、そちらを突っ込んで考えるに違いない。けれど、今回に限っては例外だ。それだけで「とても良い〜最高」クラスに属するであろうシステムやバランスの印象さえ飛ぶほどに、ストーリーが凄みがありすぎた。あまりにもフツウでなさすぎた。
元々MOTHERシリーズ自体、エポックメイキング(この言葉自体、フツウじゃないことの一形態を表す)なところはある。とはいえ、過去作品に於けるそれは、アメリカン・グラフィティを土台とした世界観を基に、形而上学的な言葉を散りばめるという、設定に基づいた代物だった。しかし、それでも僅か2作で「今までにないRPG」を作り上げ、シリーズをブランド化させる辺り、凄みを感じずにはいられないのだが…本作の「フツウじゃない」は、そのレベルに留まらない。

舞台自体、これまでのシリーズとは大いに乖離している。リアルな生活というよりは、御伽噺の世界だ。そして、これまで決して裏切られることのなかった、自分を包み込んでくれる母親の存在を、早々に消してしまう。更には、猿の虐待や動物の(恐らくは望まれざる)改造など、ドス黒い描写が延々と続く上、これまでリュカたちが生活してきた世界は、スケールの大きな「演劇」だったと告げられる。肉感的な人生さえも、虚構に過ぎないというわけだ。
MOTHERにあった優しさの対極を突きつけることで、その優しさを求めるプレイヤーに鉄槌を下している、ひいてはプレイヤーの「幻想」を破壊しているようだ。この「幻想」の正体は、恐らく「この作品、このシリーズ、このジャンル、このメディアは、こうでなければならない」というステロタイプだろう。独自性の強いMOTHERシリーズといえど(だからこそ尚更?)、その呪縛からは逃れられない。ところが、本作はそれを裏切ったわけだ。しかも、極めて刺激の強い形で。

これだけでプレイヤーに与える違和感が甚大なものになることは想像に難くないのだが、この作品は斯様なプロットを用意するだけでは飽き足らないと言わんばかりの構成により、刺激を嫌というほど強調する。
本作では、イベント・ムービーともにかなりの量を用意しているのだが、その一々は物語の構成要素の役割しか果たさず、しかもそれらをこなし、見る以外の選択肢はない。いや、イベント発生前には自由な行動を取れるが、作品を進めるにはこの一本道を否応なしに辿らなければならない。要するに「ストーリーの上にゲームが乗っかってる」作りになっている、ということだ。
物語が第一にあるのだったら、筋から外れる行動は大いに制限され、結果として自由度は低くなる。好きなところを好きなように歩ける初代や2をプレイしてきた者にとっては、この制約の大きさはストレスの原因になるだろう。しかも、前作までの愉しさを排除してまで強調される物語が、排除どころか破壊に徹するものときたら、反発は甚大なものとなるのは想像に難くない。

でも…それでも制作者は本作のような形で「MOTHER3」を実現させた。
シナリオ担当の糸井氏はこう語っておられた。「あなたが、たくさん思えば、MOTHER3は大きくなります。たくさん感じれば、深くなります」と。つまり、目に見えることだけに囚われないで、どうしてこんなことが起こったのか、それを通して何を感じるかを、行間を読むことで深め、自分だけの「MOTHER3」を作ってほしいと。物語は、互いが思い出し合って紡がれる思い出の集まりなのだから。
斯様な作りは、確かに手抜きに移るかも知れないが、これは断言してもいい。本作の「行間」は計算に基づくものだ。決して手を抜いていない。ショッキングな事件が起こった時、人々はどう動いたか。華やかな舞台、おちゃらけた連中は、本当にその側面しか持っていなかったか。単なるワルモノとして割り切れる奴は存在したか。しないならば、それはなぜか…具体的には語られていないが、そこに繋がるヒント、見えない精神の伏線は沢山ある。
もし、事件に(反発でもいいから)何かを感じたならば、「感動した」「ムカつく」だけで終わらせたり、揚げ足取りしたりする前に、もう一呼吸置いて、周りを眺めたり現実に照らし合わせたりしながら、少し自分の感情に踏み込んでほしい。糸井氏の願いは、こういうことだったのではないかと、自分には思える。

これは確かに厳しいことだ。カッコよく言えば自分との対話になるのだが、そういう作業は負の感情に向き合わねばならない以上、精神力を要する。しかも、本作で突きつけられるエピソードは陰性のものが多いので、湧き起こるのは暗い感慨が大多数だ。少なくとも、1や2の優しさは影を潜めている。
愉しむハズのゲームでわざわざそんなことを…と思えなくもないけれど、一度はお母さんに「考えなさい」と言われたことがあるだろう。それに、甘えたい時にはいつもお母さんがいたか、すぐに会えたかと問われると、イエスとは絶対に答えられないだろう。これは、母を通して知らねばならぬ厳しさだ。1と2が「母の優しさ」を表してくれるならば、3はその逆を教えてくれる、と考えられないだろうか。その意味で、3もやっぱり「お母さんなゲーム」なわけだ(でも、ラストを見るとやっぱり抱きしめてくれるから、単に厳しいだけじゃないんだと思う)。
そう考えると、本作のやっていることは、大きな意味でシリーズを踏み外してはいないと言い切れる。もともとMOTHERとは、「暖かくて、優しくて、厳しくて、お母さんみたいなゲーム」という意味でつけられており、結局のところ本作も「そういう作品」なのだから。

とはいっても、それならゲームでなくても、例えば小説か何かでも表現できたのでは、と言われるかも知れないが、自分にはそうも思えない。
確かにRPGとしては行動範囲が狭いけれど、その枠は事件が影響を与えた人の話を網羅的に聞けるだけの広さを十分に備えている。そんなフィールドを自分で歩き、自分で話を聞き、物思うことができるのは、ゲームならではの恩寵だ。受け手の介入の余地がない(操作できない)小説や映画では、これが体現不可能なのは言うまでもない。
本来のRPGの目的に悖る、と言われればそれまでかも知れないけれど、「ゲーム」はこういうこともできるという事実は、本作の存在が十分に物語ってくれる。「フツウのRPG」と同じく冒険が主眼だった1や2だけでは、見えなかった新境地だ(両者とも片鱗こそ見せてはいたが)。この意味で、3はシリーズを超えたエポックメイキングであり、「ゲームであってゲームでない作品」を樹立させた巨星と言えるのではないかと思う。


そして、自分は本作の「フツウじゃないところ」が、シリーズを通しても一番魅力的に感じた。
昔のままだなんて、幻想か虚構の中にしか存在しない。結局はみんな、仮面を被って生きている(仮面の男とタツマイリの住人は、その意味で同じだったんじゃないかな)。複雑な感情や、合理性だけでは割り切れない愚かさから、逃れることなんてできない(ポーキーにしてもそうじゃないかな)…ネガティヴなことばっかり。考えれば考えるほどツラくなる。でも、これらは嘘じゃない。現実生活の中でも、本作ほど極端ではないにせよ、必ずぶつかることだ(それを喚起するから「せつない」のだろう…特にキノコが見せる幻影は言葉にできない)。
それでいて、厳しいだけかと言われるとそうでもない。確かに世知辛い世の中、だけど何かいいことをしてみれば、そこで生きていくのも悪くないと思えるかもしれないじゃないか。俺を信じてついてきてくれた友達がいて、受け入れてくれる人たちがいて、思いも寄らぬところからの助け舟があったりして…虚構であることを了解していながら、単純に、「いいな」と。こっぱずかしいけど(笑)。
ツラいのに、すごくいい。そんな感情の交錯は、ラストで最高潮に達した。
お母さんを泣かせるのが、どれほどつらいことか。腹の底から「ごめんね」と言えるためには、どんなに多くの勇気が要るのか。自分の名前とともに「ありがとう」を貰って湧き起こる、照れくささと寂しさ、誇らしさの入り混じった感情はどこから湧いてくるのか…ゲームでこんなに感じさせてくれるなんてなぁ…これだけでも、モトを取る以上のものを貰えた気がする。

最後に、ふたつわかったことがある。聞いてくれ(笑)。
ドラゴンの正体は、俺の中にあるものだった。精神の支配によって動く、善にも悪にも化ける巨大なエネルギー、それは俺の中にあって、ドラゴンの目覚めた世界は、そんな力を使いながら生きていく現実なんだなぁ。ゲームの中だけで終わらせるには、俺の持つエネルギーはあまりにも大きすぎる。でも、やっぱりそれを動かして、みんなと共にやってきたのは俺だから、ただ「ありがとう」とだけ言ってくれたんだろうなぁ。物分りがよすぎて泣けてくるよ(笑)。
本作を終えたとき、プレイヤーはドラゴンに乗って、箱庭から巣立ったのだろう。そして最後のメッセージは、「Good bye」でも「See you again」でもない。「Bon Voyage」に違いない。我が友よ、元気でな。どうか君に幸あれ。これが本作からの餞だ。ナンテコッタ、今までのどの卒業式よりもグッと来ちゃったじゃないか(笑)。う〜む、俺ってどうもオメデタイ感性の持ち主のようですな(苦笑)。


本作を解き終わった後、雷にでも打たれたかのように、動けなかった。涙も出なかった。感情さえ超越したのかも知れない。ただただ茫然としながら、本作のことだけ暫し考えさせてほしいと、誰にともなく断っていた。このような体験は、ゲームという領域では初めてだ。いや、映画、小説、アニメなど、創作物全てに幅を広げてみても、幾つあっただろう。それほどの衝撃を受けた。鬼気迫るとか、圧倒されるとか、よく使われる表現があるが、それはこういうことだろうと、自分は納得した。
文字を読むだけでは単なる暗い話で終わるのかも知れないし、自己満足的な胡散臭さを感じられるかも知れない。でも、それを差し引いても、やる価値がある。いや、それどころか…作品に悪い印象を持ってもらっても、勧めた自分を恨んでもらっても構わないから、人生に一度は、どうかこの作品のラストに辿り着いていただきたいと思う。
急ぐことはない、小説を少しずつ読むように、ゆっくりと進めていけばいい。

外にある愉しさをたくさん掘り起こすシャベル、大事に使わせていただきます。糸井様をはじめとするスタッフの皆様、お疲れ様でした。
[共感]
2009/06/30 ゲームをプレイする我々は内容が気に食わなければ投げ出して「クソゲー」と叩いていればいいのですが、マザー3の登場人物たちは自分の立場を受け入れて生きて行かざるを得なくて、そういう生々しさ、説得力、迫力みたいなものがあったと思います。薦めたことで恨まれてもいいからやってほしい、というのは私も同意です。一枚かませてください(笑) by N2

2009/05/29 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(83%) 普通:0(0%) 悪い:2(17%)] / プロバイダ: 7006 ホスト:7047 ブラウザ: 4550
【総プレイ時間】合計80時間ほど

【総合評価】1、2までのマザーの勢いでプレイしてエンディングまで行くと、ショックで立ちあがれなくなります。ご注意ください。切なすぎて涙で前が見えませんでした。
そのためどうして私は生きているのか。何の為に生きているのか。ということを当初半年ほど考えていました。その答えは人によって異なると思います。
そして、証明されたことが一つあります。あっと驚くようなムービーが無くたって人は感動できるんですよ。最近のゲームはいま一つストーリー性に欠けるような作品が多い気がします。昔はもっと感動できるゲームはたくさんあったよ!って言いたいですね。ストーリー重視のファイナルファンタジーでさえオンラインゲームに傾きつつあって、うーんと首をかしげる今日この頃です。面白いゲームとはいったい何だった他のかなと考えるようになりました。それを考えるとこのゲームは大きな意味を持ち始めると思います。

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「【総プレイ時間】20時間ほど【良い点】よい点が感じられない【悪い点】無理に笑わせようとしたりしてとても...」 by ahiki


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2017/05/21 普通の印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 18715 ホスト:18534 ブラウザ: 4699 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事悲しい 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定普通(+0 pnt)
映像最高(+3 pnt)
音楽最高(+3 pnt)
ゲーム性悪い(-1 pnt)
難しさ簡単

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1. MOTHERシリーズについて語ってみる by MONKEN
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記事日時:2011/08/29 [表示省略記事有(読む)]
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