[ドラマ]太平記


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ドラマ総合点=平均点x評価数78位2,413作品中総合点25 / 偏差値65.41
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原作:吉川英治
脚本:池端俊策 仲倉重郎
音楽:三枝成彰 演奏:Cカンパニー テーマ音楽演奏:NHK交響楽団 テーマ音楽指揮:大友直人
監修:永原慶二 尾崎秀樹

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 開始日:1991/01/06(日) 20:00-20:45 NHK総合 / 終了日:1991/12/08
21,4202012
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最終変更日:2019/01/14 / 最終変更者:ウクレレ / 提案者:カトル (更新履歴)
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[推薦数:1] 2012/01/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2200(50%) 普通:1103(25%) 悪い:1104(25%)] / プロバイダ: 36209 ホスト:36373 ブラウザ: 6425
【良い点】
ベテラン俳優演じる個性的なキャラ達。
片岡鶴太郎の怪演(正直、やり過ぎなような)光る北条高時とフランキー堺演じる長崎氏の腹の探りあいや
一応、味方ではあるものの妙に胡散臭い陣内孝則演じる佐々木高氏。
しかし彼らの中でも抜きん出ていたの緒形拳の演じた足利貞氏。
瞬き一つまでも使って深い表情を作り当主としての苦悩や尊氏を圧倒する貫禄を見事に表現してくれました。
尊氏役の真田広之もそれなりに役者のキャリアは持っていたはずですが、
貞氏の存在感の強さから相対的に前半の尊氏に若造らしさが出ていたと思います。

【悪い点】
武田鉄矢の楠木正成だけはイマイチだったような。

【総合評価】
JAC俳優の真田広之が主演というのは当初は単純に動きのキレを買われたのかと思っていましたが、
足利尊氏というメジャーともマイナーともつかぬ微妙な戦国武将にはよくあっていたと思いました。
一応、主人公オーラは出していますが戦国武将としては線が細く周囲を圧倒するとまではいかない。
鎌倉幕府を打倒し、後の公家政権まで排しても周囲を完全に平定するとまではいかぬストーリーに相応しいメインキャスト。
おまけに若さゆえの過ちが周り回って壮年〜晩年の己が首を絞めるというのもある意味、ケッサク。
「良い」よりの「とても良い」で。
[共感]
2012/05/13 武田正成は既存のイメージを打破して地方の土豪を強調したかったのかもしれません。 by カトル

2011/07/05 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:186(65%) 普通:13(5%) 悪い:85(30%)] / プロバイダ: 29234 ホスト:29070 ブラウザ: 6014
南北朝時代、という複雑で扱いにくい題材を見事にまとめきっている。
なにより、配役がハマリ役が多くて選考したスタッフの見る目の良さに感心してしまう。

尊氏役の真田広之は、尊氏本来の「熱意と誠実さから来るカリスマ性」をよく演じているし、
佐々木道誉役の陣内孝則も軽妙で怪しげな雰囲気を出していてGOOD。
北条高時役の片岡鶴太郎の吸引力のある怪演も見事というほかない。

大河ドラマは後半になるにつれて主人公の人生の終焉、物語の締めに入るので盛り上がりに欠けるのだが、
足利尊氏は最期の最期まで戦争をしていた人間なので、ラストまで全く退屈せず、
北朝、南朝、直義軍入り乱れた抗争は見ていてハラハラしたし、純粋に続きを早く見たい、と楽しませてもらった。

評価は「最高」。
ストーリー、話のまとまり、配役どれをとっても大河ドラマ史上最高傑作レベルの作品。
自信を持ってオススメできる一作である。

2011/02/04 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2764(60%) 普通:775(17%) 悪い:1082(23%)] / プロバイダ: 25884 ホスト:25644 ブラウザ: 9932
客寄せの色合いが強い宮沢りえの起用。
陣内孝則を筆頭に良く言えば斬新で個性的、悪く言えば浮いている俳優達の芝居。
この作品を視聴して気になったのは、この2つです。

内容は、幕府の御家人時代以降の足利尊氏の生涯を描いた大河ドラマ。

北条の悪政に苦しむ民衆や御家人の不満や後醍醐天皇に触発される等で六波羅を襲う、
建武の親政に対する民衆の不満を民衆の側に立って後醍醐天皇を向こうに回す、直義や藤夜叉の子・直冬、高師直と言った弟や重臣に弓を引かれる等、
「反逆」と言う言葉が付きまとう尊氏の生涯。
高時が嗾けた犬に追い回されて笑い者にされる、佐々木道誉との長い付き合い、兄の様に慕った正成を敗死させる等、
それを軸に展開されるドラマ。

そのどれもが、重厚で見応え抜群、前年に放送された「独眼竜政宗」と比べても引けを取りませんでした。

冒頭で指摘した個所を減点材料にした為、評価は、「とても良い」です。

2010/02/28 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:183(61%) 普通:39(13%) 悪い:80(26%)] / プロバイダ: 18737 ホスト:18732 ブラウザ: 10222
時代劇専門チャンネルにて全話見終わったので、評価いたします。

大河ドラマと言うと大抵戦国や幕末を扱うことが多いのですが、この作品は現時点で唯一の南北朝時代を扱っています。そのためか、キャストはかなり豪華で魅力的。
主人公の尊氏を演じた真田さんは元JACだけあって流鏑馬などアクションもかっこよく決め、一方で(特に後半は)屈折した様子も自然に演じ、1年間を通して計算された演技を見ることができます。
他も、出るだけで場面が華やかになる沢口さん、悲壮感漂い、特に後半はかなりの成長を見受けられた宮沢さん、兄を支え、晩年は脅威となる高嶋さんなどの若手陣も素敵でしたし、
引き締まった演技を見せる緒方さん、自他共に認める嵌り役を射止めた鶴太郎さん…挙げればきりがありません。
まぁ、全員がはまり役と言えば嘘になりますがね…。どう頑張っても女の子にしか見えない青年、美男美女からどうしてこんな子が産まれるんだ、って感じの息子たちとか(苦笑)

そういった人たちが皆個性的で、特に通常なら悪役となるはずの北条家が同情の余地がある悪役になっていたり(だからこそ『鎌倉炎上』の回が際立って良い話に見える)で、とにかく最初から最後まで目が離せない展開が続きます。
観応の擾乱あたりからは若干急ぎ足になってきますが、その分前述の登場人物たちが演技で魅せてくれるため、特に気になることはありません。
名シーンと言われる最終回の兄弟の会話は涙なしには見れません…。こういった『会話』で見せるドラマ、というのは大河に限らず最近の作品では全くないような気がします。
この『会話』というのが個人的には注目点で、最近の大河ドラマはどうもこれができないがために主人公をやたら持ち上げる傾向があるのではないかな、と感じました。
前述のとおり、この作品の主人公・尊氏は決して完全な英雄ではありません。自分の行動について悩む様子も見られますし、一方で『自分は将軍だ!』と戦に負けたのに言ってみたり。
こういう不完全な主人公だからこそ、主人公の成長と言うものがしっかり根付いたり、言葉に重みや説得力ができるものではないか、と私は思ってしまいます。

しかし、初めてこの時代を扱った、ということで手さぐりの描写が見受けられたのは気になりました。
特に私が残念だったのはましらの石が何の理由もなく途中退場したこと(これは柳葉さんの都合なのかもしれませんがw)で、同時に彼の伏線も途切れてしまいました。
某ファンサイトの方同様、もし彼が最後まで出ていれば、実は彼の家族を殺したのは足利家ではない、という結末もあったのではないかと思っているのです…。
あの後半じゃその伏線回収を入れる余裕すらなさそうでしたが(苦笑)、これがしっかりしていればなぁ…と惜しい限りです。

長くなってしまいましたが、評価は『最高!』を送ります。
ぜひいつかは細川頼之や足利義満を主役にして、『南北朝統一』までを描いた大河ドラマを作っていただきたいものですね。

2010/01/24 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:41(54%) 普通:13(17%) 悪い:22(29%)] / プロバイダ: 5621 ホスト:5457 ブラウザ: 10350
去年に時代劇専門チャンネルで再放送してたので初めて見ました。
本当に大河史上3本の指に入る名作です。
メインキャストは殆どがはまり役でした。尊氏・直義・貞氏・師直・道誉・後醍醐・護良・廉子・・挙げていけばキリないですね。
ショーケンのままならどう描いたんだろうとも思いますが、根津義貞も見事でした。
個人的には悪役のはずの北条一門はインパクトに残りました。
バカ殿とその周りに群がる奸臣の集まりくらいの認識しかありませんでしたが、
独特の存在感の高時、憎たらしいくらい老獪だが北条家の事を大事に考えている円喜(貞氏とのやり取りは見事)、
父に比べたら自分が大事な高資、北条の問題点も分かっているが自分の立場とのジレンマを感じている赤橋・金沢・・。
惜しいのはエピソードが多すぎて見れなかった箇所があること。
あとは石が途中で消えてしまう事と直冬の棒読みでしょうか。
正成は少し違和感がありますが、あのような描き方も有りですね。

2009/08/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:360(55%) 普通:0(0%) 悪い:290(45%)] / プロバイダ: 779 ホスト:759 ブラウザ: 3875
【良い点】
室町幕府を作った足利尊氏を主人公に据えた設定は、斬新で良かったですね。

【悪い点】
鎌倉後期から室町初期の話なので、知らない人も結構いたかも・・・?
(室町後期の戦国時代の方が圧倒的にメジャーな為)

【総合評価】

昔見た覚えのある大河ドラマで、あまり良くは覚えていませんが、好きでしたね。
足利尊氏は、昔歴史の本で見ていて、ある程度知っていたので、大河に採り上げられたのは結構嬉しかったかも。
当初北条に仕えていた尊氏は、政治をほったらかして遊んでばかりだった当時の執権北条高時をついに見限り、鎌倉幕府を倒し、その後の建武の新政で武士をないがしろにした後醍醐天皇に反旗を翻して室町幕府を築きあげていく物語でしたが、尊氏役の真田氏や弟の直義役の高島氏の好演もあって、それなりに展開も盛り上がりがあって良かったです。
(当時あの宮沢りえ氏も出演していたはず・・・)
個人的には結構気に入っている作品です。

2006/08/04 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 33223 ホスト:33285 ブラウザ: 4314
最初、楠正成を武田鉄也氏が演じると聞いて意外に思いましたね。まあ、金八先生のイメージが強すぎた所為ですけど。思ったほどには違和感は無く、息子との別れの場面では、優しく穏やかな語り口ゆえに、却って涙を誘いました。

そう言えば、足利直義役の高嶋政伸氏と、登子役の沢口靖子氏は、五年後の「秀吉」でも「義理の姉弟」と言う間柄でしたっけ。演技力は数年の間に随分向上してましたが。特に後者。

若き日の高氏の心を奪った白拍子を演じた宮沢りえ氏も、この頃は大人か子供か分からない妖しい魅力があったんですがねえ・・・・。

2006/03/19 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3110(33%) 普通:3253(35%) 悪い:3047(32%)] / プロバイダ: 8866 ホスト:8952 ブラウザ: 4184
主人公・足利尊氏名シーンはまず、打出ヶ浜合戦後の論功行賞でしたね。
片腕の高師直を討ち取り、「してやった」とほくそえんでいた直義一行
に「この場にワシの許さぬ者が同席しておる。」「頼房。負って沙汰
を下す故下がれ。」と鋭い断罪通告を突きつけます。慌ててふためき、
取り消しを求めた直義ですが、「そなた、ワシに変わって将軍になるつもり
だったのか。」と殆ど相手にせず、最後は「頼房!!ワシははそなたを許さぬ!!
追って沙汰を下すまで下がれ!!」と再び鋭い断罪通告で一行を直義
一行を見事バッサ斬りしたのが痛快でした。その次が独断でやはり直義派
の桃井直常を襲った、嫡男義詮を叱った所でしたね。「そなたはいずれ
足利を背負っていく身。何ゆえ軽はずみな事をするか!!」とこれまた鋭い
怒りの声を挙げながら、義詮クンを扇で小突いた尊氏クンですが、
直冬への劣等感故の行動だった事を聞き、一転、「そなたが背負うておる
ものは直冬とは比べ物にならぬのだ。」とやさしく諭す所は親子の絆の
味わい深かったですね。そして、最後は直義毒殺事件ですが、これは
最初の評価の時も詳しく述べたので、今更言うまでも無いかと。
いずれも観応の擾乱がらみでしたが、複雑怪奇な同政変が凄い巧く
解釈されていたというか、内容が濃かったですね。今の大河ドラマで
果たしてこれほどの見所を作れるかどうか・・・・・・・・・・・・
来年の風林火山も山本勘助を取り上げる事自体は決して悪くは無いけど、
キャスティングが地味なのが気になりますね。

2006/03/11 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2019(50%) 普通:786(19%) 悪い:1251(31%)] / プロバイダ: 20897 ホスト:20870 ブラウザ: 5234
キャスティングは豪華だったのだけど、あの歴史的反逆児である足利尊氏をキチンとした形で描くのは難しかったようで・・・・・・。
真田広之だったから期待していなかったとはいえ、どこかキャラクター先行のノリが強く、当時はまだ若手だった俳優達の演技もどこか端臭かったです。

吉川英治の小説のドラマ化といっても、それを完全な意味でドラマを完成させる事はやはり難しくなってしまい、NHK大河ドラマの最大の見せ場である合戦シーンもこの時期から迫力が無くなりつつあったので、あまり見応えがありませんでした。
しかし、そんな問題点を抜きにすれば、反骨心が強い人々にとっては憧れの人物である足利尊氏のドラマを描いたのは良しといえるし、現在の質が低下した大河ドラマなんぞよりは遙かに観れたのも事実でした。

それでも、若干描写不足のシーンが多かったのも否めないし、この時期の俳優達もまだ演技がぎこちない部分もあったので(特に沢口靖子、「ゴジラ(84)」の頃と比べても演技ヘタだったし。)、俳優達の芝居と、脚本の問題点が無ければ良かったと思うのですが・・・・・・。

しかし、足利尊氏は真田広之よりは、柴田恭兵や別所哲也辺りにでもやらせれば良かったとも思うのですが、逆賊というレッテルを貼られていたのもネックだったし、好感度有りの俳優でなければ尊氏で視聴率を稼げなかったのもあるのでしょうが、真田広之ではちと役不足だった感も・・・・・・。

この年に宮沢りえがヌード写真集を出したりして話題にもなったし、その意味では芸能界のタブーに敢えて触れるという試みがあったかどうかは知りませんが、もう少し俳優を選べば、もっと良いドラマになったと思うのですが。

関東地方と言えば尊氏だけではなく、その前の平将門にしろ、後に秀吉に体よく追っ払われた徳川家康にしろ、幕府役人でありながら、倒幕という方向に傾いた勝海舟に、足尾の鉱毒事件に敢然と立ち向かった田中正造のような「大きな力に対し、反骨心を持って立ち上がる者達が住む土壌」という奔放なイメージがあったのに、今ではそういったイメージが無くなってしまい、残念だと思います。

2006/03/11 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:409(58%) 普通:211(30%) 悪い:87(12%)] / プロバイダ: 3373 ホスト:3436 ブラウザ: 5237
もう記憶はおぼろげですけど、なかなか見ごたえの有るドラマだったと思います。
太平記って小説は結構前からあるのに、ドラマ化はあんまりされてなかったんですね、ちょっと意外です。
そういう意味では、結構功績があるドラマという事でしょうかね。
やっぱりこのドラマも、キャラが魅力的だったと思います。
足利高氏を演じた真田さんはもちろんですが、個人的にお気に入りだったのは、楠正成を演じた武田さんと
高師直を演じた柄本さんですかね。
そういえば、仮名手本忠臣蔵にも使われた、高師直が人妻に横恋慕するエピソードもしっかり描かれていましたね。結構面白かったと思います。

2005/06/29 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3110(33%) 普通:3253(35%) 悪い:3047(32%)] / プロバイダ: 31460 ホスト:31394 ブラウザ: 5234
暗殺未遂事件直後、後醍醐天皇が公家達を叱り付けたシーンはカリスマの面目躍如
なシーンの一つ。

>赤松

機会あらば、「人物叢書」シリーズを読んでみたいですが・・・・・・・・・
彼もまた鎌倉幕府討伐の優秀選手でしたが、誠に理不尽な仕打ちでしたね。赤松家は
円心が建武政権での冷遇振りから尊氏に協力し、足利幕府成立で改めて播磨守護職をゲット、
子孫も護良親王に仕えていた3男坊の則祐は康安・正平年間での南朝の「4度目の
正直」な京攻撃の際にはまだ幼い義満を保護し、備前守護職もゲット、孫の義則
は明徳の乱で山名氏清を討ち取り、さらに美作守護職を得る等、足利幕府には
代々よく仕えてきましたが、ひ孫の満祐は何故か義持・義教に嫌われてましたね。
赤松は嘉吉の乱後、長禄年間に家臣達が南朝遺臣から神器を奪還して、復興、応仁の乱後、
長享年間に山名氏を播磨から完全に駆逐して、三カ国の太守に返り咲きますが、
やがて浦上氏に取って代わられ、衰微し続けたまま、豊臣秀吉の中国計略を迎え、
何とか1万石の領土を保つも、関ヶ原で判断を誤り、滅亡・・・・・・・・・
本当に報われない一族でしたね。同じ村上源氏では北畠氏は子孫の方が現在も
ご健在らしいですが・・・・・・・・・・・ゴクミの顕家は良く言えば、まだお笑いタレントのイメージ
が強かった馬鹿殿、高時の鶴太郎氏とはまた違った意味で新鮮なキャスティングでした。

2005/06/28 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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>未発達だった貨幣経済
紙幣発行を試みるのは良いとして、兌換不可の紙切れなんかを信用する人はおらんでしょ。何が 「 楮幣 」 だ。市場経済滅茶苦茶。
しかも発行の動機が不純極まりなく、大内裏造営の捻出費用なんぞ通常予算で何とかして。
そりゃ誰かが 「 二条河原落書 」 を書くって。

>赤松
幕府打倒で最も活躍したのが円心入道。大塔宮護良親王の令旨に逸早く応え、途中で寝返った尊氏と違って、
六波羅軍がまだ強大な時点で京を少数のゲリラ戦法だけで混乱させ、
( ※一土豪に過ぎない赤松家にとっても厳しい戦いで、円心戦死の誤報は戦いの最中に何度もあった )
都では持明院方が六波羅館に避難するほどのパニックに陥った。
特に淀川の水路と西国街道を抑え糧道を絶たせる作戦は効果抜群で、これに動揺した都の鎌倉勢から天皇方に寝返る者が続出した。
後に正成も九州から東上してくる尊氏に対抗するための策として一旦京を撤退して
尊氏軍が入京した後に逆包囲するプランを提案 ( ※ 公卿に却下 ) したが、それを実行に移したのが赤松。
確かに千早 ・ 赤坂の戦いも誉れ高いものがあるが、
正成 ・ 大塔宮の役目はあくまで時間稼ぎであって、決定打となった大殊勲はやはり赤松に帰結されるべきであろう。

功績を報いる親政の褒美が播磨守護。
佐用庄の土豪だった赤松からすれば大出世のように一見見えるが、
国司制度が復活した新政府では荘園における行政権が握れるわけではなく、
単に播州一帯の警察権行使が可能な地位に過ぎなく、それさえもどの程度のものやら。
しかも、血筋 ・ 家格が段違いに高いからとはいえ、降参不義の尊氏たちより恩賞が少ないのは赤松オジサンも納得いかないだろう。
この時点では赤松が護良親王の派閥に属しているという立場だし、尊氏に好感を持つ要素はほとんど無い。

そんな不憫な目に合っても、
天皇が二条城の拡張 ( 他に市井の為にする仕事は山ほどあったはずだが… ) を目指すと、領内の木材を提供してるんだから。

建武政府はまたもや逆の仕打ちをもってそれに報いる。そのちっぽけな守護職さえもわずか2ヶ月で解任。

この時期に護良が失脚。後醍醐天皇はその最大徒党である赤松の勢力も削ぐ必要があったと考えたんでしょうが…
逆に円心の立場からすれば投資したものが全然回収できなくて、
自分の生活圏防衛という最低限な死活問題として、尊氏という強い親分を求めるのは自然。
戦前の思考では 『 は論功行賞如きでガタガタぬかした国賊 』 という結論だろうが、
今の見解じゃ恩知らずというのは、赤松ファミリーをそこまで追い込んだ建武政府。
南北朝における播磨随一の名将に対して、 「 筆誅 」 という偉業をなさった光圀様もどうかしてる。

>延喜・天暦の治
醍醐天皇の功績 = 学問の神様を大宰府に追放…ダメですな。
宇多法皇もいい加減な人だ。対抗馬として道真を起用したくせに、ヤバくなると何のフォローもしてないんだから。

2005/06/24 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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>>羽幌炭鉱さん

>建武親政の破綻の理由

宋学を熱心に学んでいた後醍醐天皇は文弱な宋王朝の皇帝を自らに、宋を
脅かす夷を鎌倉武士政権に当てはめ、中途半端な文保の和談になおさら
不満をつのらせ、父後宇多法皇の院政の廃止・記録所の復活等朝廷を
整え、やがて倒幕に成功、中国皇帝型の独裁政治を目指す、建武親政
を始めたのですが、そもそも大和王権自体、始まりから豪族との連合政権
的性格でしたからね。天智・天武・桓武は比較的独裁的だった天皇でしたが・・・・・・・・・
後醍醐天皇が理想とした延喜・天暦の治にしろ、律令制度の動揺による
地方政治の乱れから起こった平将門・藤原純友の乱等による政情不安等
必ずしも天皇・貴族にとって理想的な時代ではなかったし。建武新政は
未発達だった貨幣経済に着目していた点は注目されるべき点なのですが、
日本という国の成り立ちを冷静に考えれば、失敗は必然的だったというのは
分かろうというものだったのですな。ところが、近代国家を建設する為に
天皇を奉じて、徳川幕府を打倒した明治政府の連中は天皇を国家建設に
導く立憲君主としての機能を強調する為に数々の都合の悪い矛盾には
全く目をかけずに尊氏をひたすらスケープゴートの役を演じさせた訳ですね。

ドラマでは、九州征伐を遂行しようとするも、後醍醐天皇を弔った天竜寺が
炎上するショッキングな事件が起こり、自らも病に倒れ、「儚い」この世との別れを悟り、
全てを忘れようとした尊氏が勝手に「これで良い」と納得(某の拙い解釈ですが)して、鬼籍に入り、
「南北二つの朝廷は統一され、天下は太平の世となる。そして都は北山文化に彩られた美しい都となり、
栄華をこの世にとどめるのである。」のナレーションで完結しましたが、
宮方の天皇・貴族が政治を行った世への回帰願望が非現実的なものでありながら、
彼の死後30年以上も南北朝動乱が続いたのは、結局鎌倉後期の元寇に
大きな影響を受けた日本の社会の上は天皇・貴族、下は一般庶民までのあらゆる
階層の分裂が全国統一政権としての足利幕府の不安定な基盤(今谷明氏は
「信長と天皇」という本で織田・足利政権の比較について、「足利政権は義満が皇位簒奪に
失敗してもなお、15代続いたが、織田政権は1代で崩壊した」等と頓珍漢な事を言っていたが、
足利政権が15代続いた事はそもそも強調すべき事項では決してない。)
が故になかなか解決されなかったのが最たる理由ですが、合一されたから真に日本統一が
なされたのかと言えば、そうではなく、地方掌握等は不徹底なままで幕府の矛盾点は義満の
政治的才能をもってしても、根本的に解決されなかった訳ですから、やがて結局下剋上の気運の
中で力を蓄えた国人や農民などの下級階層に揺さぶられるようになり、幕府は応仁の乱・明応の政変
を経て、形骸化、頼朝・尊氏が理想とした武家政権の再樹立は戦国3大天下人の登場を
待たねばいけなかった訳ですね。

長くなり過ぎてしまいましたが、南北朝という時代は一つの国に二つの政府が併存した誠に不幸な時代です。
足利尊氏・楠木正成・新田義貞などの英雄達の活躍がそんな暗さを逸らしてくれる一面もあるのですが、
逆に鎌倉〜江戸にかけての朝廷と武家政権の変遷等を考える上で面白い時代であるとも言えます。
某は最近改めてそう考えるようになったのですが、
この「太平記」はその意味を再認識させてくれる意味で大河ドラマ史に永遠に記憶されるであろう、
大変意義深い傑作である事は間違いないと思います。

2005/06/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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個人的には未だに"逆賊"と蔑まれる足利尊氏を見事に主人公として描ききった
大河ドラマとして評価している。NHKは伝統的な格式(と言うよりそうでなけ
れば成り立たない。何故って国営放送だから)を重んじるから"逆賊"足利尊氏
を主人公にしたというだけで個人的に衝撃的だった。でんでんやMrオクレ、ス
トロング金剛が出てた事も衝撃的だったが、そんなことは小さなことでしかない。

私の中では足利尊氏は別に"逆賊"でもなんでもないと思っている。むしろ明治
時代の地方(つーか薩摩とか長州とかの連中と公家連中)出身者によるゆがんだ
天皇家持ち上げ政策において(遠因は水戸光圀の【大日本史】でもあるが)徹底
的に朝廷に刃向かった反逆者とかいう喧伝で貶められた印象の方が強かった。こ
の"偏向教育"でかなり嫌な思いをした人がいたらしく、確か赤松と言う苗字だ
っただけでいじめを受けた人もいただとか。今ではそういう歪んだものは少なか
らずとも薄まったとは思いたいが(何時噴出or復活してもおかしくないから)。

鎌倉幕府の滅亡から建武親政、その破綻から再び南北朝の争いが勃発して室町幕
府が誕生していく話は、複雑な歴史背景もあいまってかなり興味深いものである。
建武親政の破綻の理由は明確であり、その辺に関して検証もせずに尊氏を反逆者
として貶めた明治時代の教育は今でもいいものを感じられない。

さて、ドラマのほうだが、室町幕府の面々から鎌倉の連中、南北朝の面々といず
れも力あるキャストをそろえたなと思う。今の大河なんか目ではない。オリジナ
ルキャラの大地康雄とかも違和感はなかった。まあ、後藤久美子の男装キャラは
「?」であったが。記憶に残るのは片岡鶴太郎の北条高時役に関して「遅れて来
た男の凄みを感じさせる」と評した記事だろうか。駄目執権高時は実によかった。

2005/06/23 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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>>カトルさん

>懐良親王

彼は短命が多い後醍醐天皇の皇子のなかでは長生きだった方でしたね。某は個人的には
彼以上に長生きし、共に南朝を動乱末期まで支えた宗良親王について特に興味をもっております。
宗良親王は1385(至徳2・元中2)年に遠州で75年の生涯を閉じたとある史料には書かれていますが、
これ自体信頼がおけないらしいですね。1381(永徳1・弘和1)年末までは生存していた確実の証拠が
あるようですが・・・・・・・・・某は懐良親王・北畠顕能が亡くなり、長慶天皇が譲位したと
言われている1383(永徳3・弘和3)年死去説を考えています。彼はドラマでは確か第10話で初登場
していましたが、これを覚えている方は何人おられるやら。

>小弐

九州の豪族は独立性が元来強かったのですが、特に小弐氏は九州の番人であるという伝統的な地位を
誇っていましたから、勝手に足利幕府がその出先機関として作った探題の長官、一色範氏と対立するのは
必然的だった訳ですよね。小弐も結局、大友氏に乗っ取られた菊池氏同様、その伝統的な地位に
あぐらをかいたが故に戦国大名への脱皮を図れず、戦国の永禄年間に家臣の竜造寺氏に滅ぼされて
しまいますが、彼らとは逆に足利氏の子孫である細川元総理(直接の先祖、藤孝は12代将軍義晴の
落胤と言われているけど?)や過去ログで述べた足利義弘氏が現在もなお、その九州に根を下ろされて
いるのは最高のアイロニーと言えますね・・・・・・・・・・・・・・・

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「>懐良親王後醍醐天皇の息子の中では後村上天皇になった義良親王を除けば、幸せな人生を送った唯一の人じ...」 by カトル


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2016/04/11 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 44658 ホスト:44516 ブラウザ: 10128 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事勉強になった/道徳心&モラル 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽とても良い(+2 pnt)

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