[ドラマ]おしん: 2006/08/16 634


OSHIN
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ドラマ総合点=平均点x評価数2,416位2,580作品中総合点-6 / 偏差値44.26
ドラマ平均点220位293作品中平均点-0.60=悪い/10評価
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2006/08/16 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2043(50%) 普通:798(19%) 悪い:1264(31%)] / プロバイダ: 20897 ホスト:21028 ブラウザ: 5234
この評価を付けるのは別に本作が駄作だったからという訳ではありません。
しかし、内容的に「そんなに面白いか?」というのがあったし、「逆境に耐えて強くなれ!!」という作風が悪いとは思いませんが、当時、あまり友達がおらず、人と距離をとるようになっていた自分にとっては、本作のような作品は見ていてイヤだったし、肝心の小林綾子にもイマイチ感情移入出来ませんでした。

日本だけでなく、アジア諸国で大ヒットを飛ばした!!というのは極めて日本的、アジア的に捉えられた作品だし、苦難を背負い込んで雄々しく立ち上がる女の生き様というのが色々な要素が固まって名作たり得る要素を造ったのでしょう。しかし、自分からすれば、こういった作品にどこか燃え上がる事が出来ず、空虚な思いでした。

ひねくれていると言えばそれまでですが、本作を見て感じた印象は「おもろない」「早よ終われ!」「どこがおもしいん?」というものしか感じなかったし、「苦労する事は美徳」のように描かれていたのが当時の子供心の自分には何かいやな空気を与えてしまったのでした。

苦労したからって幸せになれる訳ではないのだし、そして、人生は判らないのだし、色々な人の生き方があるのに、本作のおしんの生き方はそれ程惹かれるようなものはなく、当時の時代背景でそうせざるを得なかったというのも判りますが、暗いドラマに内容というのと、「虐められて生きてきたのはお前だけじゃない!!」という僻みかも知れませんが、嫌悪感情が湧いてしまったのでした。

更に、これは19世紀末期〜20世紀初頭の日本という丁稚奉公制度がまかり通っていた時代を描いたのに、21世紀の今、そうしたアジアの子ども達に対し、おしんのような子を生産しているような印象もあったのだし、当時から人口減少が騒がれていた時だったのに、未だに子どもを大事にしていない日本というイメージも本作のマイナス印象に拍車をかけてしまいました。

本作の一人の女性の生き方というのは作風によって、効果的に描かれていました。しかし、いじめられっ子だった子供達には本作は不快な内容だったと思いますし、昔も今も子どもを大事にしないクセに、こういった作品で安易なお涙頂戴を誘っているという印象しか与えませんでした。

子供心にそんな風に感じたのは相当に自分自身がひねくれていたのでしょうが、そうした虐め=子どもを大事にしないという日本社会への不信と、同時期のアニメの「ボトムズ」のキリコのような憧れのヒーローという訳でもなかったおしんにはファンの人には悪いのだけど、なんら、自分の心に感銘を与えない平凡なばあさんというものでした。

一人の女性の堪え忍んだ生き方は、まるで現在の歪んだ社会情勢を表し、戦前思想のようにも感じてしまったし、今見ても、おそらくは本作に対しては涙や感動よりも、怒りと不快感だけが出ると思います。
こうしたおしんのような女性を造らないような世界にする事が重要なのではないでしょうか。
[共感]
2020/03/23 >虐められて生きてきたのはお前だけじゃない!! 正にコレなんですねぇ。周囲に酷い目にあわされる事も多いですが、一方では同僚よりセンスがあるとか夫より商才があるとか都合の良いタイミングで他人様に助けられる主役補正も実は結構あって、それで晩年には自分だけが努力と根性で厳しい時代を生き抜いたつもりで家族の中で支配者気取りの老害ババァ…。 by 十傑集



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