[ドラマ]新 必殺からくり人: 2019/09/09 十傑集


しんひっさつからくりにん / Shin Hissatsu Karakurinin
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ドラマ総合点=平均点x評価数682位2,515作品中総合点3 / 偏差値50.55
1977年ドラマ総合点7位27作品中
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2019/09/09 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2280(50%) 普通:1143(25%) 悪い:1143(25%)] / プロバイダ: 16995 ホスト:17163 ブラウザ: 5173
【良い点】
殺しのシーンが地味だった「からくり人」だが本作から派手(悪く言えばイロモノ)になってくる。
何といってもブラ平の火炎放射!
蘭兵衛は刀を振り回すだけだが、むしろ外科治療シーン方がエゲツナイかも。
塩八の催眠落としや、小駒のコマ戦法も回数は少なかったがなかなかにオリジナリティがある。

【悪い点】
BGMは「仕掛人」や「仕置人」からの流用が多くオリジナリティが弱い。

主水系を筆頭にシリーズ他作品では時に方針を巡っての対立が互いの個性を際立たせる側面があるが
からくり人メンバーはチームワークが良い事が仇になって、そういった部分は弱い。
子供時分に見ていたら共に丸顔のブラ平と塩八を混同してしまった可能性も(汗。
蘭兵衛=高野長英ですら外科治療や蘭書を読むシーン、顔を焼く結末で面目は保っていますが
「仕留人」の貢ほどに蘭学者設定を生かしたキャラの掘り下げはなされていない。

【総合評価】
必殺前期シリーズにおいて一時、定番になっていた「からくり人」第三段。
シリーズ初の旅モノですが水戸黄門のように最後に印籠ありきではなく悪党成敗たる殺しのシーンも(過去作品より派手にはなっているが)
あくまでストーリーの一部という所がからくり人テイストで特に早坂脚本たる2話や最終話で顕著。

他の必殺では被害者が依頼に至るまでの内容がストーリーの中核となるのが大半ながら
本作は安藤広重からの依頼が先にあり彼が絵に込めた依頼内容をお艶一座が読み取っていくという内容。
普通は依頼のウラを取るのは「仕事人」の加代のように諜報係がメインとなって行いますが
本作はチームで主役というスタンスが他作品よりも強いため全員で行い反面、戦闘に関しても
お艶がリーダーでブラ平&蘭兵衛が主力であるものの塩八や小駒も必要に応じて参加しているなど
各キャラの立ち位置の違いが曖昧になってしまう所が作品の性質故に抱える弱点だったでしょうか。

ただ、その分ゲストキャラとの絡みは結構、強烈。
絵の中の女に注意かと思ったら前々作「血風編」でレギュラーだったピーターが演じる女形。しかも、お艶の元弟子。
絵の岩の傍で襲われた夫婦は回想カットで夫が綿引さんだから絶対、この悪役顔でただの被害者な訳がなーい。
案の定、古女房を切り捨てて金持ち婿養子になるための狂言だったけど、コイツが小駒の兄なのが救いようが無い。
最終回も自らの顔を焼いた蘭兵衛と父の意思を継ぐために自ら盲目となった娘をリンクさせていました。
(小駒が蘭兵衛に惚れていたというオチは充分に機能していたとは言い難かったが)

評価は「とても良い」よりの「良い」で。



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