[ドラマ]殺人鬼(1988年TBS版): 2019/10/11 十傑集


さつじんき1988ねんてぃーびーえすばん / Satsujinki 1988 TBS
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2019/10/11 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2282(50%) 普通:1143(25%) 悪い:1144(25%)] / プロバイダ: 35550 ホスト:35309 ブラウザ: 5173
TBSドラマで古谷一行が金田一を演じ初めて十年少しの頃の作品。

【良い点】
70年代のように1時間枠で4、5回の連続したストーリーになると人間関係やストーリーが
複雑になり過ぎる感があるので観易いといえば、まあ観易い。

【悪い点】
既にバブル期ドラマとなっていて時代性はそれなりに考慮しつつも
戦後昭和20年代を背景とする横溝テイストにマッチした70年代ドラマ特有の尖った重さが薄らいだ感はある。
金田一も髪がボサボサで無くなり、髭も割と小奇麗に剃っていて、頭をかいてもシラミが飛びそうに無く
知人宅の留守を預かっているという名目で豪邸に住んでいる有様。
古谷氏が現代サスペンスドラマで演じている主役が金田一に扮しているような感は無きにしも非ず。

【総合評価】
横溝作品短編の一本をドラマ化した作品。
原作は未読ですが金田一シリーズの中ではマイナーらしく実際に観てみると残念な所が目立ったでしょうか。

藤真利子演じる加奈子がその場凌ぎの理屈で頼る男を取り変えながら、か弱ぶっている様には途中から
イラッと来るので終盤に本性を明かしてくれたのは良く言えば納得、悪く言えば先が読めたオチ。
むしろ問題は星由里子が演じた恋敵の梅子の方で、殺人現場を目撃して有利な立場に立ったはずが「観ていたアンタも共犯者」と逆に脅されて
偽装工作の片棒を担がされた挙句、警察&金田一の捜査で精神的に追い詰められて自殺してしまうのがトホホ。
いくら世間体を気にする性格と言っても仮にも女手一つで年頃の娘を育て学園を切り盛りしている人物がそこまで脆いだろうか?
横溝作品常套手段であるミスリード展開とはいえ強引さは拭えませんでした。

他にも偽装工作に用いられた義足が沼に捨てられたという金田一の推理も強引だったし、
金田一耕助殺害計画が終盤の展開を盛り上げるための取ってつけ感が強かったり
一番、残念なのは二度の首吊り殺人が脇に追いやられて舞台となった幽霊屋敷のギミックが全く生かされたかった事でしょうか。

評価は「悪い」で。



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