[ドラマ]ライ・トゥー・ミー 嘘は真実を語る


らいとぅみー / Lie to Me
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ドラマ総合点=平均点x評価数831位2,498作品中総合点2 / 偏差値49.84
2010年ドラマ総合点34位100作品中
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作品紹介(あらすじ)

心理学者カル・ライトマンは嘘を見破る専門家。
彼はわずかな表情・しぐさから、恐るべき精度で相手の嘘を
見破っていく。彼のコンサルタント会社とスタッフには、
政府・企業・犯罪捜査・身元調査など、人の嘘にまつわる
あらゆる問題が持ち込まれるのだった。
製作局:FOX
製作:ブライアン・グレイザー、サミュエル・ボーム

●キャスト(役:役者)
日本 開始日:2010/04/06(火) FOXチャンネル
海外 :開始日:2009/01/21 FOX / 終了日:2011/01/31
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最終変更日:2015/01/22 / 最終変更者:永田 / 提案者:古典主義 (更新履歴)
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2018/04/01 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:41(57%) 普通:18(25%) 悪い:13(18%)] / プロバイダ: 14869 ホスト:15235 ブラウザ: 8323
「表情から嘘を見破る」なかなか煽情的なキャッチコピーだが
ドラマ自体は怒り、嫌悪、恐れ、喜び、悲しみ、驚きといった表情と感情を研究した著名な心理学者ポール・エクマンの研究を元にしている

しかし実際の研究に基づいた内容であるから、ドラマ自体は堅実かと言えばそうでもなく、
シビアな見方をすれば、むしろアメリカのドラマ制作が抱える問題を露呈し
さらに心理学が抱える様々な問題に正面から取り組むことなく中途半端に終わり、視聴者の人気もすぐに凋落
アイディアや目の付け所はよく、初期のプロットも良かったが、
同じく人気刑事ドラマの『CSI』と比較すれば、遥かに短命なシーズン3で打ち切りという結果に終わった



【心理学の問題】
ポール・エクマンの研究は人間の表情が文化、人種に依らず生まれながら普遍的な共通項を持つというもの
このドラマでは犯人や共犯者と目される人々の隠された心理をエクマンの研究を元にわずかな表情から炙り出し、
それを手掛かりに真犯人を追求するというスタイル
質問した相手のとっさの反応、僅かな表情筋の動きを元に、
怒り、嫌悪、恐れ、喜び、悲しみ、驚きといったデータ化、類型化された表情モデルを当てはめ、そこから真の感情を読み取る
読みとった感情と証言として発した言葉との矛盾を発見し、「嘘を見破る」という手法は理論上尋問には大きな効力を発揮する


エクマンの研究は、観察された外的な事実や身体的反応を元に心理を解き明かすといったスタイルであり、
文化、人種に依存しない理論であるからこそ、普遍的とみなされ、ドラマの中でも頻繁に主人公が「科学」を強調する
これは心理学が人間の心という不確かなものを扱い、
理論を扱っても理論を作り出す過程で自己の生理的な感覚がどうしても入り込んでしまう分野では珍しい
心理学の場合、自分と違う生理的感覚を持つ人間の理論やリアリティー、感覚には、理解はしても真から納得しがたいことがあるが
ここに落とし穴があった
(余談だが、「チームビルディング」研修関連で某心理学派を元にしたプログラムを会社の方針から年1回受けるのだが
もう6,7年一緒に受け続けている同僚が分かったようで一向に自分の傾向を把握できず困惑しているのを見ると
やはり本人に向いた理論、向かない理論というのがあるのではないかとつくづく思わされる)


如何に「科学」を強調しようにも、扱うのは不確かな人間の心であるわけで、100%正確にはならないのだ
人間の心は試験管の中の物質のように純粋な物質のみで構成されるはずはなく、切ったり計ったりもできない
条件を完全に揃えることは無理な相談なのだ
私個人は、それ故に不完全な人間に対する面白さと慈しみを感じるのだが
それを強引に「科学」と銘打った為、辻褄を合わせるために主人公の推論は驚異的に当たることになる


実際、エクマン教授の理論をアメリカの空港でテロリスト発見の為に利用したプログラムがあるが
改良を重ねても、正解率は予想よりはるかに下回る50%程度だった、50%ではもはや「科学」とは呼べない
ドラマを見ていても疑問に思うことだらけ
例えばある消防士の妻が夫から暴力を受けているかいないかを知るために主人公がある反応を観察するのだが、
夫ではなく、過去に両親から暴力を受けていた場合、どうやって見分けるのかと甚だ疑問に思ってしまった
やるなら観察者に対する事前インタビューが必要なはずだが、それはすっ飛ばされる

確かにエクマン教授の理論は観察された外的な事実や身体的反応を元にすることから、
他の心理学の理論が受け入れられなかった人、眉唾物とする人には歓迎されるべきものかもしれない
にしてもいささか傲慢すぎる
特にシーズン2以降は、主人公の独白、独走になる



【ドラマ制作過程の問題】
では、最初から主人公無双で推論が当たりまくるシナリオだったのかというとどうもそうではないように見える
主な登場人物4名の設定を見ると
・エクマン教授をモデルとするライトマン
・エクマンの理論以外の心理学理論を修めた女性心理学者ジリアン
・元税関職員で学問や心理学には疎くても「ナチュラル」に勘が鋭く、観察力も備えたリア
・データ分析や統計が得意で気はいいが理屈っぽく、本音を言いすぎるあまり他人を不快にしてしまうイーライ
と非常にバランスが取れている

主人公ライトマンの理論の足りない部分を他の心理学の理論や勘の鋭い職人タイプの人が補うはずだったのではと思う
イーライもキャラが立って面白いが、それ以上にエクマンの理論も蓋然性に左右されることをデータで裏付ける役目を担うこともできたはず
1つの理論、1人の人物の価値観や考えだけでなく、
複数の人物や理論、考え方をもとに総合的に判断できる設定は実は最初から用意されていた

おそらく脚本の初稿段階、つまり初期設定、プロットを考えた人は心理学の抱える問題や現状にある程度詳しく、
エクマン教授の理論やプログラムにも欠点があるという批判があったことを知っていたのだろう


しかし、アメリカのドラマ制作の場合、予算は日本より遥かに大きいだけに脚本も最終稿まで何人も関わる
アイディアだけ初期のものを残し、残りは後の担当者がごっそり変えてしまうこともあるらしい
ドラマを見ていても、それぞれ4人のキャラが立っていて面白いだのが、最終的に役割は設定よりかなり軽いものになっている
特に心理学者ジリアンは心理学者というよりは、女性として、ラブコメ路線がらみの役割が重いし
イーライもデータ分析担当という設定を生かし切れていない、キャラの特異性ばかり強調されている

たとえ初稿段階と違って、心理系に詳しい人が居なくなったとしても、
シリーズを重ねる上で詳しい人物を監修として制作チームに加えることもできた筈だが、ドラマ性が重視され、そちらはおろそかになっている
特にシーズン2以降は理論の「解説」は目に見えて減ってしまう



個人的には、異なる学派の理論や他の分野、データ分析、統計学等を利用して総合的に事件を解決していくシナリオの方が
合っていたのではと思う
でなければ、エクマンの理論にも様々な問題点があり、実際に稼働したプログラムでは正解率が50%程度であった事実に誠実に向き合い
「ゆらぎ」を含めたシナリオにすべきだったのではないか
その方がかえって、脚本上でミスリードを使うこともでき、意外性のある展開も生まれたのではと思う


ただドラマはリアルが全てではない
人気長寿ドラマ『CSI』も実際の鑑識の鑑定技術を誇張した科学表現、ハッタリで視聴者を見事に「騙して」いる
その役割を担うはずの、フラッシュバック等の視覚演出や「解説」も回を重ねるごとに減っていき、ストーリーがドラマ中心になったのも
「リアリティー」というまやかしが効きづらくなった原因ではないか




個人的には、そこそこ面白い、エクマン教授の理論を楽しく見られるドラマだが、物足りなさは感じてしまう
『クリミナルマインド』のようにアホキャラ、爆発、アクションの楽しい娯楽バカ映画仕様になっていないシリアス風味だけに見方に迷う一作

2014/05/08 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:362(78%) 普通:43(9%) 悪い:60(13%)] / プロバイダ: 12572 ホスト:12557 ブラウザ: 4181
「表情や行動からウソを見抜く」という趣旨の作品。
ゼロ年代から米製ドラマで心理学を導入するケースが増えてきましたが、今作はかなりストレートなアプローチで心理学を主題にしているのが面白いですね。

内容は心理学を取り上げた作品らしく、地味ながらも濃厚なドラマを形成しています。
アメリカ人だけでなく、様々な人種のメンタリティをしっかりと理解しつつ、心理学に基づいた分析に当てはめているのがいいですね。主人公たちが刑事などではなく、あくまで研究所の所員なので取り扱われる内容も多岐に渡ります。

俳優陣では主人公・ライトマン博士を演じるティム・ロスの個性が爆発してます。人を食ったような態度をとりつつも、見ているこちらにまで刺さってくるかのような鋭い眼差しが印象的。一方、人の嘘がわかってしまうことの悲哀がそこはかとなく感じられるのもいい。
また、相棒役を演じるケリー・ウィリアムズが“普通のアメリカ人"をしっかりこなしているのでバランスも取れている。
さらにモニカ・レイマンド演じる新米所員リア・トーレスの成長譚風にも作られていたりと、なかなか抜け目ない人物配置がなされてます。

2011/09/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 12331 ホスト:12029 ブラウザ: 10250
【良い点】
・嘘と真実を見分けるために、一時的に嫌われることを厭わない主人公の行動
日本の漫画でいえば、神のみぞ知るセカイの桂木。オタクじゃないけど。

・登場人物の個性

【悪い点】
・とくになし

【総合評価】
顔や表情から、嘘と真実を見抜く心理学のエキスパートを主人公においた、推理ドラマ。
FOXなどで放送されている作品のなかでも、なかなかの良作。

2010/06/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:766(41%) 普通:448(24%) 悪い:652(35%)] / プロバイダ: 9654 ホスト:9721 ブラウザ: 6342
☆カル・ライトマン
表情や仕草から本心を見抜く、という心理学の専門家。あらゆる民族、
国家、文化にわたって情報收集し嘘と真意を見抜く専門家集団として
「ライトマン研究所」を設立した。相手の本音を引き出すために挑発的
だったり傍若無人に振舞う事が多く、副所長格のジリアンがストッパー
として気を揉んでいる。離婚して一人娘のエミリーがいる。
☆ジリアン・フォスター
ライトマン研究所の副所長格。常に他人の表情を読むカルの振る舞いに
苛立っている模様。対外的に波風を立てる彼の抑え役として苦労している。
夫は政府高官だが、不倫をしているらしい描写がたびたび。
夫の表情を探らない主義の彼女は気づいていないようだが・・・
☆イーライー・ローカー
ライトマン研究所のスタッフ。どんな嘘をついてもバレてしまう職場勤務から、
「常に本当の事しか言わない」。が、彼の言葉は大抵セクハラか罵倒、
嫌味になってしまい、職場でも外部の調査現場でも揉め事のタネである。
☆リア・トーレス
天才的に相手の嘘・真意を見抜く「天然」。学歴は無いが、以前は空港税関の
検査官として薄給ながら抜群の検挙率を上げていた。高給でライトマン研究所
にスカウトされ、カルの元で専門家としての訓練を積む。瞬時に相手の
嘘を見破り指摘してしまうため、日常の人間関係、カルとの距離感など
なにかと揉める事が多い。カルにはたびたび「未熟」と「無神経」を批判
されている。

【良い点】
・実在の人物と事件を下敷きにしたキャラ設定、ストーリー
展開は堅実でリアリティがある。ライトマンを始め、研究所の
面々は事件の検証に、録画映像を何度も詳細に確認している。
エピソード中でも語られていたが、表情は万国共通と言っても、
感情の表出ではなく生理反応(病気や痛みの結果)な事もあり得る。
観察者の見落としや見間違いもあるだろうし、動作は表情と異なり
文化の影響が大きい。相手の文化を知らなければ真意を誤解する
事もある。この辺は普通、TVドラマ的にはテキトーに流しがちだが、
製作サイドは実直に取材描写しており、その誠実さが、ドラマの
質を向上させている。
・出演者の演技力とカメラは素晴らしい。微表情や身体言語など、
地味だがストーリーに沿った難しい画面を造れているのも
製作サイドの実力と努力の結果だろう。日本で同時期放送の
「メンタリスト」で容疑者がバレバレのウソ表情を浮かべている
のと比較すると、本作の実直さが、いかに得がたいか痛感する。
・数々の事件の裏側は複雑で、薄っぺらい推理ドラマに
終わっていない。人が嘘をつく理由は様々で、「真実」を
追求するライトマン研究所が辿りつく結末は、簡単に
「嘘と真実」で二分できる物ではない。
・ライトマン研究所のスタッフが個性的。嘘を見破るために、
大抵挑発的で傍若無人な(フリをする)カル、夫婦間の問題を
抱えつつ?夫の嘘を追及しない副所長格のジリアン、
「常に真実しか言わない」と言うより露悪的で変人の
イーライ、天賦の才で他人の嘘に反応し周囲を苛立たせる
通称「天然」のリア。彼らのクセのあるやりとりが刺激的。

【悪い点】
・設定、画面、ストーリーが地味すぎて、製作サイドの計算や
努力が視聴者に伝わりづらい。本当に楽しむためには、視聴者の
集中力が要求されるだろう。

【総合評価】
「良い+」。設定を聞いたときには「こんなありふれた話が
面白くなるのか?」と疑問だったが、抜群に面白い(1話は
イマイチだったが)。地味過ぎるのと集中が必要な点で、
人気が危ぶまれる作品だ。

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2011/09/08 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 15278 ホスト:15465 ブラウザ: 8913 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事面白い/考えさせられた 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽普通(+0 pnt)


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