[小説]妖婦


ようふ / Youfu
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著者:織田作之助
掲載:風雪
出版:文泉堂
日本 開始日:1947/03
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最終変更日:2018/11/08 / 最終変更者:霧の童話 / その他更新者: 永田 / 提案者:TCC (更新履歴)
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2018/11/08 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:722(51%) 普通:387(27%) 悪い:302(21%)] / プロバイダ: 17777 ホスト:17806 ブラウザ: 5171
戦前の情痴事件ながらも其の猟奇性、及び加害者女性の豪胆なキャラクターなどから後世へ語り継がれる特異性を具えた、所謂「阿部定事件」を題材とする小説。
然しながら、大島渚監督の『愛のコリーダ』のように事件そのものを扱ってはおらず、阿部定の幼少時にまで遡って彼女の「女性」としての業を明るみにしていく織田作之助のアプローチ法は、寧ろ大林宣彦監督の『SADA〜戯作・阿部定の生涯』に近いと言えるかも知れませんね。

尤も、作中には「阿部定事件」を想起させる要素が殆ど登場せず、不良少女の破天荒かつ退廃的な青春期を淡々とスケッチしていくだけの内容なので、本作に関する詳細な情報を検索でもしない限りは「妖婦 = 阿部定事件」と気付き難いンじゃあないでしょうかね ?
あたしゃ予備知識無しで本作に触れたクチなもんだから、序盤の「男湯へ突貫する安子」なんざ余りの破天荒振りに女版『坊っちゃん』を連想した程ですw
反面、物々交換のノリで「あたいの好い人」をアッサリ変更する小学校時代から芽生えていた狡猾さや、処女を捧げた相手に対する冷徹なまでの観察眼、更には処女喪失自体「たったあれだけの事」と割り切れる異様なドライさなどは、後々の惨劇への布石にも成っていますが…。

難点は本作自体、Wikipediaの「阿部定」の項目で紹介されているプロフィールを「物語」風に再構築しているだけなので、史実に基づいた記述が成されている分だけ「読み物」としてはWikiの該当記事より数段劣る、と言わざるを得ない事でしょうか。評価的に「普通」以上を付けるのは少々厳しいかも ?

2014/07/13 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2203(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 15458 ホスト:15235 ブラウザ: 5173
阿部定を主人公にした短編小説です。
とある不良少女の姿をただただ追っていく小説なのですが、小さい頃は「勝気な女の子」として微笑ましく見られた少女が、だんだんとそれでは収まり切れない不良少女になっていく姿がある意味恐ろしかったですね。
父親や母親の視点や、交友関係まで、不良少女・犯罪者の幼少期をあらゆる視点から追っていくストーリーはなかなか面白いのですが、これ単体では単に不良少女が生まれるまでの物語ですから、何も知らずに読んでいた時はそこまで楽しみ切れなかった部分もあります。

まあ、最初の方は、小学校の恋人作りの風潮からして、いかにも不良少女養成学校みたいになっている空間に、時代を超えた女の怖さを感じましたね。
ここが既に恐ろしいながら、銭湯で「女は男湯に入れない」と茶化された安子が、「入れたらシャボン玉を飲んでもらう」という条件で男湯に凸る場面なんかも今見直すと恐ろしいところですね。
昔ながらの板一枚で仕切られた男湯と女湯の描写がやっぱりドキドキなシチュエーションで、ましてや同級生の女の子が堂々と男湯に凸るなんて話が出てきたあたりはもう妄想力が掻き立てられかねない話です。
何となくですが、「こち亀」を思い出しますね。

確実に雲行きが怪しくなるのはこの後の話で、恋人と遂に破廉恥行為に出たと疑われた安子が父親に叱られて監禁され、そこから開き直って不良男と付き合うように…という流れが凄かったですね。
結局、父親も面倒見切れずに彼女を手放し、肉親からも見捨てられた彼女はそのまま芸人に…。
父親の視点から見ても、ある意味で過保護すぎたのかもしれませんが、やっぱり失敗談という感じです。
まあ、結局幼い頃からワガママな女の子って、だいたい手のつけようのない育ち方をしてしまうんですよね。
それはもう、大学生にもなるとだいたいわかってしまう話で、ちょっとでも勝気だったり男勝りだったり派手好きだったりする女の子はだいたい中学高校ではギャル化している…。
これって本気でどうなんでしょうね。親の躾でなんとかなる次元を超えた生まれながらのそういう物だと思ってるんですが。

評価は「普通」です。

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2018/11/08 普通の印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 17777 ホスト:17806 ブラウザ: 5171 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事セクシー/びっくり/考えさせられた/道徳心&モラル 
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1. 磨きあげられていく弾丸 by HUNGRY SPIDER
... 映画ベスト2だったりする。 それはともかく、この「命ノゼンマイ」は衝撃的だった。 今迄の激しい9mmのようでいて、違うようでもある。 攻撃的でありながら、儚くて美しくもある。 生々しくも幻想的、粗暴ながら優雅…どう形容すりゃいいんだ!? ただ、俺にとって確かなのは、ハマると抜けだせない曲ってことだ。 妖婦のように、 ...
記事日時:2010/04/11

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