[小説]宇宙消失: 2005/06/19 Yam.


うちゅうしょうしつ / QUARANTINE
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文学総合点=平均点x評価数1,252位4,624作品中総合点3 / 偏差値49.82
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2005/06/19 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:258(71%) 普通:71(19%) 悪い:36(10%)] / プロバイダ: 33677 ホスト:33735 ブラウザ: 6305
すばらしい。いまさらだけれど読了した。さまざまな作品の影響、オマージュも感じられるが完全なオリジナルとしてここ近年読んだ小説の中でもっとも肌にあった。ハードSF的な部分は解説でも読んでもらうしかない。私では説明できない。ただ、そういった部分も作品の本質でもあるが、また彩りとして読んだ。どちらかというと、ハードボイルド、ニューウェーブ、サイバーパンクの混合物として読んだ。

同じ著者の『万物理論』なんて目じゃないくらいすばらしいでき。人物描写もまずまず(まずまずかい!)、アイデアストーリーでもあるが、細かなディテールがすばらしいかというとそうでもなく、でも全体としてすばらしいできだった。個々のツールや人々ではなく全体の状況とかがすばらしかった。

人とか自分とかをとことん突き詰めさせる気もする(気もするってところがみそかな。させるじゃなくて)。私は恋愛ジャンキーでもあるので、もうちょっとそういうからみを濃くしてくれるとさらによかったが、さすがにそれは難しかったかも。ちょっと残念だが。

人間性原理が極端なのは、好みじゃないけれどね。最新(に近い)科学知識の結果、人そのものがゆらいでいる気がする。物としての人、そういった部分も真摯にリアルに考えていった方がいいのかもしれない。まあ、単純にワンダーストーリーとして楽しんだのかもしれない。



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