[小説]封神演義


ほうしんえんぎ / Houshin Engi (Fengshen Yanyi)
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注意: これは文学版。その他メディアのページ: アニメ:仙界伝・封神演義 / ゲーム:封神演義 / 漫画:封神演義
文学総合点=平均点x評価数3,560位4,632作品中総合点1 / 偏差値47.41
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1977年文学総合点33位37作品中
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【注意】 Wikipedia によれば、封神演義の邦訳は7種類存在します。
評価文を書かれる際は、これらのうちどれを読んだかを最初に書くと、親切です。

『封神演義』 … 訳者 : 木嶋清道、出版社 : 謙光社、1977年

※ この説明部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
日本 開始日:1977
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最終変更日:2010/06/27 / 最終変更者:雪霞 / その他更新者: 孔明 / 提案者:あっき (更新履歴)
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2011/12/18 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:255(53%) 普通:120(25%) 悪い:105(22%)] / プロバイダ: 21833 ホスト:21887 ブラウザ: 9929
漫画版「封神演義」(藤崎氏著)が面白く、小説も気になったので読んでみました

『封神演義』(上・中・下) … 訳者 : 安能務
あらかた予想はしていましたが、さすがに漫画とは全然違いますね
というか、文章が淡白で物語がサクサク進んでいきます
中国の小説はこのようなものなのでしょうか?
古典だから?
軽くカルチャーショックです
人(仙人)もあっさり死んでいきます。
ふ〜む・・・

漫画版を読んでいたのでなんとか話についていくことは出来たので予習していてよかったと思います。
読み終わって、特に感動とかはなかったのですが
中国3大物語のうちの一つを読んだ達成感はあります。
漫画版「封神演義」から小説にはいった人は結構いると思うのですが、
改めて、漫画版の影響力の凄さを感じました。

2010/10/22 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:81(65%) 普通:6(5%) 悪い:37(30%)] / プロバイダ: 26528 ホスト:26690 ブラウザ: 10415
安能務版は元の作品と内容が全然違うので評価に入れません
なので完訳版を評価します

【良い点】
中国文学の雰囲気を感じ取れる
たくさんの宝具が出てくる
たくさんの仙人や道士が出てくる
最後には皆が神として封神されるところ
様々な戦略
【悪い点】
話の進み方がが淡白(封神演義に限った話ではないですが)
死んだ後の描写があっさりしてる
【総合評価】
中国の文学では割と有名なこの作品ですが、正直めちゃくちゃ面白いわけではありませんでした。何かが足りない気がします
ひとつに淡々と進んでいくストーリー
また、これは仕方がないかもしれませんが登場人物が多すぎるので全部覚えるのや感情移入するのは困難です
一言で言うなら「ストーリーのために動かされている駒」みたいな感じです

同じ中国の文学を見るなら「三国志」や「水滸伝」を見たほうがいい。かもしれません

ですが、それでも魅力的なキャラは多く、話の組み立てや流れは良かったと感じています
正直な話、これを見て中国のたくさんの神々や妖怪、武器に宝具を知ったし、飽きることがなく読めたのはこの作品に力があった、と感じざる終えないです

個人的に最後の皆を封神するために名前を呼ぶ場面が一番好きです

名作というわけではないですが心に残る作品といった感じがします
評価は「良い」で

蛇足ですが、中国では大衆的に人気があるらしいのですが、日本ではあまり読まれてないようですね。なんか残念です

2010/05/26 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:268(51%) 普通:86(17%) 悪い:167(32%)] / プロバイダ: 11885 ホスト:11836 ブラウザ: 9739
このサイトでは、基本的に作者が明確な作品を対象とすると記憶しているので、創作物と言える安能務版の評価を入れておきます。

【良い点】

マイナー作品を日本に紹介した点。
とにかく展開が目まぐるしく、次に何が起こるのか読めない点。

【悪い点】

恐ろしいほどの階級主義と言うか差別主義で動く仙人達と、駒のように上位者の思いのまま動く人々。
全ての登場人物に言えるのが、恐ろしいまでの情のなさ。

これがドライな「昔話」的なものであればさほど嫌悪感は覚えなかったと思うけれど、著者(あえて訳者とは言わない)の思想を強引に盛り込んでしまった点。

【総合評価】

「安能務版・封神演義」という本に対する評価としては悪い点の「最悪」。

皆さん御指摘の通り、安能版は藤崎版(漫画版)をイメージすると愕然とします。
勿論、あんなSFチックな世界観はないだろう、とは思っていたのですが、人物像が違いすぎますね。
藤崎版が受け継いだのは、「ようぜん」や「なたく」などの誤読だけではないのか?と言う気がします。
むしろ完訳版の方が、変に思想・価値観が入り込んでいない分、抵抗なく読めました。
作者が明確であるという点を考えると、安能版を評価するのが、このサイト的には妥当なのかもしれませんが・・・一応、双方および漫画版を比較することでまとめとします
(安能版が強烈過ぎて、完訳版の印象がだいぶ落ちてしまっておりますが・・・)。

読んでいてキツかったのが、安能版では階級主義っぷりが凄まじかったことですね。
仙人は偉いのだ的な感じでして、例えば双方の合意で弟子入りが決まっていた藤崎版に比べ、誘拐だろソレという感じで人間界から子供連れ去ったりとか
(黄天化の『ぼくに親がいたのですか』発言はショッキングでした・・・道徳さんに道徳観念がないという矛盾!)。
あと、藤崎版で好きだったのが「長男を失って姫昌が拒食状態になる」という設定だったんですが(親の愛情が感じられます)、安能版では国に帰りついた途端に「フカヒレをくれ」。
・・・藤崎版は、実は安能版への強烈なアンチテーゼなんじゃないか?と言いたくなります
(ただし、私自身は、藤崎版の終盤も大いに不満があるのですけれど・・・)。

安能版に比べると、完訳版は各々のエピソードが比較的あっさりしているので、嫌悪感を感じる率は大幅に下がります
(安能版の分厚さに比べ、完訳版の軽さに驚きましたとも・・・)。
要するに神話なんですよね、ギリシア神話やらローマ神話、あるいは「古事記」辺りの登場人(?)物の言動をイメージすればいいんだと思います。
じっくり考えれば「やってられんわ!」「ええ加減にせい!」と叫びたいレベルの言動も、そもそも神話ってキャラクター造形を求めるべき分野ではないと考えれば流せます。
本来はそういうレベルと思われる話に、変に一般小説技法を持ち込んだりしたのが、登場人物の不愉快さに繋がったのではないでしょうか
(勿論、上手くやれば出来のいい作品になる手法ではあるんですけどね)。

2009/05/01 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:717(41%) 普通:430(24%) 悪い:620(35%)] / プロバイダ: 20239 ホスト:20305 ブラウザ: 5234
安能務版で。一番有名で入手し易いが、かなりの問題作。
まぁ、すでにかなり妥当な批評をされてる方が。

【良い点】
安能超訳の跳躍っぷりが楽しめるかも。私は楽しめ無いが。

【悪い点】
翻訳者の主観や誤訳がテンコ盛りなので、事情を知らない
読者に色々と誤った「封神演義」像を植えつける怖れあり。
それが面白いならまだしも・・・色々と納得しがたい展開や
説明があっても、元々がそうなのか、それとも訳者の翻案が
原因なのか判らない。
しかし、申公豹の人物像が不自然に好意的に描かれていたり
(儒教思想に対する反発から?)、その他の点を見ると、
やはり安能務のせい、と思った方が良さそう。

【総合評価】
「悪い」。完訳版の感想も伺いたいし、自分でも挑戦すべきか
と考えるところだが、安能版を読んでしまうと、その脱力ぶりに
挑戦意欲が減退。安能版の問題点は、wikiやネットその他でも
随分指摘されてるので、興味のある人はチェックされたい。
自分は文学史上での封神演義、や安能封神演義、よりも「史記」や
「考古学から見た中国」で殷周革命の逸話や、当時の習俗、
現代の発掘作業に関する記事、で殷と言われた時代に親しんだので、
伝奇・ロマン小説の類として読める封神演義は、それなりに
魅力的。だが、藤崎漫画のような大胆な翻案はともかく、安能版の
「なんか噛み合わない」「不自然」「唐突な展開」と感じる、
説明やエピソードの数々には失望する。
小説や古典の類として人に薦めるかと言われれば、「オリジナルは
判らんが、安能版はやめておけ」と答えるだろう。
これから挑戦する人は、「完訳」とか他の版を読んで、是非
データベースに感想を投稿してもらいたいところ。

[推薦数:2] 2009/04/30 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:51(47%) 普通:32(30%) 悪い:25(23%)] / プロバイダ: 2289 ホスト:2107 ブラウザ: 8090
安能務先生が独自の視点に立ち評価・解説を組み込んでいる翻訳版。

中国の四大奇書としては古くより『西遊記』、『三国志演義』、『水滸伝』、『金瓶梅』が挙げられ、『封神演義』の評価はそれより一段低いものとなっている。例えば魯迅は「『水滸伝』に比べたら幻想的に過ぎ、『西遊記』に比べたら雄偉さに欠け、今に至るまでこの二作品と同列であると見なした者はいない」と酷評している。また、斉祐焜は『明代小説史』(中文・浙江古籍出版社)で「『封神演義』は思想面でも芸術面でも、作者が意図した『小説界に於いて水滸伝と西遊記と共に鼎立する』という抱負を果たすことは到底できなかった」と評している。一方で「だがそれでも『封神演義』は中国小説史で一定の重要な地位を占める」とも記している。安能先生は三大怪奇小説として『三国志演義』『西遊記』『水滸伝』を挙げた後、怪奇性の高さを理由に、『水滸伝』より『封神演義』が相応しいと推している。しかし、研究者の中にはこの選別に疑問を挟む声もある。また民間での評価が高く知識人の評価が低い理由として、安能先生は、儒教の影響(儒教で理想とされる周公旦を持ち上げるため、太公望が活躍する本書の価値を不当に貶めた)を挙げている。だがこの主張には矛盾があり、士大夫階級の人間が小説を問題視し禁書扱いすることは『封神演義』に限ったことではないため、この主張を批判する声もある。

この作品の内容は、原典を元にしつつも、殺戒を『殺人欲求』と解釈したり、天数や封神事業を理不尽な天界の陰謀として扱ったりするなど、作品の根幹部分から細部に渡るまで安能先生による改変がかなり加えられた、いうなれば「超訳」である。しかし、講談社文庫から訳書が刊行されてその奇想天外な面白さが『本の雑誌』等で話題になり、藤崎竜先生(集英社)の漫画などとともに若年層向けメディアに取り上げられるなど、知名度が上がり広く流布させた功績は大きい。

中国での原作自体が描かれている時代から遥か後のため、王である紂王を皇帝のように描くなど基本的な表現の誤りも見受けられる。

妲己に籠絡されている紂王は史実においては改革的な名君であったのではないか、という意見がけっこう根強いらしい。ただ、屋台骨の揺らいだところに繰り出した矢継ぎ早の改革が―それが正しいものであれ―国民を動揺させてしまい滅亡を招いたことはありそうだ。
悪いときの変化はそれだけで全て悪く受けとれてしまうのが民衆心理。
あるいは優秀すぎる紂王は自国を立て直すことがまったく現実的ではないと気付いてしまい、あえて新国家の建設をあおることで国民への義務をはたしたのかもしれない。
骨抜きエロ親父になりらがら、見事な最期を飾った彼をみながら、そんな想像に耽ってみた。

2008/04/07 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:16(46%) 普通:9(26%) 悪い:10(29%)] / プロバイダ: 10916 ホスト:11134 ブラウザ: 4184
藤崎竜氏がジャンプで連載していた封神演義にハマり
原作となった小説も読んでみたいと思い、購入に至りました。

私は安能さんが訳した作品をこの度読んでみたのですが、
「漫画版の封神演義」とは、それはもう溢れ返るほどの相違点がありました。

キャラクターの容姿や性格、
……ほとんど何もかもが漫画版とは大幅に違うので、
漫画から入った私にとってはどうにも受け付け難い内容ではありましたね。

難しい漢字も多いので、読むのにも苦労します。
それは中国出生の作品なので仕方ないのかもしれませんが・・・。

小説版の封神演義はどうにも私の肌には合わないようです。
漫画版とは、もう完全に別物として見た方が無難でしょう。
漫画版のイメージが強く染み付いている方には、あまりオススメできません。

現代人の私の価値観で、良くも分かっていない古典文学を評価するのも
非常におこがましいとは思いますが

評価は「悪い」で。

2007/02/12 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:83(72%) 普通:5(4%) 悪い:27(23%)] / プロバイダ: 30606 ホスト:30431 ブラウザ: 3875
藤崎竜の「封神演義」が大好きで、その原作本だということで期待して購入したのは
1999年末発売の第39刷ということで、中学生のころでしょうか。
ただ、そのころの率直な感想は、「なんだ、このいかにも中華な小説は・・・」てな感じでした。

やはり現代風にアレンジされていた漫画を読んでいたためでしょうか。
ハンバーグ事件など話の大筋は大体近いなぁ、と感じながらも
いまいちストーリーにのめりこめなかったです。
まず、キャラクターが多い。
漫画版でさえ相当多かったキャラクターが、当社比3倍以上な感じで増えてしまったので
それを把握するだけで精一杯。
そんな彼らが、遠慮なく命を落としていくんですから、展開についていくので精一杯な感じでした。
あたかもエンドロールであるかのように最後のほうのページ上を流れる封神傍。
名前を表す難しい漢字群をよんで、なぜか開放感を得たということを覚えています。
ストーリー自体も結構淡々としている。
まぁ、相当年数生きている仙人達がワーワーやってる結構なスケールの歴史小説なので
そうなるのも仕方ないのかもしれませんが、中国独特の匂い、みたいなものを感じました。
そして、なによりも、頭の根本にあるイメージと大きくかけ離れていたため
場面を想像するのに大変な苦労を要しました。
宝貝を"投げる"という表現にも引っ掛かりを覚えたし
十絶陣はイメージとぜんぜん違う。
妲己は漫画よりもさらに狐だし、楊ゼンも妙に渋い。
その他もろもろのキャラクターや宝貝、アイテム、場面・・・・・
どれをとっても藤崎竜の漫画とはあまりにもかけ離れていて、変に神経をとがらせてしまいました。
結局読み終わった直後の感想は「疲れた・・・・・」という、非常に淡白なものでした。

確かにその頃よりかは大人になった分、今読めば
また感想も違ってくるんじゃないかなぁ、とも思います。
しかし、藤崎竜版の「封神演義」は個人的には史上最高の作品だと信じている漫画。
その原作としてこの作品を認識しているため、
この補正フィルター効果はいつ、どんなときに読もうが、どうがんばっても外れないと思います。
二次創作作品や漫画化作品を先に読んで、あとから読む原作に色あせたものを感じた珍しい例外。
そして、先にそういう作品を知ってしまったことにほんのちょっとだけ後悔した、そんな作品でした。

基準評価は「普通」としておきます。
ただし、このフィルターからくる必然的な『作品比較』の壁には立ち向かえませんでした。
面白いのは、まぁまぁ面白いけれども、読むならやはり漫画版。この感じはいまだに変わりません。
このあたりの期待はずれの度合いから少し減じて総評は「悪い」ということにしておきます。

[推薦数:1] 2006/12/10 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:681(73%) 普通:232(25%) 悪い:24(3%)] / プロバイダ: 17574 ホスト:17513 ブラウザ: 3646
非常に納得できない話の筋でした。これはもはや、日本人と中国人の世界観に関わる形而上学的な問題なのでしょう。少なくともこの作品の中で貫かれている「天命」という概念にはついていけない。

古代中国の殷が滅亡するにあたって、その裏?で活躍?した仙人たちのお話なのですが・・・まず一般的に暴君と言われる殷の紂王ですがいたって普通の人です。むしろ悪いのはニョカ(漢字が出ない)の方だと感じた。あの程度の冗談で国家一つ潰されたらたまったもんじゃない。
そして殷を滅ぼす周の側なのですが・・・こちらにあまり正義がない。まぁそもそもが覇権を巡る戦争なので正義もへったくれもありませんし、一応周の王様は殺されているのですが、何よりも主人公である太公望を動かしているのが「天命」だからという理屈。いうなれば「それが運命なんだからおとなしく従っとけよ」みたいな態度。

さらにこの殷と周という人間の戦争に仙人が介入する最大の理由が、「殺人欲」の解消というとんでもないもの。仙人として長年修行してもこの「殺人欲」だけは欲求不満としてたまるので、数千年に一度パァッとはらしましょうというものなのです。そしてただ殺すだけじゃ申し訳ないので、仙人よりは格下だけど神様にして「やろう」という押し付けがましい態度。
そして殺す相手は、崑崙山で修行するという仙人になる正規のルート以外で特殊な力を身に付けたもの(作品は違いますが西遊記の孫悟空みたいなものですね)と、仙人にならずにその能力を使って人間の国で役職を持っている者。つまり、キャリア官僚がノンキャリアと民間への転職組を粛清するみたいなものです。
しかもそれだけじゃ数が少ないので、優れた人間も殺して神様に「してやろう」「感謝しやがれ」みたいな態度です。

当然殺される側は抵抗します。申公豹(古代の名君が帝位を譲ろうと話をしたら「そんな話をされて耳が汚れた」と耳を洗いに行ったという人。老荘思想の中では一種の英雄)あたりがそれをたきつけて回るのですが、どう見てもこっちの方に正義がある。というか、こっちの側には殺される理由がない。全てが「天命」によって決っているという理屈で殺されていきます。
しかも殺される側の方が圧倒的に数が少なく、とんでもなく歪なパワーバランスの元、見せ場もなく殺されていくキャラがあまりにも多い。少し強い敵が出てくると途端に崑崙山から本職の仙人が増援として登場し、マップ兵器で敵を一掃します。
挙句の果てには西域の仏教世界から、ヘッドハンティングにやってくる仏まで出てきます。

あと、訳文なのでぼかしているのかもしれないのですが、微妙にエロいネタが出てくる。紂王に取り入った三人の妖怪女の一人は琵琶の妖怪なのですが、その理由が・・・「琵琶だけに、よがり声が最高」とかいう理由。他にもいつくかそんなネタがあります。

文章は硬いというか訳文独特の感じがするのですが(原典なんて読めるわけもありませんが)、内容ははっきりいって、どこかで見たことのある「お気に入りのキャラが、噛ませ犬をバッタバッタとなぎ倒す二次創作」です。この作品が書かれた経緯は知りませんが、道教を中心とした中国の説話を集めて、一つのお話にした同人作家がいるのではないかと思ってしまいます。(実際、フケン菩薩や文殊菩薩も仙人扱いされてますし、ナタクをはじめ西遊記にも出て来るキャラがいます)

つまらないというわけではないのですが、どうにも納得できない理屈が多すぎる。そういった点も考慮して「普通」にしておきます。

2006/06/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:223(74%) 普通:44(15%) 悪い:36(12%)] / プロバイダ: 43874 ホスト:43878 ブラウザ: 4483
漫画から入った口ですが、個人的には漫画版よりも好みです。殺伐とした血生臭さが私の好みにあったようです。
戦闘全体が少し主人公側に有利すぎる条件が揃っているのはどうかと思いますが、味方に死者が出ないという問答無用な話ではなく、ばっちり何人も何人も死んでいるのですから構わないと思います。あっさりしすぎている人物が多いことも事実ですが、重要な人物はそれなりに戦っているので許容範囲内です。漫画版での死者の少なさは少年漫画であること考えればやむおえないことでしょう。
原作と漫画の宝具がどう違うのかを見比べるのも一興です。最強である番天印が凄いのかヘボイのか分からない感じになっているのは仕様ということで納得しています。でも、太極図は……それちょっと反則じゃない?
登場する人物にもかなり相違があり、那タがおしゃべりなのは意外でした。それよりもっと意外だったのは十天君と十二仙の力の差です。十絶陣を敷いてもほとんど勝負になっていないのはどうかと思います。その代わり、通天教主の側近連中は手強いのですけど、こっちの場合はもっと強力な太上老君とかが出てくるのでやっぱりあまり手強くは感じられませんでした。
仙人がいともあっさり神を倒したりするのに、仏教系の連中はそれよりも強い、という感じの描写を見ると当時の中国人の思想が分かって興味深いものです。

どうでもいいことですが、脳天を砕かれて死ぬ人が多いなあ。

2006/06/23 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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中巻の途中まで読みましたが、やはり面白くなってきましたね。
しかし、十二仙は強すぎですね。十天君を一撃で倒すとはw
しかもパオペイの威力が強すぎて、つまらないです。

登場人物も多いですし、名前の漢字が難しいですね。
漫画の封神演義より全然面白くないです。本当に封神が好きな人にしか、お勧めは出来ないかもしれません。

あと残りを読んでみてから最後の決断をしたいです。

[推薦数:1] 2006/06/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:22(81%) 普通:2(7%) 悪い:3(11%)] / プロバイダ: 1096 ホスト:738 ブラウザ: 4483
これを読むときはまず藤崎先生の漫画版封神演義を読んでからみるといいと思います。
登場人物を覚えるのは大変ですから・・・(自分だけ?)

漫画版とかなりちがいますね。。
面白いvv
生死逆転してるキャラがたくさん(笑)

けどほんと面白いですよ。
これを読んでから中国奇書読み始めましたね。。。

ちょっと残念なのは死に方があっけないことでしょうか。
すこし迫力にかけますね。
死に方はつまらないですね。もう少し工夫したほうがいいと思いました。
読み進めていくと「あれっ。この人もう死んでたっけ???」ということが多々・・・(汗)
それはたぶん自分だけですね(苦笑)

まぁ、この作品は漫画の原作としても、歴史小説としても楽しめたので
評価は「とても良い」で。。。

2006/03/25 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:38(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 223 ホスト:265 ブラウザ: 8284
今のところ(上)しか読んでないんですけど、漫画藤崎竜さんの封神演義とは全く違います。
やはり、藤崎版封神演義の方が面白いんですが、小説の方にも面白さはありました。
しかし、文章の難しさや感じの難しさはちょっと読む気をなくしました。
しかし、有名な漫画の原作としてとても楽しめる一作です。
暇なときや封神演義に興味がある人は読んでみるといいと思います。
なんたって、全然違うんですから…楽しめますよ。

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2017/11/23 普通の印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 11662 ホスト:11721 ブラウザ: 5173 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事びっくり/勉強になった 
ストーリー普通(+0 pnt)
キャラ・設定普通(+0 pnt)

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