[小説]失はれる物語


うしなはれるものがたり / Ushinahareru monogatari
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文学総合点=平均点x評価数50位4,644作品中総合点38 / 偏差値87.00
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出版社:角川書店
著者:乙一
日本 開始日:2003/12
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1. http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200308000230
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最終変更日:2013/12/26 / 最終変更者:永田 / その他更新者: TCC / 提案者:souta (更新履歴)
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2015/02/11 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
この一冊にどれだけの重みがあるのだろう。ダークな物語を書く乙一さんにしては珍しく、とても切なくて感動する短編が多かった。特に「しあわせは子猫のかたち」は最後に涙が出てきた。私の一番好きな話だ。
メインの「失はれる物語」もまた切なく、最後ハッピーエンドで終わらなかったのがとても辛く、主人公に共感した。
乙一さんの作品は終わるまでずっと読み更けてしまう。物語のなかに引き込まれていき、静かな心地よさのなかに自分がいて、何かと考えさせられるのだ

【悪い点】
特になし

【総合評価】
素晴らしい作品。多くの人に読んでもらいたい。

2014/02/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:27(77%) 普通:8(23%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 35847 ホスト:36009 ブラウザ: 5171
【好きな点】
・切なくも、心が穏やかになれる短編が多く掲載。
『しあわせは子猫のかたち』、『手を握る泥棒の物語』は特に素晴らしかった。

【嫌いな点】
・気分的に落ち込んでしまう短編も1〜2編ほど。表題作は、なかなかキツかった…。

【総合評価】
乙一先生って、ホラーだけじゃないのね…と、本作を読んで感じました。
心が穏やかになる短編が満載で、特に『しあわせは子猫のかたち』、『手を握る泥棒の物語』が気に入りました。
表題作など、気分が落ち込んでしまう話もありましたが、総じて素晴らしい短編集でした。乙一導入本にオススメ。

[推薦数:1] 2013/09/08 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:302(51%) 普通:87(15%) 悪い:208(35%)] / プロバイダ: 2585 ホスト:2616 ブラウザ: 4178
【総合評価】
読み終わった後に思ったことはやはり短編小説は良いなという事
ミステリや恋愛のようにどこを重点に書いていくのかさっぱり分からない
分からないから先読みも出来ない

有名小説家が短編小説を書いたりするが少し話の傾向は読めやすい
奇想天外ではあるけどその作家らしさが話ににじみ出てる
先読みは出来ないけど読み終わった後に「この人らしい作品だな」という印象
本当に先読み出来ないのが乙一だ

バットエンドである傾向はあるが、不思議な味わいを感じさせてくれたり、ひたすらに奇妙だったりと変わり種の話もぽつりぽつりと見受けられる

「Calling You」
ケータイを持っていない女の子が想像した頭の中のケータイの話
とても短いながらにどんでん返しがあって楽しめたが、頭の中の携帯という設定はそこまで生きていなかったように思える。
何故、繋がったのかなどをオチに期待していたためか「ああ、そうか」という面白くも詰まらなくもないような印象を受けた

「失はれる物語」
流石表題作であるだけあって素晴らしい出来だった
寝たきり意識不明の男を書いた小説は中々珍しいと思う
喋れない・伝えられない・動けない葛藤もよく書けていたし、ストーリーも乙一らしさを出しつつ斬新に切なげに終わった
誰も悪くないのにバットエンドというこの歯がゆさは中々心にくるものがあった

「傷」
初めて読んだときはどうなるか先読みができず
「おおっ…おおっ…」と感激のうめき声のようなものを上げていたものですが、改めて読むと悪い意味で「いつもの乙一」な作品
特殊能力であるが故に苦しみ そしてそれであるが故に行動する
なんだか『暗黒童話』に似てるなーと思った
話自体は暗黒〜のほうが面白いし先に出たものですが…
二人ではんぶんこだ…の台詞などは中々ぐっと来たけど オチは弱い

「手を握る泥棒の物語」
特殊な状況に困った男がどうするかどうなるか?の物語
オチは不思議な味わいでこの後どうなるのかの空想がとても楽しい作品
私はこの短編集でトップに入るほど好きな作品だ
状況そのものが不思議でなんとも言えない余韻に読後に浸れる
想像すればするほど不思議な状況に飲みこまれてしまい目の離せなくなる話だった

「しあわせは子猫の形」
幽霊の雪村さんに萌えたあとミステリ展開でびっくりした
そんな作品
幽霊と根暗な主人公の組み合わせが淡々としていてこれまた不思議な雰囲気が文章から楽しめる
ただ、幽霊と交流を深めるだけの話でも楽しめたようにも思える

「マリアの指」
この話だけ何故か長かった
短編というより中編と言った感じ
マリアが死んだあとの指をめぐる話だが、事件が最初に起こった後すぐに推理が開始されてしまうので感情移入しにくい
それに登場人物も少ないので犯人は消去法で分かってしまいそこまで楽しめなかった

「ボクの賢いパンツくん」
ひたすら奇妙な一節、子どもの頃から使っていたものを捨てた時
自分は何を考えていたのか思わず思い出したくなる話
一見バカバカしいようにも見えるが、愛着を持って使っていた道具との別れをよく書けていると思う

「ウソカノ」
モテない男の青春なのか?それとも彼が自分の殻に閉じこもりすぎているだけなのか?
そんなひたすらに苦くて切ない話
彼女がいない期間が長い学生には共感しやすいのかなぁ
妄想と分かっていながら止められない彼らに同情しつつ共感した

これで全部ですがそれぞれに違った良さがあるので乙一を読んだことの無い方は
幅広さに注目して読んでいただければ楽しめるかと思います。
何度か読むと飽きてしまう話もあるが、短編が好きな人にはお勧めできます
総合的に見てとても良いとします

2012/10/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:28(72%) 普通:3(8%) 悪い:8(21%)] / プロバイダ: 20178 ホスト:20172 ブラウザ: 5345
乙一さんの短編集はどれも切なくて悲しい話が多いですが、
とても深くて読みやすいですが、切ない描写を描くのが上手い作家さんだと思います。

2011/11/14 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:11(92%) 普通:0(0%) 悪い:1(8%)] / プロバイダ: 19278 ホスト:19370 ブラウザ: 11722
【良い点】
深いテーマ性のある作品
切なさの描写

【悪い点】
特に無し

【総合評価】
初めて読んだ乙一さんの作品でもあり、心温まる話ばかりで時に先の読めない所や見せ場もあり、
ミステリーな所もあって 個人的に「しあわせの子猫のかたち」が一番好き

2009/05/31 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:56(69%) 普通:18(22%) 悪い:7(9%)] / プロバイダ: 8917 ホスト:9143 ブラウザ: 7401
新しい乙一を見た。
どの話もクォリティは高かったが、どこかでみたような話であった。
しかし、どの作品も楽しめた。

2008/10/25 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:24(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 28202 ホスト:28338 ブラウザ: 8090
乙一さんの作品は初めて読みましたが、とても良かったです。
短編集の形式でしたが、どの話もなかなかに面白いし、切ない。中でも「しあわせは猫のかたち」は読み終わった後、思わず溜め息をついてしまった。正直、終盤までたいしたことないと思っていたんですが、なぜか、最後の一行でやられてしまいました。ミステリーの面を本筋のストーリーの装飾にしつつ、最後には感動を持ってくるあたりはさすがです。
他の「Calling You」「ウソカノ」なども切ない感じで良いです。「マリアの指」も、あまりミステリーを読まない自分にとっては結構面白かったです。

全体的に、この作品のタイトルにもある"失はれる"ことに関係したストーリーとなっていると思います。その"失はれる"ことが、登場人物をどのように成長させるのか、または何を失うのか、何を得るのか・・・それぞれについて様々な結論というか、一応の答えと結果が提示されていると思います。なんか壮大なテーマみたいな感じになってしまったんですけど、読み終えた後、ちょっとそういうふうに考えてしまいました。

とにかく、どの話も読む価値は十分にあると思いますし、少しの感動と切なさとミステリーを味わうには良い作品だと思います。

2008/08/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:76(66%) 普通:12(10%) 悪い:28(24%)] / プロバイダ: 13991 ホスト:14001 ブラウザ: 3020(携帯)
これは感動した。
白乙一の傑作。短編集だが、どの話ももの悲しく、そして心温まる話だった。それぞれの話の文量自体は多くは無いのでかなり読み易かったです。

2008/04/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:43(61%) 普通:0(0%) 悪い:27(39%)] / プロバイダ: 19667 ホスト:19536 ブラウザ: 5234
乙一はホラー作家のイメージが強かったが、この作品で違う一面を垣間見た。こういう話も書ける作家だったのかと。
切ない内に温かさを秘めた短編ばかりで、中でも「しあわせは子猫のかたち」は絶品だった。また、他作品と比べて微弱ながらもミステリ要素も含まれており、終盤では「なるほど」と何度か驚かされた。
様々な要素が絡んで非常にバランスに優れた作品になっている。個人的に乙一入門書には、クセのある「夏と花火」や「GOTH」よりも本作をお勧めしたい。

2008/03/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:15(88%) 普通:0(0%) 悪い:2(12%)] / プロバイダ: 18395 ホスト:18481 ブラウザ: 8090
【良い点】
挿絵はありませんが、ライトノベルなのでとても読みやすいです。
短編集ですがとても深い作品が多いです。

【悪い点】
一番長い「マリアの指」が一番面白くありませんでした。

【総合評価】
GOTHなどのように凄惨な描写は控えめで、全体的に暖かく、切ない作品がほとんどです。
個人的に「colling you」、「傷」、「手を握る泥棒の物語」、「幸せは子猫のかたち」の4作品は最高でした。

2007/11/30 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:31(62%) 普通:1(2%) 悪い:18(36%)] / プロバイダ: 32756 ホスト:32732 ブラウザ: 2907(携帯)
ホラー作品を多く書いている乙一さんの作品ですが、今回は違いましたね。とても感動しました。特に『幸せは子猫のかたち』は泣きました。こういう作品の方が乙一さんには合っているんじゃないだろうかと思うくらいでしたよ。ぜひ読んでみて下さい。

2006/12/10 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:143(57%) 普通:47(19%) 悪い:60(24%)] / プロバイダ: 6022 ホスト:6030 ブラウザ: 6342
文庫版に新たに2編が追加されていると聞いて読んでみたのですが・・・どちらもショートショートでした(笑)。一応、それらの感想を。

『ボクの賢いパンツくん』
何とわずか3ページのショートストーリー。しかし、そんな中にも乙一テイストは含まれており、シュールな設定が笑えました。
本作は元々、あるキャンペーン賞品でトランクスに印刷されていたのだとか。・・・むしろ、実物の方に興味が沸きますね(何)。

『ウソカノ』
恋人がいると嘘をついてしまった少年だが、嘘の積み重ねによって“ウソカノ"が実体感を帯びて行くというストーリー。
どこか『平面いぬ。』に収録されていた『はじめ』を彷彿とさせる、甘酸っぱくも心温まる青春物語です。前向きな結末で、読了感の良さも好印象。

装丁のクオリティが高いハードカバーか、低価格+ショートストーリー収録の文庫版か・・・。乙一ファンで未読ならば、どちらを読んでも損はしないと思います。

2006/11/03 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:35(62%) 普通:9(16%) 悪い:12(21%)] / プロバイダ: 32756 ホスト:32767 ブラウザ: 2767(携帯)
乙一の執筆したライトノベルの作品を一般書籍に直して出版した一冊。乙一の本の中では一番好き。とにかく切なくて優しくて胸が締め付けられます。
あとがきにも書いてたのですが、これだけいい話であっても、ライトノベルってだけで人の目に触れる機会は減ってしまうんですよね。残念な事だと思います。

2006/08/25 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:90(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 658 ホスト:356 ブラウザ: 2742(携帯)
珠玉の短編集。乙一が得意とする、切なさや悲しさが全ての話に充ち満ちている。
表題作と子猫の話が特に好きだ。ここまでリアルな痛みと喪失感を味わわせてくれるとは。
話がちょっとしたミステリ仕立てになっているのも面白い趣向。僕も思わず騙されてしまった。

2006/08/09 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:55(82%) 普通:12(18%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 39269 ホスト:39349 ブラウザ: 4924
六つの短編を収録した本。いくつかの感想をば。

■手を握る泥棒の物語
これが一番良かった。読み終えてから,いろいろとこの書かれていない先にはどうなるんだろと想像したくなるのが短編では良い作品である証拠。

■Calling You
携帯電話のお話。でもただの携帯電話ではない。頭の中で創造していた携帯電話が突然鳴り響き現実のものとなるのだ―――。

携帯電話ってホント皆もってるよね。学生なんかは電車の中でたえずいじってるけど,「なにをそんなに連絡とりあってるんだろ」と不思議に思う。「携帯をいじるな!」とは言わないけど,せめてボタン確認音だけは消してください。ピコピコとホントうざいです。そんな事を言う私はもうオヤジなのかしら・・・・・。

■傷
なんか青いです。青いんだけど,オレにもこういう時期があったんだよなと感慨深げになる。こういった思いを忘れてはならないなと―――そう思った。

■「しあわせは子猫のかたち」
ラストがとっても良いです。癒されます。このごろ公私に忙しくてストレスの溜まる日々だったけど,こういう作品を読むととっても心が癒されます。あとネコ。ネコが良い。ネコ好きなんだと再認識した。ビバネコ!

「ZOO」とは対照的。でも切なくて面白い。文庫にはさらに書き下ろしがあるらしいから,いずれそっちも。

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「再収録されている作品はどこか切なさを感じてイイ具合に仕上がった良作揃いなのですが、何如せん書き下ろし...」 by JOH


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2013/09/09 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 2585 ホスト:2616 ブラウザ: 4178 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事友情/楽しい/面白い/悲しい/びっくり/考えさせられた 
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