[小説]指輪物語


ゆびわものがたり / The Lord of the Rings
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この作品は「ホビットの冒険」のシリーズに所属します。
注意: これは文学版。その他メディアのページ: 海外映画:ロード・オブ・ザ・リング (三部作)
文学総合点=平均点x評価数34位4,556作品中総合点49 / 偏差値98.35
文学平均点102位266作品中平均点1.58=とても良い/31評価
1972年文学総合点1位34作品中
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著者:J・R・R・トールキン
出版社:評論社
日本 開始日:1972
海外 :開始日:1954
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4人の方がこの作品が文学として最高だと投票しています。
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最終変更日:2009/11/25 / 最終変更者:雪霞 / その他更新者: カトル / 提案者:myu (更新履歴)
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[推薦数:1] 2012/08/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:91(46%) 普通:56(29%) 悪い:49(25%)] / プロバイダ: 36028 ホスト:36235 ブラウザ: 8849
一巻の最初で挫折して、ほったらかしにしてあった物を、十年以上経ってから、再チャレンジ

素晴らしい
一言で言えばこうなる
その深くて広い世界設定。歴史を背負った、単純でない人物達。単純なようで実は考え抜かれた物語。しつこいまで描かれる背景描写
一人の作者が創り上げたとは思えないほど重厚な作品である
最初のファンタジーであり、すでに最高のファンタジーといえる
昨今のファンタジーモドキを量産している連中では手も足も出ない
ファンタジーのすべてがここにあるといってもいい
萌え?あるじゃんエオウィン姫は激萌えだよ。それどころか、BLもツンデレもあるw

個人的には、世界設定を創る為の作品、というのがたまらない
現代の作品は大抵、人物、物語、世界、の順で構築されているらしいが、
本作はおそらく、まったくその逆の順で創られている
押井作品もそうらしいが、自分はその造りの作品が大好きらしい
ただ、本作は純粋な小説と思って読むのは辛いかもしれない
神話集や伝記、歴史書、に物語がおまけについている、と思えばいいだろう
自分は、一度もやったことのないゲームの設定資料を買ってしまうぐらい設定集が大好物なのでなんの問題も無かったが

主人公側勢力である西軍が、敗北寸前まで追いつめられてからの、逆転の様が素晴らしい
多くの作品がこれを狙っているのだろうが、ここまで鮮やかな物を知らない
特にその鍵を握っているのが、弱いホビットというのも非常にいい
さらに、最後の一手が成功したのが、半ば以上偶然でありながら、伏線は張ってあるという上手さ

訳は確かに解りにくいが、悪文というわけではないので、慣れると癖になる味がある。

まだまだ読んでいない作品があると思うと喜びに耐えない。すっかりトールキンの神話に魅せられてしまった。次はホビットの冒険かシルマリルか
どうやら、指輪の魔力に囚われてしまったようである
評価は、最高!で。

[推薦数:1] 2011/05/09 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 4239 ホスト:4410 ブラウザ: 11756
【良い点】
・ホビットの生活習慣や歴史から始まりその後の話もこの時代にこれだけ世界観を作りだした事がかなり素晴らしいです。
描写においても背景、地形、小道具まで極めて緻密な書き込み及び台詞による説明がされている事。街道以外の道を進む時等に感じます。

・ガンダルフの説明が長く非常に詳細である事。(ビルボとゴクリの関係及び過去について、敵意と復讐の存在、指輪の製造過程やかってエルフやドワーフ達が所有していた事、又世界を覆い尽くすには一つだけ欠ける事や、消滅したのではなく見出されている、デアゴルやスメアゴルのくだりからゴクリの心にも光がさしたがそこにも指輪は付けいる、しかも身内にもスパイがいるかもしれないので余程信頼出来る人とだけ行けと言う。)多角的かつ一部分の漏れもない文で物語の必要事項と旅の心得を記載しています。

ある意味こんな長い話はメモでも取らない限り記憶出来ないですし省略して説明しようと言うのが一般的に常識であり相手への配慮となるのですが。
しかしこの話は逸話と指輪の力の説明の混合であり、

①欲望について深く知る。
②小さいものだからこそ強大。
③過去の事例を上げるのは最も手っ取り早い事である(事実であるがゆえに、これが使われたら〜では不足であると感じます)

指輪自身がどんな力を持っているか且つどこからでも付け込んで来る。(欲望の種類に関する事と生じる隙や付け込まれるタイミング)及び過去これだけの苦労があったことと世界に影響を及ぼしてきた事(具体例提示)により、欲望と過去と未来の予兆が一つに集約され漠然さと具体性とフロド達の運命の予兆の強調を加味した話になっていると思います。
・ギャムジーの台詞やパーティに招かれる人等を通じビルボの人となりの説明にページを割いており、又オソやロベリアの財産に関する陰謀や悪い噂が流れる事、又フロドにも影響を及ぼしたりと旅立ちまでが綿密。

・更にエルロンドの会議でモリアやモルドール、指輪の歴史、秘密や過去の戦いや国や民族のその後誰をリーダーとした国のなりたちやどこの国の人達も危機感を感じ戦っている、塔についてや人間とエルフは今後共存しない、知識欲がつけこまれサウロンに誘惑される、イシルドゥアの禍いやゴクリの追跡経緯、サルマンの裏切り、破壊等についての事が説明される事。という部分の強調。

・冥王やエルフ、イシュロドア達の話がホビットの間で語りになっており(大勢ではない)エルフ達が今どのあたりで何をしているか、巨人の木男達が現れたらしいと言う等、外界をどこまで知っているかがリアルに書かれている点。ギルド―ルの出現時、エルフに初めて会った等の反応の書き方が上手いと思いました。又ブリ―村のホビットは「よそ者」と言う言葉にあるようた異なる点もありますが絆もある。ハルディア達エルフが木の上に制作した住居(タラン)に住み、ケリン・アムロスが都になっていたり川渡りの方法やドワーフに目隠しをする等細かい描写で差別化する事やローハンの人がガラドリエルを悪く言う事等から各種族の関係が理解できる点。

・ヒアゴンの伝言でミナス・ティリスの危機を伝えに来る事。各所で争いが起きている報告。

・敵が出てくるのかというじわじわした緊張感。それが影を与え且つ遠くから見られている力の強大性を見せている点。幽鬼である黒の乗り手がブリ―村に潜んでいたり話を聞いていたりする事や騒ぎ、既にホビット庄を出た事を知られている事が後で分かる等。

又逆に敵が現れるのではなく森で木等の自然が襲いかかってくる事や突然島にいたり丘の石の場面で雰囲気が一変し恐怖が迫って来る等の描写。モルグルの刃である短剣による危機、これなどは序盤はフロド達が強い相手と戦えない為、そういった形で危機に遭遇するという工夫、又遠くから迫っていると言う恐怖を両立させています。後にガンダルフが現象について説明する。又おぼろ谷までの道で黒鴉や狼、天侯変化させる,エドラスを通過する暗闇、ゴンドールの上空の乗手等闇の力が関係する。ゴンドールの城壁の戦いで戦意をなくしてしまう恐怖やハラド国のムキマルやグロンド、ナスグルの首領等の出現。更にミナスティリスを離れてから手下が絶望的に強い。
8巻はメリーの視点で書かれている事。

最初の内は正直強敵や大量軍勢にあったら終わり、エルロンドと会合後も出来る限り敵を避けますが、逆に戦うべき時は大量軍勢と戦わなければならないメリハリが存在する。

・トムやゴールドベリ、野伏であり指輪を知る馳夫、グロールフィンデル、エント達木の牧人、砦の角笛、ミスランディア、野人のガン=ブリ=ガンやローハンの騎士の等存在が頼みとなる点。彼らが偶然にも出会い知識や判断があってこその旅である点。ローハンの騎士、ゼオデン達との出会い。一貫して他人頼みという印象ではなく頑張りの中に助け舟が存在する点がポイントだと思います。
・ロリアンでのガラドリエルが魔法を説明する事。ガラドリエルの秘密等。ボロミアの行動。
・つらぬき丸でのフロドの活躍。
・アラゴルンが死者の道を行くこと
【悪い点】
・アズムンガルドが廃墟になっていたのがちょっと
・説明が非常に長い。
・デネソールが何か・・
【総合評価】
会話中心で、黒の乗手の大量待ち伏せやモリアでオークの大量軍勢も出てきますが、説明が少ししんどいと感じる部分があります。闇の力が大きくなり迫ってくる表現が上手く又ナビゲーターとなる人達との会話で(特に馳夫との旅は常に黒の乗手が潜んでいる)慎重に道を選びながら進みそれでもとても勝てない軍勢が出たり闇の力が突然訪れたりする隠密行動的な旅でありながら同種族、別種族や指輪の力で何とか危機を切り抜けていくという部分が良いと思います。

2009/12/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:108(73%) 普通:12(8%) 悪い:28(19%)] / プロバイダ: 39626 ホスト:39609 ブラウザ: 10691
この本を読んだのはちょうど映画化されて間もない頃なので記憶が
やや曖昧ですが書かせていただきます。
エルフやドワーフといったファンタジーおなじみの言葉が出てきますが、
中つ国の世界観が意外と近代的なのはちょっと驚きでした。
この話の一番の難関は第一巻目の「旅の仲間」。
とにかく話が前に進む感じがなく、四苦八苦しました。
しかしそこさえ乗り切れば後は波乱万丈のお話が始まり、あっという間に
読み終えてしまったことを覚えています。
エピローグは「神々の黄昏」的な終わり方で、伝説をいとおしむような
感じがとても心に残りました。
この物語が多くの人に愛されているのが改めて分かりました。
読むのは大変ですが、一度は手に取っていただきたい本です。
評価は<とても良い>で。
[共感]
2010/02/20 読みはじめがきつかったこと。途中から一気に面白くなったこと。同じ感想、同じ評価です。 by 漫画大好き

2009/10/29 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:728(64%) 普通:178(16%) 悪い:225(20%)] / プロバイダ: 7480 ホスト:7560 ブラウザ: 8451
【良い点】
・ファンタジー作品のなかでもかなりのレベルの本でした。

・旅の仲間のラスト・・・ボロミアの裏切りと最期のシーンは
インパクトを受けました。

【悪い点】
・読む途中で、ついていけない箇所がありました。
そのこともあり、繰り返し読もうとまでは思えないです。

【総合評価】
【普通】に留めておきます。

2009/08/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:81(42%) 普通:18(9%) 悪い:95(49%)] / プロバイダ: 21846 ホスト:21832 ブラウザ: 2135(携帯)
かなり長いですが、ファンタジー好きなら読むべきです。

特に主人公側に何かしらの武器があるわけでないので

常に不利な立場にあるのが面白い。
指輪により味方すら裏切りかねない。

どこまで行っても圧倒的に不利。
ここがミソ。

さらには
主人公まで指輪の魔力により墜ちてしまう。
きれい事だけがファンタジーじゃない。

素晴らしい世界観の作品ながら
現実の人間の姿とのリンクもあり、深い物語だと思います。

2009/07/11 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 24594 ホスト:24632 ブラウザ: 6883
【良い点】
これはファンタジー小説の王道といえるだろう。映画にはない。多彩な登場人物が出て、楽しめた。フロドたちよりも、他の仲間たちのシーンの方が面白く思えた。
豪華版はアラン・リーの挿絵が非常に綺麗だった。

【悪い点】
「野蛮な南方の褐色人」という文章が、少し差別に感じた。

【総合評価】

大人向けのファンタジー。

2009/06/12 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 21304 ホスト:21498 ブラウザ: 10228
最高評価しかないでしょう。こだわりぬかれた世界観は他のファンタジー小説の追随を
許さず、この物語を金字塔たらしめています。ストーリーも神話的で近代の文学よりも
アーサー王やイリアス、カレワラに通じるものを感じさせます。原作者のトールキンは
ベオウルフの研究家としても名高い方ですし。
訳はいろいろと言われていますが、私は好きですね。特に詩の部分は名訳だと思います。
本当に、読んで損はない。と言うか読まないと損です。まあ、人を選ぶ本かもしれませんが。

[推薦数:1] 2009/05/24 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(71%) 普通:0(0%) 悪い:4(29%)] / プロバイダ: 1407 ホスト:1253 ブラウザ: 4550
いわずと知れた名作。これ以後に出たファンタジー小説の中で、この作品の影響を受けていないものは皆無に等しい。
ナルニアやファウンデーションはもちろん、スター・ウォーズやRPGゲームへの影響も大だ。

特に最後、ホビット庄の掃蕩の件が素晴らしい。
大いなる悪(サウロン)を倒しても、それで世界が平和になるわけではない。サルマンや蛇の舌、ロソやビルのような小さな存在が世界をかき乱すこともある。これは中つ国から神性が去ったわれわれの世界にもいえることだ。
ホビットたちはメリーとピピンに率いられて立ち上がり、自分たちを護った。ガンダルフやエルロンドの助けなしに。作者は指輪にメッセージ性はないというが、ここにはメッセージ性を感じざるを得ない。
最後のシーン、フロドやビルボが去って行く。しかし、あのシーンで大切なのはそのことではない。
ガンダルフが去ってゆくのが大切なのだ。一千年の間人間たちを助けてきたガンダルフを失い、われわれ人間は自分たちの力で悪と戦わなくてはならない、トールキンは、そう問いかけているのではないだろうか?

もちろん、評価は最高だ。

2008/08/28 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:40(45%) 普通:39(44%) 悪い:10(11%)] / プロバイダ: 13739 ホスト:13614 ブラウザ: 4184
ファンタジー小説は普段はあまり読まないのですが、これは最後まで
読みました。
主人公だけの視点ではなく、他のキャラクターの視点でもストーリーを追っていくのがよかったです。
ストーリー展開は単調ではなく、それぞれ分岐していくので飽きが来ませんでした。

最後は主人公が別の地へ旅立ち、仲間たちと別れるシーンが印象に残ってます

2008/05/03 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:161(93%) 普通:11(6%) 悪い:2(1%)] / プロバイダ: 10976 ホスト:11139 ブラウザ: 7395
指輪物語という作品があることはかなり前から知っていましたが、そんなに強い興味が
あったわけではありません。その理由は、自分はあまり小説などを読むことが得意では
ないからです。それでもこの作品を読もうと思ったのは、ファンタジーが大好きだということと、
「ロード・オブ・ザ・リング・旅の仲間」の予告編を見て感動したからです。あの予告編を見て、
あの映像に強く惹かれ、原作はどんな作品だろうと興味を持ちました。しかし、実際に本を手に
とってみると、そのあまりの長さに驚き、果たして三部作すべてを読めるだろうかとものすごく
不安でした。

第一部旅の仲間

まず、その情報量の多さに圧倒されました。いきなりホビットについてなどわからないことがたくさん
書かれていて、何のことだかほとんど理解できませんでした。それに話がちっとも進まないので、
いつになったらフロドたちは旅に出るんだ!と、少しイライラしました。それでも何とか読み進めていき、
指輪会議までたどりつきましたが、またこの会議がものすごく長いんです。結局、映画を見たほうが早いと
いうことになり、断念して映画を見ました。正直、映画を先に見てから原作を読めばよかったと少し後悔
しました。

第二部二つの塔

本当はこの作品も映画を先に見たかったのですが、残念ながらまだ映画が公開されていませんでした。
映画が公開されるのを待とうと思いましたが、やはり、第一部の続きが気になったので頑張って原作を
読むことにしました。第一部の映画を見たことによって、ある程度、指輪などの情報が頭に入っていた
ので、第一部の原作よりは読みやすかったです。

第三部王の帰還

個人的に三部作の中で1番好きです。壮大な三部作を締めくくる最後の作品というだけあって、かなり内容の濃い
ものになっています。全体的に暗い感じになってはいますが、映画ほどではないと思います。
フロドたちの旅もいよいよ過酷になり、フロドたちが滅びの山にたどり着いた場面を読みながら、いよいよ
ここまでたどり着いたか、と感慨深いものを感じました。指輪が滅んだ場面と、ゴラムの最後の場面には、驚き
と感動を覚えました。
でもこの作品、これで終わりではありません。フロドたちホビット一行が村に戻ると、そこにはとんでもない
出来事が待っていました。そう、ホビット庄の掃討です。これは映画にはない場面ですが、それなりに面白い
と思います。でも正直、あれだけ長い旅がやっと終わった後でこの話を読むのはきついと感じます。
そう言う意味で、この話はなくても良かったのではないかとも思います。
灰色港でフロドたちに別れを告げて、自分の家にもどったサムの一言でこの物語は終了します。しかし、この後まだ
まだ追補編があります。これがまたすごいです。王たちの物語や、サムやピピンたちのその後について書かれた
年表などがあって大変興味深いものがあります。

全体のまとめとして言わせてもらうと、この作品は読むのに大変苦労します。最初の30ページで挫折する人が
多いと聞いたことがありますが、それも納得できます。とにかく長くて情報量もものすごいのですが、それでも
最後まで読む価値は十分にあります。
この作品は、ただのファンタジーというよりも中つ国の歴史について書かれているという感じがします。これは言語学者
のトールキンだからこそ書くことの出来た壮大な歴史物語だと思いました。

2006/11/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:32(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 5594 ホスト:5330 ブラウザ: 6342
前作『ホビットの冒険』でビルボが手に入れた指輪は、太古冥王が失い今も探しつづけている指輪だった!
力を取り戻しつつある冥王が指輪を手にすれば、この世界は闇に包まれてしまう。
ビルボから指輪を受け継いだフロドとその仲間たちは、指輪を始末するため火の山に向かう。

中つ国を舞台に繰り広げられる、壮大な物語。
『ロード・オブ・ザ・リング』として映画化もされたのでご存知の方も多いでしょう。
とにかくとっても面白いです。深みのある本格ファンタジーが好きな方には特にお薦め。

2006/09/01 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:669(73%) 普通:229(25%) 悪い:24(3%)] / プロバイダ: 17574 ホスト:17513 ブラウザ: 3646
「もう二度と読まへんから、あげる」「面白くなかったん?」「面白かったよ。でも、もう読みたない」
とある四コママンガのネタですが、まさにその通りだと思います。決して悪いわけではない、むしろ良いのですが、娯楽として読むにはちときつい。

ジャンルとしてはファンタジーです。しかし、はたしてこれは「小説」なのでしょうか。確かにストーリーはありますが、この作品においてストーリーはそれほど重要でないような気がする。この作品にもっとも近いのは「古事記」とか「風土記」なのではないだろうか。(そう思って読めば、この翻訳はむしろ名訳だと思う)
中つ国という一つの世界を案内するために物語が存在するのだと思います。主人公達が旅を続けるのも、その世界を描写する視点が必要だからでしょう。序章でえんえんとホビットという種族の説明を行いますが、これこそが作者のもっともやりたかった事なのではないでしょうか。

そのためストーリー進行よりも、周囲の描写に力が注がれている。それも、風景ではなく地形・地質や植生の説明といったものです。食事に関する描写も何を食べているかだけではなく、回数や時間も記述されている。主人公がフラフラになって旅を続ける状況でも飲食に関する記述は絶やしません(エルフのクッキーばっかりですけど)。挿絵があれば一発で終わるような事も、全て文章にしています(人の容姿とか怪物の様子とか)。こういった点が、読んでいてまどろっこしさを感じる一番の原因でないかと思います。
一方でこの世界の歴史に関する伝承は、誰かが長々と説明してくれるというより、歌や先祖代代の名前といった感じで説明されます。おそらく韻をふんだ音で形成されていると思うので、原文で読んだ方が分かりやすいのかもしれない。

単に物語というだけではなく、歴史書であり紀行文であり詩であり地図帳であり植物図鑑であり神話であり(その全てが作者の創作物)・・・といった「世界を記述するために必要な情報」を満載した作品だと思います。作者は文字や言葉(自分でしゃべって録音してるとか)まで自分で作ったそうですから。
そのため、物語部分(しかも見栄えのする部分)だけを取り出した映画は・・・作品の魅力を伝えられていないと思う。

ストーリーを眺めるのではなく、主人公の旅の辛さを「長く読みにくい文章」という形で追体験しながら、中つ国という別世界を共に旅する、そういう楽しみ方が出来る作品だと思います。

ですが「とても」は付けないで置きます。先に映画を見た人に「原作の方が面白いから読んでみなよ」と即座に勧められる類いの作品ではない。少なくとも、活字を読みなれていない人にとっては、絶対に勧めない。

2006/02/16 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:29(72%) 普通:3(8%) 悪い:8(20%)] / プロバイダ: 10650 ホスト:10642 ブラウザ: 5237
とてもよいと思う。
話はちょっとキリスト教臭さがあるが(まぁ書いてる人がキリスト教なので仕方ないのだが)
ファンタジーでハラハラさせたり、とても面白い。
文章の読みにくさは訳が悪いのか・・まぁその分最高にはなくなってます。

これのすごさは
エルフ、ホビット、ドワーフ
などゲームにも種族が出てくることから解ると思います。
キャラもいっぱい要るのですが印象が薄いキャラは少ないです。
あとすごいのは自分で文字作っちゃってること、これはすごいと思います。

やっぱりガンダルフが良いですね(は?)

2005/08/31 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:255(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 32756 ホスト:32731 ブラウザ: 2771(携帯)
和訳が堅い表現なので読みにくいのですが、ストーリーやキャラクターには満足できました。いずれ原書で読んでみたいです。
映画を観て感銘を受けたと言う方には読んで欲しいです。より愛着が沸くでしょうから。「あの二人」の友情が何とも微笑ましかったです。

2005/08/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:39(51%) 普通:24(31%) 悪い:14(18%)] / プロバイダ: 41084 ホスト:41115 ブラウザ: 5234
C・S・ルイスの影響を受けて書き始められた児童向けファンタジィ「ホビットの冒険」創作神話「シルマリルの物語」(発表は死後)の間に書かれたエピックファンタジィの大作です。時代設定は一番後になります。
翻訳については確かに読みにくいかもしれません。元々の作品が情報を詰めに詰め込んだといった感じで、娯楽作品にするためには思い切った加筆修正が必要なのかも。私は望みませんが。
エピックファンタジィというジャンルが存在すらして無かった頃に書かれたため、娯楽性を求めると辛いのかもしれませんが、私自身は登場人物のそれぞれの描かれ方、ストーリーの展開、世界観全てに惹かれました。元々翻訳物を読みなれているせいかもしれませんが(この本を読んだときは大学生だったのですが翻訳小説の類は1000冊を超えて読んでいたかと)読みにくいといったことは全く無かったですね。平板さは確かにあるのですが、「過去に登場人物の身の回りで起こったことを、後になってその周囲でのかかわる事件を含めて書き留めた」ものに補足を付け加えた形式として読んだような・・・
確かに日本の小説に無い形式ですし日本人の作家によるエピックファンタジィ的なものは必ずヒロイックな面が更に強く書き込まれているので物足りないのかなと、他の方々の評価を読ませていただいて改めて気づいたり。
できればこうした作品形式も受け入れて欲しいと思うのはエゴなのかなと思ったりしましたが自分の中での評価は変わらないですね。すばらしい作品のひとつだと思います。

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2017/06/13 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 35377 ホスト:35151 ブラウザ: 11114 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/友情/楽しい/格好良い/勇気貰った 
ストーリー最高(+3 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)

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