[小説]空の境界 The Garden Of Sinners


からのきょうかい / The Garden Of Sinners (Kara No Kyokai)
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文学総合点=平均点x評価数31位4,633作品中総合点50 / 偏差値99.48
文学平均点166位268作品中平均点1.06=良い/47評価
2004年文学総合点4位181作品中
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作品紹介(あらすじ)

事故により2年間昏睡状態であった少女・両儀式が手に入れた「死」を「線」として視認する事ができるようになってしまった直死の魔眼。そして彼女に好意を寄せる黒桐幹也、および彼女達の周辺の人間が次々と怪事件に巻き込まれる伝奇物語。
各エピソードは一見独立しているように見えて、その裏で何者かの思惑が見え隠れしている。

第一章 俯瞰風景 Thanatos.

※ このあらすじ部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
著者:奈須きのこ
出版社:講談社

■ドラマCD版キャスト■(平成14年9月発売)
日本 開始日:2004/06/08(火)
公式サイト
1. http://www.remus.dti.ne.jp/~takeucto/
41,4405447
最近の閲覧数
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最終変更日:2013/07/18 / 最終変更者:ソンプーGU / その他更新者: kunku / 雪霞 / TCC / myu / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2018/03/18 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
独特の世界観
魅力的なキャラクター
【悪い点】
読みづらい
分かりづらい

【総合評価】
だいぶ前に劇場版空の境界を見ました。
よくわからない所もあったんですが、文章で読んでみると理解しやすかったです。相変わらず矛盾螺旋が一番好きな話
癖のある文章で読みづらいものやとっつきにくさを感じるけど慣れればスラスラ読めます
単純に式と幹也のラブストーリーだと思うと飲み込みやすいストーリーです。
式って男っぽく振る舞ってもやっぱり普通の女の子の一面もあるんだなぁと…それが地の文だと分かりやすい
織も可愛いですね男だけど…
終末録音まで読み終わってからこれで本当に終わりなんだなとしんみりしました。式と幹也いつまでもお幸せに。

2013/01/21 普通の立場コメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(20%) 普通:1(20%) 悪い:3(60%)] / プロバイダ: 15959 ホスト:15929 ブラウザ: 3418(携帯)
同人誌の頃に初めて読んだときは、著者の独特な話運びについて行けず内容を理解する為に、何度も読み返した記憶がある。最近のライトノベルに多い、言葉遊びの類が文中に散りばめられていて、少し苛ついた印象を持った。
もともとが同人畑からの出なので、文法が間違っているとかは特に気にしない。
扱っている題材についてちゃんと取材してる印象が持てる、
特に宗教的な箇所に。
猟奇的なものは感じるが、広告見出しにあった伝綺的なものは余り感じなかった。
アニメ化して花咲いた作品だが、アニメ制作サイドの功績が大きいだろう、じゃなければ一つの著書として埋もれていたと思う。

[推薦数:1] 2012/11/25 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:26(68%) 普通:2(5%) 悪い:10(26%)] / プロバイダ: 41727 ホスト:41771 ブラウザ: 5949
「評を書くために頑張ってしまったシリーズ」第2弾。7年も8年も前に話題になったモノを今さら読むハメになった自分の「マヌケさ加減」に腹が立つ。
文庫版のみを読了しての評価。映画は未鑑賞。ゲームや作者の他作品も同様。

【良い点】
・文章や構成がヘタクソでも、読者のニーズに合ったキャラと設定さえ作ってしまえば小説は売れることもあるのだということを結果的に証明してしまったこと。
→もちろん皮肉だけど「一面の真実」。客のレベルに合わせたマーケティング&デベロップメントを心がけないと「今どきの商売」は成り立たない。
→ただ、売れたかどうかは作品のクォリティの高低には、ほとんど関わりがない。「人気がある」ということは「どんくさい」ということでもあるしね。

【悪い点】
・1章『俯瞰風景』の「文章としてのレベル」が壊滅的に低いこと。私がもし作者だったら、出版社に金を払ってでも書き直したいと思うだろう。
→語彙に乏しい、ムダな描写が多い、言葉の使い方が誤っているなど、2〜3行ごとに引っ掛かってしまうので「読む」という行為自体がイヤになる。
→こんなシロモノが何十万部と刷られて人々の目に触れるなんて「悪夢」としか言いようがない。ダメ出ししなかった編集者(アイツ)は恥を知るべき。
・ところどころで、言葉の使い方を「わざと間違えている」。作者は「詩的な表現」だと思っているのだろうが、目につくたびにイライラする。
・登場キャラが全て「めんどくさい人間」なので、読んでいて非常に疲れる。また、「類型キャラ」に無駄な尾ヒレをゴテゴテと付け過ぎている。
・作中人物たちの行動原理として、仏教やらユングやら魔術やら色々と持ち出して「ゴタク(御託)」を並べているが、興味のない人には「眠たい」のひと言。
・通常の意味合いとは違う「人形」を都合よく使い回し過ぎている。「死」の持つ意味が薄れまくり。本作においては「人間」も「人形」も大差ない。
・いわゆる「状況説明」の稚拙さ。幹也の「捜査能力」が、ホントにスゴい(笑)。あと、警視庁捜査1課の刑事を「バカ(情報ダダ漏れ)」につくり過ぎ。
・「なんて、孤独――」などというフレーズを読んで、噴き出して笑ってしまう私のような人には、全く向いてない作品。

【総合評価】
3章くらいからは、それなりに「読める」ようになる。そこまで書いて、ようやく「文章を綴るのに慣れた」という感じ。これから本作を読む人は1章と
2章は飛ばして、3章から始める方がいいかもしれない。コロコロと「視点」を入れ替えたり、言葉の使い方がヘンな部分がホントにいっぱいあるので、
決して「読みやすい」とは言えないが、最後まで読み進むことは何とか可能だろう(最後まで1章のレベルのままだったら、この評自体が存在してない)。

恐らく、本作で最も評価されるべき点は、戦闘時などに交わされる「魔術的言説(問答)」の内容なんだろうけど、そういうものに関する知識も関心もなく
単に「物語的な興味」だけで本作を手にした私のような読者には「全く必要のない言葉の羅列」だった。何とか最後まで読んだし、世の中には、こういう
モノが好きな人もいるんだ、という事実を知ることが出来たので、まぁ「元が取れた」ということにしておこうと思う。
あと、どうやら作者は「小説の代表作が本作」ということになりそうな人なので、他作は読まなくても構わないだろうという「私にとっての結論」も出た。

=おまけ=
他所で本作を酷評している人の大半は、1章のあまりのスゴさに耐えかねて途中で「放り投げた」のだと思う。ここを「突破」するには、流し読みをしたりして
通読するのに必要な情報を要約して進むしかないと思うが、そんなことを読者に強いるような「商品」なんてあり得ない。ホント「酷い」よね。。。

聞くところによると「商用鑑賞に堪えうる文章力」なんてものは「本を1000〜2000冊くらい読んで語彙力をつけ、原稿用紙換算で50枚くらい
の作品を10本以上仕上げることができれば誰にでも身につけることができる」らしい(期間にして2〜3年)。出版社は新人に、最低限それくらいの
ノルマを課すくらいのことはすべきなんじゃないかねぇ。「書いてるうちに何とかなる」程度のモノを買わされる方は堪ったもんじゃないよ(怒)。

2012/02/11 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2199(58%) 普通:765(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 20089 ホスト:20180 ブラウザ: 7541
文章力も高く、構成も前編の後が後編じゃなかったり、なかなか面白いです。
何度も読むものではないけど、まあ一度見たときはかなり衝撃を受けました。
「人の世界で生きられない異常者」に焦点を当て、面白いドラマを築いているとは思うんですが、なんだか実際に起こる出来事はそんなに魅力的でない感じ。
主人公たち一部の登場人物のみしか知らない物語となっているのがなんだか残念な気もします。いつものことですが。

2009/11/09 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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初めて読んだのは今から5年以上前だっただろうか

作中のネーミングセンス、あらゆる意味で厨二病丸出しである。
実に気に入らない。仮に良い作品だったとしても、それだけで薄っぺらく感じられてしまう。

【良い点】
いつもの世界観。
いつもみたいな登場人物。
いつもみたいな展開。

良い意味でも悪い意味でも大して進歩がないのが奈須きのこ。
某登場人物の「痛覚を感じない」という設定は面白かったけれど、あとは普通。

【悪い点】
ネーミングセンスだけはいい加減になんとかして欲しい。
難しい常用外単語みたいなのをただ羅列するだけ、そんな小説がなんと多いことか。
アメリカ人が意味不明な日本語Tシャツを着て喜んでいるのを見て気恥ずかしくなる、そんな感覚に囚われるのだ。

勝負するなら文章力
せめて世界観や心理描写でするべきでしょう。
奇天烈なネーミングとか頑張るところを間違えている、といつも思うのだ。
(この作品、この作者に限らず、ラノベ全体に共通して思うことだけれど)

【総合評価】
「普通」

2009/08/18 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:132(97%) 普通:0(0%) 悪い:4(3%)] / プロバイダ: 7109 ホスト:7022 ブラウザ: 6217
いやはや、なんともニヤニヤしてしまうラブコメである。
え? 伝奇?
んなもん私は興味ない。アカシックレコードがどうとか魔術がどうとかなどこちらから願い下げだ。延々書かれていたが、くどいし眠いしそんじょそこらにあるしこいつらなに背伸びしちゃってんだろという感想しか持てなかった。ぶっちゃけ荒耶よりも先輩のほうが好みだったりするしな。そう、私はスマートに、よりも「悪党だぁ?行くぜべらぼーめ!」的な嗜好の人間なので、こちら側はダメなのだな。というわけで無視無視。
私にとっての空の境界は「よく出来たニヤニヤもののラブコメ」である。満点とはいかないが、80点は余裕でつけてあげたくなるほどニヤニヤさせてもらった。
もうね、お姫様祭りですよ、ええ。二人しかいないけど。
コクトーくんのモテかたはお姫様的だし、式は普通にお姫様だ。奈須さんお姫様好きだなー、って思うよ。
会話一つ一つが、発言一つ一つが変な緊張感のせいで余計ラブコメとしての魅力を押し上げている。こいつらホントかっわいいなー、って。
鮮花も「あいつ」とかの影がちらちらしてて楽しいし、橙子さんはお金くれないけどいい人だし、先輩は最高だし、言うことなしの空間である。
にしてもコクトーくんはいいキャラクターだなぁ。動く動く、それこそヒーローらしく動きまくる。この子は精神的に強いしおもしろいねー。最後のほうのジョークは「こいつ頭おかしいだろ」と余裕で思わせてくれるぐらい下らなくて最高だった。
ああ、もう、コクトーくんはかっこよくてかわいいし、式は普通にかわいいし、たまらん。
評価はとても良い。いやはや、ある意味ではとっても甘ーいラブコメ、楽しかった。

2009/08/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 4316 ホスト:4141 ブラウザ: 5941
【良い点】
話に作者の哲学が込められていて、それが浅いものでない。
所謂、萌え文化の傾向に走っていない。

【悪い点】
文法に誤りが多い。
文章、台詞が回りくどく、長い。つまりテンポが悪い。
理論破綻しているように思える。
安易に社会的タブーを多用している。

【総合評価】
当方はこういったライトノベルは読みませんが、講談社文庫で出版された事と、クリエーターの友人から映像美が突出したアニメ映画があると薦められた為に購入しました。娯楽性のみを追求した萌え文化的な作品とは別の分類だと判断した為です。
まず、全体的に初歩的な文法ミスが見られますが、これは物語の進行に致命傷を与えるものではないと受け取りました。しかし、語彙の理解や特別な意味として使う場合の言葉の補足が足りていないのは致命的です。一章の主人公の「飛び降り自殺は事故に間違いはないけど」というような発言(革新的なネタバラシには該当しないと邪推、引用しました。)を筆頭に、四章の「式」と「織」、六章の「四組」と「D組」の表記の混同ミス、具体的に挙げるには長くなってしまいますので省きますが頭脳明晰と設定されているだろう橙子などの登場人物の的を射ない理論破綻した長い文章など、多様なミスがあるので完成度自体は低いかと思います。
この作品の突出した点は、第一に、基本的なオカルトカルチャーや精神世界の知識を持っているために、話の進行とは別に説得力や重厚さを纏っている点です。分かりやすさを得る為に説明過剰になり、且つそれ自体が効果的に機能していないのは残念ですが、引用だけなく、作者自身が消化をした哲学である為、真剣に読むことが出来ました。反宇宙論的な見地から未来の希望を求めるのがこの印象的なタイトル、この世界だという事を既読の方は感じ取れたでしょう。二つ目として、刺激の多い作品である事です。90年代の鬱文化の傾向を色濃く持っており、常軌を逸した背徳的な表現を多用しています。個人的には、少ない話数に対して、その濃縮加減に不自然さを感じるましたが。内容とは別に文章的にも、作者が武器と捉えている時間を隔した展開の配置により、一度読んだ文章が読み進めるうちに漸く機能するといったトリックが随所に散りばめられており、刺激があります。
結論として、若さ故の危うさ、想像力を持つがゆえに完成度は低いが、刺激的な人生の縮図、という印象です。読んだ時間は後悔していません。

2009/07/22 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
作品全体の雰囲気
何気に熱い場面や感動できる場面も多い

【悪い点】
読みづらい

【総合評価】
「俯瞰風景」の時点では何が何やらさっぱり分かりませんでしたが、
2章で主人公である両儀式と黒桐幹也のことが少しずつ語られ始め、ようやく物語に入り込めました。
一度物語に入り込んでからは本当に面白かったです。
自分は特に「矛盾螺旋」が良かったですね。
臙条巴と荒耶宗蓮、そして「赤ザコ」と名高いコルネリウス・アルバなど魅力的な人物が沢山登場して楽しかったです。巴のエピソードには泣かされました。
彼が荒耶宗蓮に立ち向かったときは負けると分かっていたけど応援せずにはいられませんでした。
物語の結末も一見ハッピーですけれど、決して完全無欠のハッピーエンドじゃないところが良かったです。
評価は「とても良い」で。

2009/05/18 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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なかなか印象的な作品でした。
僕はこの本を、アニメ化以前に本屋で見つけ、タイトルが印象的だったので、何の考えもなく衝動的に購入したことを覚えています。
当時はアニメなどのサブカルチャーにそれほど感心もなく、読み易さからから講談社ノベルズをよく読んでいたのですが、この作品には驚かされました。

難解なストーリーと戦闘描写もさることながら、それでいて読者を飽きさせない、息の詰まる展開がすばらしいと思いました。
実際僕も、休むことなくひたすら読んでしまい、次の展開への緊張感や焦燥感やらでドキドキしながら、楽しませてもらいました。

また、読んだあとの何とも言えない倦怠感が心地良かったですね。
一本の映画を見たような感じでした。

この作品が持つ主題を考えるのは難しいのですが…
僕は人の繋がりや、人の強さ、弱さを象徴的に書いた作品ではないかと思います。

式に迫りくる相手達は、何らかの形で、人の弱さというものを象徴しているような気がします。
それに対し、式は自らの強さによって立ち向かっていく訳ですが、式は物語が進むに連れて、自分の不確かさや、自分の意志の弱さに気付き、迷いを抱えていきます。
その式は幹也への依存を深めていき、最後に罪を犯してしまう。

人が誰でも持つような強さや弱さを、超能力や世界に翻弄される登場人物達を通して表現しているのだと僕は感じました。

まあ、勝手な解釈ですが(笑)

とはいえ、読んで損のない本だと思います。
毎日の生活のありきたりさや、閉塞感を感じるような人はぜひこの本を一読してみてください。

面白さや考えさせられる事、熱い展開を併せ持った作品です。

2009/02/20 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:276(39%) 普通:189(27%) 悪い:244(34%)] / プロバイダ: 8858 ホスト:8682 ブラウザ: 6312
基本的には面白かったのですが、話が分かり辛い。
第一章で思わず挫折しそうになりました。
全然イメージが頭に入ってこなかったので一度アニメを見てキャラを固定させてから読むといいかもしれません。

2009/01/27 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:426(74%) 普通:101(18%) 悪い:49(9%)] / プロバイダ: 3260 ホスト:3277 ブラウザ: 8090
この作品ですが…去年の春辺りに話題になってるし、大ムーブメントって言われてるし、古本屋でセールだったので大型本のほう購入して。
それで下巻まで読んだんですが…
あまりの電波文とつまらなさに脱力して、しばらく他の小説読んでて。
上巻のほうは売っちゃいましたね。
事実、気分転換に他の本読んでみたらサクサク読めました。

そんなわけで、最近ようやく下巻読み終えたので評価です。
ネタばれ含んでいるので注意です。

【良い点】

物語を書ききる力は尊敬に値しますね。
作家としてどれだけエネルギー込められるかは重要ですし。
思い切りの良さもあります。

【悪い点】

・キャラに魅力がない キャラに魅力ないですね、どいつもこいつも狂人ばっかですし。
それでいて、フェイトの言峰やら桜と酷似しすぎてるキャラ登場しますし。
結局同じようなキャラしか作れない感ありますね。
リンクしてるんじゃなくて、同じような事しか出来ない感があります。
黒桐も月姫の焼き直しですし。
行動理念も理解出来ないし。
相変わらず厨二病とナルシズム全快の奴ばっかで。
殺人とか正当化してますし、名前忘れましたけど、大量殺人した少女を殺さないってのも偽善です。
その癖殺す奴は殺すんだからブーメラン返ってくるべき奴に返ってきてないです。
式の行動も、まあそれなりに説得力はあるんですが。
それでも男の言動したり狂うフリするのもよくわからないです。
唯一まともなのは黒桐ですが、それでもポジションの割に空気気味です。

・つまらないストーリー キャラの魅力のなさも相まって、唐突すぎるストーリーですね。
ただ、最後とらえられて脱出した時はご都合主義じゃなくて義手だって伏線張ってたから上手いと思いましたけどね。

どの作品も殺人やら性行為やら何度同じ事繰り返せば済むんだって感じです。
説得力のない伝奇要素も疑問ですし。
作風が出来てるんじゃなくて、同じようなのしか書けないのかと。

「」を見た時は悪いけど笑えてきました。
無駄なセリフ、もとい解説者顔負けの解説で1ページ消費する事もザラですし。
不自然すぎて頭痛いです。
マサルさんで言われている
「変身してる最中に攻撃するのは卑怯だ」的なセリフを思い出しましたね。
ギャグじゃなくて、それをマジでやってる感じです、自分で能力を何行も使って過度に説明するとかアホかと。
特撮ヒーローじゃあるまいし、それならその隙に攻撃すればいいんじゃないでしょうか。
相手も自分も正義じゃないって感じの描写してるんですから。
実際ジョジョとかでは不自然な部分もありますが、相手が弱ってから説明してる場面多かったですし。

本沢山読んでようが読んでまいが見せ方が下手ですね、なんだかギャルゲー
(萌え云々じゃなく、実は最近のギャルゲーではこうゆうナルシズム文が多い)
とかラノベとかの文章を悪い意味で凝縮した感があります。
文章力が足りないですね、酷い文章です。
重要な場面でも意味不明な描写入れてる所為で見せ方ぶれたり。
お前は何なんだって思う事あるし、そうじゃなくても感動出来る場面じゃないので。
色々な意味でストーリーが稚拙です。

【総合評価】

そんなわけで、良い所あまり思い浮かばないで、悪い所ばっか目についたので。
「最悪」で。
この方の作風は合わないのでしょうね、たぶん。

【余談】

大型本についてる解説ですが…
あれはいくらなんでもないと思います…あまり普通の小説読まないんですが。
普通の小説の解説もあんな感じだったらあんま読みたくないですね。
ガンダムとかヤマトとか出してましたけど。
(確かエヴァもあった気がしますが)
そんな超ビッグネーム出されてもむなしいだけですし。
悪いけどこの二作みたいに歴史に残るようになるとはとても思えないです。
(「とても」なんて余程の事ないと使わないので、なおさら)
サリン事件だとかコスモクリーナーだとかわけわかんないですし、普通に解説して欲しいです。
話が変な方向に行って意味不明ですし。

アニメの話はいいから伝奇小説とTYPEMOONの話だけで良いですから。
その部分の出来は非常に良かったです。

あと…これの映画版で、原作者の方が月姫のアニメ版なかった事にしたのに、鈴村さんを起用するとか都合の良い話だと思いました。
原作者の方が深く映画に関わってなかったとしてもです。
鈴村さん演じた事自体なかった事にしたのに…野島さんの事だけ触れてたのに…
鈴村さんが可哀相だと思います。

2009/01/27 悪いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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悪い点については、まず文章が冗長でまとまりがない、ということが挙げられます。
小説は文章によって構成されるメディアなので、その文章がわかりにくい、伝わりにくいというのは小説として致命的な欠陥ではないでしょうか。
従来の文学作品の中にも婉曲な表現や、哲学的な内容を含むものがあることも確かです。
しかし、婉曲表現や奇を衒った比喩、あえて難しい言葉を使うことが「文学的」と勘違いしている向きがあるのではないでしょうか。

本来は「簡潔」に書くこと。これが小説の最大の原則です。
実は、文章力をもっとも必要とする作業でもあります。

非常に凝った文体であることは確かなのですが、肝心の中身が抜けているように感じます。
登場人物のセリフの一つ一つに説得力が無かったように思えます。

また、作者自身が持っている知識や哲学を自分でも消化しきれていない気がします。
知識であれ哲学であれ、それを小説として世に発信するのであれば、やはり小説として完全な形で送るべきです。
それができないのであれば、論文なり哲学書なりを書けばいい。
少なくとも、小説は作者の教養や哲学をひけらかす場ではありません。

次に、キャラクターや世界観が他作品と重なりすぎている点が挙げられます。もっとも、この作品自体、彼の源流ですから以後の作品に影響を与えていることはあるでしょう。
しかし、それをおいても、似たような設定で、同じような人物が繰り返し出てくるのは納得のいく話ではありません。

良い点としては、魔術に関する知識の深さや、教養の深さが文章から窺える、ということでしょうか。

2008/12/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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ハードSFばっかり読んでてはしんどいので息抜きに、と思ったらもっとしんどかった。
「月姫」「Fate」を体験ずみだったので甘く見ていた。

上記二作品は、いわば「ビジュアル」というオブラートにくるまれていたのだ。それが
無い本作はまさに奈須きのこ氏の「思いのたけ」がむき出しな毒気に溢れている。多く
のクリエイターの初期作品に見られる、受け手を突き放す、誤解を承知で言うなら
「自分勝手な、堰を切ったような」強烈な作品世界の提示にめまいすら覚える。

TYPE-MOON作品のすばらしさは、奈須作品ゆえの部分よりむしろ「マルチシナ
リオによる受け手の引き込み」にあると思っている。True Endの後に各シナリ
オ、各キャラクターのエピソードをたどることでプレイヤーを作品世界に引き込みキャ
ラに感情移入させる構造こそが「巧さ」なのだ。だから本作には「月姫」「Fate」
と同様の「満足度」を感じられない。
だが「月姫」「Fate」らのTrue Endのみと比較するのならば大いに満足
できる。他二作と同様に「誰にも救われる筈の無い、孤独で自立したヒロイン」両義式
の造詣は魅力的だ。アルクエイドの「孤独な天然系」セイバーの「クールな騎士」と並
び、式の「男言葉・和服+革ジャン」も単なる「記号」ではない彼女のバックボーンや
出自をも物語っている。そしてこれも他二作と同様に、彼女らがちらりと見せる「かわ
いさ」の破壊力も健在だ。
「月姫」「Fate」が完結していて(そうですよね?)、それらのヒロイン・主人公
が心を通わせながらも、当然の帰結として別離をむかえ、それでいて二人が納得して
振り返ることができているという「人間として、人間同士として」出来上がった結末を
迎えたのに対して、式と黒桐は罪と傷、将来の脆さを背負い生きていく所で終わってい
る。もしこれで完結しているのなら、その後の彼女らの運命を思うと胸が苦しくなる。

と、その後番外編「未来福音」を読んだらこれが見事な番外編っちゅうかファンディス
ク(ディスクじゃないけど)で頬が緩んだ。そうなんだよ、奈須氏諸作品はTrue
End以外のエピソードで思いっきり「楽しめる」のだ。本編からがらっと変わって、
肩肘張らずに書いてるのが良く分る。できればマジ本編と番外編の温度を平均化した、
受け手に優しい奈須作品を見てみたい。その時、単なる毒気の抜けた作品になっちゃう
かどうかで、はじめて奈須作品の真価が計られるだろう。と言うわけで本作にはニュー
トラルに「良い」評価を差し上げておこう。

2008/12/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 21653 ホスト:21650 ブラウザ: 5234
はじめに言っておきますと、この物語は奈須きのこが描く全ての源流です。式自体、彼が中学だか高校だかのときに妄想した「最強の主人公」ですし。
そしてもう一つ。「この話の台詞は長すぎる」、「言い方がいちいち面倒くさい」、「なにを言いたいのかわからない」といった感想をもたれる方が、世間一般として多いようですが、そもそも「空の境界」でのメインは奈須きのこが持つ思想を小説として世に出したもの、と考えられませんか?台詞が多いのは、彼の考えを彼のキャラクターが代弁している為。「難解な書き方」と呼ばれるそれは、むしろ哲学や自己啓発関連を読む上では、難解である、とはいえないレベルです。そして「話の真意が見えない」といわれるのは、恐らくこれ自体が前述のように一種の「哲学書」であるからだと思います。時として他人の哲学は、自分にとって意味の無い言葉遊びに聞こえることもありますから。

さて、前置きが長くなりすぎてしまいました。
私がこの小説に惹かれたのは二つ。
まず一つに、完成された世界観と物語です。むしろ、完成されすぎたといっても過言ではないでしょう。
人の原始・・・つまり「起源」の存在や、アカシックレコード、根源とも表される「 」など、ファンタジックでありながら自分の在り様や世間の見方にも関係してくる世界設定。
記憶の隅にも置けない伏線や、式の心の変化、それぞれが持つそれぞれの信念と在り方・・・例え一万語を用いても、この作品に散りばめられた多くの設定や観念を伝えることは、自分にはできないですね。
自分が一番この作品に惹かれたのは、三章「痛覚残留」のラスト、藤乃の「もっと生きていたい」の下りです。
なぜ、あのような文が書けるのか!存在を願う「いたい」と痛みを訴える「いたい」、そして式の「いたいって言えばよかったんだ」。その三つ全てが他の要素に意味を持たせ、この場面を限りなく厚いものにしています。奈須きのこ、あっぱれ。感服しました。

二点目は、哲学的・・・いえ、こう書くと色々あるので、考えさせられる所と言いますか。
例えば一章「俯瞰風景」では「死は結局のところ甘え」と「浮遊と飛行」、そして「俯瞰の持たせる感情」などが印象に残りましたね。幹也君の考えは、同調せざるを得ません。都民全てを敵に回しながら生きていく勇気、そこから逃れる為の死。式の言うとおり極論ですが、極論であるからこそ漠然とした答えが導けると思います。後の二つ、「浮遊と飛行」は・・・まぁ、個人的に好きな文章なので引用したまでですが、「俯瞰の持たせる感情」は、なにか考えさせられるものがあります。
「遠い」・・・俯瞰からの風景こそ自らの世界だと認識するのにふさわしいのに、私たちは自分に近い風景こそ世界だと認識する。自分はこれを、自己防衛だと解釈しました。弱い私たち人間は、大きな存在の一部でありながら、それを否定することで個として成り立っている。逆に言えば、大きな存在を認めることは個であることの放棄、すなわち意味の無い「浮遊」である(エヴァ劇場版が近いですね、意味合い的には)、という風に。まぁ、解釈の仕方に正解なんてありませんから、自分はどのようなバッシングを受けようと構いませんよ。

各章に、それこそ目からうろこが落ちるような描写が溢れてます。ですから評価は「最高」ということで。

2008/07/14 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:82(60%) 普通:17(12%) 悪い:37(27%)] / プロバイダ: 47836 ホスト:47820 ブラウザ: 4696
まず何より、上巻前半のちょっと退屈な感じと、『矛盾螺旋』以降急上昇する文章力と面白さに驚いた。これは間違いなく良作だ。
そのうち何度か読んで内容を頭に入れたら評価してみる。

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「まだ文庫本の上(三章 痛覚残留)までしか読んでいませんが、それまでの感想を。まず読み始めたきっかけです...」 by LILY


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2011/06/30 [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示] by (表示スキップ) プロバイダ: 2555 ホスト:2368 ブラウザ: 8066
もうらっきょを好きすぐています!

2018/02/18 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 8019 ホスト:7866 ブラウザ: 5756 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/美しい/考えさせられた/道徳心&モラル 
ストーリー最高(+3 pnt)
キャラ・設定最高(+3 pnt)

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記事日時:2014/02/14 [表示省略記事有(読む)]

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