[小説]魍魎の匣


もうりょうのはこ / Mouryou no Hako
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文学平均点25位268作品中平均点2.20=とても良い/15評価
1995年文学総合点1位71作品中
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作品紹介(あらすじ)

暗い性格で友達もいなかった楠本頼子は、クラス一の秀才で美少女の柚木加菜子に突然「私たちは互いが互いの生まれ変わりなんだ」と声をかけられる。不思議な事ばかり言い、難しい文芸雑誌を読む加菜子に戸惑う頼子だが互いに孤独だった2人は親交を深め、2人で最終電車に乗って湖を見に行こうと約束するが加菜子は中央線武蔵小金井駅のホームから突き落とされ、列車に轢かれてしまう。
その列車に、たまたま勤務帰りの木場修太郎が乗り合わせていた。修太郎は加菜子が運ばれた病院に向かうが、そこへやってきた加菜子の姉・陽子を見て目を疑う。彼女は修太郎が密かに憧れる女優・美波絹子に瓜二つだったのだ。
瀕死の重傷を負った加菜子は謎の研究所に運ばれ、集中治療を受ける。実は加菜子は、絶対に死ぬわけに行かない身分の娘だったのだ。
その頃、多摩を中心にバラバラ死体が相次いで発見される。事件を取材する中禅寺敦子と、それに付き合っていた関口、鳥口守彦は森の中で道に迷ううちに謎の建造物を見つける。それは正方形の巨大な、まさに「匣」だった。加菜子はこの中で高度な治療を受けていた。
そして厳戒態勢の中、治療を受けていたはずの加奈子は忽然と姿を消す。修太郎は、陽子が加菜子を誘拐する予告状を持っているのを見つける。

※ このあらすじ部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
著者:京極夏彦 出版社:講談社
日本 開始日:1995/01
19,8951515
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2人の方がこの作品が文学として最高だと投票しています。
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2017/11/12 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:78(99%) 普通:1(1%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 878 ホスト:901 ブラウザ: 9175
ミステリは結局、パズラー(謎解きがメインの物)と、スリラー(犯罪のスリルをメインにした物。私見ではアクション小説、社会派推理も含む)しかないのか、と思っていたが、森博嗣とこの京極夏彦は、力技でミステリの可能性を電卓からスーパーコンピューターぐらい押し広げた。

森博嗣氏のクールな理系的展開に対し、京極氏は土俗的、民俗学的アプローチだが、両者は背中合わせに近い所にいる気もする。(森氏のエッセイで京極氏に一目置いている様な部分があった)

衝撃のデビュー作「姑獲鳥の夏」と迷ったが、意外性(驚き)、完成度でこちらを。

2016/06/10 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:0(0%) 悪い:1(100%)] / プロバイダ: 10102 ホスト:10320 ブラウザ: 14963
【良い点】
文学的。言葉の多様さ。莫大な情報量。

【悪い点】
長すぎ。テンポが悪い。まだるっこしい。

【総合評価】
なぜにこの作品が好評価なのか、まったくもって理解できない。事件に関する重要なファクトリーを後出しするので、そりゃあ読者には予想できない展開にはなるわな。トリック(タネ?)は反則すぎ。天才科学者(医者)だからこんなことができちゃう、ってのは、あまりに何でもありすぎる。これが許されるなら、密室トリックはすべて天才科学者が発明したス〇ールライトで人を小さくした、で話ができてしまう。登場人物もいちいち好きになれない。主人公たちは、なぜ友人関係が続けられるのだ?関口をコミカルに表現したいのはわかるが、あまりにも扱いが非対等ではないか?話しぶりも、非現実的すぎる。特に京極堂。あれだけの情報を、瞬時にスラスラと話せる人間は存在しない。それを聴くことのできる人間もまたいない。話しぶりは要領を得ず、情報量と専門用語で聴き手(読み手)を丸め込む詐欺師そのもの。(それを関口あたりに揶揄させているところも小賢しい。)もったいぶりすぎて読み手をイライラさせる。読み始めて早々に嫌な予感はしたが、その予感は裏切られることなく、多大な時間を使って読み終えて後悔の念しかない。ここ数年で、最も期待を裏切った作品。これが著者の最高作品なら、二度と読むことはない。

2009/12/09 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:177(76%) 普通:23(10%) 悪い:34(15%)] / プロバイダ: 5331 ホスト:5100 ブラウザ: 8914
『姑獲鳥の夏』という作品が突然変異ではなく、京極夏彦氏という作家の才能の賜物だということを広く知らしめた第二長編作。

前作へのコメントで私は京極氏の作品内での「独自のロジック形成の上手さ」を高く評価したが、この作品ではそれが更に美しく自然なものになった印象を受ける。

前作では冒頭で多くの頁を費やした京極堂と関口の会話によってそれを成し得ていたのに対し、本作では物語の自然の展開の中で少しずつ形成していった印象があり、前作ではやや展開のバランスを崩す危険性があったものを見事に払拭しているように感じられた。

また物語のリーダビリティが前作以上に充実しているのも素晴らしい。
第一に、乱歩を髣髴とさせるような作中作での幻想性がアクセントとなって深みを与えているように思えた。
第二に、木場修を中心に据え、彼の己の役割を十分に果たしながらも、そのアイデンティティへの虚無感に悩む姿勢に感情移入しやすくなっている点(正直、関口メインだと鬱的要素が濃くなって若干苦手)。
第三に、他者の優位に立つことで自己を顕示するしか術を持たない増岡と、自身のポジションの中で独自の幸せを見つけていく雨宮という対極的な脇役の見せ方。

一撃の破壊力といった点では前作が勝っていると思いますが、紡ぎあわされていく美しい快感はまさに絶品です。
評価は勿論「最高」で!

2006/11/29 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:147(92%) 普通:7(4%) 悪い:6(4%)] / プロバイダ: 7283 ホスト:7376 ブラウザ: 5234
京極作品の中で一番だと思う!
まとまりもよかったし、SF込み、だからこそ、惹かれました。
余計なこと考えないでぐいぐい読めた。
この後の作品は、思想信条に疑問投げかけるものが多く、読みながら雑念にとらわれることが多い。
それもまた面白いんだけど。
しかし物語にホントに入り込めたのはこの作品。

でもって、これがあるからやっぱり次の新しいのも読んでみよう、って思わせられるのです。

2006/07/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:338(64%) 普通:161(31%) 悪い:27(5%)] / プロバイダ: 52025 ホスト:52099 ブラウザ: 6812
数年ぶりに読み返して、ようやく理解できました。

すごいのは、事件の枠外にいる木場の存在が、事件をややこしくした点。
つまり、各人物の言動が、事件の進展に関わり、最悪の結果になったこと。
もし、木場がいなかったら、ここまで行かなかったと、読者に思わせる、最後の京極堂の憑き物落としで、事件が不確定要素によって、変化していったことが空かされた所は、圧巻だった。

ダメな点は、後付が多い。
実は○○だった。と、作中で明かさなかった点を、最後の最後で明かすのはミステリーとしては、アンフェアではないか。

あと、長すぎ! もう少し簡略してもよさそう。
でも、行き当たりばったりのミステリーに比べたら、段違いに良作でした。

2006/05/08 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:792(58%) 普通:431(31%) 悪い:147(11%)] / プロバイダ: 18384 ホスト:18446 ブラウザ: 6287
〔ネタバレあり〕
11年ぶりに読んでみました。
以前はさっぱり分からなかったのですが、今回は比較的ゆっくり読んだために何とか大筋は理解できたようです。
それで、面白いといえば面白かったのですが、絶賛する気にはなれません。
「姑獲鳥の夏」よりも作品としての出来は上かもしれませんが、まあ私好みでないのかもしれません。

基本的には「ハコ」の中の話ですよねえ。
それでいてその「ハコ」が登場するまでに結構な枚数があり、それまでは私には退屈でした。
上・中・下の文庫を読みましたが、京極堂が登場するのも上の370ページ中258ページ目で辛いです。
榎木津も人気がありますが、私はやはり京極堂が好きなのでかなりダルい。
「姑獲鳥」は彼のウンチクが魅力的なのと文章の美しさが好みでしたが、本作の良さは……ううむ。
最初の女の子の殺害未遂事件の真相はまあ大した事ないと感じました
( とはいうものの、最初の方の記述に目を眩まされた部分があり、私は分からなかったのですが ) 。
それにしても、「現場に2人しかいないで、片方が殺されたなら、片方が犯人に決まっている」という京極堂の発言は、些か乱暴に感じました。

要はその事件とバラバラ殺人、そして「ハコ」との関係ですよねえ。
京極堂がそこの所長 ? と知り合いで他にも偶然が重なるのは「姑獲鳥」もそうなのでしょうが……もし偶然が無かったならば、
事件はどうなったかと考えても、私の頭ではついていけません。
上記の事は良いとしても、結局「長すぎる」というのが私にはマイナスです。
「姑獲鳥」よりも話が大きいので、このくらいの分量が必要になってしまったとしても、好きな京極堂の話でさえ、
もう少し簡潔にできなかったものかと私は感じました。
「文章の美しさ」というものを感じたのは、「姑獲鳥の夏」「鉄鼠の檻」「絡新婦の理」ですね……。

このシリーズが昔ながらのミステリと異なる点は、SF要素がある事でしょうか ( 妥当な言い方ではないかもしれませんが ) 。
他の人には見えないものが見える探偵の存在がそれですが、まあ京極堂も関口も普通の人ではないですね
( 何をもって普通というかは、これまた難しい ) 。
それが悪いというのではありませんが、関口が体験した内容をまた榎木津のところへ来た男が話すのは私にはちょっと辛いです
( 内容が重複してて尚且つ時系列の通りに物語が進行しない ) 。
荒唐無稽なのは「姑獲鳥の夏」にもいえますが、本作は話のデカさにインパクトがあり、幻想性があるのが評価されたのでしょうか。

雨宮という男はどうなったのでしょうかね。
それとやはり、加菜子という女の子が可哀想ですね ( 陰惨さはあまり感じなかったのでよいのですが ) ……。

2006/04/17 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:250(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 7995 ホスト:8081 ブラウザ: 4184
京極堂シリーズ2作目、相変わらずの分厚さです。一気読みすると大層疲れてしまうのですが、そうさせてしまう吸引力のある一冊です。
只、本作に限ったものではないのですが、結構グロテスクな物語なので、読む際には心構えが必要かもしれません。

人間の暗部が、色濃く出た作品です。その暗部を、暗部のままにしておかず、分解し、再構築することで、更なる暗闇に読み手を引きずり込んでいるような印象のある作品。
精緻に組み合わされた暗闇には、感嘆してしまいますが、偶に鬱々としてしまう事も。容易く引き摺られてしまう関口の内面が、理解出来るような気になってしまう位、滲み出る歪みの描写が秀逸です。

時折挿まれる、久保竣公の小説の雰囲気も良いのです。幻想的というか倒錯的というべきか、なめらかさと覚束なさの奇妙な同居。読んでいて不安になるのだけれど、続きが気になってしまいます。
着想、発想としての「匣の中にみっしり詰まった美少女」、怖さは勿論ありますが、何故か惹かれてしまいました。
しかしこの部分、創作のなかの創作にしては違和感があるな、と思っていたのですが、まさかそういうオチだったとは……。
最初から最後まで、ぶっ通して読んでみたいものですが、欝状態に陥ってしまう可能性があるのですよね。それは一寸怖いなあ。
そういえば、関口の発行した本も、何時か現実に日の目を見ないものでしょうか。「眩暈」だけでも、と思うのですが、作風的に矢張り、無理そうな気もします。出版されたらされたで、面白そうなのですけれど。

今回、京極堂がいまいち本調子でないのが(立場上仕方の無いことであるとはいえ)少しつまらない、かな。
只、犯罪者の心理部分の解説は、成る程流石。同調出来ない部分はあるし、煙に巻かれていると感じる所もありましたが、それでも、徹底さ加減と説得力には舌を巻いてしまいます。
木場は物凄くかっこよかった。恋心を自覚しておらずとも、謹慎処分中にあっても、失恋してしまっても格好よい。彼女の腕を捕縄で括るシーンは、思わず涙ぐんでしまいました。
本作は全編通じて、彼の男気が光っています。骨格が確りしているキャラクターなので、安定して読めるところも良いです。
木場とはほぼ真逆に位置しているような関口は、嫌いではないのだけれど、彼視点で進む会話は、どうにも苛苛してしまいます(笑) しかし、引っ張られる彼の描写には、こちら側をも引きずり込んでしまうような、どうしようもない引力を感じてしまいます。
沈みがちな雰囲気を浮上させてくれる、滅茶苦茶で破天荒な榎木津や、惚けで鋭い鳥口等、登場人物が物凄く立っていて、それぞれの遣り取りなど、とても面白かったです。

構成は然程複雑ではないのですが、他の事件に気を取られてしまい、柚木加菜子の「事故」に関する一連の時間経過と、バラバラ殺人のそれとの関係性が、途中でごちゃごちゃになってしまいました。
しかし、繋がりの見出せない複数の事件が繋がってゆく鮮やかさは、矢張り見事。毎度の事ながら、物凄い周到さです。
箱の正体に関しては、吃驚を通り越して唖然。まったく予想もしていませんでしたが、他の可能性を考えられたか、というと、それもありません。度肝を抜かれてしまいました。

ミステリーと幻想の融和した、見事な小説だと思います。色々なものを覆してており、ある意味、型破りではありますが、文句なしのクオリティの高さ。世間の評価も頷ける作品でした。

2006/03/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(67%) 普通:0(0%) 悪い:1(33%)] / プロバイダ: 4582 ホスト:4825 ブラウザ: 6342
冒頭の奇妙な文章にまず引き込まれ、起こる事件の謎に引き込まれ、
そして最後の「憑物落とし」の場面で明かされる真相に唸り…
次が気になってあっという間に読了してしまいましたね。
本当に素晴らしい構成。

2005/08/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:283(77%) 普通:29(8%) 悪い:54(15%)] / プロバイダ: 4236 ホスト:4152 ブラウザ: 4184
個人的には京極堂シリーズの中では一番好きな作品。

匣の中のアレとアレを生かすべく機能している匣、魍魎という通りモノと出会った者の悲劇と悦楽、出会えなかった者のもどかしさ、そして京極堂の過去と因縁が少しだけ明かされていく様は、読んでゾクゾクする。
また、各キャラクターのポジションやカラーが前作よりも明確化され、キャラクター小説としても前作以上。

江戸川乱歩や「怪奇大作戦」あたりが好みという御仁は、読んで損無し。
この忌まわしくも美しい匣に魅せられたら、「みっしり」と京極作品に浸かる事請け合い。

2005/07/21 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:160(56%) 普通:36(13%) 悪い:88(31%)] / プロバイダ: 37856 ホスト:37921 ブラウザ: 3874
これは確かに凄いね。姑獲鳥の夏も好きだけど、こっちはそれ以上かも。
しっかし、最初はあんな分厚いの読めるかとか思ったモンだけど、全く問題なし。
ミステリーっつーよりは怪奇モノだから姑獲鳥から読んで慣れておくのがイイんじゃないかと。

2005/03/22 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:18(49%) 普通:8(22%) 悪い:11(30%)] / プロバイダ: 41357 ホスト:41270 ブラウザ: 4184
質の高い京極堂シリーズの中でもとりわけ高い完成度を誇る作品。
謎が謎を呼ぶ展開に前作よりさらに深化し洗礼された混沌とした世界観、神秘的な肌ざわりの文章で読めば読むほど京極ワールドに深く引き込まれる。
前作よりあらゆる点で進化したといえるが、しかしなんと言ってもこの作品の特筆すべき点はラスト100ページの展開。
種明かしというか、この物語の真相が明らかになるにつれてこの物語の本質とも言うべき全く別の側面が見え始める。
人間のダークな部分について、または生死のテーマについて非常に深く掘り下げて描かれた単なるミステリーという範疇を超えた奇抜な物語。そこに京極夏彦氏の魅力が全て詰まっていると言っても過言では無い。
京極夏彦のファンや氏に興味ある人にとっては正に必読の書と言えるだろう。

2004/09/02 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:22(92%) 普通:1(4%) 悪い:1(4%)] / プロバイダ: 12460 ホスト:12531 ブラウザ: 3694
最近京極夏彦なる人物の存在を知りました。
知り合いにこの人の作品にはまっている人が居たので、早速「ウブメの夏」から読んでみましたが、
なかなか面白い。まだシリーズの全部は読んでないんですが、あの本の厚さも気にならないくらいはまっちゃいました(っていっても、やっぱり自分には厚すぎます)。これから、京極さんのこのシリーズを制覇したいと思います。
今のところ「ハコ」が一番面白いと思う(変更アリ)。

2004/05/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:76(67%) 普通:13(12%) 悪い:24(21%)] / プロバイダ: 5923 ホスト:5812 ブラウザ: 4960
登場人物は曲者揃い、事件も常軌を逸して怪奇、独特の文章からくる緊張感がたまらない京極作品・京極堂シリーズの中で一番面白く読めました。なんというか、圧巻です。圧倒的に濃密。

あまり推理小説を読んでいるという気はしませんでしたが、どちらかといえば怪奇小説の部類に入るんじゃないかという位に事件内容に無茶と感じ得る部分があるにも関わらず、それこそ呪いにでもかけられたように理詰めで納得させられてしまう事を考えると、やはり推理小説か。

初心者はウォーミングアップに『姑獲鳥の夏』を先に読んでおいた方が、妖怪や宗教に関する記述を読みやすくなるでしょう。

[推薦数:1] 2004/05/15 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:380(98%) 普通:7(2%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 334 ホスト:50 ブラウザ: 4924
京極堂シリーズは、どれも、かなり面白いでするー。だけど、時系列的に見たときの
インパクトは、これがコレが一番でしょなー。そもそも、この著者の文章力、発想力、
知識力、構成力等々こそ摩訶不思議。これ一番のミステリだと思うーw

最初は、弁当箱サイズの本書を見たときには、こんなの読めるのでしょかーと思う
ばかりですたー。だけど、読み終わってみるとー、もう薄い本では物足りなく見え
てしまってー。読んだのはだいぶ前なので、細かいことは忘れちゃいますたがー、
匣に押し込められる恐怖と、匣に収まる気持ちよさ、そんな倒錯的フェチズムがた
まりませぬなー。

ミステリー的には、基本的なアイデアが幾分荒唐無稽なのでするがー、幻想文学っぽく
捕らえてしまえばぜんぜんありー。というか、キモイけど目がくぎづけの見世物小屋
風味でリビドー刺激しまくりでするー。なんかいけない気持ちが芽生えそう。

とにかく、この作品は読むべきだと思うます。
ただしー、ウブメの夏を読んでからー。

2004/05/15 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1423(72%) 普通:258(13%) 悪い:300(15%)] / プロバイダ: 6119 ホスト:6199 ブラウザ: 3875
京極夏彦氏の小説は殆ど読んでますが
個人的にこれが一番の傑作
いきなり「それはいくらなんでも・・・」な無茶な話が出てきてビックリ
(電車の中、前の座席に座った人のトランクの中身が・・・の部分)
しかしこれ相当凄いですよ。なんでこんなエピソードを推理小説に出来てしまうんだろう?
氏の文章力には圧倒されます。
冒頭の魅力的な謎と、物語の見事な収束。そして最後の「呪い」
これは非常にオススメです。

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2012/05/05 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 1281 ホスト:1066 ブラウザ: 3997 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/怖い/びっくり/考えさせられた/勉強になった 
ストーリー最高(+3 pnt)
キャラ・設定最高(+3 pnt)

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