[小説]タイム・リープ


TIME LEAP
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注意: これは文学版。その他メディアのページ: 日本映画:タイム・リープ
文学総合点=平均点x評価数100位4,619作品中総合点25 / 偏差値72.99
文学平均点52位267作品中平均点1.92=とても良い/13評価
1996年文学総合点3位96作品中
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出版社:メディアワークス
著者:高畑京一郎
イラスト:衣谷遊
日本 開始日:1996/12/26(木)
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最終変更日:2014/01/14 / 最終変更者:永田 / その他更新者: 虚構の旅人 / 提案者: (更新履歴)
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2015/02/11 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2183(58%) 普通:756(20%) 悪い:847(22%)] / プロバイダ: 24190 ホスト:24226 ブラウザ: 5173
タイムパラドックスを題材とした小説ですね。
ライトノベルのレーベルから出ているものの、元々は単行本発売らしく、当時のラノベの感覚って今のそれと全く異なっている事も相まって、普通のミステリー小説・ジュブナイル小説としても結構高く評価できる代物になっています。
強姦とかそういった描写がなければ、それこそ児童書として、青い鳥文庫や角川みらい文庫みたいな感じで作り直して全く違和感が生じない作品です。

まあ、前半は伏線をばらまく時間であって、そんなに読み応えはありませんでした。複雑なタイムリープのシステムの解説といい、いかにも伏線がばらまかれている感覚(≠普通に読んでいて先が気になる牽引力になりえる謎)といい、どうも読んでいてひきつけられる思える感じではありませんでした。
しかし、本当に最初の数行だけで投げてしまうと勿体ない作品ですね。後半になると、主人公の身に降りかかるあらゆる問題が次々と氷解していき、そんな問題を解決する中で深まっていく高校生の恋愛関係もかなり青春ものらしくて楽しめました。
「サマータイムマシン・ブルース」なんていう映画がありましたけど、あれと同じ。かなり早い段階で、後半以降の主人公たちの行動による影響が出ているという事で、正直わけのわからない描写もあるでしょう。

また、複雑ではあったけど、ギリギリ理解できる範囲であったのも良かったでしょうね。
あんまり専門的な言葉は出てこなかったし、書いてある事自体は二度か三度反芻すればちゃんと理解できる程度の簡単な内容でした。それでいて、ストーリーを組み立てるのにはなかなか考え込む必要がありそうですから、純粋に「凄い」と。
これも若者を対象とした作品としては実に良い塩梅だったと思います。
そして、何より「オチ」でしょうね。
辛気臭い事件が終わり、一安心と思ったところで……という終わり方でした。
それも何度も伏線が貼られていましたから、思わずニヤリですね。

問題点といえば、それは勿論挿絵。
オチまでバレちゃいますよ。多くは、「これはどういう事?」、「これは誰?」と思わせる程度で、特に下巻に収録作品においては、ストーリーへと関心を向けさせる部分もありました。
しかし、ラストエピソードは正直、みんな結末がわかっちゃうようになってるんですよね。
扉絵とかで使われてしまうとバレバレになってしまう。こういうのは本当にやめてほしい。

評価は「とても良い」です。
この作品中の高校生はどんだけ頭良いんだ…。

2010/06/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:466(64%) 普通:108(15%) 悪い:157(21%)] / プロバイダ: 34454 ホスト:34212 ブラウザ: 4824
訳の分からない状態から始まり、主人公の自分に当てた日記という伏線、
序盤から謎が謎を呼び、続きが気になって一気に読破したことを憶えています。
中盤になって徐々に謎が明らかになってくると、真相があっさり分かってしまう
ところはちょっと残念でした。オチは『バックトゥザフューチャー』を思い出して
しまいますし。

【総合評価】
キャラではなく、内容で読ませることができるラノベらしからぬ作品。
最高とはいきませんが、名作と言えると思います。

2009/08/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:9(90%) 普通:1(10%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 24421 ホスト:24521 ブラウザ: 9226
初めて読んだ時は衝撃でした。
一般的なタイムトラベル観念と少し外れた仕組みでタイムリープするヒロイン。
タイムトリップでもトラベルでもなく、リープというのが既存の作品には無い味噌なんですね。
協力者である彼のキャラクターも、独創的だなと感じました。ヒーローという様なタイプでは無く、学者然とした冷静さで、ごく一般的な少女であるヒロインとは対照的で新鮮です。
ストーリーに派手なノリこそありませんが、緻密な構成はまるで高層建築の様に、しっかりとした設計をされているのが分かると思います。

個人的に、ミッシェル・ビュトールの「時間割」や、映画の「メメント」と描き方が少し似てるかな、と思いました。

2009/04/11 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:149(84%) 普通:22(12%) 悪い:7(4%)] / プロバイダ: 931 ホスト:975 ブラウザ: 6321
とても面白い。
平易な文章だが文章力が無いというわけではなく、ごちゃごちゃした設定やストーリーをわかりやすく読者に提示しているから文章力は高いんだろう。難しい単語使ったり引用や薀蓄披露すれば文章力が高いというわけではない。
ただ個人的にはラストがあまり好きではない。ベタなオチは嫌いじゃないんですけどね。これはあんまり。

2008/01/06 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:65(44%) 普通:36(24%) 悪い:46(31%)] / プロバイダ: 46868 ホスト:46809 ブラウザ: 3875
普通の人間しか出てこないしキャラ自体に特色が無い。かなりマジメ。
・・・なんかあまりラノベらしくない。でもまあ良かった。

都合よくリープしているように見えるけどルールみたいな縛りがあって苦労している。
それを口実に2人がベッタリしているところが憎いじゃないか。悪戦苦闘ぶりが滑稽だった。
整理していかないと混乱するけど2回読むと、ああよくできてるなという感じを受ける。
あっさりしすぎてはいると思うけどまあこういうマジメなラノベはあってもいいと思う。
印象としては筒井さんのアレとそんなに変わらなかった。

2007/11/17 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(77%) 普通:0(0%) 悪い:3(23%)] / プロバイダ: 2744 ホスト:2670 ブラウザ: 5292
好きでしたねこの作品。やはり他の方が書かれているように非常に読みやすいです。一週間限定と言う舞台も良かったのかも。確かこれってラジオドラマで知ったんだよなぁー。自分はこういう時間を題材にした作品を読んだのが初めてだったというのもあったので新鮮な感じで読むことができたと思います。この方の作品を他にも『クリス・クロス』や『ダブルキャスト』を読みましたがどれも面白かったと思いますがこの作品が一番好きです。

2007/09/30 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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序盤から伏線を張り巡らせ、後半にそれを全力で回収、という典型的ながらもハラハラドキドキな作品。
SF好きは必見ですな。

2006/01/29 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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最初は何のことだか少しとまどいましたが、読んでいくうちにどんどん引き込まれていきました。
小技もいろいろちりばめていましたし、読んでいて楽しい作品でしたね。

[推薦数:1] 2006/01/16 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:149(69%) 普通:28(13%) 悪い:40(18%)] / プロバイダ: 1601 ホスト:1639 ブラウザ: 5234
一度手にとって読み始めると、
読書習慣のなかった自分も止まらないまま気づくと読み終えていた、という感じでした。
時間跳躍系統の本は大好きで、その後も読んだり見たりしてますが、
やはりこの作品は、面白さの点ではまさに自分のツボにはまりすぎてか、上位に食い込む作品ですね。

時間跳躍を題材とするとき、
その要因(例えば、タイムマシーンや、効果を与える物)があるものが多いのですが、
この作品はそういうまぎらわしい部分はほとんど排除している。
普通そういうのは疑問だらけで、しらけたりするんだけど、
この作品では、時間跳躍という概念を少し変えて、
(なぜか知らないけれど)意識だけが時間跳躍できる、
といったアイディアの部分が作品を引っ張ってくれた。

時間のスケジュールに従って、キャラクター達がこの時間にはこの考えを持ちこう行動して、
と時間跳躍では混乱しそうなところも、1週間で曜日として認識することですごくわかりやすいので、
(読者の)脳内時間移動をスムーズにできて、時間跳躍ものの面白さを殺していない(むしろ高めた)ところがまたすごい。

結局ベタな展開なラストにもかかわらずこれだけ読むことが楽しかった作品は他にない(数少ない)。
そして読み終わった後も、もう一度確認しながら読むという2回目を読む楽しさもやらずには折られない作品であろう。
真の意味でライトノベルであろう作品。

2006/01/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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最後のリープに納得は必要ない気もします。
日曜日に事件が解決した後現在へ戻るには、確かにもう一度リープが必要。
しかし、不安がなくなったのに何故リープできたのでしょうか ?
最後のリープは、主人公の心が相手の男にそれだけ依存しているという事でしょうか。

今一つ説得力を感じない…ですが、ハッピーエンド好きなので良しとしましょう。
リープの原因はありきたりすぎると思いましたが。

2005/10/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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この作品の凄いところは、綿密なタイムスケジュールで、話が進められているところです。
上下巻一気に読みたいところです。
主人公の女の子が、タイムスリップ体質を、一見冷たい男の子が、原因及び女の子を守る為に、頑張る話です。前の方が書いてあるように、SFファンタジーで片付けず、伏線には高校生の青春恋愛要素も含まれて居ます。私のお気に入りの一冊です。
映画は、話が変わってしまっているので、ちょいとです。

2005/09/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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冒頭で意味不明な状態から始まって、それからスルスルとその謎が明かされていく。読み手が混乱してしまいそうなほど時間軸は交錯しているのだけれど、それをまったく混乱させずに読ませる、その筆力には圧巻の一言です。
実際、わからなかった場所にピースがひとつ、またひとつと嵌まっていくのは、とても爽快でした。

さらに、この作品はただのSFでは終わりません。立派な「青春小説」なのです。不可解な時間跳躍の中、主役二人の内面をこれだけきっちり描いた作品は、他にはないでしょう。突然のタイムリープ現象に戸惑うヒロインと、それをタイムリープ現象の外にいながら(外にいるからこそ、でもあります)助け出す若松の男らしさ。どれをとっても一級品です。まさにライトノベル的作品であると言えましょう。

評価は「最高」以外にはありえません。今なら古本屋で安く買えると思うので、見つけたら是非ご一読頂きたい作品です。

2004/09/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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1日で読み終わしてしまった。それぐらい読み易くて面白かった。タイトルからも分かる通り、時間物である。今までも「タイムリーパー」、「リプレイ」、「スキップ」、そして「Y」などいろいろ読んできたが、それらとはまた違った発想の元に書かれている。一番影響を受けているのは読めば分かるが「バック・トゥー・ザ・フューチャー」であるが、SF的な考察もしっかり守っているのが、正統派でうれしい。青春ものでもあるが、SFなうえに実は事件ものでもあったりして、読み易くて楽しい読書も出来た。それと護身術に関しての記述で、1対1ならば、仮に両手両足を敵に押さえられたとしても、まずは肩で敵の顔などを攻撃し、ひるんだところを緩んだ手のどちらかの肘で攻撃し、さらに拳ではなく(素人なので)、掌底(親指の付け根)で攻撃すれば、多くの場合は脱出できるという。これを読んでキン肉マンのキン肉バスターやぶりを思い出してしまった。

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1. 既存のイメージにインパクトを与える作品たち by OYJAR40
... 違い。 BLOODシリーズ以降の吸血鬼のイメージ。 もちろん原典はほかにあるのかもしれませんが、個人的な感覚も含めてのはなしです。 YUーNOなんかも元々出典はあったのでしょうが、私がそれまで抱いていたタイムリープ(こんな言葉も今では普通に使っていますが、私が初めてこの言葉を知って使い始めたのはその名も「タイムリープ あした ...
記事日時:2017/12/08
2. "『人気ライトノベル作家の作品特集』SEASON1〜LAST SEASON" by 陣兵
... )」、「"ぼくのご主人様!?"シリーズ」、「"秋津島"シリーズ」他。 113.【高橋弥七郎先生】 「"A/Bエクストリーム"シリーズ」他。 114.【喬林知先生】 「"2 V"シリーズ」、「お嬢様とは仮の姿」他。 115.【高畑京一郎先生】 「クリス・クロス 混沌の魔王」、「タイムリープ あした ...
記事日時:2011/05/29 [表示省略記事有(読む)]

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