[小説]夏と花火と私の死体


なつとはなびとわたしのしたい / Summer And Fireworks And My Body
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1996年文学総合点2位96作品中
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作品紹介(あらすじ)

九歳の夏休み、私は殺されてしまったのです……。少女の死体をめぐる兄妹の暗黒の冒険。斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、天才少年・乙一のデビュー作、ついに文庫化。(解説・小野不由美)
著者:乙一 出版社:集英社

※文庫版は2000年5月に発売。
日本 開始日:1996
公式サイト
1. http://www.shueisha.co.jp/otsuichi/top.html
2. WebMagazine
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最終変更日:2013/06/22 / 最終変更者:ウクレレ / その他更新者: TCC / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2013/09/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:287(51%) 普通:83(15%) 悪い:197(35%)] / プロバイダ: 2585 ホスト:2616 ブラウザ: 4178
【良い点】
これまでのミステリとは違い新しい視点で事件を書いている
意外性の連続
【悪い点】
最後に霊などを出してしまったせいで淡々としている現実感のある語りがやや台無しになった気が…
ホラーミステリ故なのだろうけれど唐突だったかなー
【総合評価】
乙一氏のデビュー作 ミステリー扱いをされているようだが本作はミステリといってもそのなかのホラーミステリというジャンルだと思われる。
断じて推理小説などでは無い

死体視点の恐ろしいほど機転の回る二人兄妹の兄
その冷静な手口に読んでいて驚かされる。
その手口の鮮やかでありながら子供らしい点がこの作品の最大の見どころだと思う
隠そう隠そうと死体が移動する様は目を見張るものがあった
引き込まれるミステリらしい作品 10代でこれを書いたというのだから驚きだ

しかしトリックや巧妙な文にしくまれた伏線などは無いので一度読んでしまえばもう一度読もうという気には中々なれない

同時収録 『優子』
文庫本なので同時収録という事で添えられてた中編ぐらいの長さの話
正直、夏と花火よりもこちらのほうが気に入った
家主が狂っているかも知れないに気が付く家の使用人であったが…とドンデン返しが素晴らしい一作
文章にもヒントがちらほらとあり
最後のほうの答え合わせではないが、真相が語られるシーンで思わずページを戻して確認してしまう
あまり語りすぎると初めて読む方は騙されなくなってしまうかも知れないので割愛しておく
本当はもっとベタ褒めしたいぐらいだ
しかし良いところを書きすぎると楽しみも減るというものだろう

評価は二つ合わせてとても良い

2012/05/07 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2157(58%) 普通:743(20%) 悪い:832(22%)] / プロバイダ: 15458 ホスト:15408 ブラウザ: 7541
ミステリーというよりはホラーなんでしょうか。
まあ、犯人も導入部で既に判明しており、それから殺された死体の側で話をつづけていきますので、少なくとも推理モノではありません。
むしろ犯人が死体を隠すのがこの物語。
何度も周囲にバレそうになるのを、なんとか切り抜けていくので、自分も一緒に死体を隠しているようなスリルがありますが、「なんでバレないの?」というくらいの無理も多少は感じました。
「薄暗いとはいえ、さすがに死体がその辺に転がってたらわかるのでは?」とか、「臭ったりしないのか?」とか、「もし警察犬とかが出てきたらすぐバレるんじゃ?」とか、多少都合はよすぎるようにも思いました。

シスコン、ショタコンなど、元から登場人物の性癖はほぼ異常。
まともな人間がほぼおらず、だからこそ淡々と物語が進んで行く感じがします。
特に健くんは完全な異常者。犯罪を犯しても平然としているので、遠からず何かしでかすんじゃないかと不安…。
妹の弥生もちょっとしたことで親友を殺すようなアブナイ子だし、おそらくこの血族は何かヤバい人が多いんじゃないかと思われます…(汗)。
こいつらの知り合いに生まれたことが「わたし」の不運でしょう。

まあ、とにかくオチも面白かったし、見ていて結構怖かった。
タイトルも印象的だし、自分と同じくらいの年齢だった人物が書いたとは思いがたいですね。
構成の巧妙さも、場面のスリルもデビュー作とは思えません。

ちなみに、まだ読んでない人は絶対wikipediaを見ちゃいけませんよ。
全部オチが書いてありますので…。

2012/02/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2988(33%) 普通:3108(34%) 悪い:2950(33%)] / プロバイダ: 9800 ホスト:9651 ブラウザ: 4895
・「夏と花火と私の死体」・・・・・・評価「とても良い」寄りの「良い」

死体となってしまった少女からの視点は確かに斬新でした。
彼女は事故ではなく、ある人に殺されてしまったのですが、
良い意味で子供らしくない冷静さを見せていた兄ちゃんと、
恐怖心等に打ち震えていた妹・弥生の描写は非常に丁寧だったし、
彼ら兄妹の死体処理の様子も、ハラハラドキドキ感が
あって、話を良く盛り上げていたと言えました。
別のあの人に見つかってしまったと思ったら・・・・・・・
最後のオチがやや微妙だったのが唯一惜しい点でした。

・「優子」・・・・・・評価「良い」

優子は本当は生身の人間だったのか?それとも夫・政義が
作り上げた幻想に過ぎなかったのか?これがこの話の
テーマだったと思えますが、ある物の存在等政義が抱えていた
宿命、そしてそのある物に犯されてしまった清音の恐怖等
人物描写力の高さは相変わらずで、伏線を無理なく纏めて
いたと言えました。政義と優子が過ごしていた部屋も、
独特の緊迫感・臨場感が伝わりましたね。

当時乙一氏はまだ16歳だったらしいですが、
確かにその文章力の高さは特に非凡なものがありますね。
ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞されたのも
頷けます。総合評価も「とても良い」にもう少し及ばない
「良い」で。

2011/11/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:18(72%) 普通:7(28%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 21766 ホスト:21541 ブラウザ: 9949
面白かった〜!休む間もなく読んじゃいました。後から、これが乙一さんのデビュー作だと知ってビックリ!

最初っから最後まで、ハラハラドキドキの連続。「ヤバい、バレちゃう!」って思いながら、気が気でなかったです。倫理的・常識的な観点からすると、兄妹の行動が許し難いのは分かってるんですが、「死体が見つかってしまえ」とはあまり思えなかったです…。子供の頃に悪さをして、親にバレたら怒られるだろうな、絶対に言えないなと考えた事があったからでしょうか。もちろん、『悪事』の程度には大きな差がありますが。

とにかく、文句なしに面白かったです。乙一ワールドを垣間見たい方は是非!

2009/07/19 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:56(69%) 普通:18(22%) 悪い:7(9%)] / プロバイダ: 8246 ホスト:8382 ブラウザ: 7401
死体が物語りを綴っていくという何とも言えない奇怪さが、本作を良作のミステリーとする要因になっている。

内容は教科書通りといった感じがするが、これを17の時に書き上げ、しかも処女作という点を考慮すると、声にならない。

2008/07/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:43(61%) 普通:0(0%) 悪い:27(39%)] / プロバイダ: 52223 ホスト:52170 ブラウザ: 7282
「このクオリティでデビュー作か!!」と、読んだ当時は感嘆したなー。フツーに凄いと思う。
死体の一人称というアイデアはもちろんのこと、死体を隠そうとする兄妹の緊迫感は読んでるこっちにも伝わってきた。
倫理観とか、そういう観点からみるとマズいんだろーけど、そんな事がどうでも良くなるくらいストーリーに引き込まれた。
書き上げた年齢とかデビュー作品であることを差し引いても、クオリティは非常に高いと思う。ホラー小説としてオススメの一作だ。

2008/05/30 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:76(66%) 普通:12(10%) 悪い:28(24%)] / プロバイダ: 12883 ホスト:12928 ブラウザ: 3020(携帯)
乙一さんは大好きだ。
これは最初から驚いた。主人公が幽霊って何だ!?と思ったがその設定を最大限に活かしたストーリーはまさに見事。ラストが少々あっけなく感じなくも無いですが、それも味があって尚良しです。ぜひ御一読あれ。

2008/04/23 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:112(56%) 普通:54(27%) 悪い:34(17%)] / プロバイダ: 4446 ホスト:4243 ブラウザ: 5234
死体の視点から描く作品。
基本的に面白いと思ったのですが、お兄ちゃんが事件が起こった時にとった行動が少し不自然。
あわてて隠すならまだしも少し冷静すぎる気がします。

後ラストのオチも・・少し微妙かな。

個人的には乙一さんの話では「平面犬」の短編集が好きですね。

2008/03/23 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:4(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 19847 ホスト:19721 ブラウザ: 11616(携帯)
高校生のときに書いたということでおそらく評価が高いのでしょうね。しかし、私からしてみれば乙一さんの作品はもっといいものがあると思います。死体からの視点で書いてることを除けばどうなんだろうなぁ?という感じ。それでも時間を忘れてスラスラと読めたので良いで。

[推薦数:1] 2007/10/16 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:25(66%) 普通:2(5%) 悪い:11(29%)] / プロバイダ: 2050 ホスト:2056 ブラウザ: 5234
【良い点】
死体の視点で話を進めていく斬新さ。

最後までいっきに読める所。

【悪い点】
あと味の悪さ。

【総合評価】
乙一氏のデビュー作ということで期待してました。発想は面白かった、しかしどうもお兄ちゃんに対する不快感がぬぐえなかった。

この作品の評価はお兄ちゃんの健君にどういう感情抱くかによると思う。僕の場合は恐怖よりも不快感の方が勝ってしまったので評価はとても悪いで。

2007/03/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:23(79%) 普通:3(10%) 悪い:3(10%)] / プロバイダ: 34156 ホスト:34070 ブラウザ: 4711(携帯)
死体からの視点で語られるという今までにないアイデア、一気に読んでしまうスリリングなストーリー展開。内容だけ見ても充分素晴らしい作品だと思いますが、作者の乙一氏は僅か16歳でこの作品を書いたとのこと。作者の年齢と作品が比例するとは思ってはませんが、自分が16歳の時に何をしていたかを思い出すと…、評価は最高以外つけられないです。

[推薦数:1] 2006/12/13 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:669(73%) 普通:229(25%) 悪い:24(3%)] / プロバイダ: 17574 ホスト:17513 ブラウザ: 3646
何かのアンソロジーに入っていたのを大学生協の本屋で立ち読みしたと記憶しています。一気に読ませるだけの力はありました。個人的にホラーは好きじゃないんですが、途中で投げなかったし。

分類的には微妙だと思いますが、やっぱりれっきとしたホラーだと思います。物語の語り手が死者、それも殺害された(もっとも半分くらいは事故だが)人間からの視点なのですが、そっちに関しては特に怖くない。怖いのは、その死体を隠すための画策をする兄の方です。
妹の方は自身の罪とそれを隠蔽しようとする罪に怯えているのですが、兄の方にはそれが全く無い。兄の心境については何も言及されていませんが、彼の行動には妹が抱えているような「罪」の意識が欠如しているように見える。この罪の意識の欠如に、底知れない「悪意」を感じてしまう。

妹の方は読者と同様の倫理観を持ち、それを逸脱する自身の行為に恐怖します。この妹の心情がいたって普通に丁寧に描かれているため、兄の行動の非倫理性(この言葉は適切ではないだろうが)が際立ってしまう。彼が何を思ってこの死体隠しを行うかが明示されていないにもかかわらず、彼が面白半分にこれを行っていると確信できる。
さらに普通の倫理観を持つ妹との対比だけではなく、物語の語り手がその隠される死体だという点が、さらにその非倫理性を浮き立たせていく。死体を隠すという行為はいわば死者への冒涜であり、それはとりもなおさず語り手に対する冒涜なのだから。(それを語り手が全く指摘しないため、なおのとこそういう感じが強くなる)

妹の罪の意識は考慮されず、語り手への冒涜が完遂される。この二つを通じて、この兄に感じる「悪意」は不快感から徐々に恐怖へと変わっていく。
倫理というルールを逸脱する者に対しては怒りを覚える事も可能だが、最初から理解不能なルール(倫理)に基づいて行動するものに対しては得体の知れないものへの恐怖を覚えてしまう。悪魔のような、という形容はまさにこういう人物に使うのだろう。

その得体の知れない「悪意」が物語の中で是正されるのであれば後味はまだマシなのですが、この作品ではその「悪意」がさらに狡猾な「悪意」に飲み込まれる。オチとしてはそこまで書かれていませんが、自分にはこの兄も遠からずこの語り手の側になってしまうであろう・・・と思えた。
そういう意味で非常にホラーな作品。

読みやすいし面白いです。後味その他に関する趣味好みを含めて「とても」はつけないでおきますが。

2006/12/12 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:83(72%) 普通:5(4%) 悪い:27(23%)] / プロバイダ: 30606 ホスト:30431 ブラウザ: 3875
多くの人から天才と称される若手作家、乙一氏。
その彼が若干16歳にして書いたとされる衝撃のデビュー作である本作。
いやはや、もう、びっくりさせられるばっかりでした。
これが、高校生の出したアイデアなのか?と。
これが、高校生のつづった文章なのか?と。
まぁ、中には見事な文体で説得力のある小論文を書く才能のあるものもいますが、
ここまでまとまりながらも、読ませる文章を書ける高校生というのは珍しいのではないでしょうか。

表題作の「夏と花火と私の死体」はそもそもの発想力と構成力が秀逸。
語り手は冒頭でいきなり死亡。まぁ、このタイプは最近しばしば見かける設定ですが。
その後、ありがちな霊魂や特殊な復活体という形ではなく自分の周囲に対する絶対的な客観性を持つ
「死体」という視点からの一人称で話が進行するというのには脱帽。
そこから描き出されるスリリングな展開は文章への引き込み要素抜群です。
小学生らしい短絡的な発想や対処の甘さとそこから生まれてくるボロを臨機応変に
(というか半分運だけで)かわしながら目標へ一生懸命邁進する。
その目標がたとえ倫理的に、道徳的に間違っていようとも・・・・。

ただ、惜しむらくは感情移入ができないこと。
それが妙な不気味さを生み出しているというのは否定できないのですが、
宝探しや鬼ごっこの感覚であんなことをするという状況設定には若干抵抗が。
あと、健くんの態度。これが一番、納得がいかないんですね。
妙すぎる。無邪気な悪意にみせかけて、やっぱり邪気満々な打算というか。
こいつ、こどもじゃねぇ、絶対。
なんとも理解しがたい性格をしていらっしゃるもんです。

個人的には同収録の「優子」の方が好み。
発想力についてはそれほど光るものは感じなかったのですが、やはり構成は見事。
こちらは、各キャラクターの移入もすんなりいき、
状況や心情、文章から生み出される色みたいなのが十分に生かされていました。
最後の返し業も効いて、こちらも読ませる文章に出来上がっていたと思っております。

というわけで、総評は「良い」としておきます。
内訳は「夏と花火と私の死体」が「普通」〜「悪い」
「優子」が「とても良い」〜「良い」ですかね。

2006/11/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:54(84%) 普通:7(11%) 悪い:3(5%)] / プロバイダ: 17531 ホスト:17757 ブラウザ: 5234
死体の一人称というアイデアが素晴らしいです。
一難さって、また一難。という展開のテンポも良い感じですね。

16歳でこれを書いたのは、本当に驚異的としか言いようが無い。
逆にいうと、まだ大人になりきっていない時期でなければ、書けない小説だったのかもしれません。
目線が子供の視点、というのでしょうか。田んぼや、子供たちのたまり場、夏休みの朝の空気、など大人になる過程で掌から零れ落ちてしまうもの。そんな儚いキラキラした存在が、まだ残された小説だと思うのです。
そういう意味でも、貴重な存在です。

もちろん、ところどころ、文章表現に幼さを感じさせますが、それから成長の余地が十分にあるのですから、問題にはなりませんね。16歳の功罪を考えると、罪よりも功のほうがはるかに勝っている作品だと思います。

追記として、お気に入りのシーンを上げるなら、締めの一行です。
ネタばれになるので書きませんが、
語尾が余韻を残しますねぇ。ここだけでも鳥肌ものです。

2006/11/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:35(62%) 普通:9(16%) 悪い:12(21%)] / プロバイダ: 32756 ホスト:32764 ブラウザ: 2767(携帯)
ホラー界の若き俊英(俺はこの表現はどうかと思いますが…)乙一氏のデビュー作ですね。十六歳(!)でこの作品を執筆したとのことで、相当話題になったみたいです。内容はとにかく読んでてドキドキハラハラさせられました。登場人物も魅力的(特にアイスのお姉さん)。なにより死体の一人称っていうアイデアが奇抜で素晴らしい。確かに十六歳でこれを書いたのは驚異的としか言いようがないです。だって俺が十六歳の時なんてチンコばっかイジってましたからね。

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「乙一のデビュー作。一難さってまた一難。どきどきさせられました。オチも面白し、なにより死体の一人称はよ...」 by アーマーひろっち


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2013/09/12 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 2585 ホスト:2616 ブラウザ: 4178 [編集・削除/これだけ表示]
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