[小説]幻の女


まぼろしのおんな / Phantom Lady
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文学総合点=平均点x評価数971位4,743作品中総合点4 / 偏差値50.95
1979年文学総合点10位50作品中
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作品紹介(あらすじ)

夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった…
ただ、一人街を彷徨っていた男は、奇妙な帽子を被った女に出会った。
彼は気晴らしにその女を誘ってレストランで食事をし、カジノ座へ行き、酒を飲んで別れた。
そして、帰ってみると、喧嘩別れをして家に残してきた妻が彼のネクタイで絞殺されていたのだ !
刻々と迫る死刑執行の日。 唯一の目撃者 " 幻の女 " はどこに ?
著者:ウィリアム・アイリッシュ
翻訳:稲葉明雄
出版:早川書房
文庫:ハヤカワ・ミステリ文庫ハヤカワ文庫 HM
日本 開始日:1979
公式サイト
1. http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/40901.html
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最終変更日:2013/06/02 / 最終変更者:ウクレレ / その他更新者: カトル / 提案者:ケイ素 (更新履歴)
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2019/08/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:30(94%) 普通:1(3%) 悪い:1(3%)] / プロバイダ: 6654 ホスト:6662 ブラウザ: 7959
【良い点】
…「サスペンスミステリ」の金字塔。

しゃれた書き出しから、序盤の展開はまあまあだが、事件以後、最後まで1字たりとも読み落とせないスリル。
そしてラスト…。

【悪い点】
何しろ、もう80年も前の作品なんで、時間の壁、距離で古めかしくなるのは仕方ない。

【総合評価】
しかし、それでも初めて読んだ時、「サスペンスミステリ」というジャンルに限って言えば、これ以上の傑作がありうるだろうか、とまで思った。

意外な犯人、ラストとか、途中のスリルとか部分部分に限って言えば、これ以上の作品もいくらでもありうるだろうが、トータルでこれ以上の物は考えられない。

初めて読んだのは30年前か、40年前か(歳がわかるなあ(^^;)。それ以後も、色々面白いミステリを読んできたけど、やっぱりトータルでは本書の足元にも及ばなかった。

付け加えれば、作者のアイリッシュ(別名、ウールリッチ)自身の他の作品も、本書の足元にも…。

2016/11/20 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:84(88%) 普通:11(12%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 291 ホスト:57 ブラウザ: 5173
名作ミステリと聞いて読んでみました。
「以下ネタバレあり」

中盤辺りまでは面白いんです。
罪を犯していないのに、確かなアリバイがあるのに、誰もがそれを証明してくれない。
いたはずの女が「幻の女」となって、まるで最初から存在していなかったように扱われる。
そして冤罪で投獄の身になってしまう。
協力者が現れて必死の調査が行われるも、毎度あと一歩のところで手掛かりが失われていく。
一体この謎はどう解き明かされるんだろう?
幻の女と真犯人の正体は?
わくわくしてました。

でも真相を知ると、うーん。
あいつが証言者を脅迫・買収しまくってただけかい。
行方不明の幻の女についてはほとんど語られないんかい。
いやまあ犯行や工作の動機とか、現実的っちゃそうなんだけど、それだけでは面白味が・・・
リアリズムという面なら、読みづらいけどクロフツの「樽」の方が出来が良いだろうし。

終盤、真犯人が幻の女もどきを撃とうとして彼女が実はキャロルだってわかったときはここから何か意外な事実が判明するのかと思ったけど、結局彼女が幻の女に変装してただけだったり、どうもねえ。
尻すぼみに終わってしまったなあ、というのが正直な感想です。

〈余談〉
ところで最後、ヘンダースンが幻の女について知ろうとしてるのにキャロルがそれを執拗に妨害してたけど、あれって特別な意味はないですよね?
なんか妙に邪魔してたから、私が気付かないだけで意外な真相が暗示されてるのかと疑ったんだけども。
別段そういう風にも読めなかったのでたぶん勘違いですよね。

2007/02/24 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:792(58%) 普通:431(31%) 悪い:147(11%)] / プロバイダ: 18384 ホスト:18446 ブラウザ: 6287
何時ぞや発表されたハヤカワミステリのベストテンで 1位になった作品ですね。
サスペンス溢れる傑作……と言いたいところですが、真実そのものには、それほどの意外性はないような感じがします。
叙述のトリックに、昔読了したときは吃驚、大変感動もしたのですが、基本ストーリーは鮮明に記憶しており、
もう一度読もうという気にはなれません。

雰囲気などは魅力ですが、結局、ラストのあの部分以外には、現在ではそれほどの思い入れはないので、
「 とても良い 」 に近い 「 良い 」 どまりにしておきます。

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