[小説]機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ


きどうせんしがんだむせんこうのはさうぇい / Mobile suit gundam senkou no Hasaway
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文学総合点=平均点x評価数119位4,759作品中総合点22 / 偏差値69.97
文学平均点154位275作品中平均点1.22=良い/18評価
1989年文学総合点4位80作品中
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出版社:角川書店(文庫:角川スニーカー文庫)※全3巻
著者:富野由悠季
日本 開始日:1989 / 終了日:1990
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最終変更日:2014/01/14 / 最終変更者:永田 / その他更新者: TCC / 審美じうむ / 提案者:若鶏カレー (更新履歴)
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2016/06/21 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2204(58%) 普通:769(20%) 悪い:856(22%)] / プロバイダ: 44336 ホスト:44389 ブラウザ: 9081
次回の『スーパーロボット大戦V』に参戦(機体のみですが)が確定しているこの『閃光のハサウェイ』。
映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』などに登場した、ブライト・ノアの息子ことハサウェイ・ノアが今作の主人公として活躍し、別の名前を名乗りながら連邦軍と対立する姿を描きます。まあ、思わぬところから主人公を出したなというところがまず一つ。
そんな彼が負った「シャア・アズナブルへの共感」と、「過去の戦争で倒れた全ての犠牲(アムロやシャアやクェス)を無駄にして回り続ける世界に対するストレス」が結構克明に描写されており、その顛末も含めてなかなか見ごたえのある作品になっていたと思いますね。

まあ、まず良かったのは、「アムロにしてシャア」であり、「ブライトの息子」でもあり、「クェスを愛した少年」でもあったハサウェイ・ノアという主人公でしょう。思想的にはシャアに近くもあるけれど、決してアクシズを落とすなどという凶悪とも言えるレベルの事は行わなそうな大人しさも持ち合わせるキャラクターでした。
あくまでテロリストではあるものの、銃を向ける対象は腐敗した存在であり、むしろ「弱者」の心の声を聞いた結果それを行った優しさもよく強調されていました。
しかし、そんな彼が最終的には人のエゴに敗北して、銃殺刑に処されるというエンディングにはやはり哀愁が感じられましたね。

文章は、これまでの富野作品に比べると読みやすく、手に取りやすいレベルではあると思います。
『ガイア・ギア』とかはこの後だったかわかりませんが、あっちは多少読みづらくなっていた覚えもありますが。
まあ、ただえさえアニメの脚本がわかりづらい事もあって、小説になるとかなりその辺読みづらくもなってるんですけど、比較的人物描写や勢力関係は単純で、かつ文章の中には共感できる点もあるので、小説としてもそれなりです。

今作のモビルスーツデザインも結構カッコいいですが、この頃になるともう本当にゴテゴテしてますね。
この後の時代に移り変わって、モビルスーツが小型化してたり、ここまでゴテゴテしてなかったりで、割と宇宙世紀では実用性とか考えられていったのかなとも思います。

評価は「良い」です。
機体参戦とはいえ、Gジェネとかでなくスパロボに参戦というのはなかなか嬉しいですね。
尤も、その機種の方を持っていないので、発売してからプレイできるか微妙ですが。

2016/05/09 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:277(59%) 普通:101(22%) 悪い:91(19%)] / プロバイダ: 1389 ホスト:1596 ブラウザ: 10454
人の革新を諦めた巨匠の結論
【良い点】
・TVアニメでは困難な敗者側の精一杯の抵抗を描いた
・歴史に埋もれて行くブライト、ハサウェイ親子の葛藤
【悪い点】
・特になし
【総合評価】
本作以降、UC世界でも「ニュータイプは危険」との理由で研究禁止になり、巨匠なりに人の革新を諦めた事を実感する衝撃作で、巨匠自身も映像化に反対する程でした。
同時期に逆に人の革新を諦めず書き切った某漫画家と後に出会い、未完で諦めたF91の続きを託したのも何か偶然と必然が重なった様に思えてなりません。
評価は【普通】にします。

2009/06/21 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:277(39%) 普通:190(27%) 悪い:245(34%)] / プロバイダ: 20138 ホスト:20099 ブラウザ: 6399
ん〜、なんとも地味な話でしたね。
アムロ、シャアが成し得なかった事をハサウェイが出きるわけがないとは思うのですが・・・。

ハサウェイに特に思想的な物も感じず、彼の感情的なものもあまり読み取れない作品だったと思います。
まぁ、なんだ・・・ブライトさんが不憫すぎて・・・

2007/09/30 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:19(54%) 普通:4(11%) 悪い:12(34%)] / プロバイダ: 17138 ホスト:16880 ブラウザ: 6287
なかなかにハードな作品。
まさかハサウェイがこんなになるとは!?な衝撃作です。
その大胆な物語構成が良かった。
後味はあまり良くないですが、良作と言えるかと。

2007/05/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:752(75%) 普通:143(14%) 悪い:110(11%)] / プロバイダ: 19247 ホスト:19024 ブラウザ: 5623
痛みを伴う作品だ。富野氏の小説は初代ガンダムとイデオンを当時読んで以来、記憶していたほど
読み難くない。ただし文体は独特で、時々「あれ ? 」と読み返す事はあった。もはやこれは富野
氏の芸風と好意的に解釈すべきだろう。そう思えば数々の氏のアニメ作品の会話・ナレーションまんま
で、特に「ゼータ(TV)」や「逆シャア」の雰囲気に似ている。氏の作品の真骨頂はやはりこの
「トミノコトバ」の応酬で繰り広げられる人と人の思惑のぶつかり合いであり、それをたっぷりと
堪能できる。上中下の全三巻だが一冊あたりが薄く会話も多いので実質上下二巻くらいのマスで、
初代ガンダムの小説版よりよほど気楽に読むことが出来る。以下、若干のネタバレがありますので、
これから読む方はご注意下さい。あと、本作の女性キャラたちは相変わらず富野氏のバイアスのか
かった造詣・役回りになっているので、そのあたり我慢ならん方は要注意。

内容は紛れもなく「富野ガンダム」だが、一連の映像作品とは少し趣が違う。「富野ガンダム」諸作
はいずれも「人の革新のターニングポイントとそれに翻弄される個々人」を描いてきたわけだが、本
作は「人の革新」の一通過点に過ぎない。ハサウェイの行動はシャアの思想を受け継ぐ物だがニュー
タイプとしての「人と人の解りあい」に根ざしていないし、ニュータイプとしての葛藤もない。乱暴
に括れば「宇宙世紀の小事」でしかないのだ。それなのに本作のあのラストだ。『やりきれない』。

なにがやりきれないって、ハサウェイの正体がマスコミ、ブライトに露見する理由だ。超やり手のケネス
が作品中唯一弱音を出してしまった言葉によって、と言うこと。さらにケネスの、せめてもの腐心で、
ブライトに知らせずにハサウェイの処刑を行った後なのに。ハサウェイを自らの手にかける事の心の
痛みに追い討ちをかける残酷な結末 ! このくだりは、読みながら「ブライトにばれませんように」
→「あぁ良かった」とこちらも一喜一憂していたのでかなりダメージを受けた。

これが人の世の残酷さなんだろう。富野氏はロボットアニメ作家として絶望しながら、でもその枠の中で
精一杯抗ってザンボットやダイターン、ガンダム、イデオンを造ってきた。それらはどれも「生の痛み」
というメッセージを伴って我々に訴えてきた。
だがどうだろう。世にはいまだに、いわば「能天気な」(ロボット)アニメばかりが氾濫している。私
もそれらの作品が少なからず好きだし、富野作品みたいな「痛さのある」作品ばっかりじゃ滅入っち
ゃう。だけど「生の痛み」を忘れて面白おかしくすごしているのもどうか。

富野氏はあえて、小事でありながら残酷なストーリーを選んだんではないか。そう思えてならない。

その後に人生に一生の傷を負って、隠れて生きていくギギ、特にケネスに、明るいエピソードがあることを
祈らずにいられない。

2006/10/11 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:702(73%) 普通:238(25%) 悪い:26(3%)] / プロバイダ: 17574 ホスト:17513 ブラウザ: 3646
難ありとはいえ、文章はかなりマシになっていると思う。そして脈絡が掴みにくいにもかかわらず、個別のシーンの中にでは完全にはまっているセリフは、やっぱりカッコいい。
(なおテロリストの描き方は、昨今の作品と比較しても非常にまともな感性で描かれている)

「逆襲のシャア」の後日談という物語ですが、その内容についてはあまり評価できない。というのも、やっている事が「相も変らぬ」ことだから。淡い想いを寄せていた女性を戦争の中で失った青年が、戦争の元凶である地球の重力に魂を引かれた人々が作る腐敗した連邦政府に反抗する。そして失敗するところまで、同じです。
民主主義というものに懐疑的で資本主義というものに否定的な作者のスタンスでは、こういった路線しかありえず、若者の武装闘争がどうなるかが現代史の中で証明されている以上、そのオチも一つしかありません。ならば、それをひたすら題材にする事に意味があるのかどうか。

Vガンダム以降、そういった政治経済的な面には目をつぶって別方向に進む事となったのは、この作品を含めて「社会の変革」というものは上手く行かないと感じたからなのでしょうか。

一方で、この作品がそれ以前の作品と異なるのはヒロインとの距離感です。ギギのポジションは敵側でもなければ味方の側でもない、という非常に微妙な場所です。そのため彼女の視線は最後まで第三者の位置を保持しており、「事件の目撃者」という、今までのガンダムでは珍しい役回りを演じる事となりました。
今までのガンダムでは事件の当事者しかいなかったため、そのキャラクターの離散もしくは死亡によって、事件そのものの個別性が失われ、年表に記述される歴史の事実だけが残るという感じでした。
しかしこの作品では、事件の個別性はギギの視線によって維持されている。無機質な歴史上の事例ではなく、人の視線と思いと言葉によって語られる「特別な出来事」として、ハサウェイの死が残りました。これによって、主人公の死という不幸な結末でありながら、意外なほどに「前向き」な読後感を残していると思います。

内容はアレですが、物語としての出来は一番良いのではないだろうか。その後ブライト艦長は、ブライト店長になったのだろうか・・・

2005/11/26 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:16(64%) 普通:2(8%) 悪い:7(28%)] / プロバイダ: 4361 ホスト:4379 ブラウザ: 4184
文章はかなりヘタレでしたが、まあ、そこは富野の本業ではないということで、目をつぶりました。
一方筋書きや台詞回しなどは、打って変わって監督の本領発揮といった感じで、とても深みがありました。
アニメではスポンサーや資金、スタッフなどの多くの制約がありましたが、
本作ではそういったものから解放され、真の意味でガンダムらしい、冷たいガンダムが描かれています。
と言っても、それがシリアスに徹した展開と救いようのないラストを生んだので、
暗い話が嫌いな方には堪えがたいだろうとも思いました。

賛否両論あるとは思いますが、私としてはなかなか面白かったですね。

2005/11/19 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:72(78%) 普通:12(13%) 悪い:8(9%)] / プロバイダ: 16088 ホスト:16050 ブラウザ: 4358
最初に小説の中身とは関係ないですがMSが好きです。特にペーネロペー。最初見たときはぶっとんでるデザインだと思いましたが、だんだん設定画を見ているうちに鋭いフォルムが好きになりました。
GジェネFの新規デザインより、小説に載ってるヤツの方が好きです。

友人から読ませてもらった初めてのガンダム小説です。
自分としてはハサウェイが処刑されることなどより、やたらとエッチな表現があることに驚きました。
富野さん、こういうの好きなんですかね。
まあ全体的に読みやすく、面白かったです。

登場人物は結構良い。ハサウェイはイメージが違ってちょっとカッコイイ。冒頭、マフティーを偽ったテロリストに対して活躍してます。相手に逆襲のシャアを見た後はチェーンを殺したという行動もあってか、印象良くなかったんです。この小説の設定ではハサウェイがクェスを殺し、特に怒って味方を手にかけているわけでもないのも良い。クェスについての苦悩もなかなか。ああ、でも自分がマフティーだと思わせないためにホテル?を攻撃させたのは微妙。仕方ないとは思うけど、他の人が死んでしまいますからね。
他の登場人物は・・・誰かさんの愛人・ギギはなんかエキセントリックです。発言もカゲキ(オー○○もア○○も要求されたでしょ、にはびびった)。
あとケネス。性格、軍人としての能力どちらも良くて魅力的でした。ハサウェイとの関係性は結構良かったです。

しかし登場人物は良くても、大筋の展開はあんまり印象に残らなかったです。3冊分もいらなかったような。もっとコンパクトにして欲しかった。でもハサウェイの処刑〜最後あたりは印象深い。マフティーは自分の息子であったと知ったブライトの反応が知りたいですねえ。

クスィーガンダムを宇宙から受け取るシチュエーションはなかなか燃えた。
クスィーガンダムVSペーネロペーの戦闘描写はかなり良かった記憶があります。読み応えがあった。

最後、ギギとケネスは日本に向かいましたね。やっぱり最後の方は頭に残りました。

2005/04/02 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:8(89%) 普通:0(0%) 悪い:1(11%)] / プロバイダ: 35226 ホスト:35114 ブラウザ: 3646
最後の処刑シーンにはホントに驚いたしショックだったが、変にハッピーエンドになるよりも良かったと思うし閃光のハサウェイはこの終わり方だからこそ良かったと思う。
「いつまでも、友達だと思っている。わすれないぜ・・・」
「ああ、僕もだ。大佐・・・・」
の会話シーンはこの後の事を読むと本当に切なくなってきます。
一番好きなセリフはブライトのこの言葉です。
「歴代のガンダムは連邦にいても、いつも反骨の精神を持った者がのっていたな。そしてガンダムの最後はいつもこうだ。首がなくなったり、機体が焼かれたり、バラバラになったり・・・・・・・。でも反骨精神は、ガンダムがなくなった後でも、健在だったものだ」
ガンダム自体、「ロボットアニメは玩具のCM」といわれつづけていた世間に対する「そんなんじゃない!」という意志から生まれたものだと思います。ガンダムは富野監督の世間に対する反骨精神の表れであり、このセリフは監督の「ガンダム」に対する思いではないでしょうか。
確かに文章は少し読みにくいけど、すぐに慣れると思います。富野監督の作品やガンダムが好きな方には絶対お勧めできると思います。

2005/04/02 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:111(59%) 普通:41(22%) 悪い:35(19%)] / プロバイダ: 33752 ホスト:33758 ブラウザ: 3646
一言で言うと、何が言いたいのかさっぱりわからない。悲惨な事ばかりで、まったく癒され
る事がない、ヒロインとされるギギに関してはもはや開いた口が塞がらない、クェス以下。
とにかくブレンパワードやターンAを作るまでの富野作品は暗すぎて自分にはあわないとい
う事を改めて感じました、露骨な性表現は本当に嫌でした、自分は大人になってから読みま
したが、ガンダムという題名で表紙も可愛いから子供でも読むと思います、やり過ぎです。

2005/04/02 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1423(72%) 普通:258(13%) 悪い:300(15%)] / プロバイダ: 6034 ホスト:6052 ブラウザ: 4184
富野氏の小説はこれで何冊目だろうか?、それにしても酷い文章で読みにくいです。
同氏の作品の中でも個人的にはコレが一番読みにくかったかな?
まぁ序盤の展開スピードが遅いのも相乗効果になってたのかもしれないけど。

しかし富野さんの作品って、会話のセリフが本当に難解ですよね
ギギとかハサウェイみたいな若い人がこんな会話するかな?実際・・・

結局ハサウェイってニュータイプだったのかな?、ギギはそれっぽかったけど・・・
ラストが主人公の処刑シーンってのもまた富野さんらしいと言うか結構ショッキングでした。

2005/02/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:175(71%) 普通:40(16%) 悪い:32(13%)] / プロバイダ: 4230 ホスト:4066 ブラウザ: 4184
小説版ガンダムシリーズの中では映像版では行われていないオリジナルの物語が展開。
表現、その結末に至るまで富野節全開。残酷なことも、いわゆる「大人の事情」も映像作品でやれないことをこの作品で存分にやっている感があります。

登場するMSについては敵味方ともにエース機が一機ずつとバランスよく配置されている印象を受けました。小型砲撃端末ファンネルからサイコミュを使用した誘導ミサイルファンネルミサイルへ・・・。逆襲のシャア時代まで培われてきたサイコミュ関連の技術に退化の兆しが・・・。しかしその一方で飛行する小型MSのさきがけともいえるミノフスキークラフトの装備。ファーストに始まる旧宇宙世紀シリーズからF91以降の新宇宙世紀シリーズのミッシングリンクともいえる要素満載。旧シリーズから新シリーズへの移行作品として考えるとふさわしい設定だと思います。

ハサウェイ・ノアことマフティー・ナビーユ・エリンは・・・彼もまたガンダムのパイロットたちのジンクスから逃れられなかったようです。反骨精神を持っていても個人としては不幸になっていく・・・。宇宙世紀最後の反逆の主人公。映像作品ではできない結末がここに。映画と小説版の世界観の違いはありますが、歴代のニュータイプたちと同じく、悲恋を演じ、そしてうなされる・・・。因果なものです。劇場版の逆襲のシャアと違って、小説版の逆襲のシャアにおいてクェスを殺してしまったのは他でもないハサウェイ自身。それだけに悪夢にも重みがのしかかってきます。まさにララァ・スンの夢にうなされるアムロ・レイのように。

ギギ・アンダルシアもまたこの作品を語る上では欠かせない人物の一人。この人がニュータイプかどうかは定かではありませんが、的を射る発言といい、純粋さといい、ララァ・スンに通じるものが・・・。救いがあるとすれば彼女がそれほど不幸にならなかったことくらいかもしれません。
旧シリーズ皆勤賞の男ブライト・ノア最後の登場作でもありますが、残った彼ら一族に止めをさすことで旧シリーズを締めくくったとも取れます。新シリーズのある意味最大の被害者?彼らがその後どうなったか、具体的に劇中に出てこないだけでもまだ慈悲深い描写かもしれません。人並みの幸せもまたここに潰える・・・。

旧ガンダムシリーズの締めくくり、反骨のシナリオ、小説ならではの自由な描写、もの悲しくも非常に余韻残るバッドエンドなどを加味して評価は「とても良い」にいたします。 SDガンダムGジェネレーションFで有名になり、この小説もまた再び注目される・・・ガンダムブームも因果なものかもしれません。

2005/02/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:61(74%) 普通:7(9%) 悪い:14(17%)] / プロバイダ: 3740 ホスト:3610 ブラウザ: 4483
結構シリアスな話ですが、引き込まれました。
逆シャアではただの子供だったハサウェイも大きくなりましたね。
それにしてもあのチェーンを撃った彼とは思えなかったけれど、これも戦争なのだろうか。
しかし、ハサウェイの最後は悲しいものでした。が、良作であることは間違いないと思います。

最後に

そろそろアニメ化してください!!!

2004/12/16 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:218(76%) 普通:42(15%) 悪い:27(9%)] / プロバイダ: 2001 ホスト:1996 ブラウザ: 5978
今、BB戦士で出ている「少年法師霧丸」という武者頑駄無がいますが、このキャラクターの元ネタが閃光のハサウェイの主役モビルスーツΞガンダムでした。設定は「武者仁宇(ニュー)頑駄無」の養子という設定でさりげなく原作に忠実でした。(Ξガンダムはνガンダムの後継機)
それはさておき、ハサウェイに彼女がいるかどうか心配しているブライトを見て、1STで、アムロに虫けら!とかいったり、いきなり艦長を任されて、困惑してヒスをおこしたり、ミライの事を好きなのにその事がいえなくて、自分のことを不器用と言ったりしていたブライトも人の親になったのだな〜。と思い、すごく時間の流れを感じた。

2004/12/10 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:309(82%) 普通:15(4%) 悪い:51(14%)] / プロバイダ: 9613 ホスト:9360 ブラウザ: 5404
最初GジェネFに登場したから存在を知ったのですが、良かったと思います。
描写はすごく退廃的なものが多くどうなってるんだろうと思うところも多々ありました。
なんかこのシリーズって上層部はたいがい無能というか傲慢というかそういうのが多いですね。
主人公たちが属している組織がテログループだというのもそういうところからでしょうけど…。
登場するMS等は少なくそういう部分がメインの作品ではないのかもしれませんね。
ただ、衝撃的なラストに至るまで間をおかずに読んでしまうほど面白かったです。
まぁこの流れでハッピーエンドだと嘘くさいと思ってしまうんでしょうね…。
可能ならば映像化してほしい作品の一つですね。

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2016/05/16 普通の印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 21846 ホスト:21918 ブラウザ: 1975(携帯) [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/涙流した/悲しい/びっくり/考えさせられた 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定普通(+0 pnt)

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