[小説]項羽と劉邦


こううとりゅうほう / KOUU and RYUUHOU
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作品紹介(あらすじ)

紀元前3世紀末、秦の始皇帝は中国史上初の統一帝国を創出し戦国時代に終止符をうった。しかし彼の死後、秦の統制力は弱まり、陳勝・呉広の一揆がおこると、天下は再び大乱の時代に入る。――これは、沛のごろつき上がりの劉邦が、楚の猛将・項羽と天下を争って、百敗しつつもついに楚を破り漢帝国を樹立するまでをとおし、天下を制する“人望"とは何かをきわめつくした物語である。
著者:司馬遼太郎
出版:新潮社
日本 開始日:1980
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最終変更日:2013/07/16 / 最終変更者:ウクレレ / その他更新者: カトル / 提案者:宇宙刑事ジャンギャバン (更新履歴)
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[推薦数:1] 2020/11/13 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:931(58%) 普通:279(17%) 悪い:406(25%)] / プロバイダ: 20576 ホスト:20533 ブラウザ: 5513
【良い点】
比較や喩えに用いる日本の話を含めてこんな細かい逸話を拾ってるのかと驚く豊富な情報量。分析も鋭く読み応えがある。本題が中国史なので人によっては気になる司馬史観云々は薄いと思う。
【悪い点】
丁寧過ぎて説明過多でボリュームが増したり、ちょくちょく脱線しかけたり、焦点やまとまりに欠ける。予備知識を持たずに本作から「項羽と劉邦(楚漢戦争)」を学びたいという人にはつまらなさそう(そういう状態で最初に読んだ時は挫折した)。
【総合評価】
学術書と小説を併せ持ったような作風で次のステップに引き上げるには良作。評価は「良い」。

2016/07/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:365(55%) 普通:0(0%) 悪い:295(45%)] / プロバイダ: 24415 ホスト:24312 ブラウザ: 9081
【良い点】
項羽の強さ、劉邦の不屈の精神、この二つのぶつかり合いが文中から感じられる。

【悪い点】
上中下巻とあるので、話が長すぎて感じ、ちょっと読みにくくも個人的には感じた。
出来ればもう少しコンパクトにまとめても良かったかな、とも思えたかもしれない。

【総合評価】
時は紀元前。

あの「三国志」よりも更に前の中国が舞台。

そして、その時代に活躍した両雄、項羽と劉邦の物語。

武術に長け、その力で軍をまとめたであろう項羽。
(三国志での孫策は、この項羽に例えられて「小覇王」と呼ばれていたそうです)

武術面はさほどではなかったものの、優れた家臣に恵まれ、彼らを上手くまとめた劉邦。

前者の方が戦力的には確かに有利で、後者は百ほどの多数の敗退を前者の前に喫しながらも、最終的に勝利への扉を開けたのは・・・・

決して「百分の一」の偶然ではなく、それなりのものがあったのだと、この作品を読んで思いました。

それは、家臣をまとめた人望もありますが、何度も戦いを挑んで敗れはしたものの、決して諦めない「不屈の精神」が劉邦にあったからだな、と思いました。

普通、これほど敗退を重ねれば諦めてしまい、軍もやる気を失ったとしてもおかしくはありません。
ですが、そうさせなかったのは、やはり劉邦の「人望」と「不屈の精神」あってのことかな、と思います。

逆に、項羽が武術に優れ、戦況が有利だったであろうにも関わらず、最終的に劉邦に押されたのは、この部分がちょっと劉邦よりも足りなかったのかな、とも思えます。

「人間性」と「諦めずに挑戦する心」が最後にはものを言う、と言う部分は、やはり色々な場所で共通しているのかな、という事をあらためてこの作品を読んで感じたような気がします。

2011/06/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 4239 ホスト:4410 ブラウザ: 11751
序盤で始皇帝の政治体制や人間としての思想の説明後に側近である趙高の腹の内と今までの内心隠しの積み上げの生き方を書く事で引き込みます。宦官である趙高は、帝に接する立場かつ教育担当でもあった。普段から周囲に対する態度内心での陰謀と、他者には自分が枯亥や李斯ら周囲の人間を常に恐れさせて来た経緯又最も恐れられる存在としての認識を持たせ、且つ自分が全てを把握しておく事の2点により作られた立場の力で大事の時に独断偽装工作をしてなき事にする事にするほど培われた力と陰で世を操っていく陰謀が完成する経緯書き、政治体制と行動により当時の背景、情勢を描く下準備的出だしでもあります。

漢民族、楚の歴史、制度、風習についても入念に調べられ、又項梁と項羽の出生説明場所の描写や奏への反乱までの流れが良いです。
その後、舞台が一転して劉邦のかなりの項をさいたいい加減でありながら周囲に顔がきき、人に恨みを持つ事もある一面や、王朝の害から身をかわす事に腐心する農民団のリーダーであり、又信頼され帝長であり士でもありながら後の王になる時の場面等一貫しどこか謙虚でもあり、又知識人ではないと言う事やそこで知り合った武将もいる事天が大将の器を与えていると言う一人の人物として生い立ちしかり考え方しかり多角的で非常に複雑な描写がなされる点。少し長くて忘れかかる部分もあるのですが。人望、能力はないという謙虚さ、その一方での才を感じさせる金の卵っぽい感じを受けました。ある意味こう言う人でないと項羽との対比として際立たないでしょう。

当時の墓を作ったり等の重労働や租税や罪のリアルな描写、その激しさたるや性格に関係なく逃げ出したくなっても仕方がないそこから逃げる事で志を持つ事。怠け者であり、生来の欠点でもある事が大きな目的に繋がる展開。他人を生まれ故郷で区別しない事等何となく分かりにくいようでこう言う人もいるなと言う親近感を感じます。それが勇気でもあると言う風に項羽と対照的な形で強調されていくのであろうと思われます。
随所に項羽の人となりは書かれ又項梁の人材登用にについての考えや陳勝の挙兵から死までの流れも良いです 。軍議で宋義に別働隊が嫌だと言う事や善悪を聞く事等の微妙さや自分の天性の中に鬼神を見ていると言う一連の流れやわずかな台詞からも項羽の考えが微妙ながらも厳しさとこれから欠点となっていくであろう部分が文中に何点か散見されます。鬼神と言うのは良い意味ばかりではないの事が後に分かりその時点で伏線となっています。

その為項羽の勢いが凄く正直劉邦の方が劣勢なのであり本人も認めるのですが一方で項羽には宗義を殺している事や情け容赦ない事、部下に賞を与える事に偏りがある等の欠点もあり、それが少しずつ離反を招く。

劉邦を補佐する事になる張良と韓信の2人の目から、力に自信を持っていない劉邦に何故引き付けられていくのかが描かれていく事が2人の比較になっている。韓非子の思想を重視しながらも受け入れられなかった韓が滅びた時の奏への憎しみを持つ事が張良の厚みのある考えを示し、利害一致だけでなく劉邦を全面的に支持し数々の工作をしたり作戦参謀となる「自分には何もない」と言っている部分に何かを感じており、劉邦も張良の冷徹そうな雰囲気に逆に才を見る。
張良がいなければ項羽に対する事は出来ないと感じる程、他の人をしのぐ策士である存在感があり項羽のおじと知り合いでもある。
しかし劉邦には後衛に徹する部下もいて、新しく迎える事と元から信頼されている2重の信頼がある。
一方韓信は項羽の部下時代無名であり、あまり命に執着心がない、戦闘を楽しむ微妙な性格で項羽に問題点を4つ列挙した上で反発しており、処刑を見逃した等の事や「2人を天瓶にかける」という考えから劉邦につく。雑軍の混乱にさすがに逃げてしまうのですが。隋可の意見を聞いたり鯨布を説得し、陳平も微妙な性格で紀信は無念です。

[推薦数:1] 2011/04/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:670(88%) 普通:60(8%) 悪い:33(4%)] / プロバイダ: 48699 ホスト:48523 ブラウザ: 3876
有名な司馬作品ですが、私はこれしか読んだ事がありません。とても面白かったのですが、これ一個しか読んでません。

司馬さんと言うのは優れた書き手だと思います。キャラクターを造ると言う事に置いて天才的なものを感じます。

劉邦と言う人物がどういう人物かはいろいろ見ましたがつかみ所の無い人物です。ただ司馬さんはこの複雑な人間を一貫した何かを持って書いています。劉邦と言う人物で良く言われてるのが、様々なものを詰め込む袋の様な人物。実体が無く袋でしかない。それを人間としてどう描くかに苦心しています。

苦言と言う事でいうなら、もうちょっと劉邦は狡猾で、頭の良い人物でしょう。それを徹底的に他人任せでとんとん拍子に突き進んでいくお調子者の様に描いています。人を使うまさに劉邦の能力はこれだけです。しかしこれを描くのに極端ともとれる分かりやすいキャラクターを作り上げています。いくらなんでもここまで理想どおりにいかないだろうと思うのですが、それが司馬マジックなのかと思います。なんだかそれが史実の劉邦であると信じてしまう力があります。

歴史や、残ったものをちらほらみていると、項羽の方が魅力的な部分が多いです。この作品は劉邦をどう描くかに苦心しています。

日本ではまず現れるタイプじゃないトップです。中国はこの劉邦のおかげで、この変わったタイプの指導者がある種の理想になっています。トップダウンが指導者の基本で、曹操もそうですし、始皇帝もそうです。しかしこの劉邦はボトムアップの指導者を丹念に描いています。始皇帝も曹操も任せる部分は徹底的に任せています。しかし劉邦の丸投げに近い描写には、恐れ入るものあがります。この人自体はなにをしてるんだろ?って思いが起るほど自分じゃ何も出来ません。実体はここまで豪快じゃないでしょ。しかしそれを説得力有る人物描写で描き上げる司馬マジックは本当にたくみです。

ただ、敢えて司馬さんよりに書くなら、漢民族とされるように中国の真髄を作った劉邦と言う人物はある種理想化された皇帝となっているところもあると思います。それをただ一人の人間として描くように苦心したとも受け取れます。

項羽も面白いのですが、この描くのに大して面白くない人物をこうも巧みに描いたこの作品は良質な作品だと感じます。

子供向けの話なら項羽こそ主役にふさわしいです。ですが、大人の読み物として劉邦の描写が素晴らしいです。

日本ではどうしてもこういう人物の評価が低いです。何をしたか?そればかりが重んじられる手を動かしたものを褒める国民性があるからです。もうちょっとこういう人を使う人物が重んじられる事があっても良いのにと思います。日本人である司馬さんがここまで劉邦を魅力的に描いたので私もこういうタイプのリーダー像に関心を持った一人ですけど。

劉邦の話ばかりですが、項羽と言うのは人として華があります。人生の上昇転落にドラマ性があります。この人物は誰が描いてもそれなりに魅力的でしょう。劉邦をここまで魅力的に描ききったのは司馬さんの力です。龍馬も良く似たタイプの人物なので政治家を描くのが上手い。

[推薦数:1] 2008/10/09 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2071(50%) 普通:805(19%) 悪い:1285(31%)] / プロバイダ: 11207 ホスト:11455 ブラウザ: 6342
古代中国の歴史物作品では『三国志』の次に有名な作品だと思います。元祖曹操とでもいうべき項羽と、劉備と孫権を足して二で割ったような劉邦という具合に、この二人の対決が描かれていますが、武力と知力を持って、己が力のみで天下を切り開こうとした項羽と、自身の限界をわきまえたり、部下達の意見をよく聞いた劉邦との個性と相手への思いやりと戦略の差がいろいろと出ています。

世の中はやっぱり項羽タイプの方がカリスマが持てるのかなという感じが、小説や歴史関連書を見た後で思ってしまうのですが、最後の方で劉邦のように、周囲との調和を・・・という部分がやはり重要なのかなという感じがします。力に頼った政治や作戦が、最終的には破綻を来すというのは、項羽の例を取るまでもなく、この前には始皇帝、後の織田信長やアドルフ・ヒトラーのような独裁制へと向かい、それも最終的には・・・という形が出ています。

劉邦型のやり方ではどうしても一気にやれないし、人心がバラバラだし、なかなかまとめることが出来ません。それに対し、項羽の方は一発でビシッとまとめ上げることができても、こういった方式では・・・と思うところもあるし、項羽のやり方も緊急時にはともかく、平時にはという部分が、結構現代社会に於いて、警鐘的な意味合いで出ているようにも思います。

かといって、劉邦の方も項羽を倒すまではともかく、それ以降はあまり・・・という面があったし、最大の部下である韓信に対しての仕打ちなどを思うと、どうにもこういう部分はマイナス点になってしまいます。ある意味、項羽と劉邦、二人の英雄の悪さ比べという要素もあるのではとも思えます。そして、最終的な勝利者の劉邦にしても、最後は悲愴感もある項羽との比較というのが興味深いし、実際の社会ではどっちのタイプの上司の方が良いのだろうかと考えてしまう人も少なくないだろうと思います。

そういった現代社会にも通じる人の見る目を養う為の部分が出ていたり、当時の中国の事情も知ることができるし、そして、どちらの人物に付くかという事が、重いものとなっているようにも思えます。四面楚歌という言葉の意味合いと、神になれなかった人間が辿る姿という形が、この話の中でも感じることが出来ました。ただ、こういった事をいつの時代もずっと続け、何度も繰り返している人間の姿を思えば、項羽と劉邦の争いは、本当に警鐘的要素が描かれている感じです。

どちらのタイプを上司に持ちたいかといわれると、正直、どちらも遠慮したいです。一長一短ということわざがあるのだし、勝者の劉邦にしても、敗者の項羽にしても、それぞれの良い点、それぞれの欠点というビジョンを考えれば、どちらにしても・・・と思えるし、才能がありすぎる人物というのが、近寄りがたい感じになるというのも、この作品を読んでいて、伝わることではないかと思えてきました。

実際の社会で、どういう人物を上司に持ちたいかというのは、どうしても判りません。ただ、項羽のようなカリスマ型人物と、劉邦のような人心把握型人物にしても、どちらか一方よりも、どちらの良い部分も持ち合わせている人物が理想ではないかと思えている今日この頃です。

2007/10/10 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:268(51%) 普通:86(17%) 悪い:167(32%)] / プロバイダ: 6742 ホスト:6567 ブラウザ: 5234
漢文の授業で「史記」のこの時代の部分をやって以来、好きで好きでしょうがない分野。
なので、ネタ的には「最高」なのですが・・・。
いろいろな話を読み比べてしまうと、司馬さんのこの本は、解説が多い分、キャラ立ちを阻んでしまっているなぁ、と。
キャラ立ちしまくり(史実的には難ありだけど)な鄭飛石版を先に読んだため、余計にそう思うのかもしれませんが。

「項羽と劉邦」のネタで面白いのは、項羽の強さと、劉邦の家来達の個性ぶりだと思うんですね。
上巻では、あまり劉邦陣営に動きが出てこなかったため、なかなか入り込めませんでした
(個人的な御贔屓キャラである張良が出て来なかったせいかも・・・汗)。

漢軍(劉邦陣営)の結びつきを、情感を込め過ぎず、ややシビアな感じで描いたのは面白かったですね(好みは別にして)。
シビアでいて、計算だらけにはしなかったのはよかったです。

両軍だけではなく、秦陣営が描かれていたのも好感を持ちました。

個人的に、この時代の話で1番好きなのは、夢梅軒章峯の「通俗漢楚軍談」なんですが・・・大学図書館くらいでしか読めないかも^^;。

とりあえず贔屓目ではありますが、ネタ的に「とても良い」をつけていきます。

2007/01/22 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:159(49%) 普通:109(34%) 悪い:57(18%)] / プロバイダ: 51706 ホスト:51696 ブラウザ: 7409
項羽と劉邦の戦いを描いた司馬遼太郎作品。
秦の始皇帝の死から劉邦の勝利までを描いている。

項羽よりな見方で描かれているため、劉邦よりも項羽のほうが描写がかっこいい。
逆に劉邦のほうはちょっと酷いざま。

戦になれば、運動神経よし、戦では負け知らず、生まれもっての良将項羽と、
かしこさなし、運動神経なしな劉邦。対照的な2人の生き様をうまく書いている。

ラストまで、項羽をかっこよく書いているので、項羽好きにはおすすめ。

ちなみに、司馬遼太郎の名前は司馬遷から取ったものなので、
項羽と劉邦を書いた背景には「史記」の影響があったのかも。

2007/01/13 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 33223 ホスト:33285 ブラウザ: 7395
日本史を題材にした小説が中心の司馬遼太郎氏には珍しい、中国史を題材にした小説ですな。題材は「背水の陣」「四面楚歌」等の故事成語を生み出した、秦末期から漢王朝成立までの戦乱です。

劉邦の「邦」が名前ではないと言う話はこの小説で始めて知りました。日本語風に言えば「劉の兄貴」程度の呼び名だったんですね。えらいぞんざいだなあ・・・・。

知力、体力ともに並外れたものを持ちながら、最終的には敗者となった項羽。知力、体力ともに凡庸でありながら、最終的な勝者となった劉邦。両者の差は何か。

ありきたりですが、人心掌握力の差、でしょうな。項羽は強いが故に己の力のみを頼みにし過ぎ、あたら有能な軍師ハンゾウ(漢字が出ない・・・・)を手放してしまい、その苛烈さ故に人心が離れてしまいました。
一方、劉邦は己の無力さを知るが故に韓信ら有能な部下を頼みにし、彼らを巧みに使いこなし、その寛容さで人心を掌握していきました。

独りの人間のなしえる事の限界を、この二人の対照的な英雄の生涯は物語っているようです。

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2020/11/13 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 20576 ホスト:20533 ブラウザ: 5513 [編集・削除/これだけ表示]
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