[小説]十二国記


じゅうにこくき / Twelve Kingdoms (12 Kokuki / Juni koku ki)
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文学総合点=平均点x評価数2位4,619作品中総合点146 / 偏差値202.01
文学平均点8位267作品中平均点2.43=とても良い/60評価
1991年文学総合点1位66作品中
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作品紹介(あらすじ)

古代中国思想を基盤にした異世界ファンタジー作品群。
十二国記の舞台は神仙や妖魔の存在する世界であり、その名の如く12の国が存在する。文化、政治形態は古代中国(特に周王朝)に類似しており、絶対的な王制である。しかし世襲制ではなく、12の国はそれぞれ神獣麒麟が天意に従って選んだ王により統治されている。王は諸侯を封じて、天意に従う形で国を治めることを求められている。自らを選定した麒麟が失道の病にかかりそのまま死・禅譲するか、誰かに討たれない限り王は死なない。王とそれを選ぶ麒麟、そして天意とは何なのかという問いが、作品全体の主題となっている。

2013年時点での文庫版の既刊(本編)は全8巻。2012年4月からシリーズの刊行元が講談社から新潮社に移り、同年7月以降から既刊の新装版及び新作を含む短編集、新作長編も順次刊行されることとなっている。

※ このあらすじ部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。
著者:小野不由美
出版社:講談社/新潮社
文庫:講談社文庫/講談社X文庫ホワイトハート/新潮文庫
日本 開始日:1991/09/25(水) yom yom 『魔性の子』 外伝
日本 開始日:1992/06/20(土) 『月の影 影の海』 / 終了日:1992/07/20 上・下
日本 開始日:1993/03/20(土) 『風の海 迷宮の岸』 / 終了日:1993/04/20 上・下
日本 開始日:1994/06/05(日) 『東の海神 西の滄海』
日本 開始日:1994/08/05(金) 『風の万里 黎明の空』 / 終了日:1994/09/05 上・下
日本 開始日:1996/02/05(月) 『図南の翼』
日本 開始日:2001/05/15(火) 『黄昏の岸 暁の天』
日本 開始日:2001/09/05(水) yom yom 『華胥の幽夢』
日本 開始日:2013/06/26(水) yom yom 『丕緒の鳥』
公式サイト
1. http://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/
72,8127060
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最終変更日:2013/07/04 / 最終変更者:mosukuwa / その他更新者: ソンプーGU / ウクレレ / 雪霞 / 管理人さん / altema / 提案者:美兎 (更新履歴)
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2017/10/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:43(58%) 普通:18(24%) 悪い:13(18%)] / プロバイダ: 14869 ホスト:15235 ブラウザ: 8310
異世界物の正統派NHKジュブナイル
今はなぜかこういう生真面目にジュブナイルしている異世界物は少ない
設定を理解するのに時間が掛かり、手軽に楽しめないからかもしれないが当事者ではないのでわからない

子供の要望で一緒にアニメ版を見始めたが、アニメ化に際してどうも納期や予算が厳しかったのだろうか、分かり易いのはいいが
「この程度までがんばればいいだろう」という大量生産の工業製品を作るような割り切り、あまり熱量の感じられない演出、作画が多かった
ただ劇中の音楽は大変良かった
結局、文庫本を子供の為に買い集め、現在拝借してザっと再読している
(まあNHKが発注者なので(受信料乙!)並みにガバガバ予算を使われても困るのだが)



中国古典や伝説からアイディアを借りたであろう世界観はハイティーン向けとは思えないほどの重厚さで独自性があり、
作者の才能を感じさせるものだが、それが故にハイティーンには一読して理解しえない設定が多く、物語の世界に入り込むのが困難だろう
個人的には水滸伝、三国志、紅楼夢、金瓶梅(エロ専古典w)、西遊記は幼少のころから色々な形で馴染んでいたため
なんの違和感もなく入り込めたが、今の10代には難しいかもしれない(さすがに金瓶梅は大人になってからだがw)
自分の世代はこうした中国、西洋の古典、名作を子供向けに改訂した美麗な絵付きハードカバーが
各家庭や学校の図書館、児童館に大量に出回っていたが、今はハイクオリティな画質のゲームやアニメが中心なのだろう




個人的な感想だが、多くの人が指摘する世界観の作り込み、描写よりは、登場人物の内面描写に比重が大きい作品と見る
元々、緻密な世界観を作り込めるタイプの作者だと思うが、女性作家だからであろうか自己との対話中心で心の成長が主に描かれる
ジュブナイルらしいと言えばそうだろう、
そして社会やシステムよりは個人、さらに個人の内面に興味が強い作者である
なので作中の設定はそれを考慮に入れて解釈した方が分かり易い
例えば多くの人が指摘する、天帝システムの不備、
つまり能力のない暗愚の人、それほどではなくとも普通の人が「天意」に導かれた麒麟によって王に選ばれ、
やがて数年も経たずに志半ばで倒れる
何のためのシステムか、辻褄が合わないという声をよく聞くが
作中、慶王陽子が述べたように王は自己の比喩であり、「すべての人は己という一国を収める主」であるという言葉にこの設定の意味が集約される
どんな人も美質や長所を如何なく発揮できれば賢王になれ、それを維持できれば優れた王として王国を統治できると言いたいのだろう
だから麒麟は一見平凡と思える人に「王気」を見出すのであるが、美質を発揮し、さらにそれを維持することは想像を超えるほど難しいのだ
「優れた王は自分は王に相応しいと言わない」作中登場人物が指摘する言葉であるが
他人の欠点を指摘するのは簡単だが、自己を理解しコントロールすることは難しい
臆病、怠惰、憤怒、傲慢、無知、これらを統御するのはさらに難しい
だから王国はバタバタと倒れ、「天意」を失い、王は短いスパンで変わっていく
社会システムという観点から見れば矛盾に満ちた設定だが
このように作者の志向を考慮して「個人」をキーに設定を読み解いていくと複雑で分かり難かった設定の意味がはっきりしてくる


また12国という国の多さも個性の数はそれだけあると言いたいのだろう
北米の外資系企業で入社時によく実施する性格判断適性テストでは人の性格を大体16パターンほどにわけるので12国は決して多くはない
ただ12国すべて作中で個性的に描き分けているかと言えば疑問で、
薄い描写の国や特定の気質に偏るなどムラがあり、設定を生かし切れていない問題がある


一方どうしても不備ではないかと疑問に思う設定もある、
例えば人が「卵果」に実り、生殖システムがない世界観なのに女郎屋や男女を意識する会話などがあり、辻褄は合わない
この辺りは作り込みが甘いと言わざるを得ない(私が設定を読み解いていないということもあるかもしれないが)



また設定以上に気になるのは、この作者の自己に向ける苛烈とも言える攻撃的なまでの批判性だ
直接的に他者に向けるものだけでなく、元々すべての人に攻撃性はある
依頼の意図的な無視、サボタージュ、村八分というような受動攻撃、
相手に罪悪感を意図的に持たせて意のままにコントロールしようとする間接攻撃
だがこの作者は攻撃性が全て自己に向くタイプのようで、それが「弱さ」の原因でもあるのだが
苛烈なまでに主人公陽子の弱さを自問自答しながら糾弾していく
ひたすら自己憐憫に陥る大木鈴、公主の義務と責任を放棄し、自分は特別だと信じて疑わない驕慢な祥瓊への批判的な描写も苛烈で執拗だ
拘りの強い描写、自己批判性が強い気質からして、これらは作者の分身であることは想像がつく
自己の上に胡坐を掻いて座っているようないい年したおっさんからすれば、「ここまで自分を責めなくても」と思うのもあるのだが
生真面目な女性故か、若さ故なのか作者を反映した彼らの至らない点を責める描写は
まるで鋭利な刃物で自己を切り刻むように苛烈を極める
ただそれが作風に若さや感性の瑞々しさを与えており、共感した若い層のファンも多かったようだ


一方で、この作者には年に似合わない老獪さと深い思慮があり、作中、自己憐憫に捉われる鈴をあれほど批判的に描いていたにもかかわらず
老婦の采王は許し、旅に出す
未熟な本人のキャパシティを超える苦労は成長を阻害する、
鈴が自分を見つめ直すには余裕が必要であるといいたいのだろう


だが筆致が鋭利であればあるほど、オジサンは不安を覚える「そんなに自分をイジメて大丈夫か?」と
何が原因かわからないが、その後作者小野不由美はしばらく休業し、この『十二国記』も半ばで中断していた
『風の海 迷宮の岸』から5年後1998年に発表された『帰山』、復帰後2009年に発表された『落照の獄』では
個人中心に向けられていた作者の目は、社会やシステムの方に持ち前の才気と観察眼を持って静かに向けられている
円熟味とさらなる視野の広さが加わったのかもしれない
例えば、柳国では、王である個人が道半ばに斃れ、「天意」を失っても
人が寄り集まって強固に作り上げたその官僚システムや組織は長期に渡って国を維持し続けるのだ
穏やかさと平和が座右の銘であり、家族による団結と合議制によって作中、六百年というもっとも長い治世を維持している奏国は
人が人であるために寄り集まり、力を合わせることが個人の力を凌駕することを示唆する
傑物である一人の王でも、仙として与えられた不死に耐えられなくなる時がやってくる
だが、団結し、家族で支え合い、合議制を取る奏国は不死の孤独と永遠が続く不安に悩み、苛まれることはないのだ


ネットでは、復帰後、作風から瑞々しさ、鮮烈さが失われたことを残念がる声も多いが
個人的には復帰後の短編の方が好きである
何よりこの作者のもう1つの長所である、人や社会を見据える目が存分に味わえる
自己に向いていた苛烈な視線は、今や穏やかに他者に向けられ、静かに深く見つめている
あまり感情の色が出ない淡々としながらも高雅、そしてどこか2割ほどの武骨さがある文調は好みでもある



かなり褒めてきたが、他の欠点として、
自己投影された主人公たちは描写が厳しいが、作者から程遠い気質である行動的で強い主人公たちはどこか美化されすぎな点だろうか
だが、それが物語に「冒険物」として別の側面の面白さを与えているのは否めない

2013/01/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:26(93%) 普通:1(4%) 悪い:1(4%)] / プロバイダ: 487 ホスト:397 ブラウザ: 4894
【良い点】
世界観

【悪い点】
なかなか新刊がでない

【総合評価】
世界観が好きです。王を決めるシステムの矛盾を作中でも疑問に思うところが良かったと思う。

2012/02/11 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2183(58%) 普通:756(20%) 悪い:847(22%)] / プロバイダ: 20089 ホスト:20180 ブラウザ: 7541
とにかく何もかもが面白い小説です。休日など使うと、一日没頭して休日を台無しにするよ、という意味であまりオススメできないかも。
しかし、良い作品を読みたいという人はやはり読んでおくべきでしょう。
世界観も、主人公の設定も、そのリアルな心理描写や会話やキャラの行動などにも魅力を感じます。
最初はアニメをたまに見ていた程度だったんですが、気づくと小説の方を楽しんで読んでいる自分がいました。
アニメ版も面白いですが、小説版を強くオススメします。

2011/10/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 18633 ホスト:18455 ブラウザ: 2619
【良い点】
・頼る人物がいず、ぎりぎりの所で勇気を振り絞っていく部分。
・人間不信から後半全く性格が変わる事
・後半国の成り立ちや制度等が説明される事
【悪い点】
本当は、気持ちが変わるのが遅めであること

【総合評価】

別の巻も読みたくなる内容です。

2010/11/02 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:38(51%) 普通:19(26%) 悪い:17(23%)] / プロバイダ: 34238 ホスト:33946 ブラウザ: 7944
自分的続きが読みたすぎて夜も眠れない作品No.1
そしてあまりに好きすぎるがゆえになにも語れない作品でもあります。
だって「面白いところをあげろ」って言われたら「全部」と言うしかないし、「具体的に」と言われたら三日三晩語りつくしても語りきれるかどうかわからないからです。

あとやっぱりこの作品には「主人公」が多すぎるからでしょうね。
どれだけ良いキャラが沢山居る濃密な物語でも、主人公があくまで一人と決まっていれば、レビューも感想も一つの視点に絞れてまだ書きやすいんですが、この作品は巻ごとに主役が違いますし、極端なことを言えば登場人物全員が主人公でもあるんですよね。
これだけのキャラを沢山扱いながら、混乱せず一人ひとりを絶妙なポジションに置き、それぞれの物語を描きながらそれらを寄り合わせて大きな物語を描き切る作者の頭は一体どうなっているんだ!

だめだ。やっぱり私ごときではこの作品のレビューなんざ手に負えないw
「とにかく読め」。この作品に少しでも興味を持ったのならとにかく読め、と。私にはそう言うしかないです。とりあえずつまらなくて後悔する心配は万に一つも無いと断言します。
小野先生…続き書いてください……いつまでも待ってますから

2009/04/29 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:4(80%) 普通:1(20%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 27179 ホスト:27387 ブラウザ: 8455
屍鬼といい、十二国記と言いなんでこの方の作品って説明が長いんだろう?と不満を持ちつつも結局最新刊まで買ってしまった作品。

良い点は他の方が言っているので悪い点から言うと(ってかすでに言ってしまったのだが)物語の展開がのんびりとしているのである。
良く言えば説明が丁寧で読みやすい、という事なのだろうが序盤にこれをやられるとちょっとダメージがデカイ。
もっともファンタジーなのだから説明は不可欠なのだし、わかりやすいに越したことはないのだがもう少し簡潔に述べて欲しいと思う。

この作品に難癖をつける人がいるとしたら恐らく一巻、あるいは前半で読むのをやめてしまった方がほとんどだと思う。
せめて、前半部分だけでも淡々と書かれていたらすんなりと世界観に入っていくことが出来たと思うのだが。(でも、そうすると重厚な世界観が損なわれる結果にもなってしまうかもしれないから難しいところでもあるのだが……)

続いて良い点だが、すでに色んな方が評価しているのと同じでやっぱり確立された世界観だと思う。
ありきたりの設定ではなく、独特の世界観を醸し出しており、そこに色々な人間が絡み合い…………読めばわかる(説明放棄)
とにかく、小さいスペースでは説明出来ないほど濃い世界観である。もっとも一巻の主人公は若干ふつーの人間であるが。(いや、驚くべき成長していくんだけどね)

これから読む人にお勧めする事は、まず序盤は痛いという事と、そこさえ過ぎてしまえば結構面白いという事。
……つまり、銀河英雄伝説の一巻がつまんなかったけど、十巻まで読むとすごい泣けて感動するアレと一緒と言う事です(笑)

2009/03/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:8(67%) 普通:1(8%) 悪い:3(25%)] / プロバイダ: 11298 ホスト:11145 ブラウザ: 5599
【良い点】
・ストーリー(どの巻も面白く、話に引き込まれます)
・よく練られた世界観。
・キャラクター(主人公の陽子はもちろん、延王や楽俊などのキャラはみんな個性的かつ魅力的です)
・麒麟、王などの設定
・挿絵

【悪い点】
やはり・・・続きが出ないことですね・・・

【総合評価】
今まで読んだライトノベルでは、銀河英雄伝説と並び最高の小説ですね。
内容はもちろん、挿絵も素晴らしいです。
はやく続きが読みたいですね。

2009/03/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:4(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 14925 ホスト:14924 ブラウザ: 7282
【良い点】

世界観、よく練られた設定、リアルな心理が凄い。
王の苦悩、国や人の在り方などとても深い内容です。
キャラもそれぞれ魅力的。
たまにある面白いやりとりなどもいいですね。(尚隆と六太など)
ホラーの『魔性の子』がこのように絡むとは凄いです。

【悪い点】

なかなか新刊が出ないことですかね。
泰王、泰麒、李斎、戴国の行方が気になります。
『漂舶』『丕緒の鳥』も文庫になってほしいですね。
本文には全く悪い点はありません。
小野不由美さん頑張ってください!

あとこの作品があまり好きじゃないって人は『月の影 影の海』で読むのを断念した人や、説教臭くてイヤ!って人が多いのではないかなと思います。

【総合評価】

考えさせられるとても良い作品です。
私の一番好きな小説ですね。
読んで損なしだと思います。
ライトノベルというだけで避けられるのはもったいです。
だから一般向けレーベルの文庫からもでたんですけどね。
皆さんにオススメします。
『十二国記』は最高の中の最高です!

2009/02/20 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:274(39%) 普通:189(27%) 悪い:243(34%)] / プロバイダ: 8858 ホスト:8682 ブラウザ: 6312
近年読んだ小説の中ではもっとも面白かった作品。

友人に勧められ順番通りに「魔性の子」から読みましたが、純粋に怖かった。
まさか普通のホラー小説からこの様な流れに繋がるとは・・・。

全体的に全ての章のラストの締め方が素晴らしい、特に月の影と図南の翼、風の万里はラスト数ページだけで涙が出そうになります。

基本的には「道徳本」
毎回テーマが違い作者の色んな考え方が見えてきます。
個人的に「華胥の幽夢」などは未だに「学生運動」に縛られている父親に読ませたい作品でもある。

2009/01/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:70(74%) 普通:10(11%) 悪い:14(15%)] / プロバイダ: 30437 ホスト:30248 ブラウザ: 6342
面白い。いわゆる典型的なファンタジーな世界観を持つ作品ではあるが、特に第一作が優秀であった。
主人公陽子の心の痛み、孤独、そして本当に支えになる人々との出会いの物語で、前半がどこまでも暗く読んでいる内にあまりの過酷な運命に自分まで辛くなってきたほどだった。無理矢理に異世界に連れてこられ、右も左も分からずに敵に襲われ、支えになってくれる人かと思えば裏切られ、飢え、それでも身体に宿った別の意志が戦いを強要する。だんだんと強靭になっていく主人公の姿にクールなカッコよさを覚えつつも、彼女の境遇につい感情移入してしまわざるを得ない。
そして現れる、救い。それは果たして人間ではなかったが、本当に彼女はどこまでも救われた。ここまで読んで、ようやく読者も救われる。人を信じるということを非常に上手い手法で伝えてくれたと思う作品。非常に名作。

2008/12/31 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:442(63%) 普通:152(22%) 悪い:103(15%)] / プロバイダ: 23317 ホスト:23142 ブラウザ: 6034
この小説は、物語の中にさまざまな学びを盛り込ませながらも、洗練された世界観で読者を楽しませる事がすごく良くできていると感じました。

僕は、そんなに読み物を読む人間ではありませんがこの世界観はすごいと思いました。

2008/12/03 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 9116 ホスト:8971 ブラウザ: 5292
よくできた小説だと思います。
魔性の子が一番最初の小説だと知らない人もいそうですが。
各個人などのストーリーは後から作ったものとしても、世界観だけは相当の期間でしっかりしたものを考え執筆していると感じます。

良い点はたくさんあるので省略

悪い点
新刊が出ない(小野さんがんばって!!!)
悪い点かちょっと悩みますが、恭・雁・慶・奏・範・才
と、多分内戦を収めたら戴も滅びそうにない所
ハッピーエンドでいい気もするけど、いいのか・・・?w
まぁ、滅びそうに無いと言われた柳が倒れるからどうなるのかわかりませんが。

後・・・利広の出番が少ない(マテ

全巻大人買いして読んで損が無い作品なので
皆!抱きしめて!ぎn(ry じゃない
皆!買って読んで!!

2008/11/25 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:137(74%) 普通:28(15%) 悪い:20(11%)] / プロバイダ: 3316 ホスト:3310 ブラウザ: 5979
まさか、今日、憂鬱の月曜日に書くことになろうとは・・・ううっ(興奮で手が震えている。)お、落ち着いて書こう。

とりあえず第一作目。(魔性の子ぢゃなくて)平凡だった主人公は突如異世界へ連れてかれ(このあたりからもうハイ・ファンタジーの王道って言う感じがする。)酷い仕打ちを受け、幻覚に悩まされ、投げやりになち、力尽きる。そこで救われ、じょじょに親しくなっていき、そして己が王であることを知る・・・。どうしようか、迷いに迷って、ついに自ら王として立つことを決心する・・・。

やっぱり陽子にじょじょに「強さ」が現れてくるところが秀逸です。最初は弱弱しく、剣のみの強さでいたのですが、徐々に覚悟もあって描写にも、自らの手で道を切り開いていく強さがにじみ出てきます。そして、その強さゆえの格好良さがラストの

「・・・許す。」

この二語に現れていると思います。たった二語ですが、冒頭での時とは遥かに重みが違います。主人公に感情移入できるのも良いです。言葉もこの後の作品にくらべてもあんまり難しくないし(広辞苑を使うことはあまりない。)又、短いので全シリーズ中最高傑作だと思います。

只、この後どんどんでまわるスピードが遅くなり、内容も薄くなり、説教くさくなってしまい、第一作目よりも感動できないのは、のはいただけないです。

よって、評価は「とても良い」で。次の長編でラストのようなので、その日を、その日を、静かに待ちましょう。

・・・それにしても楽俊は賢すぎですね。

2008/11/11 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(38%) 普通:2(25%) 悪い:3(38%)] / プロバイダ: 24917 ホスト:25109 ブラウザ: 8090
【良い点】

世界観が凄い。
【悪い点】

文章が難解。登場人物の名前が難しい。
【総合評価】

普通です。

2008/11/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(67%) 普通:0(0%) 悪い:1(33%)] / プロバイダ: 30896 ホスト:30939 ブラウザ: 8090
【良い点】
よく練られた設定と世界観。
読みごたえのある文章力。
キャラクター。

【悪い点】
まったくない。

【総合評価】
ファンタジー史上最高の作品だと思います。
続編が今後出ないのかが唯一の懸念ですが、一度読んでみて損はないと思います。
ライトノベルのように、軽すぎる作品は読みたくない、
でも現実世界から離れた、異世界の雰囲気に浸りたいという人にぴったり。
一人ひとりのキャラクターが、意思を持って行動し、
時分の信念に基づいた発言をしているのも好感が持てます。

あと、神獣「麒麟」もいい。美しくて神秘的なところに惹かれます。
泰麒が、麒麟としての自分を自覚し、本性に目覚めていくところなどはゾクゾクしました。
新刊は出ないのかなぁ?

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2019/03/20 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 2723 ホスト:2792 ブラウザ: 11631 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/ロマンチックな気分/面白い/美しい/悲しい 
ストーリー最高(+3 pnt)
キャラ・設定最高(+3 pnt)

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記事日時:2014/10/20 [表示省略記事有(読む)]
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