[小説]星を継ぐもの


ほしをつぐもの / INHERIT THE STARS
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注意: これは文学版。その他メディアのページ: 漫画:星を継ぐもの (星野 之宣版)
文学総合点=平均点x評価数53位4,644作品中総合点37 / 偏差値85.80
文学平均点5位269作品中平均点2.64=最高/14評価
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著者:ジェイムズ・P・ホーガン
翻訳:池央耿
出版:東京創元社
文庫:創元SF文庫
日本 開始日:1980/05/23(金)
海外 :開始日:1977
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最終変更日:2014/01/05 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: 雪霞 / Janus01 / 提案者:スペ9 (更新履歴)
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2014/11/15 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:73(86%) 普通:9(11%) 悪い:3(4%)] / プロバイダ: 44111 ホスト:43999 ブラウザ: 10295
SFがインチキ科学なのに面白い理由は、論理の強固さにあると思う。
どれだけ大ウソついていようが、作中で整合性が取れていたらリアルなのだし説得力が出る。
論理的に合ってさえいれば、どんな離れ技でも可能なのだ。だから面白い。
そういう意味で、推理と議論で紡がれる本作は、まさに論理が作り出す楽しい疑似科学。

月に5万年前の人の死体があった。なぜ?

という話なんだが、
目的は明確だ。この死体は何なのか?そんな昔にどうやって月まで行ったのか?
それを解明したい。登場人物たちも、読者もそれを知りたい。
ある意味、心理描写など必要ないくらい移入できる。

調査班が持ってくる事実から理詰めで丁寧に解いていったら、いつの間にやら物凄い話に。
このあたりは、さすがSF、さすが文字媒体、といった感じ。
死体にまつわる過去を、直接的な描写ではなく、仮説として
考古学や歴史のように読者に想像させるから、これだけのスケール感を出せるのでしょう。

舞台は現代または少し未来の地球で、現実世界の生活とほぼ一緒。
特有の概念や専門用語も出てこないので、一般の人にも読みやすいと思う。

問題解決を目指し、最良の筋を立て、他者と対立しながら、一つの答えを導く。
面白い議論は面白いストーリーに似ているような気がする!
マジオススメ。
宇宙やばいSFすごい、っていう一冊。

2014/02/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:225(78%) 普通:25(9%) 悪い:40(14%)] / プロバイダ: 9886 ホスト:9501 ブラウザ: 5726
評価版の評価の高さに愕然としました・・・
外国人作家のSFは苦手なのでなおさら、苦手意識を実感しちゃいますね。

唯一はまったのはマイケルムアコック、2001年宇宙の旅だけで、有名なハインラインとかロボット3原則ものとか買っても読めないんですよね、登場人物の名前が頭に入ってこない。その程度の力しかないですが、一応感想です。

まずアクション(行動)がほとんどありません。ストーリーは謎解きのみです。謎の人類はどこからやってきたのか?どこに行ったのか?これだけなので、とにかく最後の30ページまで退屈!そもそも最初のハントの大発明品はどうなったのか?ふれられないままいつの間にか主役におさまった数学者のハント博士と生物学者の火花を散らす戦いだけです、面白いのは。

そもそも学生時代に菊池秀行氏のエイリアン魔獣境を読んでましたから、月が不自然な天体であることや異星人と地球人との驚愕の関係は一度体験していました。なので、たしかに最後のどんでん返しはすごいと思いましたけど、「ふーん、なるほどね」という程度でした。
人類が本当にいつ発生したのかはわかっていないという学説と月で発見されたルナリアンという人類?との関係というアイデアだけでこれだけの空想を膨らませた空想科学小説です。本格SF小説だとはおもうのですが、エンターテイメントとしては物足りなかったです。強く勧められて読んでみたのですが、結果は、良い。
エイリアンシリーズにあってなければもう少し楽しめたかも・・あっちの方が面白すぎたです。

2013/12/12 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2202(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 16515 ホスト:16546 ブラウザ: 5386
これはなかなか衝撃的な作品ですね。
SFなんだけど、それを舞台にして派手な物語をやろうっていうわけではなく、議論や論理を中心に謎を解決していく、言ってみれば「裁判」みたいな作品でした。

月の裏側から発見された死体を巡り、その人間の正体を議論し合う作品なのですが、その死体は決して「地球の人間のものではありえない」ようなんです。
こんなあらすじだけ見ると、不可能犯罪を解いていくミステリーか何かだと思われるかもしれませんが、とにかく今作は「宇宙人か地球人か」を起点に、どんどんその人間に関するデータが出てきて、それを追うんですよね。
その議論は、生物学的な内容であったり、物理学的な内容であったりしますが、とにかくあらゆる立場の人間によって、その「チャーリー」と名付けられた死体の謎を追っていくんですね。彼が残したメモの考察など、言語学的な専門家も現れるので、はっきり言えば理解半分ハテナ半分状態で読み進めていきます。
高校の時に地学を勉強していたので、辛うじて理解可能な部分もあったんですけど、まあ読者の理解が及ばずとも、その観点の意見からどういう結論が導かれるのか…というところに着目していれば充分に楽しめるかと思います。
また、部分部分だけでも見ていけば、何かしらためになる知識を吸収できるかと思うので、そういう形でも構わないかも。

「月面に存在した死体の正体は?」という謎だけでなく、前の展開の否定や新たなる事実…といった事象が絶え間なく起こる事の面白さも、読む側を強く惹きつけていきますね。
登場する人物が恋愛・友情・成長などをするわけではなく、ただこの一つの事実を追うだけのストーリーなのに、物凄くそれが気になるのは面白い。
ある意味、ドキュメンタリー…下手をすると論文に近いんですよね。
でも、それをやっているのは宇宙開発が進んだ近未来の世界だし、紛れもないフィクションの世界。
だからこそ、このリアルとフィクションの中間みたいな世界を楽しみ続ける事ができるんですよね。
フィクションはフィクションでも、リアルに近い要素を組み込んでいるほど面白くなるし、嘘に真実味が与えられる好例という感じです。

まあ、これは「最高」評価です。
海外の小説って、読むのに時間がかかる事が多いんですけど、今作に関しては何故かすらすらと読む事ができました。

2012/07/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(83%) 普通:0(0%) 悪い:1(17%)] / プロバイダ: 9667 ホスト:9584 ブラウザ: 5345
【良い点】
・論理的思考とは何かを体現している作品
・それでいて、ストーリーテリング、謎解きの妙、キャラクター造形いずれもがすばらしい
・謎を解く、ただそれだけで感動を与える作品

【悪い点】
・数多登場する科学用語が苦手の人は辛いかも

【総合評価】
ハードSFの古典にして、揺るぎない境地に到達している金字塔とも言うべき作品です。この続編も素晴らしい作品なのですが、『星を継ぐもの』のラストに勝る充足感を与えてくれはしませんでした。多くを語るを必要としません。「月面で発見された有史以前5万年前の宇宙服を着た人間」この壮大な謎に全ては集約されています。

予備知識なしに読めることは幸せであるということを保証します。

[推薦数:1] 2011/11/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:683(73%) 普通:232(25%) 悪い:24(3%)] / プロバイダ: 28160 ホスト:28224 ブラウザ: 4894
ある死体が発見された。多数の遺留品が残されながら、死体の身元確認は難航する。その死体の発見場所は月であり、死亡推定時刻は五万年前・・・そんなSFです。
物語のようなものは存在せず、証拠の分析→分析結果の検討→そこから得られる仮説の提示→仮説に基づく推論→証拠と仮説の矛盾点の洗い出し→更なる証拠の分析・・・と、ひたすら月面で発見された死体が「何なのか」についての追求が進められます。
月面の死体というフィクションを起点に、正しいサイエンスのあり方が展開されます。論理の飛躍も超常現象もなく、既存の科学的知見(文理問わず)と提示される証拠に基づいた真実の探求が描かれる。

それだけで、十二分にエキサイティングな小説足りうると示したのが、この作品の非凡なところなのでしょう。
残された骨格から、何がどこまで分かるのか。死の直前まで記され続けた日記から、何がどこまで分かるのか。分かった事と分かった事をすり合わせた時、何が確定され何が新たな問題として浮上するのか。それだけの展開が生み出すスリリングさは、一冊を一気に読ませるだけの力がある。
(ただ、作品の肝というべき「密室移動トリック(のようなもの)」は、慎重に読んでいれば中盤過ぎれば予測できる)

そして、全ての証拠品を矛盾なく説明しうる一つの仮定が提示され、それによって謎の全てが詳らかにされる時の興奮。そしてそこから導き出される、更なる真実。
最後の最後まで、きっちり読ませてくれます。

ある意味、クセの無い(科学用語の頻出をクセと言えばそうなるが)作品なので、SF読まない人でも、スッと入っていける作品かもしれない。

2011/10/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 18633 ホスト:18358 ブラウザ: 2619
主人公が勤める宇宙工学の会社の機材とそれを当たり前のように使いこなす描写と矢継ぎ早にかかれる科学。

月面で死体が発見されてからはチャーリーは我々と同じ人間か?あらゆる手がかりを元に本当にあらゆる角度から一部の隙もなく調査、推測、議論の連続が行われ、全てが高次元で結実していく。人物の知性が非常に高い為、まず目を付ける、そこから憶測が飛ぶ、裏付けも出る。それらをハイテク機器を使いどんどんとルナリアン文明の謎に迫る。
結末も驚きです。

2010/01/13 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:478(64%) 普通:108(15%) 悪い:158(21%)] / プロバイダ: 10810 ホスト:10779 ブラウザ: 4822
最初は軽く立ち読みしようと思ってたのに、あらすじを読んだら
どうしても気になって購入。結局、その日のうちに読破しました。

月の裏側で見つかった男の死体。そいつが何者でどこから来たのか、
その謎を解く為、集まった科学者達がひたすら議論を続けるという話。
やたらと専門用語が出てくるし、人間ドラマも無い。只、ストイックに
死体の謎について考えていくだけ。

それだけなのに続きが気になって仕方ない。
便宜上『チャーリー』と名づけられた死体の謎が登場人物と読み手を
魅了してやまない。
謎が一つ解ければ、新たな謎が出てくるという展開、
そして最後にして最大の謎が解けた時のスッキリ感は格別。

SFというよりは推理小説。宇宙規模の壮大なトリックには今までに読んだ
どんな推理小説よりも圧倒されました。

これは最高!という評価以外ないです。

2009/12/31 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:56(69%) 普通:18(22%) 悪い:7(9%)] / プロバイダ: 8246 ホスト:8382 ブラウザ: 9466
私がこれを読み始めたのは2009年12月26日からである。
目前にあるセンター試験を忘れるくらい熱中した。

この作品は大雑把に言うと、謎解きだ。(大雑把すぎるが)
だがおもしろい。
感動を呼ぶ場面も、笑いを誘う場面もあるわけではない。
ただひたすらに謎を解くために発見された事実を検証するだけだ。
しかし、謎を解くためのヒントを検証すればするほど、謎は深まるばかり。
ただの謎解きでここまで惹きつけられるというのは圧巻の一言である。

この作品こそこの星に継がれるものである。

2009/01/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:114(72%) 普通:0(0%) 悪い:45(28%)] / プロバイダ: 34710 ホスト:34608 ブラウザ: 2983(携帯)
なかなか難しい言葉、表現が多く使われているので、「ああ、うう、難しい」と唸りながら読み始めたが、
独特の雰囲気に慣れると割と簡単にこの作品の世界観の中に入っていくことができると思う。

月の裏側で「死体」が発見される。
その「死体」を巡って科学者達が、生物学、言語学、物理学、など多くの学問のエキスパート達が謎の解明に奔走するのだが
死体が所持していた手帳の中の一つの表のようなもの、それが何か判明すると、それを元にしてその生物の睡眠時間、惑星の公転周期、質量などなど
畑違いの知識を共有させることで、ほんのわずかな手がかりから芋づる式に様々なことが理論的に推測されてゆく。
科学の数式(理論)の美しさを感じるとともに、あらゆるものは相互に作用を及ぼすという宇宙の一体感みたいなものを認識せずにはいられなかった。

エンターテイメント的には主人公というのは、だいたいどこまでいっても主人公であるはずなのだが
この作品では終盤、確定したと思われた事実だけではなく登場人物に対するウェイトさえもひっくり返される。
これにわたしは作品のあり方としてはかなりの違和感を覚えたものの
作者の科学というものに対する考えを如実に表し、恐ろしく冷徹な理系的センスの成せる技であろうと思い
また、作品のテーマはそこにあったのか、よくそこまでもってきたなという、構成に対する驚きが大きいので
なんとか納得できた。

わたしがこの作品で特に感じ入ったのは主人公がガニメデでみた木星の姿であった。
図鑑などで巨大な惑星の外縁部と宇宙の深遠とのハザマを見る度に何だか怖くなり鳥肌が立つ。
月から見た地球の映像でも怖いのに、主人公は地球から見た月の5倍の大きさで、木星みたいなウネウネしたものを見るのだ。
実際見たら超巨大なものへの畏怖で気が変になってしまうだろう。

[推薦数:2] 2008/12/07 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:83(80%) 普通:14(13%) 悪い:7(7%)] / プロバイダ: 15943 ホスト:15999 ブラウザ: 4926
ハードSFの歴史を語る上で外せない秀作であり、人によっては本格ミステリとも表現する作品です。

月面で見つかった5万年前の謎の死体、その後に木星の惑星ガニメデで見つかった2500万年前の不時着宇宙船、時間も場所も異なる二つの遺物。次々に提示される手がかり。仮説を組み上げては、幾度となく、反証によって再構築を迫られる。これらの過程が、ハードSFの名作として見事に描かれています。チャーリーの日誌も過去に「人類」が居たというリアリティーを与える良い小道具になっています。関連科学分野が広く難解な用語も出ては来ますが、馴染めば特に気にならないかもしれません。

本作品は、SFといってもワープ航法などの超技術はほとんど出てきませんし、ミステリーといっても殺人事件と犯人探しでもありません。それでいて、科学的発見の楽しさと、謎が解けた時のカタルシスを感じさせてくれる良質な作品です。

[推薦数:1] 2008/08/30 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:93(74%) 普通:14(11%) 悪い:19(15%)] / プロバイダ: 13951 ホスト:13771 ブラウザ: 2460
オールタイムベストなので、別に"今すく語るべきか"っつーとそうでもないのだが。
私が本格的にSFの面白さを知った作品でもあるので、上がっていたのを機に書いてみる。

謎だ!

解いた!

おわり

という、清々しいまでのストイックさが心地よい。
最初から最後まで、登場人物はずーっと議論・議論・議論。
いわゆる人間模様とか、そういうドラマ性はほとんどない。
「SFは人間を書けない」とか、むかーし誰かが言ったそうだが。
本作を読むと、「そんなもん別に書かなくていいんじゃね?」と思える。
宇宙的な広がりの中でしか発想しえない、数億年スパンの"トリック"は圧巻の一言。
"謎"とは、それが解かれること自体の素晴らしさで、人を感動させるものなのだ。

「夜空に輝く月は、なぜあんなにも美しいのか」

単純にして深遠な謎に挑むことは、どんな"泣けるストーリー"よりも面白い!
まさに"SFだからこそ"な感動。時代を超えて語り継がれるに相応しい大傑作。

あと、ダンチェッカーはツンデレ。

2008/08/29 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:40(45%) 普通:39(44%) 悪い:10(11%)] / プロバイダ: 8049 ホスト:7788 ブラウザ: 4184
月での謎の遺体の発見から、目が離せない展開で
最初から最後まで熱中して読みました。
後半、次々と科学者たちの手で謎が解明され遺体の背景が分かると
感動とともに切ない感情におそわれました。

2007/03/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:258(71%) 普通:71(19%) 悪い:36(10%)] / プロバイダ: 41228 ホスト:41159 ブラウザ: 6296
読んだのはかなり前なので記憶だけなのでちょっと怖い気もするが。傑作。個人的にはすごく前向きなのがいい。とくにほとんど絶望的な状況にもかかわらず、前進し続けた彼ら。ネタバレになるのでこれ以上は書かないが、あの前向きさが人類の強さ(とそして逆に限界)を表しているような気がする。何か私が誇らしく感じられる気がするほど。

アイデアストーリーとしてもとても秀逸。読んでいてわくわくする構成とアイデアだったと思う。逆に些末なことだが、私が驚いたのは月の生成理由で現在はジャイアントインパク仮説が主流となってしまったことだろう。いやはやびっくり。

2007/03/21 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:752(75%) 普通:143(14%) 悪い:110(11%)] / プロバイダ: 19247 ホスト:19024 ブラウザ: 5623
ミステリーSFとでも言えば良いのか。理路整然とした科学的『謎解き』、発想の逆転による驚きが矢継ぎば
やに畳み掛ける。

キャラクター性を前面に押し出した近年のライトノベルの対極にある様な作品。登場人物たちは感情移入させ
る様な造詣ではなく、ただ淡々と仕事をこなしていく。月面で発見された素性不明の死体に端を発した、科学
者達のケンケンガクガクが執拗に、議論形式で戦わされる。なんてドライな小説だろう !
予想を上回る事実(=推理)に驚かされつつ、宇宙の広さ、人間個人の小ささ、悠久の時間の流れに圧倒され
る。ハードSFとして、ミステリー物として。『泣かせる』だけが感動ではない、そう思い知らされる傑作。

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2014/01/01 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 42238 ホスト:42088 ブラウザ: 7410 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事格好良い/びっくり 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定普通(+0 pnt)

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