[小説]地図にない島


ちずにないしま / Chizu ni nai shima
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著者:蘭郁二郎
日本 開始日:1939/10 ユーモアクラブ
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最終変更日:2014/08/02 / 最終変更者:mosukuwa / 提案者:mosukuwa (更新履歴)
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2017/07/16 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6890(87%) 普通:585(7%) 悪い:424(5%)] / プロバイダ: 4772 ホスト:4679 ブラウザ: 10218
タイトルからして、海野十三の浮かぶ飛行島あたりの作品を連想させられるものがありましたが、SF寄りの恐怖サスペンス物といった印象でしたね。
主人公でしたけれども、叔父の船に密航した末にそうしたことがバレてしまって対面することになるわけだけれども、もともと叔父との仲は良好な関係であったのもうなずけましたが、本当はあんまり外部の人には見られたくなかったけれども、ついてこられたんじゃしょうがないといった具合に歓迎していろいろ教えてもらっていたのは幸いでしたね。
一応、海上を走っているので便宜上は単なる船といったところなのでしょうが、実際は海面スレスレを宙に浮いた状態で進んでいるといった感じで今でいうホバークラフトで航行しているようなものだったのでしょう。それゆえ摩擦は起こらず物音はしない。しかもスピードも半端なくて音速で進むとなるとものすごい揺れそうではありますが、よっぽど優れた設計をしていたのでしょうね。そして、そうした画期的な科学の話題とかを二人の会話から進んでいきましたが、そのあとでしたな。同じ顔の人間が何人も出てきてパニックになってしまうものがあり、これって今で言うクローン的なものなのかなと思いきや、なんともともとは別人の顔だったのが一つのサンプルに焦点を当てて全員の顔を統一させたという予想の斜め上をいくものであり、このあたりのゾッとするような恐怖感もなかなかのものがありましたね。
もっとも、それゆえにラストがなんとか助かったのかもしれないけれども、あんまりハッピーエンドっぽくなくてそこはかとなく、後味の微妙さがありました。
評価になりますが、「普通」とさせていただきます。

2014/11/11 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:722(51%) 普通:387(27%) 悪い:302(21%)] / プロバイダ: 26629 ホスト:26521 ブラウザ: 9931
蘭郁二郎が第二次世界大戦の開戦前後に発表したと思われるミステリータッチのSF小説ですが、当時は一般的に知られていなかった揚力応用の水面効果翼船(所謂ホバークラフトですね)の存在に言及するなど、「現実」と「空想」のテクノロジーを織り交ぜた虚々実々の科学描写が読んでいて楽しい一編であったりもします。

晩夏の海水浴場で関東大震災の犠牲者と成った筈の叔父を目撃した主人公が、真相を探るべく叔父の乗船する「未来的デザイン」の船に密航したところから物語は転がり始めますが、やがて対面を果たした叔父の口から語られる「電気船」や「人工蜃気楼」といったオーバーテクノロジーに関する解説が説得力溢れるものであった事も影響して、空想科学好きな読者のツボを的確に突いて来る構成力の巧さにニヤリとさせられましたね。
世間的には大震災で落命した事に成っている科学者達が地図に無い島「日章島」へと集められ、秘密裏に独自の研究を続けているという何やらキナ臭さが漂う設定や、彼らを招集したパトロンの異様な存在感(作中に登場する事無く、叔父の台詞で仄めかすのみに留めて有るのが却って不気味)と其の行動力・資金力などから自ずと「戦争」の影がチラついてくるんですが、本編では最後まで曖昧なままに描かれているのが実に心憎いです。

惜しむらくは、機密を知り過ぎた主人公に対する処置が些か拍子抜けするものだった事でしょうか。「電気船」「人工蜃気楼」「成長促進」「月ロケット開発」といった各研究テーマは何れも「兵器」として戦争に転用出来るものばかりなんですが、クライマックスの要と成る「整形手術」だけは今ひとつピンとこない…要人暗殺後のダミーとして掏り替える腹積もりなンでしょうかね ? 漠然とした不安が漂う中で〆られるオチは割と好きなんですが。

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2017/07/16 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 4772 ホスト:4679 ブラウザ: 10218 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事怖い/びっくり 
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キャラ・設定良い(+1 pnt)

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記事日時:2018/04/23 [表示省略記事有(読む)]
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