[小説]青の炎


あおのほのお / A Blue Flame
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作品紹介(あらすじ)

秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹の三人暮らし。その平和な生活を乱す闖入者がいた。警察も法律も及ばず話し合いも成立しない相手を秀一は自ら殺害することを決意する。
著者:貴志祐介
出版社:角川書店
文庫:角川文庫
日本 開始日:1999/10/27(水)
公式サイト
1. http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200207000234
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2017/10/15 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:43(68%) 普通:1(2%) 悪い:19(30%)] / プロバイダ: 9352 ホスト:9395 ブラウザ: 8268
櫛森秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と、素直で明るい妹の三人暮らし。
その平和な生活を乱す闖入者がいた。突如として現われて家に居座り、傍若無人に振る舞い
母や妹を危機に陥れるロクデナシの義父曽根。警察も法律も及ばず、話し合いも成立しない相手に
秀一は義父を「強制終了」という形で、自らの手で殺害することを決意する。
ところが主人公が目論んだ犯罪計画は、思わぬところに綻びが・・・と物語はこんな展開で進んでゆく
青春倒叙ミステリーです。愛する家族と平和な生活を守りたい一心で義父を殺害した少年が
結局自らの罪に押しつぶされていく姿を鮮烈に描く。言わば、熱き感動を呼ぶ現代日本の『罪と罰』でしょうか。

読んでいて、何ともやり切れない気持ちになりました。家族を守りたいという純粋な思いが、救いようのない負の連鎖に巻き込まれていく。
主人公の苦悩、憎悪、葛藤、そして愛情。完全犯罪。罪と罰。辛くて悲しくて、戦慄的でリアリティで。臨場感が凄まじいです。

作中で秀一は決して罪を認めません。それどころか後半からは、こんな事にならずに済めば良かったと現実逃避に走ったり
警察が逮捕しに来たらどうしようなど、徹底的に自己保身な思考に出ます。
殺人をしておきながら反省もせず、それどころか自分と家族の安否しか考えない、この姿勢が人によっては嫌な奴に見えるかもしれません。

ですが、私はこの点については非常に良く出来た心理描写だと思います。多分誰もが犯罪を犯しても、秀一と同じ心理を持つと思います。
犯罪を行って、一番に心配するのは「自分が今までどおりの、生活を送れるかどうか」です。
それが万引きや器物損害など軽犯罪ではなく、殺人と言う大罪になれば尚更でしょう。
犯罪を犯してしまった時点で、今までの平穏な生活は送れない、であれば徹底的に罪を隠すしかありません。
そのことでもう思考が詰まってしまう。バレたくない。捕まりたくない、世間に疑われたくない。まだ一般市民で在りたい。
捕まったらどうなる?家族にどんな顔をすればいい?

そういった犯罪者の利己的な心理描写を、とても良く描写していると思いました。
ただの卑怯者かと思われますけど、多分みんなこの秀一と同じ状態になるように見えます。
逆に言えばそれくらい、人を殺すとはそれほど重いことなのでしょう。

最期の自殺に関しては賛否両論ありますが、私は自殺を批判するつもりは毛ほどもありません。
刑事ドラマや探偵漫画にありがちな「生きて罪を償え」なんて、陳腐な言葉を出す気も無い。
家族に犯罪者の関係者だと言う負い目を与えたくなかったというのが、秀一が語っていますが
私はこれは単なる建前であって、本音は捕まりたくなかったのだと思えます。あえて言えば、自分の我が儘を貫いたんだなと感じました。

どんな理由があれ秀一は犯罪を犯したし、最期まで(トラックの運転手など)誰かを巻き添えにしたけれど
その未熟さ、不完全さが、痛いほど胸を打ちます。どんなに利発でしっかりしていても、彼はただの十七歳の少年で
十七年分のすべてを込めて母と妹を守ろうとした、その結果があのラストになります。
この小説に正義はありませんが、秀一の人生はあまりにも鮮烈でした。

[推薦数:1] 2016/09/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:82(88%) 普通:11(12%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 50729 ホスト:50637 ブラウザ: 10172
作中世界に引き込まれる、見事な作品でした。

トリックの発案、情報収集、準備、実行までが周到に描かれており、かつそれが高校程度の知識を主体としている。
しかし、そこにはきちんと穴があり、それによって主人公は苦しめられることとなる。
また、それがトリックのみに終わらず、伏線として機能していく。

また、主人公の切実さ、使命感、焦燥、虚無、それらが詳細ながらも読みやすい描写により、痛切に伝わってくる。

一方、主人公以外の登場人物は割と類型的で、それは特に女性に顕著な気がします。
兄思いの妹、ヒロインらしいヒロインな美少女同級生。
しかし、それをきちんと物語の中で生かしているから、そこまで悪印象がありません。
主人公視点の三人称で進む、心情の変遷を辿る話だと思いますので、むしろ主人公との描写の濃淡の差がはっきりしていて良かったと思います。
曽根について、行動だけを記し内面には踏み込まなかったのもその証左かもしれません。

しかしなんとも、内容に反して読後感は爽やかでした。
きっと、主人公の「こうするしかない」という真摯な思いが最後まで貫かれていたからでしょう。
それはもちろん完璧ではなく、褒められたものとは言えないけれども、覚悟を持ってそれをするしか彼にはなかったのです。

読み進めたくなる推進力を持つ、良い物語でした。
最後の絵の具の場面は、わかってたけど哀しいなあ・・・ 。

2016/06/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:542(63%) 普通:132(15%) 悪い:193(22%)] / プロバイダ: 46011 ホスト:45846 ブラウザ: 9081
彼の作品は「黒い家」「天使の囀り」とグロテスクなイメージがついて回るようなものが多いのですが、「青の炎」はそういった側面はあまりなく、青春群像劇的な要素が強い作品になっています。
家族を守るために殺人の完全犯罪を計画する高校生が主人公。彼目線で物語が展開していくのですが、高校生である主人公には大人になり切れない等身大さが随所に出ています。やや自己中心的で自分に酔ってる感じもあり(実際彼が完璧だと思った犯罪計画も杜撰でしたし、ヒロインの扱いがちょっと酷い)そういった部分も含めて大人になりきれてない感じが青さを感じます。
取り巻く人間関係も青春そのものだし、何も無かったらそのまま幸せに暮らせていただろう主人公がどうしようない現状から家族を守るために頭をひねり、自分の今できる最大限の事を考えたうえ殺人を計画。
その純粋な思いとは裏腹に 悲劇的な結末に向かっていく様は胸を打つものがありました。
どちらかというかミステリーよりも青春群像劇としての部分が良く描かれていて、青春小説として素晴らしい作品だと思います。

2013/04/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:273(36%) 普通:254(34%) 悪い:229(30%)] / プロバイダ: 15848 ホスト:15874 ブラウザ: 3424(携帯)
【良い点】
殺人を犯すだけの動機がしっかりしている。
誰も助けてくれないなら自分がやるしかない、守るしかない。
殺人犯なのにかなり共感できてしまう。決断力行動力と知恵だけの差かもしれません。
慌てていてのケアレスミスや後からわかる徒労、妙にリアリティがある。

【悪い点】
特になし。

【総評】
救いの無さが心に刺さります。
自分がバッドエンド好きなことを加味しなくても指折りのラスト。
最後にヒロインにだけ真相を明かす場面も切ないです。

2012/11/22 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2202(58%) 普通:766(20%) 悪い:853(22%)] / プロバイダ: 25514 ホスト:25733 ブラウザ: 12180
切ない終わり方の殺人事件。
加害者の少年にスポットを当て、その殺害方法や完全犯罪計画を描いていくのですが、これがまたマニアックでリアル。誰かを思い遣る気持ちが強すぎる少年の悲しすぎる凶行には、共感してはならないのだろうけど、共感してしまう部分がありましたね。
特に俺は高校生ですから、「山月記」やら「こころ」やらが出てくることが、余計に生活感を感じさせてリアリティを強めました。
平和な高校生活の中で、自分だけが殺人犯であることに悩んだり、完璧なはずの答案でケアレスミスを連発したり、主人公の動揺もかなり伝わってきて恐ろしかった…。

あとは妹が可愛い。ギャルゲかアニメかラノベみたいな妹ですね。
悲劇的すぎる事情とか、兄妹愛とか、色々光る要素の多い妹でしたよ。曾根は本当に、彼女に会いに来たんでしょうか?その辺はわかりませんが(あまりに主人公の主観が入りすぎているので…)。
そもそも、主人公は曾根の彼女への目を色々と誤解していますからね。
なんだろう…人を守るために殺人まで犯した秀一だけど、その行動は色々と無駄があって、「本当は殺人なんか起こさなくてもよかったんじゃないか」って思わせて、やりきれない。

主人公の些細な行動がめぐりめぐって、最終的に自分の罪を暴かれる原因になってしまうんですよね。
何度も、自分の殺人が夢だったんじゃないかとか、あのミスさえなければと幸せな未来を考える秀一が可哀想で仕方が無いです。
「罪と罰」が作中で少し語られましたが、あれもそういえばこんな小説でしたね。自分は学校の漫画で読みましたが(画太郎のやつじゃないですよ!)。
最近だと、漫画の「デスノート」とかもこんなテーマです。
たとえ、相手がどんな人間のクズであれ、殺した時点で人は終わりなんだ…って思ってしまいます。
正義とか悪とかそういうのはヌキに、悲しい。

そういえば、作中では秀一が妹と血が繋がってないことに気づいてから色々意識するシーンがありましたが、結局妹とは何もありませんでしたね。
紀子よりもあの妹の方が好きなので、ちょっと色々残念。

同作者の作品は、親が何冊か持ってるので、今度読んでみようかと思いました。
今やってるアニメの「新世界より」も貴志さんか…それも親の部屋にあります。
冬休みにでも、ちょっと借りてみましょうかね。

2012/03/15 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:11(92%) 普通:1(8%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 6084 ホスト:6206 ブラウザ: 9720
【良い点】
やっぱ読みやすい

【悪い点】
特にない

【総合評価】

すごい。
主人公の気持ちがすごく理解できた。
家族を守るため自らを犠牲にする彼は、誰よりも強いんじゃないでしょうか。
何より彼の友達もかなりいい人だと思った。
最後の紀子の言葉には何かぐっとくるものがありました。
最高です。

2011/05/29 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:41(85%) 普通:0(0%) 悪い:7(15%)] / プロバイダ: 4586 ホスト:4829 ブラウザ: 4894
「殺人」を題材にした名作ヒューマンドラマと言ったところでしょうか。
殺人の実行犯を主役とし、最初っから犯人サイドに立って話を進めるため
リアルタイムで犯行の手口を読者とともに考えていくので
ミステリーという印象は受けなかった。

殺人を犯すことは別として、主人公秀一の思考回路ってのはすごい庶民的というか、人間らしいというか
共感を得られやすいと思うんですよ
標的が単純に憎たらしいだけじゃなく、根本に親しい人間を思いやる気持ちがある。
だから現実問題、誰でも彼のように手を汚してしまう可能性を秘めている。
しかしながらいざ実行してしまうと、その後にどんな問題があるのか
犯行前に色々と予想はするものの、必ず後から予想を超えた事実が判明し、思いもよらない心理状況が生まれ…

相手がどんな人間であれ、「人を殺す」というのはどういうことなのか
それを丁寧に伝えている作品であると思いました。

2009/08/02 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:31(74%) 普通:4(10%) 悪い:7(17%)] / プロバイダ: 11240 ホスト:11272 ブラウザ: 7977
【総合評価】

これを読んで、すごい考えさせられました。今まで考えなかった善と悪について。
特に最後の方の、シュウイチ君の夢には、すごい心を打たれました。
あと、最後は特にせつなくて、かわいそうで・・・。
ウチはいろんな気持ちがぐちゃぐちゃになって、四日くらい気持ちが重かったです(笑
貴志さんのこの本は、もう、自分が主人公になったように感情移入がスムーズにできました。私はミステリけいはよくよむのですが、こんなに感情移入できた作品は久しぶりでした!!
この作品に出会えてよかったです!!

2008/06/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:94(92%) 普通:4(4%) 悪い:4(4%)] / プロバイダ: 34156 ホスト:34213 ブラウザ: 2065(携帯)
貴志さんの文体はほんと、心理表現に力がいれてあり感情移入しやすいですね。
まあこの話、世間の常識?ではやはり主人公は破滅するべきで、それも含めて、忍び寄る破滅の影にいつくるのかと、主人公と一緒に怯えることができました。
そういう意味では、これはアングラ冒険小説と呼んでもさしつかえないでしょう。
中盤の手段の研究そして実行で盛り上がったあとは破滅、という話の構成上、しりすぼみになるのはある程度しかたありませんが、
それだけにこの若い主人公の儚さが強調され、タイトルに相応しいものになっている。
そしてその部分が、ともすればどろどろになりそうな読後感を、爽やかにしており、読んで良かった、と感じられました。

2007/12/10 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:15(83%) 普通:3(17%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 55871 ホスト:55833 ブラウザ: 8090
孤独な戦いというか、一人で全部背負い込んでいるとかそんな切ない感じが良かったですね。

印象に残っているのは、主人公の心の葛藤です。追い詰められて、殺人にいたるまでと、加害者になってからの苦悩の描写が良かったです。
クールで大人っぽい感じの主人公でしたが、家族や友人たちの周りの人たちが彼を守っているなんて感じのところも好きですね。やっぱりまだ少年で、一人相撲になってしまって、最後の決断にしても、結局家族は守れなかったのではないのかと思います。
とことん切ないです。

それと、かなり個人的なことですが、私は小説を読むときに音楽を聞いていて、この小説のときに聴いていた曲がベストマッチでした。(YourSongとLastSmileって曲なんですが…。)
読んでから5年くらい経っていますが、いまだにその曲を聴くと小説のシーンが浮かんできて物悲しい気持ちになります。

2007/01/13 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:104(53%) 普通:33(17%) 悪い:59(30%)] / プロバイダ: 53338 ホスト:53269 ブラウザ: 3874
少し切なく一風変わったミステリ(?)小説ですね。
内容にかなりの「重さ」と「ボリューム」が有り、読み応えは十分です。
多くを書くとネタバレしてしまうと思いますので完結に。
秀一の考えはよく理解できますし共感も出来ます。ただやっぱりどんな理由があっても犯罪はダメですね。
無事犯行をやり遂げ、やっと平和な暮らしが訪れると思った矢先・・・。
ということで最後の締め方はなかなか良かったです。
終わり良ければ全て良しと言うことで評価は良いとさせていただきます。

2006/11/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:35(62%) 普通:9(16%) 悪い:12(21%)] / プロバイダ: 32756 ホスト:32765 ブラウザ: 2767(携帯)
結論から言えば凄く面白かった。ただ、父親殺すところまではよかったんだけどその後がなぁ…。貴志祐介にしては展開、描写が稚拙だと思いました。それでもあのラストはやはり切なくなりますね。映画は興味無いです。特にキャスト。

2006/08/23 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:171(65%) 普通:29(11%) 悪い:62(24%)] / プロバイダ: 5336 ホスト:5411 ブラウザ: 6287
良かったです。思わず読みながら主人公を応援してました。
皆さんがいうように心理描写が上手だなと……
父親を殺す所まではとてもよかったのですがその後が……
どうしても先が読めてきちゃいました。
最後の終わり方もしょうがないと思いますが暗い感じで……
現実的なようで非現実的なようで……【意味不明でスイマセン】
作品としての完成度は非常に高いすばらしい作品だとは思いますが後味などを考慮して「良い」にさせていただきます。今後、評価を上げるかもしれません。

2006/04/24 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:792(58%) 普通:431(31%) 悪い:147(11%)] / プロバイダ: 18384 ホスト:18446 ブラウザ: 6287
〔 ネタバレあり 〕
↑っていうか、このようにする必然性あるのかな ?

サスペンスと記憶しているので、別に主人公の考えている事は周知だと思いましたが …… 。
後味が悪く、予定調和すぎるラストは好きになれませんが、先が気になる展開と、
主人公に共感できる部分が多いので、 「 普通 」 としておきます。

2005/09/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 12661 ホスト:12633 ブラウザ: 2755(携帯)
切ないですね……

映画は見てませんが、きっと原作には勝てないと思います。
この切なさは小説だから、文章だから感じられる切なさです。特に最後の一行はこの物語の冷静さとか冷ややかさがよく現れていると思います。

《ネタバレあり》
基本的に事件は2つ。
父親殺害と、幼なじみ殺害。殺害にいたるまでの秀一の冷静さはリアリティがあるのかないのか…
犯罪の準備は計算しつくされ、まさに完全犯罪の領域に踏み込む。しかし予想外の事件(幼なじみの登場)で徐々に歯車が乱れ始める。しかし秀一は冷静さを失うことはない。
この冷静さが結果的にあの切ないラストを生んだのだ。
全ては家族を守るため。殺人の動機も。そして家族のために、秀一は『ハンドルを切る』選択肢を選ぶ。

キレる若者がはびこる現代。意味もなく殺人が行われる現代。そんな中、櫛森秀一のような殺人犯が生まれたのは必然的なことではない。むしろ彼のような人物はいないだろう。
小説の中のリアリティは現実ではアンチへと変わる。もしかすると櫛森秀一という人物は貴志祐介が現代に望んだ理想の殺人犯像なのかもしれない。
オススメ。

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「(チョイネタバレ入ります)いやー、この作品は面白かったwまずばれるはずのないと主人公が思っていた完全犯...」 by JOH


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2016/06/02 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 46011 ホスト:45846 ブラウザ: 9081 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事悲しい/考えさせられた 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)

1. 評価を多数投稿すると、 by mosukuwa
... 売れるつもりなか全くわからないシンプルなタイトルとか、奇妙なタイトルとかもありますから、リストを見ると凄い事になるんです。 僕場合は、上方だけを見ても、「ア、秋」、「I can speak」、「アイゼンフリューゲル」、「愛と死」、「愛撫」、「あいまねっ!-Idol is money!?-」、「」です。 ...
記事日時:2015/02/17
2. GO!プリンセスプリキュアネタばれ by ホムリー
... ばれを。大丈夫な人だけ隠しているところを・・ そのネタばれは何なか?と言いますと、4人目情報です 大半人が予想されていた通り、今年も追加で一人入ってきます 私と同じ動画を見た人や、おもちゃを買った人は既に知っていると思いますがw 4人目プリキュア名前は真紅プリンセス、キュアスカーレット ...
記事日時:2015/02/04
3. ジャンプSQ2月号感想。 by ジャンプ大好き
... ネタバレ注意! 【戦場アニメーション】 新連載! 設定は読み切り時とほぼ同じで違ったは蜂屋と部長が同じクラスということくらい。(部長は留年) 読み切りと同じく中々面白かったので来月にも期待! 【祓魔師】 うーん何かこれ雪男はサタンを継いでるか微妙だなぁ。 でも継いで無かったら京都編で燐にテレパシーみたいなが伝わった ...
記事日時:2013/01/05 [表示省略記事有(読む)]
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