[アニメ]いぬやしき


Inuyashiki
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注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 漫画:いぬやしき
アニメ総合点=平均点x評価数2,162位5,917作品中総合点7 / 偏差値48.49
2017年アニメ総合点44位206作品中
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作品紹介(あらすじ)

定年を間近に迎える冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎は
会社や家庭から疎外された日々を送っていたが、
ある日突然、医者から末期ガンによる余命宣告を受け自暴自棄になる。

<スタッフ>
原作:奥浩哉
総監督:さとうけいいち
監督:籔田修平
日本 開始日:2017/10/12(木) フジテレビ(ノイタミナ枠) TV
公式サイト
1. http://www.inuyashiki-project.com/#
プロモーションビデオ (2個)
TVアニメ「いぬやしき」第1弾アニメーションPVTVアニメ「いぬやしき」第1弾アニメーションPV
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最終変更日:2017/08/31 / 最終変更者:みゆきちいいいいい / 提案者:みゆきちいいいいい (更新履歴)
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2018/04/02 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:96(76%) 普通:11(9%) 悪い:20(16%)] / プロバイダ: 16710 ホスト:16751 ブラウザ: 5171
敬老アニメの嚆矢はやっぱりノイタミナだった!!って思ってしまったじゃないかw
お爺ちゃんが主人公のアニメなんて、これは攻めてるぞと最初はそう思いましたが、
実はお爺ちゃんを盾にして、雑で大雑把なところをさとられ難くしている作品だったように思います。

「分けわかんねえ、なんなんだお前」鮫島はそう言ったのですが、すでに手合わせは済んでいるので犬屋敷壱郎の力に驚いているだけではないでしょう、
鮫島は力を持つ者はいくらでもしたい放題する資格があるという価値観の人間で、力を持つ側のくせにお前は何故それを邪魔するのかと言いたいのです。
観客は鮫島やもう一人の主人公・獅子神皓のような異常な常識、価値観・道徳観を持った者と対峙させられると、
生存の前提を揺らがせられ不安を感じることになります。
それを正義のヒーローが粉砕することで観客は安堵し、前段の胸ク/ソぶりが大きければ大きいほどカタルシスも大きくなりますが、
これはその作用を魅力として極端に利用した物語です。

主人公をお爺ちゃんにしたことのメリットを、とりあえず2つ思いつきました。
お爺ちゃんが身体にとんでもない兵器を装備されてじたばた不器用に戦う姿は凄くコミカルですが、
その感覚はやがて共感に変わり、安易な展開に疑問を感じるよりも幸運に感謝したい気分にさせるものになります。
また主人公との年齢差が大きいほど観客は主人公の思考回路を想像し辛くなるので、
それを利用して犬屋敷壱郎のシンプルすぎる思考も、観客の深読みを誘い納得させてしまう作用が強くなります。
観客は、銃撃を受ければ気絶するくらい痛いのに、それでも怖気ずに立ち向かうなど自分には無理だけど、
これくらいの年齢になると出来るのかなどと、なんとなく思えてしまうかもしれません。

こういった誤魔化しに負けずに観てゆくと、次から次へと摘み食いのような姿勢で疎かにされたディテールといったものが、
キャラの来歴からシナリオに至るまで続出することとなりました。

この物語は冴えない男が正義のヒーローになるというある種の人生逆転劇を演出したものですが、
その落差の作り方は印象操作に頼っている面があって、よく見ると不充分なものです。
冴えない男といっても窓際族ではないし家も建てたし、ふたり居る子供の態度は通常の反抗期のそれともとれるもので、
改造前の彼が卑屈に振舞っているだけで、傍から見れば普通に満たされている人生にみえます。
こういうのは年下の同僚から給料泥棒と陰口をいわれるとかの描写があれば、一発で矛盾を解消できる簡単なことなのですが、
その程度の行き届きすら足りていなかったのです。

また善人と正義のヒーローの間には本来なら大きな隔たりがあるはずです。
力を持っただけで勇気も得られるわけではないはずなのに、犬屋敷壱郎がなぜこれほどの勇気を持つのかが判りません。
彼が冴えない男だったのも、一歩を踏み出したり、リスクをとって勝負に出たり、環境の変化を受け入れるというような、
勇気がなかったという理由があるはずなのですし。
この物語には犬屋敷壱郎が実は勇気ある人間だったという人物像の形成が絶対に必要だったのですが、
そうすると今度は冴えない男が〜という人生逆転劇を演出できなくなるという葛藤があっただろうと思います。
それをアニメ・漫画では馴染みの薄い老人キャラを主人公にすることによって逸らそうとしたもの、そういう風にも感じました。

こういった雑さは獅子神皓も同様で、彼は愚かさが常軌を逸しすぎていて、記号としての悪業にしかみえないのが困ったところです。
彼が育った環境は、親の人格はまともで極端に甘やかされてきたわけでもない、ごく普通の一般家庭であり、
そんなごく普通の高校生が力を持ったからといって、ああなる展開を素直に受け入れることは出来かねるものがあります。
これらは安易に二項対立を狙いすぎた結果だったのかもしれません、冴えない男と正義のヒーロー、力の信奉者と良心、
お爺ちゃんと少年に続いて、優しい少年とサイコパス、とやろうとして扱いきれず破綻したものだと思えます。

物語面でも凡庸な人間が突然与えられた力をどう使うかというものは、自らの器に合わない力をもてあますというところがポイントで、
しっぺ返しを喰らうのは獅子神皓だけではなく、犬屋敷壱郎もそうであるはずだったのですが、
助けの手から漏れた者の遺族から、なぜ助けてくれなかったのかと詰られる展開すら無かったのはどうにも不自然でした。
記号としての正義のヒーロー、記号としての悪という深みの全くない人間像と、型にはまった物語、
物語創りに必須の「整合を取る」ということをことごとくブン投げて、美味しいところだけを配慮無しに並べ立てたシナリオでした。

そしてそれらの不行き届きを補うのが、胸ク/ソを溜めてからのカタルシスにいたる極端に誇張された展開だったのでしょう。
B級のエンタメに徹するならそれも悪くはないと思いますが、それならそれで観客を説得し切れるほどの仕上がりが必要でした。

そのためには先ず作画をしっかりすることが避けては通れない条件だったと思います。
はじめはOP映像の凄さと、兵器ユニットの細密きわまる画には美しさを感じて好印象だったのですが、
好印象なのはバトルシーンの短時間だけで、あとは表情が硬く口パクの多い人物作画、
なにかというと涙をダバダバ流す記号的表現等の、表現力の貧しさばかりが目に付くものでした。

そして最悪だった声優の演技。
主人公はベテランの有名俳優ですが、ぼそぼそ喋っていたかと思ったら突然ワーっと叫びだすの繰り返しが多く、
その演技も平板でもどかしくて、不甲斐ないものでした。
さらには声量が足りなくてなにを話しているのか聞き取れないのは困りました。
演技指導と音量調整、音響監督は仕事をしろと何度思ったことか。

物語上の問題点は原作由来のものですが、それを判っていてアニメ化したわけで、
ちゃんとしたエンタメに仕上げる責任はアニメ制作者にあるのですから、
作画に金をかけたり声優をまともな者にして、エンタメを愉しませることに万全を期してほしかったと思うばかりです。
よって評価は「悪い」とさせていただきます。

これも実写映画の前座なんですよね。
映画は構わないですが、満足な品質も維持できないアニメをその前座として創らせるのは、ノイタミナの視聴者を侮っているようで腹立たしく思います。

[推薦数:2] 2018/01/14 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:644(73%) 普通:218(25%) 悪い:19(2%)] / プロバイダ: 11608 ホスト:11541 ブラウザ: 9186
宇宙人だか何だか分からない未知の存在によって、無敵のスーパーロボットに改造されてしまった中年と少年。
まず、その表現がいい。体の表面が細かく分割されたハッチになって、中から無数の機会が露出する。CGの持つ無機質さが機械の無機質さとマッチし、それがそのまま非人間的な質感を表現している。彼らが人であるか否か、そこに有無を言わせぬ「否」を感じさせる絵だった。

声に俳優を連れてきたのは、そこにアニメらしさではなく一種の生々しさを与えたかったからだろう。ビジュアル面での機械らしさに対置される人間らしさは、アニメ的な表現よりもドラマ的・映画的な表現の方が良いだろうという判断だと思う。
主人公の中年の小市民的な声や極限状況でのうろたえ方は(「あぁっ、かわいそうに」とか「神様、お願い、お願い」とか、カッコ良かったり緊迫感を出したりすると、逆にダメになるんだろうな)、リアリティとして秀逸な表現ではないだろうか。
そして敵役ともいえる青年の虚ろというか感情の奥行きのない声。悪意でも善意でもなく、単に状況に対する反射のような声もまた、製作者なり原作者が抱くリアルなのだろう。

問題は、これらを使って何を描くかだ。これ以降は、アニメではなく原作の問題になるのだろうが・・・
何故、敵役の少年はワンピースのファンなのか。この作品は本来、ここの部分にこそ明確に踏み込むべきだったのだ。

別に実在の作品である必要などない設定であるにもかかわらず、大量殺人を行う少年の好きな漫画に実在の作品を持ってきた。それは何故なのか。
東京の治安の悪さも現実とはかけ離れたものだろう。そういう世界として事前に設定されているわけではなく、この作品を描いた人の体感治安として、街を歩いているだけでチンピラにボコられる治安の悪さが描かれている。現実とかけ離れた体感治安の悪さは何なのか。
ワイドショーの司会者を、それが誰だか明確に分かる状態ではっきりと殺害する。この作品を描いた人は、単なる悪趣味として有名人の殺害シーンを描いたわけではないだろう。どうしてミヤネ屋が嫌いなのか。

上に書いたような事は、何の脈絡もないわけではない。今の社会の趨勢という漠然としたものに対する、明確な不満がそこには存在する。
明確な不満があるからこそ殺害という直接的な行為が行われるのであり、対象が漠然としているからこそその殺害行為には一貫性がなくなるのだ。

だが、大量殺人犯がワンピースのファンだからといってワンピースを読む人が社会的に否定されることはないし、ミヤネ屋の司会者を殺したところで日本からミヤネ屋「的」なものはなくならないし、匿名掲示板に書き込む人間を殺害したところで匿名掲示板を使って人の不幸を弄ぶ人間はいなくならない。獅子神の行為は早晩行き詰るものだ。それは作品自体の行き詰まりでもあるだろう。
この部分、不満の漠然とした対象について踏み込んで考えれば、やがて獅子神が本当に殺すべき、もしくは破壊すべき対象(それはとりもなおさず、今の日本だろう)が見つかるはず。そしてその時、犬屋敷が本当に守るべきものが立ち現れてくるはずだ(それは果たして、今の日本なのだろうか)。

結局、そこまで踏み込んで考える気がなかった、考えたくなかったが故に、最後は隕石爆発エンドにならざるを得なかったのだ。あのラストはある種の必然であり、一種の逃げだろう。
しかしそれを批難する事は出来ない。
「失われた十年」が二十年に延長されても、そしてそれが三十年に延長されそうなのに、誰もそこに踏み込まなかったのだから。

[推薦数:1] 2018/01/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:131(77%) 普通:33(19%) 悪い:7(4%)] / プロバイダ: 30839 ホスト:30935 ブラウザ: 8949
アンドロイドものということで忘れずに評価しとかないといけない作品ですね
【良い点】
人でなしから見た人はどうなのか
人は人でなしを理解出来るのか
です

【悪い点】
誤解や物議を起こしやすい作品でしょうね

【総合評価】
この作品に関してはSNSの反応も見ていたのですが、海外だと夜神月を引き合いに出して、ヒロの方が行動も動機も幼稚だという意見が散見されました。
まあそれらは子供が書いた意見だと思いますが、この作品の本質はまったく違います。
2人の人間がある日、宇宙人が作った機械人間になった。彼らは人間だった記憶もステータスももっている。
彼らはどこまで人でいられるのか?
という話です。
老人の方は、社会人性に人としての要素があることを信じて、善行をして他人の喜ぶリアクション、社会の価値の生産性を再認識しようとする。
青年の方は、過去の生々しい経験を元に、生々しい体験の再現が人だった頃の生をつなぎとめておけるのかもしれないと考えた。
どちらも実は既に人でないのだから、その存在に見合った生存スタイルが適しているはずである。
たとえば家畜に対する人間の立ち位置なんかと同じはずである。
だが彼らは機械人間になる前の記憶と外見をそのまま保持したがために人として苦悩するはめになる。
主人公達の目線で見ると、この作品は終始、人として苦悩している機械の物語なのである。そしてその機械のスペックが人知を超えていたため、その存在に見合った行動をとった結果、人間との摩擦が起こったという話である。
普通ならいくら悪人でも高校生の命の危機を傍観する大の大人という構図はおかしいわけだが、あれが成り立つのは人として生きる機械の苦悩を理解しているからという解釈が人(視聴者)にできるからで、本作は大多数のパートで見た目ほど浅いシナリオにはなっていない。
評価はとても良いで。

2018/01/08 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:76(73%) 普通:5(5%) 悪い:23(22%)] / プロバイダ: 10426 ホスト:10222 ブラウザ: 5213
【良い点】
・誰もが子供の頃に空想したであろう「自分に特別な力があって何かを救えることができたら」というものを具現化したアニメだといえる。
・体が機械であったとしても、心と呼べるようなものが存在し同じ記憶を持っていれば、それは同一人物であるといえるのだろう、ということを投げかけている(その辺についてはすでに攻殻機動隊S.A.C.などでも描かれているから斬新ではない)。
・悲しみの本質は、悲しみを想像することにあるのだということ(単に自分の中から何かが失われることだけが悲しみなのではなく、何かが失われる人の気持ちを想像することも大きな悲しみであるということ)が描かれている。

【悪い点】
・タイトルから中身が全く想像できず、録画したまま今日まで放置されたw
・若い方の主人公が、あまりに幼稚で行動も稚拙。あれだけ殺しておきながら救いたい命があるという設定に無理を感じるし、途中で価値観が不自然に切り替わる。
・人がたくさん死ぬのに、無味乾燥に過ぎていく。怖さや悲しさがあまり無いまま死んでいく。
・なぜかというと、おそらく人を殺せる理由(メカニズム)が説得力不足だから。どんな嘘でもいいから、DEATH・NOTEの死神やSAOの死銃みたいに何か設定を持っていて欲しかった。
・巨大隕石が登場した時点で、ラストの展開が予測できてしまう。その通りになった。

【総合評価】
・途中で観る気力が無くなるほどではなかったから★1つ付けておきます。観るのが苦痛なアニメが多い中で相対的には面白い方だと思う。
・年寄りの主人公の娘さんが命を失いかけた時の犬屋敷さんの気持ちは、大切な人を失った体験があると心に刺さる感じでよく分かる。だから、あそこは生き返って欲しくなかった。その方がリアルだった。

[推薦数:6] 2017/12/26 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1306(49%) 普通:0(0%) 悪い:1341(51%)] / プロバイダ: 13373 ホスト:13260 ブラウザ: 4721
はっきり言ってくだらない作品だった。
この一言で全て片付けられる。

最初は賛否両論あるかなとか深く突き詰める作品かなと思ったんだけど、よくよく考えていくとやはりそんな深い作品でもないし価値がある作品じゃないなと思ったのが本当のところだった。
獅子神をどう理解しようとどんな深いテーマがあろうと犬屋敷との対比を描いたんだとしても、綺麗事にしかなって行かないなと思った。

この作品がやりたかった事とやった事は単純に気に入らない奴を殺しただけ。
この作品を評価して良いか悪いかを付けるとするなら、そこに共感出来たりスッキリするものがあるかどうか。
個人的にはやっぱりずっと観てきて何も感じるものがなかったので印象に残ったシーンもなく、最悪という評価になった。

その理由としてはアクションも見応えがあった訳じゃないし、何より気に入らない奴を殺すにしても最低限のリアリティは必要だった。
パソコンやスマフォの画面からどうやって殺したのか?
それが突拍子もなく非現実的過ぎるので何一つスッキリはしなかった。
まるでただの絵が適当に汚れて行くぐらい伝わるものがなかったし、こうなって来ると何でもありになってしまうので世界観も崩れてしまう。
気に入らないと思った奴を適当に簡単に殺せてしまうってのが幼稚な思考なんだと思うし、恐らくこれも獅子神の他人をモノとしてしか見ていなかったり顔の見えないところで誰かを簡単に中傷出来てしまう今の現代社会を表していると思うんだけど、それと入り込めるかどうかっていうのは別の話。

自分としては間の描写を考える事が出来ないから適当に殺してるだけなんだなと思ってしまうし、とことん気に入らない奴を精神的に追い詰めて殺して行く方がスッキリはした。
つまり簡単に殺せ過ぎてしまうところに感情移入はなかった。

そして獅子神が殆ど陥れられる事もなく最後は世界を救って死ぬ事にどうしても納得は行かなかった。
まあ獅子神自身は身近の友達と思ってる人物を助けたかっただけなんだろうけど、そこもスッキリしなかった点だった。
獅子神がやった事が何もなかったようにすら感じるし、完全な悪ではなく友達は救いたいと思ったり余計に質が悪いというかそれも自分勝手な思考から来るものなんだろうけど、一見綺麗にまとめて終わってるけど観てきたのが無意味だったなと思ってしまう。
少し考えれば母親に批判が集まったりするのも分かりそうなところなんだけど、そういう思考もなくましてや誰かのせいにする。
同情する余地はないし、こういう人間に対してはホンの一ミリでも反省という言葉を理解させて終わらせて欲しかった。
例えば今の技術や犬屋敷の技術を使って、大嫌いな奴に母親が殺される映像を永遠見させられるとか。
極道に対しては目や脚を奪ったように、獅子神にとってはそれが一番の拷問だろう。

なに結果的に良い奴になって終わってんだよと思ったし、獅子神にどういう事情があるとかそんなのは知らん。

あとタイトルになってるいぬやしきだけど、中盤は殆ど犬屋敷は活躍してなかったし特訓とかしてたのもあまり意味がなかったし、そんなのする暇があるならとっと倒しに行けよと思った。
これももっと犬屋敷を中心に添えるべきだったし、途中でどんどん獅子神に感情移入して行って路線変更してしまったのかなと思うぐらい。
せっかくじいさんという意外性な役所を主役に置いたのに粗末に扱ってしまったのが勿体無い。

殺しの描写だけではなく警察とかにしても都合良く動いたり至るところに適当というか抜け落ちてる描写はあって、全体的に雑な作品ではあった。
それを吹き飛ばすようなテンポがいいアクションや見応えある映像面もなかったので、雑さだけが目立った。

2017/12/26 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:32(63%) 普通:12(24%) 悪い:7(14%)] / プロバイダ: 34775 ホスト:34770 ブラウザ: 8279
おじさんのパッション感じる内容でした。
日本昔ばなし的なストーリーにハリウッド映画調エンタメ勧善懲悪作品。

【良い点】ストレートに描かれるモラル
・現代の傍若無人な愚行を嘆く、小市民なおじさんヒーロー犬屋敷
・最強兵器の体を得て、若気の至りで倫理崩壊に陥る若者獅子神の姿
・小市民の家族愛、見失ってる幸福感を再認識
・綺麗にハッピーエンドで〆た
・作画、語り、音楽良し

【悪い点】
・一方向から描かれるモラル感がちょっと嘘っぽい
・シャク短いので若者獅子神の犯罪衝動の原点が描けてない気する
・SF考証は超いいかけん

【総合評価】
共感できるがストレートに悪と善を描いたスタイルは浅く感じられた。
物語の視点にもうひとひねり欲しい。チャップリンみたいなシニカルな世界観が好みなので、笑える社会風刺なかったのが残念。

犬屋敷サン目線で描かれているが、モラルの問題かかえた日本を作ったのは、若者より上の世代(つまり犬屋敷さん世代)なわけで、
若者獅子神と戦う犬屋敷さんの慈愛の葛藤を深く描いてほしかった。

最高って書くと老害認定されそうなので控えめに評価させていただきます。

2017/12/24 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:767(60%) 普通:339(26%) 悪い:177(14%)] / プロバイダ: 13632 ホスト:13463 ブラウザ: 9392
OPムービーのかっこよさ、EDの切なさ大好きです。
サイボーグ爺さんとサイコロボとの戦い…最終的に地球を守るために自爆…
最終回以外は面白かったですね。悪くないけどあと一声欲しかった感じがあります。
結局二人を改造した宇宙人が何なのかわからないままなのがモヤモヤしました。でもまあ楽しめたので評価は良いです。

2017/12/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:398(49%) 普通:269(33%) 悪い:148(18%)] / プロバイダ: 48741 ホスト:48801 ブラウザ: 8324
【良い点】
・獅子神皓:あれほどの超機能を人類に思いっきり行使する辺りまぎれもない異常人物と言っていいだろうが、細かい部分は割と頷ける面もあった
・絵柄:リアルより…と言うかいかにもアニメアニメしていなかったこと
・小日向文世:上手と言えるかは微妙な感じだが、犬屋敷と言う人物には結構似合っていたかなと
・アクション:最大限に発揮されたのは終盤の犬屋敷vs獅子神の時のみだが、カメラワークも凝っており迫力抜群
・ちょっとした笑いの要素:解りやすいのは主人公二人の銃撃機能だが、緊迫したシーンでも「ばんっ」とか「だだだだだ」で一見子供同士の戦争ごっこにしか見えないという

【悪い点】
・犬屋敷の家族:終盤どころか最終回になって一気に関係改善と言うのが唐突過ぎる、長女麻理に関しては十分とは言い難いモノの関係改善が描かれていたが、万理江と剛史についてはほぼ描かれていない

【総合評価】
原作未読
気にはなっていた作品だったが、タイトルから全く内容が推測出来ず本のカバーにも推測材料になる情報がまるでなかった為手を出しかねていた作品(興味津々と言うほどでも無かった為ネット等で調べたりはしなかった)
犬屋敷と獅子神、同じ状況下に置かれながら全く違う選択をする両者の対比が最大の特徴になっている作品
双方共に方向性は違えど人間味があったと思うが、どちらかと言うと獅子神の方により生々しさを感じた
無論あんなテロを通り越して個人で戦争仕掛けてるに等しい人物が居るわけでもないが、「自分の家族や友人は本当に大事だが見知らぬ他人には無関心」とか割と普通の考えじゃないかなぁと、家族や友人が事故にあった時と、テレビ等で見知らぬ誰かが事故にあった時では感じ方は全然違うだろうし
序盤の無差別殺害事件の辺りはフォローのしようもないが、渡辺しおんにより一時的にではあるが犬屋敷と同じく人助けを頑張っていた時期もあり大事と思える人・話に耳を傾ける人がもっと周りにいればそもそも最初から暴走はしなかっただろう

結末が予想通り過ぎたのも不満と言えば不満なのだが、仮に犬屋敷が無事だったとしても人間性がどうあれ「その気になれば第二の獅子神に成れるだけの超スペック」である時点で平和な日常には戻れないだろうし仕方無いかなと

タイトルから作風が全く読めず手探りな感じで見始めた作品だったが、最初は2chネタ等ウケ狙いが強い面が苦手だったが中盤から急激に面白くなってきた作品、中だるみも無くほぼ綺麗におわったのも良し…だが、強いてさらなる不満を挙げるなら単なる舞台装置と解っていてもあの宇宙人はなんだったのかと

2017/12/22 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:222(68%) 普通:10(3%) 悪い:94(29%)] / プロバイダ: 6719 ホスト:6530 ブラウザ: 5213
「誰かを助けた事こそが、自分を助けてくれる。その逆も然り。」

●【作品の概要】

漫画原作1クールアニメ。

〇あらすじ
どこにでも居る冴えないおっさん犬屋敷と、どこにでも居るスレた高校生の獅子神が
ちょっとした(重篤な)アクシデントのせいでオーバーテクノロジーの機械の体にされてしまい
それぞれが人間性を求めて生きる話。
犬屋敷は人助けに生きがいを見出し、その一方で獅子神は歪んでしまった。

そんな両者の対比と彼らに関わる人物の物語から
誰が悪くて何が正しいのか、どこで間違ったのか、どこが違ったのか、そんな問いを描き出す。
本作の提示する問いはいくつもあるが、何にしても考えさせられる話である。

…って内容なので胸クソ悪い話とソレに対するスカッとする話が半々。
グロ・残酷描写も相応にあるので苦手な人は注意。

質に関しては全体的に高い。
特に3DCGとアニメーションの合成はここまで来たか!という感じ。

あと、クッソどうでも良い話だけど、
タイトル単品でこの内容を想像するの無理過ぎない?
勝手な想像でホラー作品かと思ってた。
(いゃ、いぬやしきのメカになった衝撃はホラーでも通じると思うんだけど。)

●犬屋敷と獅子神の対比【作品の核心】

〇テーマその1:いぬやしき

犬屋敷は雨に濡れた子犬みたいな目をした家族から疎外気味な冴えないおっさんで、
機械としての力の扱いも獅子神に比べれば遥かに格下。
しかし、人助けに生きがいを見出してからは冴えないなりに
活き活きと日々を送りやがて周囲の人から賞賛や感謝を得て、
ソレが結果として犬屋敷自身を幸せにした。

人助けをする中で犬屋敷が得たのは感謝の気持ちや賞賛だけではない。
犬屋敷の行い、考え、これまでの人生全て、
更に人間で無くなってしまったという本来マイナスの事象でさえ
「人を助けた」というたったソレだけの事が、自信や自己肯定感、充実感、等のプラスに変えてしまった。

「情けは人の為ならず(誤用では無い方の意味)」とはよく言ったものです。
犬屋敷の人助けに助けられたのは周囲の人か、それとも犬屋敷自身か。

〇テーマその2:ししがみ

一方、獅子神は若くそれなりにイケメンで家族や恋人から愛されており、
機械としての性能を十全に発揮できる。
しかし、自身の生きがいや生の実感、身内のためだけに他を切り捨てて生きた彼は
冷めた目で世界と接し、罪を重ね、追われ、憎まれ、そのツケを払わされた。

作中でも視聴者からも圧倒的なヘイトを稼ぐ獅子神だが、
彼にも良い所ってのは少なからずあった。

内容はどうあれ、友達想いではあるし、家族を大事にできる、ヒーローが好きなワンピース読者。
少なくとも、どこぞの純粋な悪役のように本当の意味で誰彼構わず攻撃して
私利私欲のために生きるような極悪人では無かった事は確かだ。

しかし、獅子神は犬屋敷というヒーローに触れてショックを受けた。
自分と同じ条件、しかしまるで違う生き方が出来た相手に初めて出会い、涙を流した。
あの涙は後悔か、恥じらいか、妬みか、それとも羨望か。

犬屋敷が人のために生きて得たモノと獅子神が自分のために生きて失ったモノ
その圧倒的な差に獅子神は涙を流すしかなかったのだ。

何て言うのかな、自分なりに言うなら
「自分を幸せにする努力は自分でやるが、自分を幸せにしてくれるのは結局、自分以外の人」って事かな。
詰まる所、ソレに気づけなかった事が獅子神の最大の不幸なのだと思う。

また、何故獅子神はああなってしまったのか、
最期の最期で人助けが出来て何を思ったのか、
作中に幾度となく出て来た暴力や誹謗中傷を厭わない連中と果たして差はあるのか、
全てが始まったあの公園で何をしていたのか、
……など。色んな事を考えさせられる。

出番的にも考察の余地的にも真の主人公たるのはやはり、
犬屋敷ではなく獅子神の方ではないだろうか。(獅子神の行いから目を逸らしつつ)

●【評価】

少し話は変わるけどね?あくまでも例え話でね?誰とは言わないけどね?
このサイトにも自分のために生きてる「ししがみ」が居ると思うんですよ。
人の評価を丸パクリしたり、自演の推薦したり、未視聴の作品を評価したりとか、……その他色々。
もちろん、根拠の無い妄想だけどね?

でも、そういう「自分のためだけの行い」ってのをやってるとさ、
根本的な所で自信や自己肯定には繋がらないし、↑みたいな事になるんだよ。
何かもう、色々見失ってるよねー。可哀想だよねー。みじめだよねー。

……って感じの事を教えてくれる作品だと思う。
まぁ、正直な話、自分だって「こんな感じに評価を書いておけばウケも良くて、推薦入る確率も上がるだろう」
程度の打算みたいなモノはあるし?(※本心以外を書いた覚えは無い。あくまでも言い方の話。)

犬屋敷レベルで潔癖に生きろとかそんなハードル高い事は言わないけどさ、
せめて節度くらいは守って生きるなり評価活動するなりしましょうや。って話ですよ。誰とは言わないけど。

そんな人生について多くの人が見落としがちな所を描いたのが本作。
正直、終盤駆け足だったり不自然な点とかツッコミ所も多く、
エンターテイメントとして満点かって言われるとそうでも無いが、
自分は本作を評価したいと思う。「最高」。

出来れば、出来るだけ、犬屋敷のように生きたいものです。

●【余談】

…誰だか知らんが、最初に「オーバーテクノロ爺」って言った人、アンタ最高だ。
少なくとも自分を一笑いさせてくれた分は誇って欲しいと思う。

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2018/04/02 悪印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 16710 ホスト:16751 ブラウザ: 5171 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事格好良い/考えさせられた/道徳心&モラル 
ストーリー悪い(-1 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)
映像悪い(-1 pnt)
声優・俳優最悪(-3 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

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1. なんですとうっ!! BANANA FISHがアニメ化されるってか!? by ホンコンヤキソバ
... 情報源を覗いてみたんですけど、なんでも吉田秋生先生の40周年記念プロジェクトとかゆうのの一環らしくて、そりゃめでたいやってんで調子に乗って 公式ページも覗いてみたんですよ・・・そしたらですね・・・なんとゆうかその・・・公式ページには "監督 内海紘子(「Free!」) シリーズ構成 瀬古浩司(「いぬしき」) キャラクター ...
記事日時:2017/10/23
2. 評価未満3(後編) by アンレー
... 三部作になっているのら… 最後です。 ①いぬしき 原作未読。 最終回の華麗すぎるワープには驚き。 先週までサイボーグ(といっていいのか?)になってしまった犬屋敷と獅子神のお互いの在り方の是非を問う戦いを繰り広げていた矢先に隕石を止めに行く急展開にはビックリ。 なんていうか、ヤクザもネットの描写もコテコテ過ぎて ...
記事日時:2018/01/09
3. 今日深夜からアニメ「ポプテピピック」スタート! by ゴーグル侍
... 「ポプテピピック」がスタートします! 5分アニメ化と思いまさかの30分アニメだったりスタート前であるにも関わらず予告の映像が全く無かったりと色々な意味で予測できない事ばかりですのでそういった意味で楽しみにしています! 私自身最近のアニメは全くといって良い程見ていない(見ようとしていた「ドリフターズ」「いぬしき」はBDにダビングした ...
記事日時:2018/01/06
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