[アニメ]WHITE ALBUM


ほわいとあるばむ / White Album
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注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: ゲーム:WHITE ALBUM -綴られる冬の思い出- / 漫画:White Album
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2009年アニメ総合点166位202作品中
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作品紹介(あらすじ)

1986年11月-夕凪大学の二年生・藤井冬弥はある朝悪夢にうなされる。
それは恋人である新人アイドル・森川由綺の夢…。
寝坊でバイトを初日からすっぽかしてしまった冬弥は仕方なく大学に向かう。
学内でTV番組の収録に向かう由綺と偶然会うが、二人は短い会話を交わすのみに留まる…。
放映局:テレビ神奈川 テレ玉 チバテレビ 名古屋テレビ KBS京都 AT-X

-スタッフ-
原作:アクアプラス
日本 開始日:2009/01/04(日) 02:00-02:30 テレビ神奈川 TV / 終了日:2009/01/29
日本 開始日:2009/10/03(土) 01:30-02:00 KBS京都 TV 『後期』 / 終了日:2009/12/26
[開始日詳細]
[TVシリーズ後半 第14頁-第26頁]
KBS京都2009/10/0225:30-26:00
テレビ埼玉2009/10/0324:30-25:00
テレビ神奈川2009/10/0326:00-26:30
チバテレビ2009/10/0525:45-26:15
名古屋テレビ2009/10/0726:54-27:24
AT-X2009/10/138:30-9:00 / 20:30-21:00
 2009/10/1614:30-15:00 / 26:30-27:00 (再放送)
公式サイト
1. White Album - The White Album TV
オープニング動画 (2個)
深愛
歌:水樹奈々
詞:水樹奈々
作曲:上松範康
編曲:藤間仁 [補記] [ファン登録]
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最終変更日:2011/08/06 / 最終変更者:S・N / その他更新者: kunku / 竜巻回転 / みゆきちいいいいい / 管理人さん / 提案者:カジマさん (更新履歴)
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2017/02/28 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:82(47%) 普通:13(7%) 悪い:79(45%)] / プロバイダ: 28995 ホスト:29097 ブラウザ: 4689
【良い点】
・当時の人気声優2人を主役
・ED
・white album

【悪い点】
・主人公
・時代背景
・キャラデザ

【総合評価】
2009年に放送されたのに、もっと前に放送されたのかと思ったほどすごく古臭く感じた。
時代背景を考慮してデザインを古臭くしたのだろうか?
よくこれで放送しようと思ったなというのが率直な感想で、実際に売上は爆死だったようだ。

浮気がテーマらしいが、内容は全く共感できないし、笑えるシーンもほぼないし楽しめなかった。
シリアスばかりなのと絵柄も相まって非常に暗いものだった。
ひたすら主人公が本能のままに行動していただけ。

2を見た後に1の視聴はきつく2クールと長い。

これに関しては90年代終盤に実写化した方がまだ良かったと思う。

2017/02/26 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 4110 ホスト:4025 ブラウザ: 7876
【良い点】
音楽や演出、構成は非常に面白い。

【悪い点】
一度見ただけだと内容が理解できない可能性が高い。
バブル前夜の設定は面白いが今時の人間には理解できない箇所がところどころある、ベル文字は極み解説でもないと、何の数字かわからない。
伏線が複雑、画面に文字(心情)等が表示されるのでボケっと見ていると見過ごしてしまいがち

【総合評価】
非常に心に残るアニメ、アニメを数百は軽く見ているがベスト10に入る作品、ラストのPowder snowは泣ける。

2013/11/03 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:376(56%) 普通:97(14%) 悪い:200(30%)] / プロバイダ: 40736 ホスト:40887 ブラウザ: 4936
前半部分がとにかく退屈で退屈で、何のクライマックスもないお話の出だしが延々と続きます。
13話まで続くので、みんなここでドロップアウトしてると思います。
26話構成で2シーズンものとわかって見ていたので、途中でいつも寝てしまいましたが5回ほどで前半部分を折り返すことができました。
14話からの後半部分で多少の動きが見られますが、やはりお話が途切れ途切れ、主人公は何をしたいのか、ヒロインは誰なのかわかりません。
今日の段階で評価が上昇傾向にあるので、イッキ見した方の評価で、いい作品だということは感じていましたが、やはりこのダラダラ感は私には合いませんでした。
最後は何とかまとめていますが、各話のまとめ方が良くありません。
BGMがなんとも間の抜けた曲です。
オープニングの【深愛】、【夢幻】、最終話の挿入歌【POWDER SNOW】は歌謡曲としては多少評価できるでしょう。
テレカの公衆電話、携帯電話が出始めのころのお話なので、時代としては昭和アイドル時代だと思いますが、そのほかの挿入歌など、普通アイドルはあんな趣味の悪い歌は歌いません。
特に13話でのライブで、あの歌であそこまで盛り上がるはずがありません。

ラストだけ決まっていて、途中のストーリーは行き当たりばったりだったような気がします。
内容としてはとても悪いですが、何とか放棄しないでエンディングまで漕ぎ付けたので、評価は【悪い】にします。

2013/10/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 19060 ホスト:18993 ブラウザ: 10241
内容的にみたら伏線が張ってあってなかなか考えさせられる内容であった。またそれぞれのキャラクターのドロドロな関係もこのアニメならではと言っていいところであり、良い面ではないだろうか。しかし2クールあるわりにはまとまりきれていないといった点では少々評価し難い部分もある。鑑賞対象はやや大人向け。

2013/05/15 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:199(63%) 普通:74(23%) 悪い:44(14%)] / プロバイダ: 10083 ホスト:10081 ブラウザ: 7396
本作品を見始めた最初の印象は、ハーレムアニメでクラナド前半とSchool Daysを足して2で割ったような印象を受けた。
登場する女性はみな健気である。主人公の冬弥のみが浮ついているように見える。たぶん冬弥の浮ついた気持ちに激しい嫌悪感を持つ視聴者も多いことだろう。
冬弥いわく「私のからだは女神でできている」と。実際に女神に相当する女性群に慕われ支えられ助けられている。
最終版になってその冬弥の深層意識が明らかになる。子供の頃忘れていた女神たちの助けを。その最初の出来事がいじめっ子に対峙した際に幼少の由綺からもらった「大変よくできましたメダル」の件である。悔しさと恥ずかしさの余りメダルを投げ捨てるが父親から捨てるくらいなら丁重にお断りすべきとなじられる。これは冬弥にとって二重の辱めとなる。
冬弥自身はこの出来事を記憶の奥底に封じ込めるが、これが発端となって女神の助けが次々と現れてくる。
発端をすべて忘れて、転校してきた由綺と初めて高校で出会ったと思い込み、大学時代で相愛の関係の前提で本物語が展開していく。
途中の経過は省略して、冬弥は最後に幼少時に出会った真の女神を思い出し、誰が真の女神であるかを自覚することでこのストーリーの結末を迎える。
ストーリーとして様々な伏線をはり良く出来たストーリー展開である。

OP、EDの音楽はどれも大変良い。特に一番良いのがユキとリナの即興デュエットである。即興との設定であるが何と高音部と低音部を持ち分けてハモッテいる。

これは歌唱力を持つ声優さんのなせる業だろうと思う。
ユキの声優さんは平野綾、何とあのぶっ飛んだハルヒ役である。内気ではにかみ屋のユキとは正反対の印象である。
かたやリナの声優さんは水樹奈々である。代表的な役柄はシスタープリンセスの亞里亜で、お人形のように可愛いが間の抜けた天然ぼけ役で印象は正反対である。ただ、亞里亜は歌がうまい設定で12人でのクリスマスソングを独唱でスタートさせた経歴を持つ。
この作品は2人の歌唱力を前提に構築された作品だと思う。
冷静で大人の落ち着きをみせるキャリアウーマンの印象を持たせる篠塚弥生の声優は朴璐美で鋼の錬金術師の男主人公である。
河島はるかの声優はエバの綾波レイの役の林原めぐみかともおもったが比較的無名の升望である。
この作品ほど声優は誰だろうかと関心を引き起こされた作品はなかった。

それだけ良い作品だったんだろうなと思います。
「とても良い」と評価します。

[推薦数:2] 2013/04/19 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:98(78%) 普通:10(8%) 悪い:18(14%)] / プロバイダ: 19227 ホスト:19070 ブラウザ: 4894
最終話まで視聴済み。原作ゲームはかなり昔に初代PC版でプレイ済みです。

お勧めする対象:
80年代以前に生まれた人
アイドルものだが娯楽性が欠如していても大丈夫な人
シリアスドラマ作品が好きな人

【良い点】
主題歌・挿入歌ともに素晴らしい
登場人物をリアルな心の機微で描ききっているところ
1980年代を知って入ればノスタルジーな世界観に浸ることができる
アイドルである由綺と理奈の心の強さ、美しさに心から惚れられる

【悪い点】
アイドルものなのに、楽しさという概念が欠如したシナリオ展開
主人公が本当に情けない人間に描かれている
歌を除き娯楽性がほとんど無いので、辛い気持ちが先行しやすい

【総合評価】
まず最初に述べておくと、アイドルの大切な要素である偶像性に対する理解の無さは致命的である。
正直言ってシナリオの原作者は、本当はアイドルが好きではないと思う。だからアイドルアニメ作品だと
思ってみると、期待はずれというレベル以上に拒否感すら催すかもしれない。
また、年代設定の点から80年以降に生まれた人も理解しにくいものがあるだろう。
しかし視聴者を選ぶ作品だが、登場人物が織り成す言葉にこめられたシリアスなドラマはすばらしい。
アイドルになった彼女を持つ主人公が浮気をすることを主題にし、登場人物たちが恋愛から生まれる
心の機微、葛藤、疑念、嘘。マイナスの心が揺れ動く様をリアルに描いている傑作アニメ作品だ。

こう書くと酷い作品に感じるだろうが、「恋愛にハーレムなんてありえない」と良くある恋愛を
主題とした作品に対するアンチテーゼ的な要素を多分に含ませ、ドラマティックに描いている。
原作ゲームも由綺以外の登場するヒロインを選ぶと、必ず残りの登場人物たちから手痛い洗礼を
受けるという、ある意味男泣かせの痛いゲームだった。本当に辛いよ・・・
その心意気を見事に受け継ぎながら、一本道のシナリオとして生まれ変わらせた。

主人公が倫理的に感心できない状況に流される人間なので、主人公を見ていると気分の良くない人が
ほとんどだろうし、主人公と同一視した感情移入がとても難しい作品となる。
メインヒロインの由綺のいじらしく耐え忍び続ける姿に対して、主人公はあまりにも酷い行動ばかり
しているのは事実であり、周りの沢山の想いを抱え込み状況に流されるまま、なるようにしかならない
と達観したような態度。そこに理想的な男らしさは存在せず、意思を放棄した人間がいるだけだから。
この作品は、自分ならどうするかという感情を常に持ちながら物語を観ることが大切になる。
だから、主人公に自己投影して作品を楽しむ人には、辛い作品だろう。

しかし、このリアルな感情をやりとりは、アイドルという華やかな世界の表と裏を対比させながら、
人間の心を描いているため、本当に凄みがある。世界観も80年代の設定をフルに利用している。
携帯も留守電も普及していない、出先の連絡は公衆電話。だからすれ違いを説得力を持って描ける。
本当にじれったいが、これが作品の根幹となっているので、視聴者もついつい惹き込まれていく。

また作品を支える歌も素晴らしい。理奈役の水樹さんの歌声は聞き惚れるほどの素晴らしい歌声。
そして対照的な由綺を演じる平野さんの、初々しいけれど心のこもった歌声。当然OP・EDも良い。
演出も感覚的な絵画のような描写とリアルな描写を巧みに使い分け表現し、作画も綺麗で丁寧。
心の声をあえて台詞でなく文字で表現するのも良い試みだと思う。
そして、最も凄いと思うことが、登場人物の台詞にさらっと嘘が混じることだ。本当にさりげない
のでしっかり聞いていないと、つい流してしまう。観ていて矛盾を感じた台詞があったら、それは
意図を持って語られていると考えてよいだろう。

例えば、マナが家庭教師に来た主人公に母親の仕事等について教えたときの台詞。あれもあえて嘘。
初見の主人公を信じていないから、どうでも良いと思いあの嘘をつく。そこから母親の仕事に対する
悪感情もわかる。それがさりげなく表現される。この子は寂しがりやで人をなかなか信じません。
なんて説明せずに、台詞で理解させる。この表現の仕方は本当に素晴らしい。
一つ間違えば視聴者との共通理解が出来なくなってしまう可能性があるのに、あえて挑戦している。
こういう心の裏を読み取らせる仕組みが、観ていて憎らしいほど楽しい作品だ。
登場人物たちはどういう気持ちでこの台詞を話しているのかを、我々は心の裏や機微を考察しながら
ストーリーを楽しむことが出来る。まさに心を題材にしたミステリー作品と言っても良いだろう。

最後に少しだけ内容に触れようと思う。待つこと、耐えること。これは遠距離恋愛と同じ。
そして物理的距離ではなく、立場の距離からこのすれ違いを描いている。一度束縛をはずしたら
転落するだけ。後悔をしてももう遅い。ならどうするか、吹っ切って新しい道を行くしかない。
ヒロイン達は全てこの選択をした。主人公と対比的にアイドルそして女性の強さを描いている。
そして、いつ由綺は覚悟を決めたのか、これは主人公を呼んでいる名前が変わったとき。
予告のタイトルだけでなくこの点を特に注目して観て欲しい。分岐点がしっかりと描かれている。

シリアスでダークなシナリオだが、多くの人に苦手でなければぜひ一度見てほしい。そんな作品だ。
もちろん人を選ぶのは解っているけれど、他には類を見ない作品なので「最高」の評価にする。
[共感]
2013/04/19 本作の特徴や魅力的な部分を的確に表してるコメントに納得で、そして最後の「多くの人に苦手でなければぜひ一度見てほしい」この一文には自分も本当に同意で、もっと注目されて欲しい作品だと思っております。 by 竜巻回転

2012/10/10 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:146(62%) 普通:35(15%) 悪い:55(23%)] / プロバイダ: 22025 ホスト:21738 ブラウザ: 12643
<良い点>
全26話を通して張られた伏線が終盤に回収される見事なシナリオ
計算された演出。ほとんどがビジュアルや断片的な台詞で説明されている映画的な手法
サブキャラクターがぞんざいに扱われていない。全てのキャラに存在理由がある
キレイな作画
原作ゲームの主題歌カバーやオリジナルの挿入歌

<悪い点>
観月マナは「ママは世界的なファッションデザイナー」と言ってたが、
いつの間にか神埼樹がマナの母になっている
神崎の職業はM&Mの社長でありファッションデザイナーを兼業しているような描写はない

<総合評価>
アニメ版のキャラクターを考察してみた
原作ゲーム版における基本設定については公式HPあたりを参照のこと

【藤井冬弥】
幼いころ、はるかや由綺と一緒に遊んでいた。この頃は気弱で非力な性格で女の子に遅れをとっていた
はるかや由綺がいじめっ子と戦っているとき、最初は何もできなかったが禁断の秘技「小便ハンド」で援護する
それを知った冬弥の父、藤井剛三は「それがあいつなりの戦い方だ。褒めてやってくれ」と由綺に言う
由綺は手作りのメダルで冬弥をねぎらうが、恥ずかしい過去を忘れたい冬弥は森の中に投げ捨ててしまう
それを知った剛三は怒り、冬弥に回収を命じる。だがメダルは見つからなかった
その直後由綺は引っ越してしまい泣いていた時、松山メノウと出会う。それは福音だった
メノウはかき氷をご馳走し「私は女神。嫌なことを全部忘れさせてあげる」と暗示をかける
精神的に参っていた冬弥はその暗示にかかり、由綺のことをメダルごと忘れてしまう
だが忘れても記憶は脳に残っており、その欠片が身近にいる女を女神と呼び、
由綺への謝罪の代償として無意識にフラグを立てる。高校時代に再会した由綺もそのうちの一人だった

要するに冬弥が浮気性なのは幼い頃のトラウマが原因だ。山本の扱いが酷いのは、その病気が極端な形で発症したからだろう
そしてその女神病が無意識のうちに周りの女性を引き付けてしまうわけだ
実際、冬弥はマメな性格で3つのバイトを掛け持ちし、美咲の手伝いや親父の見舞いも積極的に行っていた
wikiには知能が低いと書かれてたけど、マナのために高等数学の問題を作成するあたり頭は良い様である

冬弥のモデルはガンダムOOの刹那・F・セイエイとFF8のスコール・レオンハートではないだろうか
刹那が戦場でOガンダムに出会いその後の人生に大きな影響を与えるという点では、冬弥にとってメノウはまさしくガンダムであるw
スコールも幼少時のエルオーネ失踪が原因で人間関係が上手くいっていない。スコールは拒絶、冬弥は接近という違いはあるが

【森川 由綺】
冬弥の幼馴染であり、幼女時代と高校生時代の由綺が描かれている
神崎社長の遠い親族であり、メノウとも接点があった
原作と異なり理奈にビンタするシーンは無い。代わりに自傷行為に及んでいる
待つ女、耐える女である由綺の性格をわかりやすく表す改変である
髪型が変わることがある

【緒方 理奈】
原作ゲームでは兄べったりな印象が強かったが、アニメ版では似たもの同士ゆえの近親憎悪を兄に抱いている
事実、途中から兄についていけなくなって緒方プロから独立、移籍した
また原作では自分の時間が無い設定だったが、アニメ版では暇そうである。むしろ自分から積極的にレッスンを充実させている
終盤ではお茶に洗剤を盛られて声が出せなくなる。冬弥のことが好きだったが結局身を引いた
髪型がコロコロ変わる

【澤倉 美咲】
演劇部の部員であり脚本と衣装デザインを担当。過去に部長の田丸から告白されるが、田丸の父親に相談したうえで振っている
冬弥への横恋慕に自責の念を感じながらも彼と一緒に衣装を製作する。劇発表当日、田丸の冷遇ぶりに憤りを感じ
冬弥と共に舞台の天井裏に忍び込んで見物しようとする際、鉄パイプの下敷きになって重傷を負いながらも冬弥に告白するが振られる
その直後、彰から告白されその想いを受け入れるが、うまくいかず結局別れる
その後、冬弥と弥生の逢引写真を田丸から見せられたのがきっかけで悪女になろうと思い、再び冬弥に想いをぶつける
冬弥と一夜限りの関係を過ごした後、身を引いたようである
原作では頼まれると嫌とは言えない性格のはずだったが、アニメ版では必ずしもそうではないようである
終盤では田丸からの要求を直接きっぱりと断っている
メガネをかけているシーンと車を運転しているシーンがある

【河島 はるか】
マナと仲が良く一緒に遊ぶシーンが多い。終盤では彰と付き合い始める
冬弥が捨てたメダルを回収し保管していた。幼少のころはロングヘアーだった

【観月 マナ】
神崎社長の次女でメノウの妹。母親から金銭的な愛情しか受け取っておらず、家族の団欒を知らずに育った
そのため寂しさを抱えており、部屋をメチャメチャにして不満を爆発させる描写もある
冬弥やはるかとの出会いが彼女を少しずつ変えていく
冬弥のことを「金の斧くださいって言えないからって鉄の斧ばっか集めているケチなイソップ」と呼んでいる

【篠塚 弥生】
理奈の発言からレズ経験ありかと思わせる部分もあったが、原作と違いはっきりしない
ストーカーに悩まされており、冬弥をストレス発散のために利用する。そのくせ冬弥の不誠実さを戒めることも
最終的には当初の目的を果たしたため身を引いた。その際「わたしの愛した人は皆いなくなってしまう。だから大嫌いです」と冬弥に伝える
理奈とは不仲ではないものの緊張した関係にある。英二とも肉体関係があった模様

【七瀬 彰】
原作と異なり、正義感が強く攻撃的でツンデレなうえ嫉妬深く頼りない性格。髪型や髪の色も変更されている
ミステリーマニアらしく鋭い洞察力の持つ。良くも悪くも冬弥の理解者である
美咲を巡って冬弥に対抗意識を燃やし一時は不仲になるが、冬弥を殴るまでのプロセスは原作と異なる
美咲に想いを伝え付き合うことになるも破局する。その後ははるかと付き合っている
KYでデリカシーに欠ける点では冬弥と似たもの同士である
車にはねられても軽傷で済んでいる

【緒方 英二】
ミュージシャン時代にロンドンを放浪していた時、美術館で見た“少女の絵"が彼の人生に大きな影響を与える
芸能界で成功し、同じ絵を買いあさっていた。神崎社長ともその絵を賭けた勝負を行っていた
フランキーや弥生はあえて言わなかったが、事情を知らない由綺からは「ここに飾ってある絵はそれぞれ違う絵」だと指摘される
真実を告げられた彼は激しく狼狽する。その後弥生から若いころ見た絵を忘れてしまったのは由綺の存在の大きいこと、
今までの自分を創ってきたモチーフが壊れてしまうことが許せなかったこと、
自分でも違和感に気付きながらもあえて幻想の世界に生きてきたことを指摘される
このエピソードは『はだかの王様』がモデルとなっている
かろうじて立ち直るものの贋作を掴んだことで大損したうえ脱税疑惑をかけられたりと散々な目に逢う
1クール目では完璧超人に見えた彼だが2クール目では意外な脆さと人間臭さを見せた
由綺に対して母親を求めている素振りがあり、腕を触ったうえにキスまでしたが拒絶される
ラストは海外へ旅立つような描写がある

【フランク長瀬】
喫茶店エコーズのマスター。地下に秘密のバーやアトリエを所持しており、大量のレコードや英二の美術品を収納しているほどの
大金持ちであり、過去に緒方兄妹への資金援助を行っていた
普段は奥の部屋でレコードを聞いていて喫茶店は基本的にバイト任せである。冬弥を殴ったことがある

【神崎 樹】
芸能プロダクション「M&Mミュージック」の社長。松山メノウと観月マナの母。ライバルである緒方英二のことをエーちゃんと呼ぶ
離婚暦がありメノウは父側に、マナは自分が引き取った。仕事第一で家庭や娘のことはほったらかしである
普段は人使いが荒く厳しい態度だが実はツンデレ。打ち解けると身の上話を始めたり素直に謝罪したりする殊勝な一面も
詐欺話で英二を騙そうとしたりメノウの吹き替えを黙認したりとダーティな部分もあるようだ
最終的には娘たちとの関係を修復する

【松山 メノウ】
神崎社長の長女でマナの姉。M&Mミュージック所属のミュージシャン。突然失踪するなど素行不良な面があり神崎社長から体罰を受ける
10年前の冬弥に女神の暗示をかけ思い出を封印した物語のキーパーソン
本人もそのことは忘れていたらしいがクリスマスライブの時に再会して以来全てを思いだす
冬弥のことが気になり、冬弥のアパートに入り浸っていることが多い。ただしお姉さん目線であり恋人のそれとは違うようだ
過去に田丸と付き合っていて妊娠後中絶を経験している。その田丸と取引してスクープ写真を捏造し、
実は自身は歌っておらず別人が吹き替えていることをマスコミに暴露。代わりに冬弥と弥生のスキャンダルをもみ消すよう要求する
由綺の遠い親戚であり過去にも接点がある。冬弥が全てを思い出すと樹やマナとの関係を修復し身を引く

【田丸 ケンイチ】
夕凪大学の学園長の息子で、大学3年生。10年前からメノウに憧れていて、彼女と関係し妊娠させている
その後中絶手術のため父親に負担をかける。そのため父とメノウには頭が上がらない
過去に自分をふった美咲に対し腹いせに様々な嫌がらせを行っている。平良木に対しても高圧的な態度を取る

【平良木】
理奈のマネージャーだったが勤務態度が悪いため解雇される。その後弥生に対し盗撮や無言電話などのストーカー行為を始める
田丸に盗撮現場を押さえられて以来、田丸の手下として使われる
小心者だが、カメラを構えたときには自信にあふれた態度を見せる

【藤井剛三】
冬弥の父。職業は下宿の管理人。妻を亡くしている
幼いころから冬弥に厳しかったが、実は冬弥の理解者であり成長ぶりを見守っていた
冬弥の過去についても知っていて、それを忘れてしまった冬弥に苛立ちを感じている
急病を患い入院する。一時的には退院できたものの症状が悪化し再び入院、そのまま帰らぬ人となる

2012/01/15 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:213(89%) 普通:2(1%) 悪い:23(10%)] / プロバイダ: 29382 ホスト:29416 ブラウザ: 6652(携帯)
このアニメはアイドルがテーマ。でも、今の現代芸能界はアイドルは恋愛禁止のもの(それはAKB48でしょ。)。こういうアニメみたいなアイドルの恋はくだらないものだよ。
評価はごめんなさい「最悪」

[推薦数:1] 2011/10/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:124(69%) 普通:33(18%) 悪い:22(12%)] / プロバイダ: 34947 ホスト:34976 ブラウザ: 7291
本作は2周視聴しました。
・1周目の観始めの率直な感想は「わかりにくい」でした。
キーとなるセリフが短かったり、描写が気づきにくかったり、強調している演出が少ないのが原因でしょう。
・しかし、わかりにくいとはいえども、視聴意欲をかき立てるストーリー展開がまず素晴らしかったです。
この魅せ方の上手さが当初感じていたその不満点を大きく上回っていました。
結局のところ伏線は全て回収されますし、物語が進むに連れて解消されていくのが気持ちよかったです。
・伏線についても、答えが出るまでに複数用意されているので、多少の見逃しはOKでしょう。
この見逃し部分をみつけるために、あるいは答え合わせを楽しむために2周目を観るのもよいでしょう。
この伏線がまた非常に細かに散りばめられているので、発見したときにはある種の感動もあるかと。
別の言い方をすれば観る人それぞれのルートで、数学で言うならばいろいろな解き方で、回答に辿り着けるかと思います(めのうの秘密など)。
・そして、度々あるミスリードさせる描写がお茶目なところです。
これを不快に感じてしまえばそれまでですが、安易に予想させないという点で私は楽しめました。
・そして人物の心理描写がまたとにかく細かいです。
セリフや行動がいろいろ考えさせるもので、心理を考察する材料が豊富です。
作品に嵌れば、いくらでも妄想できます(^^)

さて、作品の内容につきまして簡単に紹介すると、80年代を舞台にアイドルとの恋愛を主軸にした浮気物語と…。
・私、浮気については全面否定派ですが、最終的には冬弥の浮気を許容(言い過ぎか?)できました。
浮気の理由は壮大なものではないのですけれど、割とすんなり受け入れられました。
回答に持っていくまでの見せ方が上手かったといいますか、私自身が暗示にかけられてしまったのでしょう(汗)
・なぜに懐古的な80年代が舞台かというのも、作品を観れば納得できます。
悲劇(とまではいえないのですけれども)的な恋愛物語の発端となったのが繋がらない電話なわけです。
テレカだったり10円玉を並べたり、家にかければ親が出る…そんな時代が懐かしい。
携帯電話はあっても高級な肩掛け電話…という描写まできちんとありました(一瞬ですが)。
・アイドルという特殊設定がまた本作の見所です。
なんといっても歌。歌手あっての歌ですが、声優さんはともに抜群の起用でした。
歌詞が作品とリンクしていて感心ですし、完成・未完成のそれぞれの歌手を対比させた点も上手い見せ方でした。
あとは芸能界の裏事情なんかも見られたりします。

評価についてはかなり悩みました。
ストーリーについては、歌詞にもあるパズルのようでピースが繋がった瞬間が非常に気持ちよく、素晴らしい出来だと思います。
ただ、初見ではわかりにくいという点がひっかかります。
視聴率重視で制作するのならば、受け入れやすくするはずなので、もっとわかりやすい演出にできたことでしょう。
そこを敢えてこだわった製作陣の心意気は素晴らしいと思います。
しかし、アニメが一般に向けられたものであって、多くの視聴者は1周しか見ないでしょうし、それを前提として作られるべきという面もあるかと思います。
評価は「とても良い」にとどめます。

[推薦数:2] 2011/08/08 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:489(71%) 普通:100(15%) 悪い:99(14%)] / プロバイダ: 12987 ホスト:13254 ブラウザ: 8878
先日に再視聴を終えたので今回は以前の評価の補足という形でコメントさせてもらいますが、
やっぱり本作を観て改めて人気が出なかった理由の一つは主人公の冬弥に対する好感の持ち難さが有って、
また他にもこの手のストーリーが多くのアニメファンに好まれなかった所や、
或いは全体の構成や演出が独特で初見では特に分かり難かった等、
本作は何かと取っ付き難い面を多く持ってしまった事が人気が出ない理由だったかなと思いますが、
確かに本作は独特の作風のせいで取っ付き難く不人気作品になってしまったけど、
それでも全26話の内容を見るなら不人気作品だからと言って決して低レベルな作品ではなく
むしろ近年でも稀に見る質の高さを誇る作品だと思います。

それと本作に付いては1度観た後で改めて再視聴した時に初めて気付かされる
全26話に於いての周到に組み立てられた緻密な構成に舌を巻いて、
特に1度目の視聴では何とも思えない様なシーンでも2度目以降の視聴の時には
何気ないシーンに込められてる様々且つ重要な伏線が各所に散りばめられており、
もうそれらの伏線に気付く度にどんどん本作の面白さに嵌って行き、
確かに1度目の視聴だと地味に見えて何気なく見過ごしてしまう事も少なくないですが、
でも2度目以降の時に視聴すると本作の1話毎の情報量の多さと密度の濃さを知った時に
初めて本作の凄味を思い知らされますね。

そして先々の展開が分かった状態で視聴してここまで新しく発見できる物が有るのかと思うと
もう初見で観た以上に感激してしまい、さらに本作に付いて言うなら
まるで複雑なパズルを組み合わせるかのごとく一つ一つのシーンを繋ぎ止めたり
或いは意味深な描写の答え合わせを後々に行いながら
色々と欠けたピースを一つずつ埋めてストーリーの最後を迎えた時に初めて完成して、
さらに本作の構成に付いて言えば、この欠けたピースを埋めるという所は
まるで冬弥の欠落した記憶を呼び覚まそうとする部分と重なったりもして、
とにかく本作を知れば知る程に新たな凄味を思い知らされますが、
でも本作に付いて言いますと確かに分かり辛くて不親切な作品だったかも知れないけど、
それでもあれだけ複雑な構成やドラマを展開させながら最後には数多く撒き散らした伏線は全部回収して
ストーリーもハッピーエンドで纏める事が出来た点は本当に素晴しく、
言ってみれば本作は不親切な作品では有ったけど決して不誠実な作品では無かったと言えますね。
ちなみに一部の作品の中には伏線を散らしっ放しな上に適当な屁理屈を付けて
ストーリーを投げたまま終わる不誠実な作品も見掛けますが、
でも本作に関して言えば途中こそ畳みきれるかどうかの不安は有ったけど
最後にはきちんと納得の行く形で畳みきれた点は十分に評価したいですね。

また本作に関してはそういった構成の妙という部分以外にも
これ程までに濃密な人間ドラマが描ける物なのかと何度観返してもその素晴しさに感動しますが、
特に本作に於いてメインとなるのは冬弥を軸に理奈と由綺が脇を固めて、
また時には美咲さん・弥生さん・はるか達も深く関わりながら
多様な視点を持つ群像劇として展開されて行くのですけど、
正直に言ってこれだけ多くの登場人物が居ながら一人一人が無駄な扱いを受ける事なく
最後まで濃密に描かれた作品は希有な物で本当に深みを持った人物が多かったと言えますね。

本作に付いては近年に限らず今まで自分が観て来たどのアニメよりも嵌る事が出来て、
もうここまで面白いストーリーを描いた作品が未だかつて有ったかなと思える程で
本作と比較して並び得る作品が自分の中では全く思い付かなく他作品とは明らかに段が違うかなと。
それに大抵の作品はリアルタイム時の放送が終わると良くも悪くも熱が冷めて適度に距離を置く様になるのですが、
しかし本作に限って言えばリアルタイム放送時よりもむしろ再視聴して初めて本作の本当の面白さに気付いた感じで、
もちろん初見で観ても十分に面白いけど、でも1度目の視聴で最後まで本作を楽しめた人なら
是非とも2週目以降の視聴をオススメしたく本作の真価が分かるのは恐らく2週目以降になると思いますので。

いやぁ久々に視聴してみて改めて思ったのは一度でも観始めたら先々が分かってるにも関わらず
一気に夢中になれてしまって途中で切る事なんか出来ず本作の虜になってしまいますが、
とにかく本作に付いては改めて自分の中では「最高の中の最高」の作品である事を再確認致しました。

2011/01/29 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:49(62%) 普通:21(27%) 悪い:9(11%)] / プロバイダ: 8460 ホスト:8341 ブラウザ: 8900
【良い点】
・主人公に絡む女性キャラ陣が、それぞれに魅力的。
・キャストの水樹嬢&平野嬢の歌唱力。
・個人的には女役のパクロミ姐さんが素敵(^_^)。
・水樹嬢の声優としての力量を確認。
・OP&EDが名曲。水樹嬢&Suara嬢とは豪華すぎる。

【悪い点】
・主人公フジイトウヤの徹底したダメさ加減。
・あまりにもご都合主義すぎる人間関係。北斗の拳か、これは(^_^+)
・所々挟まれるパステル画的演出がしっくりこない。

【総合評価】
・さて困りました。結局、まともな男は誰もいません。一方、女性キャラは大変魅力的なのですが、その魅力的な女性キャラ達があれほど主人公に惹かれる理由がまるでない。

・もとより恋愛に理屈などない、としても、さてでは何がこの作品を動かす大事なものなのか、が、結局最後まで見えてきませんでした。

・ライトノベル的には、ダメな主人公でも「バカ正直さ」とか「熱い思いだけは」とかで応援できたり、理解できたりするんですが、この作品ではそういう主人公のフォローできるような部分が一切ありません。最終回の因縁明かしでのアレだけではどうにもならんですよ。ってーかそこまで2クール何もなしだもんなぁ。

・だったら途中で鑑賞放棄すればいいようなものですが、一方で作品がどこに行き着くのかは見届けたいと思わせる。だとすればやっぱりそこは評価すべきかと思ったりします。【知弦さん、ドロドロが好きって、こういうことね・笑】

・そんな葛藤を抱えながら辿りついた最終回、緒方理奈と森川由綺のデュエットで総て報われた気もします。名曲ですこれ。

・という訳で、再度見返すとは到底思えない作品ですが、「悪い」と言うには上記の加点部分もあるのでコレで。

[推薦数:5] 2010/12/15 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:135(64%) 普通:31(15%) 悪い:44(21%)] / プロバイダ: 12918 ホスト:12973 ブラウザ: 10416
既に散々出尽くしていますが、本作は『浮気』という題材を扱っており、
この題材の時点で視聴者には選択を迫られるのでしょう。
この題材故に様々な女神達の中で揺らいでいく冬弥の姿は、お世辞にも万人に受ける主人公像だとは思わない。
しかし、本作で描かれる浮気のきっかけとは、
求める程遠くなる距離、伝えたい言葉と求める言葉の違い、そしてすれ違い。
冬弥が求めるほど由綺はアイドルとして成功し続け、少しずつ二人の距離と冬弥の心の溝は広がっていく。
そんな人として誰しも抱きうる寂しさなど、最初はそんな小さく『些細なもの』がきっかけだった、
いやきっかけの様に描かれていたんだと思います。

■『舞台として』
ホワイトアルバムの舞台となるのは『1986年』の日本であり、
この舞台において最も特徴的に描かれているのは、やはり現代と違うコミュニケーション手段に乏しいという点であろう。
携帯電話もメールもなく、アイドルとして多忙になっていく由綺とすれ違う様を演出し、
結果として浮気に走らせる『きっかけ』としてこの舞台の意味の一つがあったのでしょう。
後に留守番電話機能が付く事となるのだが、生の会話ではなく録音という機能を通しての言葉には
『偽り』など様々な感情がこめられていて、その様子はよりすれ違う様を助長しているようにも思えた。

1986年という舞台は、かつての時代を強烈にアピールし、ノスタルジックな雰囲気を漂わせてるかといえば違うもので、
舞台背景やキャラクターの造詣からも古臭さを感じさせる事なく、
TVやラジオなど様々な小道具などを通してさり気なくアピールし、
舞台自体もそんなさり気ない1つ1つのアクセントが密集して作り上げられていった印象が残る。

■『構成の妙』
本作を評するうえでここに至るまで何度か『些細』『さり気ない』という言葉を用いていますが、
まさに本作のストーリーを構成させているのもは、そんな『些細な』『さり気ない』
キャラクターの行動やセリフ、またはアクシンデントに至るまで
小さいながらも様々な要因一つ一つが複雑に絡み合って構成されている様に思えます。
兎にも角にも無駄な行動や言動を探すほうが難しいという程に、
些細な行動も後に大きな意味を持たされいたり、所謂伏線の様な役割を持たされていた事が強烈に記憶に残る。

ホワイトアルバムという作品、一話毎のストーリーの進展や変化というのは乏しいのかもしれません。だからこそ間延びした印象を与える。
これは私自身初見の時には少なからず感じたものだったのですが、
逆に少ない情報量故にできる先の展開への予測や、情報が整う程読み難い次のシナリオへの期待など、
初見だからこそ味わえる面白みがあったのも確か。

しかしながら前述でも述べましたが、ある程度情報を持ち合わせた状況で改めて視聴した際、
一話二十数分という尺に対して序盤から余りに膨大かつ緻密に散りばめられた情報量(些細な要因)の多さと、
その伏線を複雑に繋げ合わせて周到に紡がれる物語にはただただ呆然、
そして関心するばかりでした。
本作は所謂恋愛モノにカテゴライズされるものなのですが、他を圧倒する程に
複雑かつ周到に構成されている物語に関しては、単なる恋愛モノと定義するには惜しすぎる。
もっと広域な、人間ドラマとしての面白みの方が何倍も見応えがあったものです。

それこそ本作の散りばめられた伏線をキャラクターという線で結んでいくかのようなシナリオに関しては、
まるで蜘蛛の巣の様に複雑であり、それ程複雑で整合性に欠けている様にも見えたシナリオを
終盤に収束させ、ラストに昇華させきった様子には脱帽する限りです。

■本作における浮気の形及び『藤井冬弥』という人物
冬弥視点で本作の物語は進行していくのですが、浮気をする上で由綺や女神(ヒロイン)達に対する
寂しさや愛情という形も何処か空虚な様子にも思える。
いや、実際には冬弥にあったのは『愛』ではなくて『哀』だったのでしょう。
対して、冬弥に対するヒロイン達の感情というものは、
終盤声の出なくなった理奈が声を出すきっかけとして放ったセリフからも察するに、様々な形をしつつもそこにはしっかりと『愛』があったんだと思う。
本作における浮気の直接的な原因・きっかけとしては『すれ違い』があったのですが、
遠因として大きなものは本作の重要なキーワードである『女神』が関わってくる。

この女神というキーワード、ややネタバレな事を明かしてしまえば、
幼少期のトラウマ、それを覆い隠すかの様に刷り込まれたキーワード、もしくは『フィルター』であり、
結局の所様々な女性に対して好意と取れる行動も、女神というフィルターを通しての
女神への感謝と奉仕、贖罪という意味合いが持たされていて、
ありのままの愛という感情は無かったのだと思う。

■『結末』
それを踏まえた上で本作のある意味一番の問題点であり、視聴者に投げかける形で終わる
ラストシーンについて語っていこうかと。
本作のラストシーンといえば、手を振る冬弥に対し由綺や女神達(ヒロイン達)が名前を
呼びかけるシーンで幕を閉じているのですが、
あくまで個人的にですが、本作の結末・終着点をつけるのであれば、
それはあのシーンではなくて由綺と理奈のデュエットシーン〜冬弥が幼少期を回想するシーンなんじゃないか?と思います。

主人公=藤井冬弥と定義するなら、あのシーンは『冬弥』が心の奥底にしまいこんでいた
過去のトラウマ、そして『女神』というキーワードに関して全てを思い出した場面で、
それまで藤井冬弥との決別を意味し、ある意味もう一人の主役・もう一つの冬弥を見る
視点としての役割があって、それを待ち望んでいた『由綺』としても報われた、
そんな一つの終着点であったんだと思います。
いや、終着点というよりも、ようやく新たな歩みを始められる『お膳立て』の整った
シーンだったんじゃないかと。

それに対してラストシーンが示すものとは、
女神という言葉の呪縛から開放され、由綺やかつての女神達と本当の意味で向き合える瞬間であり、
次なる一歩を踏み出せる『新たな始まり』のシーンなんだと思われる。
だからこそあの場にいた人物は誰でも良かった。
誰でも良かったとは少し違うかもしれませんが、明言されないからこそ
由綺やかつての女神達と向き合うという意義が生まれたんじゃないでしょうか?

【総合評価】
本当に素晴らしかった。嘘偽り無い気持ちで言い張れます。
確かに人を選ぶ要素は幾つもあって、それこそ『浮気』という題材の時点で
見る人は篩いに掛けられる事でしょう。
原作とかは抜きで、これ程濃密なドラマを描けたんだ。
浮気という題材を扱い門を狭める必要があったのだろうか?
でも確かに浮気という題材だからこそ描けた人間ドラマが本作あって、
だからこそこれ程魅力的に物語を作る事ができたんだと思う。

初見での面白みはそれこそ数数えきらないものでしたが、
二度目以降の面白というのは、展開が分かってるのにも関わらず魅力が減る所か
次々と見つかる新たな発見、その周到さに驚かされるばかりで、
本当に噛めば噛むほど味わい深い魅力的な作品でした。

これ程力強い作品に出会えた事を、作品に、スタッフに感謝せざる得ないものです。
だからこその『最高』で。
[共感]
2011/10/14 女神をフィルターにたとえた表現は非常にわかりやすかったです。「あい」ではあるが「哀」だったというのは、しびれる御指摘でした。推薦させていただきます。 by ctu19811201
2010/12/17 竜巻さんの評論と並び、これ又素晴らしい論評だと思います。推薦させて頂きます。 by HARIKYU
2010/12/16 本作の内容を隅々まで噛み砕いた適切な考察と及び本作への情熱が感じられるコメントすべてに共感・納得です。 by 竜巻回転

2010/11/20 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:378(36%) 普通:206(19%) 悪い:477(45%)] / プロバイダ: 15735 ホスト:15613 ブラウザ: 3465(携帯)
アイドルが主役のお話と聞いて見ましたが、実際には浮気、陰謀、芸能界のイジメといった鬱展開ぶり(汗)ここまでギャグ要素のないアニメも珍しいですね。
第一期は男キャラのKYさ加減と物語のスローテンポ具合にイラつきました。途中楽屋裏のシーンで視聴止めようかと思った事もあります。でも最後のユキの歌が全てを吹き飛ばしてくれましたね。何度か巻き戻して見ましたよ。里奈の歌が省略されてたのは非常に残念。
二期はもうドロドロ(汗)暗い、重い、寒いの三重苦。キモヲタとか女社長とか非美形の脇役が出しゃばりすぎ。(ユキ以外の冬哉の幼なじみ二人は一期からして存在意義わからんし)まあ悪い奴は全員何らかの罰を受けたしバッドエンドという訳でもなかったのでそこは良かったなと思います。最後冬哉と会ったのは私の中ではユキだという事にしています。
【総合評価】
ギリギリで普通…といった所でしょうか。

2010/03/06 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:48(52%) 普通:24(26%) 悪い:21(23%)] / プロバイダ: 18119 ホスト:18047 ブラウザ: 7144
【良い点】
・伏線回収
・最後までどう転ぶかわからなくした所
・キャラデザと柔らかい作画
・キャストが豪華
・音楽

【悪い点】
・キャラクター
・結末
・あえて表現を難解にすることで視聴者に答えを丸投げしたところ
・ダブルヒロインの空気化

【総合評価】
見始めた当初は久々の当たりだと思いました。冬弥と由綺が思いながらもすれ違って行くデートの回なんかはとても面白かったです。あの回がこの作品のMAXでした。

元々が浮気ゲーですし、実際彼女とあんな風に会えなかったら浮気に走るというのも男として納得できます。納得はできるけど共感はできません。
そして、そんなダメ男がなぜか知らないけど周りの女から死ぬほど愛され、次々と肉体関係を結ぶというのは個人的にあまり好きな展開ではないです。

上記の理由から登場人物の誰にも感情移入することができず、恋で堕落していく人間の話という印象が強くなり、見終わった後に不快感が残るようになりました。
それでも、怖いものみたさという感じで毎週欠かさず見てましたし、あそこまで散りばめた伏線をある程度回収できたというのは良い点だと思います。

由綺と理奈のダブルヒロインとの事だったんですが、冬弥と恋愛関係で絡む事はそれほどなく、なんとなく浮気相手のみなさんの方が頑張ってた様な気がします。

結末もこの作品らしく、視聴者のそれぞれの解釈にまかせるといった感じで締めくくられており、いろんなサイトで多種多様な意見が出ていましたが、それを見るのも面倒なほどラストあたりはテンションが下がってしまいました。

結果として、この作品は好き嫌いが激しく別れる作品なんだと思います。内容についてだけではなく、キャラクター設定、表現方法などあらゆる点において人を選ぶ作品ではないでしょうか。
はまる人にはこの作品の面白さが見えてるんでしょうが、自分には最後までそれが伝わりませんでした。惰性で見続け、最終回を見終わっても疲れたと感じるだけでした。

しかし、ここでもわかる通り最高と思う人にも最悪と思う人にも長々と感想を書かせる事ができるのはこの作品の大きな魅力の一つだと思います。
個人的にはもう二度と見たくない作品ですが…

2010/01/22 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 16029 ホスト:15909 ブラウザ: 12366
この作品はまずまず悪くない感じでなんとなく意味がわからないながらも
独特の雰囲気に面白みを感じて見ました。

しかし最終回が意味不明で理解に苦しみ後味が悪かったです。
こんな終わり方だったら最後まで見ないほうがよかったと思いました。

評価は厳しく悪いですがこういうのもアリだとは感じました。

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2014/10/06 普通の印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 46114 ホスト:46129 ブラウザ: 10902 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/ロマンチックな気分/可愛い/セクシー/美しい/悲しい/怖い/びっくり/勇気貰った/道徳心&モラル 
ストーリー普通(+0 pnt)
キャラ・設定とても悪い(-2 pnt)
映像良い(+1 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

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