[アニメ]長靴をはいた猫


ながくつをはいたねこ / The Wonderful World of Puss 'n Boots (Nagagutsu wo haita neko)
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アニメ総合点=平均点x評価数1,487位6,422作品中総合点15 / 偏差値49.91
1969年アニメ総合点7位21作品中
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キャラ・設定2.25(とても良い)4
映像2.00(とても良い)4
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声優・俳優1.75(とても良い)4
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作品紹介(あらすじ)

長靴をはいた猫ペロは、兄二人に父の遺産を殆ど取られ、嘆いていた主人ピエールに仕える。ペロは猫の国の掟に背き、鼠を助けた事で猫の国を追放され、殺し屋三人組に追われていたが、ピエールの為に一肌脱ごうと努力する。

やがてペロの支えもあって、ピエールは次第に王国で頭角を現すようになり、王国の美しい姫であるローザに恋心を抱くが、ローザは恐ろしい魔王ルシファーに捕えられていた。御主人ピエールの為にペロは殺し屋達の妨害にもめげず、優れた知恵と機転を利かし、助けた鼠の恩返しによる助力も得て、ルシファーと対決する。
配給:東映
制作:東映動画(現東映アニメーション)
製作:大川博
企画:関政次郎有賀健渋谷幹雄
日本 公開開始日:1969/03/18(火) 映画
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最終変更日:2014/01/06 / 最終変更者:十傑集 / その他更新者: 634 / kunku / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2018/02/17 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:953(59%) 普通:365(22%) 悪い:309(19%)] / プロバイダ: 19103 ホスト:19125 ブラウザ: 5171
だいぶ昔の有名なアニメ映画です。
歌が多く挟まれ、敵との戦いはあるけど全体的に楽しげな作品。
追っ手の猫たちに対してペロが様々なものを利用して避けていくのが見ていて楽しいです。

今見直すとペロがねずみも殺さぬいい奴の割に
ピエールのために見知らぬ人脅したりと意外とえげつないのが笑っちゃいましたw。
ピエールはみんなが言うように優しく、ついでに反応が可愛い。

弱気な男の子だったのに頑張ったピエールが姫と結ばれるのは良かったけど
途中の段階で姫があなたじゃないと駄目みたいなの言い出した時は素直で正直な所に惚れたにしても
まだ大して絡んでないのにさすがに早くない?ってちょっと思ったけどねw

評価は「良い」でっ!

2013/04/27 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7580(87%) 普通:643(7%) 悪い:463(5%)] / プロバイダ: 21846 ホスト:21800 ブラウザ: 1975(携帯)
良質な娯楽アニメといってしまうとまさに往年のジブリ作品が浮かんでしまいますが、すでにそれよりも以前に日本に存在していたんだということを認識させてくれる傑作です。

この作品はなんといっても主人公ペロの愛嬌とユーモアたっぷりで陽気なキャラクターが大変魅力的であることです。

この主人公はそんじゃそこらのアニメの主人公とはわけが違います。常に命の危険にさらされているにもかかわらず堂々としており、困難に立たされても持ち前の機転で上手く立ち回ってみせる強さもさることながらときには盛り立て役に徹する器用さも見せています。

そして、そんなペロのしたたかな企みを全否定してローザ姫に真実を話したピエールの純真さには思わず胸を打たれる。原作では結局ウソをついたまま幸せをつかむのですが、アニメではピエール自身が良心の呵責に苦しむ描写があり、なんともいえない人間臭さを感じてしまいます。魔王との決戦のときにはそれまでの気弱なイメージとは裏腹に勇敢な活躍をするピエールですが、姫に自分の本当の身分を明かすシーンではそんな彼の芯の強さが垣間見えてきます。

冒頭からギャグが多く、殺し屋三人組や魔王といった悪役も間抜けさが際立っており、主役を食ってしまうほどキャラが立っておりました。

とりわけ、終盤でピエールが魔王が身につけていたドクロの首飾りを天にかざして「朝日よ!」と必死に叫ぶくだりは迫りくる魔王の恐怖とも相まってクライマックスにふさわしい緊迫感に満ちた名シーンです。

しいていうとペロやネズミたちは可愛らしいデザインでしたが、ピエールなど人間のキャラデザはどうしても古臭さを感じてしまいます。個人的には人間の登場人物は前年に公開された「アンデルセン物語」と同じ作画だったら完璧だったのにと思います。

とはいえ、キャラクターの動きの滑らかさに音楽や効果音を流すタイミング、王道ストーリーでありながらもそこには愛と真心と信頼と勇気のエッセンスが盛り込まれておりました。

評価は「最高」とさせていただきます。

これからもこのような楽しい作品をどんどん世に送り出して欲しいですね。

2013/02/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2036(50%) 普通:791(19%) 悪い:1253(31%)] / プロバイダ: 11024 ホスト:11270 ブラウザ: 9831
これを初見したのは999最新作の『エターナルファンタジー』と同時上映の時でした。

まあ、その999最新作がどーしょーもない駄作となって帰ってきたという体たらくだったからこそ、本作が面白く見られた訳なのですが。

【良い点】
単純なペロの戦いと冒険といったところなのですが、猫3人の殺し屋を翻弄してやり過ごしたり振り切ったり、主人ピエールが弱気で自信が無い中で、様々なアイデアと機転を駆使し、ローザ姫と結ばれるようにし、魔王ルシファーを退治するところは、活劇モノの王道となっています。

ペロの大活躍は、ペロ自身のネズミ達を見逃してやる優しい心と、主人の為に一肌脱いでやるという思いきりと思い付き、そして思いやりが根底にあるものなので、そんなペロに感情移入しやすくなっているといえます。二人を幸せにし、そしてペロ自身は去っていくというのは、コミカルさを出しながらも、きっちり「やる時はやる」ヒーローにしているキャラクター性だからこそだといえるでしょう。

ローザ姫も可憐なヒロインとして完成されていると思うし、魔王ルシファーの悪役性と、その影響は『カリオストロの城』や『白鳥の湖』にも与えたといえます。どちらの作品も「悪い奴に捕まっている可哀想なお姫様を助けに行く」というストーリーなのだし、その原点が映し出されていると思えます。

ペロの邪魔をする殺し屋猫3人組の間抜けさと、ペロが助けたネズミ達の恩返し協力にしても、作風に上手く活かされ、当時としてはかなり完成された出来だといえます。

主題歌もとても愉快で、陽気でテンポ良いリズムなのが魅力だったといえました。
【悪い点】
古い作品なので、作画的に好きになれない人もいるかも知れないし、現在の作品に見慣れてしまうと、本作のようなものの良さは伝わりにくいかも知れませんね。

ただ現在の綺麗なだけの画では、本作のような手描き魅力は出せないだろうし、こういった作品による影響は後年の作品の手本にもなると思えます。

今の綺麗なだけで中身がからっきしのアニメより、こちらの方が見るのも研究するのも面白いと思えますが、古い作品というデメリットや、作画的にもちょっと・・・というのもあるし、ピエールのろくでなし兄貴二人をケチョンケチョンにして欲しかった気もしないこともありません。

【総合評価】
古き良きアニメ、大塚康生作画や監督・・・という点で注目されていますが、普通に見ても予想以上に楽しいアニメであり、大人も子供も楽しめる作品であると思えます。こういう作品の良さは、実際に触れてみないと伝わりづらいところもあるのだろうといえます。

独特の主題歌も聞いていて飽きないし、故井上ひさしっぽい感じの陽気なテーマとメロディもまた、本作を彩っていた感じです。作風と音楽も上手くミックス出来た感じです。

当時最新技術を使って製作されたエターナルファンタジーの酷さが顕著だった為に、本作のシンプルな良さの方がとてもいい感じだったのはなんとも皮肉ではありますが、どんなに最新技術を使っても、どんなに綺麗な映像にしても、ちゃんと中身にあうモノが揃っていないと、作品は輝かないと思います。なべ料理に例えるなら、高級な具ばかり使っても、それしか無いといったものが本作と今の作品の差なのかも知れません。

原作改変アニメとはいえ、こういった部分もまた、アニメ作りの指標として注視すべき点ではないでしょうか?

2011/03/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1153(76%) 普通:254(17%) 悪い:110(7%)] / プロバイダ: 5568 ホスト:5571 ブラウザ: 9932
69年に公開された劇場アニメ作品。ネズミを助けたことから、ボス猫に死刑を宣告された“ペロ"は、猫の国から逃げ出す。三匹の殺し屋たちの追跡を免れて、雨宿りのためとある軒先を借りたペロは、そこで“ピエール"と出会う。意気投合したペロとピエールは家を飛び出し、旅に出る。町まできてみると、お城の`ローザ姫'の婿捜しの伝言が出ていた。ペロはピエールをローザのお婿さんにしようとする。だが`魔王ルシファー'が登場しローザを狙う。嫌がるローザを助けるためにペロとピエールの奮闘が始まる。

17世紀にフランスのシャルル・ペローが書いた寓話を原作に、壮大なファンタジーストーリードラマとして仕上げたのが本作品で、子供向け作品であるため、“ペロ"・“ピエール"といった登場キャラの作画や、ストーリーにいくつかギャグを入れたりと、ユーモアのある娯楽ドラマとして仕上がってます。内容的には原作に沿って猫の活躍によってピエールが王女と結婚して幸せを掴むという形式ですが、劇場ものですから、そこを壮大なファンタジックストーリーにしているところが見所です。原作では猫が魔王を騙して鼠にしてしまったところを食べてしまうんですが、本作では魔王が嫌がる姫を無理に浚ってしまうのをペロとピエールが助けにいき、激闘の末、魔王を倒し、姫を救ったピエールは晴れて結婚するという、実にドラマティックな形になっています。子供の頃読んだ原作では、いくら幸せになるといっても、あまりに簡単すぎる感があったんですが、本作品は幸せを手に入れるためには努力と人の心を掴むことの大切さを見せたかったんじゃないかと思いますね。

本作品は69年のアニメ作品ということもあって、まだ動きや展開が単調な面もありましたけど、内容的には充実してるし、名作をここまでドラマティックにしたことを考慮して、評価は【とても良い】。なおピエールを幸せにしたペロの冒険はこの後も続き、72年に「三銃士」、76年に「80日間世界一周」へと繋がっていきます。

2006/04/12 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2261(50%) 普通:1134(25%) 悪い:1136(25%)] / プロバイダ: 11009 ホスト:11078 ブラウザ: 5234
最初の原作アニメ化から後は全く無関係のはずの「80日間世界一周」までやってしまう。
それだけキャラクターが魅力的だった証ではないかと。
じっさいペロも彼を追いかけている連中も見てて楽しかったです。
特に、この一作目は殺し屋三人組とのユーモア混じりのやりとりが
専門のギャグ監修スタッフまで抱えて念が入ってます。
また当初はネロに担がれていたピエールが勇気や仲間への信頼を抱き成長していく姿、
魔王相手に敏捷性や知恵で戦っていく展開と見所多し。
この魔王の声を担当しているのは初代コロンボ。
城での攻防が後の「カリ城」を彷彿とさせますが、こちらは二代目コロンボ。
「とても良い」よりの「良い」で。

2003/09/06 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:295(92%) 普通:22(7%) 悪い:5(2%)] / プロバイダ: 24424 ホスト:24257 ブラウザ: 3875
*この作品は、小さい頃に絵本やアニメでみたことがある人が結構多い作品だと思う。自分もそうなんであるが、一番インパクトに残っているのは「銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー」と同時上映だったことである。なんか新作かなと思ってみているとニュープリントをしたかなにかの明らかに古い作品だった。お子様に混じって、映画館入り口で配られた試食品の健康食品(お菓子・確かカルシウムなんとか)を食べながらみた。お子様たちも結構真剣にみていたから今でも通用する作品なんだなと思ってみていた。技術的にはとても稚拙なのだが、中身次第ではお子様を十分に引きつけることが出来るんだなとも思った(大きなお友達やお兄ちゃんみたいに邪心がないからな・・・・笑)。ただ、「銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー」が、1時間未満と短い作品で、その「つなぎ」、あるいは、「ふくらし粉」として上映した感が拭えなかったな。
*銀河鉄道999の方に書けばいいコメントなんだが、「銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー」は、明らかに銀河鉄道999の新番組放映を予告する感じのさくひんだったのだが、いまだに、放映されないし、その前兆だったんだがな・・・・メーテルは少年時代の幻想ではなく、青年時代の幻想か!?・・・・(笑)。

2003/09/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:252(70%) 普通:90(25%) 悪い:20(6%)] / プロバイダ: 30084 ホスト:29909 ブラウザ: 4924
ヨーロッパ児童文学の祖、シャルル・ペロー原作。
長靴をはいた猫・ペロが、主人公を助けて大冒険!ついにピエールが美しい姫と結婚するまでを描く、大ヒット名作劇場アニメ。
製作:大川博
シンデレラ、眠りの森の美女、赤ずきんちゃん・・・・・
数々の名作童話を残した シャルル・ペローの原作をえて 世界の東映動画がよい子に贈る
カラー長篇まんが 長靴をはいた猫
バツグンな猫ペロ すてきな猫ペロ ゆかいな猫ペロ
あふれるペロの機智 ペロのアイディアは そして少年ピエールは・・・・・
姫がさらわれた 急げピエール 急げペロ めざすは魔王の城
魔王のひみつは 魔力か 機智か 勇気か バツグン バツグン
ネズミを助けた罪により、ネコ國法廷で死刑を宣告され命からがら逃げ出すも、以後猫の国の刺客から追われる羽目に
そしてやっと辿り着いたところは、強欲な兄二人から酷い仕打ちを受けるピエール少年の家だったが、
業突張りの兄にペロもろともピエールまでもがその家から追い出され、二人(一人と一匹)は更なる旅路へ―――
『長靴をはいた猫 』(1969)
製作:大川博
企画:関政次郎 、有賀健 、澁谷幹雄
原作:シャルル・ペロー
演出:矢吹公郎
演出助手:及部保雄 、蕪木登喜司
脚本:井上ひさし 、山元譲久
ギャグ監修:中原弓彦
作画監督:森康二
原画:大塚康生 奥山玲子 菊池貞雄 小田部羊一 大田朱美 宮崎駿 大工原章
動画:堰合昇 、吉田茂承 、斎藤智 、坂野隆雄 、小林敏明 、小川明弘 、藤本芳弘 、松原明徳 、飯田〓一
坂野勝子 、田村真也 、黒沢隆夫 、浅田清隆 、篠原征子 、阿久津文雄 、正井融 、池原昭治
堀池義治 、服部照夫 、角田絋一 、草間真之介 、長沼寿美子 、山田みよ
音楽:宇野誠一郎
<主題歌>
作詞:井上ひさし 、山元譲久
作曲:宇野誠一郎
うた:石川進 、水垣洋子 、ボーカルショップ 、トリオ・ボワン
コロムビアレコード、朝日ソノラマ
美術:浦田又治 、土田勇
背景:内川文広 伊藤英治 、牧野光成 、城戸求
トレース:保田道世 、武田澄子
ゼログラフィ:松本寿夫
彩色:宮本慶子 、平田正子
特殊効果:平尾千秋
仕上検査:新納三郎 、森川桂士
調色:谷口洋平
撮影:平尾三喜 、高梨洋一
録音:神原広巳
編集:千蔵豊
音響効果:大平紀義
記録:河島利子
製作進行:古沢義治
現像:東映化学工業株式会社
製作:東映動画
声の出演
石川進 、水垣洋子 、水森亜土 、益田喜頓
熊倉一雄 、藤田淑子 、榊原ルミ 、野沢雅子 、白石冬美 、野村道子 、内海賢二 、愛川欽也
八代駿 、杉浦宏策 、大竹宏 、北川国彦 、田の中勇 、野田圭一 、 小池朝雄
宇野誠一郎のまろやか?なムードある音樂をバックに、ペロちゃん(石川進)とピエール(藤田淑子)二人(一人と一匹)の唄聲が響く。
この世で一番金持ちでこの世で、一番武勇の優れた人物を、ローザ姫の壻にするという王からの御觸書きを目にし、
策士ペロが持ち前の実行力と行動力で、ピエールをカラバ侯爵に勝手に仕立て上げ奉る眞似をしながらハッタリの上にハッタリを重ね
ローザ姫(榊原ルミ)と王樣(益田喜頓)を上手いこと丸め込みながら話を一人(一匹)で勝手に展開しつつも勝手に盛り上げていく・・・
ペロちゃん(石川進)は「アンデルセン物語」のオーレおじさん(高島忠夫)に匹敵するであろう?、なかなか使えるヤツ?だった。
だが業を煮やした魔王ルシファーは、姫を自らの城へと勝手に持ち歸ってしまう?!
そこで魔王ルシファーを退治し、さらわれた姫を救出する爲、再びペロちゃん(石川進)と今度はピエール(藤田淑子)もが奮鬪していく・・・
森康二の繪は、ネコさんとかネズミさんとかは可愛く描けていて良いのだが、魔王やピエールの二人の兄...等など、惡黨の類がブサイクな顏立ち(失禮)で、
一目で惡黨と判って結構なのだが、今一つデフォルメが掛かり過ぎていて威壓感というか迫力に缺ける?!
だがしかし、この邊りもディズニー的と云えば又ディズニー的と云っていいのかも知れない!?
とにかく、場面々毎の魅せ方が非常に上手く、又、ネズミさんやネコさんそして魔王までもが、とにかく画面狹しと走り囘り、
ラストの魔王の城のアクションの聯續する場面では、魔王のひみつは、實はドクロのペンダントであるなどの計算された?オチがありながらも、
時間的にはかなりの長さがあるにも關わらず、全く飽きさせることのないテンポ良き演出が素晴らしい。
ただ、そのテンポ良き演出の爲にストーリーそのものがかなりの割合でおざなりに成りつつあったことはもはや云うまでもない?!
最後に蛇足だが、
夲作の續編ではなく別篇であり、ジュール・ベルヌ原作「80日間世界一周」との見亊な融合?を果たした『長靴をはいた猫 80日間世界一周(1976年) 』にも是非注目したい。

2003/09/05 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:252(70%) 普通:90(25%) 悪い:20(6%)] / プロバイダ: 30084 ホスト:29909 ブラウザ: 4924
東映まんがまつり
主人公ご存知ペロちゃん。このネコは並みのネコとはちょいと違う。
ねずみを助けた罪でネコ族から追放され、殺し屋どもに追いつ追われる放浪の旅。
長靴履いて、夢を抱いて駆け巡る素敵なネコの世界一周冒険旅行。
おかしな乗り物や可愛らしい動物達が画面狭しと暴れ捲くるバツグンの楽しさ、
ひろ〜い世界のめずらしい風俗や遺跡そして未だ知られざる神秘の世界など、雄大な画面に広がる一大ファンタジー
何が起きるかわからない。行ってみなけりゃわからない。
知恵と勇気で力いっぱい飛び出す。
僕らの仲間ペロの夢と笑いの冒険旅行 『長靴をはいた猫 80日間世界一周』
ひょんなことから「80日間で世界を1周できる」と宣言してしまった猫のペロ。
この勝負をめぐって殺し屋どもが動き出したから、さあ大変。
シャルル・ペローの名作「長靴をはいた猫」の主人公ペロが、ジュール・ベルヌの傑作「80日間世界一周」の中で大活躍!
果たしてペロは80日間で世界一周することができるのか!? 冒険動物アニメ。
世界の名作2本がドッキング。夢とスリルがいっぱいの大冒険活劇が展開する!
『長靴をはいた猫 80日間世界一周』(1976)
製作:今田智憲
企画:有賀健 横山賢二
演出:設楽博
演出助手:遠藤勇二
脚本:城悠輔 山崎忠昭
作画監督:角田絋一
原画:奥山玲子 、阿倍隆 、金山通弘 、森英樹 、木野達児 、的場茂夫 、小川明弘 、広田全 、荒木伸吾
小松原一男 、山口泰弘 、友永和秀 、石黒育 、葛岡博
動画:坂野隆雄 、服部照夫 、小林敏明 、石山毬緒 、薄田嘉信 、田村晴夫 、草間真之助 、山田みよ
長沼寿美子 、上梨壱也 、布告文 、高島鉄男 、長崎重信 、後藤紀子
美術監督:土田勇
トレース:五十嵐令子 、奥西紀美代 、入江三帆子
彩色:山田純子 、鈴木玲子 、吉村和子 、佐藤道代
ゼログラフ:酒井日出子 、高橋啓子
特殊効果:林富喜江 、堰合昇
仕上検査:森田博 、小椋正豊
仕上進行:平賀豊彦
背景:松本健治 、海老沢一男 、遠藤重義 、原田謙一
撮影:高梨洋一 、片山幸男
録音:波多野勲
音響効果:石田サウンド 、加藤昭二
編集:千蔵豊
音楽:宇野誠一郎
<主題歌>
作詞:井上ひさし 、山元譲久 、城悠輔
作曲:宇野誠一郎
うた:なべおさみ 、こおろぎ'73 、増山江威子
(コロムビアレコード・朝日ソノラマ)
美術進行:島本武
記録:大橋千賀子
製作進行:岸本松司
製作担当:白根徳重
録音スタジオ:タバック
現像:東映化学

声の出演
ペロ:なべおさみ
グルーモン卿:滝口順平
ガリガリ博士:大塚周夫
ネズミの親爺:富田耕生
ちび猫殺し屋:水森亜土
スザンナ:増山江威子
カーター:神山卓三
猫の殺し屋A:はせさん治
猫の殺し屋B:田の中勇
市長:八奈見乗児
新聞社社長:加藤修
レストランの主人:山田俊司
ネズミのチビ:山本圭子
エスキモーの子供:千々松幸子
青二プロ
今囘はペロちゃんの聲が前作の石川進から、なべおさみへと交代してしまったのが少々殘念だったが、
同じく東映「どうぶつ宝島」みたいに、今囘は人間が一人も現れず、登場してくるものは全て動物たち。
また、ペロちゃん(なべおさみ)の何かに附けて云い放つ「まあいいってことよ」はもはや决まり文句?!
タイムズ社の新聞のクエズ運河が開通し、わずか150日間で世界一周出來るようになったという記亊に對して、
たっぷり1年間は掛かるという、ついこの間も自ら世界一周して來たと云い張る鼻持ちなら無いいばりくさりブタのグルーモン卿。
その話を聞いたペロは、150日もいらない80日間あれば世界一周出來ると豪語するのだった。
そこで、グルーモンは80日で世界一周出來ない方へ、全財産を賭けると公云、
もし80日間で一周出來なければペロは一生グルーモンの奴隸としてこき使われなくてはならなくなる。
大時計の鐘が12時を打ち終わるまでに世界一周して歸って來て時計塔の天っぺんに立つ亊がその條件。
猫の國の刺客逹と追いかけっこを繰り廣げながら、世界各国を訪れる。
ピタリア(ピサ、ベネチア、ローマ)、スペピン、ピンド、ポンコン、秋のミニピッピー川?、そして北周りのコースを選擇し北極オーロラを堪能。
しかしその旅は安穏としたものでは無く、グルーモン卿の手先として登場してくるマッドサイエンティスト ガリガリ博士による
掘削自動車、魚型潛水艇、マンモスロボ、アーム攻撃型飛行艇等などによる途中待ち受ける妨害工作は凄まじいものがあった。
(余談ながら、同じく東映のてれびまんが「ハッスルパンチ」にもガリガリは登場して來て惡役振りを遺憾無く發揮している)
最後の大時計の12時の鐘が鳴る前のラスト15分間は猫の國の刺客逹そしてグルーモン卿自らによる總攻撃が待ち受けており
カーターとねずみ親子のペロへのバックアップもあり、やたらとしつこく感じられその時間は実時間以上にかなり長く感じられた。
結局のところ、グルーモンはペロとの賭けに負け無一文に、そして
そのグルーモンの全財産はペロのものになるも、ペロはその莫大な財産をそのまま街へと寄附し、又新たな旅へと出かけるのであった・・・。
ジュール・ベルヌの、竒想天外な空想小説を元にした實寫映画の「80日間世界一周」は約3時間弱のゆったり(だらだら?)としたかなり長い收録時間のものだが
こちら(長靴をはいた猫版)は、1時間10分程度のかなり短い尺のものであったが爲、かなりテンポよくストーリーは端折っていたが、
實寫映画であった最後の日附変更線を東囘りで通った亊による時差オチ?が無かった亊や、途中日本(ヨコハマ)へも立寄らず終いであったのが少々殘念だった。
個人的には、宇野誠一郎の音樂は間違いなく良かったが、やはり「80日間世界一周」を銘打ってあるからして
あの印象的なBGM(日テレで愛川欽也が司會の世界びっくり大賞(びっくり人間コンテスト?)とかに使っているヤツ)ぐらいは、插入して欲しかった氣もする?!

2003/08/07 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:182(60%) 普通:76(25%) 悪い:44(15%)] / プロバイダ: 12413 ホスト:12370 ブラウザ: 3650
懐かしいですー。
東映オリジナル長編アニメの傑作の1つですね。
これって公開時に父親に連れられて映画館に見にいった記憶があります。
その後、再上映やテレビ放送等で何回も見てます。
ネズミを助けたので猫の世界のおたずね者となった猫ペローは、
兄たちに家を追い出された人間のピエールと一緒に旅に出る。
ある国のローザ姫が魔王ルシファに狙われていることを知ったペローは、
ピエールに姫を助けさせようとする。
現在のアニメに比べると映像的には派手さは無く大人しく感じられるが、手描きセルによるフルアニメの動きが良い感じ。
落ち着いて観られるというか、ギャグもやり過ぎず分かり易く決してくどくなく適度な押さえが効いているのが良い。
ピエールが自信喪失した気弱な少年から、愛する女性を守るために戦う男へと成長して行く様子には説得力があります。
クライマックス、ペロー達と魔王ルシファが戦う終盤はかなりの盛り上がりを見せていて「ハラハラドキドキ」、
活劇って感じで、最後はオチもあって中々いい感じ。
また全体的にディズニー的な表現方法を醸し出している感じを受けます。
別に僕はディズニーが良いって言っている訳じゃないけど・・・。
当時原画スタッフとして若き頃の宮崎駿さんや大塚康生さんが名を連ねています。
そう言われれば、中世風の城や機械時計、塔での追跡劇や悪人に連れ去られる姫など、この作品には『カリオストロの城』に登場するモチーフの原型があると言えるかも・・・。
声の出演は
猫ペロー:石川進さん(Qピーちゃんと呼ばれてたこの人今何やってるんだろう?)
ピエール:藤田淑子さん
ローザ姫:榊原ルミさん
魔王ルシファ:小池朝雄さん(故人)
他にも愛川欽也さんが出演されてます。
1度ご覧になって下さい、オススメいたします。

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2018/02/17 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 19103 ホスト:19125 ブラウザ: 5171 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事可笑しく笑える/楽しい/面白い 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)
映像とても良い(+2 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

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1. 推薦御礼 by ウクレレ
... 『長靴はい 80日間世界一周』の評価文に墨汁一滴さんより推薦頂きまし。 この場をお借りしましてお礼申し上げます。 『80日間…』ですけど、ペロってハニートラップにまんまとかかってましけど、確かに世界一周旅行の一行には女性いないですからね。 ガリガリ博士にもそこ見抜かれんでしょ。侮れないですねガリガリ博士。 さて前回最後に推薦 ...
記事日時:2017/11/05
2. キャラ集合 ① by HARIKYU
... のようなアニメ第1世代から言わせてもらえば こちらは 一応2代目ニャンコ先生です 。 夏目友人帳 は新時代の妖怪アニメとしては優秀な作品ですね 。 1〜2期に限って言えば 最高を付けて良い作品でし 。 他に ホワッツマイケル とか 、単発モノでは グリム名作劇場 の 「 長靴はい 」 なん ...
記事日時:2016/07/02
3. 眠れるガラスの長靴 by 雪霞
... =window_width){this.width=window_width*0.96;}}else if(window_width && this.width>window_width*0.75){this.width=window_width*0.75;}"> フランスの詩人で童話採集者の シャルル・ペロー 生誕388周年。 「眠れる森の美女」 「シンデレラ」 「長靴はい」 の3 ...
記事日時:2016/01/12
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