[アニメ]屍者の帝国


ししゃのていこく / The Empire of Corpses
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注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 文学:屍者の帝国
アニメ総合点=平均点x評価数4,786位6,020作品中総合点-1 / 偏差値47.23
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作品紹介(あらすじ)

“死者蘇生技術"が発達し、屍者を労働力として活用している19世紀末。
ロンドンの医学生ジョン・H・ワトソンは、親友フライデーとの生前の約束どおり、自らの手で彼を違法に屍者化を試みる。
その行為は、諜報機関「ウォルシンガム機関」の知るところとなるが、ワトソンはその技術と魂の再生への野心を見込まれてある任務を命じられる。

<スタッフ>
監督:牧原亮太郎
原作:伊藤計劃円城塔
キャラクター原案:redjuice
日本 公開開始日:2015/10/02(金) 映画
公式サイト
1. http://project-itoh.com/#/empire/top/
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最終変更日:2016/03/23 / 最終変更者:みゆきちいいいいい / 提案者:みゆきちいいいいい (更新履歴)
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2018/10/12 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:79(73%) 普通:18(17%) 悪い:11(10%)] / プロバイダ: 14942 ホスト:14971 ブラウザ: 5509
レンタルDVDで鑑賞。原作小説は未読で事前情報まったくなしの状態で観てみた。

ストーリーは…死体を操る技術「ネクロウェア」が広まった19世紀後半、労働力や兵士または道具として死体が社会を支える世界が舞台となるダークファンタジー+スチームパンクSF。死者技術者の主人公は親友だった死体と共に世界の命運を左右する「ビクターの手記」の謎を巡ってロンドンから世界各地へと冒険の旅に出る。

アニメ製作はプロダクションIG系列のWITスタジオで、CG部分は東映が担当。東映はなにげに20年程のCGアニメ製作のキャリアがある老舗CGスタジオでもある。よってアニメ映像面では非常に緻密で綺麗なものに仕上がっている。派手なアクションシーンも幾つかありケレン味もあり、SF設定は19世紀らしいデザインで作り込まれ、キャラクターデザインも端整で見栄えが良い。

とはいえ観終わった感想は「しまった!原作小説を先に読むべきだった!!」だ。

死体を蘇らせるという禁忌を扱ったダークな設定ではあるが、その展開は冒険小説の娯楽性そのものだ。
一般的には世界初のSF小説は「フランケンシュタイン」だそうだが、本作ではそれと同じ題材を主軸に、幾つかの古典SFや古典冒険小説のエッセンスを盛り込んで現代的なSF展開に発展していく。
19世紀の世界観なのに「ネクロウェア」の説明や描写がコンピューターと同等の取り扱いになっているあたりが顕著だが、緻密に作りこまれたSF設定は「読者観客が理解しやすいよう敢えてコンピュータ用語を使っている」のだろう。難しい設定を理解しやすいものに置き換えているのはエンターティメント作品である事を原作者が重んじたからであろう。
実際この作品は少年漫画のインフレ展開のようにどんどんスケールが大きくなっていく。死体を生き返らせるダークファンタジーじゃないの?と思っていると予想外の面白エンタメ展開を目にする事になる。

…しかしこのストーリーは2時間アニメで十分に描ききれるスケールを越えていたようだ。

原作を尊重した脚本なのだろうがシリアスな作風でエンターティメント要素は副菜程度となっている。…いや、しっかり娯楽要素を盛り込んでいるのだが、壮大な冒険活劇を2時間にまとめるのが精一杯といった感じだ。時間の都合上「じっくり見せるという演出」が欠落した感じだ。
なので原作に忠実なストーリーだったとしても小説を読むように感慨に耽る時間は無く、メリハリの無いまま壮大な展開になってしまい、結果として「原作のネタバレ」のような事になっている。面白いのに楽しむ暇が無い2時間なのだ。

とはいえアニメの出来が悪いわけではなく、むしろこの脚本密度でしっかり2時間アニメに仕上げた力技には感心する。時間の都合上じっくり見せられない事を逆手にとって強引かつ痛快な展開の場面もあり、スタッフの苦労と工夫が垣間見える。いっそ原作小説の存在を忘れアニメを2度3度観て理解を深めることで面白さが増すかもしれない出来栄えだ。

このアニメの出来の悪い点を探してもせいぜい声優の演技力不足程度だ。音響監督とか最近の声優って脚本を読み込まないで演技させちゃうんですかね? サウンドトラックも冒険活劇要素の薄いホラー調の曲が多い。

総じて展開は駆け足ながらアニメの出来は非常に高水準で、ストーリーも壮大で面白い。
しかし「この部分は小説ならではのレトリックなのだろうな」というところに気付いてしまうと、先に小説を読んでおけばよかったと思ってしまう。または1クールのテレビアニメであればとか90分の前後篇であればと思ってしまう。アニメで緻密に作りこまれたSFガジェットもじっくり見たいし、原作小説の面白さも余さず堪能したいと思うと、やはり原作小説を読んだ後でこのアニメをサブテキストとして観るのがベストだったのではと思ってしまう。

2018/01/04 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1326(49%) 普通:0(0%) 悪い:1362(51%)] / プロバイダ: 13373 ホスト:13260 ブラウザ: 4721
予想以上につまらなさ過ぎた。
終わった瞬間から何の感想も浮かんでこない。
一体何を観てきたんだ?って感じだった。
何の盛り上がりも起伏もなくエンタメ性ゼロ。
永遠訳の分からん理屈を聞かされるような感じで全く頭に入って来ない。
魂の重さとか戦争を無くすためには感情や心をなくせばいいとか結局やってることはありきたりというか、どこかで観たことあるようなネタばかりなんだけどそれを色々と専門用語使ったりして小難しくしてるだけで、単純な内容を遠回りしてるに過ぎなかった。
一見丁寧に作られた設定とかあってもそれをストーリーに生かし切れてないから、ただただ知識をひけらかしてるだけのようなしょうもなさしか残らない。

ワトソンとかホームズとか名乗ってる割りにストーリーには何の工夫も謎解きもある訳じゃないし、やってることの一つ一つに一貫性がないというか矛盾だらけだった。
例えば戦争をなくしたい(平和にするために)から市民を殺してゾンビにするとか支離滅裂もいいところだし、主人公が特別みたいな描き方されてたけど何の説得力もなかったし、それどころか主人公のせいで物事を大きくしてしまってる。

唐突に設定も出てきたり、最後の方でフランケンシュタインによって作られたザ・ワンというキャラクターが花嫁を生き返らせるために仕組んだ計画だったと分かるけど、正直花嫁とか誰やねんって感じでしかなかった。
恐らく一番持って行きたかった展開ってのは自分自身の新しい体を手に入れるのと花嫁の復活なんだろうけど、だったらもうちょっとそこを中心に添えなければいけない。
そういう事だったのか!?っていう驚きを出すために見せなかった狙いはあったのかも知れないけど、こんなのは意外性でもなんでもなくて思い付きにしか見えない。

こういったその場しのぎの展開や説明が目立って本当にまとまりがなかった。
だから何やってるのか分からないしやりたい事をごちゃ混ぜにし過ぎていて、肝心な一番やりたかった事や伝えたかったものが見えてこない。
主人公とゾンビの友人の関係も中途半端だし魂の重さがどうたらこうたら言うてたのも、自分なりの答えやオチがある訳でもないし、内容を伝えようとしていてもそこにストーリーや背景から来る説得力がないから全部空っぽって感じだった。

つまり設定にしてもネタにしても色んなところから拾ってきただけの作品だから、一貫性もないし重みもないし自分の言いたい事もないのかなって思う。
映像は頑張ってるところもあったけど、内容を伝えようとしてるところでは止まってしまってるから意味がないというか、テンポが死んでしまっていて生きて来なかった。

最後まで観てきて良かったとか悪かったとかいう以前に『無』しか残らなかった。

2016/03/09 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:528(63%) 普通:123(15%) 悪い:193(23%)] / プロバイダ: 47537 ホスト:47315 ブラウザ: 5779
伊藤計劃が冒頭30ページだけ残して逝去した未完の作品を友人である円城塔が遺族の許可を取って書き継いで完成させた作品のアニメ化作品です。
屍体蘇生術が発達した19世紀を舞台にしたSFで、有名なフィクションキャラクターや実在の人物なんかも登場するスチームパンク的な要素も感じる作品でもあります。

まず映像は凄く綺麗です。
史実だとあまりハッピーとは言えない時代の19世紀ですが、その重苦しい空気感が凄く出てましたね。アクションシーンも迫力ありますし、映像面では文句なしです。
が、そもそもの原作がかなりの長編でそれを2時間でまとめるっていうのがかなり無理があることだったこともあり、ストーリー展開は違和感が結構あります。
重要な場面だけ切り取った繋げているみたいなダイジェスト的な印象が強く、主人公ワトソンとフライデーの関係性の掘り下げもイマイチ。
明らかに描き切れてない部分が多かったですし、前後編でやったほうが良いなと思います。
お話的には魅力的なのでこの出来だとちょっと勿体ないなあと感じましたね。

[推薦数:1] 2015/12/22 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:144(51%) 普通:57(20%) 悪い:83(29%)] / プロバイダ: 26488 ホスト:26638 ブラウザ: 4721
2009年に病没した伊藤計劃の最後の作品を円城塔が引き継いた小説をアニメーション映画化作品。

公開翌週の10月8日(木)にTOHOシネマズ岡南へ行きました。(劇場版PSYCHO-PASSを見たMOVIX倉敷でできれば上映して欲しかったですが)
上映時間が120分フルですので、飲食は控えておくべきでした。ディスクリリースされたら途中休憩できる家でのホームシアターで視聴した方が私はいいと思います。

最低限の教養として、当時(19世紀末)の時代背景や世界情勢を頭に入れておいて欲しいですね。
あと、『フランケンシュタイン』や『八十日間世界一周』などの文学作品、そして007シリーズをイメージしていただければと思います。
日本ではアフガンでのケシ栽培とかまず触れられませんからね。

映像面は文句なしで良かったです。イギリス→インド→アフガニスタン→日本→アメリカ→イギリスと各国の映像良かったです。
日本とアメリカ編は駆け足気味だったので、補足が欲しいですが。(あれ、アルカトラズ島ですよね?)

上映開始1時間後に最後のオチと同じようなことをしているので、できれば前後編にすべきだったか。
あと、女性層意識しすぎたのもマイナスか。
エピローグは、私は使わさせてもらった物語を各々に返したと見ています。S・Hの声優さんはすぐその人と分かる人が良かったですが(人形劇の山寺さんとか)

小ネタ的なものを楽しめる方にはぜひと思います。
自分はワトソンが円城氏でフライデーが伊藤氏と置き換えて見た身ですが、逆の見方もあり得るというのも面白いですね。

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2016/06/30 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 44113 ホスト:43968 ブラウザ: 10079 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事悲しい/びっくり/考えさせられた/勉強になった/道徳心&モラル 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像最高(+3 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽とても良い(+2 pnt)

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