[アニメ]SSSS.GRIDMAN(グリッドマン): 2019/01/08 アマンドの木


ぐりっどまん / SSSS.GRIDMAN
  • 友情
  • 格好良い
  • 熱血
RSS
アニメ総合点=平均点x評価数1,081位6,221作品中総合点25 / 偏差値51.49
アニメ平均点990位2,816作品中平均点1.09=良い/23評価
2018年アニメ総合点6位221作品中
  投稿の系統で絞込
この評価板内限定
[推薦数:1] 2019/01/08 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:681(73%) 普通:232(25%) 悪い:24(3%)] / プロバイダ: 11608 ホスト:11541 ブラウザ: 9177
トリガーだけどガイナックスな作品。パロディの使い方、オマージュの見せ方、リスペクトの表し方、それらのお手本のような作品。原作に当たる特撮作品の方は知らないのですが、その作品への強い敬意が伝わってくる良作です。
ただ、全編に渡って元ネタありの作品なので、自分のような半端なファンではこの作品の半分くらいしか分かってないだろうなというのが分かってしまうのがつらい。
勇者シリーズとか何となく分かる部分もあるんだけど、あれも特定の作品の特定のシーンって所まで分かってこそ面白いネタだろうし。

そんな中で面白いなと思ったのは戦闘シーンの表現。グリッドマンが着地した時とか、足が地面に着いて一瞬の間をおいて土埃が舞い上がる。これはいかにも特撮って感じの表現なんだけど、CGから感じる軽さを誤魔化す上でも効果的だった。重量物を表現する特撮のテクニックが、スムーズ過ぎるCGの動きに重量感を与えていた。
単に特撮へのオマージュというだけでなく、実際の効果としても有効に使っているのは上手いなと思う。

物語の方は詰め込んだというか、製作者の剛腕で何とかした感じ。特撮のオマージュとしては、毎回怪獣が現れてそれをやっつけるというルーチンを崩すわけにはいかない。そのため物語を進めるドラマパートは大胆すぎるほど視聴者の方に投げている。
登場人物の掘り下げや、人間関係進展のためのイベントというのを半ば放棄し、最低限の演技と台詞でその描写をしていた。「どっか行っちゃえってこと?」というセリフと「違うよ」の演技(ヒロインの演技は一貫して生っぽい女子高生で良かった)で、敵の少女がどのような女の子で、ヒロインがどんな女の子で、二人がどのような関係だったのかを表現しようとしている。
これは狙ってやったというより、そうせざるを得なかった部分が大きいのだろうけど、説明せず視聴者の理解力に委ねようという姿勢は嫌いじゃない。語りすぎて野暮になるより、きっとこうなんだろうと一人胸の内に秘める方が趣ある事もある。

ある意味では知識をひけらかすようなパロディのオンパレードだし、内輪でしか分からないような細かいネタを大量に盛り込んでいる(のだろう、自分には分からんが)。真面目な大人が作ったというより、学生が悪ノリして作ったような作品かもしれない。全てに元ネタがあるって事は、オリジナリティが欠片もないって事でもある。
しかし、これだけ出来の良い作品を作れば、それらの問題点には目をつぶらざるを得なくなるだろう。ラストシーンが実写で「あぁ〜なるほど、そういう事ね」となってしまう部分まで、きっちり出来がいいんだから。

こういう昔っぽい製作姿勢は受けがいいとは思えないし(集中して見て、分からなかったら調べて、視聴者同士で情報交換をしてと、元ネタ知らずに楽しもうとしたら色々めんどくさい作品)、そもそも今風の受けを狙った作品でもないんだろう。
原作の特撮作品が作られていた頃には、まだそういう作品が多かったという点まで含めて、一つのパロディなのかもしれない。

何にせよ、面白いものはどうしようもない。「とても」が着くのは当然の作品。
[共感]
2019/03/14 『説明せず視聴者の理解力に委ねようという姿勢…』『語りすぎて野暮になるより、きっとこうなんだろうと一人胸の内に秘める方が趣ある事もある』←私にとってはこれが上手くはまった作品でした。肝心の理解力が怪しいゆえに、妄想気味になってしまいましたが…(笑) by rie-ru


論客名: パスワード:




この評価板に投稿する

この作品の全ての書込みを表示する
↑上へ