[アニメ]NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘


ながさき1945あんぜらすのかね / NAGASAKI 1945 CHIME OF ANZERAS
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2005年アニメ総合点100位192作品中
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作品紹介(あらすじ)

1945年8月9日、平和な長崎を襲った一発の原子爆弾、それは長崎を一瞬で死の街に変えてしまっただけではなく、平和のシンボルの鐘を瓦礫に埋もれさせてしまった。
更に、放射能という目に見えない悪魔をまるで、広がる円のように撒き散らし、その惨禍を容赦なく拡げていった。
浦上第一病院の医師、秋月辰一郎は、この原爆の惨状と実態、そして、現状を見ようとしない日米両国と、多くの人々が傷つき、死んでいく現実に何度も絶望しそうになりながらも、立ち上がろうとする・・・・・・。

原爆と戦い続けた医師の若き日の苦闘を通じて描く、原爆の恐怖と、戦争への怒り、そして平和への願いを込めた戦後60年目、被爆60年目に描かれたアニメーション映画。
「NAGASAKI・1945〜アンゼラスの鐘〜」
参考文献「長崎原爆記」「死の同心円」 秋月辰一郎著
「夏雲の丘-病窓の被爆医師」 山下昭子著
制作:虫プロダクション
日本 公開開始日:2005/12/10(土) 映画
公式サイト
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最終変更日:2013/07/12 / 最終変更者:mosukuwa / 提案者:634 (更新履歴)
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2007/01/25 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2036(50%) 普通:791(19%) 悪い:1252(31%)] / プロバイダ: 11390 ホスト:11513 ブラウザ: 5234
この作品の主人公の医師であり、原爆と戦い続けた秋月辰一郎先生がこの映画の完成を待つことなく、戦後60年、被爆60年目に亡くなったのですが、その被爆した医師が、被爆した患者達が次々と弱り、死んでいく惨状と、戦争によって傷ついた自分達に何も手を差し伸べてはくれなかった日米両政府への怒りが映画の中に現れていました。

小林桂樹のナレーションが語られて、進むのですが、放射能の前に無力な人類という部分と、その放射能という最悪の毒物を、戦争という最大の暴力と犯罪行為で使用した事への人間の愚かさと怒りが込められ、身に覚えのない不幸を味わいながらも、その加害者であるアメリカ(長崎はアメリカが国教としているプロテスタント系の教会があり、在日米人も多くいたにも関わらず)にも、敗戦でアメリカの顔色ばかりを伺っていた日本のどちらにも、不快感と怒りが滲み出ていました。

こういった原爆と戦争作品では『はだしのゲン』があまりに有名なのですが、はだしのゲンがグロ描写をふんだんに使い、やや抵抗が大きい作風になっていましたが、こちらの方はそれ程グロ描写はなく、淡々としたイメージもあります。また、ゲンのそれが劇薬効果が非常に大きかったのに比べれば、こちらの方が万人向けになっているといえます(本当の長崎市民は、この映画で描かれたよりも、遙かに悲惨で、広島と同等か、ある意味それ以上の・・・・・・というのはあっただろうけれど)。

しかし、内容的にはこちらの方が大人向けです。こちらの方が専門用語が多く入っているし、放射能による人体汚染が伝染病のように拡がり、やがて、目に見える形になっていった時には・・・・・・という部分が強いし、放射能に苦しみ、死んでいく市民や人々が多いにもかかわらず、それを救ってやれない医師としての無力さと、罪無き人々を容赦なく焼き、そして消えることのない毒物を撒き散らした戦争と原爆、それを使わせる国家への怒りと慟哭が出ている意味では、こちらの方がゲンのそれよりも、原爆と生涯戦い続けた人の証言故に説得力があります。

舞台が舞台だというせいもあってか、九州弁がメインなので、字幕で標準語に翻訳・・・・・・というのがちょっと、いただけない部分もありました。子供にも戦争と原爆の恐ろしさを伝えやすく・・・・・・というのはあったのでしょうが、アニメ作品であったにも関わらず、同年公開の『男たちの大和』のそれよりも遙かにそういったリアリズムと、戦争への怒りが込められていた作品だったことに間違いはありません。その意味では、一般市民の目から見た戦争ということでも、男たちの大和よりも、反戦映画としての完成度は上だったように思います。

実際、本作は見るまで、それほど期待していなかった面もあったのですが(それも大和に注目が集まっていたので、大和のせいではあるのだけど)、その内容と反戦度では、大和のそれよりも遙かに印象に残りました(大和が決して悪かった訳ではないのだけど、短い上映時間で語られた内容とシーンは、大和のそれよりも印象に残る場面が多く、まとめ方も上手かったので)が、男たちの大和メインだった2005年には、あまり注目されなかった面が逢ったのが惜しいです。

しかし、秋月医師の想いに反するようなことが世界各地で未だに起こっているのだし、人類の平和な営みを壊し、愚かな戦争と核という悪魔の力に縋ることへの怒りが溢れている作品だったことに間違いありません。

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... this.width=window_width*0.96;}}else if(window_width && this.width>window_width*0.75){this.width=window_width*0.75;}"> 残骸で創られた鉄兜が安置され、戦争というものの不幸を物語っています。 昨年、戦後60年を記念したアニメ映画NAGASAKI1945アンゼラス」が公開さ ...
記事日時:2006/08/09

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