[アニメ]メイド イン アビス


MADE IN ABYSS
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注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 漫画:メイド イン アビス
アニメ総合点=平均点x評価数967位6,181作品中総合点29 / 偏差値52.10
アニメ平均点760位2,807作品中平均点1.26=良い/23評価
2017年アニメ総合点4位215作品中
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声優・俳優1.82(とても良い)17
音楽1.71(とても良い)17
キャラ・設定1.65(とても良い)17
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作品紹介(あらすじ)

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴「アビス」。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇妙な生物たちが生息し、
今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
<スタッフ>
原作:つくしあきひと
監督:小島正幸
副監督:垪和等
日本 開始日:2017/07/07(金) TV
公式サイト
1. TVアニメ「メイドインアビス」公式サイト
プロモーションビデオ (1個)
TVアニメ「メイドインアビス」PV第1弾TVアニメ「メイドインアビス」PV第1弾
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最終変更日:2017/11/23 / 最終変更者:エリクサー / 提案者:みゆきちいいいいい (更新履歴)
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2019/02/02 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
背景 キャラ背景 設定 テンポ
【悪い点】
アニメでは1 2話はあまり進まん。
【総合評価】
まあ、けどめっちゃ良いぞ。原作も読め。

2018/11/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(71%) 普通:2(29%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 7517 ホスト:7697 ブラウザ: 10171
【良い点】
世界観がしっかりと確立されている。映像も申し分ない。こんなことを書くのは双方にとって失礼なのかもしれないがスタジオジ◯リの作品かと思った。
単純に面白く、この世界に浸っていたいと思わせる何かがあった。いつのまにか2期を心待ちにしている自分がいる。

【悪い点】
この作品を批評する上で避けては通れない残酷描写についてだが、はっきり言って、気持ちが悪かった。その手の描写に対する耐性はとてもある方だと思っていたが、この作品のモノに関してはそういう問題ではなかった。考えてみれば、幼児へのグロ描写はほとんど見たことがなかった訳であり、言いようのない不快感はそこから生じているのだと思う。暴力表現、残酷表現が良作を作る上で肝となる事があるのは周知の事だが、ここまで強烈な印象を与えるものを使うのは少し違うというか、頑張るベクトルがズレているのでは。デフォルメされた絵柄である所もグロ描写を引き立たせるためにしているのかとまで思った。

そして、キャラの振る舞いが不自然。ほぼ死にに行くような事であるはずなのに、友人は一人しか反対しない&リーダーと呼ばれる青年でさえ、見て見ぬ振り。極めつけは優秀な探窟家で明らかに子供好きのいいオッチャンのように描かれている人でさえ頑張れなどと言ってそれっきり。無理矢理にでも連れ返すか、最悪でもこっそり付いていくべきであろう。

【総合評価】
良くも悪くも訴えかけるものが多く非常に考えさせられたためここは「とても良い」にしておく。まだ完結しておらず、2期もあるようなので、そこに期待したい。
「ただのグロアニメ」ではない事は確か。

[推薦数:1] 2018/07/27 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:23(74%) 普通:6(19%) 悪い:2(6%)] / プロバイダ: 2789 ホスト:3057 ブラウザ: 10308
【良い点】
世界観を作り込んである。
絵が綺麗。導入部分は良かった。
【悪い点】
漫画の方が随分と評判が良かったので読んで見たのですが、ぶっちゃけ気持ちが悪くなってしまいました…
グロいの自体がダメなわけじゃないです。
そういうのも結構見ますし、好きな作品もあります。

ただこれは…ない。多分これ描いているの男性だと思うのですが、この人、こういう小さい少年少女が傷つくのが大好きで、きっと興奮するんだろうな、というのが、漫画からひしひしと伝わって来るからです。
世界観や何かも、このグロいシーンを描きたいがために作り込んでいるんじゃないかと思えるくらい。
最近の可愛い女の子がたくさん出て来る漫画を、ちょっと玄人っぽく作り込んだだけ、みたいな…
なんだか違法な少年少女のスナッフビデオを、ほら、すごい世界観だろう、と自慢げに見せられた気分です。

アニメはCMしか見てないので、なんとも言えません。漫画の方のジャンルにこの作品がなかったので…

でもとにかく気持ちが悪いです。
宮崎駿風に作り込んでうまくごまかしてあるだけのただのロリ漫画にしか思えません。お話ありきのグロシーンではなく、グロシーンありきのお話とでもいうか…
とにかく気持ちが悪い。
この人他でロリ漫画とか描いてても驚かない。

評価が高い理由が全くわからない…
犯罪まがいの気持ち悪さ、読後感でした…
【総合評価】
他の方の評価ほど素晴らしいとは思えませんでした。
あんな上辺だけの、ほらリアルに丁寧に世界観作り込んでてすごいでしょドヤ!感が嫌です。
素直にロリ漫画描いているだけならともかく、ファンタジーというジャンルに持ってきて少年少女の目に触れるかと思うと…最悪な気分です。

[推薦数:2] 2018/06/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:77(88%) 普通:11(12%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 13991 ホスト:14276 ブラウザ: 5213
原作未読、完結してないらしいのにどう終わるんだろう?と思ってましたが・・・
よくこのアニメを作ってくれたな、と思う。

世界観や背景美術の素晴らしさは他の方が述べているとおり。
出発から戦闘訓練辺りまでは、ペース遅いなあ、どう山場がくるんだろう?とか、
主人公たち頼りないなあ、など少しマイナス印象があったんですが。

リコが毒に冒されてからの描写は克明だった。
きっと冒険者たちからすれば珍しくないことなのだろう。
それが子供にだって当然に牙を剥き、激しい痛みと気を失うような光景をまざまざと見せつけてくる。
わざとらしさも衒いもない、ただ当たり前の危険を伝えてくるのです。
それに対し、関節でなく骨の部分を切らせたリコの気丈さも凄い(正直見直した)。

そしてそれに続くナナチ関連のお話。
あまりにも惨い過去、救いのない今まで。趣味が悪いという声があってももちろんおかしくないです。
それでも火葬のシーンは涙なしには見られなかった。
きつい描写を贖うだけの真摯さが私には感じられたからです。

いかに残虐で目を覆いたくなる過去があっても、
リコを救えなかったレグをナナチが救い、ミーティを救えなかったナナチをレグが救い、
そしてリコは、出会ってもいなかったミーティと心を通わし励ましあう。
まるで、冒険者たちが残していった道標を辿るかのような美しい連なり。
そしてナナチが長かった旅を終え、新たに主人公たちと歩き出す。
そうだ、これが冒険なんだ、人の一生なんだと思わせてくれる最終回にふさわしい出来でした。

そのうち続きが出来るんでしょうが、話半ばで終わった本作だけでも良い評価ができる作品だと思う。
この先長いであろう冒険の一部を見られてよかった、そう感じました。
[共感]
2018/09/22 救いの連鎖の記述がなんとも心に残るレビューでした。一人の命は限りがあれどそうやって魂を残し、いろいろなものが受け継がれ、歴史を作っているんだなあと。 by E・カリング

2018/04/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:121(54%) 普通:3(1%) 悪い:99(44%)] / プロバイダ: 13965 ホスト:13921 ブラウザ: 8292
原作は未読です。


少年少女の冒険譚。

児童文学としてこの手の作品は昔から数多くありますが、こういう作品で一番重要なのはその世界に浸らせられることです。
アビスという謎に満ちた世界を幻想的かつ美しくも残酷に描ききった世界観が非常に良く、それを豊かに彩る音楽が素晴らしいですね。
映像美も光の具合とか草の描き方とか素晴らしんですよね。

序盤はそうやって美しい世界やこれからの大冒険へのワクワク感を見せて引きつけるけど、中盤から徐々に手厳しくなり、後半は特にどぎつい。
児童文学的には苦労とか苦痛といったところは都合よく書かれる(省略される)からないのですけど、世界は優しいだけじゃないってのは、その通りですよね。
この後半部分をどのように感じるかによって評価は変わると思うけど、なまじ序盤に世界に浸らせている分、嫌う人間もいるのも事実だと思います。
まぁ、たちが悪いといってもいいけど。(笑)
あとナナチは可愛いし。

よって、評価は『とても良い』で。

ハリーポッターもあんなガバガバな設定だけど、浸らせるという点においては素晴らしいですものね。
児童文学はそうでなくっちゃ!!
いや、まぁ児童文学じゃないですけど、絵柄も児童文学の挿絵として入ってそうなものですけど、それを十分に生かした構成ですね。

2018/04/02 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 5529 ホスト:5258 ブラウザ: 15682
【良い点】
世界観やストーリーが残酷だがとても綺麗で見る者を引き込む作品。

【悪い点】
前半のストーリー進行の遅さなど気になる点はあるが最後まで見ればさほど気にはならなくなる。
あとは強いて言えば、特殊な設定にも関わらずあまり作中で深く触れていない点だろうか。

【総合評価】
魅せるのがうまい作品。
きちんとストーリーで勝負できているのでオススメ

2018/02/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:24(62%) 普通:6(15%) 悪い:9(23%)] / プロバイダ: 10650 ホスト:10620 ブラウザ: 8319
アニメらしいアニメ。
作画が美しく幻想的で、構図もよく考えられていて世界観に深みが出る。
往年の名作「洞窟物語」を彷彿とさせる雰囲気に引き込まれた。

個人的には徹頭徹尾この雰囲気は大好きなのだが
こう、昨今の流行りに乗って無理やりグロく仕上げたシーンが
蛇足であんまり効果的ではなかったような。

あと無駄なセリフが多い気がした。せっかく絵も綺麗で音楽も効果的に使えていたのだから、
ちょっと原作無視してでも余分な台詞ーーというかシーンまるごと飛ばしてほしかったところもある。

1クール全13話で区切りの良いところで終わるためだろうが
結局13話目を一時間に伸ばしてもダイジェストになって「ハァ?」なので
もっとこう、構成上手くできなかったのかな、という疑問は残る。
つーかこれ13話いらないでしょ。潔く10話くらいにまとめてほしかったかもしれない。

ただ、最後まで視聴を辞めようと言う気にはならなかった。
なんだかんだでこのアニメの世界観に没頭できたのだと思う。

続きも是非見たいと思う。
そこらへんの期待も込めて評価は「とても良い」で。

2018/01/28 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:37(16%) 普通:61(27%) 悪い:127(56%)] / プロバイダ: 8563 ホスト:8537 ブラウザ: 8279
二堂;二堂です。

新駄;新駄です。

二堂;穴ができた。なかみやなんやねん。深いがな。モンスターいっぱいや。謎だらけ。

新駄;まぁ絵がきれい。それがすべて。二人の演技力もすごい。

二堂;二人のでの劇であそこまでひっぱれるってのも昨今ないねぇ。

新駄;あれきついと思うよ。だって二堂新駄かくのきついて中野さんいってたよ。

二堂;最近まで書くの控えてたんですね。

新駄;だからナナチだしたんだよな。三人目として。実際に連載終わらせそうになったらしいな。

二堂;僕好きですよ。とくに友を幸せにすることが殺すことってすごいは。

新駄;あれはねぇ。生きることが辛いってのは聞いたこともない聞くこともできなくなった友。でもそういってるって信じてレグに友を殺させるって。これやばいでしょ。「良い」ですね。

[推薦数:2] 2017/12/04 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:101(77%) 普通:11(8%) 悪い:20(15%)] / プロバイダ: 16710 ホスト:16751 ブラウザ: 5171
アビスという卓越したフロンティアを創出した原作に、下手な劇場版を凌駕する作画を与えた絶品の冒険物作品。
深い奥行きを感じさせる構図と細かな表現にも行き届いた作画には、最初から只者ではない感が溢れていましたし、
最後までその期待に応えきってくれました。
この壮麗とまでいえる美術に魅入られて、美しく容赦のない世界に惹きこまれてゆきました。

久々の無鉄砲系主人公がかもし出す明朗快活な冒険物テイストに世界の冷徹さを忍ばせてあり、
あるときから堰を切ったようにそれが主人公達はおろか、観客にさえも無慈悲な牙を剥くようになる。
突きつけてくるのはさながら死の中にある生であり、ほんの僅かな不首尾でたちまち命を落とすことになるという魔境、
ここにあって人はあまりに小さく弱く、運命という言葉さえ人間の都合に過ぎない。
そんなアビスのいつ底を突くと見立てることもできない妖しき恐ろしさに、心を奪われます。

なぜなら観客にとっても深淵への興味は断ち切りがたく、この恐ろしさを受け入れても惜しくない見たい景色があるものだから、
未知のものに挑戦することは人間にのみ許された行為なのであり、
帰ってこれなかった者も数多い先人の業績と犠牲の積み重ねのその先に、今の我々があるのだから。
リコの危なっかしすぎる前向きさには、人を人たらしめているものの象徴をみるように思わせられます、
今のこの、先人が作ってくれた環境に依存して生きる者として、僕はリコの無鉄砲さを否定しきるすべを持ちません。
恐怖に慄くどころか、まだ見ぬものへの期待にあふれる顔つきが素敵すぎます。

この作品の魅力の度し難さは、終盤に探窟家の「成果て」ナナチが加わわってさらに加速します。
とりわけミーティの「眼」は忘れられません、あの眼で、穢れの無い眼でこのどうしようもないほどの異形がいとおしくなってくるのでした。
そして自らの限界を悟り、「宝物」に手を掛けなければならない哀しさに、何度観ても涙なくしては見られないのでした。
絶望が重なる果てになされる決断と、最期の、思いのたけの限りに注がれる愛情が途轍もなく美しく迫ってくるのです。

そしてひとしきり悲しみにくれたら、また力強く歩を進め始める、人間は進むのを止めることは出来ない、
だから世界は素晴らしい、生命が愛おしい、壮絶さの中にある魂の美しさ。
この作品は主人公たちの受ける試練が「リアル」で、その身の丈にはあまりにも不釣合いなほどなのが特異なのですが、
これはむき出しの手心を加えない脅威に照らすことで、それらが本来の輝きを放ち始める様を見せようとするためのように思えるのでした。

この「リアル」な試練のシーンによって、心して観る必要のある作品になっていることは事実です。
ただこれは痛がるのを嗜虐趣味的に眺めるというようなものではなく、自分もその痛さに共鳴しながら見るものというふうに受け取りました。

この世界には守りを求める弱い者が居るとともに、守ることを欲する者が居ます。
ある者は近くにいて手を携え、またある者は遠い位置から人知れず、しかし確実に手を差し伸べるという風に。
この作品では、それはリコとレグが1秒でもここで長く生きていられるためにという、ささやかで絶望前提のものではあるのですけれど、
観客は自己を主人公たちに投影するというよりも、周りの探窟家の視点に、
あたかもオーゼンやハボルトのような見守りの視点に置かれることになります。
「痛み」は立ちはだかるものの恐ろしさと絶望を観客に思い知らせ、
いずれ「守りを求める弱い者」がそれを乗り越えようとする姿をみて、喜びを感じるために必要な痛烈な装置なのです。

まるで観客は、この痛みに耐える強さを試されながら、見守る者の覚悟を問われているように思えるのでした。
まさに刮目することを促されるものだったと思います。

といっても別に、わざわざそうした立ち位置に自分の足場を変えながら観ていたわけではなく、自然にそうなっていました、
この作品にはそれだけの力があったのです。
なぜなら優れた創作物は、観客を住んでいる世界とは違う世界、道徳観も死生観も異なる世界の住人にしてくれます。
そうして観客をして現実では味わえないような艱難辛苦に「遊ぶ」楽しさを味わわせてくれたりするもの、
堅苦しい話ではなくこれもまた娯楽の一つの様相であり、この作品は優れたその一形態なのです。
この作品から得られるものは、「痛み」をオブラートに包まずにある程度のリアリズムをもって描かれていたからこそあるのだと思います。

確かに原作者にはぺドフィリアや嗜虐趣味がありそうなのですが、
しかしアニメの製作者はそれらを前向きな意味を持つものに転化させようとしていたと僕には感じられて、
むしろ表現面で逃げずによく頑張ったと思えてくるのでした。
リコが痛みに苦しむ姿を涎をたらしながら凝視する者など稀でしょう、我がごとのように共鳴する者のほうが遥かに多いはず。

とはいえある程度のメンタルの強さを身につけた年齢の人向きの作品だとは思います。

一見子供向けの冒険物に残酷さを増しただけの作品に見えるかもしれませんが、「だから人は素晴らしい」が凝縮されたものだったと思います。
最後の伝報船はそんな万感の思いが込められた、珠玉のオリジナルシーンです。

大胆なデフォルメを施されたキャラデザは、子供向け作品ぽくて視聴前はあまり興味が引かれなかったのですが、
作画力と物語の魅力でそんな抵抗感を軽々と越えていってしまった、創作物が与えてくれる驚きに満ちた作品でした。
評価は文句なしの「とても良い」です。

完結していないのでこの評価にしましたが、折りよく続編の製作が発表されました、「最高」にするのはそれを観てからにしたいと思います。
それにしても続編を観終わるまで原作に手を出すのを堪えるのが拷問ですよ、これは。

2017/11/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(67%) 普通:1(33%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 26990 ホスト:26984 ブラウザ: 10255
原作未読。
夏アニメの中ではダントツだったかと思う。他がダメすぎたのもあったが。最近の作品としては久しぶりに世界を創造している作品だと思った。異世界と言っても大概は既存のアイデアに乗っかった作品ばかりだったののでより新鮮に感じた。
話が進むにつれ、当初思い描いていた作風や雰囲気とは随分違い、グロテスクな表現や心にくるようなシーンが増えてきたのは人を若干選ぶ所ではあるかもしれない。
ただ、それが「冒険」という事に対してのリアリティーが増し、緊張感が生まれており良かったように思う。
続編が見たいです。

[推薦数:3] 2017/11/23 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:110(40%) 普通:40(14%) 悪い:128(46%)] / プロバイダ: 23158 ホスト:23403 ブラウザ: 9175
子どもが大冒険に乗り出す物語は今まで数多く作られてきました。本作品も一応はその係累に属します。ただ、このアニメについては一般的な少年少女冒険ものと異なるシビアで過酷な内容や過激な表現が含まれており、そこが一番の特徴と言えるでしょう。本作品への高い評価は総じてこの部分に対するもののようです。しかしながら、本作品はまさにその特徴ゆえに少年少女冒険物語が持っていた美点を消し去り、非常に不快な作品に成り果てています。また、ストーリー展開にも少なからぬ無理があると言えます。

本作品の舞台は様々な古代の遺物や不思議な生物が存在する大穴、アビス。多くの危険があるアビスを探検調査し貴重な遺物を持って帰る探窟家が活躍する世界で物語は展開されます。アビスは単なる巨大洞窟ではなく人体に害をなす上昇負荷という現象が存在し、下にもぐれば潜るほどその危険が増します。そのため苦しい状況であっても迂闊に引き返すことができません。また、アビス内部の生態系も危険な生物だらけであり、冒険の舞台としてはよく考え抜かれていると思いました。そんな場所に挑む探窟家の精神も単に勇敢というよりもどこか狂気じみているようにも見え、確かに本作品は一風変わった冒険物語でした。

しかし、このシビアすぎる設定はストーリー展開上大きな問題を発生させていたと評せます。まず、主人公のリコとレグがあまりにも力不足であり、悪い意味での単なる身の程知らずにしか見えない。リコは見習の探窟家にすぎず、能力も大したことがなく、性格も後先考えずに動く傾向がありました。実際、彼女は失敗ばかりで相棒のレグに負担をかけまくっており、「そらみたことか」と思うことが再三でした。一方、ロボットのレグもリコの未熟さをカバーできるほどの圧倒的な力を有しているわけではなく、ロボットのくせに人間みたいな弱点が多すぎました。この2人だけで行ったきりで引き返すこともできないアビスの底に挑むというのですから、話に無理がありすぎます。しかも、その動機も母親がアビスの底で待っているかもしれないからというものであり、ろくな備えもなしに最大級に危険な場所にアタックするにしてはあまりにも薄弱。視聴している側から見れば「それでいいのか。あまりにも無謀」と言いたくなるレベルでした。正直、このような2人が冒険に臨むとすれば頼れるメンバー(誠実で有能な大人)を後2〜3人パーティに追加してやっと許容できるかどうかというところでしょう。

また、リコの周囲のキャラクターもどうかしている。半人前のリコがアビスの底を目指すなど単なる自殺行為にすぎないにもかかわらず、本気で止めようともしない。仮に奇跡的に最深部までたどり着いても上昇負荷がある以上、もうリコは戻ってこられません。普通ならばぶん殴ってでも止めるべきでしょう。リコの友人たちは彼女が死んでも構わないと思っていたのか?また、途中で出会ったハボルグが2人を連れ戻そうとしないのも不自然であり、この辺はキャラの性格設定がおかしくなっています

もっとも、この辺の問題はまだまだ序の口。本作品最大の問題はファンシーなキャラデザインとはまるで似つかわしくない惨たらしい描写にあります。上昇負荷で体中から血を吹き出すリコ。アビスの獣タマウガチに毒を打ち込まれて膨れ上がるリコの腕。レグがリコを救うために骨を砕いて腕を切り落とそうとする描写。ナナチによる麻酔無しの手術等々。リコ関連だけで気分が悪くなる描写が連発されます。さらに極悪人のボンドルドによって行われていた子ども達を用いた人体実験の表現、特にミーティが上昇負荷で破壊され人ならざるものに変異していく様は、目をそむけたくなるほど惨いものでした。

これらの表現に関しては、この過酷さこそ本作品の白眉であり凡百の冒険物語と一線を画す素晴らしい部分であるとの評価もあります。だが、これらは極めて悪趣味な描写であり、断じて好意的に評価できるものではありません。延々と子どもが苦しむ姿を見せて何がやりたかったのか。正直、「児童加虐趣味」の産物のように思えます(なお、しばしば子どもをお仕置きで「裸吊り」にする話も不快だった。これも下劣な趣向にしか見えない)。せめてボンドルドが完全に滅ぼされこれ以上の悲劇が食い止められたのならばまだしも、本作品ではそれすらなく(おまけに原作通りならボンドルドは完全に倒せない相手らしい。だとすると子どもたちの無念は晴らされず、かつ、同じ悲劇がまた起きることになるだろう)、視聴者はひたすら不快感とストレスをため込むことになります。

この作品は物語の途中で終わってしまいました。現在、このような中途半端なラストを迎えるアニメは増える一方であり深夜枠の通弊となりつつありますが(第二期以降は制作されるかどうかも不明であり、続きが作られないままそれっきりになった事例も少なくない)、「またこのパターンか」とうんざりしてきます。アニメとしてスタートした以上はアニメの枠内できちんと完結させるべきであり、すみやかに第二期を制作すべきでしょう(なお、オリジナル展開・結末も厭うべきではない)。

本作品は確かに見るべき部分も少なくなかったです。しかし、この作品の問題点は美点を覆滅して余りある。冒険物語のくせに「ドキドキワクワク」ではなく「イライラムカムカ」を観る者に与えるというのでは話になりません(この作品を観て「リコやレグみたいになりたい。あんな冒険をしてみたい」と誰が思うか)。ゆえに評価は非常に厳しいものになります(評価「とても悪い」)。
[共感]
2018/12/27 全く同感。これが素晴らしいと言っている人は、残酷であればあるほど燃えるガキか、同様の性的趣向を少なからず持っているオッサンだと思います。これを褒め称えている人、自分の性癖暴露しているようなもんだから恥ずかしいでちゅよ!と注意してあげたくなります。 by natyu
2017/11/23 正直あまりにも評価が高すぎるのでこの意見は貴重でした。小さい子供とか青少年に間違いなく悪い影響を与えると思います。推薦します。 by CHIGE

[推薦数:1] 2017/11/22 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:710(41%) 普通:424(24%) 悪い:611(35%)] / プロバイダ: 19929 ホスト:19851 ブラウザ: 4693
【良い点】
・独創的で前例が無いファンタジー世界を描きつつも、社会と世界の構築が実に
しっかりしている。王国末端の孤児院、貧民窟、子供達の生活、復活祭、そして
「大深遠=アビス」、そこに関わる人々の社会生活、死生観、アビス独特の生物生態系、
謎のオーパーツや「呪い」など設定描写が堅実。オリジナリティあふれる「新しい」
世界にも関わらず全てが実在感を備えている。この構想構築力は驚嘆すべきレベル。
・美術作画、背景、音楽は作品世界を盛り上げる重要パーツだが、これまた優良。
・主人公リコとレグの抱える謎、作品世界の核アビス生態系の描写、白笛達の闇など
視聴者の興味をひくベクトルの違うさまざまな要素が充実し魅力的。

【悪い点】
・キャラデザはペドっぽいので好き嫌い判れそう。当初キャラで回避したが、視聴開始
して反省しきり。キャラデザが苦手でもトライをおすすめ。
・完結はしていないので、二期に期待。そういうラストだし、時間はかかっても是非
やってもらいたい。
・主人公パーティーは未熟その物で、当初からレグの危なっかしい性能頼みの冒険。
冒険心を言い訳にしても無謀すぎる挑戦で、死にたがりになのか、危機は自業自得
なのでは、と視聴していてストレスフル。
・幼児をいたぶる描写、流血、失禁など直球でえげつない描写が多く、痛み流血
不幸耐性が低い視聴者には辛い部分も多い予感。個人的には鈍感力MAXなので、
リアル寄りの描写とむしろ高評価したが。

【総合評価】
「とても良い+」。久々に架空作品世界でありながら骨太の設定、描写に感心した。
特に美術背景など書き込みが緻密でアビスの階層毎に異なる様相を見せる自然、生態などの
光景は非常に見応えがある。また、幼児ながら(常識的に考えれば最終的には死しか無いような)
アビスに魂惹かれる心情やその背景、死生観など、非常に独創性の高い世界設定にも関わらず、
説得力があった。そうした実在感溢れるキャラクターが繰り広げる冒険には心躍る。
行く先には暗い影が数多く落ちているようだが・・・続きが気になって仕方ない。
ここしばらくのアニメでは抜群の衝撃と訴求力を持った作品だった。超お奨め。

※世界観の独自性が評価が高い理由の一つだが、「元ネタ?」見つけてしまったかも。
ジャンル違いだし古いが、一部カルト人気の作品なので、知ってる人はすぐに
連想するかも。作者が意図的に取り入れてるのかは不明だが、偶然にしては類似が
多すぎるので、影響を受けているか、元ネタに関わっていた可能性は高いな・・・
名称もわざとか似せている部分があるので、レスペクトしてるのかもしれん。

[推薦数:1] 2017/11/04 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:223(68%) 普通:10(3%) 悪い:94(29%)] / プロバイダ: 39092 ホスト:39139 ブラウザ: 5213
「深淵へ挑む新たなファンタジー」

●【作品の概要】

漫画原作1クールのファンタジー作品。

アビスと呼ばれる謎の大穴(RPGで言うダンジョンみたいなモン)に挑む少年少女の冒険活劇。
特徴としては、可愛らしい絵柄と設定が「豊か」な点を挙げる。
単に凝った設定というだけでなく、自由な発想の下に独特の世界観が広げられている。
これだけでもワクワクするし、異世界ファンタジーのロマンをビシバシ感じる。一見の価値あり。

質に関しては作画やBGM等全体的に高い。

ただ、一部絵柄に反してハードな展開やグロ描写もあるので苦手な人は注意。

●【良い点】

〇ファンタジー作品としての完成度

絶品。アビスの階層の設定や呪い、動植物の生態に関する設定や描写が抜群に良い。
中でも奇怪ながらも理に適ったモンスター達はソレだけで見る価値がある。
他にも現地で食材を取って料理して食べる様とかサバイバル感等もあって、
昨今の「よくあるファンタジー」の枠に当てはまらない新鮮さを感じられる。

また、BGMや作画の良さも相まって冒険ファンタジーとしての完成度は極めて高い。

●【賛否両論な点】

〇ハード過ぎる冒険

一見可愛らしい絵柄でほっこり系かと思いきや、
過酷過ぎるアビスの設定から、その設定に恥じない話作り、
その徹底した描写までかなりハードな内容となっている。

どの程度過酷か例えるなら、
ただでさえ高難易度のRPGを初見かつ低レベル縛りで
クリアしないといけないとかそういう感じ。

……無理じゃね?

音楽の授業とかで「ギリシャのイカロスがロウの羽で太陽目指して飛んだ」とかいう話もあるが、
アレに対して「無謀過ぎワロタwww」とか思った人ならその時と同じ感想を持つだろう。
「いや、周りの人止めてやれよ…」と。

どう考えても主人公ペアは準備も装備も知識も練度も足りていない。
バカなの?死ぬの?とか思ってたら本当に死にそうになってるし!
おかげで随所にあるピンチがどうにも作為的に感じられてしまう。
なので、ピンチになってもハラハラ感よりも先に
「ホレ、言わんこっちゃない…」って感想が首をもたげる。
過酷さは面白さの一部でもあるのだが、流石にバランスが悪かった。

●【悪い点】

〇ストーリーの展開

冒険活劇とは言ったものの、主人公ペアの活躍はイマイチで、
冒険に出た後で修行・チュートリアルパートが話の結構な割合を占める。
……順番逆では?

確かに、冒険よりも先にチュートリアルを長々とやるのは読者・視聴者が離れる要因になりかねないが、
本作のクッソ面白いファンタジー要素があれば大丈夫だった気もする。

少なくとも、アビスのチュートリアル・修行パートは
オーゼンかナナチのどちらかに詰めてでも1回で終わらせて、
冒険劇を中心とした内容にすべきな事は間違いないと思う。

俺達の冒険はこれからだエンドにするとしても、
レグはともかくリコの成長の成果が見られなかったのは流石にキリが悪い。

●【評価】

パンドラの箱をひっくり返したような作品。
熾烈を極めるアビスの奥には、困難、恐怖、危険、絶望、などが盛り沢山。
しかし、ソレらの中には報酬や救いや、冒険そのものに対する「ロマン」等の希望が眠っている。
人によっては人生も似たようなモンと言う人も居るかもしれない。(知らんけど)

評価としては「良い」。
間違い無く面白かったが、間違いなくもっと面白くなれた作品だとも思うので、この評価。

[推薦数:1] 2017/10/29 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:43(58%) 普通:18(24%) 悪い:13(18%)] / プロバイダ: 14869 ホスト:15235 ブラウザ: 8310
職場でも話題になっていたので見てみた、(というより見ろと強制され渋々・・・w)
そもそも雑で武骨な人間なのでこういう繊細な作品とは相性が悪そう、感想のみを簡単に留める

世界観の作り込み、独創性、描写力、どれをとっても原作者は数多いテンプレラノベ作者より遥かに非凡な芸術的な才能、想像力がある

ただ物議を醸しているゴア、スプラッター描写だが、アニメだけでなく該当箇所だけ漫画版を読んでみたが
原作者にその気の趣味はあると思った(あくまでも個人的な感想)
特に確信したのは最終話だったかな、幼女2名が地下下層に実験的に降ろされるシーン
可愛い幼女が叫び声を上げながら原形を留めなくなるシーンにはある種のエロスを感じたという人もおり、描写にも強い拘りを感じる
Amazonでの原作レビューには「かわいい女の子の運命に涙しながら、パパ棒を度し難くして描いていそうだ」という鋭すぎるレビューもあった
ただ、自分は全面的には否定はしない、そしてこのシーンの出来はめちゃくちゃ良い
『不思議の国のアリス』も長年、幼女に対する作者自身の個人的な趣味が炸裂しているという批判を受けながら、
名作という評価は不動のものになっている
こうした性的な衝動は創作の大きな動機であり、意欲を沸かすエンジンなのだろう

ただ、ぶっちゃけ個人的にはロリロリした絵柄までは何とか受け入れられたが、
幼女スプラッター、長尺な変形グロ描写はなんとも受け入れづらかった・・・
鋭い人は隠された性癖に気が付いてしまうかもしれないし、自分の場合は似た年齢の子供を持つから過剰に反応したのかもしれない
ただやたら幼く見える絵柄については原作者がいわゆる大人になりたくない人、「ピーターパン」的に自身を12,3歳の少年と見做しており、
それをそのまま描いただけと取れなくもない

これまた個人的な感想だけど、作品の優れた描写力や世界観の割に、あくまでもそうした世界観、ガジェットなりを設定として
幾分ドライ、そして非常に器用に使いこなしている様子から、この人は新海監督みたいに実際的な芸術的手腕に優れた人で
市場の要望に応じて器用に作風を変えることが出来る人ではないかと思った
(同じような芸術家肌の作品と比べて細部の作り込みに対する強い執着心は感じられないのが個人的判断のポイント)

ただ新海監督は作家性全開の作品から、エンタメ色全開の作品を作る移行過程で試行錯誤した感があるが
この人はもっと器用で冴えのある芸術的才能の持ち主な気がする、
案外、成功と一般的な評価を求めて、よりピンポイントにエンタメに的を絞った作風にスパッと変えた作品を今後出してくるかもしれないし、
イラストレーターということもあってキャラデザのところで活躍するかもしれない
いずれにしても今後一線で活躍できる創造力、想像力、芸術的野心の持ち主ではないかと思った
[共感]
2017/11/02 例のシーンを公平さをもった広い視点で考察されていてスッキリしました。たしかに原作者にはそういう嗜好があるように見受けられますが、道徳性以外の視点から評価される意見を読みたいと思っていたところです。 by E・カリング

2017/10/29 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:324(65%) 普通:135(27%) 悪い:39(8%)] / プロバイダ: 16884 ホスト:16896 ブラウザ: 8268
【良い点】
美しい情景と印象に残るOP曲、そして滑らかなアニメーション
絵柄とそして残酷な物語のミスマッチが最終話で涙と変わる

【悪い点】
ストーリーは中盤だれたし、脇役たちがRPGでヒントをくれる人という感じで、複数の物語が同時に動く感じではなかった。

【総合評価】
最下級の探掘家リコと不思議な能力を持つサイボーグ?のレグとの物語。
主人公はリコに見えて実はレグなのかなと思う構成で、二人が手を取り合って物語を進めていく様は自分も一緒に旅をしている感じになる。

探掘家たちは何しにアビスの大穴に潜るのか、入り口の町に戻ろうとすると上昇負荷がかかり、下層に行くほど行くほどほんの数十mでも死ぬ恐れもある負荷がかかる。大穴の中には強力な獣たちがいて、熟練の探掘家たちでも気を抜けば食べられてしまうという危険な場所でもある。

リコは下層にいるという母を捜しにレグとともに単独で潜っていくが、それこそ仲間たちとの今生の別れとものいうべき行為で、単に強い獣がいるだけとかではなく、やはり上昇負荷という設定が後戻りのできない絶望の旅路を強く意識させていると思う。
最下級の探掘家のリコがベテランですら命の危険のあるアビスの大穴を降りていくからある意味友人たちはもう二度と会えないと意識している。だからこそ最後の気球が感慨をさらに深くしたと思う。僕たちはまだ生きている。その気球も容易に昇っていくわけではなく、人の手を借り、偶然に頼って昇っていく。それこそその道を辿ってきたリコとレグをあらわしている。

少しずつ残酷な展開となっていく後半はキャラの絵柄とのミスマッチによって、運命の残酷さを強調したものとなっていた。だから最終話は涙なくしてみれない。夢を追ってなれ果てとなった少女の最後はどんな思いで消滅したのか、レグとナナチは目に見える外側からしか知らないが、アビスの中で生まれたリコだからこそ精神面を知ることができ、それをナナチに伝えることができた。

ただ、本作では、リコ、レグとナナチ以外、物語上お手伝いをするだけの存在という位置づけだったのは物語が単調になってしまった思う。まるでRPGで訪れた町で情報をくれるだけの人みたいなのが大半で、別の物語が裏で動いている気配があまりなかった。単に追われて、危険な目に遭ってと単調な話が多かった。

ボーイミーツガールと残酷な設定、それて強い意思をもって危険と知りながら前に進む子供たち。見ごたえのあるアニメだったと思う。

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「原作未読、ネタバレあり。前半と後半でかなり印象が変わってくる作品でした。視覚的、感覚的、精神的に結構...」 by wein


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2019/02/02 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 8111 ホスト:8517 ブラウザ: 9586 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事涙流した/可愛い/美しい/怖い 
ストーリー最高(+3 pnt)
キャラ・設定最高(+3 pnt)
映像最高(+3 pnt)
声優・俳優最高(+3 pnt)
音楽最高(+3 pnt)

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