[アニメ]宝石の国


ほうせきのくに / Land of the Lustrous
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注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 漫画:宝石の国
アニメ総合点=平均点x評価数984位6,046作品中総合点28 / 偏差値51.89
アニメ平均点179位2,779作品中平均点1.87=とても良い/15評価
2017年アニメ総合点3位210作品中
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スタッフ
原作:市川春子 「宝石の国」(講談社月刊アフタヌーン』連載)
監督:京極尚彦
シリーズ構成:大野敏哉
日本 開始日:2017/10/07(土) TOKYO MX
公式サイト
1. TVアニメ『宝石の国』公式サイト
オープニング動画 (1個)
鏡面の波鏡面の波
歌:YURiKA 詞:照井順政 作曲:照井順政 編曲:照井順政 [ファン登録]
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最終変更日:2017/12/12 / 最終変更者:シューゴ / 提案者:634 (更新履歴)
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[推薦数:1] 2018/07/29 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:66(86%) 普通:11(14%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 13991 ホスト:14276 ブラウザ: 5213
原作未読です。
遅ればせながらオープニング映像を見て、これは見ないといけないと思い視聴。
(以下ネタバレあり)

私はアニメーションやCGの技術については全くわかりません。
というか、そういう技法とかは他の方が触れているからそんなに触れなくてもいいかな。
で、設定、ストーリーやキャラクター等なんですが…原作連載中ということで第一部完といった終わり方。
さすがに1クールではしょうがないよねと思いつつ、じゃあこの作品の主眼は何だったんだろう?と考えてみて。

●フォスフォフィライト
やっぱりこれはフォスの為の物語なんだと思う。
魂・肉・骨という設定、煌びやかに砕けゆく宝石たち、仲間を失ってからの大きな変化、全てがフォスにつながっている。
前半のフォスは怠惰で不真面目だけれど、シンシャへの真っすぐな憐憫とか、貝の王から今の世界の成り立ちを聞いた時の、
「ボクらは良い方に変われたから、ボクらだけでも上手くやっていこうよ」と言う素直さとか、無力だけれども良い子なのが伝わってくる。
そして、その直後に裏切られてからの反応がとても良い。
同族を助けるために裏切った貝の王に対して「ずるいよ、文句が言えないじゃないか」とか言ったり、
人質になってくれるのかという問いかけに「いいよ、ボクは何もできないし弱いし、仲間を助けることもできない」と半ば諦めたような返事をしたり。
挫折続きで無力感に苛まれているんだけれども、それでも良い子だからこそ、貝の王のようにそれを見て変わってくれる人がいる。
脆く砕け散る宝石たちに美しさを感じるように、無邪気なフォスが現実に触れたときの影が愛おしい。
弱くても、シンシャ、貝の王、アンタークチサイトなど孤独なものたちに共感し、関わっていくからこそ新しい何かをもたらしもたらされる。

ただ、それは皮肉な結果をも呼び起こす。
新たな足は怯えて役に立たず、新たな腕は仲間を助けることが出来ない。
そして挫折続きのフォスが遂に目の前で仲間を失い、見た目も中身も大きな変化を遂げる。
そう、「成長」と言うよりは「変化」がよりふさわしい。
見違えるほどに強く賢くなったけれども、そこには熱さも爽やかさもない。
自然のままの原石が、精巧に削られて可能性を失ってしまったかのよう。
その無感動が最終回の「昔の自分への羨ましさ」に表れている。

けれども、フォスは全てにおいて変わってしまったのではなく。
当初の目的であったシンシャとの新しい仕事を見つけたし、ようやく彼女と対等に近い関係になれた。
遠退くだけではなく近づくものもあります。
フォスの新しい腕が液体のような鉱物になったのは、きっとシンシャに纏わりつく毒液を意識したから(お互いに液体を相手の姿にしてたりね)。

前半にお話が動いていて面白かっただけに(4話の海底のシーンとか、台詞の意味が裏切りの前後で違うのが上手い)、後半は少し物足りなさを感じました。
けれども、主人公のあり方や変わるさまは十分に描けていたと思う。
宝石の割れた断面に、その欠落に危うい美しさを思わせるような、そんな作品。
少し好みを加えてこの評価で。

(余談)
もし二期があるなら、今度は遠のいたものを取り戻すお話が見たい…
フォスがもう少しだけ明るくなれるような(個人的願望)。
[共感]
2018/09/22 フォスの変化とそれに込められた意味の指摘には唸らされました、確かにそう。砕ける宝石の美しさをフォスの翳に引きつける記述なんてもう・・・ by E・カリング

2018/07/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 31438 ホスト:31440 ブラウザ: 8253
【良い点】
・他に類を見ない独特な世界観、世界設定
・CGによる映像が非常に作り込まれており、宝石の煌びやかさをうまく描写している
・主人公・フォスフォフィライトの劇的な変化とそれに対応した心理描写

【悪い点】
・(おそらく2期まで想定した作りになっているので仕方ない面はあるが)
作中の謎や世界設定の多くが明かされないまま終了し、最終話を観終わってもいまいち煮え切らない
・BGMはそれぞれ良好だが、OPEDは個人的に微妙(特にEDはほぼ飛ばしていた)
・描写が少なく存在感の薄いキャラが多い

【総合評価】
2期で、残された謎が明らかになるのを期待してこの評価です

[推薦数:1] 2018/05/27 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:222(68%) 普通:10(3%) 悪い:94(29%)] / プロバイダ: 11610 ホスト:11854 ブラウザ: 5213
「儚く美しい宝石達の物語」

●【作品の概要】

漫画原作1クール作品。

〇あらすじ
人間が「古代の生物」と呼ばれる程に遠い遠い未来、
地上では人間のような姿をした宝石達が謎の存在「月人」と戦いながら生きていた。

明るい性格の一方で考え浅く脆く弱いダメ主人公のフォス・フォフィライトは
シンシャとの出会いをきっかけに、成長していく。

悲しくも美しいファンタジー作品。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〇質に関して
絵面が凄い。音響や他の部分も優れているが、美術周りが圧倒的過ぎて他が霞んでしまう。
3DCGで表現されるキャラクターが非常によく動き、
通常の作画では難しそうな「人の形と意識を持った宝石のキャラ」という
本作の最大のウリを活かしきっている。

●【良い点】

〇あまりにも独特の世界観。

宝石色の髪、中性的な体系、不死の存在、体が割れる、体の再生、記憶の欠如、その他色々……
キャラクターだけでこのレベルの独自性を誇るとか、作者の発想力は化物か!?

加えて
・仕事や文化の独自性
・骨、肉、魂に分かれた種族
・一部仏教の概念を取り入れた設定やデザイン
・世界の謎
など、本作の特異っぷりはとどまる所を知らない。
コレだけでも見る価値は十二分にあると断言できる。

〇手に入れるのではなく、失うという成長

主人公のフォスは物語の中で成長していく。
しかし、ソレはただプラスを得るだけのモノでは無い。

肉体、いやこの場合は骨体というのが適当だろうか。
とにかく能力に関して言えば脆く弱いだけの体から、少し強くて速い足、そして自在に動く腕……
と、着実にプラスされる事で強くなっている。

しかし、内面的な部分に関してはどうだろう?
仕事は上手く出来ず、新しく出来た友達に裏切られ、大事な仲間を助けられず。
そんなマイナスを引き金に「変わらずにはいられなかった」事で成長する。

根拠の無い自信と希望に満たされていた天真爛漫な自分から、
冷静にモノを見て思考を巡らせるように変わっていく。
強く、頼れるようにもなったが、かつての無邪気さを無くし、
笑顔を捨てさせられたフォスの変化は果たして本当に喜ばしい事なのか?

……って話はファンタジーの本作に限った事では無く、実は普遍的な事でもあると思う。
考えなしに笑えていた子供時代から成長する過程で壁や挫折にぶつかって削られ磨かれる事で、
「大人になる」とは少し違って「子供で居られなくなる」という成長の仕方。
フォスのように無邪気さを捨てた人はそう珍しくないだろう。

ただ、もう一歩踏み込んで考えてみると
削り、磨かれる事で価値と輝きを増すって点については、
ソレこそ宝石も同じなんじゃないだろうか。

●【悪い点】

ストーリーに関してはまだまだ話はこれから、
何なら最終話でようやくスタート時点に立ったくらいなので
その後が気になってモヤモヤする。
(話が面白いからこその欠点、つまり良い点。)

●【評価】

裏を返せばストーリーがあまり進んでいないにも関わらず、
ビジュアル面や設定だけで視聴者を引き込んで離さない魅力に溢れた作品である。
正直、原作の絵柄が独特過ぎて手が伸びないので2期があるなら是非アニメで見たいところ。

評価は…迷う所ではあるが、今後の展開への期待も込めて「最高」で。
[共感]
2018/07/30 挫折の連続で変わらざるを得ない、間違えれば所謂「闇落ち」にもなりかねない主人公の変化が悲しくも良いんですよね。 by rie-ru

2018/04/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:122(76%) 普通:20(12%) 悪い:18(11%)] / プロバイダ: 20665 ホスト:20868 ブラウザ: 4721
【良い点】
・映像美
・キャラの戦闘シーンの華麗な動き
・OP曲の選択
・CGの実用性を見せた

【悪い点】
・世界観が少し狭かったか。

【総合評価】

原作などは知りません、アニメのみを視聴した感想です。

ついに来たか、ここまで来たか、アニメも遂に此処まで来たか。

3DCGの技術発展とその描写アクションに活路を見出した素晴らしい映像美といえる作品です。

自分の過去の狭い知識の中でこの様式の作品としては亜人とシドニアの騎士くらいですが、
この宝石の国こそ3DCG制作に特化した作品と言えるのと同時に、より良く見えるような場面構成と演出がなされています。

1話目こそ若干の違和感もあるものの気づいた時にはその世界に吸い込まれそうな程の映像の美しさ、
そして宝石たちの透き通る美しい髪や、触れれば崩れる脆い身体描写に心奪われます。
また傷を負う描写すら美しく、身体の一部が欠ける描写や砕け散る描写すらある種のエロティシズムすら感じさせる。

作品全体としては月人と宝石達の戦いですが、実際にはもっとも若く惰弱な主人公のフォスフォフィライトの成長記録と人間から3つに分かれた魂(月人)、肉(アドミラビリス)、(骨(宝石)の秘密を仏教的観念を交えた世界観となっており、それらを美しく演出する3DCGの映像美が独特の今までにない世界観を創造している。
またキャラの性質や特徴もそれぞれに由来する鉱石の特徴を模しており、設定もなかなかに練られている点も良い。

ただ美麗な独特の世界観は良いが、小さな島の中での話は少し作品のボリュームを狭くさせている様にも感じなくは無いし、終盤まではこれといった起伏のあるストーリー展開も無いのだが映像を目で見るだけで高揚感を得られる描写があってこそ、敵がいても日常的といえる終盤までの話数を支える事ができている。
また短いながらも戦闘シーンの動きたるや昨今の劇場版作品でも無いほどの速さと3次元的立体描写で目で追いきれないほどのスピードと躍動感があります。

最後に主人公のフォスの演者の演技に光るものがあり、ストーリーととても合っている。
終盤のアンタークチサイトを失った後のフォスは成長後ということで序盤に比べてかなりの変化が見られるので賛否が分かれそうです。
また脇を固めた声優陣の演技力も相当なもので、昨今の作品ではそうはない豪勢なものとなっています。
あとOPも作品にとても合っていました。
触れれば壊れてしまいそうな脆く切なく健気な雰囲気が良かったです。

総評として、現段階での3DCG作品の先駆けとなる成功例と思われ、独特の世界観も含めて高く評価します。
ただ今後同じ3DCGの作品が多く生まれる事になると思いますが、この宝石の国と同じ程度では評価はできません。
成功した先駆作品としての評価ですので、今後はより技術革新した素晴らしい作品が作られる事を望んでいます。

評価は「とても良い」でお願いします。

[推薦数:1] 2018/03/12 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:99(76%) 普通:11(8%) 悪い:20(15%)] / プロバイダ: 16710 ホスト:16751 ブラウザ: 5171
1クールのTVアニメでこのような作品が観られるようになったことに、まずは新時代の訪れを感じさせる作品、
作画技術面でひとつのブレイクスルーが達成されたことをうかがわせます。
3DCGによる作画はなかなかにゴージャスで、この世に存在しないものを具現化する幻想画の世界を思わせるもの、
イメージ豊かな異次元の画の数々に圧倒されされます。
それとともに1クールアニメ全編を3DCGで製作することについては、まだまだ課題のあることも感じました。

原作者は「極楽と言われる、すべてのものが助かるような所でも、宝石は装飾にしかならず救済されないと思った」と語っているように、
映像表現も物語も、仏教から強くインスピレーションを得ていることが判る作品です。
その作画はアーティスティックで、肩に落ちる光のたわむれや、「髪」の深い透明感、「月人」の幻想的な佇まい、
さらには光るような白いしなやかな細くて長い腕と脚、それらが身体を損壊させ、させられるサディズムとマゾヒズムのセルフ交信は、
「やば気」なエロスを感じさせて独特の美的センスを感じます。

なかでも液体の描写は目を見張るものでした。
波しぶき、泡、微細な渦などの表現には規格外のこだわりをみせ、繊細で迫力のある画を創りだしています。
布のように体にまといついたり、ときに清冽な水のように、ときに甘いシロップのように、ときに水銀のようにと異なる様相でその中にある性格を表わし、
液状のものの表現、細密さ滑らかさ、いっときも形を留めることのない、しかしどこまでも均一さを感じさせる手触りの表現は素晴らしいものでした。

そしてバトルシーンでは、回り込みとその桁違いの頻度、動きが早すぎて目で追いきれないほどの爽快さは感動的ですらあり、
3DCGだからこそ実現できた作品というしかない、別次元の作画を観せてくれました。

ただ作画のこの見事さは両刃の剣でもあったように思えます。
液体の表現とバトルの動きに対して、キャラと背景の作画は、緻密さに欠けるので不満を感じさせるものでした。

原作は未読だったのでその画風を確認したのですが、原作のものは繊細ですがそれほど緻密な絵柄ではなく、様式美的な画風です、
しかしこれをアニメの世界に落とし込む際に、そのような画創りをほとんど放棄してしまったような感じで、
単調でニュアンスに乏しく、液体等の緻密な表現に見合うキャラデザをやりきれなかった感があるのです。
そのために、他のすばらしい表現との対比で木に竹を接いだような肌触りの作画になってしまっています。
リアル志向の3DCGは、動かすという点においては原作と相性が良いものの、画風の再現には本来相性はよくないという、
相反する性質があるものだったのかもしれません。

物語のほうはわりと取りとめのない印象で、何を目指した物語なのか最後まで芯になるものを把握させてくれなかったように思います。
背景に仏教がしのばされているので、数多くり出されるキャッチーなイメージを観客は否応なくそれと結びつけて、意味を読み取って見たくなるのですが、
今作ではそれに応えてくれることはなかったように思えたので、それが要因のひとつだったかと思います。
宝石の救済というキーワードも、月人との戦いやシンシャの仕事探し、眠ったままの宝石を目覚めさせるといったものの中にかすかに見出せますが、
これも観ながら意味を探すことに捉われすぎていたかもしれないと思うことになりました。
この作品には観客を翻弄するというか、意味を読み取ろうとするようにミスリードをしかける意図があったのかもしれません。

とはいえ主人公のフォスフォフィライトの身体の変貌は、今後七宝の思想をふまえて進行してゆくということらしいので、
仏教や救済などの要素は、続編があればもっと色濃くなってゆくことを期待したいと思います。

ということで今作に関しては、ギムナジウム物のように共同生活の中で、
じゃれ合ったり助け合い、ときには諍いをおこしつつ友情を育んでゆく物語のフォーマットを踏襲しているといえるもので、
何事にも真剣になる感覚を知らなかったフォスが、自分の役割と立ち位置を見つける成長譚がもっとも目立つところでした。

そのフォスは黒沢ともよヴォイスがこの上なくはまっていてじつに魅力的なキャラでした。
駄々をこねたり拗ねるようなふてくされるような演技が、やんちゃな仔犬のようなフォスフォフィライトというキャラをもののみごとに表現していて、
端役まで一線級をずらりと揃えた声優陣は圧巻でしたが、それでも黒沢さんの演技は主役ということを抜きにしても存在感抜群でした。

ああそれなのに、成長譚なのに後半では成長してしまったのをつれなく感じることになるなんてw
キャラとしては役立たずの頃のフォスのほうが圧倒的に魅力的で、後半はちょっと退屈さが出てしまったのが残念でした。
このあたりも続編があれば、成長したフォスの魅力を、作品がどのように解釈して表現するのかを期待したいところです。

今作では物語は、作画をを観せるためのきっかけ的なものという印象が強かったように思えます。
その作画も、観ているうちにTVシリーズものではまだまだ3DCGアニメは、過渡期の只中に有るのだということを感じることになったのですが、
それとともに過渡期のなかでももう少しやれる部分があったのではないかと思えるものでもありました。
評価はそれをふまえて「良い」にさせていただきます。

[推薦数:1] 2018/01/20 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:659(73%) 普通:225(25%) 悪い:22(2%)] / プロバイダ: 11608 ホスト:11541 ブラウザ: 9186
コンピューターの中に三次元のモデルを作ってそれを動かすアニメーションは、従来の少しずつ異なる二次元の絵を連ねて作るアニメーションとは根本から異なるものだろう。しかし日本では、その根本的に異なる手法を使って、従来のアニメと同じように見えるアニメを作ろうとしている。
この作品は、現時点における日本のCGアニメーションの回答であり今後の基準となりうるであろう作品。

まず原作の選び方がいい。
砕けて散らばる宝石の破片と、そこに乱反射する光。透き通る髪の毛を透過した光が形作る、揺らめく陰影。ひび割れや欠損をそのままにしての、高速アクションとぐるぐるアメラワーク。従来のやり方であれば、名人や職人が途方もない労力をかけて作らねばならないシーンこそが見せ場ともいえる原作を持ってきた。(CGだから手間がかからないというわけでは決してないが、新技術の導入なしにそんなシーンばかりの1クールアニメなど作れないだろう)

そしてこの原作チョイスにはもう一つ巧みな点がある。
CGらしさ、裏を返せば従来のアニメらしくない特有の違和感が、「宝石」という我々の常識の範疇から外れた存在に合致しているのだ。この違和感が残っても問題のない原作、探せばたくさんあるだろう。(ロボット以外にも応用範囲が広がったってのは重要だと思う)

自分のように普通にアニメを見ているだけの人間が、何も気にすることなく作品と物語に集中出来たのは、この作品が従来のアニメと比較して何ら遜色のない(むしろ遥かに出来がいい)アニメだからだろう。

悠久とも言える時間、欠けても壊れても、その存在を保ち続ける宝石という不思議な存在。
しかしそれは不変も不滅も意味せずに、長すぎる時間は意志や記憶を緩慢に摩滅させ、終わりのない時間は希望を永遠の軛に変える。
主人公もまた、身体の喪失と新しい身体の獲得に伴い、不可逆的に変容していく。我々であればそれを成長と呼び変えたりもするが、彼ら彼女らにとっては喪失の哀しさが先に立っている。
宝石がいかなる存在で、その脅威がいかなる存在であるか、今作では十分に説明されることがなかった。断片的に残る伝承は何も伝えず、何かを知るであろう人物は自ら口を開く事はないであろう。主人公が、その部分に踏み込む事を確認して今作は最終回となった。

しかし登場人物一人一人を通じて、彼らがいかなる存在であるかは、十分に描かれていた。彼らが何を思い何を考え、何に喜び何に悲しむのか、それは十二分に描かれていた。
キャラクターの演技に加え、主人公を中心とした声の演技も、物語を存分に描いていた。
(スタッフコメンタリーで、コンテを読んで演技を付けるより、声の演技を聞いて演技を付ける方がやりやすいと言っていた。それが、この作品特有の事情なのか、一般的な事なのか、はたまたコメンタリーに出ていた人がたまたまそうだったのかは分からないが、そんな発言にも納得のできる熱演だったと思う)

ごちやごちゃと書いたけど、CGがどうだとか関係なく一個の作品として面白い。続きがどうなるかは原作との絡みもあるのだろうしどうなるのか分からないけど、続きがあれば見たいと思う。
(モデルデータとかモーションデータとか、CGのデータって維持管理費はどんなもんなんだろう? その辺も、続きの有無に関わってきそうなのだけれど・・・)
[共感]
2018/07/30 「作品や内容に合った絵を用意する」点で優れたアニメでしたね(逆も然りなんでしょうけど)。 by rie-ru

2018/01/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:43(98%) 普通:0(0%) 悪い:1(2%)] / プロバイダ: 6636 ホスト:6665 ブラウザ: 8321
目覚めは死か生か



文明の黄昏の話かと思っていた。
が、この世界の全ては実は袈裟姿で表される人物の死の間際の幻なのかもしれない。
この人物は眠る時間が徐々に長くなっているという。
ヒュプノスの支配の拡大は、やがてタナトスの許に至る兆しのように思える。

過ぎ去った過去の思い出や悔悟の念。その寂しさを慰める為に侍らせた、少年でも少女でもない美しい宝石人達。
その一人である主人公が両腕を失った時に見せた言葉も無いほどに狼狽した様。
そして、彼らが傷付く度に発せられる「私のせい」という独白。
そこに、本来人ならざるものに名や言葉、そして心を授け、自らの慰めとしたことに対する自責の念がにじむ。

ある時やって来るイヌのように鳴く外来者。
それに向けて無意識に発せられる言葉、「シロ、お前、腕はどうした?」
何か可愛がっていた犬が傷を負った記憶に重なった様子である。
しかし、仔細を尋ねられると、夢うつつであったかのように先の言葉などは知らぬと言う。

宝石達と接する時、その立場に不似合いな意外に砕けた、或いは幼げな口ぶりや振る舞いを見せる。
その様はまるで、この世界の第一人者というよりは、世界の方がこの人物に付き従い、拝するかのようである。
換言すれば、この人物が世界の中に生まれたのではなく、世界の方がこの人物の中に創られているのである。

そして、さほど遠くない自らの死を思い、剃髪をし、袈裟を着る。
その命が尽きる時、この世界そのものも終わりを迎えるのではあるまいか。

その自らの終わりゆく内的世界の中で、不浄なる魂の欠片達が世界の主催者の救済を求め来る。
世の多くの教義は肉体の穢れを説く。が、むしろ迷える魂こそがより不浄なのかもしれない。
それら浄罪を求める穢れた魂の欠片達を哀れむ。

だが、それはもしや己自身の魂の欠片なのではなかろうか。
荼毘に付されて肉は焼かれる。残るのは物言わぬ無垢なる骨である。
そして、不浄なる魂は三千世界に滞留する。

仏法のような理性に基づいて宝石の国は治められようとしている。
しかし、その主催者が真に涅槃に至るには、己が身を清浄なる法衣で包むばかりでなく、
切り離し、打ち捨ててきた不浄な迷える魂の欠片達もまた哀れみ、済度しなければならないのではあるまいか。



仏教的エッセンスと人の形をした宝石という目新しいビジョン。
有り余る長寿と裏腹な滅びの縁にある危うげな世界観。
主人公の身に降り掛かる劇的な事件。それにより外見も内面も大きく変化してゆく主人公。
セカイ系と中二病のお手本のような作品であり、怪しく耽美な要素も持ち合わせる。
その一方で、登場人物同士の掛け合いが楽しく、視聴者のこの世界への愛着を誘う。
CG も概ね好印象。キャラクターも表情豊か。背景の草原の表現も素晴らしかった。
トライバルな BGM も OP も ED も良かったし、的確な SE の選択も良かった。勿論、声優の演技もだ。
それら数々の魅力を具えた作品だった。

しかし、中盤のある登場人物との絡みで物語が盛り上がった一方で、
主人公とその物語の発端となったパートナーとの関係が
新たな一歩をまったく踏み出さないままになってしまった。
この一期(と思いたい)の終わり方は物語としては半端に過ぎた。



ヒトの文明が滅んで、その僅かな残照のみが残る世界。
大洋に浮かぶ孤島。風にそよぐ草原と澄み渡る青空。冬には流氷が接岸する。
細々と文明を継承した「学校」を営む「先生」と「生徒」たる宝石達。

もしも、外患が無ければ、この学校はほぼ永遠に続くのだろう。
そうすると、老いを知らない宝石達は永遠に生徒のまま。少年か、或いは少女の姿のまま。
たった一人の先生はずっとたった一人の先生のまま。
彼らの世界は、学校に閉じ込められ、未成熟なまま永遠に保たれるのである。

しかし、その世界もまた風前の灯火と消えそうであった。「敵」の襲来によって。
隣接する久遠と滅び。この危うさ、歪さ。そこにまず心惹かれる。



主人公は、宝石達の内にあって最年少で、まだ仕事をしていない。
愛嬌はあるが、日々を無為に過ごしていて、好きなことには拘りを見せても、無責任で言い訳がましく、
やるべきことをせず、周囲への敬意も無い。未成熟な宝石達の中にあってとりわけ幼い。
(宝石達に性別は無いが便宜上の代名詞としての)彼は兄達のようなかっこいい戦争の仕事を望むが、
力も足りず、元より適性も無い。
その反面、周囲からは一人前とみなされていないので、致命的な失態を犯しても咎められない。
そんな今の自分から変わりたいと言いつつも、自ら役立たずとの諦念も口にしていた。

やがて、幾つかの事件を越えて、本来無かったはずの力を手に入れる。
しかし、それには大きな代償を要した。
主人公の人格が欠損や部分的な置換を余儀なくされ、テセウスの船のごとく全体が別の何かに変わっていく。

主人公の独白。

> 「根拠無く明るい予感に甘えられていたのが不思議で……」
> 「あの頃の自分が、羨ましい」

自分自身の過去を振り返ってみて、それが今の自分と同じ人間であったとは信じられない。
今何事かが出来るようにはなったが、かつて自分を自分たらしめていたものを失った。
今の自分はかつてのそれよりも、いいとも言えず、そうでないとも言えない。
そこに特別な感慨は無く、ただ今の自分は過去のそれとは異なっているという事実の認識があるのみ。
その不思議を表している。

本作で度々用いられる「仕事」という言葉は社会におけるその人の位置付けを象徴する。
ある人は、世の役に立つ仕事をして認められる、感謝され褒め称えられることで自分が成立する、と考える。
しかし、ありたい自分を夢想していたモラトリアムの間はそれを見出せない。
それが、自分と思っていたものを失い、更には感謝も称賛もされなかったが、
その代わり何らかの居場所を得たことで初めてそれを見出せる。このパラドックス。

愛嬌はあるが力は無く、時にクズとさえ言われ、
そこから変わりたいと願った主人公は視聴者に共感を以て受け入れられていた。
その変えたかった部分の喪失は、彼という存在の喪失と映った。
失われるべきではなかった何かを失う。その喪失に私達は衝撃を受ける。
しかも、主人公のその喪失には強い負の感情が伴った。本作はその描写が大変に上手かった。
クズと言われた主人公が同じ言葉で自らを一喝して立ち上がる、中盤までの盛り上がりは手放しで称賛出来る。



しかし、物語の発端となった主人公とパートナーとの関係は
この1クールではまだまだ描写が不足どころか、何も描けていないに等しい。

そもそものきっかけは、初めての仕事を仰せつかったものの、
気乗りのしない内容であった上に未知の分野で持て余していた主人公が、
孤立はしているものの仲間内でも賢いと一目置かれる彼を利用しようと、邪な気持ちから近付いたことだった。

ただ、彼が担う単独での夜の見回りという仕事は、
その特異な体質から周囲に溶け込めない、彼自身が考え出したことだった。
そして、その役回りを自ら選んだが故に彼は尚更仲間達との距離を置くことになった。
主人公は彼をその孤独から救いたいと発願した。
それがこの物語の始まりであったはずだ。

だが、その時は無力であった主人公はその後様々な事故や偶然も手伝い力を手に入れたものの、
それはパートナーの救済には今の所役に立っていない。
また、パートナーの側にも特に変化が無い。
孤独からの脱出の為に自身足掻くことも、逆にそれが仇となってより一層の深みにはまってしまうことも無く、
ただ待っているだけだった。

彼の願いは、孤独な夜から出たい、ということ。
即ち、誰かにその人格の価値を見出されたい、人の間にその居場所が欲しい、ということである。
最終話における主人公の答えはそれに少しでも適うものなのか、疑問が少なくない。

しかも、両者の描写はその量と質において非常にバランスが悪く、印象の強さの点で大きな差が出来てしまった。
いつか続くであろう第二期(←続くよね?)では、その辺りが補われることを期待したい。
が、この第一期(←しつこいけど、続くよね? 期待してるんです)では描き切れなかった部分であり、
口の悪い人ならば「投げっ放し」とさえ言うことだろう。



また、惜しむらくは、これほどまでに独自の世界観を追求していながら、
またしても戦う物語になってしまった点。

『かいけつゾロリ』の作者、原ゆたか氏が先日さるインタビュー記事で語っていた。
「なるべく戦わなくて済むようなストーリー」を作っている、と。
現代は「低学年向けのものでも、女の子向けのコンテンツも戦闘ものが当たり前のよう」と言う。
同感である。

バトルものが増えるのは、いつの世も誰か他人を組み敷いて従わせるストーリーは人気があるからであり、
またそれが作るのに最も労が少なくて済むからだろう。
世の事物がカネでその価値を量られるように、
強さ(或いは正しさ)という物差しに登場人物全員を並べてしまえば、
見る方にも、そして作る方にも、誰にでも分かりやすい話になる。
そうしておいて、主人公に敵と、戦うきっかけを与え、ピンチと勝利を描けばいい。
後はそのテンプレートにどんな能力を組み合わせるかだけだ。

しかし、世紀の変わり目におけるセカイ系の流行から20年が経つ今、見たいものはそれらではない。
主人公が抱える問題が価値観の転換やその人に(天与として)与えられた仕事での成果などで克服される物語だ。

本作の主人公の仲間には戦いに出ない者が幾人か居る。

敵の情報をつぶさにまとめ上げる者。
彼は、実は主戦力の大半より高い硬度を持ち、剣技にも長けていた。
が、精神に不安定さを抱え、戦うことを禁じられていた。
その代わり、その地道な作業を通じて主人公の属する小社会に多大な貢献をし、自らの確かな地位を築いていた。

服飾を担う者。
彼は学校の制服の制作を一手に引き受けてきた。
それは彼らの社会においては花形の地位とは言えない。
が、この小社会の一体感の形成と維持を陰から支える力となってきた。
もし、彼が居なかったら、この社会の結束は先生の求心力のみが負うことになっていたかもしれない。

医療を担う者。
彼もかつては前線に立っていた。
が、そのパートナーとの関係の中で現在の職能と地位とそして信頼を獲得し、後方に下がった。

彼らは現在の主戦力のように畏敬の眼差しで見られる訳ではない。
が、この社会に確かに彼らなりの居場所を得ている。

> 「低硬度から勇気をとったらなにもない」
> 「できることしかできないよ」
> 「できることしかやらないからだ」
> 「できることならせいいっぱいやるよ」
> 「できることしかできないままだな」

これは骨の折れる冬の日常業務を巡る会話だった。
それさえもこの時の主人公には手に余るものだった。

一時脚が動かなくなった時には元の自己認識である「役立たず」で「無能」な自分という振り出しより
更に後退を余儀なくされた絶望感があったはず。
それを「乗り越えた」という描写に作品全体で欠けていたし、
それがやはり武器を手に戦うことで解決をみたのだとしたら、些か期待外れと言わざるを得ない。

そしてまた、何も出来なかった主人公がその戦う力を獲得してゆく過程も、
自身と仲間に重大な犠牲を強いる事件を経はしたものの、
言わばそれらを質草としてたまたま望外の品が手に入った体であり、
己の不甲斐無さに眠れず過ごした冬の間に上記の会話で諭されたような、
自らの意志に基づいて何事かに打ち込んだ結果ではなかった。

主人公が、当初は不向きと断言されていた戦闘スキルを結局は上手いこと得、
望み通りの「かっこいい仕事」を手にするのでは、物語の着地点としてあまり上出来とは言えない。
それはハーレム系の主人公が一番顔やスタイルがいい異性と結ばれる結末のようなものだ。

遠い日の記憶。

> 「せんせー、その子はたたかうんですか?」
> 「まだ分からないが……」
> 「やさしい子だ」

先生は主人公に戦わせたくなかったのではあるまいか。

当初主人公に与えられた仕事は、とても地味な、博物誌の編纂であった。
しかし、それは、第三者から見れば、この滅びの瀬戸際にある小社会にあって
あらゆる物事を記し遺すというとても重要な仕事だ。
が、そのことは、特段の気付きも無いままに、王との一件を境に忘れられてしまった。

古い仏教説話にも法力による外道に対する闘争と勝利が描かれている。
だが、それらは釈迦入滅後に仏弟子達の手で書かれたものであろう。
仏法の核心ではない。



そう、釈迦でさえ弟子達を置いて入滅したのだ。
恐らく、先生もいつか居なくなる時が来る。

個人的には、主人公には先生のやり遂げられないであろうことの後を継いで欲しいのである。
孤独であった先生が一人ではやり遂げられなかったことをパートナーと手を携えて乗り越えていって欲しい。
そこに主人公の可能性を描いて欲しいのだ。

大分批判めいた物言いとはなったが、そうした新しい物語を新しい表現で描いて欲しい。
本作はそれによく応え、また応え切れなかった。
が、一話一話の出来栄えがとても素晴らしく、また全体としてはまだ道半ばであろうことを考えれば、
この作品を好意的に捉えることにためらいは無い。



余談 その1:
劇中夜の明かりには発光するクラゲを用いており、その他にも、月人のものを除いて、火を使う描写が無い。
また、彼らの島には燃料に出来る樹木も乏しい様子。
であるならば、刃物は黒曜石の磨製石器か何かであるとして、
医療器具などの金属製と思しき道具はどうやって作っているのだろう?
冶金技術はあるのだろうか。

余談 その2:
両腕を失ったフォスフォフィライトの演技は 3DCG なればこそ描き得たのではなかろうか。
手描きのアニメを描くのは両腕があるアニメーターだ。
その彼らには腕を失った人の動きようは想像するに余るものなのか、
従来のアニメではあのような生々しい動きの描写はあまり見たことが無く、視覚的な驚きを与えていた。

2018/01/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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二堂;二堂です。

新駄;新駄です。

二堂;襲いくる月人。迎え撃つは宝石と謎の坊さん。さらによくわからない貝が乱入。主人公は強くなるけど損失も半端ない。彼(女?)と上手くいかず。いったいどうなるのやら。

新駄;CGよかったです。絵もきれい。まぁよくもわるくもなんすかエヴァゲリオンの出来そこないようなものですね。

坊さん→庵野さん
主人公→制作会社オレンジ。庵野のコバンザメしたせいでエヴァのエヴァの言われてる庵野さんから独立したい。
彼(女?)→漫画原作者の市川春子。エヴァのような作品をつくって日の目を見ない。でも同族のオレンジに共感して受け入れたい。
月人→原作読者および観客。エヴァのパクリとか言って似たようなアニメや漫画にちょっかいかけては庵野さんに新作を求める。
貝殻一族→スポンサー。オレンジを使って儲ける。一方観客の批判を浴びる矢面になることも。時より観客に逆ギレ。

二堂;意味わからんは。

新駄;ようは半人前でエヴァのCGのオレンジとか言われてやきもきしてたオレンジは、エヴァのパクリ設定で日の目を見ない市川春子に接触。アニメ化を促すが拒否られる。その後、オレンジはスポンサーにうまく乗せられ作品を作るも観客にぼろカス言われましたとさ。スポンサーは自分たちの意思を作品を反映させることで作品を続けてもよいとする。しかし、おかげで足が棒になり作品が地に足がつかなくなりました。でもなんとか歩けるようになりました。そんな感じでまたしても腕も失いました。オレンジのやりたかったことはどこへやらオレンジ自身もよくわからんくなってきました。そしてもう一度。オレンジは市川春子さんのところに訪れます。「一緒に仕事してくれませんか。」というオレンジに対して市川春子さんは「作ってどないなんねん。」とかごねましたが結局「組むだけ」ならと言いました。でできた作品がこのアニメ版「宝石の国」でしたとさ。

二堂;ようは作品の形成過程をアニメにしたようなものだといいたいのですね。しかし、私は原作を読んでますけど忠実ですよ。原作はどう説明するんですか。

新駄;原作はようは貝殻一族が漫画の編集者(社)と読めばいいじゃないかなで立場が逆なだけ。

二堂;そうなのかなぁ。じゃぁ。なぞも解明されず、不完全燃焼。すっきしない点はどう思うの。

新駄;それも含めてエヴァなんですよ。だから結局金剛先生を離れられない。全員。

二堂;二期作ってもかいけつできそうにないですね。エヴァのように続いて行くのでしょうか。

新駄;そこですよね問題は。

二堂;原作既読のものからするとネタバレしますが、ようは金剛先生は月人の救済をしなくなってることが問題なんでしょう。

新駄;救済ってのはようはエヴァの新作をつくっていわゆるエヴァ難民と呼ばれる者たちを喜ばすことなんですがそれは庵野自身が身をけづることになりしたくないのでしょう。それで眠りついてなにもできなくまぁこれもシンゴジラにつながるんですけどねぇ。だから、原作者やオレンジがいくら月人のもとを訪れてもすなわち観客や読者の意見を聞きいてれても仕方がない。貝殻一族は月に攻め込むとかいってますが、スポンサーや編集者は結局のところ月人ようは観客や読者に食わしてもらってようなもんだから何もできないと思います。。なにかやはり第三の道を見つける。ような終わらし方しかないと思います。それをフォスとシンシャ(原作者とオレンジ)が切り開くって感じなれば「最高」ですね。またインパクトが起こるというのは一番最悪です。取りあえず二期に期待しています。

2018/01/04 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
フォスの雰囲気というかキャラがいい。声優とマッチしてフォスの魅力が増している。

【悪い点】
どうにも曲が個人的に合わない。
後半のフォスのキャラデザ変更は個人的にマイナス。かわいくなくなっている。

【総合評価】
性別のない人間の体型をした宝石たちの物語。突如として空中に現れる月人たちからの攻撃を撃退するのが仕事で、月人に囚われ、道具と成り果てた仲間たちもいるという世界観。

3DCGアニメが違和感なく動きまくる点でも評価できると思う。

ただストーリーは、どうも月人が攻めてくる>>宝石たちが撃退する>>フォスがひび割れるといった繰り返しが多く、月人たちの狙いも思惑も不明で、いっつもフォスが割れていることだけが記憶に残るものだった。
とりあえず別勢力も出してみたけど(カタツムリ)、フォス強化のためだけで、結局、月人VS宝石の構造は変わらずじまいだった。

2018/01/04 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】CGの魅せ方巧すぎる
・3DCGの絵が映えるストーリー
・宝石美女の壊れ方が美しすぎる(お話的にも)
・バトルで熱くなれる

【悪い点】残念、世界観理解できなかった
・お人形みたいなキャラ好みでない
・ナゼか?おっさんの周りに美少女だらけ
・謎だけ残してモヤっと終わった

【総合評価】この手があったか!と思えるアニメ企画力
一見の価値あり。個人的には美少女バトル物キライなのでこの評価でご勘弁下さい。

2018/01/02 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
・フォスフォフィライト:これはウザかわいいとでも言うべきだろうか?好奇心旺盛が過ぎてトラブルメーカーだったが徐々に変質していくのが面白いと同時に怖いと言うか、性格としては初期が一番良かったが
・アクション:特にカメラワーク、終盤の犬もどきの時等は緊張感を高める効果もあった

【悪い点】
・キャラクター:ボルツやダイヤモンド等目立つキャラは十二分の存在感があったが、逆に目立たないキャラはとことん影が薄い

【総合評価】
原作未読
厳密には「宝石」と言うよりは宝石も含めた「鉱物類」と言った方が近いようだが、どちらにしろ擬人化もここまで来たかと呆れと感心が半々
最も単に見た目だけ人型にしたわけではなく様々な特徴ももとの鉱物の特徴を継いでいる為それなりに練られたネタにはなっていたが

面白かったとは思うが「何処が良かった?」と聞かれると説明に困る作品

2018/01/02 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:111(54%) 普通:3(1%) 悪い:92(45%)] / プロバイダ: 8597 ホスト:8412 ブラウザ: 8237
原作は既読です。


色がついて、音楽がついて、動いてる!!
いや『アニメーションだから当たり前だよ』って言われれば、その通りなんだけど、動いてる様が本当にすごい。
原作はマンガだから色の表現も限られてるからわかりにくかったけど、肩に髪から透き通った光が落ちてたり、月人との戦闘の音楽などをイメージ通りにピッタリと嵌めてくるのはすごい。

その中でも特に動きが本当に高度な再現をしている。
ダイヤの躍動感に溢れる夜を駆ける様、ウェントリコススの舞うような漂い、アンタークチサイトの氷を使った泳ぎ、ボルツの縦横無尽の戦い、ダイヤの戦い等々、本当すごい。
動かないマンガだとどうしても表現できない部分ですけど、それを補完する以上の表現がなされている。

正直な話、それほど期待してなかったんですよね。
作者の市川春子の独特の世界観を表せるとは思えなかったし。
事実、1話目のフォスフォフィライトを見たとき、CG丸出しとまでは言いませんけど、違和感のある絵だなとは思ってました。
それが砕け散るさまを見て、これはCGじゃないと無理な作品だと思い受け入れられるし、その上で、細かな色の描写で、あの動きですから本当にすごい。

これが『アニメーションになる』ってことだとまざまざと見せつけられた作品になってます。
よって、評価は『最高』で。

宝石が元になってますけど、こういうのも擬人化というのかな?
擬人化ものというには違うと思いますので、擬人化ものが嫌な人でも大丈夫だと思います。

あと思うのは「胸なんて飾りです!えらい人にはそれが分からんのです!」を体現した作品よね。
巨乳など出てきません。しかし、宝石たちはみんな可愛いです。
あと、声優は結構、有名な人ばっか使ってるのね・・・。

2017/12/06 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:99(88%) 普通:6(5%) 悪い:8(7%)] / プロバイダ: 10640 ホスト:10707 ブラウザ: 7903
【良い点】
世界観が面白い。

宝石人間?の強さと儚さが 良い対比になっています。

ダメダメな主人公が、自分の力の未熟さがゆえに?同胞を目の前で失ってゆくくやしさ情けなさを乗り越えてついに力を手にするところ。

【悪い点】
特に無し

【総合評価】
面白いです

2017/10/21 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:242(70%) 普通:46(13%) 悪い:59(17%)] / プロバイダ: 17505 ホスト:17467 ブラウザ: 5213
3話まで視聴。
よくわからん。分からんがなんか心惹かれる。
なんだろうこれは・・。不思議な作品だ。
ダイヤモンドがフォスフォフィライトを復元すべく林の中を駆けていくシーンでもうこれは最後まで観なくては
ならないと心に決めました。ディズニーを思わせるフルアニメーションっぽいぬるぬるした躍動感のある
動きはインパクトありました。

恐らく作者はかつての萩尾望都あたりに影響を受けているのではないかと思う。
そこはかとなく漂うエロティシズムが素晴らしい。
自分の語彙の少なさがもどかしく感じられます。この作品の良さを上手く言葉に出せないのが苦しい。

2017/10/09 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
・独特の世界観が素晴らしい。(ウテナみたいな感じ)
・月人の怖いけれど美しい所。
・宝石たちのそれぞれの特性が細かい。
【悪い点】
・キャラが多い…。

【総合評価】
独特の世界観で、ぐいぐい引き込まれる作品。
ただ、平和なほのぼの系を求めている人には向かない。
解釈によって、一人一人違うストーリーを創造出来ると思う。

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2018/07/19 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 31438 ホスト:31440 ブラウザ: 8253 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事格好良い/美しい/悲しい/びっくり/考えさせられた 
ストーリー良い(+1 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像とても良い(+2 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽普通(+0 pnt)

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