[アニメ]機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-: 2016/03/27 無慈悲1020


きどうせんかんなでしこ ざ ぷりんす おぶ だーくねす / Kidou senkan nadesiko -The prince of darkness-
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【総合評価】
私がこのアニメの世界にハマるきっかけを作った作品の劇場版です。

評価の際に必ず述べているのですが、公開当時に見た当時の印象として評価を述べさせていただいておりまして、
当時の作品を現代に視聴したものとしての評価をしておりません。
当時の作品を現代の感覚で視聴すれば、見るに堪えない部分があるのは明白ですので・・・

まず前置きとして、話の内容ですがTV放映版の3年後の後日談として制作された劇場版ではありますが、TV版と劇場版でこの機動戦艦ナデシコを全て補完することはできません。
全てを把握するには、セガサターン版の空白の3年間を補完するTHE blank of 3yearsとドリームキャスト版 NADESICO THE MISIONをプレイする必要があります。

正体不明の無人兵器による地球侵略が発生し、その圧倒的な兵力と物量になすすべがない軍(地球連合軍)に対して、民間のネルガル重工株式会社が建造した機動戦艦ナデシコが正体不明の敵と戦うのがTV版の話。
民間の戦艦と言う事もありクルーは各分野のエキスパートを採用するも、その性格は難がありすぎるメンバー。
後に正体不明の敵は過去に月の植民地の独立戦争により追放された同じ人間と言う事が判明する。
民間のナデシコメンバーは自分達の信じる正義を目指して、地球連合軍、ネルガル重工㈱、木星連合にも歩み寄ったが、どれもが自分達の信じる正義ではない事に気づき、自分達の戦いの中でそもそもの争いの原点ともいえるボソンジャンプのブラックボックスともいえる火星の遺跡を奪取し、宇宙の彼方に遺跡の制御装置を葬り去ることに成功する。
争うものを失った木連と地球の争いは休戦状態になった・・・というのがTV版。

今回の劇場版はその3年後の話。
内容自体は、賛否両論が渦巻く中身で、主人公のアキトとユリカは死亡している事になっている状況からスタートする。
この劇場版の主人公はTV版で圧倒的な人気と"バカばっか"という名台詞を世に知らしめた星野ルリ(ルリルリ)である。
「私、16歳になりました。」というキャッチフレーズとともに、ストレートのツインテールに少し大人びた電子の妖精は、当時絶大な人気を誇ったエヴァンゲリオンの綾波レイの人気をも凌駕し、当時警察庁の安全運転のシートベルト促進ポスターにも起用された逸材に成長しました。
劇場版での立場は地球連合宇宙軍少佐、新キャラのマキビ・ハリ少尉と木連の優人部隊出身のタカスギサブロウタを部下に従え、ナデシコCの艦長を務めるエリートとなっていました。
しかし、劇場では語られていませんが、ルリはTV版の後にはユリカとミナトにその親権を争われすったもんだでユリカ、アキトとともに生活していました。
ユリカは軍の手伝いをしつつ屋台でラーメンを作るアキトの手助けをし、ルリはその屋台のチャルメラを吹く係を担っており、貧しいながらも充実した生活を送っていました。
後に、ユリカとアキトは結婚、新婚旅行に行く際のロケットの事故で二人とも死亡・・・と思われていたが、
実は先の大戦で行方不明になっていた木連の最高指導者 草壁春樹中将率いる"火星の後継者"に拉致され、ユリカは密かに回収されていた遺跡の演算ユニットに組み込まれ、アキトは人体実験をされていたのです。
後に、ルリは火星の後継者のクーデターのさなかにネルガル重工に救出されていたアキトの生存を確認、ユリカも死んでいない事が判明する。
その後、ネルガル重工の主導の元に火星の後継者との最後の戦い(先の大戦の本当の決着)の中、当時のナデシコメンバーが勢ぞろいし軍ではなく民間のメンバーによって本当の戦いが終結する。
遺跡ユニットに組み込まれていたユリカは救出されるが、人体実験の被験体となったアキトは味覚を失っており愛するユリカに会うことなく、ラピスの乗るユーチャリスと共にその場を去る。

当時の人気と、劇場版でのしっかりとした終結をみないラストに賛否両論ありましたが、何らかの形での続編がある事をファンの誰もが信じていましたが、TV版から指揮をとっていた佐藤竜雄監督より数年後に正式に制作の終了が報告された時に、自分の中の一時代が終わった感覚を覚えました。

ユリカの事を思うアキトの思いを知っているうえで、アキトに思いを寄せていたルリが初めて自ら口にした精一杯の思いと感情を込めた劇場版最後の言葉。

「帰ってきますよ。帰ってこなければ、追いかけるまでです。あの人は・・・あの人は大切な人だから・・・」

(エンディング曲:Dearest 松澤由美)
一人歩きの My Revolution 幾つもの出会いに 見つけた優しさ…切なさ…
心に開くキャンパスは傷ついたり 汚れたり、でも描かれ出された
淡い感情あなたの声 あなたの髪 もしも千年たって 会ってもまだ 覚えてる
星の数ほどあの日のこと 未来(あした)の事もっと想い出下さい
私はあなたを消せなくて Forever Full up My love

戦い続けた Generation笑顔の奥に 涙色の強さを 秘めてる
何かを求め…あなたの瞳(め)も あなたの指先も生まれ変わって それでもまだ 捜せるわ
星の数ほど愛があって 夢があって、だけど変わらぬ想いを 重ねて
あなたと生きたいの Forever Full up My love

髪をほどいて 見上げるオリオンあなたが 遠く感じる…
打ち消すようにあなたの声 あなたの髪 もしも千年たって 会ってもまだ 覚えてる
星の数ほどあの日のこと 未来(あした)の事もっと
想い出下さい 私はあなたを消せなくて Forever Full up My love

劇場版公開から数十年経った今でも、ルリの最後の言葉と寂しさにも似たあの笑顔を忘れた事はありません。



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