[アニメ]虐殺器官


ぎゃくさつきかん / Genocidal Organ
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アニメ総合点=平均点x評価数2,980位5,585作品中総合点3 / 偏差値47.80
2017年アニメ総合点21位42作品中
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監督:村瀬修功
原作:伊藤計劃
アニメーション原案:redjuice
アニメーション制作:manglobe
日本 公開開始日:2017/02/03(金) 映画
公式サイト
1. 「Project Itoh」
Twitter公式
1. 2/3 公開「虐殺器官」@特別前売発売! (@PJ_Itoh)さんはTwitterを
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最終変更日:2017/01/06 / 最終変更者:将刃 / 提案者:小島かじり虫 (更新履歴)
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2017/03/06 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:281(49%) 普通:213(37%) 悪い:84(15%)] / プロバイダ: 1789 ホスト:1829 ブラウザ: 5171
テロの脅威に怯え、過剰ともいえるセキュリティ社会を構築した近未来の欧米社会。そこで危険分子の暗殺を命じられたアメリカ特殊部隊の隊員の任務を描く。
【良い】~【とても良い】

原作は未読ですが、面白そうなので見てみました。
キャラデザはリアルタッチで少し懐かしい雰囲気もあるけど、魅力的でした。あとヒロインのルツィアは見ててドキっとするような美人だったな。
戦闘シーンは生々しいスプラッター満載で刺激的。描写はハードで残虐だったが、国を守るために働く特殊部隊の任務としてクールに描かれていて、常に感情コントロールされた特殊部隊のような目線で見せられてしまう演出が巧い。そんな中で、唯一ルツィアが死ぬシーンには映画館で思わずドキっとしてしまった。音響効果もあったような気がするので、これは意図的な演出かな。
ストーリー展開は片時も退屈せず見ることができた。潜入ミッションならではのスパイ物のような展開や、リアルで斬新な近未来兵装の数々。文学部の主人公という設定を活かした小気味良い台詞回しや、自由の選択のような考えさせられる会話など様々な魅力があったためでしょう。

多少気になった所としては、あれだけ感情コントロールの訓練等を受けた主人公がヒロインに夢中になる様子に多少の違和感を受けたことや、ラストの視聴者への問いかけみたいな終わり方。特に後者の影響で、ストーリーというか作品がテーマを覆いきれなかったような印象を受けことは、私としてはマイナス要素でした。

なぜアメリカ情報部は、ジョン・ポールの暗殺を企てたのか。ポールは平和なアメリカ社会を守るために行動してたんだよね。彼の 目的を知らずに彼の力がアメリカの脅威になると怯えたのでしょうか、或いは彼の行動は近視的で将来的にはアメリカの利益にならないと判断したのでしょうか。もっと別の理由かもしれないけど、ポールの行動の予想外の理由はプラス要素。

ポールの虐殺器官の文法は、このリアル志向の作品の中で一番嘘臭い部分ですが、そういう思考回路は確かに誰にでもあることをストレートに描いていたと思います。
対等な関係であれば、互いに尊重し合わなければ自らの安全も保障されない。片方が優位な状況が続けば、自分の安全だけを保障し、他者を虐げることも可能。
そうなると、その状態を維持するために他者を虐げ続けることも自然。今の状況を逆転されたくはない。国家間だけでなく、会社、学校、家庭まで、社会生活のどこでもある考え。
これを広く「自分達の社会」に置き換えたのがポールの考え方であり、至極普通の考え方。
だけど、そういう優位性はこの先も続くのだろうか。ちょっとしたきっかけで優位性が崩れ、恨みを買って反撃されないだろうか。多少我慢しても先のことを考えて仲良くしといた方が良いのだろうか…。正解はないですね。将来発生し得る自らの利害を敏感に予測しつつ天秤にかけて臨機応変に行動していくしかないですね。そして、自分や自分達がどのような立場にあるかを正しく認識せずに、感情だけで安易に行動してしまうことは危険なので、よくよく利害を見据えて行動する方が良いということでしょうか。
そういう利害優先の考え方は欧米の方が得意な印象ですが、昨今の情勢を見ると、全体の利害を見極めるのは一筋縄ではいかないということかもしれません。
とか考えさせられた。

印象的な作品で、第一印象は【とても良い】感じなのですが、ラストの締め方が好みではなかったので【良い】としたものの、まだ迷い中

2017/02/26 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(67%) 普通:2(13%) 悪い:3(20%)] / プロバイダ: 10106 ホスト:9963 ブラウザ: 9043
作画・美術・演技など全てのレベルが高く、
原作ファンも納得の素晴らしい作品だと思います。
原作は『ポスト9.11米国テロ』の影響が非常に強いですが、
本作は(結果的に)『トランプ以降』の世界を想起させる内容になっています。

【良い点】
①序盤、チェコ(プラハ)市街の美しさ。
カレル橋やめっちゃ長い地下鉄エレベーターなど、造り込みがすごい。

②インド市街地戦
1)原作同様に麻薬漬けの少年兵・性奴隷の少女兵が描かれています。
(この描写をカットすれば、R12指定に出来たハズ)
ココをきっちり描いた製作者の意気込みは素晴らしい。
2)戦闘シーン・SFガジェットも盛り沢山。
有機素材の降下ポッド・ドローン自走砲・光学迷彩っぽいヤツなど。
近未来SF特殊部隊モノとしてもキッチリです。

③『虐殺の言語』
役者の演技の説得力です。
本作では戦闘シーンよりも、この部分こそが本作の肝ですが
内容が結構難解。そこは演技力で乗り切った。

【悪い点、というより原作ファンのグチ】
①「プライベート・ライアン」→「アメフト試合鑑賞」への変更
原作では序盤作戦の打ち上げで、
バドワイザーとピザを片手に「プライベート・ライアン」の
冒頭15分の凄惨なシーンを延々観ながら談笑するシーンがあります。
(本作では、アメフト試合観戦に変更されています。)
アレを楽しく観ながら打ち上げする主人公たちは、
『何かが壊れている』と『消費社会批判(?)』を連想させます。
アメフトちょっと違うくね?
(多分、権利の問題で映画シーンが使用できなかったと思われる。)
が、このアメフト試合の出来が非常に良く、
微妙に文句付けにくいのです・・・。
※後々の重要な伏線なので、ここはもう少し工夫してほしかった

②バイタルサインと五線譜
序盤~タイトル部分で、バイタルサイン(--^-_-)みたいな心拍数などの
モニター画面と劇伴の月光の五線譜が出て、
それからタイトルが出ます。
プラハのクラブシーンまでは同様の線を多用した演出があるのですが、
後半はそれが出てこなくなる。
美術的にもイイ演出だったので、一貫してこの演出は使っても良かったのでは?

③公開規模の小ささ
当初の製作スタジオが倒産→新製作スタジオで製作継続→完成
となった本作。
フジテレビのノイタミナも絡んでるのに、
プロモーションにもうちょいお金かけれないんでしょうか?
私の住まいでは県内で1館、すぐにレイトショーのみに・・・。
なんか残念です。

【総合評価】
製作スタジオのトラブルで公開が危ぶまれましたが、
劇場公開されて良かった。(スタッフロールにもちょこっとその話が出る)
伊藤計劃の作品はやや難解ではありますが、
素晴らしい出来で映像化されており原作ファンとしても満足です。

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記事日時:2017/02/06 [表示省略記事有(読む)]
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記事日時:2017/02/03
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... 、信じていた…『虐殺器官』制作会社倒産を乗り越え完成! - シネマトゥデイ 2017年1月28日 16時45分 取材・文:壬生智裕) http://www.cinematoday.jp/page/N0089252 制作会社の経営破綻により公開が延期されていた劇場用アニメーション『虐殺器官』の 完成披露試写会が28日、お台場のシネマメディアージュで行われ、声優の中村悠一、 ...
記事日時:2017/01/28
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