[アニメ]フレッシュプリキュア!: 2018/11/19 Betalayertale


Fresh pretty cure
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[推薦数:2] 2018/11/19 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:12(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 3226 ホスト:3195 ブラウザ: 10172
(20190116評価記述を見直し改定させて頂きました)
【はじめに】改めて本作を一気に視聴してみたが、圧倒されすぎて言葉が出ない。全ての回の全てのカット、セリフに無駄がない。加えて設定はプリキュアではユニークなことに異例の本格的SFだと言いたいぐらいSF的な設定が随所にみられしかも上手くいっている。SFという事で御都合主義ではなくシリアスですらある(一部後述する)。それは主に敵勢力である管理国家ラビリンスの在り方および攻撃手法などに見ることが出来るが、そこに難しさが無いように、それらを敵対すべき相手であることをスムーズに伝えるために、本作では狙われるスイーツ王国と主人公らが住む(地球の)クローバータウンが非常に平和で愛された国(地域)として紹介されることでうまく対比され理解が進んでいく。同様に主人公4人のうち3人も殆ど問題なく幸せに平和に暮らしていた背景を持っている(そのため幸せが脅かされる侵攻に対峙していくように成長していく)、さらに残り1名はその逆の背景を持ちより悲劇的に対比させている。 長いシーズンを通してそれらの対比が見えてくるのでこの本作の世界観と物語に入るのがスムーズで、なおかつ非常にシンプルに見せることに成功している。そんなわけで本作ではあまり細かい点をあげても野暮、チープな行いだと感じるので、当評価においては項目の順序を変えて記述することをお許し願いたい。したがってまず総合評価から述べることに挑戦させて頂く。

【総合評価】
「みんなで幸せゲットだよ!」ラブの、その口癖が作品のコンセプトそのものであり、物語全般をブレずに貫いている。敵の初期の攻撃も「不幸ゲージを貯める」とド直球だ。そうは言うものの、ラブはまだ自分の言葉の意味を分かっておらず、物語を通じて理解していくことになる。それがラブの成長であり、制作がやりたかった本筋だろう。それから、全話および殆どの各話が、見終わった後に何かこう、清々しい清涼感というか、つまりタイトル通りの、フレッシュな感覚がずっと後を引いて残る。それは登場するキャラクター全てが人間味にあふれ、生き生きと描かれているからであり、それが無駄のないセリフも多くない脚本と演出で描かれるので気持ちよく話しが入ってくるため、頭がスッキリとするのである。公式によるとスタッフも一新して改めて戦略をねり設計しつくした作品ということで、フレッシュなプリキュア 、まさにそのタイトル通りの作品を作り上げた。
また、その際にこれは想像だが、ターゲットはもちろん女児ではあるが、ちょっと今回は遠慮なく制作の自分たちがやりたいこと全部詰めこんでみようと話し合ったことのでは無いだろうか。なので大人のアニメやSFファンが見てもこれは…!と思えるシーンや展開が多くあり楽しめる(とはいえ何かのオマージュなどでは決して無く殆ど本作がオリジナルといえる表現を行なっている=やりたかった事はあの作品のこの演出と「同じレベル」を本作ではいかに新たに表現するか、という挑戦を行なっているように思える)し、その上で破綻なく全くだれることないスリリングな魅力ある作品を完成させたその手腕に、敬服するしかない。

【良い点】
主人公のラブは特に、賢くもなく、スポーツが得意でもなく、さらに強いメンタルを持っているのでも無いというシリーズでは珍しい設定だが、持ち前の明るさと優しさはあるが、時には悩み動けなくなったり、考えることが出来なくなったりもするが、それも話の流れで納得感があり感情移入でき、非常に好感度が高いと思う。イースとの最後の拳の殴り合い、あれはラブにとって友人と思っていたせつなが敵であったが、自分の命を犠牲にして戦ってきていると知った上で、どう説得すれば良いか分からないから、とにかく全力で思いをぶつけながらはりたおすしかないと思っての行動だった。決して賢くもない自分の馬鹿さ加減に、涙しながら。これに、同情せずにいられようか…?。再開したダンスコンテストで入賞するも、シフォンを敵に奪われ、重い責任を感じてる時に声をかけてきた大輔には返事もせず冷たく立ち去ってしまう。ラブは決してアニメ流の超人、ヒーローでは無いのだ。
ところで今回様々な点で矛盾をなるべく排除し自然な物語にしようとしている箇所として、特に「敵の戦略・能力」に注目したい。今回、個性的な3幹部の攻撃もそれぞれ毎回戦略をたて前回の反省から学んだ戦い方をしてくることが良く見えていて、プリキュア は毎回相当な苦戦を強いられる。単調でないイコール愚かじゃなく、敵陣営としてしっかり考えていることが自然であり不満を感じない。とくにサウラーの用いる概念攻撃とでも言おうか、人間社会のある概念に絞って世界中から一瞬で対象を消し去ったり変化させたりできるのは凄い、面白い。イースは友人のふりしてプレッシャーを与えるアドバイスをし、さらには命に代えてでも強化した刺客を送り込んでくる。ノーザやラスボスは卑劣な手を容赦なく使ってくる。ウェスターは脳筋なだけだがw
また同じく戦闘においてプリキュアでは恒例の、戦闘に勝利した際に被害があった場所が不思議な力で回復する、また巻き込まれた人々の記憶が消えている、ということが無いという、シリアス設定であり、それも当作品のストーリー(のハードさ)を裏付けしていて上手くいっている。
BGMも一新し戦闘は重々しい劇伴に変わり、雰囲気を盛り上げる。今回から初めてCGのダンスに変わったEDは出色の出来栄えで前期後期とも爽やかさを一層引き立て、またテーマとも相まって感動的ですらある。

【悪い点】
変身後のコールが「レッツ・プリキュア !」になってるがこれは「フレッシュ・プリキュア !」と言わせたかったんじゃなかろうか…修正が納期に間に合わなかったか。
作画が安定しないことがごくたまにある。
後半の追加幹部の容赦ない非道な攻撃と、「インフィニティ」は女児にはトラウマとなったのでは無いだろうか…(というぐらいの徹底ぶりが良すぎるのだが)

なんて悪い点は無理やり見つけるしかないほど良くできていて、毎回楽しみで、感動させられ、フレッシュな気分にさせてくれる本作は間違いなく「最高!」。
シリーズを見ていない人にどれから見ればいい?と無条件に聞かれたら、私ならまず本作を勧めたいと思う。



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