[アニメ]紅の豚


くれないのぶた / Porco Rosso (Kurenai no Buta)
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アニメ総合点=平均点x評価数60位6,273作品中総合点264 / 偏差値90.49
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1992年アニメ総合点4位124作品中
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映像1.83(とても良い)35
キャラ・設定1.51(とても良い)35
音楽1.40(良い)35
声優・俳優1.37(良い)35
ストーリー1.14(良い)35
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作品紹介(あらすじ)

イタリアのアドリア海で空賊相手に賞金稼ぎをする男、ポルコ ・ ロッソ。
彼の容姿は人間ではなく、魔法によって姿を変えられた豚であった。
ある時、空賊の雇った用心棒カーチスにポルコは大事な飛行機を破壊されてしまう。
ポルコは旧友のピッコロに修理を頼むが、ピッコロの孫娘フィオが飛行機を修理することに。
製作:スタジオジブリ プロデューサー:鈴木敏夫 原作・監督・脚本:宮崎駿 ( 原作掲載:月刊モデルグラフィックス )
音楽監督:久石譲
作画監督:賀川愛 河口俊夫
撮影監督:奥井敦
日本 公開開始日:1992/07/18(土) 映画
[公開開始日詳細]
上映時間:93分18秒19コマ
公式サイト
1. スタジオジブリの世界:紅の豚
エンディング動画 (1個)
時には昔の話を時には昔の話を
歌:加藤登紀子 詞:加藤登紀子 作曲:加藤登紀子 編曲:菅野よう子 [ファン登録]
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最終変更日:2012/04/06 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: ウィングゼロ / kunku / カトル / カジマさん / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2019/03/30 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:37(56%) 普通:14(21%) 悪い:15(23%)] / プロバイダ: 910 ホスト:718 ブラウザ: 5173
【良い点】
うーん、美術?背景?飛行機?思いつかないなあ。

【悪い点】
・主役に俳優を使い始めたこと。森山氏と加藤氏の声は微妙だった。森山氏は渋すぎた。
・たいした盛り上がりなく終わること。最後の殴り合いなんて誰得なの?
・子どもにはわからない話。趣味の物語。
・EDの曲なんて、加藤登紀子の世代(全共闘世代)が過去を必要以上に美化して回想する曲にしか聞こえない。
つまりこの曲は、見かけはポルコとジーナの過去を歌ったように聞こえるが、実はそうではなく
自分の世代を歌った曲ということ。そういうの嫌い。(と思って調べたら、1987年の曲だそうで。失礼しました)

【総合評価】
当時アニメージュでは毎月特集をやっていて、どれだけ面白いのだろうと
見に行ったが、子供には難しい作品だった。
初ジブリだったのに〜。
今見てもそれほど面白とは思わない。
駄作とは言わないが、それほど褒められる作品ではないように思う。
つまらないものはつまらないと言いましょう。

2016/10/26 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:493(78%) 普通:88(14%) 悪い:53(8%)] / プロバイダ: 4405 ホスト:4425 ブラウザ: 5171
【良い点】
加藤登紀子さんが、声優をつとめたジーナが、大人っぽく、歌が、すごく良かった。

【悪い点】
飛ばねえ豚は、ただの豚だ・・・なんにでも、当てはまってしまう・・・
飛ばねえ椅子は、ただの椅子とか・・・その文句は、なぜ?紅の豚っていったら、その言葉が、出てくるが、もっと、
違う言葉が、良かったと思う。

【総合評価】
男同士のかっこよさみたいなのを描いたのかなあ・・・よく、わからなかった・・・皆さんの感想を先に読ませて
いただけばよかった。良さが、あまりわからない・・・普通です。

2015/10/26 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:224(48%) 普通:103(22%) 悪い:142(30%)] / プロバイダ: 12929 ホスト:13021 ブラウザ: 5587
【総合評価】

結論から書くと「良い」になります。

作画はジブリ作品として遜色なく、いや、むしろ良い。背景などの色彩は見事だと思う。
動きも良好だし、キャラ設定も良し。

この作品はジブリでは珍しく、ストーリーが大人向け。
ポルコの哀愁や恋愛、過去などがバックボーンにある。
しかしストーリーみ明確な目標がないので、ざっくりと全体の雰囲気を楽しむような作品になってしまっている。
その為、ストーリーの後半は、ライバルとの友情みたいな感じになり、いまいち盛り上がらずに終わった。

この作品以降、ジブリの方向性が変わったような気がする。

2015/09/21 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 19178 ホスト:19261 ブラウザ: 9155
【良い点】作画技術レベルの高さ。飛行機の描写などはさすが。

【悪い点】宮崎駿監督自身が「呪い」と呼んだ本作、明確なテーマらしいものがなく、ストーリーがガタガタ・・・。音楽もシャンソンなどが鼻につく。

【総合評価】宮崎長編映画初の駄作。

2015/08/17 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:7031(87%) 普通:601(7%) 悪い:440(5%)] / プロバイダ: 21970 ホスト:22103 ブラウザ: 1975(携帯)
タイトルの字面的に裕ちゃんこと若き日の石原裕次郎主演の「紅の翼」をどうしても連想させられてしまいますが、1920年代を舞台に飛行機乗りの男たちの生きざまを描いた作品でしたね。

前述した「紅の翼」の他にも若き日の渡哲也主演の「紅の流れ星」といった具合になんだか日本て昔からこの紅の冠した作品には男のロマン的なのをうたいあげているような印象でしたが、本作て意外と内容がシンプルだったのが特徴的でしたね。

ライバルとの決闘に破れて、愛用の飛行機を修理してもらったのちにふたたびライバルとのリターンマッチを繰り広げるといった具合でしかも、リベンジをするためになにやら凄い秘密の特訓をするわけでもなく、ものすごい秘策を打ち立てるわけでもなく、早い話が若い女の子とイチャイチャしていたりと普通だったら、こんな両手に花な感じのシチュエーションは主人公が若者だったら間違いなく反感を買いかねないのですが、人生の場数をある程度踏んだ中年のおっさんだからストーリーが成立できてしまうんでしょうね。あの不敵なまでの余裕な佇まいとかクールそうに見えてなかなか熱いところがあったりとまあこれぞ男のロマンの塊を体現していたような人物像でしたが、クライマックスのライバルとの決闘も良い意味で臨場感と緊迫感があったりとまさに観ていて実家にいるような安心感のある作品だったなと思います。

2015/08/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:23(77%) 普通:6(20%) 悪い:1(3%)] / プロバイダ: 11453 ホスト:11360 ブラウザ: 9330
良作。ジブリの中では何故かあまり目立ちませんが、かなりいい作品だと思います。

これは子供の頃見た時は良さが全く分からず、以降全然鑑賞していませんでしたが、大人になってから見てみたら子供の頃には分からなかった面白さ、味が見えてきました。
ラピュタなどは誰もが面白いと思えるような作品ですが、この作品は大人になってからの方が良さが分かるのかもしれません。子供にはちょっとピンと来ない、ワクワクし辛い作品なのかもしれないです。

子供の頃面白くないと思って投げてしまった方は、騙されたと思ってもう一度見ることをお勧めします。

2015/03/13 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:20(62%) 普通:0(0%) 悪い:12(38%)] / プロバイダ: 38205 ホスト:38194 ブラウザ: 10258
容姿がどうであれ心が漢である限りは男である、と述べたかったのか? また豚が主役である意味がわからない。 宮崎駿の意図が最もわからない作品
渋くてかっこいいなら他にいくらでもいる程度である。また、時代背景と主人公の行動及び生活様式に対して、"何やっているんだよ、こいつ"とムカムカしてしまう程の謎行動があった
総じて意味不明

2015/03/01 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:578(59%) 普通:243(25%) 悪い:164(17%)] / プロバイダ: 2775 ホスト:2642 ブラウザ: 7901
【良い点】
・渋くてクラシック、どこかおおらかな世界観が素晴らしい
・ポルコ・ロッソの生きざまに憧れる
・声優がとてもハマっている

【悪い点】
特になし

【総合評価】
ジブリの中でも好きな作品。大人向けで子供が楽しむのは少し難しいかもしれない。そのためジブリ作品としてみたときには賛否が分かれるのかもしれ
ない。それでも第一次世界大戦後のイタリアという翳のある時代に、前向きに明るく生きている人々を描いた作品の世界観がとても好きだった。
渋く、自由に見えながらも信念のあるポルコの生き様は男として憧れざるを得ないし、周りの人々もどこかおおらかでユーモアに富んだ魅力がある。
個人的にはライバルのカーチスの存在がこの作品を明るくし、魅力を押し上げているように思う。

声優が適役の人が多かったと思う。特にマダム・ジーナ役の加藤登紀子さんの声と歌声が素晴らしかった。ちょっと棒読みに聞こえるようなセリフも
不思議とマダム・ジーナの雰囲気に合っていた。

2015/02/17 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 1721 ホスト:1819 ブラウザ: 9629
【良い点】
ジブリらしく作画がよくてヌルヌル動く
主人公のフリーダムな生活
グダグダの殴り合いは逆に面白かった

【悪い点】
ストーリーが薄い
豚になったきっかけがよく分からなかった
あまりヒロインに魅力を感じなかった

【総合評価】
ハイクォリティーグダグダアニメ。雰囲気だけでそれなりの作品にまとまっているのは
凄く監督の力量を感じます。また、こういう作品を描けて世に発表できる監督は幸せ者だと思います
何て言うか日記に近い作品なんですよね。監督自身を書いてるというか…
娯楽作品って大抵パクりだらけなんだけど、これはある意味完璧なオリジナル作品であると言えます

外見が醜くても実力と心意気さえあれば認めてもらえる世界って理想ですね
監督の理想を描きたかったのかなと分かるので悪い評価にはしないでおこうかな

[推薦数:4] 2014/10/14 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 351 ホスト:440 ブラウザ: 4721
【良い点】
主人公のポルコ・ロッソは、見た目は醜い豚で、中身はいい歳した中年男。しかしその声は渋く、深みがある。見た目は豚でも偏見の目で見られず、女性にモテる。野郎どもの「豚のくせに」という罵倒は、単に嫉妬心から出る僻みであって、ポルコの見た目に対する嫌悪感ではない様子。
普段は無人島で気ままな生活。世界の情勢とは、ほとんど無縁な悠々自適な生活。
観る人が観れば、さぞポルコに感情移入と憧れを抱くことだろう。……それが悪いかどうかは別として、ここまで特定の層の心を掴むキャラクターを生み出したのは、やっぱり凄いことだと思う。

で、本作で気になったのが、対照的なヒロインが二人いること。
一方はすごく色っぽい美女で、主人公が自分を求めてくれるのをいつまでも待ってくれている。
片や溌剌とした少女は初対面でも見た目を気にしない器量よし度胸良しでスキンシップもアプローチも盛ん。ストレートに告白し、おやすみのキスまでしてくれちゃう。
ポルコ(自分)を理解してくれる美女と、自分に憧れてくる美少女。
……なんというか、うん。こんなんでよくもまぁ昨今の萌えアニメとか批判したよなぁって思うけど、フィオは実際可愛いので許す。でもこれも妄想っつーか願望だよね。
しかも売上目的で萌えをゴリ押ししたワケじゃなくて、監督の趣味なんだよね……うん。

まぁそれは置いとくとして、とにかく、この作品を観れば【宮崎駿とはどういう監督なのか?】はある程度把握できるんじゃないかなぁって思う。

【悪い点】
で、なんなのこれは?
「カッコイイとは、こういうことさ」がキャッチコピーらしいけど、正直目が点になる。うーん、これを観てもカッコイイとは微塵も思わないんだけど……。
だってなぁ、ポルコってフリーターじゃん。世界大戦が終結した直後で荒廃と混沌の時代で、街では一般市民が不安を抱えながらも働き、夢とか希望をもって逞しく生活している中で、真昼間から酒んで、飛びたい時に飛ぶだけの生活なんだろ? そりゃあ賞金稼ぎで貢献してるだろうけども……。
これがもしも、パイロットとして致命的な怪我を負って軍を退役せざるをえなり、厭世的になったけど飛びたいという気持ちを諦められなくて賞金稼ぎとしてくすぶってる、とかなら分かるんだよ。

でもこのポルコの場合、社会に嫌気が差して軍を抜けた。まぁ現実逃避ですわ。
で、惚れた女の元に入り浸るけど距離はそれ以上近づこうとはしない。「飛べない豚はただのブタだ」――つまり自分は特別だと主張。んでなにをやってるかと言えば権威主義反対で自由とは名ばかりの自堕落な生活……。
彼に限らず、モブとかサブの空中海賊らが口を揃えて「俺達は夢とか自由を求めてるんだー!」的なことをほざいてた時には流石に絶句した。典型的なフリーターの言い訳です。
というか、夢を追いかけてるんなら子どもを人質にとっていいのかよ……「空と海が心を清めてるから飛行艇のパイロットは良いヤツ」って言ってたじいちゃん、どうかしてるぜ。

早い話がこの作品を構成する大半が、監督の理想とか趣味思想なので、それに近しい感性というか趣味嗜好を持っていないと、視聴するのが結構ツラい。
フィオは確かに単体で見れば可愛いけど、ポルコとの絡みとなると、ウソ臭さが半端じゃない。劇中のセリフでは、どうやらポルコのことは本人に出会う以前に、自分の祖父からポルコの武勇伝を訊かされ、微かに憧れてた様子。
だったら、まず初対面時に豚姿のポルコを見てショックを受ける、という描写は当然あるはず。

こういう描写が挟まれないのは、ポルコを気持ち悪いヤツと思われたくないからだ。なんてったって、監督の理想なんだもの。
そりゃ17歳の女の子だって躊躇いなくキスしますわ。

【まとめ】
主人公が自分を豚に変えたのは、社会から逃げる自分を醜いと思ったからじゃないだろうか。作中で彼は、フィオとの会話でこんな言葉を溢す。
「人間も悪くないと思えてくるぜ」
だとしたら彼の人間嫌いは、誰よりも自分自身が嫌いだからなのだろう。
嫌なこと、ツライことがあって厭世的になった主人公が、成り上がり根性に満ちた楽天的な若者との衝突とか、仕事に情熱を捧げる少女との交流を経て、人間も悪くないと思い始める。

僕にとってこの作品は、製作者の妄想が爆発した「うーん……」なモノでしかないのだけど、もしかしたら、ポルコのように現実の社会に嫌気が差して俯いてる世代へ向けた、応援作品なのかもしれない。グッダグダで終わったドッグファイトの後の、醜い殴り合いのシーンを観てると、そう思えた。
もしそうだとしたら、僕は本作を視聴する時期を間違えたんだろう。

でもまぁ、少なくとも今の自分にとって、この作品は【悪い】
[共感]
2014/10/14 改めてお見事。この評価文を読むと私の評価文は作品の断片しか見えてないな・・と思いました。というか綺麗な女性しか見てません。 by ナムル

2013/06/27 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:363(71%) 普通:78(15%) 悪い:73(14%)] / プロバイダ: 27396 ホスト:27394 ブラウザ: 5387
【良い点】
☆「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ」等の名言。
「カッコイイとは、こういうことさ」のコピーもさすが糸井さん。
☆フィオが可愛い。宮崎アニメのヒロインで一番好きかもしれない。
生き生きしていて一緒にいたら元気になれそう。
☆エンディングテーマが良い。

【悪い点】
★観客を楽しませるよりも監督の趣味に走ったなぁという印象。

【総合評価】
この作品から宮崎アニメに「?」と疑問を持ち始めた気がしますね。
なんか家族全員で楽しめるようなアニメじゃなくなってしまった。
渋いといえば渋いけど・・
かろうじて「良い」で。

2012/12/10 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:409(55%) 普通:50(7%) 悪い:285(38%)] / プロバイダ: 7932 ホスト:7898 ブラウザ: 9615
主人公の豚のキャラが好きですけど最後豚の真の素顔が明かされないのは残念です
内容は普通ですね...海でリアルファイトはちょっと面白かったです
ただあまり本作品の魅力は理解出来ませんでした

[推薦数:1] 2012/06/20 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴 / プロバイダ: 17058 ホスト:16935 ブラウザ: 4894
【総合評価】
この作品はそれまで子供向けに映画を作ってきた宮崎駿がそこから少し脱してある程度年齢層が上の人向けに作ったアニメだと言われている。だが、私としてはこのアニメは「ラピュタ」や「ナウシカ」と並んで断固その存在を抹消せざるを得ない存在のアニメであると思う。蓮實氏が去年『ツリー・オブ・ライフ』なる映画を見て「映画として存在することすら容認しがたい撲滅すべき作品」と貶していたが、私はそれをこのアニメにこそそれが当てはまると感じた。この作品は「アニメとして存在することすら容認しがたい撲滅すべき作品」だと私の中では思っている。キャッチコピーが「カッコイイとは、こういうことさ」なのだが、正直ビジュアルも映像も物語もキャラも全てにおいて落第点である。とてもこんな作品に感動しかっこいいと思うほどの感性を私は持ち得ていないのである。なぜそうなのかを以下説明していこう。

そもそもこの作品は前作の「魔女の宅急便」同様宮崎監督の趣味が露骨に反映された作風となっている。第一次世界大戦後の恐慌世界という企画を知った時点で「本気か?」と思って見たのだが、出来上がった映画は予想を超えて醜い代物だった。中身は有体に言っては宮崎氏が昔に自身を豚になぞらえて書いた腐った思想の中年漫画映画。まあこういう趣味で作る映画が一個か二個くらいはあってもいいだろう。それがアニメ映画として制作されたものでなく短編アニメとして何かと一緒に公開されていたならまだ見れたと思う。少なくともそういう形で楽に展開されていれば「飯事作家のお遊び」という笑いのネタ的な楽しみ方もできたのだろうが、ここまで恥ずかしげも無く一本の長編アニメとして長々と「中年漢の浪漫飛行」なるものをぶちかまされると、昔の作品とはいえかえって宮崎駿の人間性の見てはいけないものを見てしまった気分に陥ってしまい薄目を開けて見るような展開でしかなかった。とてもまともにこんなものを直視する勇気は無い。

キャラや話の設定も宮崎氏の悪い意味での妄想が炸裂しまくっていて、醜さを卑下する中年が悪ぶった態度を取りながらも実は渋くてカッコいいみたいな言動をしつつ、年上・年下の美女に言い寄られつつ、しかもライバルとも互いの漢を認め合って闘うという「マクロス」と「ガンダム」の悪いところばっかが詰まってる押し付け臭いかっこよさでしかない。「ナウシカ」や「ラピュタ」のようなエコロジー風の叙事詩を野蛮に叫ばれる思想がかったプロパガンダ系の作品も大概のものがあるのだが、こういう風な小学生で止まってるレベルの痛い妄想、今風に言うならば「中二病の黒歴史ノート」とでもいうのだろうか、そんなもので塗り固められたエッセイ風妄想漫画をアニメーションに起こされるのも正直勘弁というレベルだ。そもそも宮崎アニメにまともな人間ドラマなどを期待してはいないのだから、ああいう無駄に気取った「日本人から見たかっこよく見えるヨーロッパ人」の勘違い像をそのまま絵にされても困るという話だ。言うならばこれは外国人が日本の侍や忍者を誤解してやたら奇妙奇天烈に描くのと似たような方向性である。まあ、本人がちゃんと自覚してジョークでやれてればいいのだが、この作品の場合どうにもそれが妙に真面目な正義感として意識されているがためにとても見るに堪えず欠伸が出てしまうのである。

また、この作品で見どころといわれている空中戦の描写にしてもやはりどこか子供の遊びの範囲を超えてはおらず、エンターテイメントとしてもリアルな空中戦としても中途半端だったと言わざるを得ない。ラスト30分でのドッグファイトにしても全然緊張感もメリハリもなくgdgd、しかもその結果飛行機を捨てて一対一の殴り合いという展開を見た時には開いた口が塞がらなかった。まあ、やりたいこと自体は分からないでもないが、最終的に生身で決着つけたいのならばわざわざ空中戦を描く必要があったのだろうか?いやそもそもこの二人がたかが一人の女を賭けて奪い合うという構図のために戦う関係性自体が不明なため全然入っていけない。これが「マクロスプラス」のイサム、ガルド、ミュンのように昔からの付き合いでのっぴきならぬ男同士の意地があるなら別だ。だが、フィオのために豚が体を張る必要などどこにもない。第一あんなデブい豚とスマートな体格の男が殴り合っても背丈から何から違うため勝負にも絵にもならない。

もしこれが同じ企画だったとしても、他の作家ならば違うように撮っていただろう。押井監督なら「スカイ・クロラ」で見せたような本格的な空中戦を描きもっと魅力のある大人の女性との活劇恋愛が描けたはずだし、富野監督なら「イデオン」ばりのエンターテイメント感溢れる空中戦をしっかり描いただろう。また、実写映画を引き合いに出すのは躊躇われるがヒッチコックの「北北西に進路を取れ」しかりスコセッシの「アビエイター」しかりホークスやフォードの航空映画しかり、映画の中では飛んでる飛行機より落ちる飛行機のほうが絶対に画になるという決定的な事実を私は既に知ってしまっているのである。だからせめてラストで双方の飛行機が「落ちる」様をしっかり絵として描いてくれて、しかもその結果二人とも行方不明になって終わる方がまだ物語としてもショットとしても綺麗にかっこよく終われたと思うのだ。この映画時間が進めば進むほど最後まで蛇足気味になっていき、只でさえ真っ当な筋のある展開など描けず自前の構造を持たない宮崎氏が変にかっこつけて無駄に粋がった結果がこのざまである。無理矢理のストーリー展開、ハッピーエンドを取って付け、後に残ったのはくっさい押し付けがましい「かっこよさ」という名のナルシズムだけだ。「飛べない豚はただの豚だ」と言ってたが、私に言わせれば所詮飛ぼうが飛ぶまいが豚は豚でしかない。

話をまとめると、世界観やそれっぽい外面の部分だけらしさを演出しておきながら、中身は所詮只の宮崎監督の趣味で終わってしまったどうしようもない作品であった。ラストのエンディングにしても尺が足りなかったら取ってつけたとでも言わんばかりのご都合主義的な終わり方であり、結果として作品の出来はラピュタやナウシカと大差ないものになってしまった。そもそもなんで主人公を豚にする必要があったのだろうか?「男のカッコよさは見た目じゃない、中身だよ」とかそんな陳腐なこと言いたいのだろうか?だとしたら完全に失敗だったと言わざるをえまい。なぜならば人間が判断するカッコよさは所詮外面に出てくるものが全てであり、見た目でほぼ全てを判断しているからである。その至極真っ当な真理を宮崎監督はわきまえてすらいなかったように思える。趣味で作ってしまったことで悩んでいるようだが、だったら最初から作らない方がましだったと言える。

結果として、この映画は宮崎駿というアニメ作家の謙虚さの欠如、怠惰で自分の趣味で作品を作っていいのかどうかという作家として誰もが持っているはずの脅え、恐れを持つことが出来ないまま作家になってしまったというどうしようもない事実を知らされた「駄作」であった。絵が綺麗だからそこだけは一応の評価はできるものの全体の編集ではこんなのが映画どころかアニメであることすらも許容しがたいものである。最終評価は勿論「最悪」である。

2012/05/19 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:371(58%) 普通:94(15%) 悪い:176(27%)] / プロバイダ: 22595 ホスト:22478 ブラウザ: 10709
・何年か前にも視聴しましたが、数週前に金曜ロードショーで再視聴したので感想を。

【良い点】
・主人公ポルコ・ロッソの魅力
マジイケメン!男は外見じゃないんだってことを再確認された。
美系キャラが多数登場&活躍する今時のアニメのアンチテーゼになりそう。

・作画
宮崎アニメはこれに限った事じゃないですが、戦闘機の空中戦は迫力があってカッコいい。

・カーチスや空賊など憎めない敵キャラ
序盤の人質に取られた子供たちと空賊のおっさん達のやり取りとか凄いほっこりした。

・名言「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ。」

【悪い点】
・ヒロインの存在感が、フィオ>ジーナ

【総合評価】
・何度見ても面白いですね、作品としての癖も少なく大人も子供も安心して観れると思います。
評価は「とても良い」。

2012/04/10 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1535(64%) 普通:456(19%) 悪い:397(17%)] / プロバイダ: 12744 ホスト:12668 ブラウザ: 9671
【良い点】
主人公は豚やけどカッコイイ

ヒロイン2人のルックス

飛行シーンは最近やってたラストエグザイル2期と比べると物足りないけど、川の所を飛行してるシーン良かったです、流石ジブリだなぁと思いました。

【悪い点】
主人公の性格は男前ですが、やっぱルックス的に観るモチベーション上がらないかな・・。

【総合評価】

最近の金曜ロードショーで久しぶりに観たけど、結構面白かったと思う。

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「【良い点】ブタは勿論カーチスや空賊団リーダーらの、スカしてたりバカで俗っぽかったりしても滲み出る、愛...」 by 青い羊


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2019/04/05 普通の印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 3313 ホスト:3224 ブラウザ: 10577 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事熱血/友情/可笑しく笑える/面白い/格好良い/悲しい/怖い/びっくり/考えさせられた/勉強になった/勇気貰った/道徳心&モラル 
ストーリー普通(+0 pnt)
キャラ・設定良い(+1 pnt)
映像とても良い(+2 pnt)
声優・俳優良い(+1 pnt)
音楽普通(+0 pnt)

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