[アニメ]僕だけがいない街: 2017/07/11 無慈悲1020


ぼくだけがいないまち / Bokudake ga inai machi
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[推薦数:1] 2017/07/11 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:179(72%) 普通:41(16%) 悪い:29(12%)] / プロバイダ: 22848 ホスト:23104 ブラウザ: 4721
【良い点】
・ストーリー、構成が最高に良い。
・ED曲そのものも良く、歌詞・曲が作品に完璧に合っている。
・不必要なところが殆ど無い要点を突いた見せ方。
・1クールとは思えない程の内容の充実度と満足感、それでいて最後をしっかり締めた。
「雛月かよ」のストーリーである1クール内の一部分だけでも、昨今の1クールものの作品を確実に超える密度があったと断言できる。
・ストーリーの根幹はタイムリープであるのに、そのタイムリープに頼りすぎず、
ストーリーと構成で真っ向から勝負している。
・昭和63年の北海道の街並みを良く再現している。雛月や悟の家の描写は正に当時の北海道の建物である。

【悪い点】
・無いと言いたいが、一つ言うならば「雛月かよ」のストーリーがかなり濃厚な仕上がりの為、
その後からラストにかけては前半と比べると少し失速した様に感じなくも無い。
・キャラの方言(北海道弁)は、少し過剰である。

【総合評価】

原作未読、予備知識ほとんど無しで知人から勧められて視聴した。
唯一聞いていたのはタイムリープものという事だったが、その時点で視聴に対して腰が重い。
理由は、タイムリープものは昨今にしては珍しい内容ではなく、同様の題材としてシュタインズゲートを超える作品は恐らく無いという思いがあった為である。

全話視聴、結果・・・度肝を抜かれた。
ここ数年の作品の中で、とてつもない完成度を誇る作品に私は出合った。

まず、この作品の良さを何から言えば伝わるのか。
もちろん個人的な好みもあるだろうが、背景、描写、構成、ストーリー、そして視聴者に対する見せ方、
全て良かった。
そしてなにより1クール、12話とは感じさせない内容の濃さとタイムリープ(リバイバル)ものでありながら、タイムリープ(リバイバル)するのは4回だけ。
(実質ストーリーに大きく関係するのは3回だけ。1回目は仕組みの紹介程度のもので、いずれも前半のみ
)
しかも、「雛月かよ」のストーリー終結までは1クール作品全体の9話分のみであるが、
そこらの完結すらしない2クール作品を確実に超える濃密な仕上がりである。

そもそも、物語の大半は完全にストーリーと構成・描写を真正面から叩きつけて真っ向勝負しており、
リバイバルと呼ばれるタイムリープという特殊能力にストーリーを依存させずに仕上げている。
ここまでドヤ顔でストーリーのみの勝負をする作品など、昨今ではそう無い。
しかも、ここまで内容を詰め込んだ濃密な12話をストレスなく構成し、
綺麗に完結させ、しかも余韻すら残した終わらせたのには感服した。
まるで2クール作品を見たような満足感と充実感だった。

簡単な箇条書きストーリー(ネタバレあります)

・主人公29歳、東京で漫画化目指してバイト中。悪い事が起こる時に、悪い事が起きる少し前にリバイバル(タイムリープ)する能力がある。正確に言うと起こる悪い事を回避できるタイミングまで時間を遡る。

・バイト中に最初のリバイバル発生。交通事故を回避すると同時に自分も怪我して入院、北海道から母親が訪ねてくる。

・母親と買い物中に2回目のリバイバル発生。誘拐と思われる事件を事前回避するも母親が何かに気づく。
母親が気づいたのは主人公が小学校5年生の時に起きた連続誘拐殺人事件の犯人。

・何者かに母親が殺され、警察に疑われて追われた際に3回目のリバイバル発生、小学5年生の時代に29歳の思考と記憶を持って時間遡行する。

・過去に起きた連続誘拐殺人事件を止めようと、第一の被害者「雛月かよ」の死を止めようと奔走するが失敗し、現代に意識が戻ってしまう。

・現代に意識が戻り、バイト先の高校生に匿われるも、そのバイト先の高校生すら襲われて巻き込まれる。
母親の死を回避するには小学校5年生の時に起きた連続誘拐殺人事件を回避する事、すなわち当時の犯人が母親を殺した犯人ではないかと気づく。

・しかし警察に捕まる。その直後に第四のリバイバルが発生し小学5年生の時代に再度戻る。

・連続誘拐殺人事件の第一の被害者「雛月かよ」の死を回避、その後も殺害されるはずの2人の死も回避したが、ここで犯人が判明する。 犯人は学校の先生である八代学。

・主人公はその教師に殺されかけるが、一命を取り留めて15年間寝たきりに。

・15年後に目を覚まし、当時の友人達が訪ねてきて記憶を取り戻すが、同時に名前を変え議員になっていた当時の教師、八代学と出会う。

・最後に記憶が戻った事を八代に伝え、病院の屋上で対峙する。
友人一同の協力もあり、ついに犯人は逮捕される。

・漫画家になった主人公は、別の時間軸の時にバイト先にいて自分を助けた女子高校生と再会する。

終わり。

久々にここ数年の作品の中で、とてつもない完成度を誇る最高の作品に私は出合った。
[共感]
2018/02/08 雛月かよ編の、後悔とリベンジ、家族のあたたかさと友情、人を励ます力などの要素がふんだんに盛り込まれた濃密さは素晴らしかったです、そして感動的でした。久々にノイタミナらしさが戻ってきた作品だったと思います。 by E・カリング



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