[アニメ]宇宙よりも遠い場所


そらよりもとおいばしょ / A Story that leads to the Antorctico
  • 友情
  • 感動
  • 考えさせられた
  • 涙流した
  • 面白い
RSS
注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 漫画:宇宙よりも遠い場所
アニメ総合点=平均点x評価数672位6,556作品中総合点45 / 偏差値54.92
アニメ平均点678位2,892作品中平均点1.32=良い/34評価
2018年アニメ総合点2位267作品中
評価統計
評価分布
自分も評価投稿する
属性投票
声優・俳優1.71(とても良い)24
音楽1.62(とても良い)24
映像1.50(とても良い)24
ストーリー1.50(とても良い)24
キャラ・設定1.12(良い)24
友情75%18人/24人中
感動62%15人/24人中
考えさせられた54%13人/24人中
涙流した46%11人/24人中
面白い46%11人/24人中
もっと見る
属性投票する
作品紹介(あらすじ)

いつだってボクらの一歩は好奇心から始まった。
見たことのない風景を、聞いたことのない音を、嗅いだことのない香りを、触れたことのない質感を、味わったことのない食物を、そして感じたことのない胸の高鳴りを、いつの間にか忘れてしまった欠片を、置き去りにしてきた感動を拾い集める旅。
そこにたどり着いたとき、ボクたちは何を思うのだろう。吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度、荒れる海原を超えた先にある原生地域。地球の天辺にある文明を遠く離れた遥か南の果て。

【メインスタッフ】
原作:よりもい
監督:いしづかあつこ
シリーズ構成・脚本:花田十輝
日本 開始日:2018/01/02(火) 20:30-21:00 AT-X TV
[開始日詳細]
※MBSでは1月9日深夜に第1話・第2話の60分編成で放送。
放送局
放送期間
放送日時
AT-X2018年01月02日 -火曜 20時30分 - 21時00分
TOKYO MX2018年01月02日 -火曜 23時00分 - 23時30分
BS112018年01月02日 -火曜 23時30分 - 24時00分
MBS2018年01月10日 -水曜 03時00分 - 03時30分
公式サイト
1. TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」公式サイト
Twitter公式
1. TVアニメ『宇宙よりも遠い場所』 (@yorimoi) on Twitter
エンディング動画 (1個)
ここから、ここから
歌:水瀬いのり花澤香菜井口裕香早見沙織 詞:ヒゲドライバー 作曲:ヒゲドライバー 編曲:ヒゲドライVAN [ファン登録]
[もっと見る]
29,0633934
最近の閲覧数
14111881335341032944
1人の方がこの作品がアニメとして最高だと投票しています。
(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2018/04/08 / 最終変更者:スペ9 / 提案者:伏魔の剣 (更新履歴)
  投稿の系統で絞込
この評価板内限定
[推薦数:1] 2020/07/28 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 43678 ホスト:43875 ブラウザ: 8918
【良い点】
南極を題材にした友情物語。所々泣かされたと同時に、南極について勉強になったというのが1番の感想である。
14000kmという距離をかけて基地に向かい極寒の地で今も越冬している方がいて、本作のような生活をしていることを想像し、すごい人たちだ…と何度も考えた。
報瀬が母親のPCを開くシーンは最も感動した。

南極を舞台にしているだけあって、「誰かが危険な目に。間一髪でピンチ脱出!冷や冷やした〜(南極だけに)」という展開だろうと予想していたが、意外にも南極では事故もなく、作品のテーマはあくまで人間関係の前進であった。
物語にピンチはつきものだが、この作品においてはその全てが人間関係に絡んでいるのだ。
マリは5話、結月は3話で問題は解決した。日向と報瀬は南極に人間関係の悩みを持ち込む形になったが、4人の友情によってそれぞれ前を向けるようになった。

女子高生4人が南極に行けたのは、マリが大きな要因であると感じる。
マリを除く3人は友達もおらず人間関係を苦手とするが、性格・言動・ステータスが普通でない女子である。
普通のJKが出来ないことが出来ても「あの子は変わり者だからね」と納得できるかもしれない。
しかしマリは人付き合いを苦手とはしないが、めぐみや周りの人間に流される、よくある主人公タイプである。こんな普通の女子が南極に行けるのかと現実では思う。
だが少し変わった人にも偏見の目を持たず、誰にでも積極的に行動できる優しい性格であり、純粋で前向きな心と強い意志を持っている。
このような人間はなかなかいない。
現実を見ても、周りに合わせられる女子は意志を我慢し、ノリが全ての保守的な人生観を持っている人が多いだろう。
それが生きていく上で最も争いがなく、当たり前の選択と言える。
だからこそマリの特異性には尊敬したい。このような女子は重宝されるべきだと思う。

結論として、マリがいたからこそ4人は友情を築き、南極にも行けたのではないか。

その他の内容については、結月のセリフが独特で可愛いことと、報瀬のいじられシーンは面白い印象を持った。

内容以外について
4人の声優は大好きなので楽しく聞くことができた。
音楽や演出も良かったと思う。

【悪い点】
複数人が立て続けに矢継ぎ早に話すシーンがいくつかあるが、少しうるさいという印象を抱いた。

キャラデザが好みではなかった。はっきり言うと、結月以外可愛くなかった。

100万に絡んで色々とツッコミたかった。まず札束拾って、「気が動転したから」という理由で持ち続ける人はいない。報瀬はどこに行くにしても大金を持ち続けていて、周りの人間が止めて欲しいレベルでイライラした。最後に「おたから」で南極に現金を全て置いていくのは笑えない。意味がわからない。

17歳の娘がいる母と同い年の大人にしては若すぎるし美人すぎる。

上半身の輪郭が白い線になっている時があり、太すぎるのではと感じている。

三つ編みメガネの外見をしためぐみが、真面目そうなのに言葉遣いも荒くあんなに嫌な性格をしていて、5話が終わってもスッキリしなかった。

【総合評価】
13話一気に見ることができるほど楽しかった。これ以上何も望まない終わり方。
厳しい土地で仕事をなさっている方々に敬礼。
「軽く死ねますね!」

2020/07/27 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:30(79%) 普通:3(8%) 悪い:5(13%)] / プロバイダ: 19306 ホスト:19270 ブラウザ: 8315
玉木まり(きまり)は高校2年生。このまま何か新しいことを始められないまま高校生活を送ることに疑問をもったまま日々を過ごしていた。しかし、大きな夢を持った小淵沢報瀬(コブチザワシラセ)と出会う。彼女の夢は南極へ行くというとてつもないもので、きまりはいっしょにその夢を目指すことにした。夢を叶えるためにバイトを始めるキマリ。バイト先で三宅日向もキマリたちに共感して同じ夢をめざす仲間になった。夢を叶える方法を探す三人であったがなかなか実現しそうにない。その時、新聞の記事で女優で女子高校生の白石結月がキマリたちの夢に挑戦すると知ってアクセスをはかり知り合いになる。そして夢への第一歩へと進み出す
【良い点】
小淵沢報瀬の夢はとてつもないものだったためにまわりの理解が得られずバカにもされたが、執念によって夢を実現させた。ちょっとうざい感じもするが、すばらしい夢を叶えることができて感動した。

【悪い点】
せっかくアイドルキャラの白石結月がいるのに歌やステージの活動がほとんどない。
舞台がすごいわりには映像が普通。
あくまでも個人的なものだがキャラデザがあまり気にいらない
【総合評価】
いい作品です。始めの方は退屈な感じもするが、話数が進むにつれておもしろくなってくる。評価は良いとする

2020/07/14 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:10(77%) 普通:0(0%) 悪い:3(23%)] / プロバイダ: 10819 ホスト:10736 ブラウザ: 8959
素晴らしかった。
良い点が非常に多くあり、他の方もたくさん書いておられるので、特に良かった点を。

「とにかく色々と絶妙」というのが、見終わった後の感想でした。
13話の尺の中で、どの部分をしっかり見せるかと言う部分の見極めや、
逆に、あえて必要最小限のセリフなどに抑え、想像の余地を適度に残す演出、
コミカルなパート、この後どうなるのかとドキドキする部分、思わず涙するシーンの盛り込み具合など、
物語を司るバランスが、非常に絶妙だったと感じます。
製作する際に、相当練って作り上げた作品というのが伺われます。

声優さんの演技力もあってか、全話通じて、登場人物に感情移入しやすく感じました。
特に花澤香菜さんの12話の演技は素晴らしかったです。

2020/02/24 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:20(44%) 普通:15(33%) 悪い:10(22%)] / プロバイダ: 12765 ホスト:12785 ブラウザ: 8965
【良い点】
・熱いストーリー展開がよく、無駄だと思えるシーンがない
・主役4人組の心の葛藤と、それを仲間とともに解決していく流れが丁寧に描かれていて小気味よい

【悪い点】
・隊長を筆頭に乗組員のキャラデザインを若くし過ぎ

【総合評価】
女の子ばかり出てくるアニメは苦手なことが多いのですが、これは例外と言える作品になりました。
やはり主題がはっきりしており、目的に向かって邁進するさまを描いた前向きな作品は見ていて楽しいです。
南極だからこそのイベントや乗組員にフォーカスをあてた話がもっとあっても良いと思いましたが、
話数が多くなることの冗長さを考えると、これでちょうどいいのかもしれません。

2019/12/28 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 569 ホスト:617 ブラウザ: 10180
【良い点】
主人公たちの青春を満喫している感じが凄く伝わってきます。
毎回1話完結でテンポが良く、次回に問題を引きずったりしないので見やすいです。
10話〜13話は、どの回も涙無しには見られません。
OP、ED、挿入歌、どれも名曲ばかりです。
「友達」って良いなぁ…。

【悪い点】
小淵沢しらせのキャラクターは結構好き嫌いが分かれそう。
泣かせに来すぎて多少演出がすべってる部分がある。

【総合評価】
文句無しの最高。
もっと注目されるべき作品。

2019/02/26 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:88(76%) 普通:19(16%) 悪い:9(8%)] / プロバイダ: 2263 ホスト:2116 ブラウザ: 10209
【良い点】
キャラクター。特に報瀬と日向

【総合評価】
成り行き任せにも見えたが、それでもやはり報瀬がみんなを連れて行って、そして報瀬も前を向けた。良かった。

2019/02/01 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1744(52%) 普通:872(26%) 悪い:755(22%)] / プロバイダ: 8700 ホスト:8577 ブラウザ: 8597
南極を目指す女子高生四人の青春劇!
南極へ行きたい!その情熱をもった報瀬さんに感化されるように
四人の仲間が集い、その目標へと向かって突っ走っていきます

勢いで行動できる若者の特権というか、今しかできないことをやりたい!どこかで
そう考えながらも行動に移せない現実を送ってきた人(つまり私)にとっては刺さる
ものがありました

高校生がどうやったら南極へいけるのか。一見不可能なことの挑戦していきますが
強引さもあったものの、大よそ現実的に可能な手段をとって、その夢を現実のものと
していきます

報瀬さんのしっかりものと見せかけて、どこかポンコツっぷりが高校生らしかったし
それにこういうアニメって"行く"ことが目的になってまい、"行ってから"何をするのか。
というのが御座なりになってしまっているモノも中にはあるのだけど、そこを適当に
していなかったのもよかったところ

友情劇としても、3話では自分たちの関係を「同じ所に向かおうとしているだけ」と
言っていましたが、南極から戻ってきた四人を同じように捉えることはありえないでしょう。
ただ仲良く日常をすごすのではなく、目的に向かって行動するからこそ絆や友情というモノが
生まれるのだとすれば、それは現行で友情アニメの主となっている日常アニメとは一味も
二味も違っていました

2019/01/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:67(64%) 普通:20(19%) 悪い:18(17%)] / プロバイダ: 405 ホスト:266 ブラウザ: 5173
ここで高評価になっていたので、後追いで見てみた。

面白かったです。間髪入れず2周してしまいました。
その後館林、国立極地研究所 南極・北極科学館と聖地巡礼しました。

・夢に向かって突き進む女子高生、いいよね!
・女子高生パートもいいけど、観測隊の大人たちのパートもよかった。
みんな色々な思いを背負ってやっている。
・日向の性格が好きだな〜。井口さんいい仕事してます。
・1話好き。
1話コンビニで、日向がキマリをチラ見するとこ好き。
めぐみ「南極って呼ばれてる子だろ?」
キマリ「南極?」
日向「チラッ」
ここでキマリがバカにしたような顔してたら、日向は仲間にならなかったろうな。

なんだけど、
あんなに感動して涙流したのに(7話とか12話とか、号泣しました)、
さーっと、潮が引いてしまってる。

なぜだろう。

・南極描写が物足りなかった?
ちょっと思った。他の人も書いてたけど、全然南極が寒そうじゃなかった。
もっと「厳しい土地」である描写がほしかったかなー。

・人間関係に偏りすぎ?
4人の悩みとかにスポットを当て過ぎたために、南極感があまりなかった。
別に宇宙でも地底でも地獄でもよかったんじゃない?となる。

・報瀬の性格?
特に気にならなかった。むしろ好き。

・キマリの物語が前半で終わってしまったこと?
キマリは前半で成長してしまったので、後半はただのメンバーって感じに見えた。

・南極に行く過程がご都合主義?
まあそう見えなくもない。ハッキリ言ってタナボタっぽい。
ちょっと端折りすぎたのかも。
本当はもっと紆余曲折あったはず。
4人が南極行くって決めてから実際に行くまでだって、半年以上あったけど、その
描写が何もない。「バイトつれー」とか、報瀬が「キマリ、あんたやっぱり行きたくなくなったんでしょ!」
みたいなケンカがあったかもしれない。そういう描写がないから、すごくスムーズに行ってるように見える。
それが狙いなのか、尺が足らなかったのかはわからない。でも止め絵でも数カット入れてほしかったなー。

あと、「タナボタ」っぽいってのは、何ていうか「才能のある人は入口で苦労しない」ってことなのかなと思う。
SHIROBAKOのりーちゃんみたいなもの?何年経ってもあこがれの業界に入れない人がいる一方で、いつのまにか
入っている人がいる。そういうのって縁とか才能とか下準備とか色々な要素が絡み合ってると思うけど、この作品の
4人もそういうものかもしれないな、と思った。

で評価ですが、私は面白いと思いました。好きです。
視聴時は「最高!」だったのですが、いまは「とても良い」です。
シンガポール聖地巡礼計画中。

2019/01/25 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:0(0%) 普通:0(0%) 悪い:3(100%)] / プロバイダ: 5234 ホスト:5002 ブラウザ: 5505
年間3位の出来にはとても見えませんでした。
この投稿時点で2018年3位ですが、もしこの結果が今後も続くなら
このサイトの評価は到底あてにはできないと思います。

・メインキャラ「4人全員」が何かしらの「めんどくさい」物語を背負っている
物語を盛り上げるためとはいえ、全員です。
全員。
4人とも。
最後まで見ましたが、全員にくそ面倒な背景があるため最後まで見終わって胡散臭さがぬぐいきれませんでした。

たとえば、4人キャラもので、1人は人間関係順風満帆、1人はいじめられっ子、みたいな感じではなく、
今作は4人ともいじめられっ子設定のように、本当に極端すぎます。
しかもメインキャラ全員に設定されているから余計に「うさんくさく」見えてしかたがありませんでした。

・協賛ごり押し臭が酷い
下町ボブスレーと同様、作品応援団の面子を保たなければならない事情がぷんぷんします。
ゆるキャラグランプリしかり、組織票の対象になりかねないような作品にはうんざりです。

以上、
1.物語の根幹をなすキャラ設定でも、
2.作品作りの背景にある社会的な一面を見ても、
年間3位?
片腹痛いです。

よって最悪です。

[推薦数:2] 2018/12/30 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:65(50%) 普通:29(22%) 悪い:37(28%)] / プロバイダ: 36493 ホスト:36492 ブラウザ: 9177
まず、女子高校生が本気で「青春したい」みたいな台詞を言うから女目線では冷めます。
こういうのは青春をする当人らが「青春」という言葉を使わないからこそ
実感や現実味が出るのであって、使ったら終わりですね。
もしかしたらこの台詞がプロデュースの段階で決まっていて、
無くせなかったのかもしれませんが、流石に脚本の発想がオヤジです。
しかし、男性はこういうオヤジの妄想全開みたいなのは好きなんでしょう。
とは言え、流石に本作が好きな男性視聴者でも、
本作が等身大の女子高校生を描けていない事は理解されているとは思います。
たとえ妄想的でもそこに理想とするような女子高校生が描かれているわけですから、
気持ち良くストーリーを楽しめるんじゃないかと思います。

男性視聴者の愛が深いアニメであるのは、評判を聞いてて十分わかりますし、
ストーリーも良いとは思いますが、
冒頭で言ったように、個人的には本作は脚本が寒いので「普通」にします。

推しキャラ:日向

2018/06/21 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:2(40%) 普通:0(0%) 悪い:3(60%)] / プロバイダ: 5941 ホスト:6290 ブラウザ: 5515
【良い点】
◆今の自分を変えていく為の、挑戦の物語
四人の女子高生が、ある者は「ここではない何処か」への挑戦の為に、
またある者は母親が訪れた地を踏む為に、南極という絵空事のような場所に
挑戦する物語がとても面白かったです。

旅を通じた友情の描き方も共感性を感じましたし、
それぞれのキャラが抱えた物事とどう立ち向かい、南極という場所で何を見出すのか、
終盤の展開にはグッと来るものがありました。

【悪い点】
◆報瀬の悪い面
この作品を見て自分が一番駄目だなと思ったのは、報瀬(南極への挑戦を立案した少女)の人格の酷さです。

母親が消息を絶った南極がどんな場所か見る為に、
他人から「行けっこない」と馬鹿にされようとも自身の気持ちを貫き通す…
そこだけ見ると周囲に流されない強さを持った魅力的なキャラなんですけど、
その南極観測隊に入り込む為の計画が「男性隊員への色仕掛け(しかも顔が割れてるからという理由で他人任せ)」と、
あまりにも無鉄砲で褒められるようなやり方ではなく、正直見てて腹立たしかったというか…

ギャグとしてやるなら許されるレベルの内容であって、
本気で南極に行きたい人間が真面目に考えついた末のアイデアとしては
最低だなと思いました(他人にやらせるという点も含め)。

そりゃ他人から馬鹿にされたり、報瀬の計画に興味を持つも
最終的に離れていった人間も居て当然でしょう。

その後なんだかんだで観測隊には入れますし、別に報瀬が全く頑張ってなかった訳ではないですが、
じゃあ南極行きを決定付ける要素は何だったかと言うと「運と他人の力」が9割というのが客観的な意見です。

南極に行けた事自体は嬉しいだろうね良かったねと素直に思いますけど、
上記の過程を踏まえたうえで馬鹿にしてた奴らに「ざまあ見ろ」と勝ち誇るのは何か違うんじゃないかと思いました。
言うなれば『試合に勝ったは勝ったが、その過程がダサい』です。

アホみたいな他力本願の計画立案しておいて、南極行けたのも
他人の助力あってこそだというのに、それでドヤ顔決めてるのは
性格が悪いとかじゃなくて人格やモラルが破綻しているという印象だなと。
少なくともアニメの主人公・主要キャラとして好感は持てませんでした。

何かを成功させる為の運や他人の力という「自身の努力以外の要素」はあって当然ですが、
この作品で報瀬が南極に行くまでの場合はそれらの要素の割合が圧倒的に大きく占められています。

そのうえで「無理な事を成功させて、馬鹿にするような奴らを見返す」という展開を
そこまで描きたかったなら、もっと報瀬の計画力の高さだとか、成功に結び付ける為の努力・能力を発揮させたうえで、
ぐうの音も出ないようなやり方でパーフェクトに勝ち誇って欲しかったです。

【総合評価】
トータルで好きな部分は圧倒的に多く、最後まで見る価値のある作品ではあったと思います。
ただ、報瀬の悪い部分だけは見てて本当にキツかったです。

プラスマイナスを考慮して総評は「良い」で。
[共感]
2018/07/16 自分もしらせの性格には好感が抱けませんでした。説得力が無いといいますか・・ by S・N

[推薦数:1] 2018/06/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:84(88%) 普通:11(12%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 13991 ホスト:14276 ブラウザ: 9186
またまた後追いで有名作を見ました。卑怯にも(笑)。
(ネタバレあり)

さて、この作品は一言でいえば青春友情物語なんだけど、なんだろう。とにかく出来がいい。
突っ込める場所もあるんだろうけど、そうした瑕疵?をもってこのアニメ全体を貶すことはとても勿体ないと思う。

●軽快なスタート
まずテンポ。序盤、報瀬がきまりに対して本当に南極に行きたいのかと詰問し喧嘩するシーン。
横断歩道の向こうに消えた報瀬はすぐに引き返してきて、わだかまりは持ち越されない。
そんな二人に惹かれた日向が仲間に加わり孤独なアイドル結月が彼らを受け入れる。
それぞれの性格と心理を上手く描写しながら、青春らしく停滞することなく物語は爽やかにスタートを切る。
この時点で自分の中では「とても良い」以上になる作品だな、と思いました(偉そうに)。

●心と関係性
心理の逆転を描くのがとても丁寧で、映像の描写ともこれ以上なくかみ合っているのも凄い。
主人公の友達、めぐみがメインの回とかわかりやすい。
遠い場所を目指す友達。それを汚いやり方で阻止する自分。
友達の変化で自分の認識が逆さまだったと気づかされる。そして二人が幼いころの回想。
「置いて行かれる少女の心」を見事に1話に収めています。
つくった水たまりは崩れ、新たに流れができて船が動き出す・・・上手いよね。

日向は日向で、気を遣われるのが苦手といいつつも自ら気を遣ってしまう(あるいは逃げてしまう)。
それは過去を振り返らない彼女のポリシーなんだろうけど、明るい振舞いの翳を余計浮かび上がらせる。
これらはパスポートの回で前振りされ、陸上部のエピソードで解き明かされます。
そんな時、いつも報瀬が気遣って最終的に遠慮なく行動するのが良い。
彼女の激しい言動は、曖昧なまま過去を忘れ自分を隠してしまう日向への思いやりなのです。
もちろん余計なおせっかいかもしれないけれど、あれが報瀬なりのやり方だった。友達を思うものとしての言葉だった。
私はそれでいいじゃない、と思う(あの湿っぽい思いやりも好きですけどね)。

●極地で見つけたもの
それで、クライマックスはどう持ってくるんだろうかと思っていたんですが・・・恐れ入りました。
報瀬は南極に着いて迷っていた。もし、かつての母と同じ場所にたどり着いて何も変わらなかったら。
母の帰りを待つだけの自分から抜け出せなかったら。
そんな中、みんなが必死で見つけ出した母のPC。モニターにあふれ出すメールの海。
かつての報瀬が母に宛てたもの、それを見て涙する彼女。
この時、間違いなく報瀬の時間は動き始めました。
南極への旅は母を追うものであると同時に「母の帰りを待つかつての自分」を見つけてあげる旅だったのです。
あのとき報瀬は母の死を心に織り込み、新たな一歩を踏み出す糧を得たのでしょう。
その後、髪をバッサリと切った報瀬はまさに止まっていた時間を切り落としたようで。
これ以上の旅の着地点はないのではと思えます。

最後の最後、北極の写真は少し大げさだけど言いたいことは十分に伝わる。彼女も現在のわだかまりを抜け出し遠い場所へ旅立った。
対等になれた彼女たちは、これからも友達でいられることでしょう。

とまあ印象に残っている部分をあげてみましたが、ほんと描写や心理や台詞とか、語りたくなる作品です。
宇宙よりも遠い場所で見つけたのは、友達とかつての自分。
文字に起こすと普通かもしれませんが、それを見事にやり切った本作は素晴らしいと思う。
良いものを見ました。

(余談)
きまりの影がちょっと薄い気がする。
それはたぶん、いい意味でオーソドックスな主人公であるとともに「南極へ行くと決めた時点で彼女はもう変わっていた」からでしょう。
心理的な変化で言えばこのアニメの主人公格は報瀬だったんじゃないかな?

[推薦数:2] 2018/05/27 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:224(67%) 普通:10(3%) 悪い:98(30%)] / プロバイダ: 11610 ホスト:11854 ブラウザ: 5213
「青春娘4人と真っさらな世界」

●【作品の概要】

アニメオリジナル1クール。

青春らしく「何か」をしたいと思いつつ、一歩を踏み出せないでいた主人公の玉木マキと
自分の目標に向かってひた走るクールビューティーならぬフールビューティー報瀬、
過去を断ち切ってしがらみの無いどこかへ行きたかった日向、青春を共に送る仲間が欲しかった結月
の4人が南極を目指して旅をしたり頑張ったり、自分に向き合ったりする
笑あり、感動ありの「青春ロードムービー」。
※決して南極探査が目的のアニメでは無いので勘違いの無き様に。

クセのある個性豊かなキャラが仲間と共に体感したり考えたりしながら
南極へ向けて、そして南極の大地を進んでいく中で
青春だからこそ思う事、やってしまう事、
青春の中で生まれるドラマを描き出す。

質に関しては上質。
未熟だけど、瑞々しくて爽やかな青春ドラマを見る事ができるお勧めの一作。

●質量を持った青春だとッ!?【作品の内容】

本作の「青春」の書かれ方は本当に巧かった。
メインキャラ4人のそれぞれを起点として青春ドラマを描いている。

〇そうだ、バカな事やろう。

前半の主役の玉木は「青春らしく何かをしたいけど、一歩が踏み出せないでいる」
という共感しやすい立ち位置から、既に目的を持って行動している報瀬に
感化されて動き始める所を丁寧に描かれていた。

冷静に考えれば南極行きなんて作中でも散々周囲から言われたように、
危ないし、受験もあるし、行ってどうすんの?って話でもある。
が、そんなバカな事に全力を尽くす。何故かって?そこに青春があるからだ。
新しいモノ、新しい世界、新しい事に出会う玉木達は見ていて楽しく、爽快だった。

ところで、実は自分は本作がついに最終回まで南極に行かない話でも成立し得たと思っている。(不評は増えただろうが。)
作中でも目指す場所は北極でも良かったとあるように、
「何かを目指して『行動した』」事こそが青春であり、本作の主題なのだから
新宿でダッシュしてた時のように、南極へ行けずとも何かを目指して走り回っていれば
そこに青春ドラマが生まれていた。

前半の始点と終点の1話冒頭と5話ラストでの玉木の語りはとても印象的。
日々の中で溜まった「何かせんとする衝動」が勢いよく流れだすのだ。
そりゃバカな振る舞いの一つや二つやらねば。

〇失われた宝を取り戻す。

白瀬と日向の本作へのアプローチは少し似ている。
日向は分かり易く過去のしがらみを断ち切って新しい世界に一歩踏み出す事が目的。
一方報瀬は母が消息を絶った地へ行きたかったという体で物語が進むが、
彼女も母の死という覚めない夢のような過去に青春を縛られている事が語られた。
そんな彼女らが南極を、何もない真っ新な地を目指して前を向く。
何故って、そうしないと勿体ないから。

〇青春という舞台の上で仲間が友達に、親友になる。

当初は目的を同じくする旅仲間という関係だった4人。(正確には目的地が同じってだけで目的すら別だった)
序盤、結月の「友達じゃないの?」との問いに3人は「違う」と答えていた。

しかし、南極への旅の中で同じ場所で同じモノを見て同じ事に向かう中で、
気付けば4人の中に友情が芽生えて友達から親友になっていく様子を
恐ろしい程に自然に、最初から親友だった気さえする程に自然に描いている。
そして「友達ってひらがな1文字」という核心を突いた名言に至る。

12話の報瀬の「友達が出来たよー」の語りとそこでの映像が
これまでの旅の友情面の総決算という感じで本当に胸が熱くなる。

●【評価】

上記の事を描いた最後に、南極から帰ってきた後での語りでの締めがまた良い。
最も端的に語ってしまえば「新しい事を始めよう」って話だが、
これまでの流れからキャラの言わんとする事がスッと入ってきたし、
そこで玉木の親友も勝手に一歩踏み出して北極に居るという不意打ちで
本作の抱える「青春」は最高速度でゴールテープを切った。

見終わった後の清々しい気分は
南極の水を飲んだ後に深呼吸して青空を見上げた時のようなーー
……南極行った事はもちろん、無いけど。

…さて、ここまで褒めておいて言うのも何だが。
正直、本作に対する他の人の否定的な意見も分からんではない。
本作が青春するアニメではなく、南極に行くアニメだったら
自分も「青春を免罪符にして好き勝手やってるだけー」とか書いていたかもしれない。
よく問題に挙がる大荒れの船のデッキに出るシーンとか冷静に考えればヤバイもんね。

だけど、青春って綺麗で爽やかってだけのモノでは無いと思うし。
こういう馬鹿さと若さをはき違えて未熟な情念に身を任せるのも青春の形の一つだと思うし、
やっぱり最終的には爽快だったし。本作に限っては整合性なんて捨てて良し!

もっとも、「家に帰るまでが遠足」みたいに、「バカやって怒られるまでが青春」って事で
問題のシーンの後に冗談抜きのガチお説教シーンとかあったら更に良かった、
いや、無いとダメだったかもしれんとは思うけどね。

ただ、ソレで本作の持ってる爽やかな熱を消すのは勿体ない。
こんな良いアニメを切ったヤツ、そしてこんな「何かをする」って青春を送ってこなかった、他ならぬ俺!

「ざまぁーみろぉーッ!(泣)」

でも青春って年齢じゃなくて心の在り様を言うんだぜ!多分!
だから何かこう、画面の前のおっさんも人でも体験でも場所でも良いから、
「新しくて面白い何か」ってのに出会う事をしてみよう。……って事を描いた作品。評価は「最高」。

2018/05/23 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:110(76%) 普通:12(8%) 悪い:22(15%)] / プロバイダ: 16710 ホスト:16751 ブラウザ: 5171
4人のポンコツ女子高生が南極を目指す、という異色の物語に載せて友情のと青春の形を描いた秀作、
青春期の過剰さや弱さを軽快なコメディに変換して、楽しく賑やかに描いています。

この作品は一人を除いて「何故南極に行くのか」の充分な理由が設定されていません、
でもいつもの日常と違う世界に踏み出すことは恐いもの、初めてが怒涛のように押し寄せてくるのですから、
それを吹き飛ばすにはとにかく行くことだけを決めるのも有効です。
それに物語とすれば、旅先で何かに向き合ったときに各々のキャラクターが何を思うのかということと、
それが観客の心をいかに打つのかのほうが大事になるのですから。

その物語はベテランの脚本家の手によるものらしく、よくよく考えられ創りこまれたものという印象で、
「青春」についての明確なポリシーのもと、緻密な計算によって、伏線を張ったり布石を置いたりお約束描写の履行、
そしてクライマックスの感動シーンといった、膨大なピースをじつに的確に配置してあると感じます。
特に1話冒頭の、砂で作ったダムを決壊させて溜めていた水が流れ出るのを眺めるシーンは、
友情が各々が抱えているわだかまっていたものを溶かし新しい歩をしるし始めるという、4人の少女の成長に共通する形のメタファになっていて、
そのことに気付いた者からその心をがっちりと掴む仕掛けになっています。

ただしそこには落とし穴になりかねないものもあったように思います。
僕はあまりメタファとかを気にしながら観る性質ではないので、そういう人間からすると妙に観客を選別する構造が存在していたように思えますし、
あまりに緻密な構成は、観客に高度な読み取り力を要求する物語になりかねず、それはけっして優れたものということにはなりません、
この作品のような広い層を対象にした娯楽作では、メタファや伏線は物語を楽しむ中で自然と認知されるのが良い物語であり演出なのですから。
またサムシング吉松氏による泥臭いキャラデザも好みを分けてしまう面があったと思います。
同期の某キャンプアニメがニッチな世界を広く拡散することに成功したのに比べると、
この作品はどうも自ら収縮圧力の中に居ようとしていたと思えるのが気になるところでした。

また計算された物語では「必要」が「表現したいもの」に優先されがちになるという陥穽があります。
僕がそれを感じたのは、5話のめぐみがキマリへの悪感情を告白してからの流れでした。
そこでめぐみはキマリを怒らせて詰られて、罰を受けることを望んでいたのでしょうに、
それを一瞬でポイされては「友達」との器の大きさのあまりの違いに、却って劣等感に苦しみ続けることになるでしょう。
めぐみにとって恐ろしく残酷な展開なのに、これを美談として見せてきたあたりに、僕は物語の都合に流された「嘘」と「偽善」を感じてしまいました。

8話の、大波が打ち付ける甲板に飛び出すシーンも脚色を逸脱した「嘘」の例です。
報瀬母の命を奪った「危険な地」としての南極の閾値がこれで曖昧になってしまって、
以後の4人の南極での活動について「死との隣り合わせ感」が著しく減じてしまった気がしてなりません。
4人の南極行にいかに物見遊山的な印象を与えないようにするかは、この物語の当初からの課題だったのでしょうに、
これは悪手を打ったというほか無いものでした。

また南極とはキマリ達にとって青春の舞台以上のものではない分、観客にとってこそロマンを掻き立てるキャッチーな偶像であるべきものなのですが、
確かに作中の描写は必要を充たしていたと思うのですが、それがあまりにソツなくセオリーに則ったものだったことで、
むしろ事務的な作業が背後にあることを隠しきるのを、疎かにしてしまっている面があったように思えます。
このあたりが、なぜか南極の描写が食い足りない、という思いが最後まで消えなかったことの原因かなと思います。

それら以外は満点でした。

テンポのいいコメディ台詞の掛け合いが素晴らしくて、時間があっという間に過ぎてゆきますし、
細かな粗をすっ飛ばしながら進行するのが気持ちいいのです。
表現法自体はオーソドックスというかけっこう手垢のついたものを多用しているので、安心感と安定感は抜群にあります。

ついに南極に降り立ったときに出た言葉が「ざまあみろ」だったのは、その気持ちがよく判る大好きなシーンです。
様々な目的が重なり合っての南極行というのに、こんな記念すべき瞬間に限って負の感情が表に出てしまうのがなんとも人間らしいですし、
ことさら良い子ぶらないのが良いのです。
常識・現実主義・危険だから・高校生に出来るわけが無い、
何か新しいことを始めようとするときこういった「物わかりの良い」声がいつも邪魔をしようとする、
そんな声との勝負に挑んで勝ったのです、それもただ勝ったのではなく愚かだと馬鹿にされてきた頃の自分が、
どれだけ大事なものだったのかを確認できたのですから。

そしてこう叫んだ次の瞬間にはそんな過去はもうない、4人の目の前には未来だけがあるのです。
まー、はしたないといえばはしたないのですが、それを承知でこれほど共感を生んだシーンも、昨今のアニメでは無いのではないかと思えるのでした。
なんといっても彼女達はまだ高校生なのです、あえて人間の器のちっぽけさが見える部分をさらけ出すことで、
超人でも聖人でもない凡人が懸命になる姿の美しさが浮かび上がってくるのです、
なんて素敵なポンコツ達なんだろう。

この作品には様々なモノ・コトの入り口に立っている者をみる喜びがあります、
そしてこの一歩を踏み出した経験が圧倒的な糧となりその先に大きな未来が広がっている、そのことを予感して観ていて高揚感が止まりません。

とにかく未熟だから目的と行為と代償との間尺の感覚が不案内なのがいいのですね、
不器用で視野も狭いからまっすぐでしか自己を表現できない、でもそれがこのうえなく清清しい。
冷静に見れば勘違いなことも多いのだけれど、それこそが未知のものへの恐怖心を忘れさせ新しい世界に身を投じる原動力となるのです。
強く思うことが実現に繋がる、青春期の思い込みから始まるそれはその最初の経験であり成功体験です。
今はまだ4人だけの小さな世界かもしれない、人間としても「小っちゃい」ままかもしれない、でもこれは全ての第一歩なのです、
第一歩の踏み出し方を知った4人は、これから様々なものに向かって一歩を踏み出し、様々なものを吸収してきっと素敵な大人になってゆくでしょう、
その予感と限りない未来が広がる予感に胸が高鳴るのを覚えるのでした。
「これが青春だ」を軽々と超えていってしまうことこそが「青春」の「青春」たる所以なのだなあと。

そして砕氷船が一歩一歩進み大きな障害を確実に乗り越える描写は、4人の一歩にこのうえない力強さをもって祝福と励ましを与えているのです、
親の視線でこの作品を観ていた者にとってこれはこたえられないものがあります、
数多有る粗を気にさせないくらいにこのワクワク感には力がありました。
また成長したとはいっても沢山の弱さや至らなさを抱えたままなのは変わりませんが、
でもその中に未来の素敵な大人になる萌芽を認めて、肯定的にみる視点があるのがこの作品の優れたところだったと思います。

評価は「とても良い」です。

2018/05/18 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 2427 ホスト:2398 ブラウザ: 10172
【良い点】
南極にいくというスケールの大きさ、キャラの多さにも関わらず、ワンクール内で過不足無くコンパクトにまとめあげた点。
伏線を全て回収しましたね。

【悪い点】
もう少し彼女たちの旅が観たかったかな?

【総合評価】
視聴中は、常に劇場で映画を観ているような気分でした。
青春モノとして傑作だと思います。

もっと読む

「ただ南極へ行くだけの物語ではなく、友達とは?友情とは?という問題を始めとして、少なからず誰もが抱える人...」 by アスドフ


次のページを読む

この評価板に投稿する



2020/07/28 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 43678 ホスト:43875 ブラウザ: 8918 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事感動/涙流した/友情/楽しい/面白い/勉強になった/勇気貰った 
ストーリーとても良い(+2 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像普通(+0 pnt)
声優・俳優最高(+3 pnt)
音楽良い(+1 pnt)

もっと見る
1. 2017年秋アニメ。 by S・N
... 」は紅白出場や来年の劇場版あって話題を集めてる所ですが、 2期の世間的評価は「微妙」とか「手抜き」とか言われてまして、確かにストーリー面での粗は多くて、 完成度の高い作品とは言い難かったですね。まあ自分はそれなりには楽しめたけど。 しかし、同じ花田さんが担当した次回作の「宇宙より遠い場所」は何故あんなに ...
記事日時:2018/11/30
2. 感想だとか評価とか by rie-ru
... じゃないんだけど)。 たぶん、良いと思った作品に「書かせてもらっている」んだろうな、と思う。 本あまり読まない、アニメそんなに見てない、漫画そう、映画やドラマに至っては無知。 そんな人間がとりあえずここまで感想を書けているのは、やっぱり作品の力じゃないのかなって。 自意識過剰極まりないけれど「宇宙より遠い場所」「まど ...
記事日時:2018/11/10
3. 南極 by 素空
... て、宇宙より遠い場所を一気見ー。 沢山アニメ見て、その殆どを褒めない友人が、珍しく褒め称え大絶賛だったので期待しました。 一介の女子高生が苦難を乗り越え如何にして南極に辿り着くのか?!という話だとばっか思ってたので、 その辺はあっさりクリアしてしまって拍子抜け。意外と近いじゃん南極w ノリが終始けいおん??主人公が ...
記事日時:2018/08/15
[もっと見る]

作品の評価またはコメントの投稿欄

注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 漫画:宇宙よりも遠い場所
お名前 <=サイト内では一つのHNで。複数のHN使用は投稿全削除&アク禁対象です。実名ではないHNをお勧めしてます
この作品に対する評価文またはコメント文(丁寧な文面を心掛けて下さい)
※↑のボタンは評価のテンプレート[=形式例]を消すのに使って下さい
[コメント(?)]
良いと思う 普通と思う 悪いと思う
ルール違反の書き込みでなければ=>
↑上へ