[アニメ]彼方のアストラ


かなたのあすとら / ASTRA LOST IN SPACE
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注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 漫画:彼方のアストラ
アニメ総合点=平均点x評価数1,127位6,556作品中総合点24 / 偏差値51.45
アニメ平均点463位2,891作品中平均点1.50=とても良い/16評価
2019年アニメ総合点5位219作品中
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ストーリー2.29(とても良い)14
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声優・俳優1.86(とても良い)14
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作品紹介(あらすじ)

宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。
宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは……!?

「このマンガがすごい!2019 オトコ編 第3位」にランクイン!
『SKET DANCE』の篠原健太が描く大人気SFサバイバルストーリーが待望のTVアニメ化決定!
原作:篠原健太(集英社ジャンプコミックス刊)
監督:安藤正臣
シリーズ構成:海法紀光
キャラクターデザイン:黒澤桂子
日本 開始日:2019/07/03(水) 21:00-21:30 AT-X TV
[開始日詳細]
放送局
放送期間
放送日時
TOKYO MX2019年07月04日 -木曜 01時05分 - 01時35分
テレビ愛知2019年07月04日 -木曜 02時35分 - 03時05分
KBS京都2019年07月04日 -木曜 01時05分 - 01時35分
サンテレビ2019年07月04日 -木曜 01時30分 - 02時00分
BS112019年07月04日 -木曜 01時30分 - 02時00分
公式サイト
1. TVアニメ「彼方のアストラ」公式サイト
Twitter公式
1. TVアニメ「彼方のアストラ」公式 (@astra_anime) on Twitter
プロモーションビデオ (1個)
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最終変更日:2019/06/16 / 最終変更者:伏魔の剣 / 提案者:伏魔の剣 (更新履歴)
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2020/07/01 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:20(36%) 普通:12(22%) 悪い:23(42%)] / プロバイダ: 10273 ホスト:10155 ブラウザ: 8316
原作は未読でアニメの視聴のみです。

【良い点】
・あまり関係ない人物が出てこないので話がまとまっています。
・綺麗に終われていて良いかなと思います。

【悪い点】
・登場人物の設定がテンプレートのようで最初は面白くなさそうな印象を受けました。
(熱い体力馬鹿,天然ドジっ子,秀才眼鏡君,ツンデレトラブルメーカー,クール,イケメン,お調子者,ネクラ,幼い性格)
・細かいところでもう少し捻りが欲しかったと思います。
・重いテーマの割にあっさり終わるのが勿体無いと思いました。
・フニシアが見たサングラスの男は単なる脇役?

【総合評価】
自分がひねくれているのかも知れませんが、ポリ姉がコールドスリープしていた期間が12年というのが中途半端過ぎて、これは時間軸が違うか西暦を改竄しているんだろうなと思いました。
それまでの内容からして時間軸とか唐突に出てくるのは変なので後者だろうと予測できます。
5000光年を3ヶ月で移動できたりワームホールを作れるような科学力があるのに地球からアストラまでにあった5個の惑星に手を付けていなかった理由がわかりません。
通常であれば地球が滅亡したときと同じことが起こることを予想して複数の星を開拓するはずです。
戦争の原因になったとか、色々な理由によってアストラだけに絞ったとするなら、アストラで宇宙開発をするべきではありません。
近辺のマップをザックが持っていたので、地球もアストラから探索可能な圏内と考えられます。
地球に来れば隕石の衝突で地表は消え去っているかも知れないけど、人工衛星やスペースデブリを発見されれば嘘の歴史が発覚することになるでしょう。
現にアストラ号を見つけているわけですし。
移住した全ての人が次世代に一切伝えないということは非現実的なまでに徹底しているのに、すぐバレそうな宇宙開発はしているというのが矛盾しているように感じます。
出来ることならもっと多くの惑星を見たかったと思います。
そう思わせてくれるだけの魅力がある作品だと思います。
先に挙げた細かいことを忘れて楽しませてくれる作品でしたので、評価は「とても良い」とします。

2020/04/20 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:106(45%) 普通:27(12%) 悪い:101(43%)] / プロバイダ: 2588 ホスト:2508 ブラウザ: 8334
【良い点】
作画は標準レベル。

【悪い点】
まず「11人いる」のような知的SFサイコサスペンススリラーとして見るのは無理。ワームホールを飛ばされて平気というネタが出た時点で、この作者はSF設定には本気でないのがわかる。さらに、作品世界の雰囲気は、くだらないギャグの連続が続く学園もの的なので、何がおこっても、スリルやサスペンスが生まれない。サバイバルサスペンスものとして見るのも無理。何が起ころうと、都合のいい惑星に都合のいい食べ物が存在して、みんなハッピーというオチだろう、と思った時点でしらける。
かといって、人間関係のドラマとして楽しめるかというと、それも無理。キャラの描き方が恐ろしいほど幼稚だから。「くさいぞ、お前オナラしただろ?」ドッカーンと突き飛ばすシーン。「してないわよ。私はオナラなんて生まれて一度もしたことないわよ」。こういう小学生低学年のような、やりとりが、毎回でてくる。

【総合評価】
「誰かが深刻に傷ついたりはしない。ある程度の事件は起こるが、最後はみんな仲良くハッピーエンドになる」という雰囲気が安心できて大好き。これこそがエンターテインメント!という人は楽しめると思う。
これがマンガ大賞を受賞したのは、日本のコンテンツ業界の退化の象徴と思う。

[推薦数:1] 2020/03/05 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:179(72%) 普通:41(16%) 悪い:29(12%)] / プロバイダ: 4729 ホスト:4622 ブラウザ: 4721
【良い点】
・1クール作品としては究極の完成度。
・伏線や謎を散らかさず、ラストまでに綺麗に締めた構成。
・惑星を経由する事で各話で新しい発見と冒険が進む、念入りに練られたストーリー。
・ラストは余韻まで残したどころか後日談まで描写する余裕のある展開。
・最後まで作画は崩れず綺麗でした。

【悪い点】
・初見のキャラビジュアルは某国営放送の夕方18時枠っぽくて、手を出しづらかった。

【総合評価】

原作等あるのかわかりませんが未読、アニメのみ視聴の感想です。

まず一言、こんな完成度の高いエンターテイメント作品をリアルタイムで見逃していたなんて痛恨の極みです。
まだ視聴されていない方は、ぜひネタバレを見ずに一度見てほしく思います。

いつものようにリアルタイム放映前から知人より視聴を進められていましたが、
キャラのビジュアルが今一で遅れて視聴しました。

内容は少年少女の宇宙サバイバル漂流記という感じ。
序盤から漂流した原因を追求せず自分達の星に帰る事を目標に、各惑星で食料調達をしながら進むという内容です。
新たな発見や冒険、そして各キャラの紹介を各惑星に到着するごとに展開し、キャラ全員が「親との不仲、養子」など家庭環境に共通するものがある事がが明かされる。
その後、自分達の漂流は故意的に仕組まれ命を消される為の罠である事が見え隠れし、メンバー全員が自分の親のクローンである事、メンバーの中に親達が放った刺客がいるかもしれない事、世界の史実が嘘である事など壮大な秘密が漂流中に判明し、途中でコールドスリープ中のポリ姉を助けて帰還を果たす。
凄く簡単に説明するとこんな感じですが・・・

よくこれだけの内容をかけ足にならずに1クールで綺麗に纏めたなと感服です。
各キャラの掘り下げも十分で、誰一人欠けても話が進まないほどストーリーに密に関係しており、5つも惑星を経由しながら各惑星の設定にも手抜きがありませんでした。
あと、主人公のカナタですが陸上の十種競技をしている設定でしたが、私自身も陸上十種競技の経験者でありまして、第一の惑星ヴィラヴァースでの槍の投擲姿勢は今一でしたが、木に跳躍する際の助走の走り方の描写、第4の惑星イクリスでネームタグを取る際の棒高跳びの空中での足の振り上げ動作はとても上手く描写されていました。

最後に、作品全体として謎や秘密を最初から提示してひっぱるのではなく、中盤以降に謎や秘密があった事が判明し、しっかりそれらを終盤で解き明かして1クールで纏めている点や、序盤から中盤までのメンバー全員の紹介回を含めた冒険は見どころがあり、常時高い盛り上がりを維持しながら帰還のあとの7年後の後日談まで余裕を持って描ききった構成を最大に評価します。

久々に視聴しながら子供の頃の忘れかけていた冒険心が蘇りワクワクする作品に出合えました。
物語としては綺麗に完結していますので続編はないと思いますが、もう少しだけアストラ号の冒険を見ていたかった。

少し漠然とした評価となりましたが、評価は「最高」でお願いします。

2020/01/09 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1744(52%) 普通:872(26%) 悪い:755(22%)] / プロバイダ: 24573 ホスト:24646 ブラウザ: 8637
ある仕掛けが注目された作品ですが、私は漫画原作を既読済みなので初見の驚き
こそなかったものの、それを差し置いても宇宙へと放り出されたE班メンバーたちが
帰還のために力を合わせて宇宙を旅する、王道冒険譚としての完成度は高いです

一話ごとの山場があり、なにかと先が気になるように次の話へと繋げてられており
1クールアニメではこういうことも大切。原作既読で驚きはないと上で書きましたが
二度目ならではの、どこに伏線が忍んでいるのか。というところに注目することで
また違った楽しみ方もできて、今見るとポリ姉のスーツも元々の想定年代以上に
デザインが古くて、そこも考慮した上で作られていたんだろうなぁ。というのは
新しい気付きでした

1クールで完結する素材を無駄にせず良作に仕上げたのが見事でした

2019/12/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:504(71%) 普通:103(14%) 悪い:105(15%)] / プロバイダ: 651 ホスト:223 ブラウザ: 4721
そういえばこの手の宇宙漂流モノは久々に見る気がしますが、
さて本作に付いて言うと原作からして評判の高さは聞いていたけど
実際に今回のアニメ化に関しては評判通りの出来という事で
全話視聴した率直な感想を申せば全体的にソツの無い造りだったと思います。

それでは本作で良かった点を簡単に言えば単純にストーリーの続きが気になる所で、
特に漂流した子供達がどの様にしてアストラまで生還するのかとか、
或いは子供達を罠に掛けた黒幕の正体や目的だったり、
後は子供達の中に混ざってる刺客が誰なのかと色々と興味を持って視聴する事が出来ました。

さて本作に付いての印象を言うと当初は特に強いインパクトは無かったけど、
ただ回を重ねる毎にキャラも立って来るのと同時に成長も見られて、
さらにドラマを積み重ねて段々と作品として熟成されて行きながら
ラストに関しても後味の良い終わり方を迎えられた上に、
しかもエピローグまできっちりと見せてくれた点も視聴者側としては満足度が高く、
そして何よりもアニメだけで完結を迎えられたのがポイント高いですね。

後はキャラクターに付いては主人公であるカナタのキャラが良かったというか
彼が見せる行動力の高さがリーダーとして相応しかったと思うし、
それに漂流に遭った子供達の旅路は過酷で命懸けの物であったとは言え、
それでも厳しい環境を共にした仲間達だからこそ芽生えた絆も有りながら
過酷な旅路の中にも大切な物を見付けられた喜びが有って、
そして最後にアストラまで無事に生還した時には
アストラ号での旅路を良き思い出として語れる皆の言葉にはグッと来ると言いますか、
視聴者側としても今まで作品を観て来て子供達の旅路を見届けて来たからこそ
皆が生還を果たした時に語った旅路の思い出には十分の共感を示せる物が有りましたが、
何はともあれ本作に関して言うなら非常に良質なストーリーを見せてもらえたと思いました。

それでは最後に本作の評価に付いては「とても良い」にしたいと思います。

2019/10/08 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:53(67%) 普通:8(10%) 悪い:18(23%)] / プロバイダ: 18980 ホスト:19133 ブラウザ: 5213
良い点
・シナリオの最適化
全5巻の短い漫画原作とはいえ、1クール(実質14話相当)のTV放映に収めるには高密度な為か、どうあってもカットは止むを得なかったようですが、その上で巧く優先順位を定めて取捨選択してみせた事で理路整然とした構成になりました。
まず上手いカットとして、仮にも遭難経験者のカナタの話を聞いていながら、実際に必要なサバイバル知識が説明された状況で尚「何かサバイバル知識ペラペラ喋り出した!」と場違いなツッコミ、
アストラ号内の異変に気付いて、カナタにのみ報せるのが適切だと判断していながら、その前の時点でフニシアに漏らしていたザックの不手際、
ヴィラヴァースで、ウルガーとの取水作業での沈黙に居た堪れなくなってカナタたちに合流してきたユンファ(この時点での消極性のキャラぶれや、上述のザックの件も含めて拙いミスリードを排除)、
に関しては自然にできていました。
また「アヌティメッタダイボモモ」(誤)での反重力シューズの破損による、後のフニシア救出やポリーナの仲間のIDタグ奪還での、カナタの十種競技選手としての必然的な能力披露、
早期の自己紹介(そもそも原作の「アストラ号で生活を共にしていた最初の3日間で自己紹介をしていなかった」設定自体が不自然)、
シャムーアにて、キトリー放屁疑惑の天丼ネタから人生初ドロップキックでの0.85Gの体感、キャンディプラントの保存性の低さに色々な意味で沈むカナタまでの「腐臭」を軸とした構成、
キトリーとフニシアの実姉妹疑惑に至る経緯を、ポリーナへの輸血に際しての詳細な血液検査に絡めた展開(並びに以降の疑惑解明に打って付けのサンプルが偶然あったという御膳立てが過ぎる設定もカット)、
事件の核心に迫る状況をイクリスの出発直後にし、そこで沈んだ空気を「惑星イクリス無事出発おめでとう、ポリ姉歓迎&ザックとキトリー結婚おめでとうパーティ」で払拭、そして再起に至るまでの流れ(危険なイクリス滞在中に頭を悩ませる悠長さを払拭した判断に優しさがあり、またルカの「(前略)パーティ」の装飾デザインが、旅の思い出を全て詰め込んでいて感慨深い)、
カナタがメンバーの様子を見に行った順番(そもそも実父の顔を知らなければ情もないルカ、絶縁したと云うシャルス、既に失望していたウルガー、尊敬はしていたが強い恐れも抱いていたユンファ、そして十分な愛情を受けて育まれていた事を理解しているアリエスと、彼らの親との距離感(の近さ)に比例した順番で構成されている)
といった、原作のシチュエーションを一層必然的且つ効果的に見せる構成も見事でした。

・光が射した最終回
たとえ「愚か」と称されるような歴史だとしても、その全てが否定されるべきではないとポリーナの明確な目的が示された事で、封印された技術に対しても一層ポジティブに受け止められるようになり、
事件の顛末を綴ったメールを、それを握り潰せるような所に直接送らず、信用できる筋としてウルガーの兄・フィンと協力関係にあったグレース警部を挙げて、彼への伝手をアリエスの母・エマを通じて得た機転、
そして呪いのように亡きフィンに拘泥している父・ゲルトに、眼前でニット帽を被った瞬間にフィンと重なる姿を見せたウルガー、
卒業式で涙ながらに写真撮影をした惑星キャンプの引率だった教師や、アリエスの結婚報告を聞いてつい拍手していたユンファのコンサート会場前のスタッフといった脇役の活用に至るまで、
最終回では「シナリオの最適化」以上に物語の奥底に沈んでいた、原作では日の目を見なかった要素を深く掘り下げてくれました。
特に3番目は、物語の根本的な設定に対するゲルトの「(長男・フィンが犠牲になるぐらいなら、死ぬのは)お前ならよかった」なる矛盾した科白について、"ウルガーとの真の関係"を鑑みると、キトリーの言葉を借りれば「同じ人間」、つまりウルガーを同一視していたと考えられ、そんなゲルトにしてみればフィンは「鳶から生まれた鷹」であり、彼とウルガーの差を目の当たりにする程に、自身の無様さを浮き彫りにさせられたような妄想を抱いた事でしょう。
だからこそ例の科白は、自己否定の発露(言い換えれば「生まれ直したかった」)であり、それをウルガーの眼前で尚も繰り返すも、その侮辱対象の姿にフィンの影を見れば益々悔しがりもする、といった見方もできる脚本捌きでした。
まさしくアリエスの言う「手を伸ばした闇の先に光が射した」というべき秀逸な脚本でした。

・シチュエーション毎の細かい設定や演出
宇宙空間に放り出されて、まず慌てて自分のバッグを探し、その中のニット帽を見つけて安堵、取り残されたアリエスを確保したカナタの復路の分析でカメラを構える手つきになるウルガー(映像分析機能はクラストスーツの標準装備だが、劇中で最初に起動させたのがジャーナリストを志す彼だったのが印象的)、
宇宙空間での冷凍みかんの効果的配置(アリエスの窮地の強調や、太陽光の遮断による前途多難の暗示)、
カナタのタブレットの写真に映された亡き先生の装い(第1話ラスト)、
とあるセピア色の過去(色々な意味で秀逸な演出)、
イクリスでのアリエスの発案の意味を明確にした果物の色設定、
クライマックスでメンバーの悲嘆・落涙にリンクしている雪のような発光物体(これは原作と同じだが、「降る」というアニメーションとして表現された事で、この演出を明確にしてくれた)、
そして上述に対応するかのように、ガレムの夜明けと共に上昇していった雪のような発光物体
など、細部に渡る作り込みには唸らされました。

・HANDSHAKE
第1話からして、惑星キャンプ出立直前でアリエスが「メンバー全員と友達になりたい」とキトリーの手を握る事に始まり、カナタとアリエスの帰還が絶望的な状況に気落ちするキトリーの手を握るフニシア、それにザックが着想を得て残留メンバー7人の手繋ぎ(ウルガーは進行角がズレた2人を受け止める役割だったが)で2人を確保、
それでも尚も前途多難な状況でも「手を繋ぐしかねえ」と言うカナタの手をアリエスが、以降をキトリー、ザック、ルカ、ユンファ、シャルスが、離れた所でウルガーとフニシアが繋いでいき、そこで更に帰路を割り出すまでの構成が上手く出来ていました。
以降では、事件の核心に迫った後のアリエスとポリーナの会話の回想でも、幼少のアリエスとエマが手を繋ぎながら帰り、
「(前略)パーティ」用に、ポリーナを加えたメンバー10名が手を繋いでいる紙細工が作られ(詳細は第11話ED映像)、
過去にセイラを助けられず虚空を掴み、今の窮地を救ったカナタの"右腕"に触れたシャルス、
黒幕の全貌を暴くメールの送信の前に、円になったメンバー全員の手の重ね合わせ、
世界政府からのお出迎えにたじろぐアリエスに手を差し伸べたカナタ、
光の先に手を伸ばしたアリエスと、「宇宙の彼方」に手を伸ばして指で示したカナタの重なり
と、何度も「手を繋ぐ/重ねる」事の重要性を示してくれました。


悪い点
・ビミョーな不足
最初の補給で滞在したヴィラヴァースの周辺に聳えていた「多数の棒状の何か」(多分、宇宙SFの定番の装置だろうが、その辺に明るくない私にとっては言及が欲しいところ)、
シャムーアのポールツリー周辺に「動物の死骸が堆積していた考証」や、タルサボテンの「貯水量のネック」(後者はそれを解決する手段としての設定が、ポールツリーの設定と噛み合わないなど都合が良すぎた事からカットされたようにも見えるが)、
アリスペードでの「陸上生物がいない根拠」やイクリスでの「植物の生態調査」、
そしてメンバーの一部回想や他愛ない会話
と、取り分け補給で滞在した惑星に関する設定は等閑になる傾向でした。

・払拭し切れなかった原作の粗
自分の認識の限りで単純に羅列すると、
専門分野に関する発想でアリエスに後れを取ったザック、
黒幕の目的である記憶移植に対する自我の保証の説得力不足、
成人してから女性キャラが関われなかった宇宙探検
です。


総合評価
原作からして、古今東西あらゆるSFの美味しいところ取りしながら堅実に仕立て上げたであろう(元ネタこそ碌に知らないものの、その派生した作品は多分、結構見てきている)王道宇宙冒険譚ですが、
その中で渡り継いだ惑星の生態や環境に関する検証・考察のウェイトを下げつつ(しかし物語としての優先順位をよく弁えている)、一部意味を成さない科白や応酬、ミスリードを誘発するだけの揺らぎをカットして筋道を的確に補整、キャラクタードラマに重きを置いたシナリオとして更に洗練されました。

このキャラクタードラマは、「(前略)パーティ」の準備も秀逸でしたが、何より、映像として見たい欲求に駆られた「原作表紙のシチュエーション」を最初から拝めた事には歓喜の衝撃ばかりでした。(厳密にはそれを反映しているのはOP映像だが、劇中のシチュエーションは最高の出来だった)
その所作を場当たり的な演出にせず、最後まで貫いてみせた事で今作に於ける根源的なテーマとして確立され、物語の深みを確かなものにしてくれました。
「人と手を繋ぐ」事は愛が伴わなければ出来ない、まさにこの物語にとっての『画竜点睛』でした。


最後に、アニメオリジナルで、妙に擽られた場面について。
第9話の、ポリーナとの会話でのアリエスの回想にて、幼少期の彼女が一人「都度、地面に輪を描きながら渡って行く遊び」をしていた時、迎えに来た母の姿を見るや否や、輪など描かず一直線に母の元に駆け出して行った場面です。
当時のアリエスにしてみれば、無邪気に「遊びは終わりにして、お母さんと一緒にお家に帰りたい」だけだったのでしょうが、これを回想していた彼女の「母から受けた愛を信じている」心境を考えると、
言葉にすると子供っぽいというか、陳腐なのですが、「アリエスにとっての『愛』とは、どんな障害だって飛び越えて、求める場所に行けてしまう程の力がある」という事なのでしょう。
幼い頃の他愛ない日常の一幕から切り取り、今のアリエスの心情にリンクさせる事で深い意味を持たせた、シンプルながらも白眉の表現でした。

2019/09/29 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:443(47%) 普通:322(34%) 悪い:172(18%)] / プロバイダ: 48741 ホスト:48801 ブラウザ: 8286
【良い点】
・各惑星の特徴:もっと奇想天外な星があっても良かったとは思うが、それでも割と星ごとに特徴もありハラハラするアクシデントがあったのは良し
・エピローグ:充分な…とまでは行かないがそれなりにきっちりとエピローグを描いていた事

【悪い点】
・視点:もうちょっと親側の言い分も出して欲しかったかなぁ、たいていが単なる我儘なのだろうし勧善懲悪的と言うか狙ってそうしたのだろうがもう少し親側の言い分も聞いてみたかったのが本音
・歴史改竄:物語の真相としては問題なく楽しめたのだが、移民第一世代が全員真相を隠しきったと言うのがご都合主義が過ぎるかなぁと、全員黙るしかない程の酷い目にあったと言うのも理由としてはちょっと弱い

【総合評価】
原作未読、ただしアニメ最終話視聴後に少しづつ原作を買い始めている

惑星事の特徴が個人的には魅力であった
とはいえ地球の常識からもっとかけ離れた要素があって欲しかったとは思うが、植物に追いかけられて船破損等地球上ではまずありえないであろうトラブルに見舞われるのもスリルがあって良かったかと

最早物語としては関係ない部類だが、最後はアストラ号を買い戻すよりは新造艦を買った方が良かったかなと
劇中的には最早骨とう品レベルの古い船な上に結構無茶もしたわけで

[推薦数:1] 2019/09/28 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:379(66%) 普通:151(26%) 悪い:46(8%)] / プロバイダ: 20520 ホスト:20361 ブラウザ: 8244
【良い点】
完結したこと。きちんと完結する作品ってあんまりないので。
キャラがきちんと立っており、いてもいなくても同じという人間がいなかったこと。どのキャラも好きだった。

【悪い点】
各惑星での物語が単調。2クールなら各惑星での物語をもっと濃密に描けたのだろうか。なんか立ち寄って食糧あつめて、地元の生物に襲われて、誰かがピンチになってカナタが助けての繰り返しだった。
せっかくポリ姉が仲間になったんだからもっと絡む機会を増やしてもよかったのではないかと思う。
尺の関係かOPやEDが結構削られていたので、盛り上がりポイントが少なかった。

【総合評価】
宇宙に放り出され、遭難した9人の少年少女が帰還するまでのSFミステリー。

謎の球体に吸い込まれた9人が投げ出されたのは宇宙。そして全く見たことのない星の上空。
本来ならそこで終わるはずだったすぐ近くにたまたま宇宙船があり、そのお陰で彼らは生き延びることができた。
彼らは宇宙船にアストラ号と名付け、そして故郷を目指す。

途中で、謎の球体は実は殺害が目的だったと気付き、一気にミステリーが加速していく。あの球体で宇宙に放り出すというのはわかったが、一体誰が何の目的で、そしてその暗殺者は9人の中にいる。

普通なら内部で疑心暗鬼になるところを謎のサバイバルの心得を説くカナタによって人心を纏め上げることで、長い帰還の旅を勧めていく。

物語の当初、どうしてこの9人のうちフニを除く学生達はなぜか普通の学生とは思えない連中ばかりなのかと不思議に思うが、それがこの作品の核心の一つにつながっている。

この物語は、数多くの伏線が張られ、そして彼方のアストラに二重三重の意味がこめられ、さらにたまたま宇宙に投げ出された先に謎の宇宙船アストラ号があったことで世界の秘密までも関わる内容にしたてあげるという点で良作だったと思う。

2019/09/25 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:399(59%) 普通:103(15%) 悪い:177(26%)] / プロバイダ: 26906 ホスト:26705 ブラウザ: 4723
原作未読。

第1話見たときは昔NHKで放送していた「無人惑星サヴァイヴ」の二番煎じに思え、
世間的に持ち上げられているほど面白いとも思えなかったけど、なんだかんだ言いつつも
最後まで視聴して良かったと思えましたね。

前半部分はカナタ達B5班のメンバーそれぞれにスポットを当てたストーリーを展開する一方で、
光の球体、裏切り者の存在、親達の冷たい対応など、物語の核心に繋がる謎が次々と提示されていきましたが、
ストーリー自体はそこまで盛り上がらないものの視聴者の興味を引く牽引力の強いシナリオ運びだったかなと。

中盤からコールドスリープしていた大人キャラのポリ姉の加入を経て、B5班のメンバーの正体や、
世界の真実などが明かされてからはカナタ達に一層感情移入出来て、何としてもアストラに
帰還してクズ親共を成敗して欲しいと思いながら見てました。

伏線に関してもキャラのセリフをよく見ていれば非常によくできていて。こじつけ臭い描写
(昔出したソレっぽいセリフや行動を実は伏線だった事にするというの)が一切ない。
読者の反応や引き延ばしに左右されない起承転結のしっかりした短期作品だから出来たことでしょう。

ただこの作品面白かったけど、今一歩盛り上がりきらなかったんですよね。
謎が明かされる展開も説明臭くてメモを取らないとややこしいし、最終回も一波乱あるかと思いきや
全部大人たちが解決してくれて、クズ親達もあっさり逮捕されて些かカタルシス不足でした。
あと個人的にシャルスの裏切り者展開は少し分かりやすすぎたかなと(セイラの話やクローンだと知っても
あまり悲しそうじゃなかった)この辺は匙加減難しいのかな・・?

ストーリーやキャラクターも嫌味は無かったし、非常に完成度の高い作品だったと思います。
ギャグに関しては賛否両論みたいですが、個人的には鼻につかなかったです。
評価はとても良いに近い「良い」にしたいと思います。

2019/09/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:67(64%) 普通:20(19%) 悪い:18(17%)] / プロバイダ: 910 ホスト:908 ブラウザ: 5173
【良い点】
最初バラバラだったメンバーがまとまっていくところ。それはやはりカナタのリーダーシップによるところが大きい。
あんまりああいう熱血キャラは好きじゃないんだけど、みている私でさえもカナタについていこうという気になる。
そして次第にわかってくる世界の真実!もうドキドキがとまらないっすよ。メンバーが集められた理由、世界の秘密、
予想もつかない刺客の正体…。

刺客の正体については、私はシャルスかフニのどちらかかなと思ってました。

カナタが腕を失くしたとこは見ててつらかったな。

個人的に好きなのはルカです。てか人気ランキングでも1位らしいっすね。

歴史の書き換えについては、ありうるなあと思います。まあここで言うのが適切かどうかわかりませんが、敗戦後すぐは誰も「日本は悪かった!」とか「戦争は悪」なんて思ってなかったそうじゃないですか。それがGHQによって自虐史観に書き換えられてしまった。そしてそれが今では普通になってる。意外と簡単なんじゃないですか、歴史の書き換えなんて。

2019/09/22 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 8413 ホスト:8443 ブラウザ: 10416
【良い点】
作画が素晴らしい。
原作に忠実だったこと。
ところどころ入るオリジナルの描写も良かった。
全体的にシナリオが安定していた。
1話、11話、12話は特によかった。
伏線も素晴らしかったと思う。
スケットダンスのキャラが映るパロディーシーンがあったこと。
【悪い点】
ギャグパートが微妙。
大移動した第1世代が、記憶の消去なしに秘密を守り続けたという点が少し無理がある気がする。
最初の方はあまりキャラに魅力を感じなかった。
【総合評価】
全体的に面白かった。
彼方の生き方がすごくカッコよかった。

2019/09/20 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:13(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 25448 ホスト:25362 ブラウザ: 5173
原作既読済みです。
アニオリ要素も多く僕は既にこの作品のキモとなるタネを知っているのに楽しめました。
特に上手いのが1話のアリエス救出の件でB5班全員で助けると言うアニオリ展開があるのですが、
それが原作1話でやや薄かった盛り上がりに一役買ったと共にクライマックスの重要な要素になった点ですね。
それ以外にも結構原作と違う構成になっているので見比べてみると面白いのかも知れません。

マイナスポイントとしましては原作のジュブナイルものとしてのドラマ要素を優先した結果、
惑星サバイバル的要素が結構カットされてしまった傾向がある点でしょうか。
まぁワンクールで納めないといけないので苦渋のカットなのでしょうがちょっと残念でした。

ただまぁそれを踏まえても圧倒的に原作愛のあるアニメ化だったと思います。
作画もかなり綺麗で安定していたし声優さんも皆素晴らしい演技をしていました。
原作からかなり完成度が高かったのでよっぽど改悪しなければ面白さは保証してるだろうと思ってましたが、
それを踏まえても大胆に組み替えつつシリーズ構成を上手い事調理したと思います。
原作が面白いと思った方には絶対オススメできる作品だと思いますね。

評価は原作と同じく「最高」です。

[推薦数:2] 2019/09/20 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:723(73%) 普通:244(25%) 悪い:27(3%)] / プロバイダ: 11608 ホスト:11541 ブラウザ: 9186
素晴らしいSFジュブナイルだった。古い人間だから、こういう良作は一年でじっくりと見たいけれど。

宇宙で遭難してしまった少年少女が、困難を乗り越えて帰還する話。ジュブナイルの定番ともいえる設定を、奇を衒う事無く真っ直ぐに描いていました。握手もしない口もきかない、そんなバラバラの子供達が、困難を一つ一つ乗り越えていく度に、その絆を深めていく。反発も衝突も、疑念の焦燥も、登場人物が持つそれぞれの個性を生かして、前進への力へと変えていく。
そこには原作者、製作者の温かいまなざしがある。子供達を信頼し、その帰還を信じる、愛情のようなものがあった。だからこの作品には、余計なモノが出てこない。物語を盛り上げるための都合の良い悪意や、「人間の本質」のような薄っぺらな言説は出てこない。
子供達の成長物語に、そのようなモノは必要ないのだ。

今となっては珍しいなったSF作品ですが、その描写も素晴らしい。科学的妥当性とかじゃなく、未知の世界に対する好奇心でSFが描かれている。立ち寄る星々の不思議な植物、奇妙な動物、驚きの自然現象。登場人物達のドキドキやワクワクを一緒に感じられるSF世界だったと思う。
それでいて、無重力での様々な挙動(僅かな水が吸い込んだだけで溺れてしまう。それを乾いた布で吸い出して助ける)や、ヘルメットの振動で伝わる声のくぐもりなど、はっとする描写が織り込まれていたりもする。

サスペンスフルな要素をはらみ、ミステリーのように物語世界の謎を追いながら進展する展開は、物語をしっすりと駆動させ(だからこそ、もっとじっくり見たかったと思ってしまう)、それが解き明かされた時、物語世界そのものが主人公達と共に一歩成長するという流れは見事。

そして何より、1クールに収めるため色々と無理しながら(イイOPなのにカットされる事が多い)、それでもきっちりと後日談を描いてくれた。そう、冒険が終わっても人生は続いていくのだ。
いや、その冒険を通じた成長が、登場人物達の人生にいかなる実りをもたらしたのかこそが、本当に描くべき事なのではないだろうか。あの日々を青春だと振り返られる程に時間が経った後、彼らはいかに過ごしいかに生きていくのか。そこまでちゃんと描いてくれた。
最終回は感激もひとしおだった。

苦言という訳ではないけれど、中の人の話。
密室群像劇なので、舞台演劇と親和的なのかもしれない。そのせいなのか、中の人の演技がおしなべて大きい。特にカナタとキトリーの中の人は、一瞬でフルスロットルの演技になるので、役者の演技が画面をはみ出ているように感じた。
カナタの声なんかカッコ良すぎて、少年じゃなく完全に男の声だったし。
声を抑え込めるほどの精度をアニメーションの側でも出してくれればよかったのにと思う部分もあった。

頭で書いたように、ほんと一年じっくり見てみたかった。こういう良作は、だらだらと長く見ても耐えうる作品だと思うんだ。
とても良い作品でした。
[共感]
2019/09/20 素晴らしいSFジュブナイル、全く同感です。未知の世界に対する好奇心こそSFの醍醐味、その通りだと思います。(コメントにて疑似的に推薦) by てとてと

2019/09/19 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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最終回まで視聴したので確定評価。う〜ん、イマイチ・・・

【良い点】
・子供向けなら許される程度には、冒険と理想を謳いあげる姿勢が評価できる。

【悪い点】
・前回コメントでもツッコンだが、あらゆる局面でツッコミ属性には無視
できない疑問、矛盾に対し横車を押す態度。ネットで作者が言い訳してたが、
「少年漫画」を免罪符に適当な描写や「偶然」を乱発するのは感心しない。
・無理矢理で頻繁な危機演出、感動演出が露骨でシラけてしまう。もう少し
自然にドラマを誘導できれば、こんなにも叩かないが、作者(監督?)は説得力を
持たせたドラマ展開が非常に下手。

【総合評価】
「普通」。子供には見て欲しい?と思うが、個人的にはツッコミ通しだった。

※宇宙空間に放り出された先で、アストラ号が到達可能範囲にあったなんて
偶然はあり得ないんじゃないの?一応宇宙船がある理由は説明されたが、
それこそ星の数ほど宇宙船が放置されていない限り、助かる範囲に出たなんて
無理があり過ぎる。自分が説明するなら、もうちょっとマシな言い訳を考える
(ネタバレになるので説明は自粛) 。
※銃規制が大変厳しい世界なのに、なぜウルガーは復讐の手段として銃の練習を
していたのか?頭悪すぎるんじゃないのか。 爆弾か刃物を選ぶべきでは?
銃なら拳銃じゃなく狙撃銃じゃないの?またグルー「ガン」が粘着剤を
銃弾のように撃ち出すシロモノだったなんて、このアニメを見るまで思いも
しなかった。粘着剤の弾速は銃弾と同じなワケ?飛翔物を銃撃してるんだから、
そうでないと当たらないだろう。
※ポリ姉を発見する偶然もちょっと出来過ぎ。一応言い訳してたが、そんな
簡単な確率じゃないだろう。
※「ズレ」の設定幅が短すぎる。作中の数字は、判り易いが説得力に欠ける。
自分なら5〜10倍程度には拡大する。
※遭難事件の真相と「大仕掛け」は完全にリンクしているわけではなく、
ミステリとしては出来が悪い。

などなど・・・書ききれないほど疑問や違和感だらけ。
ツッコミ属性にはなかなか辛かった。「主題」であるリスクと挑戦、人生の
選択に関する部分は悪くないが、総括としては「子供向け」と定義しないと、
無理のある雑な作品だった。

2019/09/19 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:3(50%) 普通:1(17%) 悪い:2(33%)] / プロバイダ: 604 ホスト:503 ブラウザ: 8988
全話視聴済み。原作はリアルタイム連載時に読破済み。
いちファンとしてこの度のアニメ化はとても期待していました。
結論としては期待に見事応えてくれた作品だと思います。

本作はネタバレすると作品の魅力を大きく削いでしまうため、核心部分はボカして記述します。

【良い点】
・スタッフの熱量
原作では全5巻の短い中、刺客の正体、カナタ一行の共通点、一行とポリ姉との認識ズレ、
様々な謎と伏線をばら撒いてほぼ回収しきった構成力に感嘆したものですが、
(未回収なのはウルガー兄の顛末の真相くらい。但し作中の描写から推測は可能)
アニメでは全12話とさらに短く制約が厳しい中、よく纏めきってくれました。

もちろん全てを拾うわけにはいかず、フニの遭難等丸々カットされたエピソードもありますが
物語全体を俯瞰して削っても影響の少ないものを選んでいることが見て取れ
そのあたりの取捨選択も良かったと思います。
何より、初回と最終回を1時間枠にしたり、タイアップの意義を案じてしまうくらいOP/EDをカットしまくったり、
ここまでして少しでも放送時間を稼いだ上でのカットなのだから納得もできるというものです。

また、アニメオリジナル展開や補完もちょくちょく挟まれ
時にはエピソードの順番を入れ替えて原作より自然な流れにしたりと小技も光ります。
1話のカナタとアリエスの救助シーンをメンバー総出の手繋ぎに変更したのは、
11話のラストを見越しての事だったんだなぁ、とか。
中でも特筆すべきは、前述のウルガー兄の真相に触れウルガー個人の因縁に決着をつけたこと。
有耶無耶になっていた部分だったので、サプライズであると共に嬉しかったですね。

総じて、スタッフの原作への理解と注ぐ熱量が素晴らしい作品だと感じました。

・原作の知名度を押し上げたこと
完全にファン目線ですが、これが一番大きいです。
巷では本作がSFジャンルに含まれるか否かの論争に波及しネットニュースにもなっているようですが、
宣伝効果という意味ではこれ以上の追い風もないでしょうね。

【悪い点】
・一部演出
カナタ「○○○○って何だ?」のシーン。ここは原作の方が絶対良かったです。

原作はカナタの顔のアップで、主人公として最も読者に近しい位置にいたはずの彼が
突然別世界の生き物に変貌したかのような錯覚を覚える秀逸なコマでした。
一番衝撃を受けたシーンだったので、これをアニメならではの演出を加えてどのように見せてくれるか
特に期待していたところでしたが・・・
アニメではポリ姉の方を映してカナタはセリフのみ、という演出に差し替えられていました。残念です。

アニメ視聴組で原作未読の方は、実際に見比べてみれば
私の言いたいことは理解してもらえるかと思います。(販促)

【総合評価】
残念に感じたところはあったものの、総合的には非常に満足できましたので
評価は「最高」です。
SFとはかくあるべし、という方には視聴をお勧めしませんが
(件の論争に身を投じてしまうことでしょう)
どんでん返しが見たいミステリー好きの方にはお勧めしたいです。
予想は裏切っても期待は裏切らない、そんな作品です。

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「80年代SFサスペンスアニメの焼き直し感が強いなリリィキャットとかねSF設定もガバガバだしギャグも大して面...」 by 止まり木


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2020/04/02 好印象 by (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 18332 ホスト:18248 ブラウザ: 9181 [編集・削除/これだけ表示]
感じた事熱血/面白い/勇気貰った 
ストーリー最高(+3 pnt)
キャラ・設定とても良い(+2 pnt)
映像とても良い(+2 pnt)
声優・俳優とても良い(+2 pnt)
音楽とても良い(+2 pnt)

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